みんなの議会

幕別町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月12日

維持管理状況及び除雪体制について

2012年12月12日、幕別町議会の一般質問で、寺林俊幸議員が「維持管理状況及び除雪体制について」質問し、町長 岡田和夫、土木課長 角田和彦、経済部長 飯田晴義、建設部長 佐藤和良が答弁しました。

質問者
寺林俊幸 議員
答弁者
町長 岡田和夫、土木課長 角田和彦、経済部長 飯田晴義、建設部長 佐藤和良

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 寺林俊幸

通告に従いまして、次のとおり質問いたします。本町における町道の整備、維持管理状況及び除雪体制についてであります。近年、異常気象による被害が全国で数多く確認されており、本町においても5月3日から4日にかけ記録的な大雤があり、町内各所において、道路の冠水、路面の侵食、のり面の崩落と被害を受けました。また、先月 11 月においては、平年比2倍の降水量を記録し、農作物の収穫作業に大きく影響を与えました。このような大量の降雤により、道路側溝などの土砂が堆積し、道路排水の農地への流入、また路面下への浸透により凍上の原因となり、道路の务化を招くのではないかというふうに考えます。これまで、異常とされてきた気象条件、これに関しても想定した上での道路整備が必要ではないかと考え、以下の点について伺います。1、各地域から町道の整備要望は多数あると思いますが、その要望に対して、どのように対処をしているのか。また、優先順位のつけ方についてもお伺いいたします。2、農地・水保全事業により、町道の維持管理、これを事業の一部として取り組まれておりますが、町と農地・水保全事業との連携についてお伺いいたします。3、冬期間課題となる除雪作業の機動力の確保と除雪開始の判断方法についてお伺いいたします。以上、よろしくお願いします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

寺林議員のご質問にお答えいたします。「本町における町道の整備、維持管理状況及び除雪体制について」であります。ご質問の1点目、「町道整備要望に対する対処、優先順位のつけ方について」であります。町道は平成 24 年度当初で 993 路線、延長にいたしますと 879 キロメートルに及び、改良率は 69.8%、舗装率 60%という整備状況にあります。道路は、快適な日常生活や経済活動に不可欠な施設として、その機能を保持できるよう整備・維持に努めているところでありますが、整備に当たっては、平成 21 年度に策定いたしました「幕別町道路整備計画書」を基本として、3カ年の実施計画に位置づけを行いながら取り組んでおります。整備が必要な路線の内訳といたしましては、砂利道の新設改良、雤水管や歩道などが未整備な路線の2次改築、また舗装済みではあるものの改良厚不足による凍上の影響を受けて、2次改築が必要となっている路線などであり、優先順位をつけるに際しましては、緊急度、投資効果、地域バランスなどを考慮しながら事業を実施いたしております。ご質問の2点目、「町と農地・水保全事業との連携について」であります。農地・水保全事業は、本年度から、第2期目の5カ年事業がスタートし、4月から庁舎内に協議会の事務所が置かれましたことから、町といたしましては、これまで以上に協議会との連携を図りつつ、本事業の円滑な推進にできる限りの支援・協力を行っているところであります。ご質問の「町道の維持管理との連携」につきましても、個々の事案ごとに道路管理者との役割分担や草刈りの日程調整などの連絡を密にし、事業が効果的かつ効率的に進められるよう努めているところでありますが、なお一層事業の円滑な推進に取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「除雪作業の機動力確保と除雪開始の判断基準について」であります。近年、公共土木工事などの落ち込みにより、除雪に必要な建設機械を保有する建設事業者等が減尐しており、除雪機械の確保に苦慮しているところであります。そのようなことから町といたしましては、平成 21 年度から 24 年度にかけて車道除雪機械を借り上げる際の基本料金の見直しを図るなどの対策を講じたところであります。本年の車道の除雪体制は、道路管理委託業務におきまして、貸与機械 14 台、借り上げ機械7台を使用して 387 キロメートルの除雪を行い、このほかに時間単価借り上げ機械 23 台で 274 キロメートルの除雪を実施することといたしております。次に、除雪開始の判断方法についてでありますが、新雪除雪では、新たな積雪がおおむね 10 センチメートル以上あり、その後も積雪が予想される場合などに除雪車の出動を検討いたしますが、道路管理委託業者による郊外道路パトロールのほか、インターネットによる降雪予報並びに北海道や帯広市の出動状況などを総合的に勘案し、出動の2時間前までに指示を出している状況であります。出動の指示に際しましては、積雪状況にもよりますが、除雪時間におよそ6時間から8時間を要しますことから、通勤・通学時間に極力支障を来さないように、加えて極力2回目の除雪が必要とならないタイミングを見計らうように心がけているところであります。以上で、寺林議員の御質問への答弁とさせていただきます。

