幕別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月23日
幕別町の業務継続計画(BCP)について
2020年6月23日、幕別町議会の一般質問で、藤谷謹至議員が「幕別町の業務継続計画(BCP)について」質問し、町長 飯田晴義、総務課長 佐藤勝博、企画総務部長 山岸伸雄、保健課長 金田一宏美、住民福祉部長 細澤正典が答弁しました。
- 質問者
- 藤谷謹至 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、総務課長 佐藤勝博、企画総務部長 山岸伸雄、保健課長 金田一宏美、住民福祉部長 細澤正典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 藤谷謹至
通告に従って、質問させていただきます。「幕別町の業務継続計画(BCP)について」であります。BCP とは地震・洪水などの自然災害、感染症や大事故等の緊急事態が発生しても重要な業務・事業を中断させない、中断したとしても可能な限り短時間で復旧させるための方針、体制、手順を示した計画であります。民間企業等では事業継続計画、行政では業務継続計画と分けて訳されます。幕別町では新型インフルエンザ等対策業務継続計画及び行動計画は策定済みではありますが、災害等に対するBCP はまだ策定されていません。さらに、現在の新型コロナウイルス感染症によって新型インフルエンザ等 BCP の見直しも必要であると考えます。千島海溝沿いの巨大地震の切迫も予想され早急な計画策定が必要であります。幕別町の業務継続計画(BCP)について伺います。1、災害等に対する業務継続計画の策定進捗状況について。2、新型インフルエンザ等対策業務継続計画には訓練等の実施・職員理解の重要性が示されておりますが、現在までの実施状況と問題点について。3、新型コロナウイルス感染症における業務継続の対応状況について。4、統一した業務継続計画を策定する考えは。
答弁 町長 飯田晴義
藤谷議員のご質問にお答えいたします。「幕別町の業務継続計画(BCP)について」であります。大規模災害が発生した際、市町村は、災害対応の主体として重要な役割を担うとともに、災害時であっても継続しなければならない多くの業務を有しており、行政自らも被災し、人、物、情報等利用できる資源に制約がある状況下にあっても、優先的に実施すべき業務を特定するとともに、業務の執行体制や対応手順、継続に必要な資源の確保等をあらかじめ業務継続計画に定め、業務を適切に遂行する必要があります。近年、全国各地で自然災害が頻発していることに加え、感染症への対応が極めて重要となっている状況下において、業務継続計画の策定は、行政機能を維持し、業務の継続性を確保する上で大変重要であると認識しているところであります。ご質問の1点目、「災害等に対する業務継続計画の策定進捗状況について」であります。内閣府では、平成 27 年5月に「市町村のための業務継続計画作成ガイド」を、28 年2月には、東日本大震災の教訓や災害事例等を踏まえた「大規模災害発生時における地方公共団体の業務継続の手引き」をそれぞれ作成し、市町村において、業務継続計画を策定するよう要請されたところであります。また、本町の地域防災計画では、「災害応急対策を中心とした業務の継続を確保するため、業務継続計画の策定に努めるものとする。」としており、これら内閣府の作成ガイドや手引及び地域防災計画を参考に、業務継続計画の策定に向けた取組を進めてきたところであります。業務継続計画の策定に当たりましては、内閣府から特に重要な要素として示された、1つには「首長不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制」、2つには「本庁舎が使用できなくなった場合の代替庁舎の特定」、3つには「電気、水、食料等の確保」、4つには「災害時にもつながりやすい多様な通信手段の確保」、5つには「重要な行政データのバックアップ」、6つには「非常時優先業務の整理」の6つの要素をすべて明記することとしており、また、想定する災害につきましては、地域防災計画に準じ、最も甚大な被害が予想される十勝平野断層帯による直下型地震(町内全域の最大震度7)が発生した場合の被害を想定しております。