幕別町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月12日
高等養護学校教育について
2012年12月12日、幕別町議会の一般質問で、野原惠子議員が「高等養護学校教育について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、民生部長 菅好弘が答弁しました。
- 質問者
- 野原惠子 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、民生部長 菅好弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 野原恵子
通告に従いまして、次の点について質問いたします。1、高等養護学校教育について。2007 年4月から特別支援教育が学校教育法に位置づけられ、全ての学校において障がいのある幼児・児童生徒の支援をさらに充実していくことになりました。特別支援教育とは、障がいのある幼児・児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、幼児・児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善、または克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものと文部科学省で定めています。近年、特別支援学級の在籍児童生徒が急増し、高等養護学校へ受験する生徒がふえ、高等学校における特別支援教育の推進とあわせて間口の確保が急務となっています。また、将来、自立できる生徒の育成が強く求められています。十勝では、中札内高等養護学校が 1983 年に設置され 30 年になりますが、在籍者の増加に伴い、幕別高校内に分校が設置されることになりました。今後、普通高校である幕別高校と分校のあり方、分校に対する町としての就労・居住施設などの支援が必要です。本来、道教育委員会の管轄ではありますが、福祉に関する町の将来を見据えた施策を持つべきであり、次の点について伺います。①分校卒業後の就職を確保するための手だてを。一つとして、現在、知的障がい者の公共・民間での就労実績を伺います。そして、今後の手だてについてです。②卒業後の日常生活、社会生活を支援するために、ケアホーム、グループホームの設置をです。③普通高校と寄宿舎を伴った養護学校として、それぞれ独立して設置していくよう道に求めていくことです。2、幕別町独自の奨学資金のあり方についてです。幕別町の優れた制度として、経済的理由で就学が困難な高等学校、国立高等専門学校に入学する生徒に奨学金が支給されています。町民の経済状況の悪化に伴い、申請者が年々増加していますが、申請しても受給できない状況になっています。支給対象に条件が伴うことは、制度としてあり得ることではありますが、平成 23 年度から成績で支給対象を線引きしています。学校により基準は異なり、成績だけで生徒を評価すべきではありません。教師からは、さまざまな困難を抱えている生徒にとって奨学資金は大切な経済支援であり、改善してほしいという要望も出されております。したがいまして、新年度の実施に向けて次の点について伺います。①成績を対象として線引きせず、従来の基準に戻して支給していくこと。②返済を伴う奨学資金を受けている生徒も対象にすること。以上です。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
野原議員のご質問にお答えいたします。ご質問が町と教育委員会にわたるものでありますから、私からはご質問の1点目と2点目につきまして、ご答弁させていただきます。初めに、「高等養護学校教育について」でありますが、本年6月5日に北海道教育委員会は、平成25 年度公立特別支援学校配置計画案において、職業学科を設置する知的障がい特別支援学校高等部への進学希望者が増加している状況に対応するため、中札内高等養護学校の分校を幕別高校の空き教室を活用して開校する予定であると発表したところであります。その後、同計画案に係る説明会を全道において延べ4回開催し、保護者や障がい者団体、小中学校関係者等の意見などを聴取した後、9月3日に開催されました北海道教育委員会において、平成 25年度公立特別支援学校配置計画として正式に決定されたところであります。同計画の中で、中札内高等養護学校幕別分校につきましては、2間口、16 人の定員とし、道内では初めてとなる産業総合学科を設置する計画となっているところであります。また、10 月 17 日には、本町におきまして、幕別分校に関する説明会が開催され、教育目標やカリキュラムの概要、校舎の改修内容等について示されたところであります。ご質問の1点目、「分校卒業後の就職の確保について」であります。初めに、「現在の知的障がい者の公共・民間での就労実績について」でありますが、厚生労働省北海道労働局の資料によりますと、道内全体で就労している障がい者数は、平成 24 年6月1日現在で9,705 人となっており、そのうち知的障がい者につきましては 2,109 人となっております。本町におきましては、教育委員会等の執行機関も含めまして、幕別町では3人の障がいのある人が就労しており、25 年度には1人を採用する予定であります。また、町内の小中学校においては、障がいのある教職員が就労しておりますが、知的障がい者はいないという状況であります。