みんなの議会

幕別町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日

フードバレーとかちの構想へのかかわりと町の姿勢について

2012年12月11日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「フードバレーとかちの構想へのかかわりと町の姿勢について」質問し、町長 岡田和夫、経済部長 飯田晴義が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫、経済部長 飯田晴義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 芳滝仁

通告に基づきまして、質問をさせていただきます。地場産業の振興と企業誘致、雇用の創出、促進について、お伺いをいたします。第5期幕別町総合計画策定時における町民アンケートで、重点的に臨む施策の中で高い数字を示していた施策に、「働く場の確保」がありました。地場産業の振興は当然のことながら、企業誘致に力を入れ、雇用を促進していくことは、周知のとおり、町の発展のための最大の課題であります。総合計画策定より5年が終了しようとしていますが、以下、お伺いをいたします。1、地場産業の振興と企業誘致について、近年の取り組み状況と成果について。2、産業振興、企業誘致には補助制度だけでなく、積極的な情報収集や異業種間の交流、情報交換を推進することが大切であります。商工会や JA の青年部の立ち上がりがありますが、町としての取り組みをお伺いいたします。3、フードバレーとかちの構想へのかかわりと町の姿勢についてお伺いいたします。4、産業振興、企業誘致については、産学官の連携を積極的に推進し、ビジョンを持って取り組む必要があると思いますが、その取り組みについて、お伺いいたします。5、農業関連分野への就業機会の拡大も図ることができるアグリビジネスの創出推進の取り組みについて、お伺いいたします。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。「地場産業の振興と企業誘致、雇用の創出、促進について」であります。国内の経済情勢は、従来から抱えていた財政危機や長引くデフレ等の内なる構造的課題に加え、震災・原発事故、円高、欧州危機等、外的要因が重なり、依然として厳しい状況が続いており、商工業を経営される方や雇用される方それぞれに大変なご苦労があるものと推察いたしております。ご質問にありますように、企業誘致の推進や既存企業の活性化などにより、魅力ある雇用の場を創出することは、町が発展する上で重要な要素となるものであると認識いたしております。ご質問の1点目、「地場産業の振興と企業誘致の近年の取り組み状況と成果について」であります。企業の投資意欲が減退している中、いかにして進出情報を得るかが極めて難しい状況にありますが、本町といたしましては、企業の経営内容を含めた企業情報を把握している金融機関へのアプローチが最も効率的であると認識いたしておりますことから、継続的に金融機関との情報交換を行うとともに、農協や道内で活躍しておられる方に対し、情報の提供をお願いしているところであります。また、一昨年以降、食品加工関連メーカーに対し、農産物の生産量等の資料を添えてダイレクトメールによる誘致活動を行っているところであります。なお、昨年、企業開発促進条例による優遇措置を拡充いたしましたことから、北海道経済部、北海道内に本支店のある金融機関、北海道東京事務所、北洋銀行東京支店などを訪問し、優遇措置の PRや情報提供のお願いをしたところであります。さらに、東日本大震災を契機に、企業のリスク分散の動きが活発化しましたことから、被災した県庁宛てに企業誘致に関する文書を送らせていただいたところであります。一方、広域的な企業誘致の取り組みといたしましては、平成 20 年に北海道、帯広市ほか6町、試験研究機関などを構成員として「帯広十勝地域産業活性化協議会」が設立され、産学官の広域的な枞組みの中で産業集積、活性化に向けた取り組みを行っておりますが、本町といたしましては、協議会の一員として首都圏における企業誘致フェアや企業との懇談会を通して、誘致活動に取り組んでいるところであります。平成 20 年度以降の成果といたしましては、工業団地内においては立地が3件、増設が2件の合計5件で、工業団地以外におきましても立地が1件、増設が1件ありました。また、雇用には直接結びつきませんが、本年度、太陽光発電事業所が6件立地する予定となっております。次に、地場産業の振興、とりわけ商工業の振興についてでありますが、町といたしましては、これまで商工会など関係団体と緊密な連携のもと、施策の決定、推進に取り組んでまいりました。平成 20 年度以降の具体的施策で申し上げますと、平成 21 年度には商店街空き店舗対策事業の創設、平成 22 年度には住宅新築リフォーム奨励事業と工業団地の賃貸制度の創設、平成 23 年度には中小企業融資制度の拡充と工場など事業場の増設に関する補助制度の拡充などであります。