みんなの議会

幕別町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日

中学校部活動実態調査を

2019年12月12日、幕別町議会の一般質問で、小田新紀議員が「中学校部活動実態調査を」について質問し、教育長 菅野勇次、町長 飯田晴義、学校教育課長 宮田哲、教育部長 山端広和、農林課長 香田裕一、経済部長 岡田直之が答弁しました。

質問者
小田新紀 議員
答弁者
教育長 菅野勇次、町長 飯田晴義、学校教育課長 宮田哲、教育部長 山端広和、農林課長 香田裕一、経済部長 岡田直之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 小田新紀

通告に従いまして、質問をさせていただきます。1点目、中学校部活動実態調査を。近年、中学校・高等学校等の部活動のあり方が問題視され、昨年3月にはスポーツ庁が、12 月には文化庁が「部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を策定するなど、国においても、部活動における生徒や教職員の負担軽減についての議論が重ねられてきています。しかしながら、全国的にもまだまだ問題の根本的な解決には至っていないばかりか、その道筋もはっきりと見えていない状況ではないかと思われます。部活動は、日本において長い歴史があり、特効薬的な解決策を見出すことは簡単ではありませんが、まずは、全ての部活動における活動状況の実態を正確に把握するための調査を行うことから踏み出していくべきではないかと考え、次の2点について伺います。(1)中学校部活動の活動状況の実態把握に向けての調査を行う考えは。また、その手法は。(2)国や道のガイドラインをもとに、本町独自のガイドラインを作成する考えは。二つ目の質問に移ります。タンチョウヅルとも共生できる地域を。昨年2月、札内市街地において、3羽のタンチョウヅルが悠々と歩いている姿が目撃されました。その光景は、SNS を通して国内外の方々が注目し、マスメディアにも取り上げられるなど話題となりました。市街地にまでタンチョウが出現するようになったこと、活動地域が広がっていることは、長年の保護や繁殖活動の成果でありますが、その一方で、ごみ荒らし、交通事故、子どもたちとの接触、さらには農業被害などさまざまな懸念の声も出されています。ついては、本町でも、今後増えていくことが予想されるタンチョウとより豊かな共生を目指すべきと考え、次の3点について伺います。(1)本町におけるタンチョウの生息状況は。(2)本町において予想される懸念は。(3)懸念に対する対策方法は。以上であります。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

小田議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、教育委員会と町にわたるものでありますので、私からはご質問の1点目につきまして、答弁をさせていただきます。「中学校部活動実態調査を」についてであります。中学校の部活動につきましては、学習指導要領において、生徒の自主的、自発的な参加により行われ、スポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質、能力の育成に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意することとされております。一方、部活動の時間が長時間に及ぶことで、生徒が学業や余暇活動に割くことのできる時間を確保しにくくなってしまったり、教員が部活動終了後に勤務時間を大幅に超過して授業準備等を行わざるを得なくなってしまったりと、その問題点について指摘されているところであります。部活動を実施する上では、生徒の学校生活等への影響を考慮した休養日や活動時間を設定し、けがの防止や心身のリフレッシュを図るほか、部活動だけではなく、多様な人々との触れ合い、さまざまな体験を充実させるなど、生徒のバランスのとれた生活や心身の成長に配慮が必要であります。また、教員が健康でいきいきとやりがいを持って勤務しながら、学校教育の質を高められる環境を構築するためには、教員の部活動指導における負担が過度にならないように配慮し、部活動が持続可能なものとなるよう、合理的でかつ効率的・効果的に行われる必要があると考えております。ご質問の1点目、「中学校部活動の活動状況の実態把握に向けての調査を行う考えは、また、その手法は」についてであります。中学校部活動の活動状況につきまして、スポーツ庁が平成 29 年5月に公表した「運動部活動の現状について」では、調査が運動部に限定されておりますが、18 年度と 28 年度を比較いたしますと、1日平均で、平日では 34 分から 41 分と7分の増、休日では1時間6分から2時間 10 分と1時間4分の増で約2倍という結果となっております。本町における部活動の状況につきましては、学校や種目、行事、大会の前後等により違いがありますが、一例を申し上げますと、野球部やサッカー部、吹奏楽部で、平日は約2時間 30 分、学校休業日は約3時間実施しており、また部活動休養日については、全ての中学校において毎週1日以上及び月1日以上を設けております。しかしながら、部活動のあり方を検討する上では、各種大会の開催状況等を含め部活動ごとの活動状況などを把握する必要性があると認識しており、今後、各中学校への聞き取り等による調査を行ってまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「国や道のガイドラインをもとに、本町独自のガイドラインを作成する考えは」についてであります。部活動については、顧問となる教員の長時間労働につながるとともに、大会等で勝つことのみを重視した過度な練習は、生徒の心身のバランスのとれた発達を妨げるといった問題があることから、スポーツ庁及び文化庁においては、有識者会議の検討を経て、昨年3月と 12 月に「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」をそれぞれ策定したところであります。また、北海道教育委員会においては、本年1月に「北海道の部活動の在り方に関する方針」を定め、適切な運営のための体制整備や部活動における適切な休養日等の設定、生徒のニーズを踏まえた環境の整備など、国のガイドラインにのっとり策定いたしました。本町におきましては、昨年9月に「学校における働き方改革幕別町アクション・プラン」を策定し、定時退勤日や学校閉庁日の設定をはじめ、部活動指導に関わる負担軽減対策についても、部活動休養日の実施等を本プランに位置付け、取り組んでいるところでありますが、国のガイドラインは生徒の視点に立った学校の運動部活動改革の取組を示していることから、新たに「幕別町部活動の在り方に関する方針」を策定しなければならないものと考えているところであります。策定に当たりましては、生徒のけがの防止や心身のリフレッシュを図る上で適切な休養日や活動時間の設定をはじめ、各学校における部活動方針、大会等の見直しなど、今後、校長会や教頭会など関係者と協議を進めるとともに、部活動の負担が過度とならないよう配慮しながら部活動が持続可能なものとなるよう努めてまいりたいと考えております。以上で、小田議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 町長 飯田晴義

