紋別市議会 平成22年第1回定例会 2010年3月12日
(1)政権交代により紋別市が受ける影響について/(2)地球温暖化に対する紋別市の取り組みについて/(3)紋別産品ブランド化事業について/(4)沖合底引船建造への助成について/(5)地元商業者への消費誘導について
2010年3月12日、紋別市議会の一般質問で、飯田弘明議員が「政権交代により紋別市が受ける影響について」「地球温暖化に対する紋別市の取り組みについて」「紋別産品ブランド化事業について」「沖合底引船建造への助成について」「地元商業者への消費誘導について」について質問し、市長 宮川良一、港湾課長 天池久幸、社会福祉課長 木村直人、企画調整課長 尾形勝己、産業部長兼まちづくり推進室長 能戸邦博、水産課長 渡辺史が答弁しました。
- 質問者
- 飯田弘明 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、港湾課長 天池久幸、社会福祉課長 木村直人、企画調整課長 尾形勝己、産業部長兼まちづくり推進室長 能戸邦博、水産課長 渡辺史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 飯田弘明
おはようございます。市民の会の会長として、さきに通告した順に従って質問させていただきますが、質問の中で地元商業者への消費誘導策については、昨日答弁がありましたので、取り下げいたしたいと思います。質問に先立ちまして一言述べさせていただきます。宮川市長においては、昨年2期目を無投票当選したところです。2期目の本格予算の編成には、市政執行方針においても各所にその意欲が十分に感じ取られるところです。しかし、その反面、課題もあります。道立紋別病院問題とか安養園の移管に関する問題、さらには民間による産業廃棄物最終処分場の地域住民による反対署名問題等があり、市長にとっては頭の痛いものと察するところです。これらの諸問題については、さきの質問、答弁で理解しました。今後解決に向け頑張っていただきますよう、そして市民の納得のいくような市政にしていただきたいと思います。季節は、今年も海明けとなり浜も始動いたします。今後、他の産業も順次始まるものと思われますが、長引く景気の低迷でその回復が進まない中でもあり、心配されるところです。行政と民間が知恵を出し合える安心して暮らせることのできるまちづくり、そんな紋別市をつくっていただきますよう市長に期待とお願いを申し上げ質問させていただきます。まず初めに、政権交代により紋別市が受ける影響についてです。国民の圧倒的な支持を受けて成立した民主党政権は、その後政治資金問題、沖縄県普天間基地移転問題などで迷走し、その勢いに陰りが見えております。しかしながら、マニフェストに掲げられた公約の実行に当たっては、平成22年度予算編成においてはとりわけ行政刷新会議が行った事業仕分けでの議論が反映され、公共事業関係予算等の大幅な削減や見直しが図られるなど、地域にとって影響が懸念されるところであります。言い替えれば、政権交代によって紋別市にどのような影響が及んでくるのか、何がどう変わるのか、さらには行政、市民サービス、市民生活でどのような変化が生じてくるのか心配されるところです。そこで1つに、国の事業仕分けにより平成22年度の公共事業関係予算の中で港湾関係予算、道路関係予算、農業関係予算に大幅な削減があったことから、本市の経済活動や社会資本整備が停滞するのではと危惧するものでありますが、現在どのように変更されたのかお聞かせください。特に紋別港は、漁港区の整備も大きな課題であることから、港湾全体の整備計画に影響が出ていないのかどうかもお知らせください。また、一括交付金制度の創設や国直轄事業の地方負担金制度の廃止などの制度改正によって、市の各種事業に支障が生じていないのかどうか、あわせて民主党の政策集では新たな地方財政調整、財源保障制度を創設するとしているが、平成22年度予算編成においては、国はどのような形で反映されたのか、また新たな制度が市にとってどのような形になってくるのかお聞かせください。さらには、子ども手当や高校の授業料無償化など、全額を国が負担するとしているが、制度を導入する一方では、所得税の扶養控除や配偶者控除が見直されると聞くが、このことがどのような形で影響が考えられるのか、また平成22年度は子ども手当と暫定的に児童手当が支給されることとなるが、それらに係る労力、費用などへの影響をどのように見ているのか、そして導入から丸2年を経て課題はあっても定着している後期高齢者医療制度を将来廃止しようとしているが、お年寄りに混乱を招くことは必至で、廃止になった場合の影響をどのように考えるのかお聞かせください。民主党政権は、地域主権を確立するため、国と地方の協議を法制化し、地方分権政策を進め、国と地方の関係を上下・主従の関係から対等・協力の関係に改めるとしているが、国と地方の協議の場の設置について、市は何を期待し、どう対応しようとしているのか、また民主党は地域の要望、陳情ルールを変更したと聞いているが、どのようなルールに変わったのか、紋別市の喫緊の課題や実情、要望が直接中央省庁等に十分に届くのかと心配もあります。このようなことから、今後市の要望をどのように中央に伝え、語りかけていこうとしているのか、市の考えをお聞かせください。次に、地球温暖化についてお尋ねいたします。市政執行方針の中で恵み豊かな環境を保全し市民の貴重な財産として将来に引き継いでいくため行政、事業者、市民の権利と責務を明確化し、総合的推進を図る紋別市環境基本条例の制定に向けて取り組むようでありますが、自然環境の恩恵と影響を一番に受けている1次産業に従事する私たちにとって、今日ある自然と環境はぜひとも後世に引き継いでいかなければならないものと私も同じように考えています。特に、私の生業である漁業については、地球温暖化の影響からなのか流氷が年々減少しており、先日開催されました北方圏国際シンポジウムでの報告でも、オホーツクタワーの観測で97年から2008年までの12年間で3月の海水温度が1度上昇、暖流系の魚類の回遊といったデータと実感をしている関係者の一人として、これからの漁業について大変危惧しているところであります。オホーツクの漁場を支えている流氷による食物連鎖といいましょうか、流氷の減少によって運ばれてくるプランクトンの変化、そしてそれに伴い漁期のずれなど漁業の衰退や水揚げの減少等を心配しているところであります。