みんなの議会

紋別市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日

(1)災害に強い地域づくりについて/(2)住居表示の展開スケジュールと具体的取組について/(3)医療対策について/(4)東京直行便の利用促進について/(5)市内産業の振興策について/(6)中心市街地活性化について/(7)廃棄物処理について/(8)環境基本計画の策定時期とその内容及び太陽光発電補助と貸付制度について/(9)障害者関連計画に基づく具体的取組について

2012年3月12日、紋別市議会の一般質問で、飯田弘明議員が「災害に強い地域づくりについて」「住居表示の展開スケジュールと具体的取組について」「医療対策について」「東京直行便の利用促進について」「市内産業の振興策について」「中心市街地活性化について」「廃棄物処理について」「環境基本計画の策定時期とその内容及び太陽光発電補助と貸付制度について」「障害者関連計画に基づく具体的取組について」について質問し、市長 宮川良一、庶務課長兼行財政改革推進室参事 寺井志郎、技監兼広域病院連携推進室次長 高野昭一、健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直、健康推進課参事 佐々木律子、観光交流推進室参事 長谷川恒、農政林務課長 野呂田厚司、農政林務課参事 徳正修一、水産課長 渡辺史、港湾管理事務所長 志子田悟、建設部長兼広域公園推進室長兼まちづくり推進室次長 前田厚、環境生活課長 木原敏一が答弁しました。

質問者
飯田弘明 議員
答弁者
市長 宮川良一、庶務課長兼行財政改革推進室参事 寺井志郎、技監兼広域病院連携推進室次長 高野昭一、健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直、健康推進課参事 佐々木律子、観光交流推進室参事 長谷川恒、農政林務課長 野呂田厚司、農政林務課参事 徳正修一、水産課長 渡辺史、港湾管理事務所長 志子田悟、建設部長兼広域公園推進室長兼まちづくり推進室次長 前田厚、環境生活課長 木原敏一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 飯田弘明

