みんなの議会

幕別町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月9日

財政関与団体に対する町の対応と今後について

2014年9月9日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「財政関与団体に対する町の対応と今後について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 飯田晴義、忠類総合支所長 姉﨑二三男、こども課長 杉崎峰之、民生部長 川瀬俊彦が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 飯田晴義、忠類総合支所長 姉﨑二三男、こども課長 杉崎峰之、民生部長 川瀬俊彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 芳滝仁

通告に基づきまして、質問をさせていただきます。財政関与団体に対する町の対応と今後についてであります。町が出資等を行い、その団体の行う業務が町政と極めて密接な関係を有している団体、または継続的に財政支出を行っている団体など、いわゆる「財政関与団体」が幕別町にもありますが、その運営内容には、それぞれ課題があると考えられます。「財政関与団体」には、町に監査権・調査権があり、これらの団体には委託料などについて町民の血税が支出されていることを考えるとき、現状と課題についてどう把握をし、今後どのように対応していくのか、特に下記の団体について町長の考えをお伺いいたします。①幕別町地域振興公社(ゴルフ場)②株式会社忠類振興公社(アルコ 236・道の駅)③NPO 法人まくべつ町民芸術劇場(百年記念ホール)④青葉保育所以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますが、私からはご質問の1点目、2点目と4点目につきまして、ご答弁させていただきます。「財政関与団体に対する町の対応について」であります。町では、これまでも町が直接事業を実施する形態に比べて、機動的・効率的なサービス提供や事業展開が可能であると見込まれる場合におきましては、団体設立に係る出資や運営費への補助のほか、民間への業務委託などに取り組んでまいりました。株式会社幕別町地域振興公社など、地域振興や地域活性化を目的として地方公共団体が一定割合以上を出資して設立された会社法法人等のいわゆる第3セクターは、1986 年、昭和 61 年施行の民活法(「民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法」)や翌年施行のリゾート法(「総合保養地域整備法」)を受け、「民間事業者の能力を活用し、内需拡大を通じた経済発展を図る」という国の政策誘導のもと各地で設立が進められてきたところであります。また、平成 15 年の地方自治法の改正により、公の施設の管理に民間の能力を活用し、住民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を目的として創設された指定管理者制度につきましては、平成19 年度に策定いたしました「幕別町指定管理者導入に関する基本方針」に基づき、アルコ 236 をはじめ、道の駅・忠類、百年記念ホールと札内青葉保育所で導入してまいりました。公の施設を管理する指定管理者に対しましては、地方自治法に、監査委員の監査権に加えて「地方公共団体の長又は委員会は、指定管理者に対して、管理の業務又は経理の状況に関し報告を求め、実地について調査し、又は必要な指示をすることができる。」と規定されており、これまでもその適正な履行に努めてまいりました。ご質問の1点目、「幕別町地域振興公社について」であります。株式会社幕別町地域振興公社は、札内川の河川敷の有効利用を図り、家族連れで気軽に楽しめるレクリエーション空間として、また住民に潤いと安らぎを与える憩いの場として河川空間の適正な利用を図るため、昭和 55 年3月に策定した「幕別町河川緑地基本計画」において整備を位置づけた「ファミリーゴルフ場」を営むことを目的として昭和 62 年7月 20 日に設立されました。設立当初は、資本金 8,000 万円とし、その4分の1の 2,000 万円を町が出資し、スタートいたしましたが、平成2年度には練習場の造成と管理棟の建築に着手するため 8,000 万円の増資が株主総会で決議され、町に対しての 2,000 万円の追加出資の要請を受け、合計 4,000 万円を出資する株主として経営にかかわってまいりました。平成7年度には、株主から会社に対して株式を譲渡したいという意向が示されるようになりましたが、同社の株式は、定款において「譲渡の際は取締役会の承認を受けなければならない」という譲渡制限はあるものの、場合によっては町外に譲渡され、結果として会社運営に支障を生じさせるおそれも想定されたところであります。札内川ゴルフ場は、昭和 63 年に「都市計画緑地」としての都市計画決定を経て、国有財産である河川敷の無償占用許可を受けて運営しているものであり、占用目的である公共性を遵守し、利益追求を主とした経営が適当ではないとされていることや、筆頭株主として第3セクターの運営に公共性を維持する立場にあるとの判断に立ち、取締役会で協議し、町が株を取得してまいりました。