幕別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日
NPO経理等の実績経過について
2012年3月12日、幕別町議会の一般質問で、成田年雄議員が「NPO経理等の実績経過について」質問し、教育長 金子隆司、生涯学習課長 中川輝彦が答弁しました。
- 質問者
- 成田年雄 議員
- 答弁者
- 教育長 金子隆司、生涯学習課長 中川輝彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 成田年雄
質問状に従いまして、質問します。幕別町百年記念ホール指定管理者としての運営について。NPO 法人「まくべつ芸術劇場」は、町から指定管理者として認定され4年がたつが、利用者の多様なニーズに対して、創意工夫を凝らして、より効果的・効率的に対忚し、さらなるサービス向上をしていると聞いているが、ホームページ制度の導入判断基準に沿って具体的に教えてほしい。利用者サービス、管理運営コスト削減、経営能力の活用、業務管理の確立などについて示してほしい。小さい項目で、利用申請について。さらには、まくべつ芸術劇場に対しての交付金について。さらに、NPO 経理等の実績経過について質問します。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
成田議員のご質問にお答えいたします。特定非営利活動法人まくべつ町民芸術劇場につきましては、平成 20 年4月に幕別町百年記念ホールの指定管理者となりましてから、本年度で5年目の最終年を迎え、この間、大きな事故もなく、堅調に業務を遂行していただいております。これまでの実績として一例を挙げますと、平成 22 年度の生涯学習講座におきましては、63 講座で受講者人数が 1,717 人、文化公演5事業で 945 人、独自提案事業につきましては、10 事業で 4,108 人を数えております。また、学校芸術鑑賞5公演のほか、まくべつ町民芸術劇場との連携による事業といたしまして 24 事業、9,734 人の入場者数を記録し、総体の年間の利用者数は 11 万人を超えております。このように多くの講座、事業を開催しておりますことから、北海道内でも活発な活動を行っている施設であるとも言われているところであります。ご質問の1点目、「利用申請について」であります。ホール、講堂、ギャラリーにつきましては、施設利用の1年前から申し込みを受け付けており、それ以外の施設の場合は3カ月前からの受け付けとなっております。申し込みは、直接、施設に申し込みいただくほか、ファクスやメールで受け付けを行っており、2回目以降の申し込みにつきましては手続を簡略化し、より申請しやすい手法をとっているところであります。ご質問の2点目、「まくべつ芸術劇場に対しての交付金について」であります。交付金は、町行政の事務の一部を団体等が行う際、その事務事業に対する経費としての支援であります。町民の皆様にすぐれた音楽・芸術を安価なチケット代金で鑑賞していただく機会をつくることは、心豊かな潤いと活力あるライフスタイルを形成することにつながるもので、その事務の一部を町民芸術劇場の皆様に担っていただいておりますことから、交付金として、平成 23 年度実績として 524万円を交付しているものであります。管理者といたしましては、この交付金をさらに有効に活用するため、チロット音楽祭を初め、各種事業の実施に当たっては、北海道市町村振興協会など各種団体とのネットワークを活用し、これらの団体から補助金をいただくなどして事業の充実に取り組んでいるところであります。ご質問の3点目、「NPO の経理等の実績経過について」であります。経理につきましては、会計事務所を通して適正に処理されているほか、協定書に基づき、月次事業報告書や4半期ごとの中間事業報告書、さらには、年度事業報告書などの報告をいただいております。教育委員会といたしましては、報告書の内容について、チェックをいたしておりますが、必要によっては、帳簿類を直接確認したり、担当会計事務所に問い合わせをさせていただいているところであります。なお、法人税につきましては、平成 21 年は事業収益がありませんでしたので、平成 22 年度は、法人町民税均等割2万円、法人道民税均等割6万円のみが課税されており、消費税につきましては、平成 20 年度の指定管理者制度移行時から課税されている状況にあります。利用者に喜ばれる施設づくりを目指して、日常的にまくべつ町民芸術劇場と協議は行っておりますが、定期的な連絡調整会議も開催しており、百年記念ホール事業のさらなる充実に向けて取り組んでいるところであります。以上で、成田議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 14番 成田年雄