おはようございます。私は21の会の会長として、市長の市政執行方針について、さきに通告した順に従って質問させていただきます。厳しかった冬の寒さも和らぎ、暖かい日差しが増す中、外で遊ぶ子供たちの声が日増しに多くなってまいりました。昨年は3・11の東日本大震災が発生し、戦後の日本人がかつて経験したことのない未曾有の事態に見舞われ、日本国民が一丸となって復旧復興に努めてまいりました。当市においても、復興支援に向け、義援金、義援物資、そして職員を派遣するなどの支援に努め、ちょうど1年がたちました。そこには大きな困難にも負けることなく立ち上がろうとする力強い姿勢に勇気と希望を覚えさせられ、また経済活動のみならず、人のきずなを深めるとともに地域間の連携を強く感じさせられました。この時期になると当市においては基幹産業の一翼を担う漁業も本格始動することから、より活気が増し、農林漁業についてもさらなる可能性と向上を目指し、育てていくことが重要となります。商業や観光においても当市は条件に恵まれた港湾や空港を有しており、他の地域と比較しても一歩も引けをとらない条件が整っております。また、大きな懸案となっている広域紋別病院につきましても移転が決定したことから、今後どのようなまちづくりを行っていくかが課題となります。環境問題や災害対策も含め、市民生活の重要な課題となることから、どれだけ地域住民の安心のかなめになるのか、さらなる構想を深めていくことが重要です。これら諸問題が山積してはおりますが、市長を中心に市民の声や思いを的確に受けとめ、問題解決に立ち向かうことが肝要だと考えます。宮川市政の2期目の最後の本格予算でありますので、元気な紋別をつくり上げていく姿勢をお聞かせください。それでは、質問させていただきます。初めに、災害に強い地域づくりについてであります。昨年3月11日に発生しました東日本大震災の犠牲者は1万5,000人以上に上り、震災の発生から1年が経過した今も依然として3,000人を超える行方不明者となっており、いまだに捜索活動は難航をきわめております。この1年、全国でその影響と思われる地震も多発しており、気象庁地震津波監視課の発表によれば、昨年1年間に震度5以上の揺れを記録した地震は68回、統計をとり始めた96年間で最も多く発生した年となっております。その内訳は、震度7の東日本大震災、震度6強4回、震度6弱4回、震度5強17回、震度5弱は42回、またマグニチュード5以上の余震が579回発生し、1994年に発生した北海道東方沖地震の2倍に達しているなど、今後も警戒していかなければなりません。さきのシンポジウムでも北海道太平洋沿岸に63メートルもの大津波が襲った形跡があるとの発表がありました。比較的安全とされているオホーツク海沿岸でも決して油断することはできません。市政執行方針においても地域防災計画を改訂することが示されましたが、具体的な改訂の内容をお尋ねいたします。また、北海道では2015年までに、道内4地域に分け、具体的な被害軽減策を盛り込んだ減災計画を策定する予定となっておりますが、この減災計画の内容と紋別市の掲げる減災への取り組みについてお尋ねいたします。次に、住居表示についてであります。平成24年度当初予算において、住居表示推進事業の経費が計上されております。住居表示は、土地の地番で表示していた住所を建物に順序よく番号をつけることでわかりやすい住所の表示を行うことにより、郵便等の遅配や誤配が解消され、市民生活の利便性が図れることや、緊急時や災害時の対象住居、住民の掌握や緊急車両の到着をより迅速、的確に行えるなど、市民生活の向上に寄与するものであります。紋別市の住居表示は昭和61年度の落石1丁目地区を最後に25年間中断しておりましたが、今年度事業再開に向け予算化されたことは大変よかったと私は思っております。そこで、何点かお尋ねいたします。1点目に、住居表示の再開に向けて今後のスケジュールはどうなっているのか。2点目に、現在の整備計画は策定から35年が経過しており、社会情勢の変化に伴い市街地の状況は想定した以上に大きく変化しております。そこで、宅地化や道路の整備状況により市街地化が進んだ地域を含め整備計画を見直し検討すべきと考えますが、見解をお伺いいたします。次に、医療問題についてであります。当市の課題であった道立紋別病院が昨年4月から広域紋別病院として新たなスタートを切り、早くも1年が過ぎようとしています。患者数も以前に比べ増加傾向にあることから、経営面が好転しつつあると推察しております。また、懸案であった専任の企業長につきましては、本年1月から千賀先生が着任され、病院の管理体制も固まり、専門的立場から病院経営全般を見ていただける体制が整いました。同時に、最も重要な医師確保や新病院の建替えを含め、院内のかなめとなるなど、企業長に課せられた課題と責任は大きく、市民の期待も大きいと感じます。しかし、専任の企業長一人にすべてのことをゆだねるだけでなく、広域紋別病院は西紋5市町村の病院であることから、私どもを含め地域全体で支えていくことが重要であると考えるところです。また、医師や医療スタッフが長く定着できる環境の整備、病院運営の安定化が課題となります。この地域で暮らす住民の生命を守ることは、当市の魅力を高めるとともに、市民生活の活性化にも結びつくと考えます。このことから、休日夜間急病センターも含め、市内の1次医療機関と2次医療機関である広域紋別病院と各医療機能の役割を分担し、場合によっては連携することが重要です。また、利用する患者さんにもわかりやすいように周知と理解に努めていくことが求められ、医師や医療スタッフの負担を軽減することも地域の医療環境を守り育てることにつながると考えます。市長は市政執行方針において、広域紋別病院が地域医療の拠点病院として成長していくよう、引き続き企業団への支援を行い、地域の命を守る体制づくりを推進してまいりますと地域医療にかける強い決意を表明しており、私も市長と同様の思いであることから、地域を挙げて広域病院を支援するべきだと思っております。そこで、広域紋別病院の移転改築に関連し、将来的な当市の医療環境がどのようになるのか、またどのように取り組んでいこうとお考えなのかお尋ねいたします。1点目は、広域紋別病院改築にかかわる基本構想の住民説明会を1月下旬から2月下旬にかけて、紋別市と企業団が共同歩調により市内7カ所で実施したようだが、市民の参加も含めてどのような意見があったのか、また旧北高跡地への移転は市民に理解が得られたのか、これらを含めた住民説明会における開催結果についてお尋ねいたします。2点目は、現病院の跡地対策についてであります。昨年12月の定例会において、我が会派の石田議員の質問に対し宮川市長は、公共的な建物など病院建設とタイムラグが出ないよう並行して進めてまいりますと答弁しておりますが、正式に旧北高跡地に決定したことから、具体的にどのような手法で整備計画を推進していこうとお考えなのか。3点目は、紋別高等看護学院の移転の見通しについてであります。現在、紋別高等看護学院は広域紋別病院と隣接し、学生の実習の場として最適の場所であります。しかし、病院が移転されると看護学生にとって現在の場所は学ぶ環境としては適地とは言いがたく、将来的な看護師の確保にも影響が出ると考えられます。新病院の移転改築とあわせて、北海道に対し早期に看護学院の移転改築を要請すべきと考えますことから、市長の考えをお尋ねいたします。4点目は、休日夜間急病センターの今後の計画についてであります。1次救急は紋別市の責務でもあり、平成21年8月に開設し、休日、夜間を中心に1次救急を担い、2次救急との役割を機能分担しながら今日に至っておりますが、広域病院の移転改築にあわせ、現在地で運営していくことになるのか、それとも併設を検討するのかお尋ねいたします。次に、東京直行便の利用促進施策についてであります。東京直行便は当圏域の活性化を図る上でなくてはならない地域の財産であり、大切な公共交通機関であります。経済観光振興をはじめとし、各交流拡大事業の推進や医療の充実においても東京直行便はなくてはならない当市と首都圏を結ぶ役割を担っています。そこで、お尋ねいたします。1点目は、経由便と直行便についてであります。昨年10月30日より実証実験が行われ、3カ月間千歳経由便となったことから、この間利用者から多くの声をお聞きになったと思います。また、利用者にとって、直行便の利便性とその必要性について再認識したのではないかと思われます。このことから、経由便運行結果についてお尋ねいたします。また、経由便は当初ANAが予想した他空港への乗り継ぎについてどのくらい需要があったのかもお尋ねいたします。2点目は、市長の東京直行便に対する強い思いが新年度予算において感じられるところでありますが、いま一度その中身についてお尋ねいたします。毎年4月から6月までの春先の利用者数が少なく、この時期が最も重要と考えられますので、第1・四半期の対策と1年を通して搭乗率60%を確保するための重点的な対策についてお尋ねいたします。3点目は、航空運賃補助等の実施に伴う圏域の他市町村への働きかけと他市町村からオホーツク紋別空港までの交通アクセスの調整等についてはどのように考えているのかお尋ねいたします。4点目は、飛行機利用に関連して、スポーツの合宿の本年度見込みについてでありますが、平成18年度より本格的に取り組んできたスポーツ合宿が年々順調に推移しております。昨年夏場の8月、9月の搭乗率は使用機材の関係で座席数が前年と比較して126席から167席と3割ほど増えているにもかかわらず78%と近年にない好成績となりました。この一因として、スポーツ合宿での飛行機利用があると思いますが、そこで平成24年度のスポーツ合宿の見込みをお尋ねいたします。次に、今後の市内産業の振興施策についてであります。先月25日にTPP交渉参加断固阻止!紋別決起集会が開催されました。この決起集会は地域の農林水産業者をはじめとする住民の強い危機感を反映し、会場を埋め尽くす参加者により盛会に開催されたことはご承知のとおりであります。一方、政府は、省庁ごとに意見が異なり、また国民世論も二分されている中で、関係国との事前協議を1月中旬から開始し、先月23日までに一巡したことにより協議の成果を活用し、危機感払拭のため地域別のシンポジウムを既に始めるなど、交渉参加に向けた準備を加速させています。私もTPP問題には反対の立場をとらざるを得ないと考える一人ですが、根本的にはこの問題の有無にかかわらず、市長も市政執行方針で述べられているように、地域の産業をいかにして競争力に富み、力強く安定した産業として発展させていくことが肝要であると考えます。産業分野によって事情はそれぞれ異なるところもありますが、生産性を高めていくことや高付加価値化を図ることが不可欠と考えており、今後の市内産業の振興に対する市長の考え方について何点かお尋ねいたします。1点目は、TPPに対する市長の姿勢についてであります。政府は事前協議により、交渉次第で関税撤廃の例外が認められる可能性があることや、混合診療の解禁や単純労働者の受け入れをアメリカが要求していないことなど明らかにしていますが、交渉参加阻止に向けた市長の強い決意をいま一度お聞かせ願います。また、関係国との事前協議進展により政府の情報提供もより具体的なものになっていくと思われますが、こうした情報をわかりやすく市民に提供し、市民や業界と一体となり取り組む姿勢が重要と考えますことからお尋ねいたします。2点目は、強い農業づくりについてであります。政府は平成22年3月に食料・農業・農村基本計画を策定し、主要先進国の中で異常に低い我が国の食料自給率を50%に引き上げようとしております。当市の農業は畑作やはまなす牛などの肉牛の生産、そして大半は酪農が占めておりますが、生産地として自給率向上に貢献していくためには、常日ごろより足腰の強い安定した農業づくりに向け着実に進めておくことが必要であると考えます。当市はこれまで収益性と生産性の高い農業を目指し、計画的な生産基盤の整備を進め、昨年度は大規模農業生産法人の設立に支援するなど、強い農業づくりをさらに進めてきていると認識しております。また一方では、地域で生産される農畜産物の付加価値を高めるなど、輸入農畜産物に負けない物づくりを進めることも重要であると考えます。政府は昨年10月、我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画を発表し、食料自給率50%達成を目指す一方でTPP交渉への参加をもくろむ、包括的経済連携に関する基本方針の矛盾した目的を内包していることから、一部には農業分野におけるTPP対策ではないかとやゆされておりますが、これら国の施策を活用し、強い農業づくりに取り組んでいくことも必要であると考えます。これらを踏まえ、今後の農業振興施策についてお尋ねいたします。3点目は、林業振興施策の今後の展望と森林認証の新たな取り組みについてであります。当市の林業は競争力の強化を目指し、網走西部流域と一体となり森林認証による取り組みを進め、日本一の認証エリアを形成するに至ったことはご案内のとおりであります。こうした中、国が10年後の木材自給率を50%まで引き上げることを目標に掲げた森林・林業再生プランを平成21年に策定したことは当市の林業にとってまさに追い風と思っております。この森林・林業再生プランを着実に進めるため、昨年森林法が改正されたと聞いておりますが、この改正内容と今後の当市の林業施策にどのような影響があるのか、今後の展望も含めお尋ねいたします。また、認証エリア日本一となったことは喜ばしい限りでありますが、むしろこれからこそが重要であります。すなわち、この成果を生かし、いかに外貨を稼ぐかであります。市政執行方針には新たにSGEC認証材首都圏普及モデル事業や港区との協定に基づく公共建築物等に対する認証材の供給など地域材需要拡大の推進に努めるとありますが、これら新たな事業の概要を含め、今後の需要拡大に向け、どのように施策の展開をするのかお尋ねいたします。4点目は、漁業振興施策の展開についてであります。当市の漁業はホタテ漁を中心として多種多様な魚種、漁法から成り立ち、それぞれの漁の年ごとの好漁、不漁を互いに補完し合い、比較的安定的な水揚げで推移しております。今後もこれらの漁業を安定的、持続的に経営されていくことが当市の漁業にとって必要と考えますが、国際的な漁業規制や資源状況により減船や共同化し乗り切ってきたものがありますが、苦しい経営を余儀なくされているものもあります。そのような状況の中で、当市から失われてしまう漁業もあるのではないかと心配していたところでもあります。このような心配のもと、沖底船の更新について以前から申し上げておりましたが、市の支援もあり、今年の海明けには4隻のうち2隻が新造船となって紋別港に入港するとのことで、市の対応を歓迎しているところでもあります。これまで市は増養殖事業に対する支援を中心に行っておりましたが、これら資源対策のほか、これからは沖底船のように漁業資産の円滑な更新を促すような方策も必要と考えることから、どのようにお考えなのかお尋ねいたします。また、昨年の漁業者からの寄附金の活用について、現時点で何らかの方針等があるのかもお尋ねいたします。5点目は、港湾の利活用についてであります。物流拠点港としての紋別港の年間貨物取扱量については、近年石炭船や木材船、さらにはカニ船の減少等で計画貨物取扱量と現況貨物取扱量に差異が生じておりますが、このままでは港湾施設の利用の面からもマイナスとなることから、紋別港振興協議会等でのポートセールスを含め、新たな取り組みが必要であると考えます。今日までの取り組み内容と計画貨物取扱量の見直しがあるのかお尋ねいたします。また、貨物取扱量が減少していく中で運営管理経費が増えた経緯についてもお尋ねいたします。6点目は、ブランド化事業の再編と今後の推進方針についてであります。この事業につきましては以前にも取り上げ、認証制度の創設などを柱とした当初の考え方と実際の事業がかけ離れてきており、このまま進めるのであれば、形を含め見直すべきと指摘したと記憶しております。今回の市政執行方針では、事業を再編し、地域資源を生かした新製品開発や商品化のほか、ガイドブック作成などの情報発信に引き続き取り組むとされていますが、この事業再編の理由と認証制度等の取り組みはどうなるのか、またブランド化推進施策をどう進めていくのかもお尋ねいたします。私は、紋別の地場産業振興のため、紋別産品の付加価値と紋別の認知度を高めていくというブランド化の取り組みを否定するわけではありません。むしろ腰を据え長期的に取り組んでいくことが必要と考えておりますが、いかがでしょうか。7点目は、中小企業振興基本条例の制定についてであります。当市の産業を支える中小企業は、地域資源が持つ価値を限りなく発揮させ、雇用確保さらには拡大し、市民所得の向上をもたらすなど、紋別の地域経済の振興、活性化を図る極めて重要な担い手であります。中小企業の振興は地域産業の発展に重要な地位を占め、紋別の発展に欠かせないものであることを地域が共通理解し、関係者の協働による地域経済の振興を図っていかなければならないものと考えております。また、中小企業基本法第6条には、中小企業に関して、国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の区域の自然的、経済的、社会的諸条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有すると明記されております。既に北海道においては産業振興条例を制定し、施策の基本方針を示しております。このことから、紋別市においても中小企業振興基本条例を制定すべきと考えますが、市長はどのようにお考えかお尋ねいたします。あわせて、現在何らかの検討はなされているのかどうか、また基本条例の全道、全国の制定状況についてもお尋ねいたします。次に、中心市街地活性化についてであります。中心市街地対策につきましては、紋別駅跡地を中心に都市機能の集積が行われてきましたが、平成15年4月の氷紋の駅オープン以来大きな動きはなく、特に最近は空き店舗の解体が進み、空き地が目立ち始めております。一方、昨年は市役所の手による旧あつみ店舗の解体や青葉通りの整備のほか、多くの市民の来場でにぎわったビアガーデンをはじめ、氷紋の駅駐車場や旧あつみ跡地を活用したイベントが開催されるなど新しい動きも見えつつあり、本年度は中心市街地の方向性を定めるビジョンづくりにようやく着手するとのことで、今後の進展に期待することからお尋ねいたします。1点目は、ビジョンづくりに当たってはコーディネーターや市民との協働により進めるとありますが、具体的にどのような取り組みを行い、いつごろまでに作成しようとしているのか。2点目は、ビジョンづくりの推進体制について、市民との協働を具体的にどのような体制で進めようと考えているのか。さらには、現状の市役所内部の推進体制は十分と考えておられるのか。中心市街地活性化は宮川市政にとって最重要課題の一つであり、専任職員1名ではいささか心もとなく思いますが、体制強化の考えがあるのかお尋ねいたします。次に、一般廃棄物の処理についてであります。3月の広報もんべつに一般廃棄物処理基本計画案とパブリックコメントの募集が掲載されており、広域ごみ処理施設の稼働に伴い、今までの計画が改訂されるものと思いますが、この広域ごみ処理施設へごみの搬入や一般廃棄物とし尿処理にかかわる地域の取り組みなど、これらが進められていく中で、私が思っています疑問についてどのように検討されているのか、以下何点かお尋ねいたします。1点目は、新しい分別の周知についてですが、昨年から市民説明会を開催して理解を進められているようでありますが、本年7月から試行収集に向けて、分別の徹底や収集日の変更など、スムーズに移行するための具体的な手法や改善、工夫についてお尋ねいたします。2点目は、ごみ手数料の値上げの時期ですが、昨年来ごみ処理手数料について何回か質問が出ており、値上げの方向で進められているものと思いますが、いつから実施する予定なのか、また値上げ幅はどのように考えているのか。3点目は、現在埋立処分をしている一般廃棄物が広域ごみ処理施設に移行したとき、現在利用している最終処分場の管理をどのようにするのか。4点目は、現在渚滑地区の一部と上渚滑地区のし尿処理をしている興部の西紋別地区環境衛生センターの施設についてであります。昭和52年から使用しており、相当老朽化しているものと思いますが、現在の施設の状況と、今後これらのことに対し組合はどのような検討しているのかもあわせてお尋ねいたします。次に、現在策定中の紋別市環境基本計画についてであります。紋別市環境基本計画は、平成23年4月に施行された紋別市環境基本条例に基づき計画を策定することが規定されており、現在紋別市環境審議会において検討が進められていると聞いております。市政執行方針の中で、基本方針は良好で快適な環境を守り育て次世代に引き継ぐことを目的に策定することとされておりますが、1次産業が基幹産業である紋別市にとりましては環境を守るということは大変重要なことであると認識しており、そして本計画に期待をするものでもあります。また、今年度予算を見ますと、環境負荷の軽減を図るため、市民が設置する太陽光発電の導入に対して補助及び貸付制度を創設するとのことでありますが、何点かお尋ねいたします。1点目は、現在進められている紋別市環境基本計画の策定時期とその内容についてであります。2点目は、太陽光発電システム補助と貸付制度の内容について、あわせてお尋ねいたします。次に、障害者関連計画についてであります。国は障害者基本法の一部を改正し、すべての国民が障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであり、また障害の有無によって分け隔てられることがなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け取り組みをしようとしているところでもあります。障害のある人もない人も暮らしなれた地域において安全で安心した生活を送ることは最も大切なことであり、当市では新しい障害者の計画を策定しているものと思いますが、障害のある方々がこの地域で生活するためには生活の場や就労の場の確保が必要と考えております。現在策定中である障害者計画のお考えをお尋ねいたします。1点目は、障害者計画の基本的な考え方はどのようなことを基本としているのか。2点目は、この計画においての新しい取り組みはあるのか。3点目は、障害者の方々の生活する場の確保や就労の場の確保に対する考え方もあわせてお尋ねいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