平成7年度以降、継続的に株を取得し、平成 25 年度末現在の出資額は 7,400 万円で、出資割合は46.3%に達しておりますが、ゴルフやゴルフ場を取り巻く環境に特段の事情の変更が生じない限り、会社運営の公共性と健全性を維持していくため、今後においても譲渡の意向を示された株主の株式引き受けを継続してまいりたいと考えております。次に、近年の札内川ゴルフ場の運営内容について申し上げます。平成 20 年度から 25 年度にかけてオープン以来使用してきたカートなどの備品の更新やコース内通路の舗装補修などを進めてきたことに加えて、東日本大震災による自粛ムードの影響から入場者数の減少を招いたことや、台風による被害の復旧工事などから、平成 23 年度決算で開設以来初めて 626万円の損失を、翌 24 年度は 282 万円、25 年度は 693 万円と3期続いての赤字決算を計上いたしました。ゴルフがテニスやスキーと並んで「スポーツ御三家」と呼ばれるほどの人気を博していた平成元年当時と比べ、昨今のスポーツ・レジャーの多様化を背景に若者のゴルフ離れが進行している中にあって、札内川ゴルフ場は、平成7年度の年間入場者数4万 6,019 人をピークに減少傾向にありますが、18 年度以降は、ほぼ3万人を維持しております。繰越利益剰余金は、25 年度末で 4,850 万円を保有し、コースの改修等がほぼ終了した今年度以降の収支は改善される見込みであり、入場者の急激な減少のない限り、今後の運営は健全に推移するものと考えております。一方で、ゴルフ場施設があることによる町財政への大きな貢献として、利用者が負担するゴルフ場利用税のうちの7割相当額が所在市町村に交付されるゴルフ場利用税交付金がありますが、札内川ゴルフ場に係る平成 25 年度の交付額は約 519 万円で、平成元年度から平成 25 年度までの累計額は2億2,166 万円に達しております。また、平成元年3月に河川緑化整備事業の資金に充当することを目的に設置いたしました「幕別町河川緑化整備事業基金」に対して、ゴルフ場の収益から町に寄附いただいておりますが、平成元年度から 22 年度までの寄附金の総額は 7,784 万円となり、両者で約3億円の財政効果を生み出しております。加えて、ゴルフ場の従業員数は本年度も季節雇用 19 人を含め 28 人を数えるほか、肥料や融雪剤等の地元からの資材調達もなされており、地元経済への波及効果は大きなものがあるものと認識いたしております。今後におきましても、町民の財産である株式の資産価値を減耗させることのないよう、札内川ゴルフ場の健全な経営に向け、筆頭株主としての責任を果たしてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「株式会社忠類振興公社について」であります。現在の株式会社忠類振興公社は、昭和 63 年に旧道の駅の施設内でレストランを経営するために地元の有志が発起し、地域住民 64 人の出資により資本金 1,450 万円で同年6月に設立した忠類観光物産株式会社が前身であります。平成5年に忠類村が「温泉施設アルコ 236」の建設に取りかかり、委託管理先の検討をしていた際に、当該会社より管理業務の受託の申し出をいただきました。当時の地方自治法では、公の施設において利用料金の収受を含めた委託管理を受託するには、地方自治体が 50%以上出資している法人または公共団体もしくは公共的団体であることが要件とされておりましたことから、当時の忠類村も 290 株を取得し会社が運営されてまいりました。平成 18 年に経営の安定化を図るために村が 210 株を取得し、合計で 500 株とし、総株式 790 株の63.29%の株式を保有し現在に至っております。平成6年度のアルコ 236 の開設当初から 10 年間は、施設の斬新なデザインや立地条件、好景気などに支えられ経営も順調で、雇用の確保をはじめ、燃料や食材などの地元調達率も4割前後となるなど、地域経済の振興や観光施設の核として貢献してまいりました。しかしながら、その後、日本経済の低迷とともに経営は徐々に右肩下がりになったことに加え、浴場や脱衣室、宿泊室、レストランの使い勝手を改善する施設のリニューアルのため、平成 15 年度に3カ月間休館したことなどが利用者離れにつながり、平成 16 年度から 20 年度の5年間は赤字の状態が続きました。平成 18 年度からは、指定管理者制度として新たな管理運営業務が開始されましたが、平成 20 年のリーマンショックに続き、23 年の東日本大震災の影響により経済が停滞し観光客も大幅に減少したところであり、その対策として経営改善を目指したコンサルティングについても成果が見られず、21 年度から2年間は黒字が続いたものの、23 年度から3年間赤字の経営が続いている状況であります。このようなことから、町としても直接あるいはモニタリングなどを通して指導を行い、業務の抜本的な改善を促していたところ、忠類振興公社では本年度に入り代表取締役をはじめ、役員が変更されるとともに会社運営をあらゆる角度から分析した業務改善計画を策定いたしました。