みんなの議会

幕別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日

電子地域通貨「まくPay」の利用を拡大して町内の活性化を

2024年6月19日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が「電子地域通貨「まくPay」の利用を拡大して町内の活性化を」について質問し、町長 飯田晴義が答弁しました。

質問者
谷口和弥 議員
答弁者
町長 飯田晴義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 谷口和弥

ただ今より、一般質問をさせていただきたいと思います。電子地域通貨「まく Pay」の利用を拡大して町内の活性化を。2022 年 12 月 22 日、幕別町電子地域通貨「まく Pay」が利用開始されました。まく Pay は幕別町商工会が運営主体となり、幕別町内での経済循環サイクルを構築して地域活性化を目指すものとされているものであります。幕別町議会においては 2022 年 10 月 18 日、産建・総文・民生連合審査会を開催し、電子地域通貨の導入について討議をし、まく Pay の導入を承認しました。そして、各議員がまく Pay を日常的に利用するだけでなく、議員会においても 2023 年3月にまく Pay ギフトカードを議員数分購入し、消費活動に積極的に協力してきたところです。先日、幕別町商工会の総会が開催されました。事業報告の中で、まく Pay は 2023 年度中に1億 4,000万円を超える利用があったことが確認され、2024 年度においては、まく Pay のさらなる普及と利用可能店の拡大に取り組むとしたことが新聞報道されたところです。ついては以下の点を伺います。1、産建・総文・民生連合審査会での添付資料の中に、「まく Pay」の導入年から7年間を年度ごとに示した収支見込み表がありました。2023 年度末の時点での(1)参加事業者数、(2)登録者数町内・町外に分けて、(3)電子地域通貨利用率、(4)常時利用者数、(5)年当たりの利用総額、これらは見込みどおりの成果となっているか伺います。2、まく Pay 導入に当たって、導入直前から度々キャンペーンを行い、利用者増・消費活動増を図ってきました。それらのキャンペーンの効果はどうであったか伺います。3、町では、住民の行政活動への参加とお金の地産地消を促進することを目的として、2023 年8月1日から行政ポイント制度を導入しています。幕別町ホームページでは、現在 10 事業の行政ポイント付与事業が示されています。行政ポイントの付与状況はどうでしょうか。また、今後の行政ポイント付与事業の拡大の考えは。4、収支見込み表によると、まく Pay の残高管理システム利用料は、導入後4年間は無料、5年目となる 2026 年度から年間 184 万 8,000 円の支払いをしていくことになります。参加事業者負担となる1.8 パーセントの決済手数料が全事業収入に等しい中で、固定費である残高管理システム利用料はまく Pay 継続にあたり、大きな負担と考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

谷口議員のご質問にお答えいたします。「電子地域通貨「まく Pay」の利用を拡大して町内の活性化を」についてであります。町内でお金を回すことで地域経済を維持するとともに、町外からお金を呼び込み地域経済を発展させる仕組みとして、令和4年 12 月に幕別町商工会がキャッシュレス決済の推進と町内でのみ使用することができる特性を持った電子地域通貨「まく Pay」を導入し、間もなく1年半を迎えるところであります。町では、これまで事業主体である幕別町商工会に対しまして、導入時のシステム購入やプレミアム付「まく Pay カード」の販売キャンペーン、昨年の夏と冬の2回にわたり実施された利用促進キャンペーンに係る経費を補助してきたほか、町が行う健康講座など各種事業への参加者に対する行政ポイント付与事業の実施など、まく Pay の利用拡大に向けた取組を進めてまいりました。ご質問の1点目、「2023 年度末の時点での参加事業者数等は見込みのとおりの成果となっているか」についてであります。令和4年 10 月 18 日に開催された産業建設常任委員会・総務文教常任委員会・民生常任委員会連合審査会で、ご説明した電子地域通貨「まく Pay」事業の収支見込みに対する5年度末時点の実績について、事業主体である幕別町商工会から示されたデータに基づいて説明をいたします。一つ目の参加事業者数は、160 事業者の見込みに対して 141 事業者、二つ目の登録者数は、居住地域に関するデータがないため、町内、町外の内訳はお示しできませんが、合計で 8,200 人の見込みに対して 4,891 人の実績であります。三つ目の電子地域通貨利用率は 50 パーセントの見込みに対して 45.7 パーセント、四つ目の常時利用者数は 4,100 人の見込みに対して 2,233 人、五つ目の年当たり利用総額は2億 9,520 万円の見込みに対して1億 4,896 万 3,000 円の実績であり、いずれの指標も見込みを下回る結果となっております。ご質問の2点目、「キャンペーンの効果はどうであったか」についてであります。幕別町商工会では、まく Pay の利用拡大とともに、町内の経済循環の活性化を図るため、これまで3回にわたりキャンペーンを実施し、町はこれに係る費用を補助してまいりました。1回目の令和4年 12 月 19 日から5年1月 31 日までのまく Pay スタート時に実施した 30 パーセントのプレミアムポイントを付与した1万円と3万円の2種類のまく Pay カードの販売キャンペーンでは、1万円のカードが 816 枚、3万円のカードが 2,499 枚で合計 3,315 枚、プレミアムポイントを含めた電子地域通貨の発行総額は1億 806 万 9,000 円でありました。2回目の令和5年8月 10 日から9月 10 日までのお盆を挟んで実施したキャンペーンでは、カード利用額に対して 30 パーセント、1万 5,000 円を上限にプレミアムポイントを付与したもので、140 事業者、2,533 万 9,827 円の利用がありました。3回目の令和5年 12 月1日から6年1月 21 日までの年末年始を挟んで実施したキャンペーンでは、夏と同様に利用額に対して 30 パーセント、1万 5,000 円を上限にプレミアムポイントを付与したもので、141 事業者 5,567 万 1,432 円の利用がありました。それぞれのキャンペーン実施後の利用額を見てみますと、通常月の約 700 万円に対し、1回目はキャンペーン後5か月にわたり月 1,100 万円から 1,900 万円、2回目は2か月にわたり月 1,300 万円から 1,600 万円、3回目は年度末の消費が増加する時期に重なったこともあり、2か月にわたり 2,200万円から 3,400 万円の利用がありました。また、この期間中に多くの方が新たにまく Pay カードを取得されるなど、キャンペーンの実施により「まく Pay」が広く浸透し、町内における消費の拡大が図られたものと考えております。ご質問の3点目、「行政ポイントの付与状況はどうか、また、今後の行政ポイントの付与事業の拡大の考えは」についてであります。行政ポイントは、町が実施する事業への住民参加の促進と町内での消費活動の向上を目的に、参加者に対して、事業ごとに設定したポイントをまく Pay に付与し、1ポイントを1円として加盟店で利用できる制度であり、令和5年度の行政ポイント付与額は、広報クイズや介護予防など9事業で7万9,950 円、これに転入者へのプレゼント 49 万 3,000 円と住宅リフォーム奨励事業 242 万 4,000 円を合計し、全 11 事業で 299 万 6,950 円となっております。このうち、転入ポイントにつきましては、転入手続の際に、窓口で 1,000 ポイントを付与した新規のまく Pay カードを利用ガイドなどとともに交付し、新たな住民の方に対する事業の周知と利用拡大を狙ったものであります。今後の行政ポイント付与事業の拡大につきましては、本定例会初日に所要の予算を議決いただいた幕別町ゼロカーボン推進総合補助金事業におきまして、補助金をまく Pay で交付することとしているところであり、今後においても可能な限り行政ポイント拡大に努めてまいります。ご質問の4点目、「固定費である残高管理システム利用料は「まく Pay」継続に当たり大きな負担と考えるがどうか」についてであります。まく Pay の運用管理費用は、現在のところチャージ額に対する手数料1パーセントと利用額に対するシステム使用料 0.55 パーセントに、事務経費を加えた額となっておりますが、幕別町商工会とシステム提供事業者との間で締結している契約において、残高を管理するためのシステム利用料として、令和8年 12 月から月額 15 万 4,000 円、年額で 184 万 8,000 円を支払うこととなっております。これらの管理費用については、利用額に応じて加盟事業者が負担する決済手数料 1.8 パーセントを原資としているため、年間利用総額が6億 9,000 万円以上なければ、ご指摘の残高管理システム利用料は賄えないものと考えておりますが、令和5年度の利用総額は1億 4,896 万 3,000 円でありますので、約5億 4,000 万円利用を増やさなければならないことになります。まく Pay は、将来のキャッシュレス化を見据えた幕別町商工会の基幹事業として、町内の経済循環を支える重要な基盤でありますことから、町といたしましても、持続可能なシステムとなるよう商工会と一体となって、参加事業者の拡大やコンビニエンスストアでの利用など、消費者に利用されやすい環境の整備を進めてまいります。以上で、谷口議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 16番 谷口和弥

