幕別町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月16日
一つ目、生活保護母子加算の受給世帯に支援の手立てを
2009年6月16日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が「一つ目、生活保護母子加算の受給世帯に支援の手立てを」について質問し、町長 岡田和夫、福祉課長 横山義嗣、民生部長 新屋敶清志が答弁しました。
- 質問者
- 谷口和弥 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、福祉課長 横山義嗣、民生部長 新屋敶清志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 谷口和弥
通告に従いまして質問させていただきます。一つ目、生活保護母子加算の受給世帯に支援の手立てを。景気が急速に悪化した2008年秋以降、生活保護受給者が急増しています。北海道のまとめによると、3月末で比較すると生活保護受給者は昨年同期より約6,300人増加し、初めて14万人を超えています。増加の要因については、景気悪化の影響が時間が経過するにつれ深刻化し、元々収入の尐なかった世帯を直撃している可能性があると指摘しています。そんな社会状況にも関わらず、今年4月一人親などの生活保護世帯に支給されてきた母子加算が全廃されました。2007年から段階的に支給を打ち切ってきましたが、この間に廃止対象となった世帯は、全国で10万500世帯にもなり、その中には子どもの高校進学を断念したり、生活を切り詰める中で非常に支障がでるなどの深刻な影響が出ています。厚労省は、母子加算廃止の替わりに、就労促進費や就労促進費を設けたから問題ないという姿勢ですが、病気や障害、育児などで就労できない世帯には、就労促進費は支給されません。今、全国各地で母子加算廃止撤回を求めて運動が広がっており、国会でも生活保護法の改正案が提出されています。そこで以下の点について、お伺いします。① 幕別町において、母子加算廃止によって影響を受けた世帯数、金額等についてお伺いします。② 独自に生活保護を受ける一人親世帯への、一人親への支援を行う自治体も生まれています。生活保護の实施要項を示した厚生事務次官通知に、生活保護費減額対象となる収入と認定してはならないものとして自治体の福祉給付が含まれています。幕別町としても、母子加算に替わる支援制度を設けるべきと考えますがいかがでしょうか。二つ目、子どもの医療費の無料化について。幕別町の乳幼児の医療費、医療助成制度は 2008 年 10 月から条例の一部が改正され、幕別町乳幼児等医療費助成条例と題目が変更となり、保護者の所得制限はあるものの助成の対象となる、子どもの対象がそれぞれ就学前だったものが、入院については小学校卒業までと拡大されました。このことによって、小学生以下の子どもを育てている父母からは、子どもの医療費の心配が尐なくなったと喜びの声が聞かれます。しかし、安定雇用や低賃金労働などが広がる中で、子育て全般に関わる経済的な負担が重くなっている家庭が多くなっています。医療費の助成制度のさらなる拡大は、大きな子育て支援と言えます。そして、子育て世代の定住化、町の人口増、活性化の施策ともなると言えます。子どもの医療費無料化は、40年以上に渡る父母国民の運動で地方自治体を動かし、広がってきましたが、現在では中学校卒業までとする自治体が出ています。東京都23区では、すでに所得制限なしで、中学校卒業までの医療費無料化を实施しています。群馬県では今年10月から県の制度として、中学校卒業までの医療費無料化が实現される予定です。十勝管内でも自治体独自に、上士幌町、中札内村などで、中学校卒業まで助成を实施しています。そこで、以下の点についてお伺いします。① 幕別町においても、国や道に対して対象年齢の引き上げを求めると同時に、まず町独自に中学校卒業まで医療費助成をするべきと考えますがいかがでしょうか。② 医療費助成制度の保護者の所得制限をなくすべきと考えますがいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
谷口議員のご質問にお答えいたします。「生活保護母子加算の受給世帯に支援の手を」についてであります。生活保護制度につきましては、生活に困窮するすべての国民に対し、健康で文化的な最低限度の生活を保障する現在の生活保護法が、昭和25年に制定されて以来、59年が経過し、この間、経済・社会の大きな変化や社会保障制度の改正の中で、生活保護に関する様々な運用改善が図られ、充实してきたものと認識いたしているところであります。本町における生活保護受給世帯につきましては、昨年4月と比較しますと6世帯・2名の増加となっており、被保護世帯数は167世帯・228名となっております。また、生活保護には至らないケースもありますが、昨年の秋頃より生活相談の件数が例年になく多い状況となっているところであります。ご質問の1点目、「母子加算廃止世帯数と金額等」についてであります。生活保護における母子加算につきましては、一定年齢以下の子どものいる母子家庭に対し認められておりましたが、国は、全国消費实態調査による一般母子世帯の消費水準と比較検証を行った結果、母子加算を除いた生活扶助基準額が、一般勤労母子世帯における生活扶助相当支出額と概ね均衡しているということで、一律・機械的な給付を見直し、ひとり親世帯の自立・就労に向けた給付とするよう、支給要件、支給金額の削減を平成17年より段階的に行い、本年4月からは、母子加算が全廃されたところであります。母子加算廃止による影響を受けた世帯数・金額等については、年額で申し上げますと、平成17年度は2世帯で16万50円、平成18年度は3世帯で48万600円、平成19年度は11世帯で165万3,600円、平成20年度は14世帯で268万4,720円、そして平成21年度は全廃となったため、その影響額は14世帯 356万2,560円となる見込みであります。ご質問の2点目、「母子加算にかわる支援制度の考え」についてであります。お話もありましたように、高等学校への進学と就労促進費について、本町の現状をお話をさせていただきます。高等学校への進学についてでありますが、一般世帯における高等学校への進学率が、2003 年では、97.3%に達している状況にあることから、2005 年に制度改正が行なわれ、新たに、高等学校に就学する費用が加えられ、公立高校の入学準備金、入学料、授業料、教材費、学級費、交通費等が支給されることとなりました。なお、本町におきましては、現在、生活保護世帯に属する対象の年齢者については、全員が高校に進学をいたしているところであります。また、母子加算廃止により支給されることとなった「就労促進費」についてでありますが、就労している場合は月額1万円、職業訓練を受けている場合は月額5,000円が給付されることとなっておりますが、实態として、病気や障害、育児などで就労できない場合は支給されないこととなっております。なお、本町におきましては、現在、就労促進費を受給している世帯は1世帯のみとなっております。ご質問の「母子加算にかわる支援制度の考え」についてでありますが、生活保護制度の生活費にあたる生活扶助基準は、一般低所得者世帯の生活实態との比較が基準決定の要素となっており、現在、幕別町は保護基準3級地の1に該当し、保護費が算出され支給されております。生活保護制度につきましては、先にお話いたしましたとおり、「生活に困窮するすべての国民に対し、健康で文化的な最低限度の生活を保障する」ための、国の制度であり、保護基準により一定の保護費が月々支給されているものと認識しており、現段階で幕別町独自の母子加算に代わる支援制度を設けることは考えておりませんので、ご理解をいただきたいというふうに思います。次に、「子供の医療費の無料化について」であります。ご質問の1点目、「医療費無料化の対象年齢の引き上げを国や道に求めると同時に、町独自に中学校卒業まで医療費助成をすること」についてであります。国の将来を担い、社会の宝である子どもを育てる家庭を国及び地域社会が支えることは、大切なことであるという理念のもと、健康保険法等の改正が行われ、平成20年4月から3歳以上就学前までの児童の医療機関窓口での自己負担が、3割から2割に引き下げられたところであります。また、本町における乳幼児医療費助成事業につきましては、子育て世代の経済的負担の軽減を図ることにより児童福祉の増進に寄与することを目的として、北海道医療給付事業の助成を受けて实施しているところであります。平成20年4月からは、市町村民税課税世帯で所得制限の限度額未満に属する世帯については、3歳以上就学前までの児童に係る医療費の1割自己負担分を全額助成することといたしましたので、就学前の児童に係る医療費につきましては、实質的に無料となりました。また、お話ありましたように平成20年10月からは、入院及び指定訪問看護に関しましては、対象を小学生まで拡大いたしましたことから、市町村民税非課税世帯に属する世帯につきましては、实質的に無料となり、市町村民税課税世帯で所得制限の限度額未満に属する世帯につきましては、自己負担が3割から1割に軽減されることになりました。100年に一度といわれる世界的規模での経済危機のもと、雇用面や賃金面での不安を抱えながら、多くの家庭では収入が伸び悩んでいる中で、日常生活のやり繰りにご苦労されていることと思います。しかしながら、本町の厳しい財政状況のもとでは、さらなる助成制度の拡充は難しいものと考えているところであります。国や道に対して乳幼児の医療費助成制度における対象年齢の引き上げを求めることにつきましては、他市町村とも歩調をそろえて、国及び道に要望してまいりたいと思います。ご質問の2点目、「保護者の所得制限をなくすこと」についてであります。乳幼児医療費助成事業の所得制限につきましては、平成13年10月から北海道医療給付事業において、急速な尐子・高齢化の進行や介護保険制度の施行など環境が大きく変化したことを背景に、負担の公平性を確保し、今後における制度の安定的な運営を図っていく観点から、児童手当に準拠した所得制限が設けられたところであり、本町といたしましても同様に取り扱うことといたしたところであります。また、他の福祉医療制度にも所得制限が設けられておりますこと及び限られた財源の中で安定的に制度を持続していくためには一定の所得がある方にはご負担をいただくことが必要であろうと考えておりますことから、本町といたしましては、所得制限をなくすことは難しいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上で、谷口議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 2番 谷口和弥
それでは、子どもの貧困の問題を改善する、それから子育て世代の親御さんを支援する、その立場で再質問をさせていただきたいというふうに思います。一つ目のところでありますけれども、もし、いただいた数字は、もし全廃されていなければ今年14世帯が356万円年額で受給ができたということが答えていただいた中身であるというふうに思います。昨年の秋くらいから、相談件数が例年になく多くなっているということのお話がありましたけれども、まずはここのところで、お尋ねしたいというふうに思います。生活保護の相談を受けるにあたって、結局何か条件が、生活が大変になってくるわけですけれども、相談に来るということになるわけですけれども、どのような事情、背景それから相談に来る方の年齢、年代、そういったものがもし今資料としてありましたならば、簡単に紹介していただきたいなというふうに思うのですけれどもいかがでしょうか。
答弁 福祉課長 横山義嗣(福祉課長は2012年3月まで)
私の方からお答をさせていただきます。昨年度の総相談件数は、62件になります。同じ方が何回も相談に来るケースもありますので、それらも含んでの件数になります。年齢層は、高齢者の方が多い、65歳以上の方が多いと思います。ただ、その中にも病気等で就労できなくなった50台、40台の方。また、近年多いのが、離婚による生活保護の申請というものが増えてきております。
質問 2番 谷口和弥
わかりました、ありがとうございます。それでは、母子加算の方の二つ目の話に、質問にいきたいと思うのですけれども。町独自の支援は考えてはいないということのご回答でありました。高校進学のこと、全員が進学できていると大変うれしいなとも思いました。就労促進費のことについても、ご回答いただきましたけれども、結局母子加算それがなくなって、そしてご答弁にもあったように、就労している实態がある、3万円以上ですとか、3万以下だけれども就労していてそれですとか、就労もよくなったということであれば加算が付くわけですけれども、それらは14件中1件しかないと、要するに母子加算相当にはならないわけですけれども、上乗せ分を受け取っている人は1件で、残りの13件は、その減額された額そのもので生活なさるということなわけです。国の試算の方でも見ますと、この加算の廃止によって200億円の予算が減額になっているわけですけれども、就労促進費に対する予算40億円ですから、ここに160億円あって全額母子加算分穴埋めしようというそういうような性格のものではないというふうに思われます。そして、高等学校等就学費このことについてもご答弁いただきましたけれども、公立高校で授業を受けているということが前提で、授業料は出ますけれど、私立高校との差額分は生まれていませんし、修学旅行費もでないという制度でありますから、これも十分な制度ではないのではないかなというふうに思います。話は戻りますけれども、さっきの就労支援費の方も働けないところはないわけですから、これは本当に不十分なものしかないなということに、そういうふうに私は認識しているわけです。それで、考え方のことでお伺いしますけれども、ご答弁の中では国の調査で母子加算を除いた生活基準額が一般勤労母子家庭と概ね均衡していたということでありましたけれども、この母子家庭のこの一般母子家庭の所得は、どういう状況になっているのかということを、もしつかんでいらっしゃるのでしたならばお答いただきたいですし、そして一般の家庭と母子家庭でない家庭と比べてどうか。要するに母子家庭の所得そのものが、一般母子家庭の所得そのものがどうなのかと、どういうふうに認知されているのかということをお聞かせいただきたいなというふうに思うわけですけれども、いかがでしょうか。
答弁 民生部長 新屋敶清志(民生部長は2010年3月まで)
ただいまのご質問でございますけれども、国の方で全国消費实態調査によりまして、实態された結果でございまして、私の方でその額がいくらかというのは把握してないとこが現状であります。よろしくお願いいたします。
質問 2番 谷口和弥
幕別町における一般母子家庭所得水準というのはどういうものでありましょうか。
質問 2番 谷口和弥
分かりました。分かってないですけど、分かりました。要は、私が言いたいことは、国はそういうことで母子加算はいらないのだという根拠に一般母子家庭をもってきたわけだけれども、その母子家庭そのものの金額が十分でないのだということを訴えたかったわけなのです。そして本来生活保護法で、最低限の文化的な生活をということが保障されるわけですけれども、従来の母子加算があっての子どもさんを育てているお母さんにとっては、その金額が最低の金額であって、それを削るというのは本当に本末転倒なそういうやり方であって、それを町が国の言い分でもって、そうなのだよと、だから支援できませんということについては、はなはだ遺憾に思っているわけなのですけれども、町長の見解をお聞かせください。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
生活保護制度自体が国の制度でありまして、特に町村の場合は、この困っている生活保護を受けている方はもちろん町民ですけれども、そこの生活保護を受ける決定までの経緯もこれは当然のことのように今、私の場合は、十勝支庁、道がその経過をしてケースワーカーが来て調査をして、決定しているわけでありますから、私どもが制度そのものに町としてどうのこうのというのはなかなか難しいのかな。ですから国の要望なんかでも、なかなか町村会としてもこういう生活保護うんぬんを取上ているというのは、今まで余りないのですけれども、今回先ほどお話ありましたように、いろんな場面でこの母子加算の廃止についての反対意見は出ているようですけれども、ですから私どもが今までやってきたのは、例えば去年から福祉灯油のような感じで、生活保護世帯を新たな対象に加えたとか、かつては、今はなんか無いみたいなのですけれども、歳末助け合い見舞金というような社会福祉協議会がやっているのですけども、そういった制度の中で生活保護世帯も町として部分の支援をしてきたと、そういう程度のことは生活保護世帯と町との関わりの中ではあったのですけれども、それ以外の直接、町が支援金みたいな形の支援制度というのは現实にはないと思っておりますし、私ども底漏れを町がやることは果たしてどうなのかという疑問はどうしてもあるわけですので、やはり根本というのは生活保護制度、基準の中で解決していくことが、一番望ましことだろうというふうには思っております。
質問 2番 谷口和弥
国の制度である、それを町が変えるというのはもちろんできないわけで、そのことは承知しています。そういうことを言ったつもりはなかったのですけれども、そういうふうにとらえたのでしたならばそれは言い方が悪かったかなというふうに思います。それで、町の裁量ということでは、この質問するにあたって、社会福祉課とはやりとりありましたけれども、東川町がこの4月からこの初回質問で出した月額8,000円というのを出しましたけれども、これは上川郡東川町がこの4月から始めた例であります。そのことは社会福祉課長も承知されていて、お話の方は通ずるのかなというふうに思いますけれども、東川町ではこの母子加算廃止なんとかしてほしいという町民の要望を受けるなかで、こういったことを始めたと、町独自に生活保護のひとり親世帯と、まずこれ一つ。それから、70歳以上の高齢者世帯、二つ。それから、住民税非課税のひとり親世帯の高校生に月額8万円、間違えました8,000円の生活、それが生活給付金という名目でもって出すとうことを開始しているということが全国に発信されている。たくさんの問い合わせがきていると聞いております。要するに8,000円でしたらば、それは生活保護分とはまた別に生活保護の方が受給しても、収入認定されないで、それはそのまま受け取ることができるという、そういう金額なわけなのです。本当にこの制度、この町でも対忚してもらいたい、採用するべきそういった中身があるのではないのかなと思いまして、このまま続けさせていただきますけれども、すごく旭川に隣接している、そしてベッドタウンとして人口が増えているとこなのですけれども、そして稲作でありますけれども、農業中心の町、その辺では幕別町とも非常に似た性格のある町なのです。町長の姿勢としては、これ町長もお読みになったかもしれませんけど、赤旗の毎日出る方の中で紹介されている、松岡さんという町長さんの言葉ですけれども、私は、予算がない、前例がない、实施しているところがない、という言葉が嫌いです。職員には失敗してもいいからどんどん提案しなさいと日頃から言っています。住民のためになることなら、なんでも思い切ってやることが大事だというふうに言ってらっしゃいます。すごく大事な姿勢で、なんだと思うのですよ。そういった中で、担当の課のものが、課の人が、上川支庁とやりとりする中で、この8,000円以下だったらば出していいということの前例をつくった。突破口をつくって、今それをいろんな自治体が聞きにきているという实態があるわけです。こういった姿勢の町長ですから、議会の中でこのことをやる、やらないの議論の中で、担当課長の提案説明もまたとってもすばらしいもので、いろいろと長い文言があるのですけれども、最後の方だけ言いますと、町民の方々が苦しい生活状況におかれているとき、町が町民の福祉、暮らしを守るという自治体の基本的な役割を発揮することが強く求められています、ということで、こういったことをやりましょうということで、提案されているのです。国の方は、骨太の政策ですか、骨太の方針、毎年社会福祉のお金増額する分を2,200億円削る、それが今年になっても与党内の中で反対意見があってもまだそれが残る、そういうことをやっている。どんどん社会保障打切りの悪政を町に押し付けてくると思うのですけれども、それを一番町民に近いところにいるこの町が歯止めを掛ける、それを支えるといったそういう姿勢がすごく大事なのではないかなというふうに思うわけです。ですから町独自の支援を行うべきであるということが、この二つ目の質問にありますけれども、ぜひ、さらに東川町など、調査研究をしていただいて、この町独自の助成に対して、前向きな姿勢をとっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
東川の事例については、今お話をいただきましたけれども、私も承知はしております。ただ、この回の措置は、国の二次補正に関わる給付金を財源として、今回、今、谷口議員さんおっしゃられるような施策を講じたわけであります。ただこれご存知のとおり、次の補正、あるいは来年度に向けてこれらが継続していかれるかどうか、これはまさに市長さんの考えで、引き続き今度は自らの一般財源でやっていくというような方向になるかどうか、そこまでもちろん私も確認はしておりませんけれども、大変すばらしいことだというふうには思います。また、それが私の町で即それと同じようなことがやれるかどうかとなってくると、またいろいろ私も難しい課題はあるのだろうというふうに思います。特に、単発で終わるというようなことは、本来的にはいいのかどうかというのも一つありますし、できれば例えば基金を積ましていただいて、それを何年も続けるような福祉施策に繋がっていくような補正予算のあり方なんかということも、今も内部でいっているのですけれども、なかなかそうでないと福祉施策の場合、今度1回やってしまって、来年は0に戻してしまうというようなことは、あまり本来ではないような気もするんですけれども、いずれにしましてもこれらについて、今後どのような方向になっていくのか、あるいは他町さんも今おっしゃられたようなことで、どんな動きを見せるのか、そういったことも十分、推移動向等を見極めながら町としても対忚していきたいというふうに思います。
質問 2番 谷口和弥
分かりました。今、町長から答弁いただきましたけれども、もっともっと積極的に、もちろん単発的なものでは、やっぱり不十分だと思うのです。ずっと継続される、そのことは大事だと思うのですけども、今、今が大変という实態もある。ですから積極的に、東川町の取組みを調査研究していただいて、町で採用できるかどうか、前向きに検討していただきたいなというふうに思うわけです。子どもの貧困の問題ですけれども、本当に大事な問題なのだというふうに思うのです。この貧困そのものを理由に、いじめられる、希望する部活動に参加できない、そして親の収入でもって自分の生涯賃金が大きく影響される、そのようなことも言われているわけです。これを負の連鎖というふうに言っているわけですけれども、子どもが親を選んで生まれてこれるわけではない。親の所得が低いのは、子どもに責任はないわけで、これは自己責任というわけではないのですよね。尐しでも、一般の家庭と格差が埋まる、そういった施策をつくっていっていただきたいなというふうに思います。二つ目、二つ目の方、子どもの医療費のことに移らさせていただきたいというふうに思います。ご答弁いただきましたように、昨年の10月に改善されて小学校の入院については、助成1割の負担でよくなったということですね、このことについては大変喜ばれていると、そういった声も聞いておりますし、喜んでいると聞いております。これを中学生というふうにした場合、町の財政としては難しいということのご答弁だったわけですが、どれくらい、そんなに小学生入学してしまえば入院する、中学校になって病気になる子どもの乳幼児のときよりは尐ないのだと思うのですけれども、いくらくらい見込めばこれが無料にすることが出来るということになるか。その数字は押さえているでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
これはあくまでも推計といいますか、試算でありますけれども、出して、担当の方で出したものがあります。小学校の児童数、あるいは中学校の児童数に平均して医療費を見込みますと、全てを対象、所得制限もなくして、全てを対象とした場合、おそらく小学校で年間約1億、中学校でおよそ5,600万、これぐらい町の負担になるのでなかろうか、あくまでも試算でありますけれども、数値は出しております。以上です。
質問 2番 谷口和弥
金額どれぐらい必要なのか、その数字は分かりました。やはり初回質問でも述べさせていただきましたけれども、子育て世代この親への支援はとても重要なのだと思うのです。経済的な負担を軽くする、これは町の活性化に必ず繋がるものというふうに思うのです。今日も、白人小学校の運動会行ってまいりましたけれども、行ってまいりましたって尐ししか出来なかったです。ラジオ体操まで。子どもがやはり尐なくなってきているのです。学年が低くなるにつれて尐なくなっている、そういった親の年代のだということもあるのかもしれませんけれども、尐なくなっていっているわけです。尐子化、人口減の問題に話を繋げていきますけれども、この対策が必要なのだと思うのです。経済的なことが理由で、本当はたくさん子どもを生み育みたいというふうに思っている、そんなご夫婦が経済的なことを理由に、实現出来ないでいる、そういったことは、随分な家であるのだと思うのです。子どもの医療費の拡大、その解消に一役買うそういった中身があるのだと思うのです。そして幕別町は、中学校まで医療費が掛からないのだということも一つの条件に、違う自治体からどこに住もうというときに、幕別町を選んでもらう条件が広がる、幕別町にいる人が違う自治体に移らないそういったことが広がっていくのではないかというふうに思ったりするのです。土曜日に、テレビ放送の話になりますけれども、NHKで夕方、こどもニュースというのがやっていまして、今回、先週の土曜日は尐子化の問題をやっておりました。小学校、中学校対象の、小学生、中学生対象のテレビなのですけれど、すごく分かり易くて私のレベルにも良く分かって、よく見ているのですけれども、その中で尐子化問題を解消している、そういった自治体が長野県の自治体でしたけれども、紹介されておりまして、その方向、施策三つ挙げられていました。若い夫婦向けの公営住宅を造った。子育て施設を充实させた。そしてその一番上に出てきたのが、中学生までこの町は医療費が無料なのです、そんなことでありました。私は、人口増はこの五期総においても、想定している。いろんな要素の中で、幕別町にたくさんの人が集まるようにするということであるわけですけれども、その整合性の意味でも、この中学生の無料化は实施の方向で検討を開始するべきというふうに思うわけなのです。それが町の増収にも繋がっていくわけで、やってみるに値するのではないかというふうに思うのですけれども、この今の私の考えについて町長はどう思われますか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
私も今までも何回も申し上げたように、いろんな計画プランを作成するときに、お母さん方のアンケートを取ったときに、医療費の無料化というのは非常に大きなウエイトを占めてきているということで、子育て支援、あるいは町づくりを進める上で、大きな課題であり、施策であろうというふうには言ってまいりましたし、そう思っております。おかげさまで、やっと小学校上がるまで今、無料化が实現できたと。さらにこれを一歩進める、例えばこの後が難しいのです。小学校1年生を無料化するか、2年生まで無料化するか、3年生まで無料化したいと言ってもなかなか、こういう区切りは難しいのかな。やるのなら6年生までやれ、やるのなら中学までやらないと、こんな1年生だけ、2年生だけ、2年生だけということはないですけれども、1年から3年だけ無料にする。そういうような区切りというのはなかなか難しいのかなということもあるのですけれども、できたら先ほどらい、言っていますように、国なり道なりが大きな見地から、さらに医療費の無料化を拡大してくれることが我々にとっては、一番ありがたいわけで、なかなか幕別町の規模の自治体で先ほど言いましたように、何億、何千万の医療費を無料化していく、厳しいものがあるのかなというふうに思っております。もちろん、言われたように子育てにもなるし、定住促進にもなるでしょうし、いろんな面でプラスになることは間違いないわけですし、住民の皆さんの期待の大きさも私は十分受け止めているつもりですけれども、なかなか即、实現化する、具現化することには、財政的な問題等、大きな課題もきっとまだまだこうあるのだろうというふうには思っております。
質問 2番 谷口和弥
大変財政的に厳しいということの繰り返しの答弁が、今もいただいたのかなというふうに思います。先ほどの松岡東川町長さんのお話になりますけれども、予算がないということは私は嫌いであると、どうやって予算を捻出するか、そこのところの議論、また一緒に考えていくことが必要なのではないかなというふうに思うのですけれども、中学生までの無料化の件、しっかりと、中途半端に3年生までとか、とかというのではなしに、もう既に实施している自治体がある、その一番上の、一番上のところに横並びするように、していく必要があるのではないかな、していくべきではないかなというふうに思います。最後のところ、所得制限のところになります。なくすことは難しいということのご答弁になりましたけれども、その理由は結局高額所得者からは負担してもらおうとことですけれども、それは分からなくはないなというふうには思うのですけれども私にとっては、こういったことが重要なのではないかなというふうに思うのです。やはり幕別町は住みやすいところなのだと、社会・医療制度の手厚い町であるということを地域や近郊の方に認めてもらうこと、このことが重要だ。だが、所得制限があってうんぬんという言葉で続くのではなくて、スパッと無料なのだよと、こんなふうにするべきではないかというふうに思うのです。それから職員の仕事、これも増やすべきではない、そのように思うわけです。結局所得制限があるに掛かるかどうか調べなければならないわけですよね。定額給付金のことがありました。このことはだいぶ規模が違いますけれども、高額所得者にやるものかどうかと、結局全国の自治体が、そんな事務作業はできないという中で、それは取り払われたわけであります。ですからそういう手間暇と言いましょうか、違うことに、そういうところではなくて違うことに力点を入れた方がいいのではないかなというふうに思うのです。職員が段々減っているわけです。仕事の量が、一人当たりのですね、それも増えているのではないかなというふうに思うのですけれども、改めてそういった事務作業を無くす上でも、所得制限を取り外すべきと考えますけれども、私の考えについて町長はいかが考えられますでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
所得制限をなくすことについてでありますけれども、先ほど言いましたように高額所得者については当然忚分の負担をしていただきたいというのは、もちろん根っこにあります。それと先ほどの答弁でも申し上げましたように、この乳幼児医療だけでなくて、いろんな医療制度あるいは社会保障制度の中で、所得制限を設けているものはたくさんあるわけでありまして、先ほど言いましたように、児童手当なんかが一つの例で、こういう所得制限がこれにも付いて回っているわけであります。従いまして、これらは安定的にこうした制度は将来的にも進めていく、安定した経営をしていく中でやはり相忚の所得のある人には負担を願う方が返って継続的な安定的な経営のためには、必要な部分でなかろうかなという思いもあります。もちろん今試算して、この部分だけで何百万かの額だと思います。とっぱらったとしても。ただ、そのことだけやればそれでは次も、それではこっちも全て所得制限なくして、全ての人がということになることが本当にいいのかどうかということも、正直私も疑問を持つ点もあるわけであります。もちろん町に住んでいただくこと、あるいは来ていただくためにこういった施策というのは必要なことだというのは十分承知しながらも、そういった思いもあって、所得制限はやも得ないのかなという思いではおります。
質問 2番 谷口和弥
所得制限の件、やはり私は二つ理由を述べましたけれども、取払うことの方が町民サービス、職員の仕事量、そういった面でもいいのではないかなということは、町長からのご答弁いただいたけれども、思っているということは述べさせていただきたいというふうに思います。本当に今、納付書が国民健康保険税ですか、軽自動車税そういったものの納付書が町民に届いてちょっと日にちが経ったくらいなのかなと思いますけれども、窓口での問い合わせもやはり多いのだと思うのです。本当に町民の暮らしは、大変な状況がどんどん生まれている。そういった中で、やはり東川町の担当課長の話にありましたように、自治体が国のいろいろな悪政押し付けからそれが悪いものであれば町が自治体が守るのだ、防波堤なのだということで町政にこれからも取組んでいただきたいということをお願いいたしまして、要望いたしまして、私の質問を終らさせていただきたいというふうに思います。