おはようございます。それでは、飯田議員のご質問にお答えいたします。初めに、災害に強い地域づくりについてでありますが、昨年発生した東日本大震災により国や各自治体が長年積み重ねてきたデータや被害想定が根底より覆されたことから、国の中央防災会議では地震・津波対策専門委員会が示したあらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震、津波を想定するようとの提言を受け、地震、津波対策の抜本的強化を図るため、昨年12月に防災基本計画を修正したところであります。1点目の地域防災計画の具体的な改訂につきましては、これまでの災害履歴などから地震、津波に関する対策の記述が不十分でありましたので、国の計画を踏まえ、津波被害想定の見直し、避難経路、避難所の再考、防災知識の普及や昨今の災害事情、現行の防災体制における課題への対応なども含め、関係機関のご意見をいただきながら作業を進めてまいります。2点目の北海道の減災計画の内容と本市の掲げる減災への取り組みについてでありますが、北海道では東日本大震災を踏まえた地震・津波被害の総合対策として、道内を4地域に分け、既に実施している津波浸水予測調査に加え、地震による人的、建物、ライフライン等の被害想定調査を行い、これらを減らすための目標値、達成期限、具体的な被害軽減策を盛り込んだ減災計画を2015年までに策定しようとするものであります。内容につきましては現在のところ明らかにされておりませんが、本市は上川、留萌、宗谷、オホーツクエリアに属しており、それぞれの地域環境を踏まえた地域目標が設定される中、目標値を達成するための具体策として、住宅の耐震化率、堤防や防潮堤の整備延長、自主防災組織の組織化率の向上などが想定されておりますことから、引き続き関係機関への情報収集に努めてまいります。また、減災は自助・共助を原則に、自然災害や突発的事故は防ぐことができないという前提に立ち、万が一被災した場合には、その被害を最小限に食いとどめるための平時からの取り組みであると認識しております。防災が行政主体であるのに対し、減災は住民が主体となった災害発生前の対策であることから、行政としては各種防災講演、災害図上訓練等の出前講座の実施、津波・洪水ハザードマップの作成、災害時要援護者支援プランの策定などの取り組みや情報提供などを通し、減災力を高めてまいりたいと考えております。次に、住居表示の展開スケジュールと具体的取り組みについてであります。1点目の住居表示事業の再開に伴う今後のスケジュールについてでありますが、本市では昭和51年度から年次計画により住居表示を実施し、当初計画の7割が事業完了しております。しかし、整備予定区域のうち3割の地区が未開発地域や道路の確定など、街区設定のための実施要件が満たされていなかったことから事業を一時中断し、現在に至っております。これら未実施区域においては、事業中断から25年が経過をし、未利用地の宅地化や道路網が整備され、事業再開の要件が一定程度満たされたことから事業を再開しようとするものであります。平成24年度は平成6年度をもって休止した住居表示審議会を開催し、現在ある当初計画全体の見直しを図り、新たな計画整備の策定を予定しております。また、次年度以降は新たな整備計画に基づき、順次計画的に実施していきたいと考えております。2点目の当初計画の見直しの考え方についてでありますが、住居表示の実施要件といたしましては、宅地化が進行して道路等が整備され市街地が形成されていること、地域住民の方々の理解と協力が得られること等が必要であります。現在の計画は策定から35年が経過していることから、現行計画における落石町2丁目、3丁目、大山町1丁目、2丁目の未実施地区及び宅地化や道路整備などにより市街化が進んだ地域を含め、改めて整備計画の見直しを行っていく考えであります。今後新たに住居表示実施の要件に該当する地区といたしましては、区画整理事業が完了している落石町4丁目地区、宅地化や道路の整備の状況などにより市街化が進んだ南が丘7丁目地区が対象となるものと考えております。次に、医療対策についてでありますが、1点目の広域紋別病院改築にかかわる住民説明会の開催につきましては、1月30日から2月3日にかけて、市街地は市民会館を中心に2日間にわたり、また上渚滑、渚滑など郊外地区につきましては昼夜2回に分け3日間、市内7会場において企業団と紋別市が共同で実施し、私もすべての説明会に出席したところであります。市街地につきましては83名、郊外地区につきましては74名、合わせて157名の参加をいただき、各会場において基本構想の概要版に基づき、新病院の診療科目や経営方針などのほか、建設地の選定可能なエリアや場所の比較検討などの説明をし、理解を求めたところであります。説明会でいただいた主なご意見を申し上げますと、北海道からの資金の用途、経営面で赤字が出た場合など運営に関すること、旧北高跡地の取得方法、医療機器の整備内容、ヘリポート設置の考えなど病院の敷地や施設に関すること、さらには常勤医師の確保のめど、脳外科や胸部外科の設置の可能性、透析の継続など病院の診療に関することのほか、看護師の接遇面の改善要望等医療スタッフにかかわることなど、多数のご意見が寄せられました。また、広域紋別病院の現在地である緑町の住民に対しましては、1月29日に開催されました町内会の総会時に説明の機会を設けていただき、参加された121名に住民説明会と同様の説明をし、理解を深めていただきました。これらのご意見について、実現可能なものについてはぜひ今後の病院運営に生かしていただきたいと考えております。基本構想全般につきましては、建設場所も含め、特に反対のご意見もなく、企業長も私も市民の皆様には一定程度ご理解いただけたものと思っております。2点目の現病院の跡地対策につきましては、平成23年第4回定例会において石田久就議員のご質問にお答えしておりますが、企業団が策定した基本構想において、新病院の建替え場所を旧北高跡地で決定されましたことから、市といたしましては、新病院の移転改築事業と並行して、現病院の跡地についても、地域の活力が失われないよう、公共的な施設の配置を視野に入れ、整備計画を立て、進めてまいりたいと考えております。具体的な作業につきましては、既に庁内に関係部課長で構成する病院跡地整備構想庁内会議を設置し、現存している市の公共施設の更新計画や総合計画における長期的な課題も含めて、全庁的な点検作業に着手しております。いずれにいたしましても、現病院の敷地、建物につきましては企業団の財産でありますので、北海道との移管経過も含めて企業団とも十分協議をし、地域住民の皆さんとも協議を深めながら、新病院建設とタイムラグが生じないよう整備を進めてまいりたいと考えております。3点目の紋別高等看護学院の移転につきましては、現在道内における看護師の養成施設は道立の看護学院をはじめ国立の養成施設や厚生連の専門学校等があり、道内の医療機関などに数多くの看護師を輩出しております。私どもの遠紋圏域においては、紋別高等看護学院が唯一の看護師養成施設となっており、就学期間は3年、定員は90名で、これまでも広域紋別病院や市内の医療機関に大変多くの卒業生が勤務され、地域における看護師不足の中にありまして大変重要な養成施設となっております。当看護学院につきましては昭和49年に開設され、広域紋別病院と建設年次は同じでありますが、国が定めた看護学院の耐用年数は50年であることから、病院の耐用年数とは10年程度の差が生じているところであります。しかしながら、看護学院と隣接している現在の広域紋別病院は、基礎看護のほか老年看護や成人看護など、病院実習の場として一体的に取り組める場所にあり、病院が旧北高跡地に移転となると、看護実習の利便性が損なわれ、看護学生の新たな経済的な負担も予想されます。また、現在の看護学院は、その耐用年数に至っておりませんが、築38年程度経過しており、学生寮も狭隘で個室になっていないなど建替えが望まれていることから、北海道に対して地域の看護師不足の実情や実習の不便さなどを訴えて早期の移転改築を要請してまいりたいと考えております。4点目の休日夜間急病センターの将来計画についてでありますが、広域紋別病院への併設につきましては、初期救急病院から2次救急病院の搬送の利便性向上、患者負担の軽減につながる反面、併設される基幹病院に患者が集中し、入院治療が必要な方や重症患者の受け入れが不十分になるなどの意見があり、道内では急病センターを2次救急病院に併設している施設は少ない状況となっております。現在、旧北高跡地に広域紋別病院の移転改築が予定されているところであり、休日夜間急病センターとの距離が近くなることで搬送時間の短縮や患者負担の軽減が図られることに加え、現施設が初期救急病院として十分に病院機能を維持できることなども含め、移転改築時期にこだわらず、広域紋別病院、紋別医師会と協議を重ねてまいります。次に、東京直行便の利用促進施策についてであります。1点目の経由便運航結果と他空港への乗り継ぎ需要についてでありますが、路線を堅持するためには搭乗率の向上と当該路線の赤字解消がかぎであり、赤字解消策として長年のパートナーであるANAの経由便化の実証実験を受け入れたところでありますが、経由便化に伴う3カ月間の搭乗率累計では25.2%と前年度ベースの42.7%を17.5ポイント下回った一方、羽田-新千歳間は70%の搭乗実績となりました。次に、他空港への乗り継ぎ状況でありますが、搭乗者数7,662名中620名が利用しております。2点目の平成24年度予算の概要についてでありますが、羽田直行便を堅持するためには採算ラインと言われている60%の確保が必要であり、首都圏からの団体旅行ツアー客の増加対策に加え、45%前後の紋別出発便の底上げが不可欠であります。そのためには、グループ旅行補助制度と同時に、エア・ドゥ運賃と同額程度で利用ができるように航空運賃補助を新設するとともに、モニタープランなどの紋別振興公社の商品造成を拡大し、圏域住民への利用促進を図ってまいりたいと考えております。次に、第1・四半期の対策として、目標達成には上半期の搭乗率がかぎを握っており、閑散期である第1・四半期に集中した対策を講じるため、首都圏などからの団体旅行ツアーの商品造成を例年ベースの5割増に拡大するほか、圏域住民の利用を促すために、紋別振興公社の商品を月二、三回造成し、団体旅行ツアー客の取り込みを実施してまいります。さらに、他空港への流出を防ぐため、住民割引制度の拡充を図り、個人客の利用増につなげてまいります。住民割引制度の考え方として、紋別市民には2名以上で往復利用が条件のグループ旅行補助の通年実施の継続とともに、比較的利用実績の多い8、9、2月を除く期間において航空運賃補助を実施するほか、遠紋地域住民には第1・四半期に集中して住民割引制度を実施します。遠紋地域まで住民割引制度を拡大することで、従来他空港を利用していた乗客の確保を図るとともに、地域の財産である地元空港のリピート効果にもつながると考えております。通年での対策として、さきにお答えした対策に加え、個人型団体ツアーの造成による集客や遠紋地域の老人クラブなどへの働きかけを行うほか、その他交流事業での誘致活動とあわせ、搭乗率60%を確保してまいりたいと考えております。3点目の住民割引制度の実施に伴う他町村への働きかけと交通アクセスの調整についてでありますが、他町村への働きかけにつきましては、遠紋地域の担当課長会議を開催し、目標搭乗率60%を確保するための住民割引制度の説明とともに、広報誌への掲載や住民周知への依頼を行い、あわせて首長や議長などへも文書にてお知らせしたところであります。