このうち中小企業融資制度につきましては、運転資金の貸付限度額を引き上げたことにより、引き上げ前の2倍を超えるご利用をいただいたところでありますし、住宅新築リフォーム奨励事業につきましては、これまで事業費ベースで約 15 億 7,000 万円の工事が行われ、事業者や商工会から継続実施の強い要望も出されておりますことから、制度を一部見直した上で、継続実施する方向で検討をしているところであります。町といたしましては、引き続き商工業者が安心して前向きに経営に専念できる環境づくりに向け、商工会とともに施策の推進に取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「情報収集や異業種間交流、情報交換の取り組みについて」であります。去る 11 月 29 日、商工青年や農業青年を初め、町内の事業所で働く若手社員など、町の将来を担う若者が研修や情報交換を通じて自己研さんを図り、お互いの連携、交流を深めるため、「異業種交流若者の集い」が設立され、早速、地場の食材を使用したご当地新レシピをテーマに第1回の研修会も開催されたところであります。「若者の集い」の当面の目標として、肩肘張らずに気楽に多くの若者に参加してもらい、業種を超えた交流・きずなを深めていきたいとの意向でありますので、町といたしましても、事務局としてお手伝いをさせていただきたいと考えております。なお、十勝管内を網羅する異業種交流組織であります「ヒューマンネット十勝」が先輩組織として積極的に活動しておりますので、将来的にはこういった組織と連携し、交流の輪を広げていただければと思っております。このように、異業種交流につきましては、まだ緒についたばかりでありますが、人材育成はもとより、農商工連携や6次産業化など、地場農産物の付加価値向上や新たな産業の創出など、さまざまな効果が期待されますことから、町といたしましても適宜、必要な支援に努めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「フードバレーとかちの構想へのかかわりと町の姿勢について」であります。「フードバレーとかち」とは、十勝が開拓以来培ってきた「食」と「農林漁業」を中心テーマとして、十勝が持つ地域特性を十分に生かし、生産者、企業が連携しながら食関連産業等の振興施策の総合的な展開を通して、生産・加工・販売などが連携した十勝型フードシステムの形成を進め、アジアの食と農林漁業の集積拠点を目指すものであります。町といたしましては、地場農産物を活用した食品加工・製造や農業機械製造業の誘致・集積を目指す点において、フードバレーの目的と合致するところでありますので、フード特区などの国の支援制度の周知を初め、町の優遇措置や融資制度の活用を通して、事業化の支援に努めてまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「産業振興・企業誘致における産学官の連携について」であります。産業振興にかかわる産学官の連携、とりわけ産学の連携につきましては、事業者にとって永遠の課題とも言える商品や技術開発を解決する重要な役割を果たすものであると認識いたしておりますので、北海道立十勝圏地域食品加工技術センターへの加工相談・技術指導の促進や同センターや帯広畜産大学など、大学における研究開発成果の実用化に向け、情報の提供に努めてまいりたいと考えております。一方、企業誘致に関しましては、食料生産基地である十勝・幕別の特性を生かし、食品加工・製造や農業機械製造にかかわる企業にターゲットを中心とし、誘致活動に取り組むことが肝要であると考えておりますので、前段申し上げましたさまざまな手法を活用いたしまして、誘致活動に取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の5点目、「アグリビジネスの創出推進の取り組みについて」であります。ご承知のように、アグリビジネスとは農業関連産業のことであり、農業機械産業から食品加工業まで、農業にかかわる幅広いビジネスを意味し、商社や食品会社などによる農業関連産業への参入など、従来の農業から企業主導の新しいビジネスモデルへと移行しつつある農業関連産業を指して使われていると言われております。本町におきましては、近年では野菜の水耕栽培施設の稼働、地場農産物を表示・販売する店舗の開設、本日、竣工式を行った農業機械関連会社のオープンなど、ここ数年の間に新たな事業が生まれ、それに伴い雇用の創出も生まれてきているものと認識をいたしております。また、本年度から実施しました「農村ホームステイ事業」におきましては、4月に苫小牧市の中学生 36 人の受け入れ、9月から 10 月には大阪府立の三つの高校から 117 人が合わせて 69 戸の農業者宅に宿泊をしたところであり、今後のアグリビジネス事業創出のきっかけづくりになればと期待するところであります。前段でご質問のありましたフードバレーとかちの取り組みの中でも、食の価値を創出する事業として、農業者や菓子製造、飲食店などが参集し、新商品に係るイベントが実施されたところでありますが、こういった十勝全体の取り組みへの参加も含め、農業関連産業の創出に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 11番 芳滝仁

再質問をさせていただきます。幕別町の第5期総合計画が 20 年から策定されまして、ちょうど折り返しになるところであります。本議会中にその後期につきましての、あと5年間につきましての見直し等がまた説明されることになっております。いろんな方面での検証と成果、そして今後の取り組みということにつきまして、議論をさせていただきたいなと思っておりますが、今回はそういう意味を含めまして、企業誘致等につきまして、質問をさせていただいておるところでございます。ご答弁いただきました中で、地場産業の振興につきましては、中小企業の融資制度やそして住宅の新築リフォームの奨励事業が大変好評で、たくさん利用いただいておるという答弁でありました。大切な施策でありますから、またおっしゃっていますように継続していただきまして、なお充実を図っていただければと思うことであります。企業誘致につきましては、大変経済状況が厳しい時代でありまして、なかなか進まないのが現状であろうかと思いますし、また、このことに関しまして、町長初め職員の皆様方が鋭意、さまざまに研究をされて努力をされていらっしゃるという答弁の中に、その姿勢を伺ったところであります。この中で、例えば金融機関へのアプローチの問題、また食品加工関連メーカーに対し、農産物の生産量等の資料を添えてダイレクトメールをして誘致活動を行っていると。また、東日本大震災における企業のリスク分散の動き活性化に、被災した県庁に宛てて企業誘致に関連する文書を送られたと。そしてまた、帯広十勝地域産業活性化協議会、その一員として企業誘致フェアや企業との懇談会を通して誘致活動に取り組んでいらっしゃると。こういう取り組みについて、どのような姿勢で臨まれて、そしてどのような今、成果としてなりつつあるのか、まずお伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほども申し上げましたように、現況の企業誘致の施策というのは、なかなか厳しいものがあることは現実でありますけれども、私どもは農業関連を中心にしながら、何とか幕別町に企業の進出を、新たな工場や事務所の進出を期待し、そしていろんなルートを通じながら、誘致活動を進めているところであります。なかなか結果から見ると厳しいものがあるわけですけれども、そんな中でも東工業団地やリバーサイド工業団地あるいはいわゆる工業団地以外のところにも、いろんなと言うほどまで大きなあれはないですけれども、例えば明野工業団地にも、先ほどちょっと言いましたけれども、きょうホクトヤンマーの竣工式がありました。事務所ができました。あるいは葉山電器が大きく増設をしていただいた、あるいは工業団地の中でも小さなものですけれども、既存の企業の増設ですとか、新たに設備業者が設置されたとか、いろんなことは尐しずつではありますけれども、成果は上げているのだろうというふうに思いますし、大きなものではやはり雇用に直接つながるには、水耕栽培のテクノーカの進出なんかも大きなものがあるのだろうというふうに思いますし、このほか忠類地区なんかでも、さらに新たな進出も見込まれておりますけれども、いろんな機会を通じながら企業誘致、そして多くの皆さんの情報をいただきながら努力をしていきたいというふうに思っております。

再質問 11番 芳滝仁

大変ご苦労されていらっしゃるということであります。一つ、この近年、二、三年でありますけれども、尐し動きがあって、そして立地されていらっしゃるということを伺っております。尐し動き出してきておるのかなと、以前に比べましたら尐し動きがあるなという、うれしい感触をしておるところでありますが、町におきましては、企業開発促進補助金だとか雇用促進補助金、工業用地取得促進補助金で充実をさせまして、情報を提供して、ある意味ではそういう効果が今そういう形で尐し出てきておるのだろうなというふうな思いをしております。そういうことにつきましての情報の、銀行に情報を入れて、そしてしていただいているということでありますけれども、さらなるそういう情報のいわゆる提供徹底に心がけていただければなと思うことであります。答弁を聞かせていただきまして、しばらく前では企業誘致で、トップセールスということがよく言われてありました。町長はもとより職員が出かけられて、そして顔を見せて、言葉で幕別町のその魅力だとかを訴えて、そういうふうなもう尐し踏み込みがこれから今後の取り組みとしては必要になるのではないのかというふうに思うわけであります。ダイレクトメールを送るのもいいし、さまざまに、被災地の県庁に資料を送るのもいいですけれども、足を運んで情報交換をしていくというふうな踏み込みが必要になってくるのでなかろうかと思うことでございますが、そういう活動をしていらっしゃるというふうなことがありましたらご報告いただいて、今後の姿勢につきまして、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

おっしゃるとおり、私どもが直接出向いて顔を見せるということは、大きな効果にもつながっていくのだろうと思うのです。ただこれ、ある程度のルートがなければ、私がどこどこの会社へいきなりぼんと行っても、恐らく受付ではねられて終わりで帰ってこなければならないのだろうと思います。そういった意味では、何かのきっかけをつかむということが大事なのかなと。そういったことでは、私どもも毎年開かれています東京幕別会ですとか、札幌なんかもことし開かれましたけれども、何かルートをつないでもらえるようなきっかけを与えてもらえるようなことが大事かなというふうに思っております。十勝全体の協議会の中でも今そういうこともありますし、先ほども言いましたヒューマンネット十勝ですか、あれなんかもいろんなところの交流があるわけですし、北海道も東京に事務所があったり、大阪に事務所、名古屋にもあるのかな、名古屋にも事務所があったりと、そういったところでつないでもらうと大変ありがたいし、私どもも行きやすいなと。実は、私と経済部長で東京のあるところへ行って大分お願いしたのですけれども、音更に負けてしまいまして、大変申しわけない思いをしたのですけれども、要するに我々も行くことはとにかく必要だということだけは十分あるわけですけれども、くどいようですけれども、何かのきっかけが、また議員の皆さんからでもご紹介いただければ、またありがたいなというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

人的交流、いろんな形での交流をやっぱりこれは官民挙げて取り組んでいかんとならんのだろうと、それは認識を同じくしておるところでございます。そういう意味でも、次に伺います若者の立ち上がりなんかは、町を活性化してくださる非常にいい動きなのだろうなというふうに今考えております。企業につきましては、鋭意踏み込んだ形で、さまざまに取り組んでいただきたいと思いますけれども、これは私が調べたところでありますけれども、法人税収入が音更が 23 年度でありますけれども、約3億 200 万円でありますか、あと芽室が約2億 2,000 万円でありますか、幕別が1億 4,500 万円ぐらいのことであったかと踏まえております。そういう意味で、比べるのもどうなのかと思うのでありますけれども、近隣のいわゆる町とやっぱりせめぎ合って、そして尐しでも法人税をふやすということが企業を誘致することであって、またそれが雇用を創出して、また納税者がふえて税金がふえていくというふうな循環になっていくのだろうと思うことであります。鋭意、官民挙げて努力をしなければならない。行政はそれを最先頭で引っ張っていただく仕事をさらに進めていただければなと思うことであります。2点目の情報収集と異業種間の交流、情報交換の取り組みでありますが、大変新聞に報道がありまして、商工会の青年部、そして JA の青年の方々が交流をされ、今まで余りなかったことを若い人がみずからの力で立ち上げていかれたという、そういうことがありました。私は将来の幕別町を担ってくださる方、そしてやはり幕別町の発展に本当にかかわってくださる方が前向きにそういう取り組みをしてくださっているということは非常に敬意を表して、賞賛をさせていただくところでありました。こういう動きが出てきてよかったなと恐らく多くの町民も歓迎をされていらっしゃるのだろうと思います。この答弁にありましたように、さらに広い形にして、力のある形にして、そして6次産業や、また付加価値の向上や、そういうことに取り組んで、新しい産業の創出というふうなことまで、そういう方向性を持って進んでいただければなと思うところが意を同じくするところであります。これからは、いわゆる事務局としてお手伝いをさせていただきたいと考えておりますということで、ひとつ中に入って、事務局として議論をされながら、相談をされながら進めていかれるという体制をとられたということは評価をするところでありますが、前向きに多尐予算をつけて、そして第2回目の研修会だとか、また広いそういう集まりだとかを企画していくような方法で、町が若者の後押しをしていくというふうな、そういう前向きな一つの動きというものが必要だと思いますけれども、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話ありましたように、異業種若者の集いが先日発足をいたしました。これから来年度の事業なんかについてはいろいろ詰めていかれるのだろうというふうに思いますけれども、たまたま事務局が、町の農業振興公社が事務局を担当するということで、農業青年、特に農業青年も3JA プラス大正地区の幕別の農業青年ということでありまして、言うなれば4農協の青年部、そして商工会の青年部とそうした集まり、さらには多くの人がこれからも加入され、会がどんどん大きくなっていくこと、活発化していくことが何より望まれるわけでありますし、今お話ありましたように、研修会のあり方ですとか、あるいは町として予算のことも含めて支援体制、そしてさらに事務局としてやれること、あるいはご協力できること、そういったことは十分相手と協力しながら進めていくことが大事だろうと。やはり主体は、あくまでも青年の皆さんが主体となって進めていくことが、これは将来的にも長続きしていくのだろうというふうに思いますので、そういったことも十分わきまえながら、町としての対忚に当たっていきたいというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

行政でしかできないこともあろうかと思いますし、そして行政であればこそ進めることができるというようなこともあろうかと思います。そういうことも含めて、積極的に温かく育てていただく方向で取り組んでいただきたいと思います。このことに関しましては、また私どもも注視していきたいなと思うことであります。三つ目のフードバレーとかちの構想へのかかわりと町の支援につきましてでありますが、まだ取っかかりの状態でありまして、具体的な成果、形というふうなことではないのでありますけれども、見ましたら、参加しております市町村が地域の窓口になって、そして相談、支援という役割を担うのだというふうな形が示されてありました。先ほど答弁がありましたけれども、フード特区などの国の支援等につきまして、情報提供していくというふうなことになるのだろうと思います。この情報につきまして、やはりどこが担当し、どこが窓口でどういう相談の形をしておるのかというふうな情報を広く町民またその企業の方々、またそれにかかわる人々に情報を提供していくと。窓口をあけて待っておるのではなくて、情報提供をしていくことから恐らく始まるのだろうと思いますけれども、その点につきましてお伺いをしたいと思います。

答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)

フードバレーというよりは、フード特区ということになろうかと思います。フードバレーについては、アジアの食料基地を目指すというものでありますので、それを実現するためにフード特区という手段があるということになりますので、その手段、フード特区の特例規制緩和でありますとか、税制、金融、財政とありますけれども、こういった情報については、農協あるいは商工会を通じてお知らせもしていますし、相談も受け付けているところであります。

再質問 11番 芳滝仁

フード特区のことにつきましては置いておきたいと。4番目の産業振興企業誘致における産学官の連携につきまして、これはずっと言われ続けておることでありまして、なかなかその取り組みが具体的な取り組みとして見えない状況があろうかと思います。情報提供をしていくということもそうなのでしょうけれども、産学官でありますから、一緒に取り組んでいくという、そういう姿勢が必要なのだろうと思います。畜産大学は、ことしから、一つの中の方針を変えまして、今までは社会貢献推進室と人材育成室、二つのところでありましたけれども、ことしから産学官連携・知財活用室というのが設置をされる、そして社会貢献室、人材育成室という形の3室体制をもって地域に貢献をしていくというふうな方針が打ち出されて、そして早速でありますけれども、敷島製パンと畜大と連携をしてやっていくというような報道もあったことであります。後でアグリビジネスのところでもお話申し上げたいと思うのでありますけれども、やはりそういうところとの交流だとか情報交換、人的交流、そういうことを進めていく中で、具体的にもう立ち上げていく、どういうことができるのか、集まりましたら、いろんな一つの知恵が出されてくるのだろうと思うのですが、連携でありますから、連携をして立ち上げていくというふうな具体的な方策を進めるべきだと思うのでありますが、お伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)

畜大のほうとは具体的にまだ接触はしておりませんけれども、やはり一番大事なのは、答弁でも申し上げましたように、研究開発をして、それを商品化していく、実用化していくことが一番大事だろうというふうに思います。そういう中で、まず我々としては、地元の工業者、商工業者からどんなものを目指したいのか、どういう製品、物づくりをしたいのかといった情報もお伺いしながら、それを大学のほうに持ち込んで、あるいは食加研もありますけれども、そういったところに持ち込んで相談をしながら、まずは調整役といいますか、そういう役割を果たしつつ、それがある程度熟してきましたら、組織体として連携を図るような形に持っていければなというふうに思っております。

再質問 11番 芳滝仁

第5期総合計画の第2章に農業を核に競争力のある産業のまちづくりということがうたわれてあります。答弁にもありますように、そういう関連での、いわゆる産業振興という企業誘致ということをビジョンとして持たれていらっしゃるということは意を同じくするところでありますけれども、今、答弁にありましたように、やはり情報交換をしながら、具体的に交流を深めて進めていただくことが大切な方法ではなかろうかなと思うことであります。努力をしていただきたいと思います。最後に、アグリビジネスの創出推進の取り組みについてであります。これは、今回の5期総の最初のところにもアグリビジネスの創出というのが出てまいりました。私は、それをその時期に読んでおりまして、こんなことがあったのかと初めてそのときに教えられて、いろいろ調べさせていただいておったことでありました。これは第6次産業を含め、広い形での農業関連の、それこそビジネスの創出だというふうなことと踏まえております。答弁にありますように、水耕栽培、いわゆる野菜工場のようなそういう形の立地促進もされておりますでしょうし、ある意味では新種の開発だとか、あとその加工だとか、そしてあと農業機械だとか、いろんなことがされておるようでありまして、幅広い視点に立った産業の創出というふうなこととして捉えております。これ、アグリビジネス創出フェアというのが、ご存じでありますけれども農林水産省の主催で 2004年から東京で開催をされてあります。昨年は2万 6,000 人が来場された。3日間であります。ことしも 11 月 14 日から 16 日まで開催をされまして、189 機関、いろんなものが出展をされて、そして3万3,000 人の参加があったという報告がされてあります。その中には、北海道では栗山町のさらさらレッドという赤いタマネギがありますね、私のように生活習慣病を予防するというふうなことに非常に効果があるのだと言われてありますけれども、そういうことが、これは栗山町で産学でつくり出しておられたようであります。旫川で食品産業支援センター、これは旫川農業高校と民間と協力をされて、いわゆる有機トマトの飲料だとかドレッシングだとか、あと米を利用した麺だとか、そういうことで出展をされてあったようです。そういうビジネスの創設をして取り組んでいくということでありましたら、まずそういうところに出かけて、そこではそれこそさまざまな講演もあれば、そしていわゆるコーディネーターもおりますから、さまざまな手法も勉強できるところであります。そういう前向きな形のいわゆる取り組みということが必要だと思うのでありますが、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今お話ありました東京でのフェア、私も今ちょっと誰か行ったのではないかなと思って後ろ確認したのですけれども、ことしは誰も行っていないようでありますけれども、確かにそういったことの視察あるいは研究していくということが新たな取り組みにつながっていくのだろうというふうに思いますので、今お話にありましたようなこと、まだいろんなものがあるのだろうと思いますので、十分研究をさせていただきたいというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

計画の中でこうしてうたっていらっしゃるので、ぜひこれは本当にすばらしい、これからの産業でありますから、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいなと思うことであります。企業誘致につきましては、補助制度だけでなくて、やはり積極的な情報交換・収集、あと人的な交流ということが必要になってくるのでしょうし、これから後期に向けて5年間、そういうことが一つの課題になってくるのだろうと思います。あと、ただそれだけではなくて企業誘致につきましては、例えば都市環境の整備だとか、あと学校の整備だとか、いわゆる子育てに対する充実だとか福祉の充実だとか、さまざまないわゆる受け入れる町が、若い人に来ていただいて、住んで喜んでいただけるような町に仕上げていく。今、大きな企業がそれこそ町を選ぶときに、まずそういう居住環境というのを調べるそうであります。だから、そういう面でも情報発信をして、うちの町はそういう面では本当に充実に取り組んでいる町だと私は思っております。そういう意味で、そういういわゆる環境につきましても情報発信をしていただいて、努力をしていただければと思うことであります。申し上げまして、質問を終わらせていただきます。

出典:幕別町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる