幕別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月11日
町長が目指す「一体感の醸成」について
2013年6月11日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「町長が目指す「一体感の醸成」について」質問し、町長 岡田和夫、企画室長 伊藤博明、総務課長 菅野勇次、地域振興課長 原田雅則、副町長 高橋平明、忠類総合支所長 姉﨑二三男が答弁しました。
- 質問者
- 芳滝仁 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、企画室長 伊藤博明、総務課長 菅野勇次、地域振興課長 原田雅則、副町長 高橋平明、忠類総合支所長 姉﨑二三男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 芳滝仁
通告に基づきまして質問させていただきます。合併から7年、町長が目指す「一体感の醸成」についてお伺いいたします。幕別町は忠類村と平成 18 年2月6日合併し、はや7年を迎えました。平成の大合併の中で、十勝では唯一の合併を成し遂げた町として、町長の指導力は高く評価を受けたところであります。合併後は、町長は毎年の執行方針など、いろんな場で「一体感の醸成」を掲げ、考えを述べられておられます。町長の思いはどこまで高まっているのか、そこで幾つか質問をさせていただきます。1、合併協議の中で、「合併後に醸成する」としていた項目で、いまだに醸成されていないものは何か、その理由をお聞かせください。2、合併協議第 36 号で「地域住民会議の設置」が協議され、忠類地区に設置されました。その効果は。3、先日の新聞に、「忠類振興公社の赤字額」が報道をされていました。今後の経営の見通しと指定管理委託料についてお伺いいたします。4、町民の中には「一体感の醸成」に疑問視する人たちもいるが、町長はどのような対応をとられるか、お伺いいたします。以上です。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
芳滝議員のご質問にお答えいたします。「合併後の一体感の醸成について」であります。平成 18 年2月6日に、議員の皆さんを初め町民のご理解をいただき、幕別町と忠類村の合併が成就し、新幕別町が歩み始めてから7年の歳月が経過いたしました。地方自治体を取り巻く厳しい環境の中にあって、私は、合併後の新幕別町の礎を築くことが大きな責務であると強く認識をいたし、合併協定書の締結時に、幕別町と忠類村との間で確認した二つの合併理念を忘れることなく、町政の執行に当たってまいりました。その一つは、「合併協議においては、新たなまちづくりのパートナーとして認め合い、互恵互譲の精神を持ちつつ対等の立場で協議を行うもの」であり、もう一つは、「合併後の新町においては、住民の融和、新町の一体感の醸成及び新町全体の均衡ある発展に努めるもの」とするものであります。この考えは、協定締結と同時に定めました「新町まちづくり計画」に、そして平成 20 年3月に策定しました「幕別町第5期総合計画」に引き継がれ、計画に定める「まちづくりの基本姿勢」に基づき、新町の一体感の醸成と新町全体の均衡ある発展に着実につながっているものと認識いたしているところであります。ご質問の1点目、「合併協議の未調整項目について」であります。幕別町・忠類村合併協議会において合併協議が調ったことから、平成 17 年2月 25 日に両町村の間で調印された合併協定書におきましては、合併の方式、合併の期日や新町の名称などの「合併協定項目」、22 分野 307 項目に関しての調整方針を定めております。このうち「新町において調整する」「合併後に再編する」と調整方針を定めた項目は、「農業委員会委員の定数及び任期の取扱い」「補助金・交付金等の取扱い」など 58 項目ありましたが、合併後7年を経過した現在においては、「使用料・手数料の取扱い」を除き、既に調整を終えたところであります。「使用料・手数料の取扱い」につきましては、「新町における住民の一体性を図るとともに、住民負担に配慮し、負担の公平の原則から、適正な料金並びに減免規定のあり方について新町において引き続き検討する」と定めておりました。合併後の平成 18 年 10 月に策定いたしました第3次行政改革大綱の推進計画において、推進項目に位置づけをし、内部でそのあり方を検討してまいりましたが、減免対象の範囲や定期利用団体の取り扱いなど、整理すべき課題が多いことから、現時点で調整を終えていない状況であり、後期推進計画において継続して検討していくことといたしております。また、「慣行の取扱い」のうち「町民の一体感を醸成するため、新町において制定する」としている「町の木、町の花、町の鳥」については、将来、節目となる時点で町民の意向を反映し、制定するとした項目のほか、観光イベントの統合、除排雪の手法の統一など、早急な調整は困難とした項目もありますので、今後におきましても、社会情勢の変化などを見定めながら、進めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「地域住民会議が設置された効果について」であります。忠類地域住民会議は、忠類地域の住民の意向を行政に反映させ、行政と地域住民が協働して地域づくりを推進できるよう、平成 18 年2月6日に町長の諮問機関として設置され、委員の任期を2年として、これまで4度の提言をいただいてまいりました。第1期の住民会議では 67 項目、第2期では 17 項目、第3期では6項目の提言を、第4期目では、昨年 11 月に高規格幹線道路忠類インターチェンジの開通に向けた地域振興策について、19 項目の提言をいただきました。これまでに提言されたもので町や地域住民が主体となって実現されたものといたしましては、公区長連絡協議会の設置や分譲地の民間住宅への払い下げと建て売り住宅建設の促進、両町村の共通のカントリーサインへの変更、公区の避難・救護マニュアルの整備、特別養護老人ホームの設置、農業体験の観光化、地産地消の促進、魅力ある商品開発、スキー場圧雪車の更新、シーニックカフェの充実、イベントの継続などが挙げられます。このように、忠類地域住民会議が地域の課題に対する対策や地域振興策などについて、さまざまなアイデアや要望などを提言として取りまとめられ、町や関係団体がそれを実践してきたことが、今日の忠類地域の振興と知名度のアップにもつながっているものと認識いたしております。ご質問の3点目、「忠類振興公社の今後の経営見通しと指定管理委託料について」であります。初めに、忠類振興公社の今後の経営見通しについてであります。同公社によるナウマン温泉アルコ 236 と道の駅・忠類の指定管理業務は、平成 19 年度から5年間行われ、引き続き平成 24 年度からは2期目の指定管理業務が開始されたところでありますが、ご質問にありましたように、本年5月 27 日に定時株主総会が開かれ、純損失 1,052 万 5,627 円の赤字決算が報告されたところであります。町といたしましても、取締役会において、経営状況が好転に向かっていないという報告がありましたことから、昨年度の途中から、その原因について忠類総合支所において分析を行い、営業協力や経営改善の指導・助言を行ってきたところであります。赤字の主な要因といたしましては、収入面においては、平成 24 年度は、当初見込んでいた予想に反して個人消費の回復がおくれていたことなどから、売り上げが東日本大震災が発生した平成 23 年度とほぼ同様の結果でありました。部門別では、温泉部門や宿泊部門につきましては、ほぼ事業計画の売り上げを確保したものの、レストラン部門においては、調理員の入れかわりや疾病などが重なり、レストランを営業できない時期があったほか、メニューが定まらず顧客離れが進んだことが大きく影響して、減収となったという状況であります。次に、経費の面についてでありますが、昨年度と比較いたしまして大きく伸びたものといたしましては、1点目に、職員の退職により、法定福利費が増額となったところであります。2点目は、消耗品費でありますが、宿泊やレストランで使用するアメニティーグッズなどの提供品が入れかえの時期にあったことにより、増額となったものであります。3点目は、経営改善や営業戦略の組み立てのためにコンサルタント業者のノウハウを活用したことで、広告宣伝費、旅費及び雑費が増額となったものであります。4点目は、環境衛生費でありますが、リネン関係の在庫補充などの時期が到来したことにより、増額となったものであります。今後の経営見通しでありますが、同公社では、平成 25 年度は営業活動の改善や職員体制の立て直しのほか、日々の業務改善に取り組む計画であります。町といたしましては、ナウマン温泉アルコ 236 などの施設の設置者であるとともに、同公社の株主の立場といたしましても、きめ細かに経営状況の点検と分析を行うとともに、経営状況の改善について指導してまいりたいと考えているところであります。次に、指定管理委託料についてでありますが、指定管理の業務内容及び金額等については、同公社と町で締結している「アルコ 236 及び道の駅・忠類の管理に関する基本協定」と年度協定により定めているところであり、適切に対応してまいりたいと考えております。アルコ 236 と道の駅・忠類につきましては、幕別町の観光の「顔」と言うべき施設であり、地域住民の憩いの場として地域の宝でありますことから、今後もこれらの施設が健全かつ持続的に運営され、多くのお客様を迎え入れることができるよう、指定管理者である同公社の経営改善について協力して取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「一体感の醸成に向けた取り組みについて」であります。平成 11 年から地方分権改革という大きな背景のもとで進められた「平成の大合併」では、平成 11年3月末に 3,232 あった市町村数は、本年1月1日現在で 1,719 まで減少し、合併した市町村にとっては、まさしく「一体感の醸成」をいかに築いていくのかが大きな課題であると言われております。合併をすれば自動的に地域や生活が豊かになるというわけではなく、合併は「新しいまちづくりのスタート」であって、地域の主役となる町民の方々が新町に「住み続けたい」、「愛着を感じる」という意識の基礎でもある「地域の一体感」をつくり上げていくことが、合併を成し遂げた私に課せられた最も重要な責務であると認識いたしております。そのため、まちづくりを進める上での基礎である職員が、一体感を持って職務を遂行していくことが重要であるとの思いから、組織風土の異なる中、合併直後からこれまで、激変緩和に配慮しつつ人事配置を行ってまいりました。また、南幕別地域の方々への行政サービスのうち、ふれあいセンター福寿によるデイサービス、道路維持管理業務や除雪対象路線の拡大、駒畠地区児童生徒の忠類小中学校への通学などにつきましては、地理的・距離的な観点から、忠類側から対応することが効率的かつ効果的であると判断し、取り組んでまいりました。特に、子供たちの間では、通学などを通して連携が深まり、さまざまな場面で「幕別」「忠類」といった意識が薄まり、まさに一体感の醸成が一歩一歩着実に進んでいることを実感いたしているところであります。加えて、体育連盟忠類支部主催による公区対抗ミニバレー大会、忠類ソフトボール協会主催によるソフトボール大会などの各種団体の活動においても、「呼びかけによる住民主体の交流」が進んでいることは、まことに喜ばしいことであり、感謝いたしているところであります。地域の一体感の醸成には、地域の魅力や資源を活用した多様な交流の促進が求められるものであり、民生委員・児童委員協議会や農業委員会総会の忠類地域での開催、幕別産業まつり、忠類どんとこいむら祭り、ナウマン全道そり大会などのイベントへの相互の出店、今や忠類地域に限らず多くの地域から多数のシニアモデルが参加されている忠類シニアファッションショーなど、幕別、札内、忠類のそれぞれの地域の理解をより深めることができる事業により、地域特性の再発見や郷土意識の共有化を図り、「地域の一体感の醸成」に向け、より一層の努力をしてまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 11番 芳滝仁
再質問をさせていただきます。最初に、「慣行の取扱い」のところで、町花、町木、町鳥でありますか、7年を経ておってこのことがまだ定まっていないということにつきまして、以前から疑問を持っておったことでありまして、ある意味では町の象徴ということでありますから、なるべく早く多くの町民の声を聞きながら、これ項目のところにありますように、一体感の醸成のためということで、非常に大きな課題であり、また、そのことが町民の議論を多くすることによって一体感の醸成が図ることができる大きな課題だと考えておることでありまして、節目とおっしゃいましたけれども、どのようなところで、どのような形でされていかれるのか。花はどちらも芝桜なのですものね。それが、芝桜が街路とかにはあるのですけれども、どっちにもスキー場にもあったのですけれども、なくなってしまったようなこともありまして、そんなこともあるでしょうし、どのような時期にどのような形で取り組んでいかれるのか、まずお伺いしたいなと思います。
答弁 企画室長 伊藤博明(企画室長は2014年12月まで)
平成 18 年2月6日に合併を成就したわけですけれども、その後、直ちに今のこの「慣行の取扱い」について定めるのがいいのか、あるいは一緒になって、生活を一緒にし始めてから定めるのがいいのかという議論も内部でもさせていただいたところでありまして、これはやはり現に今、芳滝議員もおっしゃられましたように、芝桜というのが両町、幕別の場合はスズランも入っておりますけれども、忠類村も芝桜ということで、現状、明野ヶ丘公園にも芝桜がないというようなこともありました。何かこれはやはり一つの節目を機会に住民が一体となって話し合うほうがいいのではないかということから、現状においては、今、答弁させていただきましたように、一つの節目という時期ということで、合併後 10 年とかというようなことを考えているところであります。
再質問 11番 芳滝仁
町の発展につきまして、やっぱり一体感の醸成ということは大変重要なことであって、そのことなしに一体感の中で発展をしていくことはなかなか難しいのだろうと。大きな発展をしていく大きな原動力になるのだろうというふうな思いで、町長が日ごろ一体感の醸成ということをおっしゃっていらっしゃることは非常に同感でありまして、大切なことだなと思っております。質問につきましては、今、どのような状態であるのかということを確認しながら、今後、どのような方法でこのことを進めていったらいいのかというふうなことを議論を深めたいと。少しでもそういうことの思いで質問をさせていただいておることであります。合併 10 年後というふうな節目だということでありましたら、なるべく早いほうがいいと思うのでありますけれども、節目ということを捉まえて、それでありましたらそのような形で広く町民の意見を喚起するような形をとっていただきながら、一体感の醸成のために大きな課題でありますから、取り組んでいただきたいなと思うことであります。答弁にありました使用料・手数料のことで残っておるところがあるとありました。多少私のほうでも資料があるのでありますが、使用料・手数料でどんなところが残っておって、どういうことが問題になっておるのかということをお伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 菅野勇次(総務課長は2014年3月まで)
使用料・手数料の関係でございますけれども、どのようなことが課題になっているかということなのですけれども、施設ごとに使用料が異なるということで、使用料の積算根拠を詳細に調査する必要があるということがまず1点ございます。それと、各施設の減免規定、減免率等が異なるということで、それらを統一する場合については、使用している全ての団体と協議が必要になるというようなこともございます。例えば、体育施設の場合、学校の無料開放などとの整合性を図る必要性があるとか、そういった課題もあるところでありまして、それらをもろもろ全体の公共施設の使用料を統一した形で検討していかなければならないということで、行革の後期推進計画の中で、今後において引き続き検討していきたいというふうに思っております。
再質問 11番 芳滝仁
使用料のことにつきましては、前の質問のところでも申し上げておりましたので、それはそういうこととしての受けとめをさせていただきたいと思いますが、町民から聞いたところなのですが、ごみ処理手数料はどうなっておりますでしょうか。
答弁 地域振興課長 原田雅則(地域振興課長は2014年12月まで)
ごみ処理手数料につきましては、ごみ処理の袋の値段等のことだと思いますけれども、単価が、くりりんセンターのほうに加盟されている方と、それから南十勝複合事務組合のほうでやっている、それぞれの袋、1枚当たりの単価というのが積算がちょっと違っておりますので、そのことについては今のところは現状どおりという形でいっております。
再質問 11番 芳滝仁
調整の具体的内容のところで、「幕別町の例により、合併する年度の翌年度から5年度以内に統一をする。ただし、減免については、合併時に廃止する」というふうな、横に書かれてありまして、リットルの、これ値段が幕別地区が3円で、忠類地区は半分ですか、そのような値段の手数料になっていると思うのでありますが、結構値段が違いますものですから、その辺のところで町民のほうから袋の値段が違うのでないかというふうな、そういう話があったものでありますから、お伺いをしたところであります。現行のままでいかれるのでありましたら、きちっとそれは説明をしていただかんと、一応、統一をするという形になっておりますから、その辺のところの整合性、ちょっとお話ししていただきたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話のとおりなのですけれども、ご案内のように、忠類地区は南十勝複合事務組合、広尾、大樹、そして忠類でごみ処理をやって、広尾の焼却場で焼却していると。そういったものですから、例えば資源ごみの回収なんかという分別も実はないわけでありまして、どっちかというと運搬するのは、例えば自分側、ごみを焼却場まで持っていくと、その分は無料だと。いわゆる運搬料にお金がかかった。ちょっと今おっしゃられたように、リッター3円、そして 1.5 円というような話が、なかなか調整がとれない。もちろんうちだけではない、広尾、大樹があるものですから、それらとの調整で、うちのほうはできる限り一緒にしたいというようなことを何回か事務担当者の中でも話はさせていただいているのですけれども、そんな事情もあって、今も協議は続けておりますけれども、おっしゃられるとおり、早い機会に一本化できればというふうには思っております。
再質問 11番 芳滝仁
なかなか難しいことだと思いますけれども、各調整をしながら、できるだけ公平な負担というふうなことが原則でありますから、考えていただきたいなと思うことであります。あと、答弁にありました除排雪のサービスの事業につきましても、かなり、こちら社協がされておって、ここは町が委託している格好になっているのですが、内容が大分違ってきております。これはそう調整するのに難しくはないのではないかと思うのでありますが、どうでしょうか。
答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)
除排雪の仕方ですけれども、たまたま忠類地域の市街地の中、雪をためる場所があるという、そういったところがあるものですから、それに合った除雪の方法をとります。本町の側では、なかなか雪をためる場所がない。市街地域が多いものですから、そういったことができないということがあって、一見すると除雪方法に確かに違いはあるのですけれども、基本的な除雪出動ですとか、それから除雪に出る時間ですとか、除雪に対する経費の使い方は基本的には同じ、同額を採用しているというところであります。
再質問 11番 芳滝仁
私が申し上げていますのは、サービス事業のことであります。本町地区では、「歳末見舞金の対象者で、除雪が困難な単身世帯の高齢者」、また「80 歳以上の高齢者のみの世帯又は単身の身体障害者とし、低所得者(生活保護世帯を除く)であるもの」を対象に、住宅前の通路等の生活道路の除雪を行っていると。忠類地域では、「おおむね 65 歳以上のひとり暮らしの老人」、そして「おおむね 65 歳以上の老人を含む夫婦世帯でいずれか1人以上が身体又は精神的になんらかの援護を必要とする世帯」「その他社協会長(事業委託先)が必要と認めた世帯」、これは新町において調整するというふうな格好になっておるのでありますが、結構このことも、サービス事業につきましても、格差があるかと思うのですね。それ調整をされていらっしゃるのか。
答弁 地域振興課長 原田雅則(地域振興課長は2014年12月まで)
たしか2年ほど前でしたか、議会のほうでもこの問題が取り上げられたと思います。そのときに、今、芳滝議員がおっしゃったように格差があったということで、その経緯も説明いたしましたけれども、忠類地域については、実は公区のほうで協働のまちづくりの中でやるという風習が浸透していなかったということで、それと社会福祉協議会のほうでこちらの幕別地域ではやっている部分もあるのですけれども、その部分でもまだ浸透していないということと、そういう担い手がちょっと育っていなかったという部分があったものですから、たしか2年前のときには、公区長会議連絡協議会、そういったところで話題にして、そういった方向に、協働の町のほうに移行していくように努力していくというような形でたしか答弁したという記憶がございます。そのとき以降、公区長のほうにも連絡協議会など機会を通じて、そういった方向で協力していただけないかという話はさせていただいておりますが、社会福祉協議会の忠類支所のほうにも、そのような形で移行できないかということでお願いした経緯もございますけれども、今、まだ担い手等の問題もありまして、移行はできていない状況にあります。
再質問 11番 芳滝仁
できるだけ高齢者に対しての除雪サービスは枠を広げていただいたほうが、忠類のように広げていただいたほうがいいのでないかと。かえって幕別の形を忠類のような形にしていただいたほうが、ずっと高齢者は喜んでくださるのでないかというふうなことも思いながら、こっちにしろ、あっちにしろということではなくて、住民が、高齢者が特に喜んでいただけるような、なかなか一人で除排雪できない方々が大勢いらっしゃると思いますので、そういうことも含めながら、とらわれないで調整をしていただければなと思うことであります。私、議員になっておったのですけれども、温泉敬老入浴事業ということでありまして、幕別地区には老人福祉センターというのがあります。アルコ 236 では、忠類地区の無料入浴券給付をされています。これも大変いいことだと思うのでありますが、平成 21 年度から事業の趣旨を尊重し、新たな手法により実施すると。無料入浴券の枚数を段階的に調整しというふうな形でされております。なかなかこれはまた事業が違うものですから、別々なものですから、同じところに並べられないのですけれども、できるだけこの事業は続けていっていただいたほうがいいと思うのですが、どこかの整合性と申しますか、何かいうものを持つ必要があるのでないかと。もう一つ気になりますのは、私が向こうへ行きましたら、よくお風呂に入って帰るのです。そうなのですけれども、幕別から行った高齢者が向こうへ行って、同じ幕別町の高齢者ですから、向こうは回数券、限られているのですけれども入ることができると。こっちから遊びに行ったりいろんな用事で行って、向こうでお金を使って、そしてお風呂に入るときに、幕別地区の高齢者も何か特典と申しますか、そうすれば行くと思うのです。同じ町民だという一体感の醸成といいますか、高齢者、老人会の交流なんかも、そういうことで意思の疎通が図っていかれるのでないかと。そんなこともこのところではちょっと考えていく必要があるのでないのかというふうに考えるわけでありますが、どうでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
老人の無料入浴券は、当時、まだ緑館あるいは幕別温泉と言われたころから幕別側でもずっと続けてきて、大変好評であったというふうに思っております。ただ、忠類地区と比べますと、やっぱり幕別地区全体的には非常に老齢人口も多いというようなことがある。もう一つは、今、芳滝議員おっしゃられるように、うちはバスを使ってまでもしてお風呂に便宜を図っているというようなこともあって、これ言われれば確かに幕別地域の方にも券を差し上げれば、きっと忠類へ行ってアルコの経営にもそれなりの効果はあるのかなという思いも確かにありますけれども、これはそれなりのお金もかかるわけでありますので、確かにおっしゃることは十分承知しながらも、なかなか決断はできないもので今まで来ているわけでありますけれども、もうちょっと様子を見させていただきますというようなことしかご答弁できないので、お許しをいただきたいと思います。
再質問 11番 芳滝仁
広い考えの中で、できるだけ人的交流ができて、お互い気持ちの上で合流ができるような、そういう一つ一つの制度につきまして、そういうことを考えて当たっていく必要があるのでないかというふうに思うことでございます。あと、地域住民会議の設置のことにつきましては、町長がご答弁のように、非常に活躍をしてくださって、合併後、忠類地区が大きく変わっていった、そして活性化されていったということにつきまして、大変貢献をされていらっしゃるところであります。それは高く評価をさせていただきたいと思うことであります。忠類地域の住民会議なのですけれども、その条例は忠類地域、総合支所と本町に事務所を置くと。その地域によって住民会議を設置することができる形になっております。幕別地域にいわゆる住民会議的なものがまだないわけでありまして、条例では本庁舎と総合支所となっていますから、札内は対象外になっているわけなのです。ある意味ではそういう住民会議的なものが、その地域地域の、忠類の住民会議のように課題を掘り起こして、町と一体となって協働で地域を盛り上げていくというふうなことのところで、その地域の住民会議同士が会議を持って、お互いの課題だとかお互いのいろんな問題を会議していく、共有化していくということが、ある意味ではこういう一体感の醸成ということにつきましては大変いい手法なのではないかと。条例設置されていますから、変更はできないと思うのでありますが、思いとしてはそういう思いがあります。住民会議の中でも忠類地区の、これは活性化ですからそうなのですけれども、ある意味の全町的な思いのところでまた枠を広げて活発な活動をしていただき、議論をしていただければなと思うのでありますが、そういう私の発想は間違っておりますでしょうか、どうでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
今、芳滝議員さんが言われた条例は、あくまでも忠類地域住民会議条例ですから、幕別地区に住民会議を置くというふうなことにはなっていないというふうに思いますし、もともと合併の趣旨からいくと、忠類地域に、極端なことを言うといわゆる議会もなくなって、住民の声を反映する場が住民会議であってほしいなというようなことからできたわけですから、本町側にそういったものをつくって両方が協議するというようなことには、初めからなってはいないですね。ですから、私ども町長の諮問機関として忠類地域に住民会議を置いていただき、議論していただき、提言をしていただき、協働で地域づくりを進めていこうというのが趣旨でありますので、これからもそうしたことで努めていきたいというふうに思っております。
再質問 11番 芳滝仁
協議項目の「住民自治充実のための取扱い」というところで、調整の内容としまして、「地域住民の意向を行政に反映させ、住民と行政の協働を基調とするまちづくりを推進するため、条例で、新町の区域を分けた区域を単位として地域住民会議(仮称)を設置することができるものとし、本庁及び総合支所に地域住民会議の事務局を担当する部署を置くものとする」と。私、これを読んだものですから、だから地域を分けた地域を単位として地域住民会議を設置することができる、こうあったものですから、そういうことでお尋ね申し上げたことでありまして、そうでなかったらこれはだめだということで。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
今おっしゃられたやつは、合併協議の中でその話題が出て、それを最終的には、今申し上げましたように、忠類地区のみに住民会議を設置するというふうに変わっていった、その前段のあれだと思います。
再質問 11番 芳滝仁
地域住民会議の忠類の、これもある意味では広報だとかにも載せていただいて、そしてこっちの幕別の地域の人々とも同じ町民だということで、ただ、忠類地区の住民会議なのですけれども、全町的な一つの話題の中で取り扱っていただくと、それがやっぱり忠類地域の活性化につながっていくのだろうと思うことでありまして、そういう方向で検討願えればなと思うことであります。あと、忠類振興公社の件でありまして、これは大変深刻なことになっております。引き継ぐ前も結構、800 万円ぐらいでしたか、赤字があって、それでそのことがちょっと引き継ぎのところで議論がなされて、健全に経営をしていくという、そういう方向が出されたということで、引き続き指定管理になったという経緯があると私は認識しているところであります。それで、一生懸命やっていただいているのだなと思っていたのですけれども、大震災もあれば、内部的な事情もあれば、いろんなことで現況こういうふうな状況だったということを現実のこととしてやっぱり私たちは受けとめていかんとならんと思うわけであります。町が 60%以上でしたか、株を持っておることでありまして、やっぱり大きな責任と申しますか、あろうかと思います。この今後の、監査資料のところで事業計画を見せていただいても、内部的ないろんな事情だとか、そういうシステムの問題だとかということが書かれてありまして、例えば今後の大きなビジョンであるだとか、インターが開設されたことで住民会議がありましたね。そのインターが開設されて、それに対する対応だとか、いろんな外向きのそういう議論が内部でされているのかどうか。これは振興公社の中のことでありますから、余り中まで踏み込めないのでありますけれども、一応町として、やっぱり赤字を改善して、きちっとした運営をされるようにということで大きな責任があると思うのですね。だから、そういう中での方向性につきまして、やっぱり協議をしながら、真剣に話をしていく必要があるのでなかろうかなと思うのであります。もう一つは、報告にもありましたが、宣伝不足、営業不足ということが言われておりました。これは一番大事なことで、それがなしに営業できないのでありまして、私はここでも一体感の醸成というのが非常に大事なのだろうと思うのですね。例えば、幕別地区の老人会だとか公区だとかに一生懸命やっぱり宣伝をしていただいて、多少来ているのだそうでありますけれども、交流をしていく。特に、幕別町民が団体で使う場合は、多少の配慮をしながら使っていただくような形だとか、そうしましたらそれこそ人的交流があって、お金も行きますし、忠類のよさもわかっていただけるということがあります。そういうふうな全体的なビジョンのことをどのように聞いていらっしゃるのか、反省されていらっしゃるのかですね。もう一つは、コンサルが入られたと聞いています。コンサルとどのような話をされておったのだろうかと。入っておってなおこういうことであるのだったら、そのコンサルの意味はどうなのだろうかと。内部の問題なのですけれども、外から見たときに非常に疑問に思うわけであります。その辺のことを含めて、再度その項、お話をいただければなと思うことであります。
答弁 忠類総合支所長 姉﨑二三男(忠類総合支所長は2014年12月まで)
ただいまのご質問でございますけれども、平成 25 年度に当たっての今後のビジョン等でございます。高規格インターチェンジ、これ平成 26 年度に開通するというような話も聞いておりまして、忠類地域住民会議、それから忠類振興公社、兼ね合わせてインターチェンジ開設に向けての考え方も持ってございますし、まずご指摘ありました1番目の一番大きい問題点につきましては、忠類振興公社が町の中の営業努力が足りないのでないかというような、これは大前提の反省点でございまして、これにつきましては、取締役も含めまして、平成 25 年度に当たっては、町内の各営業の強化を図りたいというような考え方を持ちまして、みんなで対応していきたいなという考え方を持っているところでございます。ただ、一つだけ言えるのは、ここにも回答してございますけれども、平成 24 年度につきましては、たまたま調理員が3人いたのですけれども、それが平成 23 年の 10 月とそれから 24 年の3月に2人やめたということで、全員が入れかわったということで、ご存じだと思いますけれども、レストランの運営を若干落とさざるというか、対応できなくなったということで、喫茶方式のように変えたことがありまして、それに基づいて営業の若干収入が不足したというような内容でございますので、25 年度に当たっては、忠類振興公社一丸となって頑張っていきたいなというふうに考えているところでございます。
再質問 11番 芳滝仁
町長がおっしゃいましたように、観光の顔でありまして、幕別町の宝だということであります。私もちょくちょく忠類にお伺いしまして、そこで焼き肉をやったり、忠類地区の方々と交流を深めさせていただいて、いろんな話を聞かせていただいたりしております。まことに私は個人的でありますけれども大好きでありまして、心がほっとするのであります。幕別地区の住民も、まだ知らない方もいらっしゃると思うのですね。そういう意味で、今おっしゃったように、努力をしていただけたらなと思うのであります。あと、取締役が代表入れて6名でありますか。監査が2名ですか。そういう中身だと思うのであります。これは、当初のそれこそ立ち上げのときから出資をされてかかわっていらっしゃる方々だと思うのであります。これは忠類の地域の振興公社でありますから忠類の方々でいいと思うのでありますが、いわゆる全体の運営を考えるときに、やっぱり幕別だとか、札内だとかというところでの、そういう考えを持った人が、役員でなくても、何らかの形で運営を支えていくというふうな、サポートしていくというふうな、そういう基本がつくれないものなのだろうかと。例えば、ゴルフ場なんか見ていましたら、役員さん一生懸命連れていっていますよ。一生懸命お客さんを連れていって、その役員の役割を果たしていらっしゃるというようなことがあります。そういう意味で、幕別、札内のほうで、そういう忠類のアルコをそれこそ盛り上げようと。道の駅を盛り上げようというふうな、そういう一つのサポートみたいな、役員の中には入れんと思うのでありますが、そういうふうなことをすれば、結構みんなを連れていってくれるのでないかと思うのですね。そういう幅の広い、幕別町全体としての宝物なのだと町民が意識を持てるような形の取り組みを、何とか庁舎内で考えていただけるようなことがあればと思うのでありますが、どうでしょうか。
答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)
この忠類振興公社ができた経緯につきましては、もうご存じだと思いますけれども、忠類地域の方々が出資をされてということがありまして、その当時、当然、幕別町ではなくて忠類村という形で出資しておりました。今おっしゃるように、株主の方が役員になることになりますので、忠類地域以外にお住まいの方はなかなか株券を持っていらっしゃらないのかなというふうに思っております。ただ、いろんな意味で、営業努力は当然役員もしなければなりませんし、それからいろんな方からの助言、適切なアドバイスをいただくということも一つの営業の方針になりますので、芳滝議員のおっしゃったように、いろんな方のアドバイスをどうやって適切に受けるかも、これ検討させていただきたいというふうに思っております。
再質問 11番 芳滝仁
鋭意努力をしていただきたいなと思うことであります。私どもも一生懸命努力をしていきたいと思います。一体感の醸成、最後のところでありますが、徐々に町長がおっしゃったように、それは人的交流の中で、特に忠類の方々、頑張っていらっしゃいますよね。ファッションショーなんか有名になっていますから。大変、そり滑りも物すごい活気を呈しておりまして、非常に頑張ってくださっています。このように、人的交流で徐々に徐々に一体感醸成ができつつあろうと思います。やっぱり一番底にあるのはお互い、各地域同士が思いやりの心を持って、そういう思いで町民一人一人が幕別のことを思い、忠類のことを思い、札内のことを思い、いろんな形でそういう同じ町なのでありますから、その思いやりを持ちながら一緒の町をつくり上げていくというふうな、そういう思いになっていくというふうなことが一番一体感の醸成の上では、私は大切なことなのだろうと思うことであります。そういうことを大切に、ひとつ思いのところを大切にしていただきながら進めていただければと思うことであります。これで、終わらせていただきます。