小田議員のご質問にお答えいたします。「タンチョウヅルとも共生できる地域を」についてであります。タンチョウは、国の特別天然記念物で、国内希少野生動植物種、絶滅危惧Ⅱ類に指定された釧路湿原を中心に生息する野生動物で、大正 13 年に再発見されるまで絶滅したものと考えられておりましたが、その後の保護活動や給餌事業などにより、その数を急激に増やし、昨年度の調査では、飼育個体も含め道内で 1,000 羽を超えるまで回復したところであります。一方で、生息地となる湿原の減少や個体数増加に伴う過密化などにより、伝染病の発生や給餌場周辺での農業被害の拡大などの恐れが生じたことから、国では、平成5年に「タンチョウ保護増殖事業計画」を、平成 25 年に「タンチョウ生息地分散行動計画」を定め、繁殖地や越冬地の分散を図ることにより、タンチョウが自然状態で安定的に存続できるような状態になることを最終目標に事業を実施しております。これらの施策により、昨年は空知管内で初めて越冬を確認するなど、個体数の増加と生息地の拡大は順調に図られているところでありますが、近年は、農家敷地内や市街地での目撃情報も増えておりますことから、長年の保護活動や給餌場での人への馴れによる人間の活動領域への侵入や依存が増大しているものと考えられております。ご質問の1点目、「本町におけるタンチョウヅルの生息状況は」についてであります。本町におけるタンチョウの生息数は、毎年 12 月と1月に北海道が実施する「タンチョウ越冬分布調査」により把握しておりますが、平成 12 年度に旧忠類村で初めて2羽が確認されております。年度により調査箇所数が異なりますことから、単純比較はできませんが、28 年度は 11 か所で 27 羽、29 年度は 12 か所で8羽、昨年度は 10 か所で、十勝管内で2番目の 15 羽を確認したところであります。なお、道内の生息状況につきまして、個体数が増加傾向にあり、昨年度、空知管内で初めて越冬が確認されたように、生息地も徐々に拡大しているものと考えられております。ご質問の2点目、「本町において予想される懸念は」についてであります。タンチョウは、長年の保護活動と人工給餌により、その個体数を順調に増やし、生息地を拡大してきたところでありますが、一方で、それに伴う事故や過剰な人馴れを要因とした問題が生じているところであります。生息が集中する釧路管内では、タンチョウの人馴れが進むことにより、人の生活に近い場所を利用する個体が増え、電線や車両との衝突事故や農作物の食害などの農業被害が増えており、また近年は、農家敷地内や市街地の目撃情報も増えておりますことから、牛や人への威嚇など人の生活に影響する新たな問題が懸念されております。本町におきましても、平成 24 年ころから、小麦やデントコーンの食害などの農業被害が毎年 20 万円前後発生しておりますが、今後、個体数の増加や生息地が拡大することにより、これら農業被害の拡大や市街地への侵入などの新たな問題の発生も懸念されるところであります。ご質問の3点目、「懸念に対する対策方法は」についてであります。タンチョウは、「文化財保護法」に基づく特別天然記念物や「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づく国内希少野生動物種に指定されているため、捕獲、採取、殺傷または損傷が原則禁止されております。このため、農業被害対策といたしましては、有害鳥獣としての捕獲ができませんが、音やドローンなどで威嚇する追い払い、シートやチェーンなどによる物理的な侵入防止、タンチョウの誘引要因となるデントコーンの散乱を防ぐなどの対策が考えられます。なお、市街地での対策につきましては、事例が少なく有効な対策が確立されておりませんが、餌づけなど野生動物の生態に悪影響を与える行為をしないよう、住民周知に努めてまいります。以上で、小田議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

再質問 2番 小田新紀

それでは、答弁に対して再質問させていただきます。先日の決算委員会におきまして、同僚議員から本町の部活動の実態をというような質問があり、今現在把握はできていないというような答弁がございましたので、今回、このような質問をさせていただきました。また、以前に部活動問題について、私自身も質問をさせていただきましたが、そのときは教員の働き方に関してという視点で質問させていただきましたが、今回はいわゆる生徒の立場に立ってという部分での、本来部活動がどうあるべきかというような視点で質問をさせていただきたいというふうに考えております。先日も本州のほうで、受験生の親が、高校の事例ですけれども、受験生の親が推薦をもらいたいために、部活の顧問の先生に接待商品券を渡して、それを受け取ってというような事例も、逮捕されたと、検挙されたというような事例もありました。そんな問題も、それはまれなケースだというふうには信じたいわけですけれども、そんな問題も出てくるほど、顧問の先生による指導の影響というのは非常に大きいというような側面もあるのかなというふうに思っています。だからこそ、町は先頭になってしっかりと考えていかなければいけないというふうに思うわけでありますが、まず調査、そしてガイドライン作成については、前向きに検討するというようなご答弁でございましたので、大いに期待したいなというふうに思うわけで、またその上で、少し具体的にという部分で質問させていただきたいと思います。今後、調査に向けてということで、いろんな方法をご検討されていくのではないかというふうに思うわけですけれども、差し当たってご答弁におきましては、各中学校への聞き取り調査というようなお話もありました。まず、その聞き取りという部分におきましては、対象ですね、どういった、先生方全員というような形なのか、あるいは校長先生、教頭先生といった管理職になるのか、またあるいは別の方法をイメージされているのか、まずそこを1点伺いたいと思います。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

部活動の実態の調査でございますが、各学校において調査を行いたいというふうに考えておりまして、管理職が各部活動の顧問の先生に対しまして、聞き取り調査を行いたいというふうに考えているところでございます。

再質問 2番 小田新紀

それを集約していただいて、教育委員会のほうで把握するというような大まかな感じでしょうか。どの方法がいいというのは一概には言えませんので、私もベストが何がいいというのは分かりませんけれども、実際、学校の状況においては、本当にさまざまな先生方の意見というのがあるかというふうに思っています。これも一概には言えませんけれども、やはり部活をやりたくて学校の教員になられたと、それを一番の理由としてなられたというような先生もおられます。それを否定するものではございませんけれども、そういった思いで部活動に関わってくださっている先生もいれば、一方では、やはり部活動、特に自分の専門ではない部活動でということで関わっている先生もおられると。そういった中で、子どもに対しての評価とか視点とか、部活動というものに対しての評価というのは、大分さまざまな結果が出てくるのではないかなというふうに思うわけですけれども、それを一つの学校の意見というふうなまとめ方というのは、私は今回はふさわしくないのではないかなという思いでいます。やはり一人ひとりの先生の意見を、実態調査ですので、一人ひとりの意見を拾い上げるというような、本当に小さな意見を拾い上げるというような、そういった調査方法のほうがよいのではないかというふうに考えるのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

