みんなの議会

幕別町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月17日

初めに、地方財政対策について

2011年6月17日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「初めに、地方財政対策について」質問し、町長 岡田和夫、企画审参事 伊藤博明、総務課長 田村修一が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫、企画审参事 伊藤博明、総務課長 田村修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 中橋友子

通告に従いまして、質問をさせていただきます。町政執行方針に対してであります。初めに、3月 11 日に発生いたしました東日本大震災、福島の原子力発電事故により、大変多くの方の貴い命が失われました。また、たくさんの方が被災をされました。心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。さて、このような東日本の大震災と福島の原子力発電事故、それらに加え、町の存亡にかかわる TPP交渉問題や、国民の負担を増大させる社会保障と税の一体改革、長期化する経済不況など、営業も営農も暮らしも大変困難な状況のもとで、岡田町政の4期目のスタートとなりました。町長は、町民との協働によるまちづくりの实践で、住んでいてよかったと言えるまちづくりを進めると、決意を示されました。現状では年収 200 万円以下の町民が5割に上り、貧困と格差が拡大する暮らしを支え、だれもが安心して暮らすことができるよう、次の点についてお伺いいたします。初めに、地方財政対策についてであります。政策实現の主要な財源である普通交付税について、東日本復興財源捻出のため、地方交付税の削減案が浮上し、予断を許さない現状にあると、町長は執行方針の中で述べられました。国難ともいえる今回の震災復興について多額の費用が必要であり、国・地方挙げて救済支援に取り組むことは当然のことであります。しかし、同時に全国の地方自治体の予算が削られていけば、経済不況のもとで冷え込んでいる地域経済はさらに冷え込み、暮らしも営業も、さらなる困難が予測されます。町財政はようやく公債費比率が 20%を下回る見通しとなってきましたが、このような現状ではまた逆戻りになりかねません。特別交付税については、当然被災地に重点配分されると予測されていましたが、普通交付税までとなると深刻です。そこで、財源確保に向けての国に対する働きかけと、今後4年間の幕別町の財政見通しについて、可能な限りの財政指標で示していただきたいと思います。次に、住民自治の確立についてです。主要施策の展開の中でコミュニティの推進、公区単位の活動支援など、住民参加のまちづくりを進めていくことが随所に示されました。住民自治の確立は行政の柱であり、地域防災の確立、高齢化社会への対応など、安全・安心のまちづくりの基本となります。しかし、基礎組織の公区の現状は、尐子高齢化が進み、未加入者の増加など困難を抱えています。改善の一環として、各種の財政支援や協働のまちづくり支援事業など实施をし、さらに検討委員会などで協議が重ねられていますが、町長を先頭に、行政側からより積極的に住民側に出向く、こういうことが大変大切だと考えます。公区加入の現状や住民との積極的な懇談会の实施など、自治の確立に向けての取り組みを伺います。3点目、活力あるまちづくり。雇用対策と地域経済の振興は大変重要な課題です。中でも雇用対策でありますが、これまでも、働いても暮らしが成り立たないワーキングプアの問題をたびたび取り上げてまいりました。その中で、特に今回は官製ワーキングプアの解消を図ることを求めたいと思います。全国の自治体労働者のうち、非正規労働者が約 60 万人と推定されています。これは全体の約3割に上ります。年収は多くが 200 万円を下回り、雇用の安定と貧困の解消はまずおひざ元の役場からというのが私の求めるところです。現状と改善に向けてお伺いするものです。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員のご質問にお答えいたします。「町政執行方針に対して」の質問であります。ご質問の1点目、「地方財政対策について」であります。初めに、財源確保に向けての働きかけについてであります。国の平成 23 年度の地方財政対策につきましては、3月の第1回定例会の行政報告及び本定例会における町政執行方針において申し上げましたとおり、社会保障関係経費が大幅にふえることや、起債償還に伴う公債費が依然として高い水準にあることから、地方交付税の増額などに配慮されたところであり、地方交付税総体では、前年度対比で 4,799 億円、率にして 2.8%の増となったところであります。先般、財務省が東日本大震災の復興財源を捻出するために、地方交付税を最大 6,000 億円削減する方針を固めたと報道されたところでありますが、現在のところは財務省案ということで、政府が正式に決定したものではないものの、仮に 6,000 億円削減された場合、前年度対比では 0.7%の減となるものであります。ご承知のとおり、地方交付税につきましては、地方自治体の固有の財源という性格を有し、自治体間の財政力格差を調整することを目的としたものであります。したがいまして、地方自治体にとって、地方税とともに一般財源として大きな比率を占めているものであり、地方交付税が減額されることの影響を憂慮しているところであります。全国町村会におきましては、「東日本大震災に関する緊急要請」と題し、補正予算を早期に成立させるとともに、激甚災害法の対象の拡大などの措置を講じ、仮設住宅の整備、児童生徒の就学の援助及び瓦れきの撤去など被災地域への支援のほか、特別立法による地方交付税総額の特例を設け、大幅に増額し、復旧・復興に対する経費を普通交付税の別枠として措置するよう、政府に要請したところであります。前段申し上げましたとおり、本町の財政運営にとりましても、地方交付税の影響は大きいものがあるため、今後におきましても、国の動向を見きわめるのはもちろんのこと、町村会などと連携を図りながら対応してまいりたいと考えているところであります。次に、今後4年間の財政見通しについてであります。私が町長に就任いたしました平成 11 年当時は、バブル経済が崩壊した後の日本経済の低迷期で、市町村財政を取り巻く環境も非常に厳しい時期であり、本町におきましても起債残高が、町長就任前の平成 10 年度に一般会計において約 227 億円と、当時の幕別町単独といたしましてはピークになっており、非常に厳しい状況でありました。こうした状況のもと、スリムで効率的な行政運営を目指し、平成8年に策定いたしました第2次行政改革大綱、平成 18 年に策定いたしました第3次行政改革大綱に基づいて、財政健全化のための行財政改革を推進したところであり、具体的には職員数の適正化、自主財源の確保、起債の繰上償還などを实施してきたところであります。平成 23 年度から平成 26 年度までの4年間の財政見通しについてご説明をさせていただきますが、まず推計に当たりましては、普通交付税の交付額を、平成 22 年度決定額から、当該年度限りの特殊要素を除いた 59 億 3,900 万円をベースとして、毎年2%ずつ減額していくものとして推計し、町税などの標準税収入につきましては、平成 21 年度と同額で推移するものとして、また、普通建設事業に充当する起債借入額につきましては、平成 23 年度は6億円、平成 24 年度以降は8億円とし、臨時財政対策債につきましては、平成 22 年度借入額をベースに、毎年 10%ずつ減額した数値を用いて算出しているところであります。