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。2022 年 10 月 18 日、産業建設常任委員会・民生常任委員会・総務文教常任委員会合同の連合審査会で、産業建設常任委員会の委員以外は、初めてこのまく Pay に対する具体的な説明を聞いたことになりました。そのときの会議録を見ると、この委員会では私も含めて8人の委員が質問や提言を行っていることが分かります。このシステムが本当に地域経済の活性化につながるのか。そして、約2か月後の 12月からスタートさせたいと言うけれども、委員会で示された計画のとおり、この事業が進んでいくのか。特に令和8年度から残高管理システムの支払いが始まるに当たって、幕別町商工会が自主運営ができるのか。そういう心配の声が質問者の中で、幕別町商工会の生き残りをかける残高管理システムは、幕別町から補填はしないという答弁、説明、決意を聞き、まく Pay を議会は承認した、そういう経過が見てとれます。今回、私の質問は、幕別町商工会総会の記事を読み、初めての年度決算が出される中で、大きな目標との乖離があることを知って、早く手を打たないと、まく Pay 継続が困難になる。そうなると、幕別町商工会や町民が大変な損失を被る、そういうことになる。そういう思いで、この質問をさせていただくものであります。もちろん私が幕別商工会の活動について何か発言をする立場ではございませんから、あくまでも運営主体の幕別町商工会を支える立場の幕別町に対して質問をするものであります。一つ目の再質問になりますけれども、見込みどおりの成果にはなっていないということが答弁されました。参加事業者数、目標 160 に対して 141、登録者数、町内外の区別は分からないけれども、8,200人の目標に対して 4,891 人、電子通貨の利用率、登録している方の何パーセントが使っているかということですけれども、50 パーセントの目標に対して 45.7 パーセント、年当たりの利用総額2億 9,520万円の目標に対して、ちょうどその半分に相当する1億 4,900 万円、そういうことが答弁であります。どれも著しく目標値に至っていないということが答弁で示されたわけでありますけれども、これらはどのようにその理由を町として分析しているのかのお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

やはり利用がないということは、消費者にとって使い勝手が悪いということに尽きるのだろうと思っております。その一つには、事業者数の使い勝手がいい業種といいますか、そこに応えているのかどうなのかと、業種数があるかと思いますし、また、使える店舗、お答えの中でも申し上げましたけれども、コンビニで使えない、あるいは大型店ももちろん使えないということがありますので、そのあたりが消費者ニーズとうまくマッチングしていないということはあるのかなと。そのことで約半分の見込みになっているのかなと思っております。

再質問 16番 谷口和弥

私もそういうご答弁があるのだろうなと予想はしておりました。そうしたらば、この目標設定というのが最初から厳しいものをつくってきたのではないか。それが可能なのだということを幕別町議会に言ったことは、かなり無理があった、そういうふうに思えてしまうのですけれども、そういったことはありませんか。