地球温暖化は、世界的なものとして取り組まなければならないものとは思いますが、この地域であるいは市民一人ひとりが日常生活の中でできることもあると思います。そこで何点かお伺いいたします。1点目は、予定している紋別市環境基本条例の趣旨といいますか、目的についてどのような考え方なのか、条例制定へ向けて基本となる事項についてお聞かせください。2点目は、地球温暖化を防ぐためには、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を減少させていかなければならないと思いますが、紋別市ではどのように減少させていこうとしているのか、まず行政の取り組み、市民の取り組み、それに対しての周知についてお聞かせください。次に、紋別産品ブランド化についてですが、この事業の質問については以前にも他の議員の質問、そして答弁がありました。その答弁を聞いていても、どうも納得ができなくて、再度私なりに質問させていただきます。私は、この事業によっていつ紋別ブランド認証品ができるかと思っていました。それが、どうもそのようなことには進んでいないようです。生産地の市場には春の毛ガニ、活じめホッケ、そして活じめマス、メジカ、ケイジ等に生産者が独自のブランドタグ、また生産者の証明書等をつけて消費地、市場での価格競争に向けた取り組みを行っています。しかし、この事業においては、このようなことには一切関知はしていないし、今後もそのような方向には向いていかないようです。この事業を見るとき、DOいなか博の事業と非常に似ているし、進んでいる方向もそのときと同じように思えてならないわけです。あのときも関係する職員には申しわけないですが、メニューばかり広げ過ぎて的を絞り切れず、終わったときには何だったのか、そんな事業が大半だったように私は思っていました。この事業は、現時点で協議会を設置して、その中で事業を行っているようですが、この事業の本来の目的からどんどん離れていってるような気がしてならないのです。役所内の掲示板にあるポスターが張ってあります。このポスターには、オホーツクブランド認証製品と書かれていて、数種類の製品が載っておりました。私は、当初このようなことを行う事業だとばっかり思ってました。そこで何点かお尋ねします。まず、1点目として平成19年3月に発足した協議会ですが、主な事業経過とその予算内容についてお知らせください。2点目、漁業生産者が今みずから行っているタグ、証明書等について、今後支援を行う予定はないのかお知らせください。3点目、今後紋別ブランド認証制度がどうなっていくのか、また協議会の方向性をどのように考えているのか、考え方をお知らせください。最後の質問になります。底びき船建造の助成についてです。紋別の水産業は古くから基幹産業として地域の発展に大きな役割を果たしており、中でも沖合・遠洋の底びき網漁業が果たした役割は非常に大きなものがありました。しかし、アメリカと旧ソ連による200海里専管水域設定を機に、沖合底びき船は減船が進み、現在では4隻まで減少している状況にあります。最近の沖合底びき船の水揚げ量は、漁のよしあしで幅がありますが、1万5,000トンから3万4,000トン、金額では11億円から23億円となっており、総水揚げ量の2割から4割を占め、現在でも紋別の水産業の大きな柱となっております。この4隻の底びき船は、建造からそれぞれ25年から30年が経過しており、老朽化が激しい状況にあります。海難事故を防ぐためにも、また効率的な漁業を進めるためにも、新たな船の建造が望まれるところですが、1隻当たりの建造費が約5億円以上かかるということで、船主の方々はなかなか建造に踏み出せない状況にあると聞いております。通常は15年程度で廃船になると聞いておりますので、紋別の底びき船はかなりせっぱ詰まった状況にあり、早急な対応が必要であると思います。このままでいくと、紋別から底びき船が消えてしまう日もそう遠くないのではないかと危惧するものであります。紋別から底びき船が消えてしまえば、水産業のみならず市内経済にはかり知れない影響を与えると同時に、市内にはますます閉塞感が広がってしまいます。紋別の水産の最盛期を築いてきた沖合底びき網漁業の灯を消してはなりません。紋別市内へのさまざまな影響を考えると、市として底びき船の建造に当たり何らかの助成を講ずるべきではないかと考えますが、市長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。以上で質問を終わりますが、再質問は留保させていただきます。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、飯田議員のご質問にお答えいたします。初めに、政権交代による影響でありますが、1点目の事業仕分けによる影響につきましては、港湾関係予算において平成21年第4回定例会の藤田議員のご質問にお答えして以降、国からは情報がないものの、事業仕分け方針等から試算いたしますと、平成22年度の事業費は約5億円から6億円と見込まれ、これは概算要望から2億円以上下回っており、平成22年度の整備計画におくれが出ることが予想されます。このため、緊急性の高い施設からの実施と次年度以降の事業費増額を要望してまいります。次に、道路関係予算におきましては、国の削減方針に従い、事業効果の早期実現を図る観点から、開通時期が近いもの、事業年数が短いものを優先して整備計画を策定いたしましたが、本市においては今年度完了予定路線であることから、影響はないものと考えております。また、国の事業である高規格幹線道路旭川紋別自動車道及び紋別防雪事業につきましても、継続事業となっていることから、市同様影響がないものと予想されます。次に、農業関係予算におきましては、農林水産公共事業費が約34%削減という大幅な減額となり、特に農村整備事業で6割以上の減となっております。北海道においては、農業関連予算が約1,162億円で、前年度からおよそ3割の減であり、国の公共事業費が大幅に削減されたことを受け、応急手当として独自に12億円を盛り込みましたが、減少分は埋め切れておりません。市では、北海道が事業主体となって平成19年度から24年度完了予定の道営草地整備改良事業としてはまなす第1地区及び第2地区を整備しておりますが、今後基盤整備の工期のおくれなどが懸念されるところであります。公共事業関係経費の削減によって、国民の命と生活を守るための基盤である必要最小限の社会資本までが整備できなくなってしまうといったことがないよう、国の責任において国民全体の将来資産としての着実な整備を強く要請するとともに、本年度創設された社会資本整備総合交付金制度及び農山漁村地域整備交付金につきましても、情報収集に努め事業実施に停滞が生ずることのない対応をしていきたいと考えております。2点目の一括交付金制度創設と国直轄事業の地方負担金制度廃止等の制度改正による市事業への影響についてでありますが、一括交付金制度につきましてはさきに柴田議員のご質問にお答えしたとおり、平成23年度導入が予定されておりますが、その前段階として国土交通省所管の社会資本整備総合交付金2兆2,000億円等が予算案に計上されました。交付を受けるには、自治体はおおむね3年から5年を期間とする分野ごとの計画を策定するとされておりますが、制度の詳細や事務手続きの日程等が一切示されておらず、本市の予算におきましては従来制度により計上したところであります。したがいまして、今後の事務手続きの日程によりましては、交付金制度の対象となる事業について、発注時期のおくれが懸念されるところでありますが、今後とも情報収集に努めるほか、事前に計画策定の準備を進めるなど、大きな支障が生じないよう対応してまいりたいと考えております。また、国直轄事業における地方負担金制度廃止につきましては、国道などの維持管理費に係る地方負担金が対象のため、本市においては影響がないものと判断しております。3点目の新たな地方財政調整、財源保障制度の創設についてでありますが、民主党の政策集では自治体間格差を是正し、地方財政充実のため地方交付税制度と一括交付金の統合も含めた検討を行い、現行の交付税制度よりも財政調整、財源保障の両機能を一層強化した新たな制度を創設するとしております。本年度の国の予算編成におきましては、前段お答えいたしましたが、社会資本整備総合交付金や地方交付税の1.1兆円増額がこれを先取りし措置されたものと理解しております。新たな制度につきましては、一括交付金制度が盛り込まれる地域主権戦略大綱の取りまとめが今夏と予定されていることなどから、どのような制度となるかにつきましては、今後の議論の行方を待たなければなりません。特に地方交付税制度につきましては、昨年の事業仕分けにおいて抜本的見直しという点では仕分け人の意見が一致しておりますが、見直しの方向につきましては仕分け人の中で交付税の総額圧縮、算定の簡素化、透明化及び交付税の機能充実強化の3つに大きく分かれております。このため、今後の議論を注視するとともに、さきに山中議員、柴田議員のご質問にお答えしたとおり、市長会の一員として法定率の引き上げによる地方交付税の増額確保を国に要請してまいりたいと考えております。4点目の子ども手当についてでありますが、国は次代の社会を担う子供一人ひとりの育ちをしっかり全体で応援する観点から、中学校修了までの子供を対象に制度の創設を目指しております。平成22年度の子ども手当につきましては、所得制限を設けず、子供1人につきまして月額1万3,000円を支給する予定であり、支給月につきましては従来の児童手当と同様6月、10月、2月の3回とされております。費用負担につきましては、本制度導入に伴い廃止予定でありました児童手当もその一部として暫定的に支給されるため、国、地方、事業主の負担はありますが、それ以外の費用は国が負担することから、市の負担は変更がありません。支給事務につきましては、支給対象児童の増や児童手当の暫定支給等に伴い、事務量の増加が懸念されますが、制度の円滑な実施を図るため、子ども手当システム経費は国の全額負担とされたところであります。現在、国で審議中であり、細則等が示されていないことから、その推移を見ながら遺漏のないよう事務を進めてまいります。5点目の子ども手当などの制度導入に伴う所得税の扶養控除や配偶者控除の見直しの影響についてでありますが、新しい政権となって初めての新年度税制改正の中に、子ども手当や高校の授業料無償化に伴い、所得税及び住民税について16歳未満の扶養親族に係る扶養控除の廃止や16歳以上19歳未満の者に係る特定扶養控除の上乗せ部分の廃止が盛り込まれ、関連法案が今国会に提出され、現在審議されているところであります。子ども手当導入による影響では、16歳未満の扶養親族に係る扶養控除の廃止によって、所得税で38万円、住民税で33万円の課税所得金額が増えることになり、16歳未満の子供を抱える世帯の税額が増えることとなります。また、高校の授業料無償化では、16歳から19歳未満の扶養親族に係る特定扶養控除の上乗せ分の廃止によって、所得税で63万円の控除額が25万円縮小され38万円に、住民税では45万円の控除額が12万円縮小され33万円と、控除額が減少することにより、課税所得金額が増えるため、所得扶養控除が縮小される高校生世代を扶養する世帯で税額が増えることとなります。なお、19歳以上23歳未満の特定扶養親族に係る扶養控除及び23歳以上70歳未満の扶養親族に係る扶養控除につきましては、現行どおりとなっております。また、制度導入の適用時期につきましては、所得税につきましては平成23年度分から、住民税につきましては平成24年度分からとなっております。配偶者控除の見直しにつきましては、本格的な議論が平成22年度以降に持ち越されております。なお、国は平成23年度以降において税制改正による保育料をはじめ他の制度への影響を含めて検討を加え、必要な措置を講ずるとしており、今後の動向を注視してまいります。6点目の後期高齢者医療制度についてでありますが、本制度につきましては制度発足当初の周知不足などに加え、75歳の年齢区分や年金からの強制的な天引きなどで多くのご批判を受けたところでありますが、保険料の軽減対策などの対応により、現在では問い合わせもほとんどありません。このような中で、政権交代により新政権では後期高齢者医療制度については平成24年度末までに廃止し、もとの老人保健制度には戻さず、新たな制度に移行させる方針が示されたところであります。現在、厚生労働大臣の主宰による高齢者医療制度改革会議が設置され、昨年11月には新しい高齢者医療制度創設までのスケジュールや基本的な考え方が示されました。その主な内容ですが、後期高齢者医療制度を廃止し、地域保険としての一元的運用の第1段階として、高齢者のための新たな制度を構築する。年齢で区分するという制度を廃止する。市町村国保などの負担増に十分配慮することや高齢者の保険料が急に増加したり不公平なものにならないようにする。市町村国保の広域化につながる見直しもあわせて行うとしております。また、スケジュールの見直しとしては、平成23年の通常国会をめどに法案を提出し、平成25年4月から新たな制度に移行することとしております。現在のところ、具体的な制度設計の内容が示されておりませんので、制度廃止に伴う影響については予測できませんが、私ども市長会としては制度廃止については被保険者をはじめ現場に大きな混乱が生じることがないよう、都市自治体の意見を十分に尊重して検討することや、早期に国民健康保険制度の再編、統合すること等を要望、要請しております。いずれにいたしましても、高齢者の皆さんが安心して医療を受けられることが最も重要なことであり、それを支える負担が国民の信頼と納得が得られる永続性のある医療保険制度でなければなりません。従前のような混乱がないよう、私も市長会の一員として、国をはじめ関係機関に強く訴えてまいりたいと考えております。7点目の国と地方の協議の場についてでありますが、国と地方が共同で法制化に向けた検討を進めてきた結果、企画立案段階からの協議や分科会の明文化など、地方側の意見を踏まえた内容として整備され、地方意見が適切に反映される制度となったことに関しましては、高く評価してるところであります。しかしながら、さきに柴田議員のご質問にお答えしたとおり、これまでごく一部にとどまっていた義務づけ、枠づけの見直しをはじめ地方税財源の充実確保、基礎自治体への権限移譲、一括交付金の制度設計など、地域主権の確立に向け、今後解決しなければならないさまざまな課題があり、引き続き地方六団体を通じ地方の自由度と裁量度の確保に向けて積極的に提言してまいりたいと考えております。8点目の今後の市の要望方法についてでありますが、議員ご指摘のとおり、このたび民主党の地域要望ルールが変更されたことにより、地域の要望は地域で完結するといった原則に基づき、民主党へは地元選出国会議員に対して要望を行うこととされております。一方、中央省庁及び国の出先機関への要望活動は、政治主導の実現の観点から禁止されることとなりましたが、行政間同士の意見交換会としては容認されており、必要に応じて地域の実情を説明する機会は確保されたところであります。現在、西紋別地区総合開発期成会において、具体的対応方法等について意見調整を行っているところでありますが、地域の医療機能の確保など、私たちの地域が課題として抱える社会資本整備の推進や行政要望が的確に反映されるよう、今後とも幅広く要請活動を行ってまいります。次に、地球温暖化に対する紋別市の取り組みについてであります。1点目の紋別市環境基本条例の目的についてでありますが、環境の保全及び創造は市民が健康で文化的な生活を営む上で必要とする恵み豊かな環境を確保し、これを将来の世代に継承するために市民、事業者、行政が公平な役割分担のもとに相互に連携協力して循環を基調とした環境への負荷の少ない社会の実現を図るものであります。市民の健康で文化的な生活を将来にわたって確保するために、日常生活及び事業活動の中で積極的に地域環境の保全に取り組むことを目的に制定したいと考えております。2点目の温室効果ガスの排出量の削減に係る取り組みについてでありますが、行政では夏期のクールビズ、冬期のウォームビズの励行や第2次紋別市役所環境保全行動計画では、地域の事業所の一つとして、みずからの環境に配慮した事務、事業活動を徹底し、率先した温暖化対策に取り組み、昼休みの消灯による電気使用量の削減、暖房用燃料使用量、紙使用量の削減、節水への取り組みを進めております。市民の取り組みといたしましては、環境負荷の少ない循環型社会システムの形成を図るため、ごみの減量化、リサイクルの促進、簡易包装の推進、もんべつが一番きれいになる日の市民一斉ごみ拾いの実施、アドプトプロジェクトによる環境美化運動、緑の循環森林認証林の拡大などが進められております。平成22年度は小学生を対象としたエコスクールの実施のほか、今月から始まりました住宅エコポイントなど、消費者による温暖化対策型の商品購入に付与されるエコポイント制度などにつきましても、リサイクルやごみ減量化の周知とあわせ広報もんべつ、市役所ホームページ、地元紙の市役所だよりを活用してまいります。次に、紋別産品ブランド化についてであります。1点目のこれまでの事業経過と予算についてでありますが、ブランド化は産地間競争が激化する経済市場において紋別の地場産業をより確固たるものにするためには、紋別の農林水産業をはじめとする特産品などについて、安全で良質な希少価値の高い物づくりと販売戦略を組み立て、他地域と差別化を図りながら紋別産品を育てていくことが地域経済に重要なことと考え、事業を進めてきているところであります。初めに、事業経過でありますが、平成18年度事業として平成19年3月に紋別産品にかかわる経済団体や有識者で組織するオホーツク紋別産品ブランド化推進協議会を設立、紋別市独自の認証制度を新たに創設し、紋別産品のブランド化への新たな事業の取り組みを進めるため組織いたしました。その後、地域資源を生かした新たな加工品の開発と観光資源を活用した新たな観光の開拓、普及に取り組むことがブランド化には不可欠であるという協議会の考えにより、平成19年12月に地域資源開発委員会を設置しております。その他、平成19年度事業では、市民アンケート調査と地域ブランドの基盤づくりと基礎知識をテーマにセミナーを開催しております。平成20年度では、ブランド化推進のためのセミナーと水産物のブランド戦略についてのセミナー、転勤族の方々との懇談会、紋別特産品の販売と観光PRのため、東京ドームで開催されたふるさと祭り東京へ水産加工青年会が参加、開発委員会では特産品開発の取り組み方や地域資源の掘り起こしについて協議をしております。平成21年度事業では、先進地事例発表やパネルディスカッションなどのフォーラムの開催、商標登録についてのセミナーの開催、ふるさと祭り東京へ水産加工青年会が参加、開発委員会において地域資源を使った新メニューの開発を行っております。次に、予算内容ですが、平成19年度は市から89万円の補助を行い、セミナー開催、地域資源活用試食会、市民アンケートなどの経費となっております。平成20年度は190万円の補助を行い、セミナー、懇談会開催経費で45万円、開発委員会経費で40万円、ふるさと祭り東京への参加経費94万円などとなっております。平成21年度は200万円の補助を行い、セミナー等で50万円、開発委員会経費で60万円、ふるさと祭り東京への参加経費91万円などとなっております。