次に、各町村からの空港までのアクセスの調整につきましては、紋別-滝上間の路線バスでのアクセスは問題ありませんが、他の路線バスの利用には不便な状況となっております。名寄-遠軽間の路線バスの運行につきましては、国鉄名寄本線の代替路線バスとして運行している経緯から、通勤や通学などの生活に合わせて時間が設定されておりますことから、空港利用の利便性向上を理由とした運行時間の変更は難しいものと考えております。しかしながら、旅行代理店が遠軽-空港間の無料送迎バスを運行する予定と聞いており、これと合わせて紋別-空港間の送迎バスも無料運行とし、住民割引制度とともに空港利用の促進につなげてまいりたいと考えております。4点目のスポーツ合宿に伴う飛行機利用の見込みについてでありますが、平成22年度の467名から平成23年度は860名と、393名大幅に増加いたしました。大きな要因といたしましては、合宿団体が16団体から24団体と5割増えたこと、拓殖大学のラグビー部95名が往復利用したことによるものと思われます。平成24年度は部員数の多いラグビー部やアメリカンフットボール部などを中心に誘致活動を行い、平成23年度より二百数十名多い1,100名程度の利用を見込んでおります。また、拓殖大学の女子バスケットボール部が今月に合宿を予定しており、春休みを利用した体育館での合宿誘致もあわせて行い、閑散期の利用促進につなげてまいります。次に、市内産業の振興策についてであります。初めに、TPPに対する姿勢についてでありますが、TPPに対する私の考えは市政執行方針や、さきに多くの市民の参加により開催されましたTPP交渉参加断固阻止!紋別決起集会でも述べておりますように、地域社会の崩壊につながり、安心・安全な市民生活が脅かされるような現状での交渉参加には断固反対していくことはもちろんでありますが、同時に地域の個性を生かした足腰の強い安定した産業づくりにも全力で取り組んでいかなければなりません。紋別市における今後の対応につきましては、北海道では既にTPP協定対策本部を設置するとともに、北海道市長会を含む22団体から成る北海道TPP問題連絡会議を立ち上げるなど、関係機関、団体間の連携体制を整えてきたところであります。北海道の対策本部では、情報収集や影響の調査、分析が行われることから、これらの情報をもとに本市における具体的な影響を試算するなど、市民に対してTPPの内実をわかりやすく情報の提供を行い、市内関係団体との連携をより強化し、交渉参加反対に向けて取り組んでまいります。次に、強い農業づくりについてでありますが、現在国は食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画を定め、7つの戦略のもと、食料自給率の向上をはじめとする食料・農業・農村基本計画の目標達成のため、新規就農者の倍増と農地集積の推進による生産規模拡大の加速、そして6次産業化による市場規模拡大など、TPP等の経済連携に負けない、強い農業づくりに向けた政策を推し進めています。このことから、本市においては国の政策等も十分に活用し、しっかりと地に足を着け、力強く安定した産業として発展するよう、次の4項目について重点的に進めてまいります。1点目は、生産基盤の強化対策であります。農業の生産性を高めるため、道営草地整備改良事業などによる草地の更新や暗渠排水による湿害対策等、良質な飼料の確保に努めてまいります。また、畜産農家の持続的な営農を推進するため、沼の上地区の農道の舗装や上渚滑地区営農飲雑用水の浄水施設の更新事業に取り組むほか、中山間地域等直接支払事業による農業者みずからが行う農地の多面的機能の維持増進活動に引き続き支援してまいります。2点目は、経営体質の強化であります。効率的でかつ安定的な農業経営の実現に向けて、農業生産法人化の促進やほ育・育成預託牧場等の活用による経営支援システムの構築など、引き続き酪農家の労働力の負担軽減と規模拡大に向けた取り組みを進めてまいります。また、平成24年度から生産体制整備支援事業として、後継牛不足解消に向けた雌雄判別精液の導入に対する補助制度を創設し、伸び悩む生乳の生産量が向こう5年間で現状より2割増となる6万7,000トンを目指してまいります。3点目は、安心・安全な農業の振興であります。一昨年の宮崎県の口蹄疫発生以降、家畜伝染病の発生予防、蔓延防止に向けて地域での対策が強く求められていることから、関係機関や生産者の代表で組織する紋別市家畜防疫推進協議会による自衛防疫の強化、推進に努めてまいります。4点目は、農業による地域の活性化に向けた取り組みであります。地域から生産される農畜産物を利用した製品開発により紋別産農畜産品のブランド化の推進は、平成18年度にオホーツクはまなす牛販路拡大事業の実施以降、関西方面への出荷を中心に約2割程度伸びているなど道外への販売は堅調に推移しており、引き続きオホーツクはまなす農協とも連携し、販売促進に向け取り組んでまいります。また、国が進める農業の6次産業化事業は、農業者等が加工、販売等に取り組み、産地の収益力強化につなげ、地産地消の推進と、農業と2次・3次産業の融合を図る目的で支援するものであります。国の制度を活用した場合、高額の事業費や販路の開拓などハードルが高いため、より取り組みやすい市の独自事業として6次産業化チャレンジ支援事業を創設し、創意工夫と自由な発想を生かした生産者の新たな取り組みに支援してまいります。次に、林業振興施策の今後の展望と森林認証の新たな取り組みについてでありますが、平成21年12月に策定された森林・林業再生プランでは、丈夫で簡易な路網の整備、先進的林業機械の導入、日本型フォレスター制度の創設、森林計画制度の見直し、施業集約化の促進等を柱にコスト縮減を図り、平成32年までに木材自給率50%を目指すとしています。これを法制面で具体化するため森林法が改正され、現行の森林施業計画を森林経営計画に改め、集約化を前提とした実効性のある計画とすること、所有者が不明の場合を含む適正な森林施業を確保すること、無届け伐採が行われた場合の行政命令の新設、森林の土地の所有者となった旨の届け出を行うこと等が盛り込まれ、森林所有者が要間伐森林の間伐を行わない場合に行政の裁定により間伐ができること、土地所有者が不明でも路網等の整備を行うことが可能となり、適正な森林施業が確保されることとなりました。これに伴い、本市の事業におきましても高性能林業機械の走行を容易にする林業専用道開設事業に平成24年度より着手するほか、森林整備地域活動支援対策事業の実施により、民有林作業路網の整備や施業集約化の促進を図ることになります。あわせて、市独自事業として林業技術者養成事業を実施し、地元の林業従事者を対象とする伐倒から搬出までの実地を含めた研修に支援するなど、これら施業コストの縮減に向けた施策に重点的に取り組み、低コスト林業モデル地域を目指してまいります。次に、森林認証の新たな取り組みについてでありますが、これまで地産地消の取り組みとして、認証材活用住宅助成事業のほか、市の公共建築物には最大限認証材を活用してまいりました。しかしながら、さらなる需要拡大のためには、最大消費地である首都圏での売り込みが必要であります。本市の間伐材をはじめとした国産材の活用促進に関する協定を締結した港区は昨年10月にみなとモデル二酸化炭素固定認証制度をスタートさせ、延べ床面積5,000平米を超える公共施設、民間建築物等に対し、協定自治体から産出された木材の使用を求めることとしており、東日本大震災により着工が延期されておりました田町駅東口北地区公共公益施設の部分の部材の選定作業が間もなく始まると聞いていることから、これまで行ってきた認証材の売り込み活動をさらに強化してまいります。また、ジャパンホームショーへの出展、ANAの森の開催、京都大学と連携したワンウェイフレーム工法の研究、J-VER流氷の森クレジットの活用等を実施してきたところであり、これらの取り組みにより大手ハウスメーカーも本市の認証材に関心を高めてきているところであります。こうしたことから、大手ハウスメーカーや紋別木材協同組合と連携し、紋別市の認証材で住宅を建設した首都圏の方に紋別に来ていただき、林業体験ができるというオプションを提供するSGEC認証材首都圏普及モデル事業を実行し、首都圏でのさらなる認証材の普及を目指し、外貨を稼ぐに挑戦してまいります。次に、漁業振興施策の展開についてであります。本市の水産業はホタテ漁を中心に多種多様な漁業から成り立っており、それが強みであります。このことが毎年の安定的な水揚げのほか個々の経営体のリスクの分散にもつながっており、今後も本市が培ってきたさまざまな漁業のともしびを絶やすことのないよう、次世代に継承していくことが紋別の水産業発展には不可欠であります。そのためには、老朽化した漁船などの漁業資産が円滑に更新されていくことが必要であり、沖底船につきましては一定のめどがついたところでありますが、経営の苦しい漁業においては更新が進まないことから、これを促進する仕組みづくりを検討したいと考えております。また、漁業経営には資源の持続性が前提となり、本市においてはホタテやサケの資源管理が一定程度確立されておりますが、その他の魚種につきましては全道的にも技術的に確立されたものは少ない現状にあります。加えて、近年は温暖化による水温変化や流氷勢力衰退により沿岸域特有の魚種の資源状況など前浜の藻場環境が悪化しており、本年度からシジミの増殖試験、さらには藻場環境の回復に向けた漁業者みずからの取り組みに支援をしてまいります。また、昨年の漁業者等からの寄附につきましては、貴重な財産と受けとめていることから、長期にわたり有効に活用したいと考えており、前段申し上げました船舶等の大型漁業資産更新に向けた制度の年度内創設を目指し、関係者の意見も聞きながら検討してまいります。次に、港湾の利活用についてであります。紋別港の今日までの取り組みと年間取扱貨物量の見直しについてでありますが、紋別港の港湾計画は昭和50年12月策定、その後昭和60年10月、さらに平成11年11月に計画の改訂を行って現在に至っております。平成11年の改訂では目標年次における取扱貨物量計画値を約100万トンと設定したものでありますが、平成23年の実績貨物量は27万4,000トンで、計画対実績の割合は27.4%と大幅に下回っております。乖離している主な要因は、近年北洋材の輸入が皆無であることや、平成11年の改訂時の企業ヒアリングでは生コン用砂、砂利などを中国から輸入し、プラント建設の計画がありましたが、昨今の公共事業の減少等でその計画が頓挫しているものであります。また、紋別港の経済圏で生産されている製品を陸上輸送から船輸送への輸送手段の転換を行い、港湾貨物として見込んだものであります。しかしながら、ポートセールスにおける背後圏企業ヒアリングでは事業所の大半が複合一貫輸送、いわゆるドア・ツー・ドアといった体系の輸送手段で輸送コストの縮減を図り、トレーラーまたはコンテナで製造元からユーザーのもとへ届けられており、背後圏で生産された本州向け製品の大半は苫小牧港等からフェリーなどで送られ、紋別港からの貨物とはなっていないのが現状であります。一方、観光面での取り組みでは、客船や帆船を誘致することで紋別市の観光客の入り込み増と港のにぎわいを創出するため、昨年郵船クルーズ株式会社、商船三井客船株式会社、独立行政法人航海訓練所へ誘致活動を行った結果、本年8月には帆船日本丸の寄港が決定したところであります。