初めに、起債残高でありますが、平成 22 年度末に 194 億 7,000 万円となっているところでありますが、これが平成 23 年度末には 184 億円に、平成 26 年度末には 166 億円になる見込みであり、また、实質公債費比率につきましては、3カ年平均で、平成 23 年度は 19.6%、平成 24 年度及び平成 25 年度は 18.3%、平成 26 年度には 17.9%と徐々に下がっていき、起債の発行において国の許可が不要となる 18%未満となるものと見込んでいるところであります。また、経常収支比率につきましては、平成 23 年度は 79.2%で、平成 24 年度から平成 26 年度は 79.8%となり、ほぼ横ばいであると推計をいたしているところであります。今後におきましても、各種事業の实施に際しては安易に起債に財源を求めることなく、町全体の経費節減や自主財源の確保、起債借入額を抑制することなどにより、实質公債費比率の引き下げに努め、引き続き財政健全化の取り組みを進めてまいりたいと考えております。なお、今回ご説明いたしました推計につきましては、普通交付税の交付額など、毎年の国の地方財政対策の動向により変動するものであり、あくまでも現時点での見込みであることをご理解いただきたいと思います。ご質問の2点目、「住民自治の確立について」であります。我が国を取り巻く社会環境は、高度経済成長期を経て都市化が進展する中で、地域共同体の崩壊を招くとともに、大家族から核家族、単身世帯へと家族のありようを変え、地域や家族の互助的な機能を低下させ、この結果、個人を単位とした社会への変換がなされ、人々は社会的な共通価値よりも、自分の価値を優先するようになったと言われております。ご質問の「公区加入の状況」についてでありますが、本町におきましては、行政区として設置しております「公区」の名のもとに、住民の方々の自治組織を設けている場合と、「町内会」として設けている場合とが混在しているわけであります。いずれも、地域住民の自治組織であり、いわゆる町内会活動に賛同する方々によって構成されておりますが、公区長からの報告に基づいて集計いたしました加入率につきましては、平成 21 年度は 88.5%、22 年度は 88.7%、23 年度は 87.2%であり、今年度の地域別の加入率は、幕別本町地区の市街地は 95.5%、札内地区の市街地は 83.1%、幕別農村地区は94.4%、忠類地区は 97.8%という状況であります。次に、住民自治の確立についてであります。近年、尐子高齢化や変貌する社会経済状況の中にあって、地方分権の進展、住民ニーズの多様化、住民自治の充实への要請、自助・共助・公助の必要性などを背景に、よりよい地域社会を实現するために、住民と行政とが互いに知恵と力を出し合いながら、地域課題をみずからの力で解決するという、協働によるまちづくりが全国の自治体において重要視されております。本町におきましても、第5期幕別町総合計画において、「町民参加・町民との協働」を基本姿勢の一つに掲げるとともに、「ともに考えともに創る活力あるまちづくり」を基本目標に、その方策として「住民参加のまちづくりの推進」を位置づけており、町民の皆さんとの協働によるまちづくりを实効性のあるものにしていくことが肝要であろうと認識いたしております。地域における自治活動につきましては、基本的には地域の発想と責任により行うことが、住民ニーズに的確かつ柔軟に対応していくことが可能となるとの考えから、住民活動と行政との役割を分担した上で、公区活動運営費交付金を始め、公区行事での活動中の事故に対する見舞金の支給、近隣センター運営交付金により自主的な住民活動への支援を行うとともに、協働のまちづくり支援事業を通じて、地域コミュニティの醸成に努めてまいりました。協働のまちづくり支援事業のあり方に関しましては、公区長 12 名による検討委員会で協議・検討をいただき、事業内容を適宜見直しており、本年度からは公園管理への支援の大幅な増額を行ったところであります。また、平成 14 年度から实施いたしておりますまちづくり出前講座は、昨年度は保健・医療など 66回、延べ 2,596 人の参加をいただいたところであり、一層の充实を図ってまいりたいと考えております。このような中、平成 19 年度からの公園里親制度による公園見守り隊など、公区を始め老人クラブやボランティア団体など、地域を支える多様な力がまちづくりへ参加されるようになり、住民参加に広がりが見られるようになってまいりました。一方で、住民の方々の行政への参画の手段といたしまして、平成 12 年に「幕別町まちづくり町民参加条例」を制定し、審議会等の附属機関の委員に町民公募による委員の参加をいただき、町民の方々の豊かな社会経験を町の意思形成過程に反映いただいてきたところであります。また、忠類地区におきましては、平成 18 年の合併を期に忠類地域の住民の意向を行政に反映させ、行政と地域住民が協働して地域づくりを推進していくため、忠類地域住民会議を設置し、これまで二度にわたり、忠類地域の振興に関する提言をいただき、町政の執行に反映させていただいてきたところであります。今年度からは、地域のさまざまな団体の連携組織として「忠類魅力づくり会議」が設立され、一層の地域の活性化に向けた取り組みがなされるものと期待いたしております。今後におきましても、住民自治の確立に向け、住民と行政とのお互いの理解と尊重の上に、情報の共有、行政活動への住民参加、住民と行政の協働を進めるとともに、私を先頭に、職員が住民に対して積極的に寄り添っていくことにより、住民みずからが主体的にかかわる自治意識の醸成と、住民感覚を身につけた職員の意識改革を図ってまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「活力あるまちづくりについて」でありますが、「非正規職員の現状と改善に向けて」というご質問内容であります。初めに、非正規職員の現状についてでありますが、平成 23 年4月1日現在、271 名を任用しているところであり、いずれも地方公務員法第 22 条第5項に基づく臨時的任用であります。内訳といたしましては、月額賃金を支給している嘱託職員は、19 職種で 34 名任用しており、主な職種といたしましては、わかば幼稚園園長、生涯学習推進アドバイザー、交通安全推進員のほか、町税嘱託徴収員や公営住宅使用料嘱託徴収員などであります。また、日額賃金を支給している臨時職員は、19 職種で 237 名任用しており、主な職種といたしましては、一般の事務補助 48 名、臨時の保育士 29 名、代替保育士 39 名、学童保育所指導員 19 名、給食センター調理員 17 名、特別教育支援員 16 名、僻地保育所保育士 16 名などという状況であります。これら職員の平成 22 年度の年間賃金支給額につきましては、嘱託職員については平均約 224 万円、臨時職員については平均約 108 万円、全体で平均約 119 万円という实態でありますが、賃金のほか、対象者には通勤手当等も支給しているところであります。次に、「改善に向けて」というご質問についてでありますが、臨時的任用職員につきましては、地方公務員法第 22 条に緊急又は臨時の職に関する場合に任用できることとなっており、任用期間は6カ月で、1回に限って更新することができるもので、再度更新することはできないことと定められております。本町におきましては、特定の事務事業が一定期間多忙となる場合に任用することとしており、長期にわたる継続的な任用を前提としたものではなく、あくまでも正職員の業務の補助的な仕事に従事していただいているところであります。また、賃金につきましては、北海道最低賃金や二省協定労務単価、さらには他市町村の同一職種の賃金などを参考として決定しているところであり、現行制度における任用の形態等を考慮いたしますと、適正なものと考えているところであります。以上で、中橋議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 15番 中橋友子

それでは、財政問題から再質問させていただきます。初めに、地方交付税の今回の震災とのかかわりでお尋ねするところなのですが、今回は久々に交付税がふえまして初年度で約 5,000 億円ということで、ちょっと息がつけるかなという思いを、町長の執行方針を3月に伺ったときに感じました。しかし、今回の 6,000 億円削減ということになりますと、それを上回る削減ということでありますから、これは大変なことだというふうに思いまして、質問の第一に挙げさせていただいたところです。全国町村会で運動をされて、別枠で求められるということでありますから、私もこの別枠というのが本当に大事だというふうに思います。これまでも、後段の質問の中にもふれるようになるのですが、この間、幕別町の財政問題の中で、いろいろ理由はあるのですけれども、交付税の削減による困難さというのがずっと続いてきたように思うのです。特に三位一体改革の3年間、04 年から 06 年の3年間については、本当に総額で4兆 7,000億円、实際に町村に移譲されたのは3兆円というようなことですから、差し引きすると1年間で 5,000億円を超える削減がされてしまったと。そういうことがいろんな意味で疲弊を招いたということでありました。手法としてちょっと伺いたいのですけれども、特別立法を求めて別枠でということなのですよね。ですから、これがどんな手順でといいますか、国に働きかけていく以外にないのだと思うのですけれども、大変急がれる課題だと思いますので、町長自身はこの町村会とどんな議論をされて、さらに要請書を提出された後の働きかけなどはどんなふうにされているのでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

私ども一地方自治体におきましては、直接政府なり財務省と話し合いをするというようなことは当然あり得ませんので、我々の代表が国あるいは政府との話し合い、要望を行うのでしょうけれども、具体的にはこれから国が、今、言われておりますように第2次、第3次の補正予算を組んでいく中において、いわゆる復興財源をどこに求めていくかということにかかってくるのだろうというふうに思っております。したがいまして、今 6,000 億円交付税をカットしようとしているのを、それをやめて、今まで従前どおり、それは市町村に交付をしなさい。しかし、復興財源は復興財源として必要なものは別の財源手当をしていただきたい。そういうような要請をしているわけですから、それが届くか届かないかは、財務省が、政府が編成する補正予算の中に出てくるのだろうというふうに思います。

再質問 15番 中橋友子

わかりました。別枠でというのは本当にそのとおりだと思います。今までの国の赤字はたくさんあるのですけれども、国債を発行した残りが。ですが、この震災復興は絶対やらなければならない課題ですから、私たちも特別枠で震災復興のための国債を発行するなり、それも借りても、今までの国債とまぜるのではなくて、きちっと日本の中にゆとりのあるところもあるわけですから、そこを補っていただくということを求めているところです。これはぜひ注意をして、引き続き力を入れていただきたいと思います。4年間の財政見通しにかかわって伺います。初めに、町長が平成 11 年に就任されてから今まで、当時 227 億円の起債があったものが、平成 22年度末では 194 億円ということですから、实に 33 億円の減額ということで、これはある意味では本当に借金返済の 12 年間であったというふうにも私は思うのですけれども、しかしこれはこれとして健全な財政に向けていくことと同時に、限られた財源であっても有効に町民の施策に生かしていくということは、非常に町の大事な仕事だというふうに思います。そこで、財政見通しの中で、町長はこれから毎年、特殊状況を除いてまず2%ずつの交付税の減額、今年度の約 60 億円から2%ずつ下げていくということなのですが、これは当然見積もりをするときには多く来ることなどはやってはならないことですから、尐しでも堅实な、かたく見積もって入ってくることを考えて、予算を立てるというのが常道だと思うのです。そういう意味の2%なのかというふうにも思うのですが、人口減も心配されるところでありますから、まずこの根拠について伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

4年間の財政見通しということのご質問だったものですから、こういう数値を使わせてもらったのですけれども、正直なところ、来年の交付税も何%になるかと言われてもわからないのが現实であります。そういった中で、おっしゃるとおり、2%ずつぐらいのマイナスでかたく見ていくことがいいのかなというようなことで、こういう推計をさせていただいたということでありまして、具体的に固まったもの、あるいは何が根拠だというようなものではないということでご理解いただきたいと思います。

再質問 15番 中橋友子

わかりました。続いて起債の残高であります。194 億 7,000 万円、今現在それが町の借金なわけですが、これを平成 26 年度までに 166 億円にしていくということであります。この起債の中の動きには、当然町長が今回政策に示された事業が全部織り込まれていくことと思いますし、それから今、私たちの重要な課題にもなる庁舎の建設、あるいは従来から示されてきました土地開発公社を廃止することによるその負債を引き受ける、そういうことでまた多額の負債がこの中に含まれてくると思うのですが、これら全部含まれて今の示された中身と押さえてよろしいのでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今おっしゃられたとおり、庁舎建設の問題をこれから議論いただくわけですけれども、これらと、今、土地開発公社が仮に解散して町が債務を受け継ぐと、12 億円ぐらいになるのでしょうか。そういったものはこれには入っていません。これ最初から庁舎がまだどうなるかわからない中で、それを計算することはどうかというふうに思ってもおりますけれども、先ほども言いましたように、単純にこれは今、大体6億円から8億円のベースで起債を借り入れすると。起債の元金が 16億円から 17 億円。1年に大体 10 億から十何億円減っていくというような計算でこの起債残高を計算していますから、今、言う庁舎ですとか、そういう公社の部分が新たな財政需要として入ってきた場合には、これに含めていくということにはなっていくというふうに思います。

再質問 15番 中橋友子

当然決まっていないから入れられないというのも、そういうお答えなのですけれども、しかし町長が私は4年間どんな財政運用をしていくのだということは、町長の4年間のまちづくりの思いも含めて、財政はこうなるということを当然示されると思う。そうすると、4年間の中には庁舎も考えておられるというふうに思ったものですから、それでお尋ねしたのです。もしそういうものが入るとこの数字はどう変わっていくのでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

またこれはちょっと仮定の話ですが、庁舎の話はこれから進めていただくわけですけれども、今の計画は、庁舎は合併特例債の最後ということになってきますと、恐らく借り入れするのは私がいなくなった後、私の任期が切れた後というようなことになりますと、4年間の中には恐らく入ってこないのだろう。27 年がいわゆる合併特例債の最終ですから、この時期がいわゆる借り入れの時期になってくるのだろうというふうになりますと、今、言う4年間の中には入ってこないということになろうかというふうに思いますし、もちろんいろんなことをこれから想定していかなければならないのだろうと思いますけれども、先ほど来言いますように、国がどんなこれからの動きをするかによっても大きく交付税も変わってきますし、先ほど言いました臨時財政特例債を 10%ずつカットしていくのだというふうに計画は持ちましたけれども、本当にそれがそのとおりいくかどうかなというようなことなどについても、まだまだ不透明であるということはあるというふうに思ってはおります。

再質問 15番 中橋友子

わかりました。私はこれ読みまして、大変思い切った数字を出されたなと实は思ったのです。というのは、今 22 年度末で 196 億円の起債が残っていて、これからの6年間返していって、制限比率 18%まで持っていきたいのだということで、では幾ら返していくのかという計算しましたら、28 億 7,000 万円になるのですよね。町長 12 年間で返されたのが 33 億円だったのですよ。これから4年間で 28 億 7,000 万円、かなりきつい計算の仕方だなという。もちろん根拠があって出されていると思いますので、その辺もちょっとお伺いしたいと思うのですが、私はこれまでずっと十数年間、幕別町の財政を見てきまして、十勝で一番借金の多い町だと。これは十勝だけでなく、全道の中でも高いランクだと。それは全国の中でもそうだったのですが、原因があってそうなったわけですけれども、これを尐しずつ減らして健全に向けると。これはやっぱり大事なことでありますから、どうしても借金を返す割合が多いと、それだけ政策に回るお金が尐なくなりますから、ですからそうは思ってきたのです。ただ、先ほども言いましたように、町長もいつもおっしゃられるように、なかなか計画どおりにいかない。三位一体改革などがなくて順調に交付税が入れば、もっともっと早い段階で尐なくなったのだと思うのですけれども、でもならなかったということで、結果としては 33 億円を返されて今日まで来たわけですね。ですから、私は一定の財政の起債を下げていくということは大事なことなのだけれども、同時に町民政策をしっかりやっていくということを思えば、そんなにそんなに無理な、一定今 23.9%が 23.3になり、やがて今度は 26 年度で 17.9、ここでやっと国の許可がなくてもいいというところまでいくわけですが、しかしそのことによっていろいろな政策が削られるというようなことは、逆にあってはならないなという思いもありまして、この 28 億 7,000 万円削減される見通しといいますか、その背景というか、根拠を伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほども言いましたように、今、大体予算でいきますと、歳出の公債費で元金が22 億円ぐらいはことし償還します。借りるのが8億円、あるいは6億円だとすると、1年で十何億円元金が減っていくという計算になります。今までなかなか減らなかったのは、繰上償還だとかいろんなことをして元金を償還していきますけれども、逆に借りるのも相変わらず 10 億円から 12 億円の借り入れをやってきましたから、その差が今言う5億円だとか6億円、7億円、これは 10 年たっても70 億円。今1年に十何億円減ってきますから、5年で逆に言えば半分でこれだけの数字が減っていくのではないかと、そういう見通しを今回出させていただいたということであります。

再質問 15番 中橋友子

それでは、ちょっと先ほどにも戻ってしまいますが、この数字は今のような根拠のもとに示されたと。庁舎のことはその後になるから置きまして、土地開発公社のほうはこの4年間の中で入ってくる可能性というのはどうですか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

土地開発公社の最終年といいますか、解散の期限が平成 25 年ですから、その時点で公社の債務がどの程度あるか。それによって当然これにプラス、いわゆる入ってくる可能性は十分あるわけであります。昨日の質問にもありましたように、幾らかでもこれを減らしていくためには、ことしも補正予算の段階で、町が必要とするものは幾らか公社から町が買い戻しをしたりとか、あるいは売買をして、尐しずつ減らしていくというような方法をとっていますので、もちろん最終的に何億円になるかは別として、この中で一般財源だけではちょっと対応し切れない部分については、起債の借り入れを起こさざるを得ないだろうというふうには思います。

再質問 15番 中橋友子

大方の姿がわかりました。目標としては、平成 26 年度までに起債比率は 18%を切る見通しだと。ただし、土地開発公社の債務の大きさによって、ここが変わってくる可能性はあるという4年間の見通しというふうに押さえたいと思います。もし違っていればお答えください。時間が限られますので、やはり財政問題は、本当に繰り返しお話ししますようにまちづくりの根幹になってまいりますから、引き続き健全財政と同時に町民の必要な施策をきちっと進めるという観点で位置づけて4年間を取り組んでいただきたい、このように思います。次に質問の住民自治の確立であります。私、町長の執行方針を伺っていまして、今回は随分踏み込んだ発言をされているなというふうに思いました。それは特にまちづくりにおいて町民と協働のまちづくりを進めるのだという観点から、四つの重点課題ももちろんそうなのですが、「ともに考えともに創る活力あるまち」、これはよく聞きますけれども、しかし住民の目線に立つとか、あるいはいろんな意味で言葉だけでなくて、住民参加のまちづくりのための財政支援、公園の管理とか近隣センターの運営・管理とか、細かいことをおっしゃっておられましたが、そういうことをやりながら、住民とともに町をつくっていくのだということが随所に語られていまして、このこと自体は本当になし遂げていただきたいというふうに心から思いました。同時に、住民側からすると、そういったまちづくりの中で、今、行政の一番小さな単位は公区ということで、これもたびたびお尋ねしてきたことですが、この公区活動、町と公区というのが一つの住民とつながる大事な役割を果たすのですが、この公区の加入がどんどん加入率が下がって困難を来しているということであります。それで、今お答えの中では、平成 21 年度公区の加入率は 88.5 云々というふうに3年間示していただいたのですが、昨年の8月の 30 日から開かれた決算審査、平成 21 年度のときのお答えでは、平成21 年度は 83.5%、22 年度は 81.9%と、たしかお答えいただいているのですよね。今回随分数字が5ポイントほど上がっているのですが、これどういう違いだったのでしょうか。これ实際に今回の数字が正しいということを期待したいのですけれども、そのところのご説明をいただきたいのと、それからこれはあくまでも平均でありまして、公区によっては非常に加入率が尐ないところもあると聞いております。この尐ないところ、一番低いところは何%でしょうか。

答弁 企画审参事 伊藤博明

昨年お答えいたしました数値というのは、昨年の段階では住民基本台帳の世帯数を分母に出したものでございまして、より实態に近づけるために、平成 21 年から公区長の報告をいただいております公区に入っている方、それから入っていない方という数字を報告いただいておりますので、今回お示しをしました 21 年、22 年、23 年につきましては、公区長から報告をいただいた世帯数をもとに算出したものであります。というのは、住民基本台帳上は、先ほどの質疑の中にもありましたとおり、外形上は一つの世帯であっても、世帯分離しているケースとかもありますので、そういうことから、今回はより实態に近いといいましょうか、そういう点から、公区長からの報告をもとに作成した数字をお知らせさせていただきました。それで、一番低いところはというところでございますけれども、市街地の中でも幕別はまだ割りかし高いわけですけれども、札内の市街地におきましては、一番低い公区で 51.76%です。以上です。

再質問 15番 中橋友子

より今回の数字が实態に近いということでありますので、これを基準に考えていきたいというふうに思います。一番低いところが 51.76、約半分ですね。ここで協働の町をつくっていくとか、いろんなことをやられるのだけれども、どうしても地域はやっぱり公区単位です。そうすると、そこに加わらない方が半分いらっしゃるというのは、本当に悲しいことなのですけれども、現实なのですよね。地元公区も本当にご苦労されています。お訪ねしたり、いろんな行事に呼びかけたり、中には子供さんが小さい方たちには、公園の遊具をふやして、何とか外に出ていただいて公区と接点を持とうとか、本当に頑張っている。しかし、現实はこうなのですよね。でも、ずっときのうからの質問にもあるように、防災にしても高齢化にしても、やっぱり原点はそこの地域、住民自治、ここが確立されることによって解消されていく、築かれていくというふうに、これは本当に大事なことだと思うのです。だから、この公区にもっともっと加入してもらうような努力は公区はするのですけれども、やっぱり行政の末端機関として町が位置づけている以上は、町も頑張っていただきたいということで、たくさんの予算措置をされたことはもちろんそうなのですが、私はここで今回、ぜひ町長みずから、そして職員の方、公区に入っていっていただきたいということを求めさせていただきました。町長お答えの中で、積極的に寄り添っていくというお答えでありますから、具体的に考えていらっしゃることがありましたらお答えいただきたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

公区のあり方については全くおっしゃるとおりでありまして、まずは自分たちの住んでいるところに、同じ共有の悩みや、地域をよくしていこうという思いがある人たちがその公区にいるわけですから、自分のところをよくしていかなければ町がよくなっていかないのだということは、私も行くたびにいろんなところでお話をさせていただきました。つい先日も公区へ行きましたら、何ぼ言っても入ってくれない。入ったって何もメリットがないのでないか。葬式も今は公区にお世話にならなくたって、葬祭場で金出せば全部やってくれると。ごみだって決して迷惑かけないで、自分は自分で出している。本当は迷惑をかけているはずだし、地域がなければ自分がないのだというふうに思うのですけれども、公区長さんもどうしてももうそんなのは相手にしたくない。いわゆる広報誌もお知らせも何も配らない。こういう関係になってだんだん離れていくというのが今の状況なものですから、私どもも、お話ありましたように、公区に出かけて公区の皆さんと話をするといったって、やっぱりそういう人たちはそこにも出てはこないわけでありまして、大変つらい思いをしていますし、公区長さんにも迷惑をかけているなというふうに思うのですけれども、なかなかそれこそこれをやればそれでは公区に入ってくれるのかというような特効薬的なものもないのでしょうけれども、公区長さんは今おっしゃられたようにいろんな行事をやったり、いろんなことをしながら、声をかけていただいているわけですけれども、厳しい状況にあるなというふうに思います。ただ、今回新たなこととなるかどうかしれませんけれども、かつては町長がみずからではないですけれども、ござを持って、青空懇談会だとかといって真っ昼間に公園でやったりとか、いろんなことがありました。今回、今ちょっと企画なんかで話しているのは、今年からまた町民見学会を復活させて、公区単位でも町内見学をしようと。そういったときに、私もみずからそういったところに参加して、お話し合いをするような機会を持てればなというふうには考えておりますし、先ほどお話ありましたように、どっちかというと縦割りで、きょうは商工会と会談するとか、農業団体と会談する、話をするということはあるのですけれども、なかなか横断的なものはないのですけれども、それともう一つ、さっきもちょっと話に出たのですけれども、今、札内地区は西幕公区長連絡協議会。忠類も昨年できました、忠類地区の公区長の連絡協議会。そして、南幕はもとから南幕の公区連絡協議会。今こっちの幕別の中央のほうが新たに今できそうだということなので、そういう意味では公区長の連絡網というのはかなりできてきているのかなというふうに思っていますので、そういったところでもまたいろいろな面のお話をさせていただきたいというふうには思っております。

再質問 15番 中橋友子

スタートの段階でありますから、問題がそういう状況にあるということを共有しながら、お互いに知恵があれば出し合って、できることから取り組むと。それがこの 51.76 ですか、ちょっと衝撃的な数字ですが、ここが尐しでも上がっていくように、それぞれの責任を果たせるように、町長にもぜひ精力的に取り組んでいただくよう求めたいと思います。最後の質問であります。活気あるまちづくりの点で、もちろんこれまでこの町を4年間どうしていくかという中で、大変な暮らしの現状をお伝えしながら、そこをきちっと底上げして、そしてだれもが安心して暮らせる町にしてほしいということをずっと求めてまいりました。そのためには定住対策ですとか、それから働く場所の確保、商業の振興だとか経済振興は欠かせませんよね。もちろんそういうこと全体をこれから取り組んでいただくことを描きながら、でもやっぱり困難な状況にある年収 200 万円以下という方たちが、もう給与収入で 49%を超えたというのが昨年の決算のときの数字でありました。こういうことを引き上げることも大事だと。町に求める場合には、やはり町の直接雇用している非正規職員の方たちの状況を改善できることは改善するべきだと。そのことがやはり町民の所得を、暮らしていらっしゃる方の所得を増やしていくことになるというふうに思って、今回ここに絞ってお尋ねしたわけです。ですから、ここのお答えにあるように、改善を求められたと。しかし、労基法どおりにやっているのだよと、改善の必要はないよというお答えなのですが、私も文章足らずだったのだと思うのですが、町としてワーキングプア解消の一環として非正規労働者の实態を見てほしいのだと、このことをお尋ねしたかったわけです。それで、お答えの中では、現实には 271 名いらっしゃるということでありました。昨年の4月の段階では 244 名でありましたから、増えております。正職員が昨年の段階では 248 名ですから、この正規職員は恐らく減っておられると思うので、逆転して非正規労働者のほうが多いのではないかというふうに思います。違ったら言ってください。それで、私はもちろんここに書かれているように、臨時的な仕事でお願いをして、そして行政の仕事をしっかり進めていくと。これを否定するものでは全くありません。それはそれで必要なことだと思います。問題にしたいのは、全国で自治体労働者の3割が非正規雇用になっていっているという中で、本来であれば臨時ではない常雇なのに臨時になる。常時仕事をしているのに臨時的なものになってしまう。あるいは正規の仕事をしているのに非正規になるというような、そういったことで全体的に随分問題になり出しました。ここで昨年、今、私が申し上げた数字は、2008 年の6月に全日本自治団体労働組合、自治労が調査した数字なのです。60 万人の非正規職員がいるよということと、それから自治労自身もこの問題を大変重く受けとめて、今まで臨時職員あるいは常雇職員、非常雇職員という呼び方をしていたけれども、しかしこれは法律で定められているからそういう呼び方をしてきたのだけれども、だけど实際はそれはふさわしくないと。さっき言ったように、臨時的な仕事でないのに臨時と言われている、常時働いているのに非正規と言われるというようないろんなことがありまして、全部押しなべて正職員のことを正規職員、そうではない方を非正規職員というふうに分けるのだというところから、实態の調査に入っています。ここでも年収 200 万円以下ということで、これで暮らすのは本当に大変だろうなというふうに思いました。幕別の今のお答えですと 100 万円ちょっとですよね。本当に厳しいなというふうに思うのです。それで、私問題にするのは、常時仕事に携わる。つまり1日6時間以上、1カ月 15 日以上になると思うのですが、そういった方はこの 271 人の中にどのぐらいの割合でいらっしゃいますでしょうか。

答弁 総務課長 田村修一(総務課長は2011年11月まで)

常時いらっしゃる方ということになりますけれども、常時いらっしゃらない方をちょっと差し引かせていただきますけれども、常時いらっしゃらない方が代替保育士、この方たちが 39 名いらっしゃいます。あといじめ問題相談員の方、この方も時間で半日だとかいう形でいらっしゃっております。そういうような方が2名いらっしゃいます。これら合わせまして 41 名の方を引きますと、190 人余りということになります。

再質問 15番 中橋友子

そんなに多くないのではないですか。

答弁 総務課長 田村修一(総務課長は2011年11月まで)

ただ、1日ということでお話しさせていただきますと、常時いらっしゃらない方がこういう方なのですけれども、年間通してということになりますと、この先ほど言いました 237名の平均の任用期間が 9.7 カ月になっております。ですから、必ずしも全員の方が1年間びっしり朝から晩までいらっしゃるという状況ではないと。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

ここで 219 職種で 237 名というふうに数字を書いてありますけれども、これは4月1日現在で押さえてこれだけがいると。ですから、先ほど言いましたように、代替保育士は用事があるときだけ出てくる代替でありますし、それからことしは4月は選挙がありましたから、4月1日現在に選挙にかかわる臨時職員がこの中に、何十人とは言いませんけれども、何人か含まれている。さらに緊急雇用対策で特別教育支援員ですとか、僻地保育所に支援員を張りつけて…、これは4月ではないから入ってはいないか。要するにそういったことが例年から比べると、先ほど言いましたように、昨年より多いという要因の一つが、今そういったことになっているのかなというふうに思います。

再質問 15番 中橋友子

6時間以上働いていらっしゃる方がどのぐらいなのかなということは、一つには全国的に6時間以上1日働いて毎日出勤する人は常雇だろうという位置づけで、それなりの待遇が必要だということであります。ですから、この幕別町の正職の中に、そういう待遇の人は、そういう勤務の仕方をされている方はどのぐらいいらっしゃるのかなということをお聞きしたかったのです。それと同時に、そういったことを、やはりそれでよしとこれからもしていくのかどうかというところです。今日の貧困の非正規職員が全体にも若者は3人に1人になってきているということが、幕別町も年間収入 200 万円以下が5割なんていう数字につながってきているわけですよね。そのことが町の景気も冷える。景気が冷えれば税収も入らない。税収が入らなければ町も大変というような、いわゆる悪循環の構図というのはちょっと極端ですけれども。私はやはりきちっと行政の責任ある仕事を、保育士さんなんかはそうだと思うのです。きちっとやっていっていただいている以上は、それなりの待遇をやはりきちっと町として、改善ではないのですけれども、改善をして、そして全体の水準を上げる。そのことが民間にも波及するということが望まれるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

非正規職員と言われる方々の待遇を改善していく。このことはもちろん否定するものではありませんけれども、ただ現に例えば保育士で働いている人たちを、それではすべて正職員にできるかとなると、またこれ難しい問題も当然あるわけですし、また今言う国が定める一つの二省協定の賃金ですとか、いわゆる最低賃金の上昇ですとか、あるいは我が町もそうですけれども、町全体、地方自治体全体の中でレベルアップを図っていくというようなことが、これから求められてくるのだろうというふうに思いますけれども、そうかといって特別我が町だけが、今の段階ですよ、低いわけではもちろんないわけですし、逆に一番先にはるか2位以下を引き離してトップになったということになれれば一番いいのかもしれませんけれども、そういったこともなく、全体的な平均だとか、あと動向を見ながら進めていかなければならないというふうに思いますし、一般事務補助なんかもいつも言われますように、本当に忙しいときの3カ月、6カ月の事務補助というのが本来であって、1年も続いて事務補助が要るのなら、それは正職にしたらいいのではないかということが出てくるのは、これは当然だというふうに思いますので、今回たまたま機構の見直しも今やりますけれども、そういったことも含めた中で、私もその自治労の实態調査のお話は聞きました。そういったことも参考にしながら、我々も努力していきたいというふうに思います。

再質問 15番 中橋友子

期待したいと思います。町長は執行方針の結びに、「町民の皆さんの協働によるまちづくりを实践していく中で、前例にとらわれることなく」とおっしゃられました。私ここは本当に気に入りました。ここをやっぱり本当に实践で示していただきたい、このように思います。終わります。

出典:幕別町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月17日 議事録 PDF(111ページ) 間違いを知らせる