質問 2番 寺林俊幸

冒頭に、質問内容にも述べましたとおり、近年、本当にゲリラ豪雤というような想像もつかないような豪雤がございます。そのような点からして、各住民の代表である公区長さんだとか、各地域の代表の方々から道路整備の要望等、数多くあるものと理解しております。その中にも切実な、危険な箇所等も多くあるというふうにも考えますが、現在の財政状況の中では、全ての道路の整備を一気に進めるというようなことは、大変難しい状況にあるのだろうというふうに考えます。その中から当然優先順位をつけ、公平、また効果的に整備をされているというようなことでございますけれども、その順位づけについて、各地域の皆さんにしっかりとご理解をいただいているのかというようなことをお伺いしたいと思いますけれども、まず今年度も災害等被害を受けたというようなこともありますけれども、その点についての整備状況と、またそれ以外の要望に対しての各地域への説明状況等をお伺いしたいと思います。

答弁 土木課長 角田和彦(土木課長は2013年3月まで)

まず、地域要望への応え方ということでございますけれども、24 年度でいきますと、道路の維持補修がメーンでございますけれども、整備も含ましておおよそ 20 公区から要望が上がっております。それに対しまして、各公区長さんに整備の方針ですとか、維持補修の方向性を文書でお答えするというような形をとらせていただいております。次に、災害関係についてでございますけれども、道路の部分でいきますと、ことしの5月の雤でございますけれども、約 2,300 万円ほどの被害が出ておりまして、その部分につきましては、その公区長さんにどうのこうのということではございませんけれども、一応の維持補修、復旧については終わらせていただいているところであります。以上です。

質問 2番 寺林俊幸

町長のご答弁にもありましたように、道路については生活と経済を守る大変必要なものであるということから、しっかりと整備をしていただきたいわけですけれども、冒頭にありましたように 993 の路線、また 879 キロ、大変長い町道であります。この把握と、またその計画を立てて整備を進められる中で大変なご苦労があるのだろうと思いますけれども、しっかりとしたその計画の中で効率的な整備に努めていただきたいというふうに思います。次に、二つ目の農地・水保全事業との町との連携についてでございますけれども、ご答弁のように、本年度から幕別町で 14 の活動組織が農地・水保全事業に取り組んでおります。その中で、道路の維持管理、また町道の草刈り等、整備に取り組んでいただいているところでありますけれども、町としてはその点について十分把握をしながら、重複のないように経済的な整備に向けて取り組んでいるということでありますけれども、今後についてはさらにしっかりとしたお互いの計画を見た中で、道路整備また草刈り等を行っていただきたいというふうに思いますけれども、その点について、今後の取り組みについてはいかがでしょうか。

答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)

ことし4月から協議会の事務局が役場の中に入りました。農地・水を担当する土地改良と同じ部屋で仕事をされているというようなことから、日常的に連携を持ちながら仕事をやっております。そういうことから、草刈りあるいはごみ拾いなどについても、町の予定と農地・水の組織の予定をすり合わせながらやっているところでありますけれども、引き続きそれの調整をしながら、農地・水の事業が円滑に進みますよう取り進めてまいりたいなというふうに思っております。

質問 2番 寺林俊幸

農地・水保全事業につきましては、農道の整備等、大変努力されながら整備に当たっておられる。これを無駄にするようなことではもったいないなというふうに思いまして質問させていただいたわけですけれども、取り組んでおられる皆さんについては大変ご苦労されていると。それが今後、無駄にならないような整備計画を立てていただきたいなというふうに思います。次、三つ目でございますけれども、冬の生活において課題となるのが除雪の問題であります。広報 12 月号に、快適な冬を過ごすための除雪にかかわる基本姿勢や住民の皆さんへの協力が掲載されておりましたが、除雪体制については、住民の理解、協力がなくては除雪作業が進まないということはご承知のとおりでありますけれども、その中で機動力の確保がなかなか難しい状況にあるという中で、今年度計画されております町道の除雪、大変な長い距離を除雪されるということでありますけれども、異常気象で大変な大雪が降るというようなことも想定されるかと思いますけれども、その中には生活の中で守らなければならない住民の生命、当然緊急自動車等の出動も想定されるわけで、それに対応する除雪体制も考えてはいただけないかというふうにも考えております。2度除雪に当たらない程度の除雪作業をするということでございますけれども、その緊急自動車等に対応するような作業についてはお考えではないのでしょうか、お聞きいたします。

答弁 土木課長 角田和彦(土木課長は2013年3月まで)

10 センチを超えまして、現実的に申し上げますと、測候所で言う 20 センチ程度、観測所で 20 センチ程度積もっているという状況であれば、道路の部分は、道路、車が通常走っておりますので、20 センチまでなくて、軽自動車でも走っているような状況に現状としてはなっているというふうに考えておりまして、ただそれを超えてしまいますと、車の走行自体にも支障を来しますので、そうなりますと幾らその後にまだ降雪が続くというふうに考えても、それはもう2度することはやむを得ないということで、1度目の除雪を出すというふうに考えております。実は、先日 12 月8日に2度目の雪が降りまして、このときは除雪の指示を5時半に準備し、でき次第出動しなさいということで全車に出動命令かけました。この時点では大体 13 センチぐらい、5時の時点で 13 センチ。ただ降りが強かったですから、5時半の時点では多分 20 センチぐらいになっていたと思うのですけれども、その時点での天気予報では、夜中の 12 時ぐらいまでは降り続くという予報でありまして、ちょうど警報も、幕別町も大雪警報が出たという、警報は6時ぐらいだったと思うのですけれども、そういう状況でござました。この部分については、もう明らかに2度目の除雪があるという判断の中で、1度目の除雪の出動命令をかけております。ただ、8日の雪につきましては、たまたま7時過ぎに雪がやみまして、あと 11 時ぐらいにちょっと強い降りが1時間ほどあったのですけれども、七、八センチの積雪で済んだということで2度目の除雪はしない状況で終わっております。以上です。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

状況を見ながら、除雪に関しましては適宜指示をしているというところでございますけれども、その道路の性格上、通勤ですとか、あるいは通学、それから集乳、それからもちろん緊急車両ということなのですが、緊急車両に関しましてはなかなかその状況が、突発的なことというふうに考えておりますので、除雪に関しましては、職員が詰めて除雪の苦情あるいは要望に受け答えをしておりますので、そういった中で適宜対応してまいりたいというふうに考えております。

質問 2番 寺林俊幸

突発的な出動という緊急車両の出動態勢ではありますけれども、やはり住民の生命、また財産を守る緊急車両の出動、しっかりとした道路除雪に当たっていただきたいなというふうに思いますけれども、幕別町においては南北 47 キロというような距離の中に町がありまして、当然、その北と南では気候条件が変わっていて、幕別の町のほうでは雪が降っていなくても、南の駒畠、忠類では相当早くから降雪があって、もう既に除雪しなければならないというような降雪量になっているということも当然考えられます。そのようなことの判断については、いろいろ苦心をされて情報を得られるということではありますけれども、やはり実際見ておりますと、なかなか除雪体制というか、除雪に入っていただけないというようなことで、いろんなことで出動要請をお願いするというようなことも聞きますけれども、そのような対応については各地域からの要望に応えることができるのかどうかについてお伺いしたいと思います。

答弁 土木課長 角田和彦(土木課長は2013年3月まで)

まず、忠類地域につきましては、忠類経済建設課のほうで除雪を担当しておりまして、土木課で担当している部分につきましては、ちょうど中里くらいの北側というような形で担当しております。大体、美川、駒畠方面というのは、帯広飛行場に観測所がありまして、そこの積雪量とほぼ一致するというような状況でありますので、インターネットではそちらのほうを見て判断をする。それから、郡部のパトロールということで、幕別の道路維持委託業者がパトロール車でパトロールをして、随時報告をいただきながら除雪の判断はいたしております。ただ、先ほど町長の答弁にもありましたように、除雪してから6時間ぐらいはどうしても必要なものですから、最初に入ったところはすぐあきますけれども、一番最後に入るところは、どうしても降雪が続いている場合については、だんだん積雪も多くなるということでご不便をおかけする場合はございますけれども、やむを得ないというようなことで考えでおります。

質問 2番 寺林俊幸

住民の要望になるべく応えた除雪体制という形で除雪に取り組んでいただきたいと思いますけれども。もう一つ、除雪に対して、市街地での除雪でござますけれども、やはり市街地の除雪の課題というか問題点というのは、どうしても時間内に終わらせなければならないということで、短期間の除雪ということで、やはり交差点等の除雪が余りきめ細やかにされないというようなことが住民の方々からお聞きするわけですけれども、また特に幹線道路、道道・国道との接続地点、この点についてもなかなか町での除雪、また道・国との時間差がありまして、なかなかうまくいかないということに、住民の方から大変な雪山がある中で通勤に行かなければならないというようなこともお聞きします。このような、まず現状としては大変ご努力されているということは理解するわけですけれども、もう尐し時間をかけて交差点等を除雪するというようなことについては可能なのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 土木課長 角田和彦(土木課長は2013年3月まで)

まず、幹線との接続点ということでありますけれども、国道は開発局が除雪を行い、道道は北海道が除雪を行っているわけなのですけれども、これは特に国道は早いタイミングで除雪が出るという状況であります。道道につきましては、大体町と同じようなタイミングで出ているのですけれども、その間、ルールといたしましては、後に入るほうが交差点にたまった雪を片づけるというルールで、開発、それから北海道と市町村がそういう形でやろうということでやっているものですから、特に開発は早く入ったときには、国道と道道の交差点ももちろんですけれども、国道と町道の交差点にでもかき分けられた雪がたまっているという状況は間違いなく出ております。その後の部分につきましては、町の幹線につきましては、2次除雪等も入って交差点の処理はできるのですけれども、団地内につきましては、1次除雪のときに交差点には積まないように処理してくださいということで除雪に心がけているところなのですけれども、どうしてもお住まいの方が雪を出して交差点に積まれている部分も多々ございまして、これひとえに町の1次除雪で交差点に積んでいるという部分ばかりではないというのも、ご理解いただきたいと思います。

質問 2番 寺林俊幸

接続交差点等についての除雪体制については理解いたしました。ただ、町なかの除雪について、やはり今までもいろんな質問の中でもありますように、高齢者世帯が多いという中で、特に交差点あたりに住まわれている方は、スコップを持って除雪に当たるというようなことは大変難しいのだというようなことをお聞きします。一つ二つの交差点ではありませんので、これに取り組む経費、労力については膨大なものになるだろうというふうに考えますけれども、やはり住民の生活を守る中で、先ほども言いましたけれども、もう尐しきめ細やかな除雪体制をとっていただきたいなというふうに考えます。今回、道路の維持と除雪に関してご質問させていただいたわけですけれども、やはりこの道路整備、除雪に関して、住民の皆さんの理解と協力がないとなかなか進められないものであるというふうに私は考えます。このようなことから、多くの要望を各地域からいただいているということもお聞きいたしました。限りある予算の中で、全ての道路の現状を把握されながら整備計画を立てて、それに基づいて整備をしていただいていると、このことについては敬意を払いますとともに、今後、その中身をやはり住民の方々にご理解をいただいて、効果的、効率的なその整備に努めていただくということが必要なのではないかなというふうに考えているわけで、今後もっと地域の代表の方々と密な連携をとって道路整備に当たっていただきたいと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 建設部長 佐藤和良(建設部長は2014年9月まで)

先日の大雪のときに、除雪が終わりまして、その前段、除雪中も職員が札内地区ですとか、あるいは本町のほう、パトロールを同時にしておりまして、その中で苦情というようなことがあったときにはすぐその現場に急行するというか、そこへ向かうと。そして苦情をいただいた方には直接お話を聞かせていただく、あるいは状況を見て、我々の除雪の仕方、とにかく早くあけなければいけないという使命感もあるものですから、時には一部、一時的に見通しが悪いというような状況も発生するかとは思います。そういったことについて、次の日も、当日は朝の3時半ぐらいまで職員残って対応しておったのですが、次の日も7時半ぐらいから出てきて苦情処理に当たったという状況であります。議員のおっしゃられることは十分我々も現場として理解しているつもりでございます。今後ともきめの細かい除雪を心がけてまいりたいというふうに考えております。

質問 2番 寺林俊幸

今までもご努力いただいて、町民の生活を守っていただいているということについても理解しておりますし、今後も住民の期待に応えるような道路整備、除雪に当たっていただきますことをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。

出典:幕別町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月12日 議事録 PDF(98ページ) 間違いを知らせる