これらを踏まえ、これまで各課において、地域防災計画で定める所掌事務を含めた全業務について点検を行い、早期に優先的に実施すべき業務を「非常時優先業務」として整理してきましたが、部課間における非常時優先業務のばらつきの調整、発災時における職員の時間ごとの参集人数に見合った非常時優先業務の選択、さらには、避難所担当職員の配置数の調整など、現在、再度調査・確認を行っているところであり、それらを整理した上で、年内の早いうちに策定を行ってまいります。ご質問の2点目、「新型インフルエンザ等対策業務継続計画には訓練等の実施・職員理解の重要性が示されているが、現在までの実施状況と問題点について」であります。町では、北海道新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき、平成 27 年2月に幕別町新型インフルエンザ等対策行動計画を策定するとともに、新型インフルエンザ等発生時における町の業務継続を図るための実施体制等を整理した幕別町新型インフルエンザ等対策業務継続計画を同年 10 月に策定し、28 年組織機構の改革を踏まえ改訂を行っております。この計画には、新型インフルエンザ等の発生に備えた訓練等を実施し、対応方法等の実効性を確認するとしておりますが、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」第 12 条では、地方公共団体の長等を含む指定行政機関の長等に対し、防災訓練等との有機的な連携が図られるように配慮し、訓練を行うよう努めなければならないと規定されておりますことから、現在作業を進めております災害時の業務継続計画の策定後に訓練を行う予定としております。また、問題点はとのことですが、まだ、訓練を実施しておりませんので、申し上げる段階にはありませんが、今後、在宅勤務やリモートワークの導入が見込まれる状況にある中で、これらを業務継続計画上、いつ、どのように盛り込んでいくかが課題となってくるものと考えております。ご質問の3点目、「新型コロナウイルス感染症における業務継続の対応状況について」であります。本年3月 14 日に施行された「新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律」において、政令で定める令和3年1月 31 日までの間、新型コロナウイルス感染症は、新型インフルエンザ等とみなすとされているところであります。このことから、新型コロナウイルス感染症における業務継続の対応については、新型インフルエンザ等対策業務継続計画に基づき対応しており、現在のところ業務の縮小などを行うことなく通常どおり実施できている状況にあります。また、緊急事態宣言に伴う各種対応及び対策については、幕別町新型コロナウイルス感染症対策本部において、適宜情報収集を行い、国及び北海道の対処方針等との整合・一体性を図り、業務を行ってきたところであります。ご質問の4点目、「統一した業務継続計画を策定する考えは」についてであります。大規模地震災害を想定した業務継続計画と新型インフルエンザ等を想定した業務継続計画については、いずれも行政機能の維持という共通の目的や方針が存在し、その手法にも共通する要素が見られますが、大規模地震災害と新型インフルエンザ等では、被害の程度や範囲及びそれを踏まえた職員の勤務体制や行動制限などといった対応が異なりますことから、それぞれ別々の業務継続計画として策定することが適当であると考えております。以上で、藤谷議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 4番 藤谷謹至
それでは、再質問をさせていただきます。平成 28 年の6月の定例会で、災害に関する BCP について一般質問をさせていただいたところでございます。その後、平成 30 年 12 月定例会においても、同僚議員であります内山議員の一般質問にも BCPについての質問が出されました。その当時の町長の答弁では、これは内山議員の答弁でございましたけれども、来年度前半を目途に業務継続計画を策定したいという考えを出されたところでございます。この当時の来年度前半を目途にということは、平成 31 年の前半であると考えておりますけれども、その後、幕別町行政改革大綱第二次推進計画、前期推進目標進捗状況を平成 28 年から平成 32 年度では、平成 30 年に事業継続計画、BCP の策定に向けて、ほかの自治体の計画や策定までの進め方について調査を行ってございます。その調査の実績として、先進的に事業継続計画を策定した自治体のヒアリングを基に、町の事業計画等に盛り込むべき事項等を確認することができたと、そして検証としては、非常時の業務継続計画に向けて、具体的な方法、手順を詳細に検討していく必要があるというふうに検証され、その後、平成 31 年度、年度内に業務継続計画を策定するというところでございました。本来の計画では、既に計画の策定ができていなければならない状況であると思っておりましたけれども、なかなかこれが完成に至っていないと、ちょっとしびれを切らして質問させていただいたところでございますけれども、私が一般質問したときも、その町長の答弁内には、やはり BCP に必須の6要素のことも答弁の中にございまして、まず1番目に代替庁舎の特定については、本庁舎が使用できなくなった場合の代替庁舎については、この免震構造の庁舎は、防災活動拠点としての機能を維持するため、地震ばかりでなく、水害や台風にも強い構造、立地場所であることから、災害時に庁舎が倒壊や破壊等により使用できなくなる可能性は極めて低いものと考えており、代替庁舎の特定はしていませんけれども、不測の事態への備えとして複数の公共施設を候補とし、代替庁舎を検討する考えであるというふうに答弁されてございました。次のバックアップすべき重要な行政データでございますけれども、庁舎の免震構造に加えて、戸籍、住基、総合行政システムデータ等、主要データは毎日バックアップされていると。3番目の代行順位、4番目の職員参集体制、5番目の非常用発電、燃料、水、食料の確保、6番目の多様な通信手段においても、地域防災計画、備蓄計画、災害時の各協定書等で定まっていると。しかし、非常時優先業務については、この当時も未整理でありまして、今後、地域防災計画に定まっている事項も含めて、より具体的な非常時の対応について BCP を策定したいという答弁でございました。この当時もやっぱりネックとしましては、今回の答弁と同じように、非常時優先業務についてが一番の問題であるというふうに再認識したところでございます。今回の答弁の中で、やはり部課間におおける非常時優先業務のばらつきについてということで、これが問題であるというふうにされてございますけれども、これ具体的にどのようなことを言っているのか、お尋ねしたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤勝博(総務課長は2024年3月まで)
ご質問の内容ですけれども、当時からこの計画の策定に当たりましては、時間も経過しているのですけれども、この計画については、重要な6要素ある中で、やはりこの非常時優先業務、この部分がいかに想定をし、対応できるかということを、その協議のために時間を要しており、現段階でも協議している中では、この部分の一定のまだ整理ができていないということなのですが、実際に業務としては、全体、町内各課で担う業務というのは、全業務 874 業務ございます。その中で、防災計画等で規定されております応急対策業務 291 業務を除く、いわゆる通常業務とされている 583 業務あるのですが、このうちいかにして優先をして行う業務をいわゆる選別するかという判断になります。各課で押さえている 583 業務を、それぞれいわゆる3時間以内、あるいは 24 時間以内、72 時間以内、1週間以内、1か月以内、さらには休止、停止をすると、そういった業務分けする中で、各課、各部において、それぞれ優先しなければいけないと判断している業務がありますけれども、それに見合うだけの職員がその時間内に参集できるかどうかと、そういったところを精査していく中で、どうしても必要としている時間に必要となる職員が確保できない状況にあるというところも課題として残っておりますことから、いわゆる各部課で所管する業務についてもっと精査をした中で、本当に必要な業務、もちろん全部必要な業務ですけれども、その中でいかに優先順位をつけた中で、こういった災害時に対応していけるかというところでございます。
再質問 4番 藤谷謹至
内容は分かりました。この職員の通勤状況もそれぞれ、幕別、札内、忠類と、それぞれございますことから、その参集体制については難しい問題があるのではないかというふうに私も理解しているところでございます。この第四次推進計画の中で、平成 29 年度には、職員の勤務地と居住地について実態把握を行ってございまして、本町勤務がこの当時でございますけれども、166 人で 67.5%、札内勤務が 13 人で 5.3%、忠類勤務が 26 人で 10.5%、その他の勤務が 41 人で 16.7%、居住地でございますけれども、本町居住が 40 人で 16.3%、札内居住 153 人、62.2%、忠類居住が 27人で 11.0%、その他の居住が 26 人で 10.5%というふうに認識してございます。この居住地、勤務先を想定した非常時における対応について、これ全町的な調整が必要であるというふうに 29 年度では検証されてございますけれども、これからこの後、この人数がまず把握されてる人数がどのように大きく変化したのか、それから調整されたのかについてお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤勝博(総務課長は2024年3月まで)
職員のいわゆる居住地と勤務地の状況でございます。令和2年、本年の4月1日現在の状況で申し上げたいと思います。まず、居住地、居住地から申し上げますと、全体職員、正職員 249 名、今、4名ほど派遣で、派遣職員4名おりますけれども、それについては除いて全部で249 名に対する人数でございます。本町地区に居住している者が 29 人、率にして 11.7%、それから札内地区に居住している職員が 169 名、率にして 67.9%、それから忠類地区に居住されてる職員が 27名、率にして 10.8%、その他、町外になりますけれども、が 24 名で 9.6%でございます。それから、勤務地で申し上げますと、いわゆる本町地区が 184 名、率にして 73.9%、札内地区勤務が 30 名、率で 12%、忠類地区が 31 名で 12.5%、その他地区が4名で 1.6%となっております。これらの部分、昨年度までの協議の中で、そういった勤務地のことも踏まえて協議は行っておりますけれども、また年度が替わり、職員の勤務地あるいは職員が変わっておりますので、今現在この新年度の体制の中でこの計画策定に当たりましては、調整をしていかなければいけないと思っております。以上です。
再質問 4番 藤谷謹至
分かりました。多少はこれ増減はある中で、平成 29 年度からこの体制自体は変わっていない部分でございますので、この参集部分の災害時における職員の時間ごとの参集時間というのは、これ具体的に考える時間は十分にあったのではないかというふうに思われるのですけれども、これが調整が難しいと、いろいろ災害で参集する気象状況と、あとその優先業務に就くまでの時間と、これ難しい状況があると思うのですけれども、なかなかこの具体的に定めきれなかった状況というのは、この3極化ということにあるということで、理解してよろしいのでしょうか。
答弁 総務課長 佐藤勝博(総務課長は2024年3月まで)
要因としては、もちろんそういった本町のいわゆる3極化というのも、もちろん大きな要因だとは思いますけれども、それに加えてなかなかこれはあれですけれども、そのときそのときで当然人の動きがあり、担わなければいけない業務がありということで、そのときそのときでやはり基本は変わらないまでも状況の変化というものがありますので、そういったものを踏まえて一定の条件設定、いわゆる被害想定をした中で、体制の維持、いわゆる行政機能を維持して、業務の継続性を確保するという視点に立って計画を策定していかなければいけないというところで、3極化も要因の一つというふうに捉えております。
再質問 4番 藤谷謹至
次に、答弁では避難所担当職員の配置数の調整ということも問題に挙げられておりますけれども、どのような問題点なのか、避難所にそれぞれ配置する人数について、ちょっと詳しく具体的に教えていただければと思います。
答弁 総務課長 佐藤勝博(総務課長は2024年3月まで)
今回、被害想定、被害状況の想定をしておりますのは、答弁の中でもありましたけれども、地域防災計画に準じて、甚大な被害が予想されるというところでの直下型地震、最大震度7という状況で、想定が冬季の早朝午前5時にこういった震度7の地震がありましたというところで、被害想定についてもいわゆる全体の家屋の約 11%がいわゆる全壊なり半壊をして、死者それから重軽傷者も全町民の 1.2%、避難所で実際に生活をされる方が 6,173 人、いわゆる全体の 22%程度が避難所を利用されるというような想定の中で協議をして、すみません。ちょっと数字あれですね。そういった約2割強の方が避難所を利用されるという想定の中で、今、ただ協議している中では、この約 22%の方を避難所の利用がどこの避難所を開設してというような想定はしていないのですけれども、具体的にこれがいわゆる全避難所を開設したということになりますと、そこに職員が約 60 人以上の職員が、避難所の担当職員としてそこで対応しなければいけないと。これは、極論にはなりますけれども、全避難所いったときには、それぐらいの、正確に言えば 66 人、地震で 66 人の職員が必要になると。これと併せて、いわゆる避難所の開設というのは、当然災害が起こってから早急な、いわゆる3時間あるいは 12 時間以内に開設をしなければいけないと、そういうような急がれる業務になりますので、そこにそれだけの職員がまず最優先で対応しなければいけないと。それと併せて、当然通常業務もあるわけですから、そういったところで、本当に必要な業務に必要な職員がきちんと対応できるかと、そういったところが課題としてあると。
再質問 4番 藤谷謹至
何だか苦しい答弁だったのですけれども、これは BCP 策定云々に関わらず、これは早急にこれ決めなければいけないことだと思うのですけれども、これ緊急性は認識されているのかどうかちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 企画総務部長 山岸伸雄(企画総務部長は2022年3月まで)
災害起きたとき避難所を設定するというのは、これは当たり前の話でございますので、そういう面で災害起きたら、その規模に応じて、あと被災場所に応じて職員を配置するということになります。今、うちの課長が申し上げたのは、防災計画において本町における最大規模の被害状況があったときの人数を申し上げておりまして、繰り返しになりますけれども、地震については 66 と言いましたけれども、最大で言うと 64 人の職員がそちらのほうに配置になると。それをベースにするというのは当然でございまして、それから、業務をどのようにその 64 人がいない中において、どういうふうに業務を今度割り当てていくのかという話になってきます。問題は、業務の数ではなく、その時間によって職員というのは、やっぱり参集してくると。参集してくる人数と業務の量、そして避難所に配置されている職員の数、それらを、3つをどういうふうに有機的に、合理的に配置し、業務をつくっていかなければならないかと、そこに今大変労力を要しておりまして、今後、一時的にはもう全部こういうふうに避難シートを作って、もう出来上がってるのですけれども、その結果を見ると、今申し上げた 64 人なんかを配置したときに、業務がなかなか回らないだろうと。それで、もう一度やっぱり整理が必要だなと。それが、整理が必要と言ったところがばらつきという表現で町長のほうから答弁があったということでございまして、今後は、そういう整理をするのに当たって、担当課だけではこれできませんので、やっぱり各課のヒアリングだとか、そういうのを通じて確定していきたいということでございます。
再質問 4番 藤谷謹至
分かりました。ただ、これはこの避難所の配置職員というのは、いかなる状況であってもこれは優先的にやらなければいけないということは、これ確かなことでございますので、BCP、完全な形で最終的には、配置職員こうですよという部分は分かるのですけれども、この避難所の部分に関しては、早急にこれ練っていただきたいと、そういうふうに思ってございます。次に移らせていただきますけれども、代替の庁舎の特定についてでございますけれども、不測の事態に備えて、先ほども申し上げましたけれども、備えとして複数の公共施設を候補として代替庁舎を検討する考えであるというふうに以前答弁されて、町長答弁されましたけれども、この代替庁舎の特定については現在のところでは、どのように考えているのかお伺いします。
答弁 総務課長 佐藤勝博(総務課長は2024年3月まで)
代替庁舎につきましては、まず一つ考えるのは、本庁舎、札内、それから忠類、3つの大きな庁舎がございます。当然こういった災害起きたときに、3つとも何かもう被害があってということをまず想定するかどうかということなのですが、現在のいわゆる耐震、一定の免震構造であったり、耐震構造が図られてるというところでは、これら3つの庁舎が一遍に何か起こるというようなことは現実的には想定されにくいという前提に立ったときには、当然その3つの中の1つが大きな被害があったとなれば、残りの2つの庁舎、あるいは場合によっては一つの庁舎、そういったところが代替の大きな拠点施設ということになるかと思います。さらに、いわゆる3つとも何かあったときには、他の公共施設、いわゆる町民会館であったり、トレーニングセンターであったり、スポーツセンターであったり、あるいはコミセンであったりと、いわゆるそのときの、いわゆる使える公共施設を一つの拠点として考えなければいけないというところで、現段階においては、しっかりとしたこのどこをまずという優先順位をつけた中での調整というのは、まだ検討中でございます。
再質問 4番 藤谷謹至
まず私もこの庁舎が被災するということは想定していないのですけれども、ただそのどんなことが起きるか分からないと。地震以外にも火災等考えられますし、今回、新型コロナウイルスの感染によって、この消毒等を考えなければいけなくなったときに、これ庁舎の代替も考えなければいけないのかなという考えがございます。大規模災害発生時における地方公共団体の業務継続の手続の中には、やはり本庁舎が使用不可能となった場合でも、執務場所となる代替庁舎を定めることが必要だということが書いてございまして、地震による建物損害以外の理由で庁舎が使用できなくなる場合もというところで、書いてございます。また、今回、音更町でも大規模災害の BCP が策定されたということで、新聞報道で出されました。6月の2日に報道で出されたのですけれども、音更町の場合でも代替庁舎については記載がございます。本庁舎が使用できなかったときには、3番目まで順位をつけて施設名称、例えば音更町であれば、音更町総合福祉センター、2番目、音更町総合体育館、3番目、音更消防庁舎と、代替庁舎について明記されてございます。ただ、これもやはり難しい部分があるということで、課題と対策として、課題として災害規定には、幕別町の災害対策本部規定には、代替庁舎の特定及び順位が示されてないとか、個室になっている一部の部屋で書庫やロッカー等の転倒、落下により入り口が開かなくなる可能性があるとか、こういう課題が列記してございます。本町においても、やはりある程度の庁舎の代替庁舎についても想定すべきだと考えますけれども、先ほどの答弁では、町民会館というのは、本庁舎よりも古いわけで、可能性としては大分低くなるかなと思うのですけれども、本町については、ここの庁舎が一番と思うのですけれども、やはり頭ひねって考えていただきたいなというふうに思ってございます。次に、バックアップすべき重要なデータでございますけれども、庁舎の免震構造に加え、戸籍、住基、総合行政システムデータは毎日バックアップされているということでございました。けれども、自治体クラウドも検討されたという経緯がございまして、自治体クラウドの構築によって、遠隔地においてデータを保護することで、非常時においても業務を継続し、住民へのサービスを維持することが期待できる次回の総合行革情報システムの更新に向けて、クラウド化による経費負担の軽減やー対策の強化について、調査研究すると。これは平成 28 年度からの計画で、28 年度は計画の実施はございませんけれども、29 年度に検討されてございます。そのときに、後年次に実施の予定の場合のその理由と検討経過ということで、次回の総合行政情報システムの更新、平成 31 年度更新、平成 32 年度稼働開始に向けて、クラウド化による経費負担の軽減やセキュリティー対策の強化について、自町式との比較検討及び調査研究を行うというふうにされてございますけれども、この比較、遠隔地でのデータ保護、セキュリティーの効果についてこれは必要ではないかなというふうに考えるのですけれども、この点についてお伺いします。
答弁 企画総務部長 山岸伸雄(企画総務部長は2022年3月まで)
自治体の情報のクラウド化ということでございますけれども、議員おっしゃったとおり、私どもも去年システムを入れ替えております。その際に、今お話あったとおり、内部でクラウド化の検討もさせていただきました。結論で言えば、コストに見合うものが得られなかったということが最終的な結論でございます。クラウド化と言いましても、どこかにそのデータを送らなければならないという、その基地が設けられます。検討した中では、十勝で被災、仮に大地震などがあったときに、十勝にクラウドを置いても、これは一蓮托生で駄目になる可能性があるので、例えば比較的地震が少ない道央圏に置くと仮定して計算しまして、その際にそこまでの通信線が今度、そこに置くとして仮定したときに、そこまでの通信線が災害に本当耐えられるだけの複数線持てるかどうかということも、情報の保守を行う上では大変重要な部分でございます。そこは持てるのですけれども、複数線持つとすると、大変なコストがかかってくるといったところも明らかになったということ、それと、やはり私どもの庁舎、これ免震構造で建てさせていただいておりますので、そういう現実の庁舎の機器類の状況から考えると、その通信する場所を外部に求めるよりは、現段階においては本庁舎において整備したほうが、コスト的に賄いがいいということで、今回 31 年の入替えのときには、自町方式で従来と同様に本庁舎にシステムを導入したといったところでございます。
再質問 4番 藤谷謹至
分かりました。BCP については、紆余曲折しながら今年中につくるという回答は得てございます。ぜひ早くつくっていただきたいと思いますし、この業務継続計画を策定するための体制としまして、先ほどの地方公共団体の業務継続の手続の中には、業務継続計画の策定に当たっては、全庁に関わるプロジェクトになるため、災害時に責任を負う首長自らが、リーダーシップを発揮し、取り組まなければうまくいかない、これは非常時優先業務の整理や必要資源の分配等を検討する際には、部門を越えた優先順位等の合意形成が必要となるためであるというふうに記載されてございます。このことについて町長一言ございましたら、よろしくお願いします。
答弁 町長 飯田晴義
職員は鋭意努力してやってきた結果として、残念ながら策定に至ってないということであります。しかしながら、いつまでも先延ばしということにはならないわけでありまして、それこそ職員の総力を挙げてここに、先ほど答弁でも申し上げました年内、年内というか遅くとも年度内に完成をするということを目標に進めてまいりたいというふうに思います。
再質問 4番 藤谷謹至
次に、新型インフルエンザ等業務継続計画について、訓練の実施、職員理解の重要性について質問を移らせていただきます。新型インフルエンザ等行動計画及び新型インフルエンザ等業務継続計画、幕別町で既に計画されてございますけれども、この継続計画の中にはやはり質問でありました訓練等の実施、新型インフルエンザ発生時に全ての職員が的確に行動するために、新型インフルエンザ等に関する基礎知識や感染防止対策の内容、業務継続の重要性等を正しく理解しておくことが不可欠であるというふうに明記されてございまして、また新型インフルエンザ等の発生に備えた訓練等を実施し、業務継続計画やマニュアルその他の対応方法の実行性を確認するというふうに記載されてございます。また、この計画の見直し等についても、ウイルスの病原性や感染力等様々であり、発生時の状況についても流動的な点が多いことから、常に最新情報の収集に努め、新たな知見や国や北海道の町の行動計画にも見直しがされた場合には、必要に応じて業務継続計画を見直すというふうに明記してございます。平成 28 年7月に改訂されて、インフルエンザ等行動計画は平成 27 年2月策定でございますけれども、その間答弁では防災計画及び町の BCP が策定した折に訓練等行うという答弁でございましたけれども、期間がありましたことから、その間なぜ訓練できなかったかの理由について、一点お伺いしたいと思います。
答弁 保健課長 金田一宏美(保健課長は2022年3月まで)
この計画につきましては、議員がおっしゃられましたように、28 年7月に改訂をしております。その中で、訓練をするということになっておりましたが、なかなか中の業務を止めるということも難しいこともありますし、具体的に効果的な訓練の手法というものも、検討してきてはいるのですけれども、なかなか効果的な方法というのに探り当てられなかったということもございます。以上です。
再質問 4番 藤谷謹至
なかなかこれ担当者等お替わりになったばっかりで、これ質問は苦しいのかなとは思うのですけれども、インフルエンザ等の業務継続計画を策定しているところでは、具体的に訓練の例と記載されているところがございます。例えば、手洗い、うがい、せきエチケット、正しいマスクの装着方法の予防策の訓練、発症者が出た場合の対応訓練、業務縮小・停止等の対応訓練、安否訓練、情報提供訓練等、この業務継続計画の中に記載されてございます。本町における BCP には、これの記載がないわけでございます。それで、今回のこの新型コロナウイルス感染症によって、この町のインフルエンザ等 BCP も見直すことが、早急に見直すことが必要ではないかなというふうに感じておりますけれども、その辺の考え方についてお伺いいたします。
答弁 住民福祉部長 細澤正典
ただいまの業務継続計画の見直しの関係でございますが、28 年につくった段階と今コロナのウイルスの関係での状況の中で、大きく変わってきている部分はあるというふうに認識しております。これは、国においてまた道においても、この業務継続計画の見直しがなされるものというふうに思っております。それらを注視しながら、うちの町の業務継続計画見直してまいりたいと思っております。
再質問 4番 藤谷謹至
分かりました。これ新型インフルエンザ等 BCP と次の新型コロナウイルス感染症における業務継続の対応状況については、これ重複する部分がありまして、このインフルエンザ BCPの答弁中にありましたテレワークということについて、1点お伺いしたいと思います。今回、補正予算でテレワークの環境整備事業に 1,697 万円計上されてございますけれども、これテレワークというのはいつからの運用を計画されているのか、またテレビ会議、本町以外の職員のサテライトオフィス、この構想について、どのような形を想定しておられるのかお伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤勝博(総務課長は2024年3月まで)
在宅勤務いわゆるテレワークなのですけれども、先の補正予算の議決をいただきまして、今後早急に補正予算で議決をいただきました機器類の整備に努めてまいりたいと考えております。時期については、早急にとは思っておりますけれども、このコロナの影響もありまして、なかなか機器類が思う時間、早急に入ってくるかどうかというところも危惧しているものですから、まず遅くても年内に何とか機器を整備したいという中で、その間に実際に在宅勤務、あるいはそのサテライトオフィスということで、いわゆる三密を回避するための体制づくりについて、どういう形で運用していくかということを並行して協議しながら、機器類が整備された段階で早急に体制ができるようにというところで、今現在は考えているところです。
再質問 4番 藤谷謹至
補正予算のところで説明がありましたけれども、テレワークというのは、今回、新型コロナ感染症において、テレビ等で企業が行っている様子等いろいろ情報で知っているところでございますけれども、これ果たして行政でこれテレワークというのが、どのような形で、まず必要なのか、企業の場合は、何日間とか1週間、1か月単位で仕事をすることを想定された上でのテレワークという形になるのですけれども、行政の場合あまりそういうことは想定できないのかなというふうに思ってございます。私の考えでございますけれども、それとやはりセキュリティー対策はこれは難しいものがあるのではないかと。これからの運用方法になるという答弁でございましたので、これは慎重に運用していただきたい。それと1点、このテレビ会議等なのですけれども、従来から私、この本庁、札内支所、忠類総合支所とある中で、この距離的問題で会議等で本庁に集まって、時間が、無駄な時間とは言いませんけれども、忠類の場合往復1時間かかってしまうと。それで、30 分の会議で行って帰ってくるというような形では、これ非効率だというふうに思ってたのです。今回このコロナに関して、こういう予算がついたということで、コロナの感染症対策だけではなくて、これからの会議の形としてこのテレワークあるいはサテライト会議、テレビ会議、これ有効利用していただきたいと思うのですけれども、その辺の考え方、町長どういうふうに考えておられるかお聞きしたいと思います。
答弁 企画総務部長 山岸伸雄(企画総務部長は2022年3月まで)
テレビ会議の関係ですけれども、今、議員おっしゃったとおり、私ども庁舎が大きく3つございますので、それらを結んで会議を開くような考え方を今後持っていきたいなと、今おっしゃったように、忠類から往復しますとほぼ2時間かかってしまうと。例えば庁議をそういうので開いてみたりだとか、ちょっとした打合せ会議でしたら、それに乗せてやってもらうという行政内部的なそういう使い方は当然あるかと思います。ただ、私どもがもう一点なのですけれども、住民対応にも使えるだろうというふうに考えております。例えば、忠類だとか札内なんかにご相談しに来たとき、お客さんが、町民の方がご相談しに来たときに、どうしてもフェイス・トゥ・フェイスで、こういう書類が届いただとか、こういうふうな思いあるのだよというのを顔と顔を見合わせてお互いにしゃべることによって、意志の疎通もうまくいくのではないかなとか、あと書類の点検だとか、そういうのにも使えるのではないかと、日常的な業務にもこのシステムは使えるだろうなということで今考えているところでございます。
再質問 4番 藤谷謹至
ぜひこれは有効利用していただきたいと、行政のみならず住民の対応にも使いたいと、やはり町全体でこれを運用していただけるとなおさらいいと思うのです。例えば、いろんな会議ございますけれども、それぞれの支所で会議を行う、そういうふうなことができたらすごくうれしいなというふうに思っています。以上で、質問終わらせていただきます。