具体的な調査項目はまだ決まっておりません。聞き取りの手法でございますけれども、基本的には学校を通じて、学校校長あるいは教頭を通じて、顧問の先生の実態ということを把握したいというふうに考えておりますことから、ある程度そういった部分につきましても、把握できるのではないのかなというふうに考えております。

再質問 2番 小田新紀

具体的な手法はこれからということですので、あまりここについては深くやりませんけれども、また部活動全体に対して、学校現場への聞き取りということも、当然まず第一にあるとは思いますけれども、保護者あるいは生徒自身へのそういった調査というのも、実際どういうふうに思っているのか、どう考えているのかということも把握すべきかなというふうに考えますが、いかがでしょうか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

今、保護者、生徒への部分もどうであるかという部分だと思いますけれども、まずは学校を通じて調査項目も含めて、その中で必要性に応じて検討してまいりたいと思っておりますが、まずは実態という部分が把握していないものですから、まずそこからスタートなのかなというふうに考えております。当然、部活動の部分は、最終的には保護者あるいは生徒に対する理解といいますか、そういった取組についても、今後は周知という部分では必要になってきますが、調査の段階においては、まだ具体的に保護者、生徒に対する部分については、これから学校と協議しながら詰めていきたいと思っております。

再質問 2番 小田新紀

私の個人的な見解でいきますと、調査だからこそ幅広くというようなことが必要で、我が町として本当に保護者一人ひとりがどんな考えを持っているか、どういう意見が多いかということも必要でしょうし、どんな考えがあるのかということを把握するという部分においては必要ではないかというふうに考えます。そのあたりは、今後ご検討いただければというふうに思いますが、その調査に当たってということで、とりあえず何でもいいから、そういう言い方はされていないですけれども、とりあえず何でもいいから調査をするというようなスタンスであるべきではないというふうに考えておりまして、こういった調査をすることによって、やはり部活動の問題を変えていくのだというような、町としてのしっかりとした姿勢が見えるような調査というのが必要ではないかというふうに思います。また、それは学校の先生自体も本当に子どもたちにとって、この今の部活動のあり方でいいのかというような、保護者にとってもいいのかというような意見もあります。そういった先生方に対しても、幕別町教育委員会のほうで本気になって調べて、本気になって変えていくぞというような姿勢が示されるような調査であるべきということで考えるわけですが、今のお話を聞いていると、本当にまずはということだとは思うのですけれども、あまり表に見えないような状況の中で、言葉悪いですが、何となくちょっと校長先生、教頭先生に聞いてみるというようなふうに受けとめてしまったわけですけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

まず、調査の関係ですけれども、第一歩の調査としては、まず概略なのだろうなというふうには思いますけれども、ただ、小田議員言われますように、保護者がどういうふうに考えているのかですとか、先生方が本当にどういうことを思われているのかというようなことも必要だというふうには思いますので、部活動のあり方全体を問うような調査にしていきたいなというふうには思います。ただ、もし保護者までその調査範囲を広げるということになれば、どういうふうにお配りをして、どういうふうに回収をするのか。それがもし先生に負担がいくのであれば、これはまたちょっと先生の働き方改革の面でどうなのかというところもありますので、そういったことも含めて、これから検討していきたいというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

はい。全体的な意図は分かりました。ただ、先ほども申し上げましたとおり、町のほうで部活動の問題を変えていくぞ、考えていくよ、そして抜本的に改革していくよという姿勢が見えれば、忙しい先生方も喜んで協力するというふうに思いますので、ご承知いただければと思います。そういった中で、本町独自のガイドラインも作成する方向でということであるわけですけれども、やはりそのガイドライン作成するに当たっての、それを見据えた調査ということであるべきだというふうに思いますし、そのようにお考えになられているかなというふうには思うのですけれども、細かいところの評価はあれですけれども、今回、国あるいは道のほうで、学校の運動部、文化部含めてガイドラインを示されているということでありますけれども、例えば、週1の休養日という部分でガイドラインとしては示されているわけですけれども、現在、教育長の考え方として、それが多いか少ないかという部分については、どのようにお考えになられているでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

今現在、道のガイドラインなり、うちの町のアクションプランもそうですけれども、週1回の部活動休養日、そして月1日以上の土日というか、学校閉庁日の月1日以上の部活動の休養日を設定するというようなことなのですけれども、この日数については、全体的にはやはり子どもたちの、他の例えば学習時間ですとか、余暇の時間ですとか、そういったことから勘案すると、若干まだ多いのかなというような気はしております。

再質問 2番 小田新紀

多いというのは。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

多いというのは、残った活動日が多いということで、休養日が若干少ないかなという感じでございます。

再質問 2番 小田新紀

分かりました。私も週1以上とあるのですね。週1とはっきり示しているわけではないのですけれども、本当に最低ラインを国が示したというようなふうに受けとめておりまして、私もここから各自治体が本当にうちの子どもたちにとって何日がいいのかという部分は、ガイドラインどおりではなくて、はっきりとした根拠を持って示していく必要があるかなというふうに思っています。個人的には週2から3というふうには思うわけですけれども、そこはいろんな意見を伺いながらという部分になると思います。そういったことを含めて、やっぱり医学的な見地であったりとか、科学的な見地というものも、運動部に限らずですけれども、そういった見地というのが必要だというふうに思うわけですけれども、そういった中で、今せっかく我が町が日体大等々と連携もされているわけなので、そういったところの力もお借りして、ガイドラインを一緒につくっていくというような体制づくりというのはいかがでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

国がガイドラインで示している週2日以上という、部活動の休養日に関して言えば週2日以上というふうなところを示されているのですけれども、このガイドラインを国が策定するに当たっては、そういった専門的な見地も含めた上で策定されたガイドラインだというふうには認識しておりまして、我々町の段階で、例えば医学的な見地から何日がいいのだとかというようなところまでを根拠を持ってということになると、なかなか難しいなというふうには思いますので、やはりガイドラインを作成するに当たっては、国なり道の方針なりというのが基本的なところとしては、参考になるのかなという気はしております。

再質問 2番 小田新紀

実際、現実、幕別町内の小学校の段階、各少年団ですよね。それはちょっと運動に限ってしまいますけれども、特別な季節限定の種目を除いて、週1の休みというのは、要は週6なり5やっているという団体というのは、ほぼほぼないというぐらいの実態ではあります。やはり週2から3日ぐらいの活動という中で、学校運動部、文化部、学校の中での部活動なので、またその性格性も違うというところで、単純には比較はできないというのは承知はしておりますけれども、やはり各スポーツを指導される、あるいは文化の活動を指導される、今の少年団の話はスポーツになりますけれども、スポーツを指導される各団体の指導者が、ほぼほぼそのぐらいにおさめているということも、一つのヒントにはなるのではないかなというふうに思いますので、そういったことも幅広く把握していただいて、ガイドラインを作成していっていただきたいということを期待したいと思います。その一方で、これは我が町の中での意見ではなかったわけですけれども、全国的な中でこのガイドラインが話題になったときの話になりますけれども、悪用してという言い方をしたらあれですけれども、逆に言えば週1休みをとれば、正しいのだねというような使い方、それ以上の検討がない、各団体においてですね。週1休んでおけばいいのだね、土日どっちか3時間でおさめておけばいいのだねと。でも、それが本当にいいのかどうかというようなことが検討されないで、そのガイドラインというのを、そういうような使い方をされてしまうということもありますので、ただ、何を言いたいかといいますと、ただ数字だけを示すということではなくて、そこに含まれている思いや、この町の教育委員会としての姿勢とか、そういったことをしっかりと示したようなそんなガイドラインができたらいいなというふうに期待しているわけですが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

数字だけを示すのではなくて、教育委員会の姿勢ということでございますけれども、やはり考え方として、ガイドラインについては町がつくるのは方針という形にはなるかと思いますけれども、あくまでも子どもたちの体力的な関係ですとか、余暇活動、学業に対する時間をとる、その上で、自分たちが好きなスポーツであったり、文化であったり、部活動を行うということで、そういったバランスが大切だというふうに思いますので、一概に数字だけでは言えない部分はあろうかと思いますけれども、そういったことにも配慮しながら、方針については策定してまいりたいというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

今、教育長おっしゃられたような思いを持ってやっていただければというふうに思います。教育現場におきまして、私はトップダウン的なことというのは、あまりふさわしくないとは思ってはいるのですけれども、部活動問題に関しては、先生方の中でもさまざまな意見があり、先ほど申し上げましたとおり、いろんな立場の先生方もおりますので、またその保護者の方もいろいろ子どもたちに対してもっとやってほしい、もっと勝たせてほしいというようなきっと意見も出るでしょう。子どもたちは当然、当然と言ったらおかしいでしょうけれども、かなりもっとやりたいと、たくさんやりたいというような意見がきっと多くなってくると思うのですよね。ただ、やはり子どもたちを守るという部分において、一概にこういう意見が多かったから、こういうスタンスでいこうとかというふうにならないで、ある程度、今、教育長おっしゃったような思いを込められたような、ある程度トップダウン的なものをしっかりと学校現場に示していっていただけることを期待したいというふうに思います。二つ目の質問に移らせていただきます。タンチョウですね。昨年、市街地にということで、実際、当事者である私で申しわけありませんけれども、かなりの反響がありました。新聞、テレビ等々で報道されている部分はもちろんのことではありますけれども、私も詳しくはないですけれども、SNS でアップさせてもらったときに、実際、数字として出すと 310 万人の閲覧ですね。世界中です、これ、日本だけではなくて。延べ 1,100 万人ですね。延べで 1,100 万の閲覧。動画再生 280 万。ハッシュタグがあるのですけれども、幕別町とかそういうハッシュタグですね、それをクリックして見た方が 4,000。今も増えているというような現状です。いわゆるバズったというようなことを初めて聞いたわけですけれども。そういったことで、もともと幕別に住んでいた人とか、それから大学とかで札内を出て行った子とかが、コメントとかで懐かしいとか、幕別いいねとか、そういったすごく喜んでいただく意見が相当多かったのですけれども、その一方で、はっきりと心配だと、こういうことはあまり喜ぶべき話ではないというような批判的なご意見もいただきました。そんな中で、私もちょっと運命的なものを感じ、調べさせてもらったわけです。そんな中で、まだまだ事例が少ないわけですので、我が町にとってもしっかりした対策とか方針というのは、これからというふうに受け止めながら質問をさせていただきたいと思います。専門家のお話によりますと、もともと十勝で発見されたのが、大樹、広尾あたりが最初だったのだけれども、広がりを見せたのが忠類というところが一番広がりを見せて、そしてうちの町は猿別川とか、途別川とか、そして隣接十勝川とか、そういったところでタンチョウが住みやすい環境があることによって、釧路に次いで十勝は圧倒的に多いということを聞きました。世界の中でも 3,000 ほどしかいないタンチョウが、半分北海道にいて、その一番手は釧路管内、二番手が十勝管内、そして十勝管内でも幕別が基本的には多いというようなことで、やはりうちの町にとってもひとつ考えていかなければいけない事案だというふうに考えております。現在、生息状況について数字を出していただきましたが、単純に本当に全部が全部調べられるわけではないので、一定程度の概数というような形になるのかなというふうに思います。ただ、答弁でもございましたとおり、増えていく可能性があるというようなお話で、専門家の方も微増はあるということですが、その一方で、十勝管内で、もうほぼほぼ住む場所がなくなってきたというか、いっぱいになってきたと。ほかの管内のほうに見られるようになってきたというお話も聞いて、微増はあるけれども、個体数としてはそんなに今後大きくは増えることはないのかなということで、そういった押さえの中で質問をさせていただきます。町のほうで越冬数の数字は出していただきましたけれども、幕別町の中で繁殖した、それから巣がある場所とか、そのあたりというのは押さえられていられるでしょうか。

答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)

タンチョウの繁殖場所ですけれども、先ほど町長が答弁しましたとおり、タンチョウの越冬分布調査というものが、環境省の委託を受けて北海道が実施しております。それに協力するという形で、本町の職員が同じ日に同じ時間に振興局のほうからの指示のもと、ルートを回って調査しているというもので、繁殖場所については本町では把握しておりません。

再質問 2番 小田新紀

その点については承知しました。そういった中で、今後予想される懸念というか、心配といった部分で幾つかお示しいただきました。農家さんのほうで、主だった被害はないというようなことでありますけれども、ご答弁ありましたとおり、釧路管内のほうでは、やはり牛に対しての威嚇もありますし、牛を傷つけるというようなこともあったというような話も聞きました。それから、あと実際、特に札内の場合は、市街地に近いところに繁殖しているところがあるわけなので、市街地に出る可能性というのが今後も考えられると。一度タンチョウが行った場所は安心して来てしまうというようなことも教示されました。なので、そこで、市街地で今後、札内特有として出てくるというようなこともあり得るわけですが、そのあたり、電線の心配というのもありましたけれども、そのほか市街地の中で、こんなことが懸念されるのではないかというようなことで、町のほうで考えられていることはございますでしょうか。

答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)

先ほど町長が答弁したとおり、市街地での事例というものは少ないのですけれども、釧路管内のほうで起きている事例といたしましては、道路のほうに出てきて、交通事故の可能性があるというような問題が生じているというのは聞いております。

再質問 2番 小田新紀

こういった事例があったということは、そんなに数少ないので、承知していない部分たくさんあるのですけれども、実際、昨年そういったところで出たときに、子どもたちがどういう反応するのかなという部分であったりとか、あとある方のご意見ですと、ごみとかという部分なんかも大丈夫なのだろうか、あさったりしないのだろうかというようなこともありました。また、それから一方で、根室管内であったそうなのですけれども、私ももともと本州の人間なので、タンチョウを見ると今でも感動してしまうのですけれども、それをやっぱり写真撮りたいと、車を止めて、そういったところで車による人身事故なんかも実際起きてしまったというようなこともありますので、そういった幅広い見方の中で、調査しておくということは必要かなというふうに感じました。今後、その対策方法にということに移りますけれども、やはり国の天然記念物ということもございますけれども、タンチョウを守るという視点も、人の生活を守るというのもありますけれども、タンチョウを守るという視点も、今後そういう視点で対策をしていかなければいけないかなというふうに思うわけですけれども。例えば、それこそ市街地のところに出たときには、専門家によれば追い払ってくれと。タンチョウにとっても、人にとっても市街地に出ることはやっぱりいいことではないので追い払ってほしい、ここは危ないよということで追い払ってほしいということですが、先ほど、ドローン等、あるいは音とかで威嚇する追い払いというのもご答弁でありましたけれども、追い払う方法によってはタンチョウを刺激してしまって、慌てて事故を起こす、あるいは人にぶつかってくる、牛に衝撃を与えてくるというようなこともあるというふうには聞いておりますが、その辺の把握というのですか、方法というものでお考えがありましたら、お聞かせいただければと思います。

答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)

タンチョウの被害対策ということで、農業被害対策に関しましては、環境省のほうからパンフレット等も出ておりまして、それに基づいて、先ほどお話が出ましたドローンですとかによる追い払い、それと物理的に侵入させないように、牛舎の入り口にチェーンを張ったりですとか、シートを、ネットを張ったり、堆肥場の場所を考えたりですとか、デントコーンの散乱対策、コーンサイレージとかにネットを張るというような対策が考えられますので、今後これらについて農業者のほうに周知をしていって、対策等をとれたらというふうに思っております。

再質問 2番 小田新紀

今、農業者の方にということでありましたが、市街地に対しての住民周知していくということでありましたが、具体的にはどういった内容を、そしてどういった方法でというようなことはお考えあるでしょうか。

答弁 経済部長 岡田直之

住民に対する周知、市街地でありますけれども、基本は見守るということでありまして、今、農業被害と同じように町場に出てきたときにも追い払うしかできませんので、具体的にはそういった手法を伝えるとともに、タンチョウがここにいるという生物多様性というのですか、そういったことのすばらしさも、できればお伝えしながら共生できる社会が実現できればいいなというふうに考えております。

再質問 2番 小田新紀

まさにおっしゃられたとおり、共生という部分もやはり必要だなと。害となる動物ではございませんので、やはりそこをいかに地域住民の人たちが、この町が共生していくということが私の質問のテーマでもあるわけですけれども、そこも専門家の話になってしまうのですけれども、今後のあり方として、やはり問われているということであります。タンチョウが住む条件として、餌があるかというようなことも当然、それから川沿いであったりとか、そういった湿地ですよね、そういった部分の自然環境、そして何よりも人がそれをどう捉えるかというところということを、人がタンチョウがいることをよしとするかしないのかというようなことが問われると。そこら辺を飛んでくれだったらいいのではないの、そこら辺にいるくらいだったらいいのではないのというような捉え方で、今あったとおり、見守りつつ追い払うというような体制、あるいは農家の方々もそういったことで大切にしながら共生していくというようなことで、そういった部分では、町の考え方あるいは地域の人の考え方、そういったことが問われてくる、ちょっと大きな問題になってしまっているところもあるのですよというような話があったわけです。そういったところで、うちの町としても、まだまだご答弁あったとおり、事例が少ないということでございますので、またそれから喫緊の課題でもないということも承知はしております。ただ、今後やはり対策あるいは考えていかなければいけないことだなというふうに思いますが、そういった部分で、専門機関との連携という部分で、町としての何かお考えはあるでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

共生というお話が出ましたけれども、この共生とは何ぞやということが、私は非常に難しいなと思っております。ツルが人里に下りてくる、あるいは市街地へ入ってくる、それを見守ることが共生なのかといったら、ちょっと違うのだろうな。やはり入ってくるということは、そこには危害を加えるということも考えられるわけで、動物であったり、子どもに対してですね。ですから、そこはやっぱり住むところはしっかり分ける。分けながら、上空飛んでいくのは、あっちから来たね。あるいは畑の向こうのほうに行ったときには、ツルが休んでるなというふうに見守ることはいいのですが、一緒に住むということは共生ではないというふうに私は思っていますので、そういった中で、お互いが安全に暮らせるようにするために、人間が、ツルがですね、そのためにはどういったアドバイスというか方法があるのかということは、やっぱり専門家に聞かないと私だけでは分かりません。一番怖いのは、人慣れすることが一番怖いというふうに思っていますので、そうしない中で、それぞれの住むところを分かち合って、共存するという方法について、これはやっぱり専門家の意見を聞いた中で、どういった方法がいいのかということが見極めていかなければならないなというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

今後、そういった専門家の意見というのは、私も本当に今回聞いて、本当に勉強になることばかりで、知らないことばかりで、よかったわけですけれども、うちの町にも知られていない巣がやっぱりあるということで、一番心配されているのは、巣を見つけるというのは、なかなかそんな簡単に見つけられるものではない、我々の中でですね。知らない中で、道路の、町道の工事が始まってしまったりとか、あるいは今だとソーラーパネルを建てられる業者さんで、そういったところに知らないで建ててしまうというようなことも心配だというような意見もありました。本当に先ほども申し上げましたとおり、喫緊の課題ではないとはいうふうには思いますけれども、こういった世界中に見ても珍しいというタンチョウが、この地域にたくさん増えてきているという現状については、今後把握して、緩やかな対策を立てていくべきかなというふうに考えます。その上で、今、町長もおっしゃられたとおり、本当に隣同士一緒に住むということではないですから、でも、そういった夢のあるやはりタンチョウというような、個人的な思いはあります。観光客も、ある意味、観光資源にしてくれという専門家の話もあるわけですけれども、そういったことも含めて、タンチョウとともに本当の意味で共生という、お互い安全に共生していくというような夢のあるそういったストーリーを描けるような、そんなまちづくりということになっていったらいいなというふうに願います。ちょっと最後に、そんな思いはいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

タンチョウであるとか、ハクチョウは、見た目がきれいで観光資源になり得るものだというふうに思います。ただ、これはあくまでも野生動物で、私は熊も鹿もキツネも変わらないというふうに思いますので、そこはやっぱりしっかりと人間の住むところ、野生動物の住むところというのを隔てながら、緩衝地帯の中にあって、そこからきれいだねとか、かわいらしいねというふうに眺めるのが、一番好ましい姿であろうというふうに思いますので、そういった方法に進められるのであれば、取組を進めたいというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

私もこのタンチョウの世界に足を突っ込んでしまいましたので、しっかりとこれで終わりにせずに、調査・研究をしながら、ともにいい町をつくっていこうというふうに考えておりますので、これで質問を終わります。

出典:幕別町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(115ページ) 間違いを知らせる