答弁 町長 飯田晴義

この事業につきましては、将来のキャッシュレス化を見定め、しかも地方創生臨時交付金という財源が確保できたというチャンスに恵まれた時期でありましたので、言わば千載一遇のチャンス、これを逃してはならない、将来禍根を残すということから始める決断をしたところでありますけれども、もちろん今おっしゃるように、先々の困難性については十分認識をしておりました。それは今言ったような課題をいかに解決していくかということに尽きるのだと思います。これは、まだ期間があります。長い目で見て粘り強く拡大をしていく、利用できる事業者を拡大していくということに尽きるかと思います。これは事業主体は商工会でありますけれども、町のほうも協力しながら取り組んでまいりたいと思います。

再質問 16番 谷口和弥

長い目で見て事業者数を増やす、利用できるお店を増やすということのご答弁があったのですけれども、実際、今、私が今回切迫しているなと思うのは、2026 年度からの残高管理システムのシステム料のことであります。もうそのシステム料の支払いが始まるまで2年を切っている。長い目で見る、それが正しいのかどうなのか、本当に緊急なのだと思うのですよ。今いろいろと取り組まれているのかもしれないけれども、その取組を成果にしないと、四つ目の質問にも関わってきますけれども、システム管理料の支払いが大変なものになる。それを商工会が自主運営するということになっていくわけなのだけれども、大変なことになるのではないかなと思っているわけであります。長い目でということでありましたけれども、そうではない。そして、今この事業の成功のために幕別町が関わっているのか、そのことをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

長い目で見るというのは、事業実施に当たっての判断としては、将来のキャッシュレス化を見据えたときには、長い目で見る視点が必要であろうとそういう意味で申し上げたわけで、ただ、今谷口議員がおっしゃっているような管理料については、かなり頑張らなければ 180 万円という目標額に達しませんので、そこは本当にこの2年の中で早急に対応していかなければならない、そういう課題であると思っています。そこで、要はポイントとなるのは、やはりコンビニでの利用なのかなと思っていまして、実際には、これ特定のコンビニは言えませんけれども、あるコンビニに対しては協議をしている最中で、かなり前向きな取組ができるのではないかと、そういう回答もいただいておりますので、しっかりそこを詰めて、一つの突破口として、そこが突破口となれば、また事業の展開は変わってくると思っているところであります。

再質問 16番 谷口和弥

全力を尽くして、成果を上げていっていただきたいと思うのです。今、名前は申し上げられないけれどもということで、コンビニのことがありました。コンビニの利用というのは、大手のコンビニが幾つかあるけれども、その一つでも獲得できるということは重要なのだと思うのです。いろんな調査をされているのだと思うのです。浜中町、これは商工会やこの委員会でも視察に行った先でありますけれども、それに対して協力してくれている、システムを変えて利用させてくれている、そういうコンビニがあります。このことは後でも質問しようと思ったのですけれども、先に町長から答弁あったものですから、触れさせていただきますけれども、きっかけになると思うものですから、よその町も参考にしてやっていってほしい、そのように思うのです。確かに、このキャッシュレス化に向けては、いろんな自治体が取組を広げていっています。行政ポイントのことにも入っていきますけれども、行政ポイントも必ずしもキャッシュレスとつながっていないケースも多々あるのだけれども、この近郊、道内でも全国各地にも行政ポイントもいろいろな形でもって拡大がされていて、幕別町も今ホームページ上では 10 種類、答弁では 11 種類となっているけれども、ホームページ上では今日も 10 種類になっています。そして、その事業の内容が具体的なものもあるのだけれども、具体的でないものもあるものだから、どれが該当するのか分からないというものもあるものですから、その行政ポイントについてちゃんとこれがそうだということもしながら、そういうメリットもあるのだということを町民に示しながら、この事業を継続していくことが大事だと思うのです。例えば芽室町や置戸町でしたら 30 も 50 もある。幕別町は大ざっぱに 10 ということなのだけれども、そして何がどうなのかということが明確にされていて、行政ポイントがある。まだ行政ポイントとは何という質問も出ています。そういったことの周知もしていきながら、やっていただきたい。いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