2点目の漁業生産者への支援についてでありますが、漁業者みずから取り組んでおられる地元でとれた良質で希少価値の高い魚やカニにタグなどをつけて差別化を図っている取り組みに対しましては、漁業者の意見を聞きながら今後の対応を検討してまいります。3点目の今後協議会の認証制度と方向性の考え方についてでありますが、設立当初は紋別市独自の認証制度創設を目指し発足いたしましたが、認証の水準を高く維持していくことや信頼性の構築など課題が多く、協議会の中でも慎重な意見もあり、基準を設けるまでに至らず現在に来ている状況もありますことから、今後独自認証制度は引き続き課題とし、当面既存のオホーツクブランド認証制度や道産食品独自認証制度、HACCP認証制度を取得、製造された製品の紹介など、既存制度を生かした取り組みを進めてまいりたいと考えております。方向性につきましては、これら既存制度の取得製品や地元でとれた良質で付加価値の高い特産品の販売戦略の組み立てに取り組むほか、引き続き地域資源を生かした新たな加工品の開発など、確かな産業を育てるまちづくりの実現に向け、紋別産品ブランド化に取り組んでまいります。次に、底びき船建造への助成についてであります。紋別の沖合底びき網漁業は、数量、金額とも紋別水産業の大きなウエートを占め、沿岸漁業と並び本市漁業の中軸であり、ここ数年水揚げが十数億円から二十数億円程度と回復しておりますが、昨今の燃油価格、漁業資材の高騰、魚価安に加え資源の減少など、漁業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。北海道の沖合底びき船は現在全道で48隻あり、200海里規制以降の水揚げ不振による経営悪化のため、漁船の更新が図れず、その7割以上が20年以上の高齢船であります。その中にあって、道内各地では少しずつではありますが、底びき船建造の取り組みが進められているところであります。本市の沖合底びき船の建造につきましては、現在関係者から具体的な計画などはお聞きしておりませんが、国では漁協などが漁業者にかわって漁船を取得し、漁業者にその船をリースする場合に、国がリース料を助成する制度や漁業者が新たな漁船の取得に伴って不要となる漁船のスクラップ等の処分に際して交付金を支給する制度など、漁業経営改善と漁船の更新を目的とした助成制度があります。また、NEDO、新エネルギー・産業技術総合開発機構では、省エネを目的に漁船や機械や冷凍設備などを設置した場合の補助制度がありますことから、今後これら国などの支援制度の利活用について他市の例を参考に調査研究してまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。
質問 17番 飯田弘明
ご丁寧な答弁ありがとうございました。1点目の政権交代による国の予算の関係で、今の答弁の中で港湾関係の予算が削れたよと、それを受けてどのような形で減った分を市として整備をしていくのか、全体的なものも含めてお知らせしていただきたいのと、うちの重要港湾ていうのは、たしか私の記憶では6つある中で5番目と私はそういうふうに認識していたんですけど。この重要港湾ていうのは前の政権のときからも予算等が非常に厳しく、新たな港湾予算がつかないという段階で、今回の政権交代になっても基本的にそれよりももっと落ちるような予算が削られるような状況になっているんでないかなと、こう思います。したがって、今、去年までの計画の中で、さらにそれより減ったということで、それはどういうふうな事業にそれらを向けていこうとしているのか、それをちょっと教えていただきたいと思います。
答弁 港湾課長 天池久幸(港湾課長は2013年12月まで)
お答えいたします。事業費につきましては、昨年の概算要求では8億4,400万円を当初見込んでおりましたが、今まだ予算配分が公表されておりませんが、試算をいたしますと約5億円から6億円ぐらいに事業費が減るであろうというふうに予測をしております。その中で、実施する施設につきましては、緊急性の高い施設から実施をしていくよう要望していきたいと思っております。さらには重要港湾の部分でいきますと、事業費の関係につきましては、今のところ約5億円から6億円ぐらいの推移がされるのかなというふうに予測しております。以上です。
質問 17番 飯田弘明
端的に緊急性の高い事業からというあれで、一部の関係者はわかってても、ほとんどの人がわからないんだと思います。港湾の関係の緊急性、もしくは緊急性がないというのは、それはいろいろあるのかもしれませんけども、基本的にそれを判断するのは市だと思うんで、この緊急性があるのとないのとその事業っていうのはどういうことなのか、ちょっとそれを説明していただきたいと思います。
答弁 港湾課長 天池久幸(港湾課長は2013年12月まで)
概算要望の当初につきましては、施設名でいきますと、港内静穏度確保ということで、北波除堤の改良、これにつきましては今消波ブロックと透過性のものをケーソンを、製作終わってますから、それを据えつけて不透過にしていくというものと、もう一つは岸壁の改良に合わせた附帯施設で、漁協が高度衛生型市場をつくって建設をしておりまして、その中には外海からの海水取水を取り込んだ施設になっていることから、その附帯施設をということで要望しておりまして、今漁協からの要望が強い岸壁の改良、いわゆる海水取水施設のほうに重点的に要望していこうというふうに考えております。
質問 17番 飯田弘明
考え方としてはわかりました。今後も、これうちの港湾というのは非常に予算のつきづらい港湾だということがわかりましたんで、政権もかわったんで、今までと違った形のお願いをしながらやっていただきたいというふうに考えてます。それからもう一点、子ども手当のことなんですけど、今テレビ、新聞等で言われてます外国人の場合っていうのか、外国人が外国に子供がいてもその分は払うみたいな話がテレビやなんかで、これちょっとよくわからないんで、それもしわかればちょっと教えていただきたいと思います。
答弁 社会福祉課長 木村直人(社会福祉課長は2012年3月まで)
今新聞報道、それからテレビの報道でよく内容等について報道されておりますけども、実際的にはまだ審議中ということで、検討中でもありますので、まだその細部については、まだ私どものほうには来ておりません。ただ、親御さんがどこに住所を構えてるのかというような問題点もございます。また、親のない子をどうするのかというような部分もございますので、そういうものを含めて今検討中であるということでご理解を願いたいと思います。
質問 17番 飯田弘明
よくわからないってことなんですか。まだ国からの通達がよくわからない状況で説明できないということなんですか。
答弁 社会福祉課長 木村直人(社会福祉課長は2012年3月まで)
まだ実際的には先ほども申し上げましたとおり、具体的な部分については国のほうから通知が来ておりませんので、はっきりしたお答えはできないということでご理解を願いたいと思います。
質問 17番 飯田弘明
当市にそういう人がいるのかいないのかというの、ちょっとわかんないから、そこをまず聞きたかったんだけど、よくわからないというんだから、どうしようもないですね。この話はそれでやめます。それからもう一点、これも聞いていいのかどうかわからないけど、実は今年の何月かな、原口総務大臣が地方議会でも議院内閣制を導入したい旨の発言、それまたマスコミ等の報道がありましたけども、これについての情報っていうのはないんですか。
答弁 企画調整課長 尾形勝己(企画調整課長は2011年9月まで)
原口大臣のお話でございますけれども、ちょっと私どものほう情報は確認とれてございません。ただ、地域主権に伴いまして、今制度の根幹に係る部分で、それぞれ基本法の関係、地域主権の主権基本法関連の整備が今検討会などで進められてございますので、その中では一定の議論があったのかもしれませんが、詳細については承知してないということでご承知いただきたいと思います。
質問 17番 飯田弘明
私も要するに海外視察、今自粛してとめてるんですけども、ヨーロッパに行ったときに実はこういう議会のほうが圧倒的に多かったっていうことで、要するに議員が、市長が大統領みたくなるのかな。議長が首相みたいな形になるのかな、国の制度と非常に似てる。与党の議員が局長っていうのか、部長クラスになって、野党の議員が普通の費用弁償だけで俗に言う非常に手当が少ないみたいな形の議会が多かったように感じてました。マスコミは一般的には議員の報酬はヨーロッパや欧米は安いとかって言われてるけども、それは確かに野党のほうの議員のお話でもって、与党の議員は全部局長クラスなって、部長級の報酬をもらっているっていうのが実態だったように私は考えてます。その中で、やはり国の制度がこのように変わった段階で、果たして議員のこの海外視察をこのままとめておいていいのかなと、私はそう考えてるんです。やはり、広く世界を見なければどのような形のものがいいのか、どういうふうな形を考えたらいいのかということも含めて、私はそういうふうな物を見てきた人と見てこない人では大きな違いがあるのではないかなと、こういうふうに感じてます。これは自分たち議員の関係の話ですけども、今尾形課長が言ったみたいに、よく国のほうの言っていることと、実際そのことを実施するのかしないのかっていうことがまだ見えないという中では、なかなかそれ以上、私も聞くわけにこれいかないんで、この話はこの辺にしておきたいなと思います。それから、これは一般的にこの事業仕分け、いろいろ賛否両論があったし、マスコミ等の報道で国民も非常に斬新ですばらしいという人もいれば、その切り方が非常におかしいというような話もありまして、当市には直接事業仕分けの関係で、先ほどの港湾関係、これからどうなるかわからん、ワーストワンの紋別空港もどういうふうになるかわからんし、非常に心配する部分がたくさんあると思います。これらについて、今後市としてはどんな形で中央にお願いをしたり、だれを通じてやるのかっていうのは地元の代議士と、こういうふうに言われてますけども、基本的にこの地方っていうのは非常に今の政権の中では厳しく、予算等も含めて算定されるんではないかと、そう思われますので、そのあたり市長にしっかりと国のほうに実情を訴えて、今あるものをできるだけなくさないような形で進めていただきたいなと、このように要望いたします。次に、温暖化の関係なんですけども、私も去年の秋から今年の2月までの間に実はテレビ、雑誌等の取材で5回ばかり取材を受けてます。テレビ出過ぎだぞという非難も浴びてますけども、その大半は実は環境の関係なんです。流氷研究所の青田先生のほうからの依頼で取材のほうをしているんですけども、そのいずれもがやはりこの温暖化による環境が非常に変わってきているよと。その中で、そこで暮らしている人、生活している人、そこで漁業をやっている人が今後この問題についてどう考えてるのっていうのが全部同じなんです、質問は。私こう考えるには、確かに我々も実感してますよね、流氷が減っている、確かに海水温も上昇して、今までとれなかったような南の魚がとれている。実感しています。ですけど、外から見る人のほうがずっとやっぱりそういうのが見えるんです。灯台もと暗しと言ったらいいのか、意外とそこにいる人が感じないことが外から見たら非常に感じるという中で、私は今市長も答弁なさって、いろんなことはやってるというのはわかりましたけども。ここに青田先生が今年の春に話したこれ記事があって、その中でやっぱり青田先生も言ってるのは、やはり化石燃料から例えば木製ペレットの燃料にかえるだとか、いろんなことを言ってます。また、それから昨日の答弁にもありましたように、やはり太陽光パネルを使って優しいエネルギーをつくるだとか、また特にこれは市民一人ひとりが考えなきゃならないことなんだろうけど、やはり地産地消の中でのフードマイレージ、やはり化石燃料を使わない食べ物を利用しなければならないと、そういうようなことを述べてるんです。ですから、今言ったようなことも含めて、市のほうとして今後対応をしていただきたいなと、こう思います。これは要望にしておきます。次に、紋別産品ブランド化ですけども、これは先ほどの市長の答弁にもありましたけども、当初の考え方と非常に今違った状況で動いてるんです。実は、これ前の、質問したときの質問の最後に、その議員さんは笛吹けど踊らずというようなことを言って質問を閉じてるんです。これは何を言ってるかったら、市長の方針とどうも担当部署の考え方が違うんではないのかなと。今やってる事業っていうのは、本当に紋別産品ブランド化っていう事業のものなのかなと。これ議員の人たちほとんどそう思ってるんでないかなと思うんです。当初の計画っていうか、当初のこの事業をつくったときの市長の市政執行方針と今の執行方針、微妙に変わってきてるんです。これやっぱり、どっかでこれやっぱりちょっと間違ってしまったのかなと、何かちょっと間違ったのかなっていう感じがするんです。やってる事業だめだって言ってるわけじゃないんです。やってる事業は立派な事業やってるのはわかってます。ですけども、当初の考え方、これ産品をつくってやりましょうというような事業というのは、ちょっと今の状況の中では、もうかれこれ何年ですか。4年、5年ぐらいやってんですか。一つもこれそういうふうなのはできない。今後もできる見通しがないと私は思うんです。もうこれは、考え方として産業部長、どうですか。
答弁 産業部長兼まちづくり推進室長 能戸邦博
お答えをさせていただきたいと思います。当初の考え方と大きく変わって、このブランドの協議会が事業を進めてるんじゃないかなというお話でございますけれども、少なくとも私どもはそういう認識はしてございません。3年間の中で取り組み始めまして、紋別の物産を認証して地域アピールをしていこうということで取り組んでいったことは間違いないことでございます。その中で、認証委員会のほうで当市にあるそういう産品をより付加価値を高めながらやっていくのも一つの切り口だということで、先ほど市長のほうからも答弁させていただきましたけれども、少なくとも地域をアピールするためには、議員さんからのご指摘のあるように、紋別で生産される原魚、原貝などの素材、それとまた季節の旬をきちんとアピールしていくのが必要だなというのは1点考えてございます。そのほかに、このブランドの協議会の中では、あり余るそういう地元のいい産品を使って新しいやっぱり商品開発をしていくものも取り組んでいかなきゃならない。それとあと既存の、もう既に消費者の皆さんが認めている物産についても、一つの統一的な位置づけの中でやっていきたいということで、当初は認証、紋別なりの独自認証制度をつくっていく、それと新商品の開発をしながら全道、全国に紋別をアピールしていくという、こういう取り組みだったと思ってございます。それで、先ほど5年、6年というお話ありましたけども、実質的には3カ年でございます。3カ年の中でこれ取り組んできてございますけども、やはりこういったものをつくって、それをアピールしていくということが、一朝一夕で形になるとは思ってございません。その中で、いろいろご指摘のあります新しい商品開発につきましては、この3年間の中でいろいろセミナー等を開きながら、少なくともサンプルの開発まではいってるのかなと思ってございます。この後、それをきちんとサンプル生産から販路開拓につなげるような努力もしていかなきゃならないんだろうと思ってもおりますし、その中で紋別の加工青年会の皆さんが道内または東京に行っていろいろな紋別のアピールとあわせてこういったマーケットのリサーチといったことも含めて取り組んでいただいてるという、こんなふうに私ども考えてございます。ちょっと広がり過ぎてぼけるんじゃないかというお話を先ほど来、議員さんから言われてるんですけども、この3点をきちんと形づくって紋別をアピールをしていきたいなと思ってございまして、そういった組織の関係、取り組み方だとか、これは今年度ちょっと見直しもかけていきたいなと思っております。その中で、先ほど今年の取り組みとしては認証にかわるものとして既に他の機関が認めている認証制度を活用していきたいっていうお話しましたけども、これにつきましては、企業の皆さんがそれなりのコストの負担をしながらこういったHACCP対応だとか道の認証だとか、こういうのにのってきてるという現実があるわけですから、これをより細やかに地元の方々にもわかっていただく、また全道、全国の方にもわかってもらえる、そんな取り組み方で進めていくことが当初スタートに当たって紋別の独自認証をつくり上げていくというところに行き着くのではないかなと、こんなふうに考えてございまして、そういう方向で進めてまいりますので、温かくちょっと見守っていただければありがたいなと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。
質問 17番 飯田弘明
部長の熱意も温かく見守りたいという気持ちもこれあります。ただ、先ほどから紋別ブランド品ていうか認証品ができないっていうのは、私も部長だったらこれつくれないです。A社もB社もC社もあって、A社のものは認証品ですよ、B社のものはだめですよとできるわけないんですから。ですから、私はこの事業は、やってることは確かに間違ってはないです。ただ、紋別産品ブランド品ていうものが果たしてできるのか。確かに販売戦略はやってるから、そのことに対しては何も言いません。ただ、紋別産品ブランド品ていうネーミングを使った事業なんですよね、これは。ところが、私もいろいろ話をしたけども、なかなか今ある製品、確かにこっちの製品いいなと思っても、どこどこのかまぼこさんはいい、こっちのかまぼこはちょっと工場がちょっとあれだとかっていう話をしたら、このまちでこっちがいいけどこっちがだめですって話、部長できないよね。できないんです。私もできないと思ってます。ですから、すぐ行き着く先は新商品を開発して、それをブランド品にしますよ、そうなるんです、だれがやったって。ですから、私はちょっとこれはできないんでないかというようなことを私は思ってるっていうのは、すごく難しい状況になってしまったってことなんですよね、今の状況で言えば。確かに部長だって去年から来たし、担当課長も去年からやってる。その前のことは引き継ぎはあったんだろうけど、よくわからない。でも、すっかり方向性が向いてしまったものを今さら引き戻すわけにもいかないさ。商工会議所にこれほとんど丸投げ状態、丸投げったら怒られるかもしれんけど、状態にしてしまっている。今さら引き返すも引き戻すわけにもいかない。先まで事業は組んでしまってる。この事業に対する予算をつけてやらねばならないさ。こうなってしまったら、行きも戻りもできない状況になっていると、私はこう思ってるんです。温かく見守るから黙ってはいたいですけど、どうもちょっと、これはもう事業的にちょっと紋別製品の販売普及活動事業費みたいなのに青年会のほうのやつやって、もっと違った形で、この紋別産品をもしこれからもやりたいというんであれば、ちょっと違った形でやらなければ、ちょっと難しいんじゃないかなってちょっと危惧します。部長の熱い熱意はわかります。ちょっと辛口な言い方しましたけど、DOいなか博がどうだとかって、担当者だったからそんな感じもしないでもないんですけど。ですけども、今言ったみたいに熱い熱意はわかりました。これ以上の答弁求めても多分出てこないんだろうと思うから、それは答弁求めませんけども、難しい問題なんで、その辺のことをよく考えながらやっていただきたいと、このようにお願いします。それから、最後の底びき船の関係なんですけども、これは平成11年に日本が韓国に排他的な経済水域200海里を批准したことによって、紋別の底びきがそれまであった9隻から5隻に減るわけですよね。そして、平成16年、1隻がある事情があってやめて4隻というのが今の実態だと思います。年数的なものもさっき答弁に出ましたけども、確かに非常に古くなっていると。その中で、経営者の方も非常にどのような形でやったらいいかということで今相当いろんな形を模索していると思います。先ほどの答弁にありましたリースの関係、この関係でもやはり今の経営体系のままこれに該当するといったらなかなか難しいと思いますし、またスクラップ事業に関してもそれほど大きな助成があるわけでもないし、NEDOの関係の補助事業にしても、これ多分担当者の方はわかってると思いますけども、NEDOの場合は船の浮かんでいる下の部分、これに対する何%の補助なんですよね。今の底びきの場合も、漁労機器とか油圧関係、海から浮いてる部分のほうがもうかなり大きなウエートを占めるような金額になっている。そして、加えて今までの燃費から10%以上の燃費の効率を上げなければならないっていうことで、実はこのNEDOもホタテの自営船のときに十分我々も議論してるんです。これには向けてってないんです、ホタテの自営船の場合は。ただ、ホタテの場合は組合全体共同ですから、いろんな補助対象に向けていきやすい状態なんです、今の状態では。今後わかりませんよ。今後わからない中では、どうなるかというのはありますけども、ただ今のこの経営の形態の中で言えば、どれにもこれにもなかなか向けていくのが難しいっていうのが現状だと思います、底びきの船主にしてみれば。これからホタテの場合もいろんな補助事業を探しながら最終的には14隻までいきたいと考えてるんですよね。これを考えたときに、やはり頭にすっとよぎるのは、今の産業誘致条例にかかわるようなことがこういうとこでできないのかなと。あれの条例の場合は、当初は外から来た、誘致ですから外から来た企業に対する補助事業だったように思います。それが、なかなかよそから来ないもんだから、地元で設備投資をするある一定の業種の作業の設備投資に対して助成しようということで変わってきたんです。ですから、今後やはりこういうふうな大きな事業のときも、それらのを包括できるかできないかっていうようなことを考えてるわけですけども、いきなりそれやれっていってもなかなか大変だとは思うんだけれども、やはり今の現行の補助制度を使おうとしたときに、私が言ったみたいに非常に難しいっていう認識があるのかないのか、ちょっとそれ伺いたいと思います。
答弁 水産課長 渡辺史(水産課長は2014年3月まで)
それでは、飯田議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の今の漁業形態ではなかなか難しいというふうなご質問でしたが、先ほど市長の答弁にもございましたけれども、今現在私どもも沖合底びき船の関係者の方の具体的な計画等についてお話を伺っていないような状況でもありますし、昨年漁協で建造しましたホタテ船もんべつ丸につきましては、共有化というな形で国の補助の制度を活用してるというような実例もございますので、今後沖底船につきましても、そのような事例もございますので、そのような形で国の補助を優先的に活用していただけるように検討願いたいというふうに考えております。それから、2点目の産業誘致条例のような制度はできないかという問題でございますが、これは市の単独補助ということでございますが、沖底船に市の単独事業といいますか補助をするということになりますと、他の全船にも影響するということも考えられますので、慎重に考えていかなきゃいけないということもございますし、他市の状況についても調査したいというふうに考えてることでご理解いただきたいと思います。以上です。
質問 17番 飯田弘明
他市の状況を調べてるのか調べてないのかわかんないけども、もしそういう例があるとしたら、それちょっと伺いたいなと思います。
答弁 水産課長 渡辺史(水産課長は2014年3月まで)
二、三は調べてございますが、まず網走につきましては単独の補助はしておりません。それから、室蘭につきましてもしておりません。それで、釧路につきましては、ハードの船の建造については補助はしておりませんが、あそこも産業誘致条例とはいきませんが、条例化したようなものがございまして、新造をした年の次の年の1年間につきましては、1000分の3あるいは2について漁獲量に対してその1000分の2あるいは1000分の3なりの補助をするというような制度が条例化されてるということは調べてございます。以上です。
質問 17番 飯田弘明
その他の例えばほかに底びきの持っている小樽だとか稚内等も含めて、ちょっと今後調べていただきたいというのと、やはり今まで多分、私の聞いてる話では、底びきの船主が市の水産課のほうに話をしても、こうでもない、ああでもないということで、要するに突っぱねられたというような話も聞いてるんで、やはり今後はそういうような話が来たときに、市もやっぱり真摯にその人たちと協議なり要するに国の制度なりをきちっと指導するなりするようなことをしていただきたいと思うんです。してないというか知らないというんじゃなくて、前に来てたんだけども、全然つんぼ桟敷で全然話にならなかったと、そのように私は聞いてるんですけども、そういうな来てた例があるんですか。
答弁 水産課長 渡辺史(水産課長は2014年3月まで)
私は、承知しておりません。以上です。
質問 17番 飯田弘明
今の水産課長は承知してないっていうんですから、その前のことまで聞くわけに、前の水産課長探すわけにいかないから、それはそれでわかりました。今後、先ほども言いましたように、今はホタテの自営船、国の制度を利用しながらつくってるんですけども、これもいつまでそういうふうな制度を使えるかっていうのは、非常に未知数ですよね。これらも含めて国の補助適用外なったときにやったら、こちらのほうもやはり大きな負担になってくると思います。今の沿岸の漁船の場合、魚価の低迷だとかあって、なかなか今建造に向かっていかれない中で、緊急にしなきゃならないのはこのホタテ船、それには底びき船ということになりますので、船がなくなって漁業ができなくなったなっていうことにならないように、市も本当に真剣にこのことについては考えていただきたいと、こういうふうにお願いして私の質問を閉じさせていただきます。どうもありがとうございました。