民間におきましては、平成 23 年度の幕別町事業者雇用実態調査の調査結果によりますと、回答いただきました 325 事業所のうち、24 事業所で 59 人の障がいのある人が就労していますが、同調査では障がいの種別については調査していないため、知的障がい者の就労実態については不明であります。また、幕別町自立支援協議会が、障がいのある人の雇用に関する課題の整理・分析を目的といたしまして、町内の 500 事業所を対象に障がい者の雇用の有無、障がい者の種別、従事している業務、雇用した感想などについて、平成 23 年度に障がいのある人の雇用に関する事業所アンケートを実施いたしました。その結果によりますと、回答をいただいた 203 事業所のうち、障がい者の雇用実績のある事業所が 39 事業所で、そのうち調査時点においても雇用している事業所が 25 事業所でありました。本調査においては、事業所の実態を調べることを主眼に置いているため、就労している障がい者の人数は不明でありますが、雇用実績のある 39 事業所のうち、知的障がい者の雇用実績がある事業所は、16 事業所という実態でありました。なお、中札内高等養護学校におきましては、平成 23 年度卒業生 42 人のうち、12 人が就職したとお聞きいたしております。次に、「今後の手だてについて」であります。新年度に中札内高等養護学校幕別分校に設置される産業総合学科につきましては、特定の職種を学ぶ従来の職業学科とは異なり、幅広い職種に対応した学習を行うことにより、就労の選択肢を広げようとするものであります。このため、近隣の企業と連携し、学校での作業学習と企業における実習を通年にわたり定期的に繰り返して実施し、就労のための能力の向上や職業の適合性の評価等により、職業を自立できる人材を育成するとともに、企業の求人とのマッチングを図る計画であるとお聞きいたしているところであります。そうしたことから、多数の卒業生の就労につなげるためには、実習の受け入れ等に対する企業の協力が不可欠であり、現在、同校では、幕別町内を初め、近隣市町村の企業に対しまして、連携・協力を働きかけているところであります。町といたしましても、同校と連携して、商工会を通じて同校への協力を依頼するなど、協力企業の掘り起こしに努めてまいりたいと考えているところであります。これまで、本町におきましては、障がい者が住みなれた地域において生活が営めるよう支援することを目的として、町と福祉団体関係者、障がい福祉事業者、教育関係者及び商工会等により組織する幕別町自立支援協議会を設置し、障がい者の職場体験事業の受け入れ企業の拡大を図り、職場体験事業の充実に努めて、常勤雇用につながるような取り組みを進めてまいりました。また、町内の「ひまわりの家」「笑心(えこ)」「幕別あすなろ会」など、障がい福祉サービス事業者が一般就労に向けた就労継続支援事業を実施しており、町では、これらの事業を側面から支援してきたところであります。障がいのある人が地域において、地域の一員としてともに生活できる社会を実現することは重要なことであると認識しており、そのためには就労による自立が必要であると考えられます。しかしながら、障がい者、とりわけ知的障がい者や精神障がい者の就労率はまだまだ低い実態にありますことから、町といたしましては、引き続き幕別町自立支援協議会や就労支援事業所等々連携して、中札内高等養護学校幕別分校の卒業生はもちろんのこと、知的障がい者だけではなく、障がいのある方の全ての方を対象といたしまして、就労機会の掘り起こしを図り、地域での自立の支援に努めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「ケアホーム・グループホームの設置について」であります。障がい者自立支援法では、施設に入所している障がい者の地域生活への移行を進めており、全国的には、障がい者が地域で自立した生活を送るための場として、食事や掃除等の生活支援が行われるグループホームや介護サービスが提供されるケアホームが整備されてきております。十勝館内におきましては、ケアホームが1施設、グループホームが 14 施設、グループホーム・ケアホーム一体型が 11 施設設置されているところでありますが、本町においては、現在のところ、まだ整備はされておりません。町では、「幕別町障がい者福祉計画・第3期幕別町障がい福祉計画」を策定するに当たって、平成23 年度にアンケート調査を実施いたしましたが、その中で「これからの生活・住居について」という設問に、回答者 300 人のうち 13 人が「グループホーム・ケアホームで暮らしたい」との回答がありました。一方、「自宅で家族と暮らしたい」と回答した人が 185 人、61.7%、「一人で暮らしたい」と回答した人は 33 人、11%でありましたが、これらの中にも将来的にグループホーム等で生活を希望する人もいるものと推察することができますことから、同計画では、「民間活力によりグループホームやケアホームなどの居場所の確保に努める」と施策の方向を定めたところであります。本年 10 月には、知的障がいや精神障がいのある人が安心して暮らせるように、障がい者用公営住宅や障がい者グループホームの整備の参考とするため、障がいのある方の住まいに関するアンケート調査を実施いたしました。アンケートでは、障がい者本人と家族に対しまして、現在の住居の状況、今後の暮らしについての考え方、求める住居のスタイルや場所などについて調査をしており、11 月に回収をして、現在、集計・分析中でありますが、グループホーム・ケアホームの整備を希望する回答が一定程度あるものと考えております。このような中、本年4月に設立されました「社会福祉法人ひまわり」におきましては、将来的にグループホームの運営も視野に入れているというふうにお聞きをしているところでもあり、グループホーム等の整備に向けて関係機関への働きかけに努めてまいりたいと考えております。以上で、野原議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
野原議員のご質問にお答えいたします。高等養護学校教育についてのご質問の3点目、「普通高校と寄宿舎を伴った養護学校として、それぞれ独立して設置していくよう道に求めていくことについて」であります。中学校の卒業生が年々減尐傾向にあるにもかかわらず、特別支援学級の在籍者数は増加傾向にあり、今後も高等養護学校への進学希望者がふえていくものと予想されますことから、これら進学希望者を受け入れる態勢の確保を図るため、幕別高校に中札内高等養護学校の分校の開設が決定したところであります。本年 10 月1日には、幕別高校内に開校準備事務室が設置され、専任の教員2名と事務職員1名が配置され、来年春の開校に向け着々と準備が進められているところであります。分校の開設については、北海道教育委員会が策定する「公立特別支援学校配置計画」において決定されますが、この計画策定に当たっては、間口増に対応する学校や分校などの設置場所や設置方法の検討に当たっては、高校や小中学校の空き校舎、空き教室などの既存施設を活用することが要件として考慮されたところであります。したがいまして、幕別高校の空き教室を利用することが分校開設地決定の要件でありましたことから、北海道へ要望についてはご理解をいただきたいと思います。また、寄宿舎につきましては、私どもと北海道教育委員会の特別支援教育課と施設整備についての協議の中で、寄宿舎までとはいかないものの、宿泊学習施設の整備を要請したところでありますが、道教委としては、分校については通学型の学校として整備することから、寄宿舎を設置する考えは持っていないとの説明を受けたところであります。北海道の厳しい財政状況もあることとは思いますが、今後も、宿泊学習施設など、機会をとらえた中で必要な要請を行ってまいりたいと考えているところであります。次に、「幕別町独自の奨学資金のあり方について」であります。本町の奨学資金制度につきましては、本町に在住しておられた篤志家の方から、奨学資金に役立ってほしいと 300 万円の寄附を受け、その運用益を奨学資金の財源に充当することによって奨学資金を給付する制度として昭和 45 年から実施しているものであります。支給額は、制度開始当初は月額 3,000 円でありましたが、昭和 55 年からは 5,000 円以内、平成 12年度からは 7,000 円以内とし、平成 21 年度からは月額 4,000 円を給付しているところであります。また、給付人数は、本年度当初では 57 人で、平成 15 年度との比較では 33 人、率にして 137.5%の増となっているところであります。ご質問の1点目、「成績を対象として線引きせず、従来の基準に戻して支給していくことについて」であります。奨学資金の受給資格につきましては、幕別町奨学資金条例の第2条において、「本町に住所を有する者の子弟であって、高等学校又は高等専門学校に入学する者及び在学中の者」「経済的な事情により入学及び在学が困難な者」「学業優秀、性行善良且つ身体健全である者」「他の機関からの奨学金の支給又は貸与のない者」の四つの要件を定めておりまして、選考については、民生員等で構成しております奨学資金選考委員会に諮り、審査の上、支給対象者を決定しているところであります。受給資格のうち、経済的な事情については、従来から、原則として生活保護基準の 1.5 倍未満を対象とすることで運用しておりますが、学業優秀につきましては、これまで特段の審査を行っておりませでした。学生の本分である学業への専心は本人の学びへの真摯な姿勢と経済的な基盤を前提に成り立つものとの考えから、平成 23 年度の奨学資金選考委員会において、条例の本旨に基づき、学業優秀についての基準を設けることについてご協議をいただき、了承を得ましたことから、昨年度から成績をも考慮することとなったものであります。本年度は、申請者 79 人に対しまして、支給対象決定は 57 人で、対象とならなかった 22 人のうち、成績で対象外となった方は 12 名おりましたが、ただいま申し上げましたように、条例の本旨に基づきながら、限られた財源の中で多くの方々の理解を得られる形で本制度を運用してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。ご質問の2点目、「返済を伴う奨学金を受けている生徒も対象にすることについて」であります。経済的な理由によって修学が困難な高等学校等の生徒の支援につきましては、北海道が実施している奨学金貸与事業を初め、交通育英会や公益団体の奨学金、各学校独自の奨学金が整備されているところであります。本町の奨学資金制度において、これら他の奨学金等の支給・貸与を受けている場合も対象といたしますと 140 人から 150 人程度の方が対象となり、現在の給付水準でも年間で 700 万円余りの財源が必要となりますことから、町の厳しい財政状況を考えてみましても難しいものと考えております。平成 22 年から、国においては高校授業料の無償化が始まり、さらには新たな給付金制度の創設が計画されるなど、高等学校をめぐる環境に大きな動きがあったところでありますが、今後も国の施策のあり方などを捉える中で、町の奨学資金制度全体のあり方を検討していくべきものと考えております。以上で、野原議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。
質問 16番 野原恵子
今の質問の答弁をいただきまして、障がい者、知的障がい者の実態調査、その答えの中では、障がいのある人の雇用に関する事業者アンケートを実施したということで、その内容の報告をお聞きいたしましたが、大枠での実態調査でありまして、今置かれている障がいのある方の実態をしっかりと把握して、これから福祉分野に生かしていくということでは、もうちょっと細かく実態を調べる必要があるのではないかと私は思います。そういう中では、やはり知的、精神、身体、この三つの、3分野の精神障がいのある方の実態調査、雇用の実態も含めて調査を行う必要があると思いますので、今後の手だての中に対策を生かしていくためにも、今回、中札内に高等養護学校ができる、そういうことも含まして知的障がいのある方の実態、それから雇用の実態をしっかりと把握していく、そういう調査が一つ必要ではないかと思います。また、雇用の問題では、今回、中札内の高等養護学校幕別分校に産業総合学科、これは新しく設けるということですが、2、3年生は構成の中で、地域的な産業構造を加味し、地域のニーズや要求に合った形で学習に取り組んでいく、こういうことが新しくつくられるということですね。そういうことであれば、なおさらその対策ということがこれから求められると思います。また、十勝の障がいのある方の雇用の実績ということでは、食品分野での雇用実績が多くある、それから十勝の北部では林業、こういうところでは世代交代の時期に来ていて、企業では新規の採用がある、こういうことも調査の中で明らかになっております。また、清掃分野では、もう帯広やなんかで、そういう分野の雇用実績もあると思うのですが、新しい分野では介護分野、こういうところでも新しく雇用が開くことができるのではないか、こういう報告もありますので、こういう部分でしっかりと事業者と連携をとって調査・研究ということが必要ではないと思うのです。雇用の問題も本当に、健常者であっても今は雇用が大変なときに、障がいのある方の雇用を進めていくということも困難があると聞いております。けれども、障がいのある方の特性として、本当に真面目であって、職場を明るくする、そういう報告も聞いております。それともう一つ、経営者の障がい者に対する理解がまだ進んでいない一面もあるのではないかということで、これはもう研修も含めて、これから進めていかなければならない部分でもあると思います。実際に、私の知っているある食品関係、食産業のところで、雇用をしてほしいという高等学校の先生から要望があって、雇用するのにちゅうちょしたと。だけれども、実際に採用してみると、本当に真面目でこつこつと仕事をすると。例として、ある日、大雪が降ったときに、これできょうはお店開けられるかなと思ったら、その障がいのある方が一番のバスで来て、雪をかき分けて職場に立っていたと。それを見たら本当に感動して、雇用してよかったということも聞いているのですね。ですから、しっかりと障がいのある方の特性をつかんだ雇用を拡大していく、こういうことがこれからますます必要だと思います。その点で、実態調査と、これから経営者とどのような連携をとっていくのか、その点について伺いたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほども申し上げましたように、障がい者の雇用実態調査となりますと、部門別、障がい種別ということはなかなか今まではやっていないものですから、総体的に障がい者の雇用実態ということがあるわけですけれども、今、おっしゃられたように、これからの社会の中では、障がい者をもう一般的に雇用していくというのは当たり前の時代になっていかなければならないということで、国なんかも盛んに障がい者を雇用することによって報奨金ですとか、奨励金ですとか、あるいはそれぞれ何人以上の企業には何人以上の障がい者を使わなければならないですとか、いろんな法的なものも示されてきておりますし、私どもは、今、先ほども申しましたけれども、うちは早くから、ひまわりの家もありますことからかもしれませんけれども、障がい者の方が役場ですとか町内の企業に実際来ていただいて実習をして、それがそのまま雇用につながったという実績も実はあるわけですので、私どもとしてはそういう意味では、他町村にも決して引けをとらないのかな、逆に進んでいるのかなというふうに思っていますし、お話ありました実態調査のあり方、どういう形でやることがいいのか、特に精神的な方に対する調査というのはなかなか難しい面もあるのかと思いますし。そして、やっぱり最後はこれ企業者側といいますか、使用者側がまず使っていただけるという、そういう意識を持っていただくことが大切なことなのだろうというふうに思います。学校も来るわけですから、そうした学校側とも十分協力あるいはお話をしながら、これから対応していくことが大事だろうというふうに思います。
質問 16番 野原恵子
今後の課題として本当に大事な部分だと思うのですけれども、国としては、雇用者促進法がありまして、一定の基準を設けないとペナルティーが課せられますよね。これはお金を払えばいいということなのですけれども。やはり雇用するということが大事であって、ペナルティーでそれで終わりとならないような、そういう対策をきちっととっていくことが大事だと思います。また、芽室町では、障がい者自立支援ということに向けまして、その就労支援の立場でA型事業所の誘致に力を入れてずっとこう、すぐはそういうものは誘致はできないわけですから、計画も持って誘致をする、そういう立場で企業と接触をしていく、そういう姿勢も、企業誘致も含めて、障がいのある方が働く場を確保するための企業誘致ということも、今後、対策が必要だと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)
今のお話ありました就労A型ですね。今、うちの町内には就労B型が四つあります。四つになりました。就労A型ができることが望ましいということでありますので、B型がA型にかわる部分だとか、そんなことも模索しながら、企業側のほうとも相談をしてまいりたいというふうに思います。
質問 16番 野原恵子
そういう努力というか、サポートが、その障がい年金も受けながら賃金も保障する、そういうことで社会で自立して障がい者が生きていかれる、そういうことにつながっていきますので、やはり将来を見据えたまちづくりの中で、こういうことも視野に入れて考えていくことが必要だと思いますので、今後さらに努力をしていっていただきたいと思います。次に、ケアホーム・グループホーム、この点なのですけれども、今、答弁の中では、幕別町にはまだそういう施設はない、それはもう私も承知しているところでありますけれども、これから幕別に中札内の高等養護学校もできまして、それで幕別の分校は通所型なのですけれども、これは自分が通所できるからとして希望してきますよね。軽症か、重症かということは、その線引きもはっきりしていませんというふうにちょっと私は押さえているのですけれども、やはりそういう意味では、いつまでも通所できるかどうか、通学できるかどうか、そういう不安も残っております。そして、卒業した場合、幕別町で働くとか、また近いところに通所、通勤するという場合でも、いつまでも親元から通える、そういう保証はないというふうに思うのです。調査の中では、11%の方が一人で暮らしたい、こういう回答があったということで、それとあと家族で暮らしたいということが61.7%だということだったのですけれども、本人が家族と暮らしたいというふうに思っても、今、一緒に暮らしている家族が高齢になったりですとか、病気になったりだとか、何らかの理由で一緒に暮らせない状況も生まれてくると思います。そういうときには、やはりケアホームとかグループホームがとても必要になってくると思うのですね。ですから、そういう点では、将来を見据えた対策が必要だというふうに私は思っております。それと、今、障がいのある方で、家族と一緒に暮らせるのが一番なのですけれども、家族の状況によっては自立できないような家庭状況もあると聞いております。そういう場合には、やはり専門の職員が常駐しております、そういう居住施設で自立に向けた生活、そういうことも必要だというふうに思いますので、このケアホーム、またグループホーム、こういうこともきちっと視野に入れていくことが必要だと思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
今のお話ありましたように、私の町では今のところ、そういった施設はありませんけれども、管内的には、先ほども申し上げましたように、介護サービスが提供されるケアホームもありますし、グループホームもあるということですので、うちの障がい者の福祉計画の中でも、民間活力を活用して、民間活力によってそうした施設の整備を図っていくということでありますので、そんなに遠くならない中にそういったことも出てくるのだろうというふうに思ってもおりますけれども、これも今言ったように一つのきっかけに、中札内養護学校の分校ができることがきっかけになるということもあり得るのかなと思いますけれども、当然、計画に沿った中で、こうした施設の整備といったことも将来に向けて考えていかなければならないものだろうというふうに思っております。
質問 16番 野原恵子
ケアホーム・グループホーム、障がいのある方からは、特に障がいのある方よりも家族の方から、自分が年老いて一緒に住めなくなったときに子供たちはどうするのだろう、そういう不安が従来から聞こえてきておりますので、すぐできるというふうになかなかならないにしても、計画をしっかり立てることが実現に向けての一番近道だと思いますので、そういう計画をきちっと持つということ、そのことが大事だと思いますので、かかわる人たちときちっと対応して、計画を促進させていっていただきたいと思います。次、普通高校と、それから寄宿舎を伴った養護学校、この点についてお伺いをいたします。今、来年度から、中札内の高等養護学校の分校ができます。そういう中で、やはり普通高校と、それから養護学校と一緒にスタートしていくわけなのですが、いろいろ意見もある中で、やはりその設置が決まった以上は、二つの学校がしっかりとこの幕別の中で独立して高等学校として地域になじんでいく、そして受け入れられていく、そういう体制が必要だと思います。特別支援教育の向かう方向といたしまして、今、その国の考えといたしまして、障がい者基本計画、こういうところから始まっております。そういう中では、法の整備が大事だというふうに思いまして、そういう中でいろいろ課題はあるのですけれども、障がい者制度改革の推進のための基本的な方向、これは平成 22 年6月 29 日閣議決定されておりますけれども、地域生活の実現ですとか、それからインクルーシブ、これちょっと新しい言葉なので調べてみました。これは、障がいのあるなしにかかわらず、学びたいと思う方は誰も排除されることなく、ともに学び合う、それが掲げられておりますけれども、まさにここのところをしっかりとこの地域で根づかせていくということが大事だと思います。そういう点では、幕別の高校と、それから高等養護学校、この二つが一緒に学び合いながら、お互いに助け合いながらやっていく、このことが大事だと思います。それで、今、普通高校はあって、空き教室ということなのですけれども、ここが前提となっているということをお答えいただいているわけですけれども、将来のこの町の障がいのある方に対する考え方をしっかり持つことによって、まちづくりの中に生かしていくということが大事ではないかと思います。中札内の高等養護学校は、できてから 30 年になるということはもう皆さんご存じだと思うのですけれども、その中で、当時の村長さんは、福祉の村づくり、そういうことを実現させたいということで、1986 年には授産施設「のぞみ園」を開設し、それから 1997 年には更生施設「みのり園」を開設され、そして福祉のまちづくりとして進めてこられた。これがやはり地域とのつながりが深まって、学校があることによって村民の障がい者理解の意識が広がった、こういうふうに 30 年かけてつくり上げてきているということで、幕別に高等養護学校ができたという、そういうことを契機にして、福祉をまちづくりの中にしっかりと組み込んでいく、そういう視点が大事だと思います。そのためにも、やはり普通高校と寄宿舎を伴った養護学校、こういう視点を町の中に位置づけて、これは設置は道教委なのですけれども、まちづくりの視点は町で進めていくということだと思うので、まず道教委にその寄宿舎を伴った高等養護学校の設置を求めていくことが大事だと思うのです。ということは、今は間口、2間口ですけれども、さきの答弁で、障がい児が年々ふえてきている、そういう状況もあります。知的障がい、言語障がい、自閉症、情緒障がい、こういう子供たちが小学校では 65 人、中学校では、今 21 人いるということです。10 年前より 30%ふえているということでは、これからもそういう高等養護学校に通う生徒がふえてくる可能性はもう数字から明らかです。ですから、将来を見据えた対策を考えていくことが必要だと思うのですが、その点についてお伺いをいたします。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
まず、インクルーシブ教育にかかわってであります。道教委の返答は、インクルーシブも、直接、言葉としては、いわゆるノーマライゼーションの考え方を優先する、いわゆる共同学習等を通しての理念を確立するということを道教委では申し上げています。国においては、インクルーシブと言っておりますが、基本的には相当の金額がかかるというようなことから、非常にブレーキがかかっているという状況でありますが、ご案内のとおり、養護学校等希望者がどんどんふえてきておりますので、財政上の問題はありましょうけれども、方向的には間違いないだろうと、ふえていくだろうと。寄宿舎を伴う、いわゆる本校以外は寄宿舎はありません。私どもが要請しましたのは、7種目 27 項目にわたって要請をいたしました。唯一話が食い違ったのは、そこのところであります。私どもが要請したのは、本校でなければ寄宿舎はあり得ませんので、いわゆる社会に出てもすぐ生活できる、自立できる、そういった訓練、生活訓練の場が必要であると。それがためには民間の力もさることながら、町としてもまちづくりの中で議論していく余地ありますよと申し上げました。しかしながら、寄宿舎は建てられないという回答でしたので、唯一この問題だけが未解決問題として継続されております。いずれにいたしましても、将来の幕別のまちづくり、中札内に倣うところも大きいものと思います。そういう観点からは、まちづくりの中で、長期的な視点に立って議論が必要ではないかなというふうにも思っております。
質問 16番 野原恵子
まちづくりの視点からも大事だという認識は同じです。また、その寄宿舎の問題なのですけれども、やはり子供たちにとっては家庭から通うのが一番だとは思うのですが、家庭のいろいろな事情によりまして、寄宿舎に入って自立できる、生活の自立、そういうことを進めていくためにはやはり寄宿舎も本当に大事だという、現場の先生たちからの声も聞いているところです。本校でなければ寄宿舎は設置できない、これは道教委の考えだということなのですけれども、やはり将来的には子供の数がふえていく、そういう状況の中では、やはり本校に移行していく可能性もあるのではないか、子供の数がふえていく、こういう中ではね。現時点ではありませんけれども、そういう将来を見据えた、そういうことも考えていかなければならないのではないかというふうに私は思うところです。そして、今、寄宿舎の前の段階といたしまして、宿泊のできる施設ですか、そういうことを要請したというお答えをいただきまして、そこだけが道教委と意見の分かれるところだということだったのですが、やはりそこのところももっと子供たちが自立して生活をして、そして社会に適応していける、そこでしっかりと生きていく、そういうためにはやはり宿泊、そういうところには専門の職員が配置されるわけですから、そういうところできちっと自立していく、そういう対策が必要ではないかと思いますので、その点は、将来的には寄宿舎なのですけれども、前段階としてそういうことも道教委とこれからも話し合っていく必要があるのではないかと思いますが、もう一点、そこのところをもう一度お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
確かに家庭事情等がございます。そこで、平成 25 年度スタートいたしますが、2間口を用意しております。2間口がどのような結果になるのか、あるいは普通高校においての状況がどうなるのか。これらを受けて、改めて要請すべきところは要請しなければならないのではないかと。父兄の方で、保護者の方では、実際やっぱり寄宿舎が欲しいのですと、身近なところに学校欲しいのもさることながら、なかなか自分の子供さんを通学させるについて自信がないというような声もあります。その結果が、恐らく 25 年の状況にあらわれるのではないかというふうにも思っておりますので、そういったデータも参考にしながら、本来、父兄が求めているもの、それから子供たちの自立のために必要なもの、これについては、来年の状況も含めて見ていきたいなというふうに思います。将来的に、いわゆる本校といいましょうか、分校ではなくて。これ分教室から始まりましたので、分校に至ったについては、これは道教委のいろんな方々のご配慮であります、分校は。そういう中ではありますが、私どもの将来計画の中では、本校化も将来あり得るのではないか。これは提案はいたしましたが、当分の間は幕別高校が、あるいは分校がどうなるのか。やっぱり北海道初めての試みとして成功させなければならないという意欲があります。その後において、本校化に移行などなど考えてはいかがでしょうかというようなことを言われました。なるほどなと。やっぱりある程度の時間、経過を見ながら、道教委とも今後とも協議をしていかなければならない、そんなふうに思っております。なお、専門職につきましては、本校の寄宿舎設置でなければ、先ほどの配置基準でありませんが、つくことはありません。つきません。いわゆる、その生活訓練施設、あるいは多機能施設を道教委が、あるいは町がつくったとしても、専任の教員はつきません。ですが、これも初めての分校であるがゆえに、配置された職員を活用するということだって認めてもいいのではないかというところまでの詰めはしております。ただ、あと3年あるいは5年、状況を見なければ何とも言えないという状況は、道教委も、私どもにとっても同じ状況だというふうに思います。
質問 16番 野原恵子
宿泊学習施設には専門の職員はつかないというふうになりますと、これ宿泊する場合には、これ宿泊学習とかそういうことになりますよね。そうすると、子供たちだけでこの宿泊施設に宿泊するということなのですか。問題が起きるのではないかと思うのですが、その点はいかがでしょう。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
そこがこれからの問題であります。問題であります。私どもとしては、いわゆる町長部局とも連携を図りながら、ボランティアの活動などを結集するなどして協力していきたい。そのときには、配置人数の中でしかるべき先生を出してもらわなければ、これ責任とれません。ボランティだけでは責任とれませんので、ボランティア関係の協力方については検討の余地があるということは申し上げております。
質問 16番 野原恵子
やはり一つ一つの施策を子供たちの立場に立って進めていく、その視点が大事だと思いますが、それはもう教育長も同じ認識だと思いますので、その点は道教委との連携もしっかりとっていただく、そして将来的には寄宿舎も、本校ということになるのでしょうけれども、寄宿舎も伴った、そういう高等養護学校にしていくことが子供たちにとっては一番安心して学べ、そして地域に出ていかれる、そういう道筋になると思うのですね。ですから、長い目で見た視点も大事だと思いますので、今後、そういう話し合いもやっぱり進めていくことが必要ではないかと思いますので、もう一度。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
まさに長い視点での検証が必要であります。今の段階では、先ほど申し上げたとおり、実績、実態がまだ明らかになっておりません。それと、幕別高校との絡みもありますので、これ慎重に将来の検討事項として、宿題として残っていくのではないかなというふうに思います。
質問 16番 野原恵子
次に、奨学資金の問題について質問をさせていただきます。決算のときにも質問をさせていただいたわけですが、やはり今、本当に町民の経済状況なども考えますと、奨学資金制度、これはなくすと言っているわけではありませんので、改善点をということで質問をしているわけです。それで、今、一番の問題点は、成績でやはり線を引く、そこのところが一番の問題点だというふうに思います。答弁の中では、12 人が対象から外されております。やはりここは確かに制度がスタートしたときには、学業優秀、これについて基準を設けること、このようにも書いて定められていたということですが、この間、このところは対象の基準としてはされていなかったと思います。平成 23 年度からこれが入ってきたわけですが、そういう点で問題点があるのではないかと思います。やはり成績というのは、学校によって基準が違います。ですから、必ずしもそういうもので対象にすべきではない、このように思っております。それで、この学業優秀というのは、成績だけでなくて、身体能力ですとか、さまざまな分野、総合的に考えていかなければならない部分であって、成績で線引きすべきではないということと、また高校に入ってから学力が身についていく、伸びていく、こういう生徒もいるわけです。ですから、そういうところでは生徒の可能性を伸ばしていく、そして伸びていく、そういう過程で成績だけで線引きしていいのか、そこが大きな問題点だと思います。そのところをやはり外していくべきだと私は思います。高校生に、差別なく高校でしっかりと学べる環境をつくっていく一つの手段でもあると思いますので、成績で線引きすることはやはりやめてほしい、そのように思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
決算委員会のときにもお答えしたように、思いはわかります。思いはわかります。それで、私どもはいろいろ検討させていただきました。以前にも、検討するようにというような指示がありましたので、検討いたしました。学業成績につきましては、むしろ撤廃をして、意欲のある者とすべきではないか。ただ、意欲のあるということになりますと、過去にもやったことがあるのですが、小論文、作文を書かせて評価したということもあるのです。だけれども、それはその場で試験のようにやるわけではありませんので、等々ありまして、今、学業成績については、今までやっていなかったということであります。ただ、我々は、条例の概念、それから昭和 45 年に寄附者の意向、そういうものを大事にすべきであるという観点から一定の線引きをさせていただいた。学業については、線引きがないのではないかと、いわゆる学校によって違うのではないか、これまさに意欲にしようとした原点でありますが、私どもは相対評価だったです。5が何%、7%とか、4が 24%、そういう時代でした。ですが、今は、もう10 年ほど前から、これ絶対評価、いわゆるという言葉がついていますが、絶対評価という中で、それぞれの目標、それぞれの子供さんに合った目標にどれだけ応えているのか、そういう観点で5段階評価をいたしております。したがって、私どもが言うところの意欲のある者という観点にほぼ近いと、その評価そのものが活用でき得るというようなことで踏み切った次第であります。よろしくお願いします。
質問 16番 野原恵子
絶対評価だということも承知の上なのですが、やはり高校生ですから、家庭が本当に困難な場合に、アルバイトしながら学校へ行っている生徒もいるのです。何とか高校だけは卒業したい。やはり今、学歴社会ですから、学校を途中でやめるとか、そういうような状況ではなかなか将来の生活の一つの手段としてやはり高校は卒業したい、こういう子供たちも多いわけです。そういう中で、アルバイトしながら、家庭を支えながら、なかなか困難は口に出して言えないけれども頑張っている、そして経済状況が大変だと、そういう子供たち、確かに成績はやはり基準よりも低いかもしれないけれども、そういう子供たちを救っていくということも、やはり大事ではないかと思うのです。そういう意味でも、やはり成績で線引きするということは、子供たちを差別していく、そういうことにもつながると思います。私は、この学力で線引きする、そこはやめてほしいというふうに思います。そして、答弁の中で、財源的にも、やはり財源が必要だと、このようにお答えになっております。先ほどの質問の中でも、ふるさと寄附、それをこれからの子供たちにも活用していきたい、これは町長のお答えですが、そういうような財源も活用しながら、今までどおりにしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
ふるさと納税の関係で町長がおっしゃっていました基金の活用、例えば図書費には 3,600 万円ほどありますし、奨学資金については 1,400 万円から、合わせますと 5,000 万円、5,000万円程度の基金がありますが、ご存じのとおり、基金は一本化されております。ただ、経理上分かれていますから数字は出るのですが。仮に 5,000 万円の財源で果実運用ということになりましても、今、0.3%ぐらいでしょうか、普通預金が。ですから、三亓、十亓、15 万円の財源にしかなりません。ですから、それを支消していくということであれば、まだ使い勝手はいいかもしれませんが、そうもなりませんし、果実運用といいましても、いわゆる今 1,000 万円を超える分について、元本保証をするために何とか制度、預金保険制度に全額を委ねておりますので、一部だけ取り除いて 1,000 万円以上保証するというような制度にはのっていけないことになっていますので、現実的にはその基金運用もできないという仕組みになっています。ですから、ただ、いろいろ智恵を出して何とかならないだろうかというのについては、本当にそのとおりだと思います。財源問題ではなくて、今は学業成績にかかわっての一定の基準を設けることについては、町民の理解を得られるものというふうに考えているところであります。