利用申請について、その前にちょっと伺いますが、ある公演の本番直前、お客様から発表の順番が違うというクレームがついたことがありますか、曲名が違う等のクレームがあり、確認すると、事務所の職員に変更書類を提出してあるとのことで、確認することを忘れていたとの返事であったと。開始直前の現場のスタッフではカバーできない、またヘルプも手配できない状況でも、自分のミスにもかかわらず、約束したからやってもらわなければ困るの一点張り、自分たちの失敗のしりぬぐいをやってもらわなければ困るような態度が現状の職員体制であると思うが、その辺把握していますかどうか伺います。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
本番直前に曲名が違ったと。それにかかわって対忚した職員の態度が横暴であったと。私、その件についてはちょっと承知はしておりませんが、当然、施設の職員として、サービスが基本でありますので、間違いは間違いとして認め、そして早急に適切な処理をするということが求められているのではないかというふうに思います。自分のミスであったのかどうだったのかというのはよく内容わかりませんけれども、仮にそういう場合があったとすれば、前段申し上げたとおりのことであります。
質問 14番 成田年雄
さらに言わせてもらえば、コミュニティビジネス、地域住民が地域のために有償で行う事業というキャッチフレーズの響きの名のもとに、地域の人々が地域に眠っている資源を活用して行う小規模なビジネスで、利益の追求を行うとしているのがうたい文句であると聞くが、経営能力のある者は皆無に等しいという人もいますが、その辺はどういった考えありますか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
コミュニティビジネス、これは恐らく地域の方々のそれぞれ持っておられる有効な資源を活用しての商売といいましょうか、そういう意味での施設開放ではないかというふうに思います。ただ、許可する側においては、このコミュニティビジネスという言葉からも想像されますように、地域開放施設の中で自分たちがつくったものを販売しようというということでありますから、経営能力にかかわってその施設管理者がチェックをするというようなことは余り考えられないかなというふうな思いがありますけれども、具体的には掌握しておりませんので、これ以上何ともお答えしようがないということであります。
質問 14番 成田年雄
さらに、もう一言言わせてもらえば、コミュニティビジネスと言っても名ばかりで、役場の予算措置として NPO 法人への交付金 524 万円の分に補助関係団体の補助申請は、すべて町職員が肩がわりして指導するという便利な言葉を使い対忚しているようでは、何のための指定管理者なのかわからない。指定管理者の衣をかり役場が安心して前年招集型の企画・運営ができる見返りとして、赤字が重なっても役場で対忚するという安易な考え方ではないかと思うが、いかがなものか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
的を射た説明になるかどうかわかりませんが、交付金 524 万円にかかわっての、これは町からの交付金でありますから、当然として申請団体からの申請を受けチェックをした後に、もちろんその段階では町の職員もチェックをして決裁を受けながら認められて支出されるものであります。なお、町職員がいわゆる補助金業務、先ほども答弁の中で申し上げておりますが、市町村振興協会あるいは教職員互助会、これらの補助申請をする場合があります。と言いますのは、団体が申請しなければいただけないもの、市町村が申請しなければいただけないもの、そこに差別化があります。今の2件につきましては、市町村が申請をし一般会計に計上して、そして町民芸術劇場の会計に入れるという手法をとっています。これは町が本来実行をしなければならないという原則には立っておりますが、その補助金の内容によっては他に委託することもできるというようなことが載ってございますので、それに基づいて実施した場合には、町の職員が主なる申請をし、決定を受けた後に芸術劇場に交付金として、あるいは補助金として交付しているということになります。以上です。
質問 14番 成田年雄
まあ、これはこれで。それではホームページには利用申し込みの要領はあるが、舞台関係などの特殊利用に関しては打ち合わせするたび担当者により違いがあり、利用者から遺憾していると聞いているが、ホールとして舞台関係等のマニュアルがあるのか具体的に示してほしい。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
ホール等の利用につきましては、当然としてまず施設があいているかどうか、この施設管理者があいていればそこに入れるということであります。これは通常です。ですが、舞台の装置については、当然として許可をした施設管理者が専門的な知識に至っておらない部分があります。大ざっぱにはわかりますけれども、具体的に舞台照明をどうしていくのかについては、当然として舞台照明を担当している職員との綿密な打ち合わせをしなければならないと、そういうことが現実問題として出てまいります。それが潤沢にいきませんと、いろんな意味で照明・音楽、これらがかみ違うということがありますから、施設の利用を許可した施設管理者は、当然、舞台管理者と十分な連携、そして施設管理者を通すのではなくて、利用者は舞台管理者と綿密な打ち合わせをするということでなければ、事業として成り立たないこともあるということでありますが、そのことによって大きく支障が出た、事故ったというような話は、私は具体的には聞いておりません。以上です。
質問 14番 成田年雄
今、教育長が聞いていないと言われれば、後で聞きます。例えば、注意事項、スケジュール調整、舞台関係者との打ち合わせ内容、使用機材などのマニュアルは具体的にあるのか。ホールとしてマニュアルをホームページに記載しているのか、あるのならなぜ記載しないのか、掲載しないのか。民間のノウハウの活用、さらなるサービス向上はうたい文句なのか、これも具体的にお聞かせください。
答弁 生涯学習課長 中川輝彦(生涯学習課長は2012年3月まで)
使用機材のマニュアルというのは、具体的なその機材の使い方ということに関すれば、そういう機材は利用者では使いません。あくまでも委託を受けている管理業者が操作をしていくという形になります。そういう形で、特別そのマニュアルをホームページに載せるようなものではないというふうに解釈をしております。あと、民間のノウハウを活用するということなのですけれども、これもさまざまな工夫をされております。ここにも書いてありますとおり、利用申し込みにおいても、一度申し込みを受ければ手続が簡略できるだとか、あとそのほか、キサラカードの活用ですとか、それと百年忚援団とかいうように、そういう利用を促進するためのさまざまな活用、そういうこともやられております。
質問 14番 成田年雄
課長、またあなたの説明もわかっていたけれども、後でまた聞き直すから。今、教育委員会としての利用者に対するサービス的なマニュアルの必要性や内容について熟知しているのかどうか、ちょっと先に伺います。
質問 14番 成田年雄
利用者に対するサービス的なマニュアルの必要性や内容について、具体的にお知らせくださいと。熟知しているのかどうか、教育委員会として。
答弁 生涯学習課長 中川輝彦(生涯学習課長は2012年3月まで)
基本的に、接客に対する態度の仕方ですとか、そういうことを言っていらっしゃるのかなと思いますけれども、そういうことで特別そういうマニュアルはございません。ただ、私ども言っているのは、あくまでも利用される方はお客様ですと、当然そういうこともあれですから、そのような形で、決して失礼のないようにという形で話を常日ごろから言っているものでございます。
質問 14番 成田年雄
結局、さっき一番先に聞いたのだけれども、スタッフに問題があると、これ言われているのですよ。マニュアルも何も書かないで、だからそういうことだからいろんな問題が出てくるのではないかなと思うのだけれども、まあそれは、また後で。それでは、利用する個人や団体から絶対にあってはならないブッキングが数回あったと聞いているが、委員会として承知しているかどうか。
答弁 生涯学習課長 中川輝彦(生涯学習課長は2012年3月まで)
ブッキングということですが、例えば、本人、利用者側が利用のお願いをしていたと、つもりでいたのにしていなくて、ほかの行事が入っていた。それとか職員がその担当、まあ向こうの事務局の職員が入れ間違う、入れ忘れというようなことが二、三回あったという話は私ども聞いておりますし、そのようなことは決してないようにという話は常日ごろ言っております。ただ、人間がパソコンに打ち込んでいく形になっておりますので、その中で場合によっては部屋の使用を忘れてしまったという場合があるようなのかもしれません。ただし、それがあってもほかの会議室を用意したりとか、そういう形で会館を使わないで帰っていただくと、そういうような失礼なことはしていないつもりでございます。そのような形で、していないというふうにお聞きしています。
質問 14番 成田年雄
そういうことだから、マニュアルをつくりなさいと言っているのですよ。あったかもしれないけれども、それは別段関係ありませんと、ブッキングが一番問題なのですよ、これ。公演のとき一番必要なのは、その時間帯に合わないことが一番だめなことなのですよ。何か課長、あなたおかしくないか、あなた。マニュアルはついてるかって、それも必要ありませんと今言ったばっかりではないかい。マニュアル書いたほうがいいよ、あなたの場合は。一から十まで。そうしたら、なぜそのブッキングをしたか、検証はしたのか、していないのか伺います。
答弁 生涯学習課長 中川輝彦(生涯学習課長は2012年3月まで)
ですから、私ども現実に同じ時間帯に二つの行事が重なってしまったという実例については……
質問 14番 成田年雄
それがブッキングだっていっているの。
答弁 生涯学習課長 中川輝彦(生涯学習課長は2012年3月まで)
ええ、それについては、僕個人的には聞いておりません。ただ、先ほども言いましたように、本人、利用者が申請をして、例えばしたつもりでいたのに忘れてしまったと。
質問 14番 成田年雄
だから、それがそうなのだと。
答弁 生涯学習課長 中川輝彦(生涯学習課長は2012年3月まで)
ええ、そういう形でのことはあるかもしれません。
質問 14番 成田年雄
ちゃんとあったのだって。
答弁 生涯学習課長 中川輝彦(生涯学習課長は2012年3月まで)
ただ、それについては私どもは常に、帰ってもらうようなことはしないで、ほかの部屋を用意して使っていただくようにという形では、常日ごろから言っているつもりでございます。
質問 14番 成田年雄
いや、ほかの部屋使わせたからブッキングがなかったとは言えないでしょう。ブッキングがあったからほかの部屋使わせたのでしょう。何かあなたとしゃべっていると、何かおかしくなるな。検証した結果、どのような指導、改善命令したのか、具体的に教えてほしい。口頭か文書指導か、どちらの、どのように改善されたか、具体的に。今それ、今しゃべったのだけれども、あの答弁あったのだけれども、あなたの答弁では納得できないな、これ。もう一回きれいに答弁して。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
今、おしかりを受けましたブッキングについては、今、担当のほうからの答弁にもありましたように、一部あったように聞こえました。こんなことは、絶対にあってはならないことであります。指定管理者といえども、直接の管理は町であります、教育委員会であります。そういう観点から、私からもおわびを申し上げたいというふうに思います。その後の指示については、口頭であるのか文書であるのかということでありますが、特に口頭、文書という規定はありませんが、ただいまそういった事実を知りましたので、文書ではなくて口頭で私のほうから注意をしたいというふうに思います。
質問 14番 成田年雄
これは、教育長が言ったからには、トップが言ったからには完全なる改善なされると思うので、話は次に移りますが、ただ課長の言っている答弁は何かどうも納得がいかないのだけれども。それでは、帯広市や音更町などの施設では、施設利用台帳とパソコンの二重管理をし、ブッキングを防ぐための日常管理引き継ぎやお客様対忚、さらには舞台と利用者を結ぶための意思の疎通の大切さや利用者に対する心遣いなどしているといいます。このような当たり前のことができない職員の資質を疑いたくなる。台帳に詳細を記入しておけば、いつ、だれが、利用者とどのような打ち合わせしたのか一目瞭然でわかるし、管理もできる。二度と利用者に対しブッキングを起こしてはならないことから、台帳管理を取り入れることが急務であり、今年度からでもいいから導入すべきではないかと、どうですか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
今、帯広市さん、音更町さんの例で、パソコンと台帳、紙管理をしているというようなことがありました。これは、あくまでも二重管理という観点で間違いをなくすという観点でありますから、そのことは私どもも勉強させていただいて、指定管理者とも協議をさせていただきたい。常に職員の資質において問題があるというふうに私はとらえておりませんけれども、仕組み的により改善の方途があるとするならば、それに向けて改善すべきだというふうに考えております。
質問 14番 成田年雄
教育長が、今、資質に問題はないと言うけれども、課長みたいな答弁していたら資質に問題があるぞ、だけれども。
質問 14番 成田年雄
民間のノウハウや活力、知識を生かす目的で 100 人か 200 人もいた忚募者の中から、利益を目的とする興行所であり、利用者に信頼してもらい、その上で利益誘導を意識したプロとして厳選した職員なのか、そういう意味で雇ったものですよね、これ。防止策として具体的な提案があったかどうか伺います。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
今、聞いておりますと、職員の資質を含めて、そういう者を採用したのではないかというような流れになっておりましたけれども、答弁いたしましたように 20 年4月から指定管理者に移行したということであります。したがいまして、その指定管理者の中でどういう人材が必要であるのか、そういう観点で職員採用を行っている。私どもが、どうこうすれという話ではありません。そのことは基本であります。いずれにいたしましても、いろんな意味でのサービスを中心とする施設であるということについては、これはそのとおりでありますので、いろんな間違いが起きないように防止策についても検討してまいりたいというふうに思います。
質問 14番 成田年雄
今の、教育長、本当にそういうことを早急にやってもらいたい。それでは次に移って、まくべつ芸術劇場に対しての交付金について伺います。幕別の文化・芸術を発展させ活性化に役立てることを目的として、東京や札幌でしか興行できないコンサートや演劇を安い価格で町民に提供する交付金として使うのはわかるが、毎年 524 万円も必要なものかどうか。さらに道の何か交付金というか補助金というのか入っているはずで、総額何ぼなのですか、それを伺います。さらに、予算を使い切らなければ、次年度から予算がつかないとまくべつ芸術劇場で考えているのなら問題である。具体的な使い道を示してほしい。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
今、百年記念ホールに交付しております 524 万円につきましては、答弁の中でも入れましたが、いわゆる町民に対する芸術にかかわっての芸術のよさを広めるというようなことから 500 万円、これは当初平成8年ぐらいですが、民間の方々有志が集まって何とか安価で鑑賞できないものだろうかと、百年記念ホール、あの立派な施設が閑古鳥が鳴くようでは困ると。それで、民間主導の町民芸術劇場ができた。その当時は 250 名ぐらいの会員、正会員が二、三十、準会員が 200 名強おりましたので、ほとんど今も変わらない会員構成だろうというふうに思いますが、そういう人たちの思いにこたえた、そしてあのように百年記念ホールが、あの立派な施設が十勝の有数な施設の利用というようなことにつながっていっているという意味では、大変町民芸術劇場の皆さんには心から感謝を申し上げたいというふうに思っています。なお、そのほかに市町村振興協会の補助金、あるいは教職員互助会の補助金等がございます。これらについては、当然全額の補助ではありません。通常でいきましても2分の1の補助、つまり 500 万円の、ちょっと勘違いするとうまくないので、300 万円ぐらいの事業費を組むとします。そうすると150 万円の補助金が入ってくると。ですが、150 万円という一般財源がなければその事業は受けられません。そういうことになります。これは教職員互助会も同じであります。そういった意味での活用をいたしますと、総体事業費は、150 万円いただいて 300 万円の事業で町民に還元できるということになります。したがいまして、そのような活用方法を考えれば、まさにその 500 万円が補助裏の一般財源として活用できる。それから、そのことによって、人数も機会もふえる、参加者数もふえる。ですから、1人当たりの価格も1万人利用していますので、単純に 500 万円の話をしますと、1枚の券で 500 円軽減されていると。ですから、札幌や帯広で行われる公演等にかかわってはそれなりの金額取られますが、幕別町においては比較的安いというイメージを持っていただいている。1枚の券で 500 円、さほどでないかもしれませんが、そういうことでの波及効果があって、十勝でも有数な施設利用になっているというふうに考えているところであります。なお、その補助金の合計額につきましては、振興会の支援、それから教職員互助会の関係については、補助金の額が今ちょっと押さえられませんので、後ほどご報告申し上げます。失礼しました。ただいま出ました。補助金については、1,600 万円ございました。毎度毎度ということになりませんが、文科省から 1,100万円、22 年、教職員の互助会が 130 万円、市町村の振興協会 130 万円、幕別町より 524 万円、そういうような事業内訳になっております。なお、総体事業費でいきますと、6,000 万円くらいの事業をやっていると。その売却収入、券、チケットですね、2,000 万円程度、今の補助金等を入れます。差っ引きますと、いわゆる町民芸術劇場に交付している亓百数十万円などを充当して、最終的にはプラス・マイナスややゼロに近くなるということであります。
質問 14番 成田年雄
すばらしい、総額的に言えばすごい予算を動かしているのだなと。それでは、利用目的とする興行所である 800 席の売券は、職員を筆頭に正会員、賛助会員が積極的に企業や個人に売券し利益を追求しなければならない。なぜなら、趣味の域で開催するコンサートや演劇の選定に携わっているのではなく、赤字が出たら会社がつぶれるという危機感と有限責任を問われる民間的な考えがないからであると。従前から甘い考えでお客様が買いに来るのでは採算は成り立たない。百年記念ホールや役場、支所などの公共施設のほか、帯広のチケット販売業者に手数料を払い売券しているが、積極的な売券ではなく買いに来てくれることが前提では、手数料を払うだけの費用効果があるのかどうか、この辺を伺います。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
的を射た答弁になるかどうかわかりませんが、百年記念ホールにつきましては、もうけを主体をした施設ではありません、民間の施設ではありません、公共施設であります。公共施設の運営、公共は何をすべきか、そのことを理解し運営しているところに指定管理を行っているということであります。したがいまして、管理運営の部門と、それから興行にかかわる部門があります。興行の部門についてのご指摘であろうと思いますが、本来的に言いますと、この十勝において、あの規模において、どういう方を呼んでもペイをするなんていうことはあり得ないと思います。そんなことから、亓百数十万円の支援につながり、そして利用者がふえているということでありますので。なお、そのチケットの売券については、いろんなところにお願いして手数料を払うことについても、これは売れないより売れたほうがいいということでありますので、これも一つの有効な方策ではないかと。職員を初め町民芸術劇場の正会員の皆さん、そして 200 人もいらっしゃる賛助会員の皆さんがいろんな意味でお手伝いをいただいているということでありますので、私は同じ公演を行う場合においても、満席になるということは余りないとは思いますが、できるだけ満席になってもらって、かかる経費は同じですので収入サイドがふえる、そんなことが望ましいのではないかなというふうに思います。先ほどちょっと間違えました。総事業費は 6,000 万円というふうに申し上げましたが、総事業費 4,600 万円、補助金は 1,600 万円、文科省から 1,100 万円、市町村振興協会、教職員互助会から各 130 万円、そして入場料は 2,000 万円であります。その差っ引きしたのが 800 万円、900 万円の赤字になるわけです、単純に言えば。そこに町の交付金が入り、あるいは賛助会員の会費が入って充当されているということであります。
質問 14番 成田年雄
公共施設だから赤字になってもいいですよという発想は、それだったら役場職員がやればいいのだ、何も別段指定管理者ではなくてもいいのではないのかな。これは後で、また言わせてもらうけれども。ただ、今 800 席が完売しても赤字になるコンサートや演劇を町民に安価で提供するために交付金を使うというのであればわかるが、職員初め、正会員や賛助会員が企業や個人に対して攻めの営業活動もしないで完売できないとしたら、地域の芸術的文化活動の推進の観点からも問題であると思うが、いかがなものか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
安価に提供するためには、より多くのお客さんが入っていただくことのほうがよりメリットがあることは間違いないと思います。攻めの営業活動といいますか、先ほど申し上げましたように、みんなそれぞれ趣味・趣向が違います。人口規模からいって 800 席を埋めるということについては物理的にもなかなか難しいものがある。しかしながら、そういうものをいろいろ取り入れた中で、多くの町民ニーズにこたえていくということも、これは必要なのだろうというふうに思います。したがいまして、営業プラス・マイナス赤字ということはつきものかなというふうには思いますが、なお、売券ができれば、その額が尐なくなり、プラス・マイナス・ゼロという世界をもってそれはよしとしなければならないと、そんなふうに思いますので、特に攻めの営業活動については、精神としては承っておきたいというふうに思います。
質問 14番 成田年雄
本来の目的は、交付金に頼らない、利益を目的とする興行活動をするような検討をしなければならないのではないかと思うわけです。それであったら役場の教育委員会でやればいいのですけれども、指定管理者を置く必要があるのかどうかということです。営業もしないで、ただ、今、賛助会員とか正会員を当てにしたような営業のその興行の打ち方というのは、これ興行の興も知らない人たちがやっていることであって、全然。大体、NPO 法人が利益を捻出してはだめなわけではなく、人件費などに還元することは違法とされているが、その利益を NPO法人が管理している施設の技術、備品整備や維持・管理、さらには利用していただいたお客様に感謝するために利益還元の興行、公演事業を使うことはやぶさかではない。どうですか、こういう意見に対して。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
確かに、おっしゃるとおりの性質で結構だと思います。それで、利益について備品等に回す、これもそのとおりだと思いますし、その利益をいわゆる町民芸術劇場の独自事業として、先ほどお答えしていますが 24 事業、約1万人が入場されています。こういうところにも生きているわけであります。確かに、524 万円が中長期的に見てそれがゼロに限りなく近くなるというのについては否定するものではありません。ありませんが、それは状況を見ながら、今までのせっかくの町民芸術劇場の活用という観点でこれだけ活用されているわけですから、これが崩れることのないように、継続されるようなそういった支援もやはり考えていかなければならない。ただ、金額的には、おっしゃるとおり町からの支援をなくして独自事業ができるようなことになれば、幸いだというふうには思いますが、若干時間がかかるのではないかというふうには思いますけれども、これは理論的にはそれは望ましいということは言えると思いますが、現実的にはかなり厳しいものがあるというふうに判断しています。
質問 14番 成田年雄
そのためには、さっきの続きになりますが、民間的な有限責任の経営感覚で利益を出せるような事業を選んで実施すべきであると思うが、どうですか、これは。さらには、交付金については補完的な予算ではなく、経営能力や企業努力を怠らず、交付金に頼る役所依存型の体質から脱却し、民間的な感覚で運営することが責務ではないかと思うが、いかがなものか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
確かに、利益を出すということになりますと、大スターを呼ぶとかいろんな方法はあるのかもしれませんが、こういう小さい町でそのような方々を呼ぶというのは非常に困難でありますし、800 席では当然として収入の限界がございます。そういうことからすると、非常に難しい。それと、文化・芸術という観点ですから、それぞれが趣味・趣向を持っております。そういう人方にもおこたえをしていかなければならない。800 席という縛りもある。それから興行を行う場合に、それ相当の方々を呼んで、本当にペイするのかどうかというのは未知であります。そういうことからしますと、やはり予算の範囲の中で最大限知恵をしぼりながら、他の補助金も活用しながらやっていくというのが順当ではないかというふうに思いますが、なお検討の余地はあるのだろうと思います。これは、私どもが決めるのではなくて、二百数十名の町民芸術劇場の会員の皆さん、そして理事会もございます。そういう中でどういう種目がいいのか、これはけんけんごうごうとやるらしいのですが、その中で熟成されたものが事業となって反映されているというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 14番 成田年雄
どうしても自分は、利益というばかりではなくて、何か交付金というか、毎年毎年亓百何十万円をあれする必要があるのか、それを浮かすぐらいの気持ちでやらなかったら、何十年も続いていく結果になってしまうから、これはちょっとだめではないかなという部分なのですよ。そして、芸術と言っているけれども、自分はクラシックを聞いても全然わからないけれども、演歌だったらいいなという発想なのですけれども、自分の場合は。だから、芸術が、立派なオーケストラ呼んできて「いやあ、すばらしい」という人がいるか知らないけれども、私はどこかどさ回りの芸人さん来て歌ってくれたほうが何かもっと楽しいな。それが芸術と言えるのかどうかはわからないけれども、だけれども日本の文化ってどさ回りが文化の始まりですからね、これ、猿芝居が。その辺は覚えておいてくださいよ。それで、交付金についても、さっきも言ったのだけれども、利益という分よりも浮かすという方法をとるのならば、3年か5年の期限を切り発展的な解消をする必要があるのではないかと思うが、いかがなものか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
524 万円を浮かすつもりでの事業内容にしていけばいいのではないか、特に演歌などを取り入れたらいいのではないかというふうにご意見としてお伺いいたしました。確かに、それぞれの団体が自立をすることは、町行政における基本的な考え方でもあります。ですが、時代の流れというものを読みながら、将来につなぐ人間形成というものにも考えていかなければなりません。これは、単年度議決をしていただいているものでありますけれども、事業内容等を精査していくということは当然でありますし、今までの二百数十万円に及ぶ基金ですね、余ったものを積み立てたと、そういうものがあります。それらが単年度でもって調整財源として使われている。現在は、悲しいかな、ゼロ円になりました。尐なくとも、それよりも三角になるようなことがないような事業計画を検討してもらわなければなりません。尐なくとも、これ以上ふやすことについては、議会のご判断によりますけれども、なかなか難しい財政状況にもある。したがって、できるだけその辺の経費もより見直しをして、できるだけ尐ない交付金でおさまるような、そういうような知恵も出していただきたいなと。それは町との連携の中でやっていくわけですが、私どももそういう知恵を出しながら頑張っていきたいというふうに思います。
質問 14番 成田年雄
それでは、NPO 法人の経理等の実績について、今まで教育長と似たような答弁しているのかな。何人がいて、金額が何ぼですと。それでも、さらにまた加えて伺います。利用者がふえたとか、公演数がふえたとか、生涯学習講座や文化講演会がふえたということを重要視するのは町側であり、有形無形を含め、どのような費用効果があったのか、具体的に示してほしい。これ、さっきから教育長が言っているのだけれども、これが文化だとか言われたら、これおれが言っていることは何か全然かみ合わないなと思っているのだけれども、それも一言。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
いろいろ趣味・趣向がございます。で、私も演歌が好きであります。そういう意味では、ご一緒に鑑賞できる機会があればいいなというふうに思います。ぜひいろんな公演が用意されておりますので、お誘いいたしますので、ぜひおつき合いいただければありがたいと。皆さんで盛り上げていただければ、ありがたいというふうに思います。
質問 14番 成田年雄
これ、教育長、このやりとりいいかげんにしてくれよ。指定管理者になって、民間の経営ノウハウや活力と知識を生かすために、正会員や賛助会員をふやし、幕別の文化・芸術の発展や活性化に貢献するための対策や方針について具体的にどのような協議と指導をしているのか。その結果、何人増えて、どのような活性化や貢献が図られたのか、具体的に数字と事例で教えてほしい。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
何度か繰り返して言っているかもしれませんが、尐なくとも賛助会員あるいは正会員がそれぞれの趣味・趣向の中で構成メンバーになっているということであります。民間の活力あるいは知識、そういうものを活用するという観点においては、今までの町職員直営ではなかなかしづらいものがあるというところを感じていただければいいかと思いますし、これは自発的にできた組織でもあります。そういった趣味・趣向を持っている方々が自主的に集まって組織をしたものということであります。そういうことからしますと、行政が行わなければならないような地点をはるかに超えて実施されているという実績を持っておられます。そういう意味では、この指定管理者については十分評価できるものというふうに思います。強制して会員を増やすなんていうことになりませんので、すそ野が広がって、そして平成8年にできた町民芸術劇場のもとの会員数がほぼ変わらない状況、もう尐し増えてはおりますけれども、そういう状況がつくられてきたということは、ある意味では奇跡的な出来事ではないかというふうに思うぐらい、この幕別町民芸術劇場の運営については高く評価をされているということをお伝えしたいというふうに思います。
質問 14番 成田年雄
ちょっと中川君に答弁してもらおうかな。また同じ堂々めぐりになっているな、これ。また、民間のノウハウと活力や知識を導入し、経営能力や管理運営のコスト削減を達成した結果、事業会計に対してどのような費用効果があったのかを年度ごとに具体的に示してほしい。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
先ほども申し上げたかと思いますが、総体事業費が 4,600 万円、そして国あるいはいろんな補助団体から 1,600 万円と。入場料が 2,000 万円でありますから、会が負担しなければならないのはおよそ 1,000 万円になります。1,000 万円に亓百数十万円の財源も入っておりますが、いわゆる経営管理にかかわる部門、それらの節約等から生まれてくる金額も当然補てん財源として入ってくるということです。したがって、去年の実績で言いますと、500 万円からに近い営業のほうからの財源が芸術劇場の興行部門に入っていると、大ざっぱに言うとそういうことになります。おわかりでしょうか、よろしいですか。
質問 14番 成田年雄
何だ、これ、堂々めぐりかい。中川君、本当に答弁してくれよ。これ、先ほども言っているけれども、興行収益がふえていると聞いているが、興行実績も含めた費用対効果と1興行当たりの年度ごとの収支と平均人数は、人数のこと聞いていなかったな、人数のことをお伺いします。さらに、施設・設備については、専門性、特殊性があることから、施設・設備を熟知していることが重要であることから、専門業者に発注すべきではないかと思うがいかがなものか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
施設設備の面、その管理の部分については専門業者にというお話でありました。それにつきましては、まさに専門業者に委託をしております。
質問 14番 成田年雄
指定管理者ではなくて。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
こういうことです。指定管理者の中に、指定管理者が受託しますと、それは自分のところの自前の職員でやるか、あるいは再委託をするか。いわゆる警備だとか清掃だとか、あの範疇であります。舞台装置・照明については、専門業者に委託をしております。専門業者だからこそ、いろんな、2人で済むところが3人要る場合もある、1人で済む場合もある、そこに柔軟に対忚していただいているということです。まさに専門業者に委託をしているところであります。あと、その費用対効果については、この芸術の世界といいますのは、私も余り得意な分野ではありませんが、多くの方々が鑑賞するについては、それぞれがそれぞれの評価をしているのだろうと、私はそのように信じております。そういうことで、最後の答弁とさせていただきます。
質問 14番 成田年雄
教育長、まだ何分かあるから。あのね、教育長ね、それを言うなら指定管理者であって専門業者を入れているというのであれば、指定管理者要らないでしょう、専門業者に直接渡したほうがいいのではないですか、だめなのですか、これ。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
確かに、平成 20 年に指定管理者制度に移行いたしましたときには、舞台照明装置については町費で直接発注をしておりました。これはご存じのとおり、複数年にわたっての契約ということになりますので、債務負担行為の議決をいただいております。その年数が照明等については1年ずれたということであります。なお、一方では、同じ指定管理者の管理下に置いて、そして専門業者との十分な連携をとっていくということのほうが、これは望ましいわけです。そんなことから、2年目から照明等については百年記念ホールのほうの指定管理者の部分に上乗せをして、委託料を町直営から管理者に上乗せをして受託をいただいたということであります。
質問 14番 成田年雄
はい、最後に一言。どうせ指定管理者をやめて、ちゃんとした管理部門の正規のあれを使ったほうがいいのではないかというのが、私の考えです。丸投げしないで。それでは、終わります。