今後はオホーツク海側港湾連携協議会の基本戦略である観光振興に向け、網走港と連携し、ロシアとの交流や日本一周クルーズなど客船の誘致活動を行ってまいります。また、石炭船の入港要請活動は従来どおり行い、さらにホタテ貝殻が昨年12月に中国へ、本年1月には韓国へと試験的に紋別港より直接輸出されておりますことから、これらが定着するようポートセールスを行ってまいります。計画貨物量の見直しにつきましては港湾計画の改訂が必要とされ、そのためには原則、環境影響評価調査等が必須であり、調査には1億円以上の費用を要すること、さらに改訂には方針、テーマが求められており、今後経済圏の生産活動を港湾貨物に連動させるための調査研究を行うとともに、北海道開発局と協議してまいります。次に、運営管理経費が増えた経緯についてでありますが、運営管理経費には港湾維持管理経費、タグボート運航事業、輸出入円滑化推進事業などがあり、そのうちタグボート運航事業を増額しております。平成23年度のタグボート運航事業委託料は2,860万2,000円であり、タグボート使用実績は隻数で3隻、出動回数では15回となっております。平成24年度の委託料は3,100万円を計上しており、前年度より約240万円を増額しております。その経緯といたしましては、委託業者より平成15年度から9年間同額の委託料で現在に至っており、その間人件費の上昇や近年の燃料費の高騰、さらにタグボート料金収入が平成16年度と比較し6隻の減により244万5,000円の減収となっていることなどから委託料増額の見積書が提出されたところであり、協議を重ね予算計上を行ったものであります。次に、ブランド化事業についてでありますが、本事業は地域の特産品を他地域のものと差別化する地域ブランドづくりに資するため、商標法が改正されたこともあり、独自の認証制度創設を目指し、平成18年度に着手したものであります。しかし、ブランドの定義は所属する産業などそれぞれの立場によって相違があり、基準づくりが難しく、認証制度の創設には至りませんでした。そこで、地域資源を活用した商品開発のほか、産品ガイドブック作成に向けた掲載基準を協議することで間接的に認証制度創設を進めようといたしましたが、同様に基準づくりはできませんでした。1点目の再編の理由と認証制度の取り組みにつきましては、これらの経過を踏まえた結果、認証制度につきましては当面断念せざるを得ないと判断したところであります。今後はより効率的に事業の推進が図れるよう、製品開発と情報発信を柱として、現在の事業を地域資源活用支援と地域資源情報発信の2事業に再編したものであります。2点目の今後のブランド化推進施策の進め方につきましては、ブランド化はどこまで進めればいいというものではなく、常に上を目指していくことが必要であります。このことから、事業の進捗状況等を考慮し、目標を少しずつ高めながら、製品開発に向けた支援と産品情報発信の充実に取り組んでまいります。次に、中小企業振興基本条例の制定についてでありますが、本条例は自治体がその地域に合った中小企業振興施策を実施するため、市の責務、中小企業の責務、施策の基本方針などを規定する理念条例であり、中小企業者のほか関連団体や金融機関、市民が協議を重ね策定するのが一般的とのことであります。しかし一方で、条例制定に当たっては、中小企業の分野にとどまらず、各種施策を推進する例規等全般について基本条例がどのように関連するのか、その有無を含めた確認が必要なことなど課題も多く、事前準備に多大な時間を要すると聞いております。こうしたことも要因の一つとして考えられ、全道全国的にも制定がほとんど進んでいない状況にあり、北海道の調査では平成23年11月現在で道内は10市町、全国でも62市区町村にとどまっており、策定につきましては当面の研究課題とさせていただきます。次に、中心市街地の活性化についてであります。ビジョンづくりは中心市街地の未来のベースになるもので、10年後、20年後のあるべき姿を想定し、今後の基本的な方向を描くものであります。策定に当たりましては、第5次紋別市総合計画で定めました魅力ある中心市街地づくり、にぎわいの再生並びにリーダーの育成と活性化支援や紋別都市計画区域の整備、開発及び保全の方針との整合性を図りながら、これまで同様コンパクトなまちづくりの視点に立ち、市街地の無秩序な拡大抑制、既成市街地の都市機能の適正立地、中心市街地への都市機能の集積及び中心市街地のにぎわいづくりの4点について、現状の問題点や課題を踏まえ検討することになります。この過程におきましては、市民主導の議論を行ってまいりますが、さまざまな意見を酌み上げ集約するためには、専門的な知識を有し、会議を円滑に進行させるコーディネーターが必要であり、そのパワーも含めて、地域特性を生かしたビジョンづくりを平成24年度中に取りまとめてまいります。なお、議論の内容等につきましては、本市のホームページなどで随時掲載するとともに、必要に応じて関係機関や団体等にも提供を行い、市民との情報の共有化を図ってまいります。また、推進体制につきましては、次代を担う30歳代から40歳代を中心に、市内全域から各分野の代表や有志の方を選考し、規模は15名程度の組織を考えており、分野別でもワークショップ等を行い、ビジョンに反映させてまいります。あわせて、庁内の体制につきましては、ビジョンづくりがスタートすることから、議員ご指摘の専任職員の配置も含め検討してまいります。次に、一般廃棄物の処理についてであります。1点目の新しい分別の周知についてでありますが、本年7月から試行収集に向けて昨年10月の市民説明会以降、各老人クラブやことぶき大学への説明会を開催し周知を図ってきたところでありますが、さらに試行収集開始までの期間に広報もんべつや市のホームページへの掲載、出前説明会を随時開催して広く周知に努めてまいります。また、全戸に配布しますごみの分別便利帳には、混ぜればごみ、分ければ資源を基本に、ごみの分別方法や分類をイラスト入りで、だれが見てもわかりやすく掲載し、後段には具体的な名称の品目別50音早見表を添付して、分別がスムーズに進められるよう現在作成しております。2点目のごみ処理手数料の改正時期につきましては、試行収集後の平成25年4月からを予定しております。なお、値上げ幅につきましては、現在のごみ処理経費に広域ごみ処理施設の長期包括的運転管理等業務委託経費が加算されますので、道内各市や同様の施設を運営する他の自治体の状況を参考に、議会や市民の皆さんの意見を聞きながら検討してまいります。3点目の最終処分場の管理についてでありますが、本年12月をもって一般ごみの受け入れ停止を行い、廃止に向けて現地測量を実施し、容積積算図を作成して残余容量を確定させ、最終覆土を行い、その後廃止基準に基づくガスの発生状況、埋立地の地中温度の状況、浸出水の水質の状況などの測定を実施して、省令で定める基準に適合するまで管理を継続してまいります。4点目の西紋別地区環境衛生センターの施設についてでありますが、建設後35年が経過しており、この間大規模改修もなく、施設設備や装置の更新はされておりませんが、水洗化の普及によりし尿の収集処理量も最盛期の半分以下となっており、当面はこの施設設備のままで継続使用するものと思われます。なお、昨年10月に組合圏域のし尿処理の効率化を図るため、し尿及び浄化槽汚泥の処理体制整備に向けた基本構想が策定され、この中では現有施設をリニューアルして継続使用する方法、各市町村で個別処理する方法、紋別アクアセンターで集約処理する3点の手法が示されており、今後組合及び構成市町村で協議検討され、方向性が決定されるものと思われます。次に、環境基本計画の策定時期とその内容、太陽光発電補助、貸付制度についてでありますが、1点目の環境基本計画の策定時期につきましては、紋別市環境審議会において昨年7月から5回の会議を開催し、今後数回の会議で基本計画案を策定し、パブリックコメントを求めて、平成24年度中に紋別市環境審議会から答申を受け、公表することで進めております。その内容につきましては、紋別市環境基本条例に規定されている基本理念をもとに、紋別市が目指す環境像として、良好で快適な環境を守り育て次世代へ引き継ぐまちと定め、現在環境審議会において審議をいただいているところであります。第1章では計画の背景と目的、位置づけや期間、対象となる環境の範囲について、また第2章では紋別市の環境の現況と環境上の課題について、第3章では紋別市が目指す将来の望ましい環境とそれを達成するために取り組む施策の方向性について、第4章では環境に関する施策ごとの基本目標や具体的な取り組みを市民、事業者、市がそれぞれの役割に基づきながら協働して推進する計画内容となっております。2点目の太陽光発電システムの補助と貸付制度についてでありますが、環境基本計画の策定と並行し、低炭素社会の構築及び地球温暖化の防止に取り組むものとして、市民が導入する太陽光発電システムの設置費用に対し、国が実施する住宅用太陽光発電導入支援対策費補助事業の対象となるシステムで、市内に本社を有する者が販売、設置、工事を行う場合に1キロワット当たり5万円で、4キロワット20万円を限度額として、平成24年度20基分400万円の補助金を予算計上させていただいたところであります。貸付制度につきましては、60万円を限度額として無利子の貸し付けを行い、資金交付の翌月から試算して60カ月以内の元金均等の支払い方法により月賦償還する制度として、今議会に資金の貸付条例を提案させていただいております。次に、障害者関連計画に基づいた具体的な取り組みについてであります。1点目の計画の基本的な考え方につきましては、障害のある人もない人も住みなれた地域で安心して自立した生活を営むことができる社会の構築を基本理念とし、障害者の生活支援体制の充実や自立の育成と就労支援などを基本目標と定め、障害の有無にかかわらず自立した生活を基本に、ともに暮らすまちづくりを目指しております。現在、第2次紋別市障害者計画及び第3期紋別市障害福祉計画を、障害福祉の関係機関、団体などで構成する紋別市障害者自立支援協議会からのご意見、ご提言を踏まえ計画を作成しているところであります。2点目の新しい取り組みにつきましては、障害者自立支援法の改正に伴い、平成24年度より利用者ごとにサービス等利用計画を作成することが必要となりますので、計画、相談、支援のスムーズな事業の展開を図ってまいります。また、施設入所や病院から地域生活への移行を希望する要支援者に対し、サービスを提供する地域移行支援と24時間の相談支援を行う地域定着支援の充実を目指してまいります。3点目の障害のある方の生活の場や就労の場の確保につきましては、年度内に市内事業所が就労継続支援B型を開設する予定と聞いており、期待をしているところであります。また、平成26年度には障害者グループホームと福祉的就労を支援する事業所の開設が予定されており、現在その準備を行っているとお聞きしております。生活する場の確保と福祉的就労の場がこの地域に新たに整備されることは大変喜ばしく、市も支援してまいりたいと考えております。また、市といたしましても、障害のある方の福祉的就労に関し、関係する事業所、学校、親の会などとの意見交換を開催したほか、自立支援協議会のご意見も踏まえ、何ができるのか全庁的に検討してまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。