業務改善計画においては、燃料の調達方法の変更をはじめ、職員待遇の改善、温泉熱効率の見直し、新商品の開発、新たな営業プランの開拓、効率的な在庫管理の徹底など多岐にわたった改善内容が具体的に盛り込まれ、自主的な経営改善の促進が図られる内容であると判断いたしたところであります。また、本年は、開館 20 周年の年でありますことから、地域の方々との共同により7月からこれまでに3回のコンサートを開催し、集客を図るとともに、地域住民の方がボランティアの応援隊を結成し、自主的にアルコ 236 や道の駅において環境整備などにご協力いただくなど、地域を挙げて忠類振興公社の運営を応援する機運も見受けられているところであります。これらの努力が功を奏し始め、7月末現在の売り上げは前年同月と比較して 8.2%伸びているほか、経費の削減に努めることにより、このまま順調に推移すれば収支バランスが回復する傾向にあるものと判断いたしております。町といたしましては、アルコ 236 と道の駅忠類は、幕別町の南玄関口としての観光の核であるとともに、地元経済の牽引役を担っている重要な施設であると認識いたしているところであり、今後も経営の内容を注視しながら指導や支援を行ってまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「青葉保育所について」であります。青葉保育所につきましては、「幕別町立保育所民営化計画」に基づき、平成 22 年4月から 29 年3月までの7年間を指定管理者制度により社会福祉法人温真会が運営し、現在5年目を迎えているところであります。保育所の管理運営につきましては、事業所から毎年提出される保育計画書、収支計画書、事業報告書と毎月提出される月次事業報告により保育内容を確認するとともに、町職員による年2回のモニタリング調査や実地訪問による保育所の実施状況を直接確認いたしております。保育所の管理運営状況につきましては、通常保育と特別保育としての「午後7時までの延長保育」「障害児保育」「病後児保育」などが適正に行われていると確認いたしております。また、保育所独自の事業として、「キッズスポーツ」「キッズ・イングリッシュ」「キッズサイエンス」「お泊まり会」「人形劇鑑賞」などにも積極的に取り組んでおり、保護者からも高く評価されているところであります。今後につきましては、契約の終期となる平成 28 年度まで質の高い保育サービスを安定的に提供いただけるよう、町と事業者が連携を図りながら協力し、皆さんから信頼される保育に向け、取り組んでまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。ご質問の3点目、「NPO 法人まくべつ町民芸術劇場について」であります。NPO 法人まくべつ町民芸術劇場につきましては、百年記念ホールの管理運営業務を平成 20 年度から指定管理者として指定しており、25 年度から 31 年度までを期間とした第2期目におきましても、引き続き管理運営業務を行っていただいております。指定管理後の事業実績としましては、第1期最終年度の平成 24 年度と第2期初年度の 25 年度を比較して申し上げますと、文化講演会、演劇、音楽などの文化公演は、平成 24 年度が 15 事業 8,553 人、25 年度が 13 事業 6,983 人、生涯学習講座につきましては、24 年度が 64 事業 1,803 人、25 年度が 58事業 2,009 人となっております。指定管理者の管理運営業務につきましては、地方自治法の規定により、地方公共団体に対してその状況について報告することが義務づけされており、指定管理者は、毎年度終了後、事業報告、利用実績、収支決算などについて事業報告書を提出することとされております。このほか、管理運営業務に関する報告は1カ月ごと、さらに四半期ごとについても提出を求めており、他には1件 10 万円を超える修繕を行おうとする場合の事前協議、そして管理上において事故や苦情があった場合の報告についても求めております。一昨年に起きました「不適切な行為及び経理処理」につきまして申し上げますと、2名の職員が他社の役員に就任していたことにつきましては、事実確認がなされた時点で直ちに他社の役員を退任しており、公演事業の関係者が所得税の申告を適切に処理していなかったことにつきましては、NPO 法人まくべつ町民芸術劇場において帯広税務署に所得税の修正申告を行ったところであります。その後の対応といたしましては、NPO 法人まくべつ町民芸術劇場におきまして、就業規則遵守の徹底を図るとともに、事業実施に伴う経費の支払いを口座振替により行うこととしたほか、事業の担当をこれまでの1事業1人担当制を改め、複数の職員がかかわることで相互牽制が作用する体制に改められております。また、これらと合わせまして、役員及び職員の体制について刷新が図られ、現在は、新たな執行体制のもと、適切に管理・運営がなされているものと判断しているところであり、今後におきましても、指定管理者として適切な管理運営を行っていくよう必要な指示をしてまいりたいと考えているところであります。以上で、芳滝議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

