みんなの議会

幕別町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月13日

一つは、町内雇用の実態と障害者が自立できる対策を

2008年3月13日、幕別町議会の一般質問で、野原惠子議員が「一つは、町内雇用の実態と障害者が自立できる対策を」について質問し、町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、総務課長 川瀬俊彦、商工観光課長 八代芳雄、福祉課長 米川伸宜、給食センター所長 仲上雄治が答弁しました。

質問者
野原惠子 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、総務課長 川瀬俊彦、商工観光課長 八代芳雄、福祉課長 米川伸宜、給食センター所長 仲上雄治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 野原恵子

通告に従いまして、2点について伺います。一つは、町内雇用の実態と障害者が自立できる対策を。国民の暮らしをめぐって、とくに雇用問題は極めて深刻です。今、正規、非正規雇用にかかわらず、青年労働者の置かれている状況は本当に深刻です。低賃金・リストラなど雇用の不安定化が進み、さらには社会保障や医療の改悪などで、将来にも不安を抱えております。働いても働いてもまともに生活できないワーキングプアや、低賃金の日雇い派遣労働で働き、知識や技能を身に付けることができず、医療保険にも年金にも入れず、結婚も子育てにも不安を抱えています。そして、女性や中高年の方々も、派遣、請負、パートなどで低賃金と無権利に苦しみ、大きな社会問題になっています。このまま放置したら、日本社会に未来はないと、国会でも大企業の偽装請負や労働者派遣問題が取り上げられ、労働者を守るため、雇用の改善に向けて取組まれています。格差が広がる中、町民の収入減は平成18年度の決算でも明らかにされておりますが、その後の実態を把握し、対策が必要です。また、2006年4月に障害者自立支援法が施行され、障害者の就労支援を抜本的に強化するとしておりますが、障害のある人の雇用は、今の雇用状況に加えまして、障害者への理解や職場環境の遅れもあり、進んでいません。障害者、家族、町内企業と連係をとり対策を講じ、就業支援と生活上の支援が自立を支えることになります。地域社会で安定して、働き自立して暮らしたいと願っている障害者のために、次の対策が必要です。したがって、次の点について伺います。1、町内の雇用形態の実態、正規、非正規率は。その点について伺います。二つ目、障害者の雇用状況は。その中で、町の雇用状況、そして、町内企業の雇用状況は。三つ目は、障害者のグループホームなどの設置についてです。二つ目は、学校給食と食の安全についてです。学校給食は子どもの心の体の健全な発達を保障することを目的にしています。それは、単に食べること、食べさせることだけでなく、望ましい食事のあり方を身につけ、食べる指導を含めて教育的学習活動であり、子どもが学校での食体験を通じて生きる力の原点を学びとることです。そして、「おいしくて豊かで安全な学校給食」を実現していかなければなりません。今、輸入冷凍食品による農薬混入事件が消費者の不安を広げております。食品衛生法に基く国の輸入食品の検査率がわずか1割という輸入食品検査体制の貧弱さがあり、輸入加工食品についても、大腸菌と添加物だけで、残留農薬検査については全く検査をされていなかったことが明らかにされています。輸入される加工食品の中には、本来、工業製品に使われる薬品が使われているという事例も相次いでいます。安全な食を提供しなければならない学校食品にも輸入加工食品が使われていたと報道されております。したがいまして、次の点について伺います。一つ、輸入食品の使用実態とチェックについて。二つ目は、地場産品の更なる活用を。3点目は、米飯食の回数増を。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

野原議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「町内雇用の実態と障害者が自立できる対策について」であります。障害者自立支援法のもと、地域の社会資源を最大限に活用し、障害のある方々の自立した生活を支えていくためには、地域生活への支援とともに、就労機会の確保や就労場所の拡大が喫緊の課題となっております。こうした中、障害のある方々が地域で安心して働くことができるよう、各関係機関が課題の共有や検討を行う場を設けることを目的として、平成17年9月に「十勝圏域障害者地域生活支援連絡会議」が設置されました。この連絡会議には、平成19年6月に「就労支援部会」が設けられ、構成機関は十勝保健福祉事務所をはじめ、各市町村、ハローワーク、就労移行支援事業所、十勝障害者就業・生活支援センターだいち、高等養護学校、各障害者団体など多方面にわたり、就労支援に係る現状と課題についての意見交換を行うとともに、就労を考えている障害者や家族からの相談を受け、要望の把握や就労と生活面を一体化した支援などが行われているところであります。ご質問の1点目、「町内の雇用形態について」であります。雇用の問題につきましては、景気の実質的な回復が見られない中、十勝管内の有効求人倍率は0.53倍と低い率に留まっておりますことから、若年層や高齢者、季節雇用の労働者などを取り巻く雇用環境は、大変に厳しい状況が続いております。また、雇用する企業側も厳しい経営状況のもとで、雇用の改善も望めない状態にあり、正規職員の採用ではなく、臨時的雇用などに移行していることが指摘されているところであります。本町における雇用の形態につきましては、平成18年度に実施した事業所雇用実態調査によりますと、回答された171事業所の雇用職員3,032人のうち、常雇用職員は51.12%にあたる1,550人、臨時職員285人、嘱託職員51人、パート職員1,146人となっており、約半数が臨時的職員という状況であります。ご質問の2点目、「障害者の雇用状況について」でありますが、町で任用している障害者の雇用状況につきましては、平成19年度の実績として正職員及び臨時職員合わせて7名であります。次に、「町内企業の雇用状況について」でありますが、同じく実態調査で回答された171事業所のうち、12事業所が22人の障害者の方々を雇用され、常雇用職員14人、臨時パート職員が8人で、業務としては、事務職、製造技能職、販売職などに従事いたしております。3点目の「障害者のグループホームなどの設置について」であります。障害者が地域で安心して暮らせる社会を実現するためには、入院者や入所者の地域移行の受け皿となるグループホームなど住まいの場の確保が重要であります。平成18年10月の障害者自立支援法の全面施行から1年半が経過し、制度改正によるさまざまな状況が明らかになったことから、厚生労働省では、障害者自立支援法の抜本的な見直しに向けた緊急措置として、グループホーム等の施設整備に対する助成事業を新たに創設する方針を打ち出し、平成20年度予算案に国費30億円が計上されたところであります。また、北海道におきましても、国から特例交付金として配分された総額66億円を活用した基金事業が、平成19年度に創設され、グループホーム等を実施する家屋の改修経費に対する助成事業をはじめ、アパートや一般住宅等をグループホーム等として借り上げした際の初度経費の助成事業などが実施されているところであります。このような状況の中、本町といたしましては、グループホーム・ケアホームの指定を受ける社会福祉法人等への情報提供などを積極的に行ない、多様な事業者の参入によって障害者福祉施設の整備促進を図るとともに、地域住民に対して障害のある方への理解と支援を求め、障害のある方々が地域で自立して暮らしていける体制づくりに努めてまいりたいと考えているところであります。以上で、野原議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

私の方から、野原議員のご質問にお答えいたします。安全な給食を提供することは、学校給食センターの責務であり、相次いだ食品偽装事件、中国ギョーザ事件等は、大変心を痛めているところであります。ご質問の1点目、「輸入食品の実態とチェックについて」でありますが、輸入食品につきましては、1月の幕別学校給食センターの使用でみますと、概ね10%程度であり、他の月もさほど変わらないと考えております。輸入食品のチェックにつきましては、昨日、牧野議員のご質問でもお答えいたしましたとおり、一給食センターでの力では及ばないところがあり、メーカーからの品質検査証をとって安全を確認しているところであります。ご質問の2点目、「地場産品の活用」でありますが、身近なところで生産されたものほど、安全・安心、そして高品質、利点が多いところは十分承知をしているところであります。また、今回の事件により国内のメーカーも地元のメーカーも、国内・地元産の食材を使った製品の提供に力を入れてきております。反面、価格という大きな問題がありますが、今後も地場の安くて良質な食材を求めながら、地場産品の使用を増やすように努めていく所存であります。ご質問の3点目、「米飯食について」であります。現在、幕別学校給食センターでは、米飯食を週2.5回、忠類学校給食センターでは週3回実施をしており、米飯食の回数増につきましては、国産農作物の消費拡大、自給率向上の面からも求められているところであります。パン食につきましては、平成18年度から十勝産小麦100%で提供しており、安全な食材の提供という点では米飯食と同じことが言えますが、外国産小麦の価格の上昇に伴い、国産小麦の価格も上昇しており、以上のようなことから、新年度から、幕別学校給食センターでは、試行的に米飯食の回数増を行いたいと考えております。以上で、野原議員のご質問に対する答弁といたします。

質問 7番 野原恵子

まずは町内の雇用状況のことについて、お伺いしたいと思います。今回は障害者の雇用状況のことを主な質問なのですが、町内の雇用状況ということでは、町内の雇用形態をお聞かせ願ったことがあります。そのときには、平成15年の3月では、正規の方が70.85%でした。そして、平成17年度では、それが56.12%、今回18年度では51.12%まで正規雇用が減っております。それは、3年前から比べますと、約20%正規雇用が減っているという状況が、この調査からも明らかになっております。そして、町民の収入の状況はどうかといいますと、平成18年の7月の時点では、200万未満の収入が45.6%という報告を受けております。そして、19年の9月には、53.15%の方が200万以下の収入で暮らしている。これが幕別町の町民の暮らしの実態ということが明らかになりまして、こういうことからも、今、ここは大きな原因は国の雇用政策というか、そういうところにあるのですが、幕別町の住民の暮らしの中でもそういうことが明らかになってきていると思います。それで、町としては、やはりこういう状況を踏まえながらも、町で事業を発注している事業所、そういうところに対しまして、労働者の収入の状況ですとか社会保障がどうなっているのだとか、そういうこともしっかり把握いたしまして、きちっと正規雇用を増やしていくような、そういう対策を講じていくということが、今、必要ではないかというふうに考えます。それと、今、社会的に問題になっているのが、若年層の雇用状況です。そういうところも非常に労働条件が悪くて、なかなか暮らしていかれない。親元から通って、生活していかなければならないとか、結婚もできない、子どももつくることもできない。そういう状況が明らかにされてきているのですけれども、幕別町の青年の雇用状態もしっかりと掴む必要があるのではないかというふうに思います。といいますのは、やはり高齢化社会を迎えまして、青年がこの幕別町の定住していく。そういうところでは、しっかりと対策を講じていくことも必要ではないかと思います。町として手立てを打つということは、なかなか限られた範囲ではあると思うのですが、そういうところからもしっかりと手立てを打っていくことが必要ではないかと思いまして、青年の実態調査も明らかに調べていくことも必要ではないかと思いますが、その点について、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話ありましたように、厳しい雇用情勢にあることだけは間違いないわけでありまして、先ほども申し上げましたように、十勝の求人倍率が0.5という状況であります。そうした中で、特に本町の場合、そう大きな企業があるというわけでもなくて、なかなか現実的には厳しいものがあるのだろうというふうに思っております。ただ、町としてどんな対策がとれるのか。先ほど来、あるいは昨日来企業誘致の問題をはじめ、いろんな話が出されておりますけども、私どもも、そうしたこと。あるいは、現在ある既存の企業が全くどういうことを町行政に求めて、あるいは、地域社会の中で何らかの役割を果たしていくための必要性、求めているものと、あるいは、商工会なりのニーズ、あるいは、建設業界あたりがどういったことを求めるのかと。特に建設業界からなんかすれば、町のいわゆる公共工事の発注をより多くというようなこともあるのだろうかと思いますけども、なかなかこれとて現状の中ではそう期待に応えれるような状況にはないというようなことになりますと、なかなか今この雇用情勢を好転させるというのは難しい条件ばかりでなかろうか。逆に、明るい見通しというのが非常に少ないのかなというふうに大変残念な思いもしているわけでありますけども、今申し上げましたようなことで、いろんな方々との連係を密にする中で取扱っていきたい、対応していきたいというふうに思っております。それから、青年の皆さん方、いわゆる青年の方々の雇用の実態を調査。これもどういう手法がいいのか。既存の企業にお願いして雇用の実態を調査する。あるいは、それ以外に、何らかの手法があって、若年の方、いわゆる青年と言われる方々が実際どのような状況で働いているのか。この調査の方法等については、若干研究していかなければすぐこの場でどうとかと言えないかと思いますけども、そういったことも踏まえて、いわゆるこれらの厳しい情勢の中で、町の担う役割を果たしていくことが大事であろうという想いではおります。

質問 7番 野原恵子

雇用の形態、どういうふうに調査していったらいいかということも、今、町長お答えになったのですけれども、今、町の雇用状態って今、調査報告されましたけれども、まずそういうところから実態調査をしていくという、できるところからしていくということも大事かなと思うのですけれども、それと同時に、やはり建設業界だとか商工会ですとか、そういうところと懇談を密にしていく。そういうことによって、町内の実態状況が明らかにされると思うのですが、そういうことを積み重ねながら、それではこの幕別町としては、どのような手立てを行っていくことができるのか。そういうことが必要だと思うのですよね。その町その町によって、町の形態が違うと思います。幕別は農業が中心の町ですから、農業を中核にして、どういう雇用状態をつくれるのか。そういうことが必要だと思うのですよね。おしなべて、どの自治体も同じような対策で、その道を打開していくということはできないと思うのです。商業都市であれば、商業都市に見合ったそういう雇用状況を拡大していく。そういう手立てが必要であって、幕別町は幕別町の町の特性を活かしたまちづくりを踏まえまして、雇用状況、そういうものをどういうふうに拡大していくかということを、やはり研究しながら、職員と町側と、それと、町の企業家たちと懇談をしていく。研究していく。そういう姿勢をもっと強めていくことが必要ではないかと思いますが、その点について、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほども数値を申し上げましたのは、平成18年度に実施した事業所、雇用実態調査であります。これは町が独自で毎年実態調査をやっておりますから、そういった中で、さらに項目等を加える中で実態を把握していくということは可能だと思います。商工会や建設業協会の皆さんとの懇談をする中で、また、いろんなご意見やご提言をいただくことも可能だと思います。ただ、もう一つは、町内にお住まいの方々でも、町外へお勤めなさる、勤務されていらっしゃる。こういった方々、特に若い方々の実態を掴むというのが、なかなか難しいのかなと実は思っているわけでありまして、そういったことを踏まえて、内部で何らかのいい方法がないかというようなことを、ちょっと検討させていただければというようなことでありまして、町内で、今、野原議員が言われましたように、町内外で、町として行政としてやれることについては、十分そういった連係を密にしながら対応していきたいというふうに思っております。

質問 7番 野原恵子

次に、障害者の雇用状況について、お伺いいたします。お答えの中では、幕別町の町職員の中では、正職員及び臨時職員合わせまして7名というお答えでした。この中で、正職員は何名なのか、一つお伺いしたいと思います。それと、17事業所のうち12事業所が22人の障害者を雇用しているというお答えでした。この中で、今、56人以上の事業所では、その中で1.8%の方を雇用するということの定めもありますが、そこのところをもうちょっと細かく知らせていただきたいと思います。

答弁 総務課長 川瀬俊彦(総務課長は2009年3月まで)

正職員につきましては2名ということであります。

答弁 商工観光課長 八代芳雄(商工観光課長は2009年12月まで)

障害者の状況でございますけれども、お答えいただいた事業所の中の1事業所が170名弱という企業でありまして、そこでは4名の方が雇用されていると。

質問 7番 野原恵子

これは1.8%の枠の中に入って、町の雇用も、それから民間も1.8%の中に入っている。それで、こういう中で、雇用を広げていくというところで、今、障害者団体たちが進めているというところでは、公共施設ですとか福祉施設ですとか、そういうところで試験的に障害のある方を実習、そういう形で実習して、職場、働くことはどういうことかということを経験を踏まえて、そして、企業に働くことができるように、そういう試験的な方法もあるのではないかということを、障害者団体からの提起もあるのですが、役場としてそういう方を試験的に雇用というか、実習していくという、そういう方向性はないのかどうか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

当然のことながら、町職員の採用試験なんかについても、別に障害者の方を差別して募集をしているわけではないわけですから、当然応募していただいて、試験を受けていただいた、採用ということになるわけです。さらに、今おっしゃいましたように、先ほどの答弁にもあったように、7人のうち5人は臨時職員の方が現在も任用しているわけでありますから、そういった方が役場の仕事に慣れて、来年、再来年に向けての町村試験を受けるということはもちろん可能だというふうに思っています。ただ、私は、今までの経験からいいますと、なかなか障害者の方が健常者の方と一緒になって試験を受けて合格する確立というのはちょっと低いわけでありまして、それで、私どもも過去、障害者のみの方を対象に採用試験を実施した事例もあるわけですけれども、本来的にいけば、それぞれの企業がそれぞれの1.8%だとか、町でいえば2.1%だかというそういうものをクリアするために、障害者のために広く門戸を開いて試験をやっていくということが一番障害者の方の雇用につながる部分かなという思いもしていますけども、そういったことも含めながら、門を開いて、ぜひ、こういうような面で役場の仕事の経験もしていただければというふうには思っております。

質問 7番 野原恵子

帯広とか、それから、音更町などでは、そういう実習を積極的に受け入れて、そして、民間企業に門戸を開く。そういうこともされているのですね。ですから、例えば、障害者にそれぞれの特徴があると思うのですが、繰り返し仕事をするという非常に得意な障害者ですとか、そういう方を部門別に職場の中で見極めて、そういうところで実習してもらって、そういうところを紹介するとか、そういう形も実際にされているわけで、そういう点で試験とかする以前の受け入れ、実習して受ける、慣れさせる。そういう意味での体験ですよね。積極的に庁舎ですとか、それから、福祉センターですとか、そういうようなところで実習させることはできないのかという、そういうところもお聞きしたいと。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

言葉として、今、実習ということになってきますと、何日間か来ていただいて、そこで一緒に仕事をしてもらう。今、おっしゃいましたように、自分にどういう仕事がむいているかというようなことの中での実習、これはご提言いただいましたことについては、ちょっと内部で検討させていただきたいというふうに思いますけども、事実今まではそいうことは正直言ってやっていなかったわけでありまして、あくまでも一般の臨時職員の中で、障害者の方も一緒に、大体うちの場合ですと、10カ月の雇用ですから、その中で、お仕事をしていただいているということで、障害者の方のための実習というような制度は今まで特に設けておりませんでしたので、そういったことがどの程度可能なのかは検討させていただきたいというふうに思います。

質問 7番 野原恵子

実は、今度、障害者の雇用支援ということで、だいちというところが発足いたしました。そういう中で、どういうふうにして障害者が地域に出て、働いて自立していけるようになるのかという、そういう支援の機関が設けられまして、そういうところが今率先いたしまして、自治体ですとかそういうところに働きかけていく。そういうことが今は行われておりますので、ぜひ、そういうところとも連係をとって、その幕別町の障害者への雇用を広げていっていただきたいと思います。それと、町の障害福祉計画、これが出されております。この中で、平成19年度、20年度に向けまして、障害者の雇用をどういうふうに進めていくかということが計画が出されておりますが、この中で、就労移行支援ですとか、それから、就労継続支援。この点のその計画が平成19年度、数値目標が出されておりますけれども、これがどのようになっているのか、その点をお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 米川伸宜(福祉課長は2008年3月まで)

ご質問にありました障害福祉計画の中の就労移行支援で、23年度までの一般就労移行者数2名を目標としておりますが、今のところ、まだ0でございます。

質問 7番 野原恵子

それでは、この2名の目標を実際に実施していくために、どのような手立てをとっていくのか。その具体的な対策をお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 米川伸宜(福祉課長は2008年3月まで)

先ほど、野原議員の方からもお話ありましただいちでございますが、障害者地域生活支援連絡会議、この中に、冒頭申し上げておりました就労支援部会というのがございまして、現在、町内の障害者5名について、ハローワークに登録してこの就労支援部会の活用につなげております。ただ、残念ながら、まだ一般就労にはつながっておりませんが、今後とも継続して就労に向けた支援活動を行いますとともに、今後、就労希望者の把握等に努めてまいりたいと考えております。

質問 7番 野原恵子

問題はその支援活動なのですが、その支援活動を具体的にどう進めていくかというところが大事だと思います。ですから、今、提起いたしましたように、まず一般の企業の中では、まだまだ障害者に対する設備の整理ですとか、そういうところがまだまだ不十分なところがあります。ですから、まずそこを町が率先して、そういうところを経験してもらって、そして、それを企業に も広げていく。そういう具体的な手立てが必要なのですが、ただ、その実現のために努力していくということだけでは、具体策が見えてこないのですよね。実際にこのようなことで、今、努力しているだとか、計画を立てているだとか、そこが見えてこなければ、ただ、こういう表現は悪いのですが、計画だけで終ってしまうのではないかって考えてしまいます。その点はいかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

障害者福祉計画の中で謳われていること。それと同じように、今言うように、障害者の方が即仕事に就く前段として、いわゆる試行雇用制度、いわゆる一旦試行的に勤めて、そこで自分の技術が、これからの仕事に合うかどうかといったことを見極めながら、その次に進んでいく。ただ、こういう制度が現実にあるわけでありまして、それに対して国はその企業に対して、何らかの助成金を出す。あるいは、自らが職場の、先ほど言いましたように、実習、言葉で言いますと適用訓練というような言い方していますけども、それに自分がやっていく場合には、その個人にも国から支援金が出る。そういうような制度が実はあるわけであります。そういったものは、これは町がやってはだめですけども、そういう民間企業がやる場合もある。ですから、そういった面を我々は今度行政の立場からもっと企業なんかに周知をしていく役割というのはあるのかなというふうふうに思いますし、ぜひ、そういったことを、積極的に活用していただければと。別にその今言うように、持ち出しでなくても、国から、あるいは本人に対しても国からの助成があるというような制度もありますから、こういった制度の活用なんかも含めて周知をしていくということが我々にとっても大事なことなのかなと、そういうふうにも思っております。

質問 7番 野原恵子

わかりました。それでは、その周知をしっかりと手立てを打って、雇用を進めていく。そういう手立てをしっかりと行っていっていただきたいというふうに思います。それと、あと、障害者の方が地域で本当に家族の方と近くに住みながら、自立して暮らしていきたい。これは本当に障害のある方の家族と、障害者の切実な願いでもあります。そういう点では、親はいつまでも子どもより年齢的に言えば先に逝くということなのですが、そうなった場合、自立して暮らしていくというところでは、自分の家がある方はいいですけども、それだけではなくて、そうでない方々には、やはり今、そういう住むところは、やはり必要だと思います。そういう手立てでは、いろんなお答えの中では、社会福祉法人など、そういうところにこういういろいろな制度を提供して、多様な事業者の参入に障害者福祉施設の整備促進を図る。このようにお答えいただいております。これではちょっと、幅が狭いのかなというふうに思います。こういう福祉関係のところでは、福祉法人のほかに、NPO法人ですとか、幕別町でそういう施設を設けているところ、そして、町に税を納めている事業所、そういう多様な福祉の事業所があります。そういうところにも積極的に呼びかけて、この算入を促進する。そういう手立ても必要だと思いますが、その点はいかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

グループホームのほか、いろんなこの制度があるようでありますけども、おかげさまで、本町の場合は高齢者にかかる、認知症にかかるグループホームは順調に進んだのですけども、いまだに障害者にかかわるグループホームというのはありません。そういったことで、高齢者の部分はある程度満杯だということで規制をしたのですけども、障害者 の部分については、もちろん規制もしていないわけですから、NPO法人、あるいは、もちろん株式会社でも算入できるわけでありますから、そういったことの周知に気をつけていきたいと、心がけていきたいというふうに思いますし、これは先日の新聞なのですけども、本別町とか鹿追が今取組もうとしていますけども、高齢者と障害者が一緒に生活をできる共生施設も、新年度から新たな制度として発足するというようなことも出ております。こういったことも含めながら、本町にとってもこういう施設の必要性というようなことは十分あるのだろうというふうに思っておりますので、十分意を用いてまいりたいというふうに思います。

質問 7番 野原恵子

福祉は人なりと言いまして、福祉施策によって、そういうグループホーム、または生活支援ハウスですとか、そういうものができますと、雇用を広げていく。そういう場にもなると思います。若い方の雇用ですとか軽度の障害のある方でしたら、こういう施設で働くことも可能だという、そういうことも聞いております。ですので、ぜひ、促進の方向で進めていっていただきたいと思います。次に、学校給食の件について。学校給食の点では、昨日、牧野議員が同じような質問をしておりますので、それ以外のことについてお聞きしたいと思います。一つは、学校給食の輸入品の使用実態とチェックということなのですが、今、副食の中の50%から60%が冷凍加工食品ということが昨日お答えになっておりまいた。このチェックはされているというふうに私は受け止めております。ですが、国内のその冷凍食品のチェックというところでは、されていないのかなというふうに思ったのですが、その点が一つお聞きしたいのですが、ミートホープの問題もありましたので、国内の製造分についてもチェックが必要ではないかなと思います。それで、昨日の教育長のお答えでは、幕別町だけではちょっとそのチェックは難しいのではないかというお答えでしたが、この十勝の学校給食会というのでしょうか。そういうところで連係をとりまして、チェックをしていく。検査をしていく。そういうことでも必要ではないかというふうに思います。それから、調理時間が短くて、加工食品をどうしても多くなっていく傾向があるというお答えでしたこういう中で、調理時間の問題であれば、調理員に負担かけるのかなと思うのですが、時間差というのですか。早出とか遅出とか。そういう体制をとって、調理時間の工夫はできないのかどうか。その点について、お伺いいたします。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

昨日、お答えいたしました国内産、あるいは外国産にかかわらず、新しい加工食品を導入する場合については、その製造業者の品質検査証というものをいただいて確認をして、導入をしていると。ただ、そこでその検査証で把握できる範囲というのが、非常に狭いわけです。それを1給食センターでチェックをしていく。例えば、残留農薬等々についてチェックをするって非常に難しい話です。そんな経過から、今、お話がありましたような道と学校給食会、これらが連係して、そのシステムをということで検討し、近々、その改案が出されるのだろうというふうに思っておりますが、それとても恐らく限界があるのだろうと。そんなことから、いわゆる消費者協、そして、検種の増員等々、国においても考えられている。そういう大きな仕組みの中でチェックをしていかなければ、これは1町村、1センターでは追いつかないというようなことだろうと思います。それから、加工食品をなぜ多く使うのかといいますと、今、ご案内のとおりだと思います。生ものから手をつけて、原材料が安く入りましても、それを加工し、供給に値するものにもっていくということになりますと、それなりの人件費がかかるというようなことから、どうしても食数の多いセンターにおいては、加工食品が多くなっていると、こういう実態だろうと思います。それを早出、遅出によって調整できるのか、できないかということでありますけども、もともと食材が、当日の食材が入ってくるのは7時です。7時に入ってくる。そういうことですから、それを5時までに入れなさいと。これは市場との関係が出てきますね。そういうことですから、現在のところ、7時。これが限界だろうと。それ以前に持ってきて、二交代制にやるというようなことは不可能に近いというふうな感じは持っております。早出にかかわっての加工を含めて、供給できる体制をつくるのは7時という時間的な制限があって、物理的に不可能と、こういうことだろうと思います。

質問 7番 野原恵子

その検査体制というところでは、非常にまだ国内のものでも私は不安を感じておりますので、私もどういうふうにしていったらいいのか、ちょっと自分でももっと研究、勉強してみたいなと思います。あと、地場産品の活用ということですが、これは何回も質問しているところですが、業者が市場で買入をしてという、そういうところでちょっと限界があるというお答えもありました。それで、提起もしているところですが、JA農協ですね。それとか農協婦人部ですとか、そういうところと率直に提案をいたしまして、子どもたちに安全な野菜を提供していただけないか。そういうところをもっと具体的にお話して、懇談を進めていく。まずそこからスタートしていくことが大事ではないかと思います。実際に、そうして農家の方の協力を得て、負担をかけるかもしれないけど、そういう努力をしてほしいということで、実際に実現しているところもあります。その中で問題になるのが、業者の問題なのですが、その業者に対しては経済的な負担をかけないように、その手立ても講じながら進めて、そして、地域の野菜、地場産品を学校給食に取り入れている。そういうところもありますので、ぜひ、検討課題として限界だということではなくて、何かいい方法はないか。そういう手立てをこれからとっていくことが必要ではないかと思います。これだけ食の問題がクローズアップされているときに、食べるものを生産している農家の方、絶対協力はしていただけると思いますので、その点をもっと詰めて、こちらからも問題点を提起しながら進めていくことが必要ではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

私も過去にそのような担当は違いましたけれども、質問を受けたのを聞いておりました。なかなか難しいのだろうなということでありましたけれども、早速農協さんの方にお話をしました。その思いは、JAさんも同じであります。物理的なもの、あるいは値段的なものをどう解決するかというところがネックになっているということであります。幕別農協さん、これは5月におそらく総会があろうかと思いますけども、いわゆる企業イメージ、それから、地域に対する貢献度等々を意識した中で、ぜひ、品数は少ないけれども、最初どうだろうと。じゃがいもぐらいで始めてみたらどうかというご提案をいただきました。なお結構と。しかし、実際のその流通価格と、それから、農協さんにおける手間隙、これを労働時間単価に直していくと、恐らく10%程度の価格差が出るのでないかというふうに思います。町村によっては、いわゆるふるさと給食支援として、町単でその原材料を補てんしているという町村も数多くあります。私ども、じゃがいもで計算したらどういうことになるのだろうかと。年間7トン程度使用されます。値段からいきますと、およそ80万、90万ぐらいの年間経費になるだろうと。仮に10%でも、8万、9万のいわゆる市場購入よりも負担が多くなる。なったとしても、農政サイドも進めておりますけども、お互いに折半をするとか、保護者も負担をするとか、そういうような方法をとれば、わずかな負担でじゃがいもは解決できるのではないかと。それが解決できれば、幕別農協特産であるたまねぎ等々に拡大していこうと。そういうようなことを、農協の幹部の意向として、意思決定がなされているということを確認しましたので、ぜひ、その方向に進めていきたいというふうに思っております。

質問 7番 野原恵子

期待いたしております。あと、米飯食なのですが、この米飯食を試験的に増やしていくということが、この答弁の中でされておりますが、具体的にどのように実施していきたいと考えているのか、お聞きしたいと思います。

答弁 給食センター所長 仲上雄治

今、パンの食数については、週1.5回行っております。それで、1.5回の5回というのは、隔週で金曜日にパンの日とご飯の日があります。それで、何回できるというのは、具体的な詰めまでは行っておりませんが、その2週に1回のうちの何回かをご飯に置き換えて、パンを減らしてご飯を何回か増やすと。そういう形で、数回はご飯を増やすと、そういう形で考えております。

質問 7番 野原恵子

今、日本の主食はお米ですので、ぜひ、回数を増やしていく。そういうことの検討を進めていくということでしたので、それを広げていっていただきたいと思います。それと、ちょっとここには質問の中に入っていなかったのですけれども、こういういろんなことを切り替えていくときに、子どもたちにしっかりと、これはどうだったのか。ご飯にしてどうだったのか。それから、献立の中身がどうだったのか。そして、じゃがいもとか、それから、いちごは幕別産のものが入っていると思うのですが、そういうものを食べたりだとか、それから、うどんや何かも幕別産のうどんを試験的に提供しているということも聞いております。そういうときには、アンケートをとりまして、その結果がどうだったのか。改善点はないのか。そういうところもしっかりとこれから把握していっていただきたいと思いますが、その点について、いかがでしょうか。もしお答えいただけるのであれば。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

食事内容、いろいろと検討、過去にもしてまいりました。パンでありましても、あるいは、その副食等についても、うちの学校栄養士さんが学校まわりをして、いろいろアンケートをとったとか、直接聞いたとかということがあります。現地もまわっておりまして、今、特に米飯給食にかかわるウエイトが高いものですから、そのことでお答えしまして、米飯を増やしてほしいという要望があまりないのですね。パン食を好む子どもの傾向が強い。しかしながら、腹持ちしませんので、部活をやっている方はパン食の方がいいのだけれども、副食を増やしてほしいと。お金のかかる方に、どうもその要望どおりにしますとそういうことになりますが。今回、小麦がいろんな干ばつ、あるいは麦価が引き上がりになります。そのことと、今まで北海道単独で学校給食会を通じて、道産奨励品の負担、補助金を出していました。これがなくなります。その原材料だけでパン1個に置き換えますと、5円年程度値上がります。そのほかに、何といいましょうか。バターとかあるいは砂糖だとか、それらが加わって、なお、労賃が3円ほど上がります。パン1個当たり10円アップすることになる。これを米飯で考えますとわずか84銭であります。1食ですよ。そこで多きな差が出てくるわけですが、だからといって、米飯に切り替えるというのもあまりにも不純であります。不純でありますが、何せ給食費を上げられないという現状を控えております。したがいまして、試行といいながらも、その現実問題として米飯給食を増やしていかなければならない。そんなような状況に追い込まれているということであります。米飯が少しでも増えますと、またそれなりにご要望があろうかと思います。アンケート等を通しながら、子どもたちの意見を聞きながら、全部が全部聞けませんけども、米飯にしますと1人工増えますので。いわゆる加工の範疇が増えるわけですね。これは150万ぐらいかかります。それは相殺していって負担が少なくなればいいわけですから。十分に検討しながらやっていきたいというふうに思っております。

質問 7番 野原恵子

子どもたちがパンを好むということでしたが、やはり、ご飯のおいしさ、それがわかれば、ご飯を好む。それは経験上ですけれども、ぜひ、そのおいしいお米を食べていく。そういう食育の一つとして進めていくということが今大事でないかなというふうに思います。それから、アンケートですが、学校栄養士さんがアンケートなどとってきているということでしたが、その結果を、せっかくとっているのであれば、結果を公表する。そこがまた、保護者に知らせるという意味でも大事ではないかなと思いますので、今後、その方向で進めていっていただきたいと思います。お答えいただいて、質問を終ります。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

アンケートの結果についての公表、これは説明責任ということがありますので、当然として、そういう配慮をしながら進めていきたいというふうに思います。最初のそのご飯の、ご飯はおいしいものだということでありますが、これは道産米で給食会を通して、一律的なお米であります。道産米です。道産米ですが、自宅であまりいいご飯を食べていますと、なかなかおいしく感じないというようなこともありますので、食育の観点からも、玄米好みの含みのですね、お米を食べさせていただければ、うちの方も完食できるのではないかというふうに思っております。ひとつ皆さんのご協力もいただきたいと思います。

出典:幕別町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月13日 議事録 PDF(134ページ) 間違いを知らせる