再質問 17番 飯田弘明

大変丁寧な答弁ありがとうございました。いま一度確認のための再質問を何点かさせていただきたいとこう思います。まず、1番目の災害に強い地域づくりについてですが、これ今の答弁の中で防災と減災の違いというのがわかりました。基本的に減災というのは自分たちがしなきゃなんないんだよというようなことだと、こう思うんですよね。この中で自主防災組織の組織率の向上というようなことが答弁出てきましたけど、これをもうちょっと詳しく説明していただきたいと思います。

答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 寺井志郎(庶務課長兼行財政改革推進室参事は2012年3月まで)

お答えいたします。自主防災組織につきましては、各地域、町内会を中心として、自分たちの命、財産は自分たちで守るということで、主に消防団等の範囲の中でつくられている自主防災組織がございます。紋別につきましては、この自主防災組織というのはまだ実際問題組織されてございません。そういった面で、地域独自の避難経路だとか、そういった部分を少しでも軽減するためには、そういった町内会だとか単位、そういった単位の中で防災の組織をつくっていけばより減災につながるのではないのかなということでございます。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

このことについては昨年のどこかの定例会で鈴木議員のほうからも同じようなことがたしか質問としてあったように記憶しております。各町内会の中でも大きいとこ小さいとこありまして、なかなか今ひとり暮らしの老人だとか、そういうのをどうやってそのときに連れて助けるかというようなことは大きな課題となっておりますので、市のほうもそういうことのマニュアル等がありましたら各町内会連絡協議会等通じてでも示していただければありがたいなと思いますので、いま一度そのことについての答弁をお願いします。

答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 寺井志郎(庶務課長兼行財政改革推進室参事は2012年3月まで)

減災という部分につきましては、あくまでもその地域の部分にお願いするのはあるんですけれども、その地域独自のそういったひとり暮らしの方とか、いわゆる災害弱者という方がいらっしゃいますので、答弁にもありましたように災害時要支援プランですか、そういったものをつくって地域の方とご協力をいただきながら進めてまいりたいと考えてございます。

再質問 17番 飯田弘明

次に、医療対策についてであります。私、昨年の第4回定例会の後に、この市民説明会をするときに、実はその説明会はどのような形でやるかということでちょっと担当者の人に聞いた経緯があります。その中で、実は非常に心配してたんですよね。やはり緑町含めて、道立紋別病院、今の広域紋別病院の移転が北高のほうになるというような説明をしたときにかなりの反発があるんでないかなと心配してたんですけど、どうもこの今の説明というか答弁を聞くところによると余り心配が、そういう反対がなかったという、実は私もほっとしているところです。今後、今の広域紋別病院の建物の今後の使用についてでも、やはり同じようにその地区の人たちに反対のならないように丁寧な説明をしていただきたいと思うわけです。そのあたりについて考え方があれば答弁いただきたいと思います。

答弁 技監兼広域病院連携推進室次長 高野昭一

お答えいたします。移転建替え後の病院の跡地の構想につきましては、ただいまの市長のほうからも答弁ありましたとおり庁内の中に部課長で構成する庁内会議を今設けまして、昨年企業団の中で北高跡地移転の場所が選定をされた後に、1月に庁内会議を開催しております。この中では庁内の関係する部署だけではなくて、庁内の意見も十分聞きながら、移転建替えの建替え推進とあわせて、スピード感を一体にした形で進めていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

次に、看護学院の新築移転のことなんですけども、今市長の答弁にもありましたように、北海道に強く要請したいというような答弁があったと思います。これについても、やはり私もそのように持っていってもらうことは、今答弁ありましたように10年の何か耐用年数とかいろんなことあるんだろうと思いますけども、やはりスムーズに行っていくためには、それも強く要請していただきたいのと、もう一点は休日夜間急病センターについてですよね。これも私はやはり広域病院に併設なってるほうが望ましいと思ってたんですけど、どうもそうじゃなくて、やはり医師会とかいろんな方々の納得のいくような形に持っていかなければならないんだなということが今の答弁でわかりました。この2つについて、担当者のほうからもう一度その考え方を聞きたいなと思います。