再質問 11番 芳滝仁

再質問をさせていただきます。まず、財政関与団体、今回二つの会社、二つの法人を取り上げましたが、ほかにもたくさんの会社、法人があることでありまして、各会社、法人、またその職員におかれましては、町の事業を協力していただき、また努力をしていただいていることに、まず敬意を表したいと思うことでございます。今回、こういう関与団体ということで質問させていただくわけでありますが、本来は、それぞれが会社でありますので、それぞれの設立趣旨に基づいて、それに向かって、それぞれが運営、営業をご努力をされていらっしゃるところでありまして、内部のことにつきましては、それは入ってはならないということは一線を置いた形で今、質問をさせていただきたいと思うことであります。今回、このような質問をさせていただきました経緯につきましては、複数の町民から、関与をしている団体につきましての内容に問い合わせがありまして、大まかお話はすることができたのでありますけれども、そのことが各会社の役員さん等にかかわっていらっしゃる方はおわかりになるのだと思うのでありますが、まだ 50%以上、町のほうでかかわっているという報告があるのでありますが、その間、報告がないものでありますので、私自身のまた課題になったことでありました。そういうことで、今回、多くの関与団体の中から絞らせていただきまして、この二つの会社、そして2法人について、町のかかわり、そしてこれから町がどのような形で方向性を持って、一緒に進めていかれるのかというふうなことを質問させていただきたいと。そのことが、ある意味では、町民に具体的にその事業が周知されることになって、町民もそのことを知ることによって、いろんな事業について協力をしていこうというふうな思いになってくだされば幸いかなというふうな思いで質問をさせていただくところであります。まず、1点目の幕別町地域振興公社、ゴルフ場でありますけれども、大変ご答弁の中に詳しくご答弁いただきまして、ほとんど再質問をすることはないのでありますけれども、このように明らかにしていただきましたように大変町に財政的な貢献をしていただいているということがあります。これもこういう形で尋ねさせていただきまして、役員の方はご存じなのでしょうけれども、初めて知ることができました。そういうことも広く町民に周知をする、させていただくことが大切なのであろうかと思うことであります。予算、決算に出てまいりますゴルフ場利用税はわかりますけれども、あと緑化事業で寄附金があったというようなこともありまして、元年から 22 年まで両者で約3億円の財政効果があったと、大変大切な事業であって、貢献をしていただいておるなと、重ねて敬意を表したいと思うことであります。課題ということでありますけれども、ご答弁にもありましたが、だんだんゴルフ人口が少なくなってきております。これは、時代の流れでありまして、どうしてもそのようになっていくのでしょうと。そういうところで、いろんなゴルフ場の存続が、大変危機に陥っておりまして、維持をしていくのが大変厳しい状態になっております。私が考えますのは、これからどのようにして生き残っていくのかということが、やはり会社としても課題なのだろうと思いますし、町としましても、そういう課題を共有していかんとならんのだろうと思うことでありまして、その辺のところでの思いがあられましたら、ご答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今お話がありましたようにゴルフ人口が減少していると、これは我が町のみならず、全道・全国的にそういう傾向にあるのだろうというふうに思っております。そんな中で、何とか3万人の利用者を確保していると、大変努力いただいているのかなと、そういう思いであります。私どもも、最初、平成元年にスタートしたころは、3万人を確保すれば何とか赤字にはならないのではないかということをよく言われていたのですけれども、最近のいろんな物価ですとかいろんな値上がりですとか、社会経済情勢がありますから、3万人確保して、なお厳しい状況にあるのだろうというふうに思いますけれども、何とかこれらの利用者を確保しながら継続していくことが大事だろうというふうに思います。ただ一つ、いつも私が感心するのは、この法人の会社の中では、借金といいますか、負債がない、借入金がないということであります。そういったことで、今、健全な運営をされているのかなというふうに思いますけれども、今、言いましたように先のことは、まだまだ不透明でありますから、何とかご努力をいただく中で、健全な会社の運営をお願いしたいなと、そういう思いではおります。

再質問 11番 芳滝仁

具体的な数字はわからないのでありますけれども、3万人でありますから、その入場料と、あと練習場、あと町の事業を委託を受けていらっしゃることもあろうかと思いまして、恐らく約1億円前後の収支になっているのだろうと推測するところでありますけれども、大きな事業でありまして、また雇用されている方も大勢いらっしゃるということで、大切な事業だなと思うことであります。この中にありましたように、株を譲渡されるという方について、町として株式の譲渡を引き受けているというふうなことがありました。予算書、決算書を見ましても、100 万円の出資がありまして、多分それが株式の取得ということになっているのだろうと私は思うのでありますが、今後とも、それを進めていかれるということでありまして、そのことは私、大切なことだなと思うわけであります。46.3%、今までありますが、ことしでどうなったのか、パーセントがなかったのだと思うのでありますが、50%を越えましたら、議会にも内容につきまして、報告書が出されるということになろうかと思うわけであります。私は、できたらそういうふうな方法で、きちっと議会にも報告が出されて、関心を持って会社について、いわゆる一緒に発展のために力を合わせていくというふうな方向性が大事だろうし、半分以上保有することによりまして、町の責任が重くなりますから、その分、町として生き残りをかけていくことにつきまして、本腰を入れてタッグを組んでやっていくということが、姿勢として変わっていくのではないかと思うことであります。そういう方向性につきましては、町長のほうでは、どのようにお考えでいらっしゃるか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

46.3%の数字が、これは少しずつでしょうけれども、上がっていくのだろうというふうに思います。50%を越えたら、今、お話ありましたような報告が出ると。ただ、監査の面では、今もずっと続けておりますので、そういう意味で町も関与しているということでありますし、当然のことながら筆頭株主という立場でもありますので、これからもそういった面で、健全な会社の運営に町としてもかかわっていかなければならないというふうに思っております。以上です。

再質問 11番 芳滝仁

積み立ての基金がたくさんありますから、まだせっぱ詰まっておるという状況ではなかろうかと思うのでありますが、やはり生き残りをかけて、町としても力を入れて、目を向けて、いろんな形で協力をしていっていただきたいと思うことであります。私も個人的にゴルフの年数は、30 年ぐらいたつのでありますが、腕は一向に上がらないのでありますけれども、若いころから札内河川敷にはお世話になっておりまして、大変あの広さを、あの低料金で、ラウンドさせていただけると、非常に町民にとりましては、本当にすばらしい施設だと思っておりまして、これはなくしてはならんというふうな思いであります。そういう意味で、きちっと町のほうで大きな責任を持っていくような形で、方向で、今後、考えていただければなと思うことであります。株式会社忠類振興公社についてであります。これは、以前質問をさせていただきました中で、改善計画書、出すように命令をしたというふうな答弁がありまして、今回、ご答弁の中で、業務の改善計画書が策定をされて出されたということであります。その点をまずお伺いしたくて質問をさせていただいたことでありました。ここに、ご答弁にありました燃料の調達方法の変更をはじめ、職員の待遇の改善、温熱効率の見直し、新商品の開発、新たな経営プランの改革、効率的な在庫管理の徹底など、多岐にわたって改善内容が具体的に盛り込まれたとご答弁をいただきましたが、その計画が、どのように進められてあるのか、もう少し具体的な現状についてお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 忠類総合支所長 姉﨑二三男(忠類総合支所長は2014年12月まで)

業務改善計画の関係で、計画がどのように進められているかということでございますけれども、経営改善計画につきましては、3月に提出されまして、その内容につきましては、改善計画の内容が 15 項目、大体 18 件のような形で出されております。これ、内容の関係でございますけれども、その後、4月に社長がかわられまして、その後、この改善計画に基づいて実施されてきているところでございます。内容につきましては、15 項目ございまして、その中で実施、現在されているのが3件、それから一部実施してございますのが6件、現在、まだ未実施というのが、改善計画のまだ途中というような形もございましょうけれども、6件というような内容になってきてございます。実施3件でございますけれども、これにつきましては、実施に当たって、すぐ取り運びやすいぞというものでございまして、例えば昨年、イベント関連にかかわる経費がございまして、これが北九州のほうに行ったりしていますし、そのことについては、かかる経費が結構かさんでいたのですけれども、それについては、26 年度については実施しませんということでやめてございます。それから、重油単価の値引き交渉に基づいた削減をしようということでございまして、これにつきましても4月から実施をさせていただきまして、これも新しい社長のもとで、リッター当たり大体5円から7円の値引きをされているというふうにお聞きしているところでございます。それから、一番簡単なのが車両の任意保険、あるいは車両保険の会社の変更でございまして、これも調査した結果、他社のほうが同じ保険内容でも安く入れるというようなことで、保険の会社の変更をしたというような内容でございます。それから、未実施の部分でございますけれども、これもなるべく早く取り進めたいところでございますけれども、できるものとできないものが判断されるというようなことで、例えば修理に係るものにつきましては、地元業者を。この地元業者を頼みますと、通常購入するものについては、ある程度購入業者がメンテナンスも含めるというような形でやってきたところでございますけれども、いかんせん温泉業務でございますので、札幌の業者も来る、あるいは帯広の業者も来るというようなことで、それに伴う旅費等もかかっていたところでございますけれども、それにつきましては、今回は地元業者でできるところにつきましては、地元の業者にやっていただくというような形で、その辺の削減を図っているというところでございます。内容につきましては、そのような形でお聞きしてございまして、今後また、この内容について未実施の部分についても対応してまいりたいということでございます。

再質問 11番 芳滝仁

事業の取捨選択、あとが重油の関係、保険の関係、実施をされたと。あと、ご答弁にありました職員の待遇の改善、あと新商品の開発、新たな経営プランの開拓等々、大事なところなのでありますが、職員待遇の改善のところで、これは確かなことであるかは何かわかりませんけれども、労働基準監督署に申し出た職員がいて、それでそのことで内部的にいろんなことがあったのだというふうな、これはもう内部の問題ですからあるのですけれども、基準監督署に申し出るようなそういう職員の待遇の形が以前あったのかなかったのか、もし、あったのであれば、大変町が出資をしている会社にとりましては、これは大きな問題なのではないかというふうな、管理を含めて、これは私の風聞でありますから何ですけれども、そういう職員の管理待遇について、今どのような計画で、どのようにされていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 忠類総合支所長 姉﨑二三男(忠類総合支所長は2014年12月まで)

職員の待遇の改善でございますけれども、実は、この関係につきましては、職員の体制の中で、社長を筆頭に副支配人、それから課長、それから係長、主任というような形の職員体制をとってきてございますけれども、この改善計画書の中の考え方につきましては、あくまでも、例えば課内を掌握する課長が、どのぐらいの給料をいただいておいて、どのぐらいの仕事をしているかというのを課の中の職員に周知するという考え方なものでございまして、それにつきましては、実施はしようということであったのですけれども、まだその体制について、体制の整備はしましたけれども、その内容についての口頭が、まだされていないというふうにお聞きしているところでございます。それから、今後におきまして、当然、職員の皆さんが一致した考え方で会社についての仕事の対応をするという考え方できてございまして、その職員体制を整えたのですけれども、待遇改善につきましては一理あるところで、例えば、先ほどご指摘いただいた関係につきましても、そのようなことで、ちょっと内容を改善させていただいていると、これは実際に実施していることでございますので、そのように新社長のもとに対応しているということでご理解願いたいなというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

職員がきちっと自信を持って働けるような環境をつくっていく、そしてお互い信頼関係を持って、心を一つにして会社の運営に取り組んでいくということが、会社運営にとりましては、一番重要なことであろうかと思うわけであります。その上で、いろんな外部的ないわゆる改善がなされるのだと思います。職員の処遇なり、職員のいわゆる体制が、これは早急にきちっと体制を整えないと、やはり二の轍を踏んでいくのではないかというふうな思いもするところでありまして、一番肝心なところが、やはり新しい会社になって、もう結構時間がたつことでありますから、やはり筆頭株主で 60%以上あるわけでありますから、きちっとした、やはり責任があろうかと思いますので、その辺は、早くきちっといわゆる風通しよく仕事ができて、心一つにして進んでいけるような体制をつくっていただくように、ひとつご指導を早急にいただきたいと申し上げておきたいと思います。あと、きょうも夜でありますか、和歌山大学のいわゆるインターシップの関係の地域振興の発表があるのだと新聞に報道がされてありました。今後につきましては、体制を整えていき、そしてその改善をしていく中で、忠類のインターが開通になりましたのですが、やっぱりここのご答弁にありますように南の玄関の入り口で、やはりアルコ 236 は道の駅、これはやっぱり大切な観光資源だと思います。ただ、一つの会社ということでなくて、もうアルコ自体が、やっぱり忠類の活性化、やはり発展に本当に寄与していくような形で、やはり経営の形、方向性というものを私は持つべきだと。率先して、主導的な立場で民間で持っていかないとならないのだろうと、そういうふうな思いでありますが、その辺のことにつきまして、町として、どのような協議をされていらっしゃるのかお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

おっしゃるように忠類地域、幕別町を含めて、アルコあるいは、あそこのナウマン記念館、大きな財産であろうというふうに思っております。私どもも公社の皆さんの協力や信頼関係のもとに、さらに発展できるように町としてもできる限りの支援や、一緒になって頑張っていこうと、そんな思いでおります。

再質問 11番 芳滝仁

多くの町民も心配をされていらっしゃることでありまして、ぜひ私たちもできることはさせていただきたいと思うことであります。やはり先ほど申しました中の従業員をきちっとそれをまずしていただいて、そして整えて頑張っていただきたい、本当に大変皆さん、心配していらっしゃいますので、申し上げておきたいなと思うことでございます。先に町長部局のことで、続けて青葉保育所のことにつきまして、質問をさせていただきたいと思います。指定管理が始まりまして5年たって、あと2年少しでありますか、その期間が残っております。評価をされているとご答弁がありましたが、具体的に保護者にアンケートをとっていらっしゃると思うのでありますが、そのアンケートについて、どのような中身で結果であるのか、もしご存じであれば、伺いをしたいと。

答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)

アンケートについてなのですが、済みません、アンケート自身は、今ちょっと手持ちがないのですが、今、来る前に目は通してきているのですが、先ほど町長の答弁にもありましたが、特にキッズ・スポーツだとかキッズ・イングリッシュ、キッズサイエンス、あとここにないのですが、母体も中士幌のほうにあるものですから、そこの中士幌と連携しまして、ゆうゆう会という遊びどころというのでしょうか、遊び場を持っていまして、そこで体験会とかもされているということで、今、申しましたようなキッズ・スポーツだとかキッズ・イングリッシュ、キッズサイエンスについては、月1回は行っているということで、大変保護者の方には好評というか、アンケートの結果も出ているというところでございます。

再質問 11番 芳滝仁

それは、確認をしておきたかったことでありまして、私も大変アンケートも 100%満足度だというふうな話を聞かせていただいておりました。今は指定管理をしていただいているわけでありますが、高い評価の中で事業展開をしていただいております。まだ、時期が早いのか早くないのかわからないと思うのでありますが、高い評価であれば、指定管理の状態で続けていくのか、高い評価でなかったら、これはまた大きな問題があるのですけれども、いわゆる違う形で青葉保育所について進めていかれるというふうな計画があるのか、その辺、現段階で、どのような考え方をしていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

指定管理者制度を導入いたしまして、青葉保育所につきましては、特に病後時保育とか、また夜7時までの延長保育、こういうものが町立の保育所に加わる、さらに上乗せとなるようなサービスということで特徴があります。これらにつきましても、大変な評価を受けているところでありまして、そして通常の保育におきましても、保護者の皆様方からは、おおむねいいということでの評価を受けております。ですから、これまでの4年半につきましては、町といたしましては、順調に推移していると、そういうような認識ではおります。さらに、あと2年半の委託期間がありますから、これにつきましては、今の保育のレベルが落ちないように、これは町もしっかりと協力してやっていきたいと、そのように思っています。ですから、今までの評価と今後のあと2年半、どのように保育が行われるか、それは十分に評価・検証いたしまして、今後の中で判断していきたいと、そのように思っております。

再質問 11番 芳滝仁

わかりました。教育委員会にお伺いしたいと思います。NPO 法人まくべつ町民劇場につきまして、一昨年起きた不適切な行為及び経理処理ということで、それ以後どのように運営されていらっしゃるのか、そのことが主にお伺いをしたいと思いまして、質問をさせていただいたことでありました。さまざまに就業規則の遵守等、そして事業に当たります考え方、方法を変えられて、適切な運営をしているというふうなご答弁でありました。まず、最初のほうにありました 24 年度、25 年度の事業の推移でありますが、文化講演会、演劇、音楽などの文化講演が 15 から 13 に減りまして、人数も約 8,500 人から 6,900 人に減ったというふうなことであります。生涯学習講座につきましては、24 年度が 64 事業で、25 年度が 58 事業ですが、人数がふえているというふうなことでありました。百年記念ホールの条例に、やっぱり芸術文化と、あと生涯学習の拠点だということが、真ん中にあることであります。この辺の推移につきまして、また今年度、26 年度の推移を見て、委員会としてはどのような評価をされていらっしゃるかお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

確かに数字の上では、24 年度から 25 年度は、特に文化講演のほうが事業数あるいは人数も減っているところであります。ここが問題、不適切な経理なり不祥事を起こした背景には、やはり何といってもより多くの事業を展開していこうというところに力を注ぎ過ぎたということがあって、それでその結果が、事業を本来は、並行的に経理もやっていかなければならないところが追いつかなかったといったこともありましたし、また担当が1人1事業であって、その人以外の方がよくわからないということもやっぱり不適切な状況になったということでありました。そんな反省を踏まえまして、25 年度においては、まずは身の丈に合った、無理をしないで、しっかり事業を一つ一つこなしていこうということがありましたので、人数的に、あるいは事業数では減ったのかなというふうな捉え方をしております。ただ、そこで職員もかなりかわりました。理事もかわりました。そういう中で、1年事業を実施してきた中で、ある程度なれというものが出てきました。そんなことから26 年度の実施状況を見ますと、前年同期と比べて、ふえている状況にあります。

再質問 11番 芳滝仁

収支も適切に行われておって、いわゆる事業の管理も適切だということのご答弁でありました。不適切なことがあった後でありますから、委員会としてもその辺は注視をしながら指導をお願いをしたいと思うところであります。あと、今後のことについてでありますけれども、広く、いわゆる文化・芸術の事業だとか、生涯学習を含めて、その展開をしていくときに、NPO 法人のままでいいのかどうか、私がかかわっております財団があります。これは、町の法律が変わったときに一般財団法人に変更いたしまして、私は今でも理事なのでありますけれども、非常に変更しやすくなったということで、その分、一般財団ですから活動の枠がふえて、いわゆるその趣旨の事業がふやすことができたということがあります。そういう意味で、またいわゆる役員も理事が任命されて、その中から評議員が任命されて、そして役員となって運営をしていくということでありますから、非常にきちっとした管理の中で、町の意向をきちっと反映した形で運用されていくにつきましては、私がかかわっておった財団の経験上、一般財団法人というふうな形に移行していくというふうな方向が将来はいいのではないかというふうな考えがありますが、どうでしょうか。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

相手方の法人形態がどうあるべきかということは、ちょっと私どもの立場では申し上げるのは不適切になるのかなというふうに思っております。私どもとしましては、これ指定管理業務の業者を決める際には、こちらから業務要求水準書というものをお示ししまして、それをいかにそれに基づいて事業展開ができるかという観点と、もう一つは、それだけの能力を持った法人であるかどうかという観点から指定をさせていただいております。そういう意味では、2社提案のあった中から、今の町民芸術劇場、NPO 法人が指定をされたということでありまして、それはこの指定管理業務を行うに当たっての適格性を備えていると、そういう観点で指定をさせていただいているところであります。ただ、聞くところによれば、今 NPO 法人ではなくて、一般財団法人に向けた、そういう内部検討もされているということはお聞きしているところでございます。

再質問 11番 芳滝仁

それは内部のことだというご答弁でありましたので、これ以上は申し上げないでおきたいと思います。そういうことも含めて、もし、いろんなご相談がありましたら、町としても委員会としても対応していただければと思うことであります。民間に事業を委託し協力いただいて、町の事業が進み、まちづくりが進められていくと、これは大変、私はいい方向だなと思うことでありまして、それがやはり成功裏に進めていくということが、やはり最も民間の力を活用することになるのだろうというふうに思うことでありまして、そういう意味で今回質問をさせていただいたことであります。町としてもご指導を、委員会としてもご指導をいただきながら、ますますその事業が前に進みますようにご期待申し上げまして、質問を終わらせていただきます。

出典:幕別町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月9日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる