幕別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月10日
道路維持管理計画について
2014年6月10日、幕別町議会の一般質問で、岡本眞利子議員が「道路維持管理計画について」質問し、町長 岡田和夫、土木課長 湯佐茂雄、建設部長 佐藤和良、土木課主幹 渡部賢一が答弁しました。
- 質問者
- 岡本眞利子 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、土木課長 湯佐茂雄、建設部長 佐藤和良、土木課主幹 渡部賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 岡本眞利子
通告に従いまして、道路維持管理計画について質問いたします。近年ふえ続ける道路施設の維持管理をいかに効率的、経済的に行い、道路施設の長寿命化を図るかが国だけではなく地方の自治体においても大きな課題になっております。本町でも、今後、老朽化していく道路の維持についてアセットマネジメントの考えを導入することが必要不可欠になっているのではないでしょうか。道路を資産と捉え、資産である道路の損傷等の状態を認識し、劣化を予測することで必要予算を把握することができます。そこで、道路維持管理計画を策定することによって、道路の寿命を知ることや予防保全に努めることができます。その結果、コスト削減や維持管理費を抑えることにもなります。これまでは壊れてから補修または更新といった事後保全型の維持管理でしたが、今後は大規模で高額な補修、補強が必要になる前に軽微かつ経済的な補修、補強を行い、道路の寿命を延ばし、維持管理費を削減する予防保全型の維持管理へ転換することが必要と考えます。道路維持管理計画を策定することにより、なぜここで補修、補強が必要になるかが明確になり、住民の方々にも理解が得られることと思われます。さらに、道路の全体を詳細に把握することにより、具体的な延命や長寿命化技術を検討し、新たな管理手法を見つけ出すということができるのではないかと考えます。そこで1点目、本町の道路施設の維持管理計画は策定されているのか。また、計画を策定することにより得られるコスト縮減などの経済的効果はどの程度あるのかをお伺いいたします。2点目、本町の道路整備の現状をどのように認識し、取り組まれているのかをお伺いいたします。3点目、幕別町が所管する町道は 1,414 路線がありますが、舗装率はどのぐらいか。また、舗装済みの路線においても老朽化のためさらに維持補修をしなければならない路線の把握についてお伺いをいたします。以上。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
岡本議員のご質問にお答えいたします。「道路維持管理計画について」であります。道路や橋梁などの社会資本は、高度経済成長期に集中的に整備され、今後は老朽化する施設の増加が懸念されますことから、真に必要な社会資本整備とのバランスをとりながら、計画的な維持管理・更新を行うことが課題となっております。このため、国では、平成 25 年 12 月に社会資本整備審議会及び交通政策審議会の「今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について」の答申を公表し、本年5月には「国土交通省インフラ長寿命化計画」が決定されたところであります。ご質問にありますアセットマネジメント、いわゆる資産管理については、道路におきましては、橋梁、トンネル、舗装等を道路資産と捉え、その損傷・劣化等を将来にわたり把握することにより、最も費用対効果の高い維持管理を行うことが極めて重要であると認識いたしているところであります。ご質問のありました3点につきましては、関連がありますので、あわせて答弁させていただきます。初めに、本町の町道の路線数、舗装率についてでありますが、本年3月末現在においては、町道 1,014路線の実延長は約 882 キロメートルで、そのうち舗装済延長は約 531 キロメートルで舗装率は 60.2%となっております。町では、平成 21 年度に全ての町道を未改良道路、一部未改良道路、整備済道路に区分けを行い、幹線道路を結んでいるかどうか、公共交通路線であるか、またその交通量などの道路の利用状況に加えて、舗装路面の摩耗などの路面状態を評価し、道路整備計画を策定いたしております。これをもとに、総合計画3カ年実施計画策定時に、緊急性や投資効果、地域バランスなどを考慮して、整備年次の位置づけをしているところであります。舗装道路につきましては、平成 25 年度に「路面性状調査」を実施し、幹線 13 路線、延長約 41 キロメートルにわたり「わだち掘れ」や「ひび割れ率」などを測定いたしました。この結果、補修修繕の前提となる縦断凹凸が、車両の損傷につながりかねないレベルの1メートル当たり8ミリメートルを超える箇所が部分的にありましたことから、3カ年実施計画に位置づけてオーバーレイなどの補修整備を進めてまいりたいと考えております。また、細かな道路補修や舗装補修につきましては、平時の道路パトロールなどにより状態を把握し、随時、適切に対応いたしております。本町が管理しております橋梁につきましては、現状で 169 橋ありますが、平成 24 年度に策定した「橋梁長寿命化修繕計画」において、損傷状況の分析や健全度の評価などにより、今後 10 年間で 30 橋の修繕計画を策定したところであります。本計画において、建設から 60 年経過時点での全橋のかけかえ費用の累計額を約 270 億円と見込み、これに対して最適な状況で現橋を保全した場合の費用の累計額を約 55 億円と推量しており、この計画により約 215 億円、80%のコスト縮減効果が期待できると位置づけております。橋梁の安全確保につきましては、平成 25 年6月に公布されております道路法等の一部を改正する法律により、基本的に5年ごとの近接目視点検を実施することが義務づけられておりますことから、修繕工事と合わせて点検業務につきましても実施に向け、平成 27 年度の社会資本整備総合交付金の概算要望をいたしているところであります。以上で、岡本議員の質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 6番 岡本眞利子
では、再質問をさせていただきます。まず1点目の維持管理計画についてでありますが、道路を資産と捉え、資産を大切にしていくということが大変重要であるということから、町道全部というわけにはいかないとは思うのですけれども、幹線道路だけでも部署、職員が誰が見ても一目でわかるような道路がつくられてからの経過、すなわちカルテのようなものを作成することによって、中期的な視線に立った必要な予算が立てられるのではないかと思うのであります。よく住民の方々からお聞きしますのが、予算がないから道路は直せないとの行政の答えとお聞きいたします。維持管理計画を立案することによって、予算配分化も詳細になるのではないでしょうか。また、橋梁においても修繕計画を策定することによって 80%コスト縮減が予測されるということから、道路においてもコストの縮減の効果は大きいのではないかと思いますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
道路の維持管理についてでございますけれども、答弁にもありますとおり町道の整備計画の中で、これは職員の目視によるものでございますけれども、それぞれ一本ずつですね、路線一本ずつについて評価をしているところでございますけれども、この中でいきますと、答弁にもありますけれども、市街地の未整備路線でいきますと、道路の役割、道路の利用状況を、その住宅の張りつけですとか、あとバス路線であるかとか、それと雨水排水がどうなっているとかという、下水道がどうなっているか、それとどの程度の維持管理が必要になってくるかなどを、それぞれ市街地の未整備路線及び市街地の一部未整備路線につきまして9項目から 10 項目にわたりまして、これは職員の目で見た中でございますけれども、そういった主観的な項目において評価をしているところでございます。郊外の未整備路線につきましては、今言ったようなものにつけ加えまして、ほかにも集落を結ぶ路線であるかどうかとか、そういうものも含めまして、全部で 11 項目にわたりましてそれぞれ職員の目で見たといいましょうか、主観的な形でのことを評価をしているところでございます。それと、舗装道路の補修の関係といいましょうか、これも職員が目で見た状態ということで、路面が良好な状態であるかどうかについて、わだちがあるかそういったことを、ひび割れがあるか、そういったことも含めて見て評価していまして、これについては6項目にわたりまして、舗装道路については見て評価をしているところでございます。橋梁のほうは橋梁長寿命化計画ということで、業者のほうに委託をして計画書を作成しております。そういった形で約 80%のコストダウンが可能ではないかということになっておりますけれども、道路につきましては本数も多いということで、職員が見た目ということなので、あくまでも見た目の判断ということなものですから、どうしても縮減効果はどうかというのは特には把握はしているところではございません。以上でございます。
再質問 6番 岡本眞利子
道路の現状はこれからちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、まず、維持をするということと整備をするということの違いなのですけれども、やはり今まではもう壊れてしまってから整備をするというような形をしておりましたけれども、そうではなくて、まず長い目で見てずっとそのままの姿を維持していかなければいけないということを踏まえまして、このような道路管理計画、維持管理計画を策定したほうがいいのではないかということを私は言いたいところなのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
今も申し上げましたとおり、道路整備計画の中ではそういった形をとっておりますけれども、一回も改良舗装などをされていない路線、それと改良舗装されたのだけれども再度オーバーレイですとかそういったものもしなければならない路線というのは押さえているところでございますけれども、それも今後 10 年間の中の計画として、総合計画3カ年実施計画の中で位置づけをしているところでございます。
再質問 6番 岡本眞利子
そうですね、できるだけコストのかからないようにということで縮減をしていただくということでこの質問をさせていただいたのですけれども、町民の方の声では、本当に幕別町は予算がなくて、道路がどこも直らないのだというような声が本当に多く聞かれるところであります。したがいまして、少ない予算でも有効に活用していただいて、しっかりとした道路維持管理をしていただきたいということを申し上げたいと思います。そこで、道路の現状についてなのですけれども、比較的早い時期に造成した団地の中の生活道路が改修はされてはきていますが、工事の着手の優先順位はどのような方法で出されているのか、また、その基準等があるのかをお伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
これにつきましては、答弁の中でもありますとおり、3カ年実施計画策定時に緊急性ですとか、投資効果、地域バランスなどを考慮して整備の順位を位置づけているところでございます。
再質問 6番 岡本眞利子
では、この3カ年実施計画の中では、もう具体的にどこからということは計画されているのかをお伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
これにつきましては3カ年実施計画ということで、皆さん議員さんにもお配りしているとおり路線名を挙げて載っているところであります。
再質問 6番 岡本眞利子
では、ちょっと私の資料収集がちょっと悪かったのだと思うのですけれども、私がちょっと調査したところでは、例えば、東5線の道路なんかは日新線なんかはとても道路状況が悪くて、あそこにはホテルもあったり老人施設があったりまた温泉があったりまた健康センターがあったりということもありますので、そして坂道が続いておりまして、ガードレールもところどころ切れているような状況になっております。したがいまして、利用度の多いところをもちろん優先されて直されるとは思うのですけれども、そのようなところもちょっと感じられるのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)
ちょっと舌足らずな説明があったかもしれません。道路整備計画の中では、まず新路線というまた新たな路線の整備をするという部分もございますけれども、年間の当初で約5,000 万円近くのお金を予算づけていただきまして、維持という視点から整備をしているところであります。ですから、この整備計画は単純に路線を整備するという部分とそれと維持という部分も含めて考慮しているところであります。今おっしゃられたその東5線、あるいは日新線、この辺も土木課のほうでは逐一見ておりまして、大変傷んでいる状況も認識しているところであります。ただ、全ての路線がどういうふうに整備していくかというのは、大きな視点で捉えていかなければなりませんし、まずは危険を回避するというのが道路事業の一番の使命ではないかなというふうに思っております。それから議員おっしゃるような中長期的な視点に立って維持費のかからない、先立った維持投資というのでしょうか、保守というのでしょうか、そういったことが必要だというふうに思っております。我々、まずは危険をとにかくないような道路を整備していく、それから中長期的に将来たくさんのお金がかからないような整備の仕方に心がけていく、それからここで言っておりますけれども、いろいろと路線の必要性であるとかあるいは幹線道路に対してどういう交通の体系としてどういうふうに必要性がその道路にあるのかと、いろんな視点から見ていかなければいけないというふうに思っておりますけれども、その維持管理についてはこういった計画の中で、3カ年の中でも当然進めている状況にございます。
再質問 6番 岡本眞利子
では、本当に危険度が大きいところから早急にということで、予算もかかることですので、なかなかすぐというわけにはいかないのですけれども、町民にも住民の方にも理解が得られるような工事をぜひしていただきたいと思います。では、ちょっと視点を変えてみまして、道路の幕別町の湿地帯や地下水位が高いところなど、地盤の弱い地域では不同沈下という現象が出ているかと思います。特に歩道の傷みはひどいものだと私は非常に感じております。したがいまして、幼児の歩行や車椅子の通行の障害ともなります。例えば、災害時の救援作業にも障害が出るのではないかなと思います。道路の管理者といたしまして、どう対応されるのかをお伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
先ほど建設部長からもお話ありましたとおり、例年、道路維持費にかかる工事費につきましては、道路の補修工事、それと道路の舗装補修ですね、あと区画線工事ですとかそういったものも含めまして 5,000 万円ほどの予算をつけていただいているところでございますけれども、その中でそれぞれ道路パトロールなりをする中、あるいは道路補修工事、あるいは道路舗装補修工事などを発注しておりますので、その中での業者というのを調査などに基づいてそういった歩道、車道についてのひどいところについては優先的に工事を実施しているところでございます。以上でございます。
再質問 6番 岡本眞利子
今のご答弁で、パトロールの件が出ましたけれども、ご答弁にも道路のパトロールは随時適切に対応されているとおっしゃられたのですが、このパトロールですけれども、どのぐらいの頻度でされているのか、お伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
まず、委託している業者の定期の道路パトロールでございますけれども、これにつきましては A コースから E コースという、これ幕別地域ですね、につきましては5コースに分けまして、月曜日から金曜日までということでやっております。A コースが郊外の西側ですね。B コース、これは火曜日になりますけれども、これは郊外の東側。Cコース、水曜日になりますけれども、札内市街の国道北側。D コース、木曜日ですけれども、札内市街国道南側。E コースについて、金曜日ですが、幕別市街ということで、週に1回必ずその町道を見て歩くということにはなってございます。ちなみに忠類については木曜日と金曜日でそれぞれやってございます。以上でございます。
再質問 6番 岡本眞利子
ちょっとしつこいようですけれども、このパトロールは1台に1人乗ってパトロールされているということですか。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
パトロールについては、定期コースを回るのが1人1台でやっています。あと、随時回っている分もございますので、ピンポイントで悪いところだとか見て歩くというのがもう1台ということでやってございます。
再質問 6番 岡本眞利子
パトロール車の中から目視だけでは、損傷した箇所の発見をするにはちょっと厳しいものがあるのではないかなと思います。以前にも、道路の整備の不足で車両損傷で賠償責任を問われたことも何度かありました。もちろん住民の方からの通報ということが大きいかと思うのですけれども、住民の方も最悪にならなければ担当部署にまで通報されるという方は多くはないと思います。そこで、ふだんから通行されている職員からの報告や新聞配達の販売店や郵便局などとの連携をとりながら、情報を提供してもらうなどという手法も考えるべきではないかと思います。いかに細かな情報を収集することで破損部分も少なくなるのではないかなと思いますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
基本的にこの定期の道路パトロールにつきましては、契約上といいましょうか、仕様の中では基本的には法定速度で走って6時間で一回りということになってございます。このほかに雨降ったときですとか、そういったときですね、については特別職員も含めましてパトロールはしてございますけれども、今のご提案のようなこともできればいろんな人の目で見て気がついたところというところでいけば、そういった方法もいいのかなというような気はしますので、検討はさせていただきたいというふうには考えております。
再質問 6番 岡本眞利子
ぜひ、職員の方を重視しまして、自分の町ですから自分が職場まで向かう通る道路などを重視しながら見ていただいて、できるだけコストのかからないような修繕をしていただけるように情報を収集することが大切ではないかと思います。続きまして、道路の舗装率、路線の老朽化についてなのですけれども、舗装の路面をいじめない、また痛めない表層管理の徹底や表層の舗装の寿命を延ばすための水の侵入を防ぐ舗装工法などの改善をすることによって、凍上現象も少なくなってくるかと思います。これには早期発見、早期治療をすべきと思いますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
予防的な補修といいましょうか、そういった今のご発言した中のとおり、ひび割れがひどい、そこから水が入っていって凍結により余計開いていくというようなこともありますので、これについては道路状況によってもちょっと工法的なものは変わってくると思うのですけれども、そういったことも念頭に置きながらやっていかなければならないかなというふうには思っております。
再質問 6番 岡本眞利子
これにつきましては、ぜひ小まめに見ていただきまして、本当にもう冬になって凍上現象したままのもう戻らなくなって、それだけ水分が吸ってしまっているのだと思うのですけれども、戻らなくなっている部分なども大変多いように思います。また、もともとの地盤が悪いというところもあるかと思うのですけれども、それは上塗りだけをするのではなく、原因をしっかりと追及する必要があるのではないかと思います。また、市街地ではまだ未舗装の砂利道やそして簡易舗装の道路がありますが、せめて砂利道などは防じん処理工法で施工できるぐらいの計画が改善、改良されているのかをお伺いいたします。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
特に市街地においては、砂利道的にはもう大分少なくはなってはきているのですけれども、簡易舗装的なところも多いということで、それについてはその損傷度合いですとかそういったもの、後年時にその整備というんですか、新設改良の予定がある路線についてもまだまだ先だということもあれば、その道路状況を見ながらそういった対応もさせていただきたいというふうに考えております。
再質問 6番 岡本眞利子
住民の方は、この砂利道は一生直らないのかなという声もありますので、そういうことがないように、せめて砂利道だけでも本当に、もう一歩進んだ防じんの舗装、簡易舗装ができるぐらいの計画をしていただきたいと思います。また、冬の除雪等で表面が削り取られて著しく損傷している箇所が大変多く見られます。そしてその対策として、表面の穴だけを埋めて補修だけが施され、毎年同じことが繰り返しをし、継ぎはぎ道路を造成しているように思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。もっとひどいところでは、継ぎの上に継ぎをしているようになっております。一時的には大変きれいにはなりますが、1年もたたずまた同じ状況になっていることを、行政としてどのように考えていらっしゃるか、お聞きいたします。
答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)
現在の舗装率、答弁書の中でも町長申し上げましたけれども、60.2%、これは町全体の舗装率でございます。市街地につきましては、幕別市街で 95.5%、札内市街で 96.3%、忠類市街で 97.2%とかなり、数%まだ残っている状況ではございますけれども、長期的には道路整備としては 100%に向かって整備をしてまいりたいという考え方を持ってございます。ただ、るる説明させてはいただきましたけれども、新設のところもあれば2次改良のところもあればいろいろと道路状況というのは非常に要望も強くございます。どこを優先していくのか、目標は100%でございますけれども、1次改良されていてもさらにもう一度しなければいけないという路線もありますことから、そういった状況を見ながら、ぜひ 100%に近づけていきたいというふうに思っています。それから表面だけの修繕というのでしょうか、そういったことに関しましては、長期的には路線として改良すると、つまり凍上抑制層まで改良して凍上しないようにする、あるいはそれに伴って舗装も当然するということになりますけれども、そういった路線もかなり残ってございます。計画的にしなければなかなか進んでいきませんので、住民の方には家の前だけこんなふうになっているというところがございますので、そういったところは春先に対応もさせていただいてはおりますけれども、全てに満足できるような補修には至っていないという状況も、我々なりに承知しているつもりでありますので、できるだけ住民の要望にも応えてまいりたいというふうに考えております。
再質問 6番 岡本眞利子
では、その部長のお言葉につけ加えるようで申しわけないのですけれども、幕別町の道路全般に本当に言えることだと思うのですけれども、このマンホール部分と雨水ます部分なども大きな沈下が見られます。このような現象は、地質にもまた工事の転圧の不備にも一理あるのではないかなと思います。すりつけや一時的な補修処理をしても沈下がとまらず、再び補修をする、このようなことを繰り返していては、抜本的な原因調査をしなくては効果が出ないと私は考えるのでありますので、ぜひ、抜本的な原因調査をしていただきたいと思います。その点はいかがでしょうか。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
基本的にマンホールについては、道路上に出ているところもございますけれども、もともと低目につくっているのですね、除雪車で引っかけるとあれなのでということで、低目につくっているのですけれども、どうしてもマンホール部分が基礎があってがっちりしているということがあって、道路が上がったり下がったりして最終的に落ちついた状態というのでしょうか、そういう形でなってしまうという状況でありますので、これについてはどうもいたし方ないというのでしょうか、どうしようもない部分もありますので、その都度、余りにもひどいところについては調整というか修繕なりを加えていくというか、あるいは舗装ですりつけるですとか、そういった形をとっていかざるを得ないのかなというふうに思っております。
再質問 6番 岡本眞利子
今のご答弁で、どうしようもないという言葉なのですけれども、これ何度も何度も同じことを本当に、マンホールの周りを歩いたらもう何回も同じ舗装のし直しをしている、補修をしているところがあるのですけれども、そのように何度も何度も同じことをしてお金をかけるより、一度大きくぼんと直したほうが長い目で見るとお金がかからないのではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 土木課長 湯佐茂雄(土木課長は2015年3月まで)
基本的にマンホールを下げるとなると、その下にある管も全てやらなければならないということから、非常に難しいことだと思います。
再質問 6番 岡本眞利子
では、やはりもう抜本的な最初からの計画をきちっとするべきではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 土木課主幹 渡部賢一
マンホールの浮き沈みの関係についてお話しいたします。下水道のマンホールでは、基礎の部分、今課長が言いましたけれども、基礎の部分については地中深くあるものですから、凍上の影響はほとんど受けません。ところが、マンホールの上部ますというのですけれども、一つの大きなますではなくて幾つかのますを重ねて設置しているものですから、その目地があります。その凍上を受ける目地から上の部分が浮き沈みがあります。道路が凍上したときに、マンホールの上部が一緒に浮くのですね。そして春になると道路が下がってきたときに、その目地の間に仮に砂利とかが詰まりますと、マンホールだけが取り残されてマンホールが浮いている状態になると。逆にそういう状態が起きないとマンホールが道路より沈んだ状態になるということを繰り返している状況なのです。これを抜本的に解決するとすれば、道路を完全に道路改良をすると、路盤を入れかえて全て正規な道路にするということがまず肝心だと思います。そこだけ道路改良で砂利を入れても、ではほかの部分が上がったり下がったりということで、先ほどから言っている道路の凹凸が逆に生まれてしまいますので、抜本的な解決とすればその路線全部を改良すると、道路改良するのが一番かと思います。ただ、下水道事業としては早期に住民生活のために管路をつながなければならないということもありまして、道路改良より優先的に下水道計画を進めてきたこともありまして、未改良道路にそのまま管を入れた場合は、このようなことが起きてしまうということでございます。
再質問 6番 岡本眞利子
ちょっと専門的なことを言われましたので、私もちょっとわからないのですけれども、勉強不足なのですけれども、この路床の部分の凍上抑制層をもうちょっときちっと整備することによって、凍上現象が抑えられるのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 土木課主幹 渡部賢一
確かにおっしゃるとおり、凍土抑制層をしっかりと正規に凍上圧の下まで入れることがマンホールの浮き沈みも影響を与えないということで最適な方法だと思います。ただそれには、道路計画でも先ほどから説明しているとおり、再築まで含めた完全な道路整備が必要だということで、これには莫大な予算が必要になりますので、ええ、随時計画に基づいて少しずつでもやっていきたいというのが考え方でございます。ですから、それまで道路に通行に危険を生じさせてはいけないものですから、部分的な補修で対応してまいりたいと考えております。
再質問 6番 岡本眞利子
とにかくいい道路をつくってほしいということなのです。とにかく凍上現象が少ないような、住民が住みやすいような道路を目指していただきたい、幕別の道路は強靱な道路をつくっていただきたいということですね。それで、国土交通省では道路の橋やトンネルなどの定期点検基準をまとめ、5年に1度手の届く距離で近接目視を行うことなどが掲げられ、7月から実施とのことですが、橋梁やトンネルだけではなく道路自体も一定の頻度で点検していただくことがコスト削減にも結びつくのではないかと思います。最後に、幕別町の住民が住みやすい、安心・安全な町になるよう、道路環境の整備をしっかりとしていただきたいということを申し上げて、終わります。