答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直(健康推進課長兼保健センター事務長は2013年7月まで)

それでは、高等看護学院の移転の見通しについてお答えいたします。昨年2度ほど高等看護学院の副学院長さんとお会いをしておりまして、市に対する要望とかお聞きしております。その中では、広域紋別病院が現在地から移転する可能性もあるという話題もございました。当然、今の状況よりも生徒は不便になりますし、先生のやりくりにも若干影響が出てくるということではございますが、直ちに学校の運営に支障が出るというわけではないということでございます。ただし、学校の建物の耐用年数があと10年ほどだということですので、今後道の担当のほうには移転改築について要望していきたいと考えております。以上でございます。

答弁 健康推進課参事 佐々木律子

お答えします。併設等の考え方につきましては、患者さんの搬送に係る負担の軽減及び搬送の利便性向上につながるものと考えておりまして、患者の症状に応じた検査や処置が早期に行われることで重症化を防げるものと考えております。一方、広域紋別病院に併設されることで、2次救急だけではなく、急病センターでは対応できない検査や処置など、そのほかにも経過観察で入院を必要とする患者が増えるというようなことも想定されております。そういうことから、医師のみならず検査技師などにも負担がかかるおそれがあることも考えまして、併設によるメリット、デメリット、それから機能分担と連携のあり方について、今後時間をかけて協議をしてまいりたいと考えております。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

次に、東京直行便の利用促進施策についてですけども、このところの紋別振興公社のモニタープランの4月、5月等の商品のチラシが出てます。なかなか効果があるんだろうなと期待してます。今後もそういうことについて市のほうもバックアップするということですから、何とかこの第1・四半期の搭乗率に向けて、やはり商品の多様性を組み込みながらやれば多分いい方向に行くんじゃないかなと思います。その中で、遠紋地域に対する住民割引について、いま一度ちょっとどんな中身になってるのかについてお知らせしていただきたいと思います。

答弁 観光交流推進室参事 長谷川恒(観光交流推進室参事は2013年3月まで)

お答えいたします。遠紋地域の住民割引制度の部分でございますけれども、紋別市民と同様に運賃割引制度、それと現在紋別市民対象に行ってございますグループ旅行の補助、こちらのほうあわせて、4月から6月までの第1・四半期、搭乗率がどうしてもちょっと落ち込む時期なんでございますけれども、その時期に集中して遠紋地域住民の方にもご利用いただいて、そしてこの搭乗率のちょっと伸びない時期に少しでも利用向上につなげていきたいという部分でございます。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

基本的に遠紋地域に住む全部含めて、全部に紋別市民と同じような割引をするということだと今理解しました。いいですよね。そのときに、他の町村がそれに対して幾らかでも負担するような、そういうようなお願いをしたのか、それともお願いしたけどしてくれなかったのか、そのあたりも含めてちょっともう一度答弁お願いします。

答弁 観光交流推進室参事 長谷川恒(観光交流推進室参事は2013年3月まで)

お答えいたします。24年度の新年度予算につきましては、紋別市の予算で措置をしております。今後につきましては、地域の財産であります紋別空港の現状、それと直行便を守っていくという対策、そういう部分を考慮しながら、遠紋地域の方の自治体への負担についてもちょっと検討していきたいなというふうに思ってございます。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

わかりました。次に、交通アクセスの問題なんですが、これは他の町村からもよく言われることなんですけども、何か工夫がないのかなと私も実は思ってるんですよね。こんな話ししていいのかどうかわかんないけど、今水産加工場というのはほとんどバス持って従業員の送迎ってしているんです。あれ、なるまではあんなことって考えられなかったんですよね。ところが、やはり従業員の確保のためにはみんなバスを持って運転手をつけて送迎しているんですよね。第1・四半期がそんなに大事なんであれば、例えば雄武、興部から紋別空港行ったり来たりするというのは1便ですから、こういう工夫というのはできないのかなというのが私の頭にはちらっとよぎるんですけど、今すぐそれやれともこれ言えないし、そういうことも含めて何か工夫をしていただきたいなと。そんなに頑張るんであれば、このことも含めて検討しながらやるべきでないかなとこういうふうに思うんだけども、どんなもんでしょうかね。

答弁 観光交流推進室参事 長谷川恒(観光交流推進室参事は2013年3月まで)

お答えいたします。市長答弁にもございました部分で、実際にその路線バスのアクセスについては余り利便性がよくない時間帯になってございます。実際その路線バスの時間帯につきましては、答弁にもございましたように、あくまでも国鉄の名寄線代替路線バスということで、主にJRの時刻に合わせられてる部分がございます。そちらのほうの部分について変更するというのもなかなかちょっと課題が多いのかなというふうに思ってございます。今議員さんのほうからお話ございました部分で、例として出されました加工場の関係ですとか、そういう従業員の方の送迎という部分、そちらのほうにつきましても今の現在ではちょっとなかなか難しいのかなというふうに思ってございます。それで、ちょっと市長答弁にございましたとおり、西紋地域についてはアクセスが少々悪いという部分がございます。それで、今回紋別の空港間のバスですけれども、そちらのほう今まで300円という金額をいただいてなった分なんですけれども、そちらのほうを無料化にする部分、住民の利用促進プラス西紋地域の方の少しでも利便性を図るという部分で、今回その無料化という部分で考えた部分でございます。先ほど言いました雄武、例えばの話ですけど、紋別間の部分につきましては今後の検討という形にさせていただきたいというふうに思ってます。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

私が言ったのは例で言った話で、1便ですから、向こうから来るときの1便と帰るときの1便というか、路線バスはもうこれ時間的に無理だというのは私も理解しました。ですから、要するにボンゴバスのそういうやつを1台、1回ずつですよね、それを雄武から空港まで、空港から雄武まで、途中何か何カ所かとまるような、お客さんのニーズに合わせたようなことでも工夫してできないかなという一つの例を言っただけだから、それやれと言ったわけでもないけども、ただそういうようなことも考えられないのかなというような例で言っただけの話で、何とかいろんな方向性がこれからあると思いますけども、工夫しながらひとつ考えてやってくださいよ。お願いします。次に、市内産業の振興策の中で、強い農業づくりについての中で、また新たにこのごろ新聞等にも書いてる、6次産業化チャレンジ支援事業というのがこの中にも、答弁の中にありまして、これちょっとわかりやすく説明していただきたいと思います。

答弁 農政林務課長 野呂田厚司(農政林務課長は2013年9月まで)

お答えいたします。本制度は、市内の農林水産業を営む人たちによって、みずから生産などをした産品を活用いたしまして、加工するための施設整備等に助成をしていこうとするものであります。国の制度、6次産業化という部分であるんでありますけども、なかなかハードルが高いということでご説明させていただきましたが、既存の施設や設備を活用するなどして事業費の軽減を図るですとか、さまざまなリスクを軽減するということで、市の独自の制度として、よくある生産者の方々の挑戦を喚起するという意味で助成事業を創設したいということであります。補助金の部分につきましては、補助率3分の1ということで考えておりまして、上限200万円を上限とした助成制度となるよう予定をしているところであります。以上であります。

再質問 17番 飯田弘明

この農政課のほうでこういうのがありますよということで今回予算も今大体その補助率も言いましたけど、実際どうなんだろうかね。これ活用できそうなとこがあるのかな。それちょっと見通しについてお願いします。

答弁 農政林務課長 野呂田厚司(農政林務課長は2013年9月まで)

昨年末からちょっと農家さんのほうからお話をいただいてる部分がありまして、酪農家さんなんですけども、自家の生乳を使ってチーズやアイスクリームや牛乳までを加工したい意向がございました。これを国の制度なんかに当てはめますとやはり約2,000万円程度かかるというような北海道の試算もあるんですけども、販路を確保しないとなかなか国の制度って認められないという分もあるもんですから、やっぱりそういう部分を解消というか、販路は後々少しずつ時間をかけて開拓していくという分もあろうかなということで、今のところ1件農家さんのほうからは事業についての打診はございます。

再質問 17番 飯田弘明

わかりました。ぜひ頑張ってやっていくように支援してやってください。次に、林業問題についてですけども、SGEC認証材首都圏普及モデル事業というのがこれまた出てきたんですけど、これについて、その中身についてちょっとわかりやすく説明いただきたいと思います。

答弁 農政林務課参事 徳正修一(農政林務課参事は2013年7月まで)

お答えいたします。新たにSGEC認証材首都圏普及モデル事業というものを盛り込まさせていただいたんですけれども、この内容は、首都圏で主に東京を考えておりますけれども、ここで紋別産の認証材、これを使用して家を建ててくださった方を対象としまして、紋別に来ていただいて、工場の見学ですとか枝払い、時期によっては植栽ということで、林業体験をしていただきたいと。その際に、経費につきましては2名程度を考えているんですけれども、往復紋別空港を利用してもらいまして、経費については市と木協のほうで折半をするということを、優位性という形で付与をして、首都圏での普及に努めたいという内容になっております。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

こちらの事業もぜひ頑張ってやっていただきたいと、このように考えてます。次に、漁業の振興施策のことですけども、今の市長の答弁にもありましたように、栽培漁業と言われてるとこで紋別もある程度安定した漁業もあるんですけども、そうでない大変な漁業も実はあったりし、漁家の対策等も、なかなか軌道に乗らない漁業も実はあることはあるんです。この中で、市の考え方の中で、紋別にはホタテ、毛ガニ、定置など含めた共同操業化をしてる漁業があるんですけど、これらはやっぱりコストを下げたり生産性を高めるというような意味合いの中で、実は定置も大変な思いでやったわけなんですけども、これらについて市のほうはどのように考えてるのか、見解ちょっと伺いたいと思います。

答弁 水産課長 渡辺史(水産課長は2014年3月まで)

共同化についてお答えいたします。共同化につきましては、特に資源管理を必要とする漁業には有効であるというふうには考えております。外国の例で申しますと、ノルウェーでは共同化によりまして資源管理あるいはコストの削減を図っているというふうに聞いております。いずれにしましても、共同化につきましては、漁業者の皆さんの考え方もあると思いますので、今後関係機関に意見を求めていきたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 17番 飯田弘明

それからもう一点、昨年末に漁業者並びに組合のほうからも寄附金ありましたけど、これらについても今後有効に活用できるように市のほうは検討していきたいと、このような形で先ほど答弁ありましたけど、これらについての検討して、どのぐらいのとこでこれらをきちっと整理できる見通しになってるのか、もしあれば答弁いただきたいと思います。

答弁 水産課長 渡辺史(水産課長は2014年3月まで)

答弁にもございましたけれども、年度内のうちに何らかの形で制度をつくって実行に移したいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 17番 飯田弘明

次に、港湾の利活用についてですけども、先ほど答弁ありましたけども、運航管理経費が今年は値上がりしたよということなんですけども、実際このタグボートを使う船というのは年間何隻ぐらい来てるのかというのと、この運航管理経費、要するに市が払う経費のほかに、来た船からというのも多分取ってるんだろうと思うんだけども、これは一体どのぐらい収入があるのか、これちょっと2つお願いしたいと思います。

答弁 港湾管理事務所長 志子田悟

お答えいたします。まず、最初の隻数とかということだと思うんですが、23年度の実績でいきますと、答弁でお答えさせていただいたとおり対象船隻というのは3隻でございまして、そのうち出動回数ということになりまして、離岸、接岸ありまして15回出動しております。それで、実際にそのタグボートの収入ということになりますと、昨年度、23年度の場合でいきますと295万円となっております。以上でございます。

再質問 17番 飯田弘明

3隻となれば二千八百数十万円ということ、1隻に対して九百何十万円かのほかに二百九十何万円ということだから、大体1隻、これ単純ですよ、単純に1隻に対して何ぼかかるって計算したら、1,000万円かかるというようなことなんだな、これ。収入と市から払う。ただ、その間はずっと管理してなきゃなんないから、単純にそういうことだけで計算できるかどうかということはそうでないのかもしれないけども、非常に大きな金額がかかるというようなことがこれ今答弁の中でわかりました。答弁の中にありました、網走と何か協議するというようなことが今答弁の中にあったと思うんだけども、これについてどういうことなのか、ちょっと説明していただきたいと思います。

答弁 港湾管理事務所長 志子田悟

お答えいたします。タグボートの利用の仕方ということになるんですが、従来紋別で2隻のタグボート、主力になる部分と補助にする部分、網走も同じようにあったわけなんですけど、昨年の3月いっぱいで網走のタグボート会社が撤退するという状況の中で、網走の方と協議をしてまいりました。その中で、紋別も網走もともにその利用形態も含めて協議した中で、主力になる船を両方で共有して半分半分といいますか、そういうような形で維持費を出して、それではあとほかに補助の部分の船を持つ、3隻を2つの港で使うというようなことで効率を図ってきたということでございます。以上でございます。

再質問 17番 飯田弘明

答弁にもありましたように、運航、例えば人件費が上がった、燃油が上がったというのは、確かにこれ9年ですか、上げてないから、ということで今回運航経費を上げたというような答弁だったと思います。でも、今の話聞けば、網走のほうと両方兼ねてやるというような答弁だと思うんですよね。効率化を図る、効率化図るんだけど値段も上げるみたいな話になると思うんだけど、どうもその辺言ってることと答弁のはちょっとそぐわないような気がするんだけども、私がそう思ってるのか知らんけども、効率化図った割には運航経費が上がるって、紋別市の運航経費が上がる、この辺のとこの考え方がもしあれば、これ所長じゃなくても、もっと上の人でもいいですけど、その辺の考え方があればちょっと答弁いただきたいと思います。

答弁 建設部長兼広域公園推進室長兼まちづくり推進室次長 前田厚

この事業については、まず貨物があるということが前提になります。そして、貨物の中で、先ほど言ってるように年々減少してると、近年については30%、目標の30%ということなもんですから、年間に28万トンぐらいの貨物量の取扱量しかないと。そういう中で、ここをどういうふうにやっていくかという中では、他港との部分については、貨物量がある、そのほかに船隻もあると。ただ、紋別の場合は、今の段階では23年度、本年度については3隻という部分がありますので、かなり取り扱いの部分では厳しいという状態になっております。その部分については、私どももそういう判断はしているんですけども、市政方針の中でもありましたように、クルーズ船等の部分等もあります。そして、今回帆船日本丸と、そういう部分も今回新たに決まっておりますし、石炭船についても、地元じゃないんですけども、名寄工場、王子の板紙のとこにやるということの部分で決まっておりますので、そういう貨物の中では、港湾法の中にあるんですけども、紋別ではそういう部分で十分に補助がされない場合は補助しなさいというのがありますから、今回そういう中でやらせていただくわけなんですけども、年々厳しくなっていく中ではまず貨物量の洗い出しが必要というふうに判断しております。また、クルーズ船、そういう部分もやっていくと。これについては、平成24年度中にやっぱりやっていかなければならないという中で、今回そういうことで考えております。ですから、依然として厳しいということの部分では、タグ事業を守るということでなくて、紋別の貨物の利用をより大きくするという中で考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 17番 飯田弘明

答弁で、考え方はわかるんですよね。重要港湾の中で必ずこの業者を抱えてなきゃなんないというような紋別の事情というのもわかるんです。ただ、そん中で、このところ1社しかない中で随契ですから、相手から実はこのぐらいしか、このぐらい大変なんだよということ言われれば、これ拒否できないというような事情も、競う相手がいないんですからこれ聞かざるを得ないというような事情も実はわかるんです。わかるんですけども、何か釈然としないなというのも実はあるんですよね。その辺のとこで、今後新たなことに市が進めるか進めないかも含めて、このままでいいかどうかということはちょっと私としては疑問だというとこもあるんで、これは答弁要らないけども、今後考えていただきたいと思います。時間も時間ですから、あと一点か二点実は質問させていただきたいと思いますけども、廃棄物の市のし尿処理の関係、衛生組合のほうの状況がわかりました。今の答弁の中で、今後のとるべき道が3つあるよという答弁だったと思います。この3つ目のアクアセンターに持ってくるというようなこともその中に入ってたような答弁だったと思います。もしこういうふうになったときの当市の判断というのはこれ迫ってきてると思うんですよね。だから、施設を更新するのか、個々にやるのか、それともアクアセンターで全部処理するのかみたいな話が今答弁の中にあったと思うんです。この辺のこの3つの判断というのは、当然これ衛生組合でやることですから、そのアクアセンターとなれば当然紋別市はその判断を迫られると思うんですけど、これ答弁できるのかできないかわかんないけど、相手のほうの判断がまだ決まってないからね。仮の話として答弁できるんであればしていただきたいし、ちょっと今できないよと言われればこれはあきらめますけど、ちょっとその辺の見解を聞きたいと思います。

答弁 環境生活課長 木原敏一(環境生活課長は2013年3月まで)

お答えします。ただいまのアクアセンターの処理の関係、先ほど答弁しましたように3つありまして、その中で今の興部を例えば直すとこのぐらいかかります、各市町村でやるとこのぐらいかかります、例えば紋別のアクアセンターに入れるとこのぐらいかかりますという形の中で3つ示されて、まだ最終的にこれから検討して、ただ、今差し迫って興部がどうのこうのという形になってないもんですから、多少時間をいただきながら検討はしていかなきゃならないと。その中で判断して、また出た段階で組合で判断して、そういう形が出た段階では議会のほうにもまた諮らなきゃならないのかなというふうには考えております。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

アクアセンター持ってくるのがだめとは言わないけども、一般廃棄物も紋別市に、要するに西紋のごみは全部紋別に持ってきますよ、処分場もあるから持ってくるよ、し尿も全部持ってくるよったら、市民的な感情でどうなのかなと。西紋のごみとし尿は全部紋別市が処理するのかなというようなことを市民から言われそうな気がしますんで、その検討まだ入ってないんで何とも言えませんけども、そういう市民感情も考慮しながらこれから検討していただきたいなと、こういうふうに思います。最後に、太陽光発電のことなんですけど、これをつけて採算とれる年数というのは大体どのぐらいなのか。その中身についてももうちょっと説明できるようなことがあれば説明していただきたい。この2点お願いします。

答弁 環境生活課長 木原敏一(環境生活課長は2013年3月まで)

お答えします。まず1つは、採算年数でございますけれども、今の電力、太陽光の余剰電力の買い取り料金というのは1キロワット当たり42円ということで国は計算しております。ですから、その単価でいきますと、紋別市が予算で上げてます1キロワット5万円で20万円を限度、国は今4万8,000円でございますので、同じようにやると19万2,000円、それと融資等入れましておよそ100万円。今、国の設置費用は60万円以内になっておりますので、60万円としまして240万円、当面自分で出すのは140万円ですので、それで計算しますと大体13年ぐらいで元を取れるかなということで考えております。あと、詳しくは、貸し付けについても、今同様のもので合併処理浄化槽の貸し付けもやってございます。その中では同じように60万円限度で60カ月償還ということでやっておりますので、元金均等でございますので、月1万円ずつ償還していくというと無理かからないでやっていけるのかなというふうに考えておりまして、60万円を設置させていただいております。なお、補助金の20万円は、限度20万円というのは、全道の市でやっておりまして、最大で見まして全道平均が16万円ちょっととなっております。ですから、それよりも若干高いかなというふうには考えております。以上です。

再質問 17番 飯田弘明

わかりました。十数年で元取れるというような制度なんで、これを利用する人が多分出てくると、多く出てくればいいなと、こういうふうに考えますので、周知のほうだけひとつよろしくお願いして私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:紋別市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる