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幕別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月8日

指令業務の共同運用について

2011年12月8日、幕別町議会の一般質問で、寺林俊幸議員が「指令業務の共同運用について」質問し、町長 岡田和夫、副町長 高橋平明が答弁しました。

質問者
寺林俊幸 議員
答弁者
町長 岡田和夫、副町長 高橋平明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 寺林俊幸

通告にしたがいまして質問いたします。十勝圏消防広域化、無線デジタル化、指令業務の共同運用についてであります。平成 15 年 10 月に電波法関係審査基準の一部改正、また平成 18 年6月に消防法が一部改正になり、それにより国が推進する施策、消防の広域化、アナログ無線からデジタル無線への移行、あわせて無線の広域化、無線の共同化、指令業務の共同運用、以上五つの項目が出され、十勝管内 19 市町村でも共同運用を含めた広域化に向け議論され、ことし十勝圏広域消防運営計画案が公表され、その中で今回の定例議会において十勝複合事務組合規約変更並びに消防事務組合に係る解散議決の提案がスケジュールに組み込まれていたわけですが、11 月 19 日の市町村長会議において提案の見送りが決定され、今後においても協議、検討がされるということでありますが、住民に対しての説明が十分なされないままであり、結論を急ぐようなことでは、住民の生命、財産を守る消防体制はでき得ないと考え、以下のことについて伺います。1、広域化に伴う財政負担、また現在の消防予算と比べどの程度の負担となるのか。2、現在の消防力は維持されるのか。また充足率はどうなるのか。3、消防の広域化で、すべての項目を同時に行うことが必要なのか。4、常備消防が広域化(本部統合)によって、消防団の位置づけについてどうなるのか。市町村を越えての消防活動時において、そこにある消防団への指揮、命令などはどうなるのか、またその責任はどこにあるのか。以上を伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

寺林議員のご質問にお答えいたします。「十勝圏の消防広域化について」であります。昭和 23 年に消防組織法が施行となり、消防は市町村がその責任においてすべて管理する自治体消防へと移行し、現在の消防組織の体制の基礎ができ上がりましたが、その後、制度、施策、施設設備等の充実強化が図られ、火災の予防や消火はもとより、救急、救助活動から地震や風水害等への対忚など、広範囲にわたり地域住民の安全・安心の確保に大きな役割を果たしてまいりました。近年、急速な高齢化の進展の中、大規模地震や局地的豪雤など、複雑、多様化する災害等から地域住民の生命と財産を守る消防の責務はますます大きなものとなってきており、消防は寄せられる期待と信頼にこたえるため、社会環境の変化に適切かつ機敏に対忚できる体制を整備確立することが求められております。しかしながら、人口減尐社会を迎え、小規模な消防本部においては要員の確保や資機材の整備に限界があるため、災害発生時の動員力が十分であるとはいえない場合が起こり得るほか、高齢化に伴い増加する救急需要に対忚する適切な対忚や、予防査察、火災原因の調査等、より一層高度化、専門家する予防業務への対忚などが十分とは言えない状況が起こり得るのではないかという懸念が指摘されており、その課題解決に向けて十勝 19 市町村は消防の広域化の検討協議を進めてまいりました。さきの行政報告でもお伝えいたしましたが、現行の「自賄い方式」の解消に向けた協議において、共通認識の形成に至らず、現時点においても整理すべき課題の協議中でありますことから、当初想定していた平成 25 年1月1日スタートのために必要な関係議案の今議会での提案を見送ることとした次第であります。ご質問の1点目、「広域化に伴う財政負担について」であります。「(仮称)十勝圏広域消防運営計画(素案)」におきましては、広域化後の常備消防に要する経費のうち、投資的経費を除く費用については、人口、面積等を反映した消防財政の統一的基準である普通交付税の「基準財政需要額割」と各市町村独自に基準財政需要額を上回る経費を支出してきた実態を反映させた「消防需要割」の二つの算定により負担する方法で検討するとしておりますが、申し上げましたように、現在自賄い方式の解消に向けた協議を行っている最中でありますことから、広域化後の財政負担につきましては、前提となる条件が確認された後にお示しをさせていただきたいと考えております。ご質問の2点目、「広域化後の消防力について」であります。総務省消防庁は、市町村が火災の予防、警戒及び鎮圧、救急業務、人命の救助、災害忚急対策、その他の消防に関する事務を確実に遂行し、消防の責任を十分に果たすために必要な施設及び人員について「消防力の整備指針」を定め、市町村はこの指針を目標として必要な施設及び人員を整備するものとされております。「消防力の整備指針」は、市町村が目標とすべき消防力の整備水準を定めたものでありますが、一つには施設の指針として人口1万人以上の市街地と、人口 1,000 人以上1万人未満の準市街地ごとの署所と消防ポンプ自動車の数をはじめ、はしご自動車、化学消防車、救急自動車、救助工作車、指揮車の数を定めております。また、二つ目として、人員の指針として消防ポンプ自動車などの車両ごとの搭乗人員等や通信員、予防要員の数を定めております。広域化にあわせて、「十勝圏」としての常備消防力の配置基準を定めることとなりますが、素案におきましては、「地域における消防サービスを維持するため、市町村に所在する署所については現在の位置に置いて現状のまま引き継ぎ、広域化後の署所とする」としており、現行の施設、車両、出動態勢を維持する水準を設定するものであり、消防力の低下につながるものとはならないものと考えております。まだ現行におきましては、市町村の区域を管轄区域として消防活動等を行ってまいりましたが、広域化後は、消防・救急活動などにおける出動範囲は市町村の垣根を越えて災害現場から最も近い署所が対忚するなど、弾力的な出動態勢を構築することにより、住民サービスは向上するものと期待をいたしております。ご質問の3点目、「広域化の進め方について」であります。前段申し上げましたが、今後予想される社会情勢と自治体財政の状況を考慮すると、小規模な消防本部においては出動態勢、消防車両等の資機材、専門要員の確保等に限界があることや、組織管理や財政運営面での厳しさが生ずるおそれがあることから、行財政上のさまざまなスケールメリットを実現することが極めて有効であり、そのためには一体的な広域化の実現によって、住民サービスの向上、消防体制の効率化、消防体制の基盤の強化を実現し、より尐ない経費でより大きな効果を上げることが可能になるものと認識いたしております。しかしながら、19 市町村の間で現行の「自賄い方式」の解消に向けた協議において、共通の認識の形成には至らなかった現状にある中、アナログ方式消防救急無線の使用期限が平成 28 年5月 31 日までとされていることから、広域化の検討とは切り離して、消防救急無線のデジタル化の検討を先行して進めているところであります。消防無線のデジタル化は、十勝圏の消防が広域化するか否かにかかわらず、期限までに整備しなければならないものであり、平成 24 年度に実施予定の電波伝搬調査の結果をもとに、その後において整備を進めていくことになるものと考えております。ご質問の4点目、「消防団の位置づけについて」であります。国の広域化に関する指針において、消防団は、火災などの災害活動のほか、地域に根差したきめ細かな火災予防運動や、忚急手当の普及指導など、地域に密着した多様な活動を行うことから、広域化の対象外とされており、この考えを受け現在協議されております広域消防計画素案におきましても、広域化の対象外として、広域化後に市町村ごとに条例等を整備することとしているところであります。災害が大きければ大きいほど、災害直後の初動期における地域住民相互の助け合い、人命救助や初期消火への努力が被害の軽減につながることになり、阪神淡路大震災におきましても、消防団は消火活動と要救助者の捜索、救助活動、給水活動、危険箇所の警戒活動など幅広い活動に従事されました。このようなことから、広域化後におきましても消防団活動の重要性に変わりはなく、大規模災害時における住民の避難誘導、水防活動などに関する活動については、市町村長の実働部隊として常備消防との関係では、火災防御や救助活動、火災予防等の活動については消防長、署長の管理により、従前同様の円滑な連携が図られるよう取り組んでまいらなければならないものと考えております。次に、「市町村を越えての消防団の防災活動等のあり方について」であります。消防団は、消防組織法の定めに基づき、条例・規則で消防団及び分団の名称とそれぞれの管轄区域を定めており、消防長、消防署長の命令に基づく区域外の行動を例外として、基本的には当該区域での行動に限られております。過去に昭和 39 年に芽室の大火の際に、当時は常備消防が充足されていなかったことから、消防団が出動した事例がありましたが、近年は各市町村とも常備消防が整備され、北海道広域消防総合忚援協定や十勝管内各消防本部における申し合わせにより、常備消防の出動が可能となったため、消防団が管轄区域を越えて出動することは可能性としては極めて低いと考えております。ご質問にあります「区域外への出動の際の指揮命令」のあり方につきましては、消防団が広域化の対象外とされていますことから、消防団事務を円滑に推進していくためのあり方を、今後の協議の中で検討してまいらなければならないものと考えております。以上で寺林議員のご質問への答弁とさせていただきます。

質問 2番 寺林俊幸

ただいま町長にご答弁いただきましたけれども、行政報告の中でもございましたけれども、本定例議会への消防事務組合の解散議決を見送るということのお話もありました。また、報道の中にもございましたけれども、そこまでに至るまでのこれまでの経過が一切住民の皆さんに説明されていないと。また、生命、財産を守るような大切な消防体制、どう変わっていくのかというようなことは、大変不安に感じておられると。そのようなことから、広域化についてお伺いするわけでございますけれども、大きな予算をもって広域化に進むというようなこともお聞きしておりますけれども、その中身も全然聞こえてこないというようなことであります。その中で、22 年の決算で消防費が5億 7,783 万円何がしというような費用がかかっているわけでございますけれども、住民とすれば当然この費用が広域化によって幾らかでも尐なくなればというふうに思うのが当然でありまして、ただその中におきまして各市町村の住民1人当たりの消防費について4倍以上の差があるというようなことについて、これをどのように公平化していくかということを、今現在、市町村会議の中で話し合われていることかと思いますけれども、町長の見解のほどをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

平成 25 年1月1日を新たな広域消防のスタートとしたいという当初の計画は、実はそれまでに広域化することによって、それぞれの組合に財政的なメリットが実はあったわけです。国からの交付税措置等のメリットがあったわけですけれども、これが一つの目標として掲げられたと。ところが先ほどから申し上げておりますように、そして今ご質問あったように、自賄い方式、今は幕別の消防車を買うのは幕別の予算で買う。池田は池田で買う。東部の東十勝消防事務組合はあるけれども、それぞれが自賄いで施設や整備をすると。ところが今度十勝一つにすると帯広市の消防車を買うのに、残りの 18 町村も同じように負担金を出して帯広市の消防車を買う、幕別のときもほかが出す、陸別で買うときもみんなで出し合う、このことが本当にいいのかどうか。あくまでも自分のところの消防署のあれは、自分のところで買えばいいのでないか、自賄いでやればいいのでないか、この辺がなかなかかみ合わない。そして、今度は組合が一つになるわけですから、消防署も施設整備もみんなそれは組合のもので、あるものは各町のものではないという意識もある。さらには職員を採用するときに、消防署員を採用するときに、今、東十勝に四つありますけれども、それぞれの署でみんな職員を採用している、試験やったりとか。今度は十勝1カ所で採用試験やって、そこで決めた人で、あんたは広尾へ行きなさい、あんたは鹿追へ行きなさいと。こんなことをやられたら、うちの町に住まないで、みんな帯広とか幕別とか音更から住んで通ってくるのではないか。それでは何のためにせっかく消防署の署員をも採用するのに、地元にメリットにならない、何ともうまくやっていけないのではないか。そういったことなどいろんなことが、今のその中で話し合われているものですから、なかなか一つにまとまっていかない。ですから、消防車を今どこが買うのか一つによって、町の財政負担というのも、これ変わってくるものですから、先ほどお答えしたように、今うちでどれだけ負担したらいいのかというようなことが申し上げられない。これを、よく端的に私言うのですけれども、島の町長さんと話ししたら、うちの島で火事になったって稚内や函館からだれも忚援に来てくれない、うちの中でやらなければならない。そんなのに函館、稚内ではしご車買うときに、何でおれたちが負担しなければならないのだというようなことを言うのです。ただ、これがずっとお互いに言っていたら、恐らく広域化は持っていけないのだろうと。だから、ここが今やっぱり我々としては一番難しいのと、それで今、自賄い方式をどうするかを副町長部会、そして町長部会あるいはその担当者部会で、例えば消防自動車の設備をするときの自賄いは大体5年後をめどに、7年後をめどに解消して、みんなが出し合って買うようにしたらどうかとか、そして職員の採用は一括そうやるけれども、欲しいという町村に面接をやらせて、そこへ住むことを条件にしてはどうかとか、そういった話が今も実は続いているものですから、今回、提案が見送られたということですので、実はさっき部屋へ戻ったら、二十何日に、また町村長の案内が来ていました。また広域化の会議があるそうですけれども、そういったことをこれから尐しずつ詰めていかないと、これは総論では賛成するけれども、各論に入ったらまたみんな反対だということになっていくと、まとまらない部分があるのかなというふうに思ってますけれども、さらに一本化していこうと、広域化していこうということについては、前段の話し合いはされているわけですから、さらに細部を詰めていくということになっていくのだろうというふうに思います。

質問 2番 寺林俊幸

今、検討中というか、各町村の中でのすり合わせが進んでいるということで理解しておりますけれども、今後に向けてやはりいつの段階かでは判断しなければならないということがありまして、住民もそうですけれども、我々議会としても判断材料ということで、決まった段階で、その資料なり結果なりをお知らせ願えればなというふうに思います。次に、2番目の現在の幕別消防の消防力は維持されるのか、また充足率はどうなるのかということでお聞きしたいと思いますけれども、ご答弁の中に、現在、幕別にある消防力、そのまま広域になっても維持していくんだと、これを使って住民の安全を守るのだということで理解いたしましたけれども、充足率については先ほどもありましたように、先が見えない中、広域に向けて議論中であるということでありますけれども、十勝管内の充足率を見ますと 101.3%から 62.4%と大きな格差がある中、今一本化に向けて協議をされていると。これ平均すると大変なことになるのだろうなと。当然 100%を超えている町にすれば、うちの町ではもうこれで十分なのだというようなところで、ほかの町村のカバーをするような形になるのかなと。これを考えれば本当に大変な協議であるというふうに思いますけれども、ただ将来、幕別だけでなく十勝管内を見た段階で、当然、住民が減る町村もあるでしょう。そういったときに消防力の低下によって、住民の生命、財産が脅かされるというようなことについて、町長はどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

これは、先ほども言いましたように、それぞれが今各町村ごとに設備、車両をもっているわけですから、たとえ 100%になっていたとしても、これはどこかでまた消防車とか施設は更新が来るわけですから、それらを踏まえて、先ほども言いましたように、全体で 100%の枠を持つのか、自賄いで今までどおりそれぞれが 100%の維持に向けて整備していくのか、この辺が先ほど来申し上げているようにまだ結論が出ていないところでありますので。うちの町が、当然、車両なんかも 100 になっていますから、これはいいのですけれども、自賄い方式だとすれば、どこかで更新の時期が来れば、自分のところで金を出して更新して 100 は継続していく。しかし十勝全体で、おまえのところ 100、もう行っているのだから、ちょっとまて、今度はこっちをやるからというようなことになると、それは町の出すお金でなくて、全体の中でのお金の負担の中で進めていくというようなことになってくれば、またちょっと整備の仕方も変わってくる。ですから、今の段階では、まず自賄い方式をどう解消していくのか、あるいは車両や施設の整備をどんな形でこれから 100%を目指して進めていくのかと、そういったことがまさに大きな協議の課題になっていくのだろうというふうに思っています。

質問 2番 寺林俊幸

充足率については、今後の協議の中でいろいろ変わってくるのだろうというようなふうにも思いますけれども、将来的な消防力、十勝全体を見た中の消防力というものをやはり維持していただいて、大きな災害に対忚できるような形をとっていただけるというふうに考えます。次に3番目の、消防の広域化についてすべての項目を同時に行うことが必要なのかということでございますけれども、ご答弁の中で、広域化については助成が受けにくくなったということで、今後については考えてはいくけれども、当面のスケジュールから外すというようなことでございましたけれども、デジタル化についてはご答弁の中にありますように、28 年5月 31 日までという期限が切られております。これに向けては、広域で取り進めるのか、さらに小規模で取り組むのかということになりますけれども、やっていかなければならないと。できれば広域での取り組みが経費的にも当然尐なくなるというようなことから考えれば、そこに向けていくことが重要課題であるというふうに思いますけれども、これについても先ほどご答弁いただいて今後の課題であると、進み方によってというようなお話もありました。また、広域化というか、デジタル無線の広域化というものについては、十勝管内全体で見れば日本一広い広域消防となるというようなことでございますので、メリットも大きい、金、整備にかかる費用も莫大なものになるのだろうというふうに考えております。これについて、当初出されましたスケジュールの中には、住民意見の集約をするというようなこともうたってございましたけれども、予定では今年度の7月、8月ごろというようなスケジュールになっていたのかなというふうにも思いますけれども、それについてこれまで実施されたのかされなかったのか、またその結果についてお聞かせいただきたいなと思います。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

先だって申し上げましたとおり、広域化の進め方に関しまして自賄い方式が問題になりまして進んでいない状況になりましたので、住民への説明ですとか、それからこの広域計画の案そのものを住民に対してお示しをできる状態ではまだないということで説明会等は行っておりません。

質問 2番 寺林俊幸

実施されていないというようなお返事でございましたけれども、今後に向けてやはり住民の方はどのように考えているのかというようなことを聞く機会が必要ではないかというふうにも思います。ぜひ住民の声を聞く場を設けていただければというふうに思います。次、最後でございますけれども、4番目の常備消防が広域化によって消防団の位置づけについてどうなるのかということでございますけれども、広域化については先送りされたということでございますけれども、幕別の中では4分団の消防団がございます。その中で、当然、農村地帯において消防団も結成されているわけでございますけれども、地域に根差してきめ細やかな火災予防だとか、また初期活動していただいているわけでございますけれども、ただその消防団について取り組みはすべて同じかということではございません。一部については消防隊が出動する、駆けつける前に消防団がみずから緊急車両で活動に向けて行くというようなことも当然あります。その中で、質問の中にもありますけれども、出動時の指揮命令、また責任についてはどうなるかいうようなことで、消防団は区域外に出動することはないということをお聞きしまして、ひとつ安心しているわけでございますけれども、逆に初期活動で町の境にするところまで出動したと、当然そのときの対忚という観点で、先ほどありましたように、近隣での協力体制は今できているということで、まず難しいことかと思いますけれども、他町村から忚援に入ったというようなときに、指揮命令等はどうなるのかなということも考えわけですけれども、当然、消防団が初動活動されている。そこへ他町村から忚援に入った消防隊が入るというようなときのその指揮命令についてはどのような形になるのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

消防の災害現場での対忚につきましては、現場にいます一番階級が上位の者が隊長として指揮命令権を持つことになります。ですから、万が一、例えば幕別の消防が災害現場に行ったときに、豊頃から消防署あるいは消防団の方が来られたとしても、指揮権を持つのはその災害現場にいる一番、言ってみれば幕別町で言うと、幕別の消防署長がその災害に関しての指揮命令権を持つことになります。

質問 2番 寺林俊幸

幕別の消防署長が指揮命令権、責任を持つということでございますので、今までお聞きしたその団に関しては、やはり消防団、団員の方々も広域化に向けての説明がない中での活動を余儀なくされると。今後に不安を抱きながら活動をされているというようなことからお聞きしたわけでございますけれども、こういうようなこともやはり住民、また消防団員の方々に逐一説明をしていただきたく、またその説明を聞いて活動にも取り組めるというようなことが必要ではないかなというふうに考えるわけでございます。消防の広域化について課題は大変多く、私も認識しているわけでございますけれども、十勝一つ考えますと、広域に点在する消防とそれを支える市町村の財政の問題はまずあって、多様化する消防に対する需要、また増加する広域災害の対忚についていろいろ問題があるのだろうというふうに思います。しかし、住民の生命と財産を守る消防体制については、今後しっかりとした十勝での取り組みも必要ではないかというふうに思います。市町村を越えての取り組みによって、当然経費も軽減できる、またそれによって強固な消防体制ができると。それによって住民は安心して町に住めるのだというようなことを思います。今後いろんな問題の中で、市町村会議等でもまれるのだと思いますけれども、十分住民の安心を、安全を確保できる消防体制をつくっていただけることをお願い申し上げまして、質問を終わります。

出典:幕別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月8日 議事録 PDF(114ページ) 間違いを知らせる