今ある行政ポイント付与事業につきましては、これまで現金給付なりをしていたものを、まずはまく Pay に振り替えようということでスタートしたものでありますから、今、谷口議員おっしゃるように、新たにというものは当然これから考えられるところでありますので、そこはなるべくまく Pay の利用につながるような行政ポイントの付与事業の展開をしてまいりたいと思います。

再質問 16番 谷口和弥

2022 年 10 月のその3常任委員会連合審査会の中では、この行政ポイントについては早急に拡大していくということが答弁でされているところでありました。しかしながら、それから1年半たって 10 事業というのは、展開としては早くはないどころか、やっぱり遅いのだと思うのですよ。何かこのキャッシュレス、今のご答弁だとキャッシュレス化の中ではちょっと難しいところがあるのかなというイメージを持った答弁でしたけれども、この行政ポイントを決めるに当たっては、何か困難なことがおありなのでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これは困難と言えるかどうかというのは、ちょっと見方がいろいろあろうかと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、これまで商品券で給付をしていたものについては、それがまく Pay に変わることには、さほどの抵抗感がありませんけれども、現金で交付していたものをまく Pay で、あるいは商品券でというのは多少の抵抗感はあるのかなと。何より現金が一番皆さんにとって使い勝手がいいと思っていますから、そこの抵抗感があるぐらいで、さほどそれが大きな障害になるというものはないと認識しております。

再質問 16番 谷口和弥

行政ポイントをまく Pay で展開するという手法は、私は悪い方法ではないなと思っているのです。そういうまだ慣れていないということに起因するのか、抵抗感があるということでしたらば、それは時間がたてば解決される中身。行政ポイントの推進が令和8年度に6億 9,000 万円の利用にするための決定的な手段になるとは思ってもいませんけれども、でも、一つの方法として積極的に性急に進めていくこと、そのことが必要なのだと思いますよ。今三つ目に触れてしまったのですね。二つ目、キャンペーン導入時と、それから 2023 年度には2回、そして 2024 年度、今年度は今議会の中で春夏合計 2,500 万円の交付金を利用したプレミアムをつけて実施するということが承認されている、そういうことであります。それらの効果については、答弁のように、町民が非常に関心を持ったと、それらの恩恵を受けようと思ったということでしょう。そのときは利用が高かったということが示されていました。数字で言うと2億 9,000 万円、2023 年度の目標に対して、2023 年度の2回のキャンペーンでもって、合計約8,000 万円のキャンペーンでの購入があったということなわけであります。キャンペーンはとても大事でありますけれども、キャンペーンがないときでもちゃんとチャージして使える、そういうものにしなくてはならない。そのことはずっと答弁の中でも利用者にとって使いやすいものということの中で言われているところでありますが、キャンペーンが二千数百万円の中で 8,000 万円があったとしても、今年度は3億 9,000 万円が目標なわけです。その数値にこのキャンペーンが成果を上げられるかというと、非常に微妙だというか、かなり厳しい、そのように思うのですけれども、町長、いかがですか。

答弁 町長 飯田晴義

キャンペーンの効果につきましては、先ほどご答弁申し上げました。おおむね通常月の 700 万円のところが2倍なり、3倍なり、多いときに一番直近のものについては非常に多かった。これは年度末の何かと入り用のときに重なったということもあったのかもしれません。ここでやはり問題となるのは、平常月の 700 万円がキャンペーンではその倍であるとかに、2,000万円近くになるわけですが、それをこのベースにして年間の利用がなければならないということになろうかと思います。そうすれば、恐らく目標に達していくのだろうなとなったときに、やはり先ほど申し上げたように、利用しやすさということが一番問題でありますから、利用できる店がやっぱり一番消費者にとっては関心事であろうと思います。ただ、言えることは、生活する上でいろんな支出をするわけですから、食料品とかというと、どうしても大手のスーパーでなければとありますけれども、振り返ると、食料品は無理だけれども、固定的に使えるのは燃料だとか、そういうものは加盟店であるわけですから、そういう発想もひとつ促すことも必要であります。ただ、何より使いやすい事業者数を増やしていく、これに尽きるのかなと思います。

再質問 16番 谷口和弥

町長のご答弁でおっしゃっていることは、一々もっともだなと思って聞いております。ただ、このキャンペーンも含めて、今年度の目標が3億 9,000 万円、これに対して、手の届く数字にあるという印象を受けるのですけれども、そこのところについては、深く疑問に思うところであります。その理由については、また述べていきたいと思います。四つ目、まく Pay 残高システム利用料、まく Pay の残高管理システム利用料、事業者の TOPPAN の方針で導入後4年間は無料として、5年目となる 2026 年度から年間 184 万 8,000 円の支払いをしていく、そういうことが一昨年 10 月 18 日の常任委員会でも示されました。その前までは、要するに来年度までは、2025 年度まではこの固定費がかからないものだから、売上げに応じて支払いが決まるものですから払っていける。その支払っていく額が、今度は新たに 180 万円加わるのが再来年度になるわけです。やっぱりここで気になるのは、さらに今年度は3億 9,000 万円で、2026 年度、支払いが始まるときには6億 9,000 万円、今の 3.5 倍の利用金額が求められる。計算式で言うと、そこまでしないとこのシステム利用料が幕別町商工会の自主運営で手出しがなく、通常の手出しの中でやっていく金額ではなくなってくるということなわけであります。改めて聞きます。その6億 9,000 万円に再来年度するということを支えるのだと、そういう覚悟はしっかりお持ちになっていらっしゃいますか。

答弁 町長 飯田晴義

まずは、2年間しっかり努力するというところ、それは商工会が事業主体だから商工会やりなさいよということではなくて、町も一緒になって、これまでもやってきていますけれども、さらに力を入れて、特にコンビニエンスストアにおいて利用ができるというところが、私、非常に大きなポイントになっていると思いますので、そこをまず利用ができるようにして、それを突破口にして1店がなれば、二つ目、三つ目という可能性も、これ秘めていると思いますので、そこはやっぱり一つは突破口としたいと思っていますし、あとは賛助会員たる大型店をどうするかということは、これは商工会側としてじっくり我々と商工会側と議論をしていかなければならないのかなと。これも非常に大きなことになりますが、この大型店が利用できるようになったときの影響、マイナス効果というのがどうなるかというところもしっかりと踏まえた中で、どういう対応をしていくのかということもじっくりと協議をしていかなければならないなと思っております。これが大きな私はポイントになっていくのかなと。早い話が、コンビニエンスストアが全部利用ができて、大型店が全部できれば、簡単なことだと思います。でも、なかなか現実はそうはいかないということでありますので、何とかそこは商工会と協議をしながら、よりよい方法、180 万円が確保できるように向けて取り組んでまいりたいと思います。

再質問 16番 谷口和弥

連合審査会の中では、その大型店に対する利用のことについても質問されていて、それは地域経済を回すのだということの考えにはそぐわないからと、そういうことの中でしないということの議論があったことが会議録では示されています。私自身も、さきに申し上げましたように、商工会の運営方針に口を出すような、そういう立場ではありませんから、私の口からは今日の質疑の中でそのことは触れないようにしようと思っていたのですけれども、今町長のほうから、それに触れられるご答弁があったものですから、話をさせていただきますけれども、大型店を使うかどうかということは、利用料が支払料になる大きなきっかけになるのだと思うのだけれども、本来の目的がどうなのか、よく商工会の役員の皆さん方と議論して、その辺は決めていっていただきたいなと。繰り返しますけれども、私はこの 184 万円の支払いが始まったとき、自主運営をしなければ駄目な商工会が大きな負担となる。早々にこの事業から撤退するなんていう結論を出したときには、それはまた町民も大変な不利益を被るということになると思うものですから、長く続けてもらう、長く続けられるシステムにあるべきだと思うものですから、この質問を今回させていただいているところであります。6億 9,000 万円が2年後、令和8年に売上げがないと 184 万円が、手出しがないと支払えないというシステムになるわけですけれども、そういう商工会の手出しについて、幕別町としては支援をしないということでよろしいですね。

答弁 町長 飯田晴義

そのことについて、今はっきりとしない、するという断言するのは、なかなか難しいなと思います。基本的にしないことは、これは間違いありません。ただ、これを永続的に続けていくとなったときに、どういう推移をしていくかということもひとつ参考になろうかと思いますので、それが全く届かないようなことであれば、これは考えものであると、原点に返らなければならないということもあろうかと思いますので、そこは十分どういう推移を見せていく、届くのか届かないのかということもあろうかと思いますので、今の段階では支援するとか支援しないとかということではなくて、しっかりと6億 9,000 万円が確保できるように取り組んでまいりたいと思います。

再質問 16番 谷口和弥

幕別町が幕別町商工会を支援することで、支援する上で方法は一つなのだと思うのです。今、町長が言われたとおり、2年後には6億 9,000 万円の売上げが利用料があるようにすると、その1点に全力を傾注すると、そのことが大事なのだと思います。だから、順番で言うと、補填をするかどうかなんていうことは、6億 9,000 万円になれば全然議論にもならないわけで、そういうふうになるように支えていっていただきたい。もし、今、まだ町長分からないとおっしゃったけれども、補填はしないと言って、この2年前の連合審査会で承認させた事業が分からないと答えられたら、これ、すごく信用問題なのだと思うのですよ。それは答弁としていけないと思う。町長が今言うことは、繰り返しになりますけれども、6億 9,000万円に何とでもするというところで、補填はしないのだという、そういう覚悟でいていただきたいなと思うのです。補填をするということになったときには、心配があるのですよ。さっきも言ったけれども、もともとできない数字を示して議会を承認させたのか、そんな心配がある。それから、将来をちゃんと見越す、意図的にやったとなったらそうだし、そうでないにしろ、ちゃんと将来を見越せる、そういうことになっていない集団なのかと思われても困るし、何よりも飯田町長の後援会、幕別連合後援会の会長は幕別町商工会の会長さんであります。そんなことに町民の話がなっていったらば、それは町長の政治生命にも関わってくることなのだと思うのです。だから、町長は今ここでは補填はしないと、何としても6億 9,000 万円にするのだ、そのことが私は大事なのだと思うのですよ。いかがですか。

答弁 町長 飯田晴義

姿勢としては、さきの連合審査会で申し上げたことには変わるものではありません。ただ、ここで補填するのかしないかといったら、先ほど申し上げたように6億 9,000 万円を目指して取り組んでいくということでありまして、今からするしないを明言するということはできないという意味で申し上げました。ともかく6億 9,000 万円に向かって頑張ってまいりたいと思います。

再質問 16番 谷口和弥

ちょっと私の思いとは違うニュアンスのご答弁であったのかなと思います。改めて、最後にもう一度6億 9,000 万円にするのだと、その決意を確認させていただいて、質問を終わりたいと思います。もう一度おっしゃってください。

答弁 町長 飯田晴義

これは繰り返ししかありませんけれども、6億 9,000 万円も含めて計画どおりに実現していくように、ここは商工会と一体となって取り組んでまいりたいと思います。

出典:幕別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる