幕別町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月11日
小規模修繕契約希望登録制度の活用状況について
2008年12月11日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が「小規模修繕契約希望登録制度の活用状況について」質問し、町長 岡田和夫、総務課長 川瀬俊彦、経済部長 飯田晴義が答弁しました。
- 質問者
- 谷口和弥 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、総務課長 川瀬俊彦、経済部長 飯田晴義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 谷口和弥
通告に従いまして、質問をさせていただきたいと思います。一つ目、小規模修繕契約希望登録制度の活用状況についてであります。町が発注する小規模な修繕の受注希望者の登録を受け付け、町内事業者の受注を拡大し、就業機会の確保と町内経済の活性化を図るとの趣旨で、小規模修繕契約希望登録制度が設けられ、今年度7月から登録が開始されています。開始から5カ月が経過し、この制度がどのように活用されているか、以下の点についてお伺いします。①現在までの業種区分ごとの登録者数について。②現在までの発注件数及び発注金額について。③制度の周知を徹底する必要があると思うのですが、どのような方法で周知されてきたのでしょうか。二つ目です。中小企業の緊急保証制度の積極的な活用についてであります。原油・資材高騰に続き、アメリカ発金融危機が日本経済を直撃しています。政府は10月の月例経済報告で、景気の基準判断を弱まっていると公表しました。日本銀行の10月の地域経済報告でも、北海道は弱めの動きとなっているから、やや厳しい状況にあるに修正されています。景気失速の影響をもっとも受けるのが中小企業です。年末にかけて事業に生き詰まる中小企業が増加する懸念が強まっています。帝国データバンクが11月に発表した資料によると、全国の中小企業の3分の1が年末にかけ資金繰りが厳しくなると答えています。十勝管内においても中小企業の経営者の方から、地域経済の落ち込みはひどく、個々の力ではどうしようもないとの声が聞かれます。10月31目から原材料価格高騰対策等緊急保証制度の受付が市町村役場窓口で開始されました。融資の対象が従来の185業種から618業種と大幅に増えました。中小企業の倒産や隠れ倒産を未然に防ぐために、この制度の積極的な活用をすすめ、中小業者の支援をおこなうべきと考えます。そこで以下の点についてお伺いします。①原材料価格高騰対策等緊急保証制度の利用状況・相談件数について。②金融機関、信用保証協会の審査結果で融資を受けられなかったケースの有無について。③早急に制度の周知を徹底する必要があると思いますが、どのような方法で周知されているのでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
谷口議員のご質問にお答えいたします。はじめに、小規模修繕契約希望登録制度の活用状況についてであります。この制度は、本町が発注する比較的規模の小さい修繕の契約について、小規模な事業者を対象に登録制度を設け、町内事業者の受注機会を拡大し、町内経済の活性化を図ることを目的に、本年7月1日から実施したものであります。対象となる契約は、内容が軽易で、かつ履行の確保が容易であると認められる修繕の契約で、その予定価格が30万円未満のものであります。登録を希望される方は、随時、登録申請をしていただくことになりますが、一定の資格要件を満たしていることが必要となります。また、登録された情報は各課に周知しておりますので、小規模な修繕が発生した場合に、その修繕内容等に応じて受注先の業者選定にあたり活用されることになっております。ご質問の1点目、業種区分ごとの登録者数についてでありますが、12月1日現在までの登録者数は、土木関係が1業者及び内装関係が2業者であります。ご質問の2点目、発注件数および発注金額についてでありますが、12月1日現在までの発注件数及び発注金額は、土木関係が1件で4万2,000円、内装関係が3件で3万5,700円となっております。ご質問の3点目、制度の周知方法についてでありますが、この制度の内容等につきましては、広報まくべつ7月号への掲載及び本町のホームページに7月1日から掲載して周知を図ったところであります。なお、本年度は、年度途中からの制度実施であったために、まだまだ周知が徹底されていない面もあろうかと思っておりますので、来年度に向けましては、広報やホームページでの啓発はもちろんのこと、商工会や技能士会などにもご協力をお願いし、さらに周知に努めてまいりたいと考えております。次に、中小企業の緊急保証制度の積極的な活用についてであります。ご質問の1点目、原材料価格高騰対策等緊急保証制度の利用状況・相談件数についてでありますが、10月31日からスタートいたしました本制度は、原油・原材料価格や仕入価格の高騰、景況悪化の影響を強く受けている中小企業者の皆さんを対象に、民間金融機関から融資を受ける際に信用保証協会が保証するもので、11月末現在での幕別町における認定者は13件となっております。ご質問の2点目、融資を受けられなかったケースの有無についてでありますが、緊急保証制度をはじめ、他の認定業務で取り扱う案件については、申請書式に取扱金融機関の記載欄がないため、正確に把握することが困難でありますが、全ての申請者が取扱金融機関との協議の上で認定の手続きをしておりますことから、融資が実施されたものと認識いたしているところであります。ご質問の3点目、制度の周知方法についてでありますが、この保証制度につきましては、安心実現のための緊急総合対策を受けた中小企業金融対策の一環として新たに創設されたものでありますことから、中小企業庁、北海道経済産業局をはじめ、北海道、北海道信用保証協会のホームページで広く周知しているほか、テレビコマーシャルでも放映されていることころであります。町といたしましては、12月の広報の配布と同時に北海道経済産業局のチラシを全戸配布するとともに、ホームページでの周知をしているところですが、さらに、商工会や金融機関とも連携して町融資も含めた制度の周知を図り、原材料の高騰などで売り上げが減少している中小企業の皆さんの支援に努めてまいりたいと考えているところであります。以上で、谷口議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 2番 谷口和弥
それでは、再質問の方をさせていただきたいというふうに思います。業種区分ごとの登録者数、発注件数及び発注金額については承知いたしました。1~3まで関連事項になりますので、まとめて質問の方をさせていただきたいというふうに思います。その前にですけども、この制度を利用するにあたって、役場内のマニュアルといいますか、そのことで確認したいと思うのですけども、例えば、その小規模な修繕が発生する。その後、登録した業者のリストがあるということになりますけども、その修繕を担当する係がそのリストを見て発注するのか、どこかセンター的な役割をするような部署があって、そこからリストでもって発注されていくのか。また、そのほか特長的なことがあったらば、ご答弁いただきたいというふうに思います。
答弁 総務課長 川瀬俊彦(総務課長は2009年3月まで)
発注の仕方についてでありますけども、これは総務課の方で取りまとめておりますので、その登録のありました業者につきましては、全課に総務課の方から周知しております。ですから、その登録された業者は全課知っておりますので、そのリストを見て発注できる工事があったら発注をするという仕組みになっております。
再質問 2番 谷口和弥
わかりました。この制度ができて5カ月ということでありますけども、今、ご答弁にありましたように、件数がまだすごく少ない。登録の件数も少なければ、そのせいもあってなのか、発注の件数も金額も大変少ないというところです。聞くところによりますと、20件から30件ぐらいのそういう登録の規模を見越しての制度の開始というふうに聞いてもおりますけども、そして、この、今発注された4件も、特定の課のところでの発注にまだとどまっているということも聞いているところです。つまり、登録したいという業者も少ないということもあるのですけども、町としてそのリストが各課に下りているということの今お話がありましたけども、どのように各部署で、この制度を、中小業者の皆さんに発注するように稼動しようとしているのか、ちょっと見えてこないわけです。登録が少ない。このことについて、どういう理由が考えられるのか。町としての認識をお尋ねしたいというふうに思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありましたように、私も7月からスタートして、これだけ少ないというのはちょっと残念な思いもしているわけでありますが、たまたまこれ、12月5日の新聞を見ますと、帯広市でも非常に低調な状況だというようなことが出ておりました。その一つの中には、やはりどれだけの事業が年間あって、私たちに、いわゆる登録者側からするとどのぐらいの業務量等が発注を受けるのか。そういったこともなかなか周知されていないというようなことがあって、不安な面、あるいは先行きがわからないという不透明な面があるというようなことであります。特に本町の場合は、まずはやっぱり今回、期間が短かったというようなことがありますし、周知の方法も、先ほど申し上げたような周知の方法でありましたから、それだけで十分でない面があったのだろうというふうに思います。また、一方、発注する側としても、今までの慣例がありますものですから、どうしても慣れた業者といったら言葉があれかもしれませんけど、今まで絶えず発注していたところへお願いしてきたというような経緯もある。ですから、名簿がありながらもなかなかそれとマッチしない部分の発注もあったのかなというふうにも思っていますので、それらについてはこれからも十分留意しながら、来年度に向けてさらに徹底できるようにやっていかなければならないのだろうというふうに思っております。それから、中には同じ中小の業者の中でも、民間の仕事を主として請け負っているので、あまり町の仕事は請けていないのだというような方もあります。さらにもう一つは、小さな工事でも、例えば、建築主体を実施したB業者だとかC業者の方が、一番内容がよく知っているので、額は小さいけども、そこでお願いした方が早いのだとか、あるいは急を要するときはお願いするというような場合も、まれにはあるのかなというふうに思いますけども、いずれにしましても、せっかく作った制度ですから、これは有効に活用されるように、十分内部でも検討させていただきたいというふうに思います。
再質問 2番 谷口和弥
今、町長のお言葉にもありましたように、せっかく作った制度でありますから、有効に活用されるような、そういったことが必要なのだというふうに思うわけです。そしてまた、今、ご答弁にもありましたように、登録したいというふうに、業者の方になってもらうには、やはりどんなような件数の規模の仕事があるのかということも紹介する必要があるのではないかなというふうに考えます。今年の3月に、この小規模修繕希望登録制度について質問したときに、町長からいただいた答弁の一つですけども、契約行為のない小規模工事、修繕の発注状況、これが平成18年度の実績で金額が30万円以下の工事及び修繕の発注については2,191件あったと。そして、発注金額は1億4,801万8,000円となっていると。そして、発注方法は、指名願いを提出している登録業者、過去に発注実績のある業者及び町で把握している業者の中から適切な業者を選定して発注している。そのようにご答弁いただいておりました。四半期を過ぎて、今年は始まったわけですけども、ですから、18年度の実績に比べて件数は少ないのではないかと思うのですけども、それなりに件数はあったのだと思うのです。今のところどれぐらい、この金額が30万以下の、この小規模修繕契約希望登録制度に、発注することのできる修繕はあったのか、ご答弁いただきたいというふうに思います。
答弁 総務課長 川瀬俊彦(総務課長は2009年3月まで)
前回は18年度の実績ということでお答えさせていただきました。今回は19年度の実績が出ておりますので、19年度で実績でお答えさせていただきたいと思います。19年度におきましては、30万円以下の小規模な修繕等につきましては2,057件、金額にいたしまして1億2,746万2,000円という実績であります。
再質問 2番 谷口和弥
今、ご答弁いただいたような数字が紹介されてくるようなことになると、今、中小企業の本当に経営の実態というのは厳しいものがあるというふうに、たくさんの声が届いておりますことからも、それだったらば、登録して町の修繕事業を受けたいという企業はもっと増えていくのではないかなというふうに思います。ですから、積極的にそういった具体的な数字も出しながら、制度の運営をしていっていただきたいなというふうに思います。それで、自治体の役割ということでちょっとお話したいのですけども、最大の発注主の自治体として、地域の中小企業の経営を守るために、特定の業種に隔たらない。このことに配慮すべきというふうに、私やはり、この3月議会で聞いているのですね。こうした随意契約に係わっては、いわゆる均衡を逸しないように発注することが大変必要なのだろうと思っていると。そして、それぞれの担当課で発注する部分が多いことから、十分そういった意向も担当の部署に通ずるようにしながら、均衡があるという、隔たり過ぎないように、発注に意を用いてまいりたいというふうに、町長からご答弁いただいているところでありました。とにかく町内の中小企業が、今後も経営が継続できるようにしていかなくてはならないというふうに思うわけです。小規模修繕が発注される際に、指名業者に発注されても、町としては下請けや孫受けに仕事がまわるということもあるわけですよね。そういったケースは、町としては把握できないのだというふうに思うのです。そして、登録していないから、この小規模修繕の仕事ができないというふうにすることもよくないと思いますし、きちんと登録しているからということで、そこに多く発注があるというのもまた望ましくないのだというように思うのです。その辺が、この制度の運営の難しいところだというふうに思うのです。町から発注を受けた指名業者が、自ら修繕するのか。それとも下請けに出すのかは、先ほども言いましたように町としてはわからない。ですから、どの業者が収入を得たかということが把握できない仕組みに今はなってしまっているのではないかなというふうに思うのです。そういったことであれば、この制度の趣旨が活かされていないというふうになるわけなのだと思います。中には町の発注する仕事は請けない。請けなくてもやっていけるというそういった中小企業もあるのかもしれないと思いますけども、今こういう状況の中ではそんなに多くはないのではないかなというふうに推察します。町内の中小業者に隔たりすぎることがないようにする。町の仕事をやりたいという中小業者にも仕事がまわる状況をつくるためにも、この制度がしっかり稼動していくことが必要なのではないかなというふうに思うわけです。それで、町としては、これから、今お言葉にあったように、せっかく作った制度であるから、きちんと運営したいというふうにご答弁いただいたわけですけども、幕別町としてはどれぐらいの、例えば、登録件数ですとか発注数ですとか、規模になっていくような発展のさせ方。この制度の展開を考えているのか、お尋ねしたいというふうに思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
ご質問ありましたように、18年、19年の実績を見ながら、このうちどのぐらいが登録された業者にいくかということは、なかなか数字では、今の現状では難しいのかなというふうに思っております。ただ、先ほども言いましたように、登録された方、登録されない業者の方も中にはいらっしゃるわけでありますけども、その方々に対する発注もありますし。そしてまた、これは業者の方々の企業努力というのですか、そういう努力もあるのでしょうけども、発注したけれども、名簿にあるから、発注したけども、なかなか仕事が進まない。あと、この業者発注すると、すぐやってくれたから、次はまたそっちへいってしまうと。いろいろ仕事の内容においても、あるいは実施状況においても、難しい問題がありますし、土木関係、内装関係、塗装ですとかいろんな業種のかかわりも出てきます。そういったものは、これは修繕ですから、その年度年度によってどんな工事が出てくるかということは、もちろん最初からわかるわけではないわけですから、その実績によって発注も変わってくるのだろうと思いますけども。私どもとしては、できる限りこうした登録をしていただいた皆さんを中心としながら発注していくということは当然のことだと思いますし、お話ありましたように、やはり均衡ある発注状況をこれからも維持していくために、内部でも十分協議をしていきたいと、そういうふうに思っております。
再質問 2番 谷口和弥
先ほど、町長から切り抜きのことが紹介がありましたけども、この制度を2003年10月から実施している帯広市においても、すべての小規模工事や修繕に、この制度が発注されているわけではないということも承知しておりますし、また、登録したからといって全ての業者が受注しているということでもないということも承知しているところです。しかしながら、中小企業の方からは、より公平に、また、実施機会も拡大されるということで喜ばれているのだというふうに聞いています。実際に受注を受けた業者の方も、地域の業者として責任を持った仕事をしたいということで頑張っていると。そして、発注先からも、例えば、公営住宅の工事であれば、居住者からもいい工事をしてもらったというふうに喜ばれているのだというふうに聞いています。そういった相乗効果も、この制度からは生まれてくるというふうに思うので、繰り返しになりますけども、この制度の周知を図って、利用促進に努めて、制度の趣旨を活かしていただきたいというふうに思います。二つ目にいきたいと思います。中小企業の緊急保障制度でありますけども、これも件数についてはわかりました。まずは、1に係わって質問させていただきたいというふうに思うのですけども、これも新聞報道からの紹介になりますが、東京商工リサーチが12月8日に発表した負債額1,000万円以上の倒産件数は、1月から11月までで1万4,284件となっていて、すでに昨年1年間の合計を突破していると。11月の倒産を原因別にみると、販売不振が66.6%でトップなのだそうですが、運転資金の欠乏ということでは6.3%で4位となっていると。4位というのは、通常に比べ、高い順位であるのだそうです。道内においても、1月から11月までの負債額1,000万以上の累計倒産件数は、前年同期を28.8%上回る429件となっているのだそうです。北海道においても、経営環境の厳しさが浮き彫りとなっている。幕別町といっても、幕別町とて例外でないのだというふうに思うわけです。そしてまた別な新聞報道の紹介になりますけども、今回質問しております緊急保障制度の利用が、北海道においては急増しているとの報道がされています。北海道信用保証協会によると、制度開始の10月31日から10月末までに保障を承諾したのは1,060件で、融資額は200億円を突破していると。通常の保障も含めた11月の承諾金額は、前年同月比の51%も増加していて、この増加分がほぼ緊急保障制度分であると。そして、市町村の窓口には、制度利用に必要な実際の認定を求める経営者が連日つめかけていると、そういうふうに報道されているところでした。ただ、そういった全道的なことの紹介の中では、幕別町はまだ13件ということでご答弁いただいた わけなのですけども、まだ利用が低いのではないかなというふうに思うのですけども、私が低いというふうに思っているわけですが、町の方ではこのことについては、どのように認識されているのか、お尋ねしたいなというふうに思います。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
個々の経営者の方の内容までわからないわけでありますので、どういう方が借りたいということが明確にはお答えできませんけど、ただ、今、答弁の中で、11月までで13件というお答えをさせていただきました。その後、やはり日に1件程度、認定申請に来ていただいておりまして、今現在では20件ということで、その後、12月入ってから7件の申請認定がありましたので、これからも増えつつあるのかなというような認識を持っております。
再質問 2番 谷口和弥
わかりました。今、ご答弁いただいたように、これからもどんどん増えることになっていくのだろうなというふうに思いますので、しっかりとした対応をお願いしたいというふうに思います。それでは、②にかかわって質問したいと思います。融資が断られたケースがないということで安心はいたしました。今後も融資が断られる、いわゆる貸し渋りが起こらないように、関係機関と連携をしっかりとっていただきたいなというふうに思います。この貸し渋りの現状なのですけども、これも過日の新聞報道によりますと、調査したのは日本銀行ですが、9月末の国内銀行の中小企業向け貸出の残高が、179兆円であるのだけども、1年前よりも約6兆円減っている。2年前によりも約8兆円減少している。金融機関による貸し渋りは、そんな数字も出ていることですから、身近にもあるのではないかなというふうに推察されるわけです。だからこそ、今、この信用保証協会が100%保障してくれるこの制度の利用が求められているのだというふうに思います。中小企業庁からも、全国信用保証協会連合宛に、貸し渋りが起きないよう周知徹底を求めた通知が出されているというふうに聞いております。親身な対応や迅速な保障手続きに努めることなどが、この通知の中では求められている中身であります。ところが、幕別町というのではなしに、ある市町村の窓口では認定条件に当てはまらない。経営が赤字であるといったようなことを理由に、認定されない事態も起きているとの報道があります。幕別町では、認定状況を満たす中小企業からの申請は、漏れなく認定するように、そして、融資を求める企業の立場に立って、年末を迎えて特に迅速な処理をしていくよう求めたいと思います。そこで、この融資が断られるいわゆる貸し渋りがあったというふうにわかった場合ということでお尋ねしますけども、町としてはどんな対応が可能なのか、お尋ねしたいというふうに思います。また、この窓口での迅速な処理という点では、どのように自己点検、自己採点されているかも併せてお尋ねしたいというふうに思います。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
1点目の、結局貸付が実行できなかった場合の町としての対応ということになりますけども、これは町内の金融機関からのお話を聞いている中では、貸す貸さないというのは、もちろん金融庁からのガイドラインに基いて事務手続きはされているという中にあって、やはり一番問題となるのは、個々の企業の財務内容、決算内容だということであります。例えば、1,000万の売上しかないのに、売上しかないといったらちょっと言葉悪いですけど、1,000万の売上で、これで1,000万貸しくれと言われてもこれは無理な話であるというような話もありますので、そこはあくまでも、その企業の返済能力があるかないかに基いて貸付をしている実態でありますので、もしそういうケースが出た場合については、そういう判断を尊重しながらも、町としては貸し付けることができないのかという、そういうお願いといいますか、それはできるかもしれませんけども、それ以上のことはなかなか難しいのかなというふうに思っております。それと、認定の迅速化ということでありますけども、これは認定申請に来られた場合については、速やかに要件を満たすのであれば、審査した上で認定をしているという状況にありますので、引き続き、迅速な事務処理を行っていきたいというふうに思っております。
再質問 2番 谷口和弥
わかりました。町として中小企業の融資、貸し渋りがないように、努めていっていただきたいと思いますし、そして、窓口の対応、迅速にやっていらっしゃるということであれば、引き続き、それも維持していただきたいというふうに思います。それでは、③のこの制度の周知徹底についてに係わって質問しますけども、この制度が緊急制度ということで始まったわけで、広報の11月号に載らなかったというのは、それは仕方がないことなのかなというふうに思いますけども、12月号にも、本誌の方には載っていなかったということでありました。12月号の折込ちらしとして配布されたと。しかも、北海道経済産業局のちらしそのものが、広報と一緒に配られたということになっておりました。ちらしは北海道経済産業局のものですから、この制度の問合せ先ということでは、幕別町ということでは全然ないわけです。これはあまり歓迎すべきことではなかったのではないかな。歓迎すべきことではないというふうに思うのです。幕別町の担当課が問い合わせ先として扱っていないことが、町としてはあまり町内の中小企業に目が向いていないのではないかなというような部分の印象も与えかねないというふうに危惧されるわけです。町の振興がかかっているというふうに思うのですけども、12月号の、これは広報まくべつの企画の中身になりますけども、そういったちらしで対応しようというふうな議論になったのは、何か経過があるのかどうなのか、お尋ねしたいなというふうに思うのですけども、ご答弁お願いします。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
この制度、もともとは中小企業庁、国の制度でありまして、その周知という点では、先ほどご答弁させていただいたとおり、中小企業庁はもちろん、北海道経済産業局、あるいは北海道、そして、北海道信用保証協会、それと、町の方でも補完的にPRをさせていただいている。それで、結局今の相談といいますか、窓口に見える方の状況をみましても、制度内容の相談ではなくて、制度を承知した上で、申請書類どんなの出したらいいのとか、そういう手続き面のことを、制度を知った上での相談といいますか、相談まではいかないのですけども、そういう書類はどういったものを出したらいいのといったような問いかけでありますので、私どもとしては、十分これ、中小企業の皆さん、周知が図られているのだなということもありまして、補完的に町としては周知をさせていただいたということであります。
再質問 2番 谷口和弥
制度が周知されているということを前提に、補完的にということでありましたけども、実際に今20件までということでも、まだまだ利用したい企業はあるのだと思うものですから、宣伝については、強化を努めていただきたいというふうに思います。それで、また、この制度、昨日付けでさらに80業種が追加されて、698業種になったというふうに報道されています。これによって、対象となる中小企業、全部で約900というふうになっていますので、中小企業の数が900業種というふうに聞いていますので、77%の業種がこれで網羅されたということになったわけです。新たな指定された業種でいいますと、出版、新聞、貨物、軽自動車運送、理容・美容、公衆衛生、ビルメンテナンス業など、そのように紹介されておりまして、幕別町にも該当のある業種がたくさんあるのだというふうに思うわけです。そういったこともありますので、ますます、改めて、周知の方は徹底していただきたいなというふうに思うのです。インターネットというのは、自分から見にいかないとわからないですよね。目に入ってくる強制力がある、ホームページよりも、やっぱり幕別広報の役割というのは大きいのだというふうに思うのです。次回の広報に、自治体としての役割がはっきりした形で掲載するなど、制度の周知徹底をすべきと考えておりますけども、その点はいかがでしょうか。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
私どもとしては、現状においては周知はほぼ行き届いているのだなという認識を持っております。ただ、業種が広がることによって、新たに町内の業者の方で対象になるということでありますので、この辺は商工会、あるいは通常お金を借りるときには、まずは金融機関にいかれて、そこで相談するというケースがほとんどでありますので、商工会あるいは金融機関と相談しながら、どのぐらい周知が図られているかということも検証した上で、不足であれば、町としてのPRに努めてまいりたいというふうに思っております。
再質問 2番 谷口和弥
わかりました。中小企業が安心して年の瀬を迎えられる、年を越えられる。そのために、町の皆さんにも全力で頑張っていただきたいというふうにエールを送りまして、質問の方終らせていただきます。