幕別町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日
朝ドラ100作目「夏空」の誘致を
2018年3月6日、幕別町議会の一般質問で、小島智恵議員が「朝ドラ100作目「夏空」の誘致を」について質問し、町長 飯田晴義、総務課長 新居友敬が答弁しました。
- 質問者
- 小島智恵 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、総務課長 新居友敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 小島智恵
通告書に従いまして、質問をさせていただきます。1、朝ドラ 100 作目「夏空」の誘致を。全国の自治体では競い合うようにして、「フィルム・コミッション」と言われる映画やドラマ等の撮影の誘致活動に取り組み、全国へ PR し、観光・文化振興、地域活性化へと成果を上げているところがあります。そのような中、連続テレビ小説、朝ドラ 100 作目の節目となります「夏空」のロケ地として、十勝が選定されたとの報道がなされたところであります。先日行われた、平昌オリンピックでの女子パシュート金メダル獲得をはじめとする幕別町出身の髙木姉妹の大活躍によって、幕別町の名が連日テレビ、ラジオに流れまして、全国に知られることとなりました。さらに、幕別町を全国に広め、観光振興や地域の活性化につなげるためにも、「夏空」のロケ地の誘致に取り組むべきではないでしょうか。以下、お伺いいたします。①全国に町を PR する機会として、「夏空」のロケ地を誘致する考えは。②十勝エリアに来客が見込まれる中、我が町に足を運ばせる手だてが必要と考えますが、見解は。2点目、ふるさと寄附金活用についてであります。我が町は、「返礼品つき」のふるさと納税を平成 27 年 12 月に開始してから、これまで多くの温かいご寄附をいただき、堅調に推移しているところでありまして、また、特産品返礼により幕別町の PRや地元の経済活性化にも寄与していると考えます。全国的にも注目されております上士幌町では、ふるさと納税でいただいた寄附金を先進的に活用し、まちづくりの戦略として「選択と集中」を掲げ、子育て少子化対策を重点に取り組みを始めてから、20 歳から 40 歳代の若年層、子育て世代の移住者が転入者全体の8割以上を占め、71 人の人口増加、これは平成 29 年 12 月末時点でありますけれども、成果を上げまして、半世紀以上続いた人口減少に歯どめをかけております。今後は、医療や介護等の充実に活用の幅を広げ、移住を促進していく取組が考えられているところであります。町では寄附金の活用をどのように考えておられるのか。総花的ではなく「選択と集中」により、より効果的な活用につなげるべきではないか、また、寄附金の使途を町のホームページなどで PR することにより、町独自のまちづくりに対する応援者をさらに拡大する取組が必要と考えます。以下、お伺いいたします。①寄附の実績(項目別件数、金額等)と、地域経済にもたらした影響は。②実施された事業と充当した金額は。③今後の寄附金の活用についての見解と使途を積極的に PR する考えはいかがでしょうか。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
小島議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「朝ドラ 100 作目「夏空」の誘致を」についてであります。昨年 11 月 20 日、平成 31 年度に放送が予定される NHK 朝の連続ドラマ小説「夏空」の舞台に、十勝が選ばれたことが報道されました。この連続ドラマ小説、通称「朝ドラ」は、昭和 36 年から放送が開始され、ご質問にもありますとおり本作品で 100 作目の節目となりますが、この舞台として十勝が選ばれた背景には、晴天率やタイトルにある澄み切った夏晴れの空といった十勝の自然や気象条件が合ったことに加え、「とかちフィルムコミッション連絡協議会」の誘致に対する活動が実を結んだものと考えております。国内では、映画、テレビドラマ、CM などあらゆるジャンルのロケーション撮影を誘致し支援活動を行うため、都道府県や市町村といった自治体、商工会議所や観光協会などの公的機関がフィルムコミッション事業を行っており、地域の経済・観光振興に大きな効果を上げた事例が報告されています。十勝においても、フィルムコミッション情報の集約と窓口の一元化を行うとともに、十勝の魅力と活力の創出を図るため、平成 16 年に管内 49 の官公庁や企業などで同協議会を設立し、オール十勝の受け入れ態勢で、国内外の映画、テレビ番組、CM などのロケーションの誘致・支援やエキストラの募集などを行っているところであります。昨年 10 月、十勝が選ばれる前の撮影協力の依頼に対しましても、同協議会が橋渡し役となり、脚本家や制作統括らとともに2度にわたって管内 19 市町村の視察に同行するなど、その希望に沿った丁寧な対応をされたとお聞きしております。ご質問の1点目、「全国に町を PR する機会として、「夏空」のロケ地を誘致する考えは」についてであります。ロケ地の誘致につきましては、前段申し上げましたとおり、本町も構成員として参画する「とかちフィルムコミッション連絡協議会」の事務局であります「一般社団法人帯広観光コンベンション協会」が十勝の受け皿として活動を行っております。今回の「夏空」におきましても、ドラマ序盤におけるロケ地探しの協力依頼が、同協会から管内の市町村や企業に照会されており、本町におきましても依頼に即した候補地の情報を可能な限り提供しているところであります。朝ドラにつきましては、全国的にも関心度が高く、さまざまなメディアで十勝の風景や農業などが数多く取り上げられるものと予想されますことから、本町を含め十勝を PR する絶好の機会と捉えており、また、その後のロケ地めぐりなどの観光の入り込みも期待されますことから、十勝の地域経済にとっても大きな効果があるものと考えております。一方では、ロケ地に多数の見物客が訪れることにより、撮影に支障を来すことや、周辺の居住者にさまざまな迷惑が及ぶおそれがあることなどから、ロケ地は非公開とされ、クランクイン後も公表されないと伺っておりますが、今後も次なる候補地の照会や現地取材等が想定されますことから、本町といたしましても、引き続き、制作に必要な情報収集やロケ候補地の情報提供など、同協会の取組に対し、積極的に協力してまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「十勝エリアに来客が見込まれる中、我が町に足を運ばせる手だてが必要と考えるが、見解は」についてであります。ご質問の1点目でも申し上げましたとおり、観光の入り込みにも少なからず好影響を及ぼすことが想定され、十勝の地域経済にとってもその効果が期待されるところであります。ロケ地への入り込み客を本町に誘客するため、パークゴルフをはじめとして、温泉施設、郷土文化施設、展望施設など既存の施設はもちろんのこと、農産物の収穫体験や酪農体験といった点在する観光素材をつなぎ合わせ、ルート化することで戦略的な周遊プランを創出するとともに、商工会や観光物産協会、農協などと連携を図りながら、活力のあるイベント等を実施することにより、交流人口の増加に努めてまいります。このたびの平昌オリンピックでは、本町出身の髙木菜那さん、美帆さんのすばらしい活躍により、一気に幕別町の名を全国に広めていただいたところであり、いわばこの追い風を利して、本町応援大使の力もお借りしながら、町の魅力を国内外に広く発信してまいりたいと考えております。次に、「ふるさと寄附金活用について」であります。本町のふるさと寄附につきましては、平成 20 年9月に「幕別町ふるさと寄附条例」を制定し、寄附を通して、幕別町に思いを寄せる人々の意向をまちづくりに反映し、個性豊かで魅力あるふるさとづくりを進めることを目的に、スタートしたものであります。また、平成 27 年には、本制度がより身近な制度となるよう寄附金の住民税の控除枠が拡大され、さらには、寄附者へのお礼に特産品などを用意する自治体が増加したことから、本町におきましても、27 年 12 月から、町内の 12 事業者のご協力をいただき、特産品の返礼を開始し、現在では、23 事業者において 132 の返礼品を用意していただいているところであります。ご質問の1点目、「寄附の実績と、地域経済にもたらした影響は」についてであります。特産品の返礼を伴う寄附金の実績について年度別で申し上げますと、平成 27 年度が 4,500 件で寄附額は 6,652 万 1,000 円、28 年度が2万 2,968 件で2億 7,650 万 4,000 円、29 年度が1月末現在で3万5,430 件、4億 258 万 8,000 円となっており、累計としましては、6万 2,898 件、7億 4,561 万 3,000円の寄附をいただいているところであります。また、「幕別町ふるさと寄附条例」で定めております「パークゴルフの振興に関する事業」ほか8事業の寄附内訳につきましては、平成 27 年度からの累計で、主なものとして、「未来を担う子どもたちを守り育てる事業」に1万 9,173 件、寄附額で2億 2,441 万 5,000 円と全体の 30%となっており、次に、「頑張る農業を応援する事業」に1万 1,470 件、1億 3,927 万 5,000 円で全体の 19%、「地域で支え合う健康・福祉事業」に 2,939 件、3,553 万 7,000 円で全体の5%となっており、「使途の指定なし」についてが一番多く2万 1,648 件、2億 5,616 万 2,000 円で全体の 34%となっております。次に、地域経済にもたらした影響についてでありますが、寄附額の約 40%が返礼品の品代として協力事業者の売り上げとなっておりますので、少なくとも直接的な影響として約3億円のほか、店舗や設備の拡大、従業員の増員などが考えられます。さらには、原材料や燃料・動力費等の納入業者が受ける間接的な影響も含め、一定程度の波及効果が生じていると考えております。ご質問の2点目、「実施された事業と充当した金額は」についてであります。平成 27 年度から 29 年度までの主な充当事業と金額について申し上げます。平成 27 年度は実績がなく、28 年度は3歳以上児の主食提供事業用備品や後継牛確保対策事業補助金、札内コミュニティプラザの備品購入など5事業に 824 万 8,000 円を充当しております。平成 29 年度は、緊急農用地排水改善対策事業補助金や修学旅行費支援事業補助金、マイホーム応援事業補助金など 10 事業に1億 3,825 万 3,000 円を充当しており、3年間では 15 の事業に1億 4,650万 1,000 円を充当したところであります。ご質問の3点目、「今後の寄附金の活用についての見解と使途を積極的に PR する考えは」についてであります。ふるさと寄附につきましては、条例に基づく事業に対し寄附を受けるものでありますので、その活用に当たりましては、寄附者の思いを大切にしながら、その目的に沿った形で有効に活用しなければならないと考えております。また、寄附金の使途につきましては、毎年、広報9月号で、その年度の寄附件数・金額をはじめ、事業別の寄附金額や運用状況、主な使い道について公表しているところであります。今後につきましては、町のホームページにおける公表とともに、寄附者とのつながりを築き、本町の応援者をふやしていく上でも、郵便やメール等により、個々の寄附者に対し使途の報告を行っていきたいと考えており、これらを通じ将来の交流や移住へと発展していくことを期待しているところであります。さらに、平昌オリンピックで大活躍した髙木姉妹をはじめ、オリンピックアスリートの生まれ育った町であることをホームページやふるさと寄附ウエブサイト等で紹介し、寄附者の歓心が得られるよう、より一層本町の PR に努めてまいりたいと考えております。以上で、小島議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 6番 小島智恵
再質問をさせていただきます。まずは、皆さんご承知のとおり、先般行われました平昌オリンピックで、我が町出身の髙木菜那さんが二つの金メダルを獲得されまして、髙木美帆さんが金銀銅のメダルを獲得されまして、髙木さん姉妹の大きなご功績によって、全国に幕別町の名前が報じられまして、知っていただけることとなりまして、まだまだその熱気も続いている状況でして、昨夜もテレビ番組にご本人が出演もされている様子もありましたけれども、ここまで幕別町が熱を浴びる、注目を浴びることは、かつてなかったのかなというふうに思っているのですけれども、私のほうにも道外の知り合いの人から、すごいね、おめでとうということで祝福をいただきまして、本当に記念碑だとか記念館だとか、そこまで建ってもいいぐらいの大きな功績だと思うのですけれども、本当にこの幕別町の名前を知っていただけたということがものすごく大きいこと、大きいチャンスとなっておりますので、ご答弁でも追い風を利してということをおっしゃっておりましたけれども、少しでもそのチャンスを生かせる形で取り組んでいただきたいなというふうに思っております。それで、来年、放映されます朝ドラ、栄えある節目の 100 作目「夏空」ということで、広瀬すずさん主演ということで、十勝をロケ地として選んでいただきました。ことしの夏にはクランクイン予定ということで、少しでも我が町を取り上げていただけないかと、誘致できないかということで、期待だけは高まっていくのですけれども、ご答弁としましては、帯広観光コンベンション協会が十勝の受け皿となっているようでありまして、本町としましては候補地の情報提供はしている、そういったことであったと思うのですけれども、ただ、よくフィルムコミッションというふうに言われておりますけれども、全国の自治体では、映画、ドラマ等々、誘致活動を積極的に行っているところもありまして、実際その誘致に成功されているところなんかは、それなりに行政のほうから行動を起こして引き寄せているという部分もありまして、中には首長さんがトップセールスとなって売り込むということもあったり、情熱が人を動かすみたいなことも起こっているようであります。今回、栄えある 100 作目の節目ということで、これも本当に特別なことなので、多くの皆さんの記憶に残っていくことになる千載一遇のチャンスということで、何かもう少し誘致に向けてもう一段の情熱、行動を起こすこと、こういったことを考えられないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
これは、先ほどのご答弁で申し上げましたように、十勝一丸となって、窓口を一つにして十勝に誘致をするという取組をしてきておりますので、これにさらに強力な運動、窓口を通して強力な運動をしていただきたいなというふうに思っております。ここで我が町だけが抜け駆けをしてと、こういうことにはなかなかならないわけでありまして、そこは、まずは十勝に来ていただくことが一番であります。そのシーン、シーンによって、ひょっとすると幕別のこういうところがいいのではないかと、そんな話も出てくるわけだというふうに思いますので、これはもうロケ地がまだ決まったわけではありませんので、今後いろんな脚本ができ、台本ができ、そして、このシーンはこういったところで撮りたいなといったときに、我が町の情報を出して、そして我が町にロケ地になっていただければ、ありがたいなというふうに思っております。
再質問 6番 小島智恵
我が町だけが抜け駆けするのもという話もあったのですけれども、十勝のロケ地といいましても、結構似たような風景が多くあるのかなというふうに思うので、そういった情熱で引き寄せるという考えも、一つあるのかなというふうには思うのですけれども、ことしなんかは、髙木さん姉妹のご活躍もあって、幕別町の名前がちょうど知られているようなチャンスでありまして、こういっためぐり合わせもなかなかないということではあるのですけれども、朝ドラなんかは、毎朝全国で多くの方が見ております。ロケ地となりましたら、全国から見に来られる、観光に来られるということで、やはりその後の町内の経済波及効果、それは大きいものだというふうに思っております。もう少し、少しでも取り上げていただけるよう、できる限りの積極的なご努力をいただきたい、求めたいというふうには思うのですけれども、再度ちょっとお答えありましたらお伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
これ、先ほど申し上げましたように、熱意は持ちつつも、やはりやり方というのがありますので、そこは窓口を一つにした中で、そのオーダーに応じた撮影をしていただくということが一番であろうというふうに思いますので、情報をたくさん出しながら、幕別町が選んでもらえるような、そういった情報提供に努めてまいりたいというふうに思います。
再質問 6番 小島智恵
わかりました。次の②に移りますけれども、十勝エリアがロケ地になるということでありますけれども、仮に幕別町がロケ地として選ばれなくとも、十勝のどこかのところが選ばれて観光に来られると思いますので、そこからさらに幕別町のほうに実際に足を運んでみようと、そういうふうに思っていただけるような、そういった企画も必要かなというふうに思うのですけれども、答弁の中では、戦略的な周遊プランを創出すると、あと、商工会や観光物産協会、農協などと連携を図ると。また、先ほどからお話ししているとおり、髙木姉妹のご活躍により幕別の名を広めていただいたということで、追い風を利して発信したいということはおっしゃられていたのですけれども、そのオリンピック効果のところですね、もう少し具体的な答弁をいただけないのか、ちょっと具体的に何か考えられていないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
オリンピック効果、これはやはりせっかくこれだけ幕別町のことを連日のように取り上げていただいて、いまや本当に、幕別町といったら、昔は帯広と池田の間ですと言わなければならなかったのが、かなりもう地図の中でも、ここだというふうに示されておりますので、本当に幕別町が髙木姉妹の活躍のおかげで、北海道のどこにあって、どんな町だといったところまで紹介されているわけでありまして、せっかくこういったもう土壌ができあがりましたので、これを冷やすことなく、私はやっぱり継続して PR 活動していかなければならないというふうに思っておりまして、実は、けさも9時5分に、東京の FM 放送なのですが、パーソナリティをやっておりますのが、第2代の観光庁長官をやりました溝畑宏さんという方なのですが、たまたま私、この方とは北海道庁に研修に行っていた時代の知り合いでありまして、この間、自治通信社の講演会がありまして、三十数年ぶりに会ったときに、実は今パーソナリティをやっていると。髙木姉妹がこれだけ注目浴びたので、町長、番組に出てくれないかと、そんな話をいただきまして、もう出ます出ますって言って、それが実はきょうの9時5分ぐらいから約 30 分程度収録が行われまして、こういった機会もありますので、私はマスコミと接する際には、ぜひどんどんどんどん取り上げてくださいと、私は幾らでも取材に応じますからと、そんなこともしておりますので、そういった面が一つと。あと、観光については、やはり髙木姉妹を生んだ、あるいは夏も含めて5人のオリンピックアスリートを生んだ町ですよということで、まず目を引くということ。そこから、この幕別町にはこういった観光資源があって、これを例えば半日であればこういったルートで体験ができますよ、1日であればこういったルートがありますよと、そういったものをつくって PR していきたいというふうに考えているところであります。
再質問 6番 小島智恵
今お話があったとおりなのかもしれませんけれども、そのオリンピック効果を取り入れた、もう少し具体的な取組までは、まだちょっとご検討はされていないのか。具体的なところですね、今後、幕別に足を運んでいただけるような企画のところを、オリンピック効果と絡めて具体的に何か考えられていないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
これは繰り返しになりますけれども、まずはオリンピックアスリートを生んだ町だということを、皆さんに知っていただくことだと思います。そのことによって、幕別町はそういう町なのだ、幕別町というのはオリンピックアスリートを生んだ町なのだ、テレビで言っていた、放送されていた町なのだということを、わかってもらうことが一番最初だと思うのですよ。そうした中で、私は、幕別町の魅力をその中に盛り込んで発信をしていくということになるのであって、何か具体的にというよりは、やはり幕別町も黙っていてこれだけ PR していただいているわけですから、そこを幕別町にはこういった魅力がありますよということを、個々の魅力を訴えていく、情報提供していくことにあるのだろうというふうに思っております。
再質問 6番 小島智恵
ちょっと観光として本当に足を運んでいただくには、具体的なこともいろいろ必要なのかなというふうに思うのですけれども、本当に例えばでありますけれども、道の駅アルコのほうに髙木さん姉妹の展示コーナーなんかを設けさせていただくとか、いろいろそういったこと、ご本人や関係者の方のご協力も必要になってくるわけなのですけれども、そういうちょっと具体的なところもご検討していただきたいなというふうには思っております。そのオリンピック効果をきちんと観光のほうとリンクして取り入れていく考え方なのですけれども、そういったことを考えていただきたいなというふうに求めていきたいというふうに思います。それで、過去には、幕別で撮影のロケが行われたこともあるようでして、2007 年公開の映画「遠くの空に消えた」、神木隆之介さん主演ということで、町民の方もエキストラ出演されたようでありまして、行定勲監督ということで、「世界の中心で、愛をさけぶ」「北の零年」など、そういった有名な映画の監督もされていたということでありまして、それと、古いのですけれども、昭和 22 年公開映画「愛よ星と共に」ということで、池部良さん主演というのもロケが行われたのですけれども、その「遠くの空に消えた」なんかは、幕別の駅の近くでロケが行われたというふうには聞いているのですけれども、それがわかるような看板なんかもないような感じだと思うのですけれども、映画とかドラマ好きの方なんかは、ロケ地めぐりということで、いろいろと観光されるというようなお話も聞くわけなのですけれども、現時点で「夏空」のロケ地がどういうふうになっていくのかわからないのですけれども、もしそういう「夏空」のロケ地として選ばれたり放映されたというふうになりましたら、やっぱりそのロケ地がわかるような形、「夏空」なんかは特にですけれども、小さな看板を立てて後々残していくような、そういうことも大事だと思うのですけれども、それについてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
おっしゃることは全くごもっともだというふうに思います。ただ、問題なのは、今回のロケ地というのは農村部なわけでありますので、そこに、今まで人が入っていないところに人がたくさん入り込む、そのことによって、例えば酪農家であれば防疫対策、病気がうつる、伝染病が発生するということが一つ懸念されますし、また畑作地帯であっても、今シスト線虫の問題が出ておりますので、そういったことを十分考えながら、しかもその所有者、周辺に住んでいる居住者、こういった方たちの迷惑がかからない範囲で PR をすべきだというふうに思っております。ですから、そこは関係者の理解を得た中で、できる限り PR はしていかなければならないものというふうに思っております。
再質問 6番 小島智恵
防疫のことだとか、所有者の方にご迷惑をかけないということで、ご理解を得ながら、できることは取り組んでいただきたいというふうに思っております。次に、ふるさと寄附金のほうに質問を移りたいと思いますけれども、ふるさと寄附自体は平成 20年 10 月から、寄附された方に感謝のお礼状を最初は送付をしていたと。27 年度の 12 月から返礼品というのをスタートさせて、町内の特産品を送らせていただくことを始めましてから、さらに多くの皆さんからご寄附をいただいているようになったと思います。それで、地域経済にもたらした影響ということで、具体的な数字、少なくとも約3億円ということも示していただきまして、本当にこのふるさと寄附が地域経済の活性化に実際につながっているのだなというふうなことも感じております。これまで累計7億 4,500 万円余りご寄附をいただいております。実績を答弁いただきました。うち、寄附者の方の意向としましては、使途の指定なしが一番多く2億 5,600 万円余り、次に多いのが「未来を担う子どもたちを守り育てる事業」2億 2,400 万円余りということで、子育て支援といったものに寄附者の意向としましては充てたいのだというふうなことが、ここから読み取れるのかなというふうには思っております。それで、上士幌町さんの成功事例を冒頭で取り上げさせていただきましたけれども、実際に、その上士幌町さんのふるさとチョイスだとか、あとホームページも見てみたのですけれども、いただいた寄附が実際どういった事業に使われているのかということが、明確に載せてありました。認定こども園の保育料 10 年間無料化を実現したとか、それはもう本当に看板のように載せてあるのですけれども、福祉バス事業に活用しています等々載せてありまして、特にホームページ上では詳しく、29 事業ぐらいだったと思いますけれども載せてありまして、金額のほうも明確に公表がなされておりました。一方で、我が町のふるさとチョイスだとかあとホームページを見ましてでも、使途が現状ではあまり見えてこないのかなというふうに思っております。それでも、答弁にありましたように、実際に3歳以上の主食提供事業や農業に関する事業、マイホーム応援事業等々、有効に使わせていただいているということでありますから、きちっとやっぱりこれを公表していくべきだと思うのです。答弁では、今後、町のホームページで公表していくということでありましたけれども、町のホームページのみならず、ふるさとチョイスのほうも、やっぱり簡潔的に載せていきながら、寄附者の方との信頼関係、これにかかわることでもありまして、きちんと誠実に報告していくことは大事かなと思います。きちんと使い道の情報をふるさとチョイスにおいても公開して、そういったことを求めてまいりたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
やはり寄附された方の意向を、思いというものをしっかり受けとめて、それをあらわすということが一番大事であります。その後の、再度の寄附にもつながっていくというふうに思っておりますので、ふるさとチョイスのホームページも含めて、寄附者、こういった事業に使われたということを紹介してまいりたいというふうに思います。
再質問 6番 小島智恵
寄附された方が再度寄附されるということにつながることもありますし、また、そういったふるさとチョイスだとかホームページを見られてこれから寄附を考えておられる方なんかも、そういった情報を見れば、こういう使われ方をしているのだということで、応援したいなというふうなそういったつながりにも、応援者をさらに増やしていくためにも、そういったことは必要ではないかというふうに思います。それで、髙木さん姉妹のご功績、本当にすばらしかったのですけれども、北見市では、カーリング女子銅メダル獲得ということで、ふるさと納税が準決勝進出を決めた日から増え始めて、銅メダル獲得の翌日に急増したということで、2月の申し込み件数が前年同期の4倍以上、かなり反響も大きかったそうであります。それで、ふるさと納税、寄附に関する電話の問い合わせ多数ということで、もうホームページ上でお問い合わせの窓口をわかりやすく載せてもあったりしまして、かなりの反響はあったようなのですけれども、平昌オリンピック終わりましたけれども、我が町のふるさと納税の反響はどうだったのか、増加とかしたのでしょうか。それで、そのことと、あと、未来のオリンピック選手を育てる事業の金額などがちょっと答弁なかったものですから、その事業の金額もどのようになっているのかお伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
北見市でのふるさと納税のお話でありますけれども、今、返礼品に対するお菓子の話題ということで、お菓子が品切れ状態になっているというようなお話は伺っております。本町におきましても、インターネットでの申し込みにおきまして、自治体からの最新情報という中で、今回オリンピックに出場しまして活躍したということで、皆さんから応援いただいたというところでのお礼を申し上げるとともに、町でのこの未来のオリンピック選手を育てる事業の内容について、紹介をさせていただきました。また、幕別町のサイト上での写真を髙木姉妹の写真に変更しまして、髙木姉妹が生まれ育った町ということを PR させていただいたところでございます。現在のところ、今、2月の状況でございますが、寄附の申し込みについてはあまり動きがないという状況でございますけれども、今後もいろんな場面で、こういったことを PR していきたいというふうには考えております。
再質問 6番 小島智恵
ご功績が偉大ですので、これから増えていくかもしれないというふうに期待はしておりますけれども、やっぱり PR 力というのも、一つ大事なことであるのかなと思います。それで、北見市さんのふるさとチョイスも見てみたのですけれども、そのカーリング女子のご活躍で特集もちゃんと組んでいらっしゃって、それがちゃんと返礼品につながっていくような工夫、わかりやすく工夫されておりまして、地元のカーリングホールでカーリング体験ができますとか、返礼品ですけれども、あと、もぐもぐタイムからの「そだねー」ということで、選手がもぐもぐタイムで食べていたチーズケーキ「赤いサイロ」、既に品切れ中なのですけれども、それが品切れということで、こちらもお勧めですよということで、似たようなチーズケーキも提案なんかされたりして、ちゃんとご活躍とそういった返礼品なんかもつなげていらっしゃるのですけれども、幕別町のふるさとチョイスなんかも見てみましても、先ほど、何か写真を載せているという話もあったのですけれども、写真、祝金メダル髙木姉妹ということで載ってはいます。載ってはいるのですけれども、未来のオリンピック選手を育てる事業のことも載ってはいますけれども、それは昨年3月に載せたものであるようであるのですけれども、日付が入っておりまして、それで正直なところ、北見市さんと比べるわけではないのですけれども、ちょっと PR が弱いのかなというような、ちょっとわかりづらいといいますか、もうちょっとつなげていくような、さらなる工夫が必要ではないかと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
北見の例をお話しされていますけれども、ちょっと北見とは我が町は比較にならないのかなというふうに思うわけでありまして、北見のカーリングは、まさしく食べているところをテレビで取り上げられていて、それを、何を食べているのだと、これは地元でつくられているお菓子だというふうに、もう直接的に返礼品につながっていくわけです。ところが我が町を見ると、ああいったおやつの類いは実はなくて、売れ筋というのはやはり肉製品でありますので、なかなか髙木姉妹の活躍から、そこにつなげていくのは難しいなというふうに思っておりますけれども、そうは言っても、せっかくの本当に機会でありますので、何かこうイメージをつなげていくような、地元でできた肉で筋力をつけましたではありませんけれども、何かこううまくイメージできるような、そういったことについては工夫を凝らしていきたいというふうに思います。
再質問 6番 小島智恵
いろいろ工夫して、企画力、アイデア、すごく大事なことだと思うのですけれども、その返礼品につきまして、髙木姉妹も含めまして、我が町の現役オリンピック選手が5名もいらっしゃるということで、例えば、そういった返礼品の中に、アスリートとの交流会みたいなことも企画として考えられては、どうかというふうには思うのですけれども、それについてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
そういったことも含めまして、トータルで考えてまいりたいというふうに思います。
再質問 6番 小島智恵
アスリートの方は大変忙しいので、全員そろわなくても、そういった交流会を企画検討していただいて、遠方からも来られる方もいらっしゃるのかなというふうな感じはいたしております。それで、我が町のふるさと寄附金なのですけれども、現状ではまちづくり基金へ積み立てしているということであるかと思います。それで、寄附をたくさんいただいて、今後さらに増えていきますと、使い道をどのようにしていくのか、その辺もちょっと考えていく必要性が出てくるのではないかと思うところなのですけれども、その使い道があまりばらまきみたいな感じで行っていきますと、外の目から見て、ちょっとわかりづらいのかなというふうに思います。上士幌町さんの件を例にとりますと、選択と集中ということで、子育て、少子化対策に重点を置いてということで、本当に目的が明確でわかりやすい。それがある意味 PR 効果にもなっているということで、実際に移住・定住、人口増加と成果を上げていらっしゃるのですけれども、上士幌町さんは、子育て少子化対策夢基金条例という、きちんと条例化までしているのですけれども、そういった形もちょっと参考にしながら、使い道を選択と集中ということで、目的を明確化、特化していきまして条例化なんかも考えていく、そんなこともちょっと考えられないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
使い道を絞って、寄附される方が、こういうことであれば協力したいわと思わせるような、そういった使い道というのは、これは必要だというふうに思います。ただ、条例化のお話が出ましたけれども、このふるさと寄附が本当に永続的に続くのかどうなのか、そしてその財源を当てにしていいのかどうなのかということによって、条例化ができるかということも左右してくるのかなというふうに思いますので、私は、これはどっちかというと、否定するわけではありませんけれども、ネットショッピングに近いようなそういうブームの中で、今これ運用がされているというか、そういう形があらわれているのかなという気もしないでもないわけでありますので、そこは、この浮いた財源、一般財源約3割ほどということになりますけれども、それを永続的に財源として当てにして充当していくことができるかということについては、なかなか難しいのかなというふうなそんな判断をしておりますので、今は、条例化のことはちょっと別として、ともかくこういった事業であれば寄附をしたいなというように思ってくれるような、そういった使い道を厳選してまいりたいというふうに思います。
再質問 6番 小島智恵
根室市なんかも、基金創設ということで何かされておりますけれども、ブームで終わらないように、やっぱり寄附者とのつながりというのをすごく大事に持っていかなければいかないなというふうには思っております。ただ、やっぱり外の目から見て、ここに幕別町が力を入れているのだというところ、ここに使われていくのだ、やっぱり特化していったほうが非常にわかりやすい PR になっていく、そういうことで、寄附者とのつながりも密になっていくのかなというふうに思うのですけれども、もう一度、選択と集中のその特化していくことということと条例化の件、もう一度ご答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
使い道につきましては、先ほども申し上げましたように、寄附者がこの使い道であれば私も寄附してみたい、あるいは寄附された方がよかったと思ってくれるような、そういった使い道を厳選してまいりたいということであります。それと、条例については、これも先ほど申し上げましたけれども、永久的な財源であれば、私はそういったことを、条例をつくってそこに充てていくのですよということは、そのほうがわかりいいのだろうというふうに思いますけれども、これがいつまで続くかわからない中で、それを当てにして、基金条例までつくって当てにして、使途を条例の中で決めていくということは、果たして現段階においてはどうなのかなと、はなはだ疑問に感じているところであります。
再質問 6番 小島智恵
わかりました。最後に、理事者の皆様の今後のご努力にご期待を申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。