みんなの議会

幕別町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月12日

本制度の効果について

2008年3月12日、幕別町議会の一般質問で、牧野茂敏議員が「本制度の効果について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、町民課長 田村修一、民生部長 新屋敷清志、給食センター所長 仲上雄治が答弁しました。

質問者
牧野茂敏 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、町民課長 田村修一、民生部長 新屋敷清志、給食センター所長 仲上雄治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 牧野茂敏

通告に従いまして、次の2点について、質問をいたします。まず、ごみ減量化について。本年7月、洞爺湖において主要国首脳会議、G8と言われますけども、いわゆる「洞爺湖サミット」が開催され、地球温暖化問題を中心に議論がなされる予定であります。ごみ処理に要するエネルギーは莫大であり、リサイクルの推進は省資源、省エネにもつながるものであり、家庭や個人におけるリサイクルなどの取組みは、地球温暖化対策においても大きな役割をはたすものと考えられます。そこで、ごみ収集有料化の検証の意味も含めて本町におけるごみ減量化と資源のリサイクルに関して、ご質問をいたします。一つ目ですが、ごみ処理の有料化とごみの減量について。幕別地域において、平成16年10月にごみ収集処理が有料化されて3年を経過したところであります。有料化によりごみ排出量が減少したといわれるが、次の点について、どのような状況であるかお伺いいたします。1番目に、有料化前後でのごみ排出量の変化。二つ目、町民一人当りの排出量。三つ目、財政効果。次に、2番目で、資源回収実践地区協力交付金についてであります。昭和60年から始められた資源回収実践地区協力交付金は、資源のリサイクルとごみ減量化に効果があるうえ、公区の活動費の一部となり、コミュニティ活動の活性化の一助となる制度であり、町では平均18年度に交付金の単価を1キロ当たり4円から5円へ引き上げたところであるが、本制度の効果についてお伺いしたい。一つに、交付金の平成18年度決算額は、457万4,600円であったが、交付団体数及び回収量の推移はどうなのか。二つ目、財政効果についてはどうなのか。三つ目、帯広市など近隣市町の交付金の単価はいくらか。3番目に、マイバッグの推進についてであります。スーパーやコンビニで買い物をすると、商品を入れるポリのレジ袋を渡されますが、このレジ袋1枚当たり、ネットなどで調べますと、小さなおちょこ1杯分の石油を必要とし、日本全国で1年間にレジ袋が153億枚が使われ、石油約30万キロリットルが消費されているといわれています。また、使い終わったレジ袋の大半は、ごみとして捨てられることが多いのではないかと思われます。このため、環境問題を考えてレジ袋の有料化やマイバッグ運動が各地で進められています。道内におきましても、ジャスコ苫小牧店がレジ袋有料化を打ち出しております。管内のスーパーにおきましては、マイバッグ運動を進めている段階で、マイバッグの持参率が1割程度であり、レジ袋の有料化までは至らない状況であると言われております。行政の協力に期待しているところだそうでございます。ごみ減量化や省資源を進める観点から、まずは行政が主導してマイバッグ運動を推進していく必要があるのではないかと考えますが、町長の所信を伺いたいと思います。次に、安全な給食の提供についてでございます。中国製ギョーザの中毒事件から1カ月が経ち、中国産食品への懸念が強まっています。道内でも健康被害がすでに100件を超え、新たな被害報告もされています。また、この事件はもっとも安全でなければならない学校給食へも影響がでており、十勝管内でも事件後、JTフーズが自主回収した業務用食品を、3町が学校給食に使用されていたことが報道されております。成長期の子どもたちへの給食については、特に安全・安心なものが提供されなけれぱならないと思います。本町の給食の現状や問題点について伺います。一つ目には、本年1月、2月に自主回収の対象になった冷凍加工食品の使用実績について。また、その周知について。2番、中国産等、外国産品の使用はどのようなものが使われているか。また、国産品が主に使用されているものはどのようなものか。3、野菜について、町内産・道内産の使用割合、または使用割合を高める方策について。4、中国産品の今後の使用方針について。5番目に、給食費の納入率、徴収方法。6つ目には、給食費の改定について。7番目には、栄養教諭の配置についてであります。以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

牧野議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「ごみ減量化について」であります。1点目の、「ごみ処理の有料化とごみの減量について」でありますが、ご質問の要旨にありますように、合併前の旧幕別町におきましては、平成16年10月に家庭系ごみ処理を有料化させていただきました。また、合併前の旧忠類村におきましても、平成16年4月に有料化させていただいたところであります。有料化以後、ごみ袋の強化、ごみ袋の色分け及び不燃ごみの収集回数変更などを経て、大きな混乱もなく概ね順調に経過してきたところであり、これもひとえに町民の皆さん方のご理解、ご協力によるものと、感謝いたしているところであります。「ごみ有料化前後でのごみ排出量の変化について」でありますが、幕別地域分の家庭系ごみについて比較いたしますと、平成16年度につきましては、上期が有料化前のかけこみによる排出増があり、下期は、その反動による減少が大きく比較が難しいために、有料化前の平成15年度の上期と、有料化後の平成19年度の上期で比較をさせていただきたいというふうに思います。可燃ごみにつきましては、平成15年度上期には、排出量が2,477トンであったものが、平成19年度上期は1,621トンとなり、856トンの減、率で34.6%の減となっております。不燃ごみにつきましては、670トンであったものが、369トンとなり、301トン、44.9%の減となっております。逆に資源ごみにつきましては、585トンであったものが、711トンとなり、126トン、21.5%の増となっております。これらの総量では、3,732トンが2,701トンとなり、1,031トン、27.6%の減となっております。有料化を機に、生ごみの堆肥化への取組みが進められたことと、不燃ごみと資源ごみの分別が徹底された結果であろうというふうに考えているところであります。次に、「町民一人当りのごみ排出量について」であります。町民一人1日当りのごみの排出量を「排出量原単位」といっておりますが、平成15年度上期には、916グラムであったものが、平成19年度上期には、581グラムとなり、335グラムの減、率で36.5%の減であります。なお、忠類地域におきましては、960グラムであったものが、686グラムとなり、274グラム、28.5%の減という状況であります。全国及び全道における平均排出量原単位は、平成17年度の数値でありますが、全国が1,131グラムで、全道が1,221グラムという状況でありますから、これらと比べましても、町民の皆さんが真剣にごみ減量化に取り組んでいただいていることを示しているものと思っております。次に、ごみ有料化に伴い減量化が進んだことによる「財政効果について」であります。平成15年度におけるごみ処理に関する費用は、およそ2億6,700万円で、主なものといたしましては、収集運搬委託料が1億3,400万円、十勝環境複合事務組合負担金が1億2,700万円となっております。平成19年度の決算見込みにおきましては、歳出はおよそ2億9,000万円で、収集運搬委託料が1億3,700万円、十勝環境複合事務組合負担金が1億3,500万円となっており、2,300万円の増となっております。このように、ごみ排出量が減ってはおりますが、処理に要する費用においては燃料費の高騰などの影響により、逆に8.6%の増となっている状況であります。なお、歳入につきましては、平成15年度はありませんでしたが、平成19年度につきましては、ごみ処理手数料としてごみ袋売払代金が約5,000万円の見込みであります。ですから、通常、財政効果といいますと、この5,000万円新たな歳入となり、このごみ袋をつくるために800万円ほどの原材料費がかかっていますから、その差引きが財政効果ということにもなるのですけども、ただ、年度で比べますと、先ほど言ったように、ごみの減量にかかわらず、委託料や負担金が増えておりますので、年度の比較でいくと、2,700万年が減っている、効果があったというような言い方もできるのかもしれません。2点目の、「資源回収実践地区協力交付金について」であります。はじめに、「交付団体数及び回収量の推移」でありますが、有料化前の平成15年度は、62団体が取り組んでいただき、回収量は788トン、交付金は314万7,000円交付いたしております。平成18年度には、忠類地域においても2団体が取り組んでいただき、合計65団体となって、回収量は915トンという状況であります。平成15年度に比べますと、3団体増え、回収量では16.1%増加いたしております。次に、これも「財政効果について」でありますが、ご質問の要旨にありますように、本制度は、資源のリサイクルを促すことにより、町が収集処理すべきごみの減量化が図られるとともに、収集活動及び交付金により地域のコミュニティを活性化する効果があるものと考えております。なお、資源ごみ処理に係る十勝環境複合事務組合への負担金は、これは大まかでありますけども、1トン当たり約2万1,000円。これを公区の皆さんに回収していただいた資源ごみ915トンに当てはめますと、これを環境複合事務組合へ搬入した場合、負担金としては約1,900万円必要とすることからしますと、交付金と差し引きいたしまして、1,440万円程度の財政効果があるのかなというふうにも思っております。続いて、「近隣市町の交付金の単価について」でありますが、近隣では帯広市がキロ当たり4.2円、音更町が5円、芽室町が4円、池田町が3円という状況であります。次に3点目の、「マイバッグ運動の推進について」であります。これもご質問の要旨にありますように、「レジ袋」は石油を消費するうえ、ほとんどがごみとして処分されますことから、地球温暖化対策の一つとして、削減への取組みが全国的に今始まっているところであります。レジ袋削減の取組みにつきましては、特定の事業者が単独で実施する場合と地域全体で取り組む場合とがあります。本年度よりレジ袋の有料化について、地域全体で取り組んでいる自治体がいくつかあり、小売店に協力を要請して、事業者、市民及び行政がレジ袋の削減に向けた取組みに関する協定及び事業者が自主的に有料化を実施しているというふうに伺っております。また、レジ袋削減に向け、一部小売店の協力を得て有料化モデル事業を実施し、有料化に対する住民の反発や客離れによる売上低下もなかったとの結果を受け、レジ袋の有料化を実施する。ため、一定基準以上のレジ袋を使用する事業者に対し、使用削減を義務付ける条例を議会に提案し、4月から施行する予定の自治体もあるやに伺っております。道内におきましても、4月からのレジ袋有料化に向けて、小売店への協力要請を行っている自治体もあると伺っております。有料化した自治体におきましては、レジ袋の有料化の前段に、事業者、住民及び行政が協力してマイバッグ持参を進め、レジ袋の辞退率を高める運動を行っており、有料化前にはレジ袋辞退率が3割から5割程度であったものが、有料化後は9割程度となっているというふうにも伺っております。現在、十勝管内のスーパーにおけるマイバッグ持参率は、1割程度といわれておりまして、スーパー各社は、環境問題の重要性は認識されているのでしょうが、5割程度にならないとなかなか取り組みにくいというような判断をされているようであります。マイバッグ運動につきましては、住民の理解と協力が最も重要であり、本町では、幕別町消費者協会において、5年程前からマイバッグ持参の普及運動に取り組んでいただいており、レジ袋の使用枚数調査や店頭での啓蒙活動を行っていただいております。町といたしましては、今後も消費者協会などの住民組織や商工会などの関係団体と連携をしながら、して、住民啓発などについて取り組んでまいりたいと考えております。以上で、牧野議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

牧野議員のご質問にお答えをいたします。「安全な給食の提供について」であります。ミートホープ社などによる一連の食品偽装事件、メタミドボスの混入経路等が未だに判明しない中国ギョウザ事件など、食の安全を問われる事件が相次ぎ、食に対する「安全・安心」の関心が高まる中、特に学校給食については、その安全性を充分に確認し、児童・生徒の健康面はもちろん、保護者に対しての安心感を高める必要があるものと考えております。ご質問の1点目、「今年1月、2月に自主回収の対象になった冷凍加工食品の使用実績とその周知について」であります。今回、問題となっております中国製ギョウザ等の自主回収食品につきましては、幕別と忠類の学校給食センターでは、過去も含めてその使用はございませんでした。周知でありますが、新聞等で報道されました直後の1月31日に町内各小・中学校の校長に使用していない旨を連絡し、その後、回収品が追加されましたことから、2月の6日に、再度追加されたものにつきましても、使用していない旨の連絡をして安心をしていただいたところであります。その後、各学校では、子どもたちに連絡をした学校、子どもを通じて保護者にまで連絡をした学校などがあり、何らかの形で保護者には伝わっていただいたものと思っておりましたが、後日の調査では、一部問題の冷凍加工食品を使用していないという安心感からか、子どもたちや保護者に連絡していなかった学校も一部にありました。今後は、周知の徹底を図ってまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「給食で使用している食材のうち、中国産など外国産品の使用はどんなものがあるのか、また、国産品では主にどのようなものが使用されているのかということについて」であります。今年1月に使用した材料では、きくらげ、きぬさや、たけのこ缶、えび等が中国産、スイートコーン缶、パイン缶、スパゲッテイ等が外国産、あるいは、ほぼ外国産の原料を使用しております。加工食品につきましても、調味料として、外国産の小麦や大豆等が何らかの形で使われております。国産品では、米が道産米、牛乳が十勝産、パンに使用されている小麦が十勝産で、いずれも100%であります。生鮮野菜につきましては、国産品が出回らないときのみ外国産を使用しますが99%以上が国内産となっています。ご質問の3点目、「野菜について」であります。町内産・道内産の使用でありますが、平成18年度では、生鮮野菜を幕別・忠類合わせて4万8,300キログラム使用いたしました。うち町内産は7,000キログラムで15%、道内産は2万1,800キログラムで45%、外国産などは1万9,500キログラムで40%になっております。野菜の購入につきましては、町内業者の見積もり合わせによって行っており、帯広市の市場で仕入れの際、時期によって多少差異はありますが、可能な限り、幕別産表示のある野菜を仕入れるようお願いしているところであります。今後も、さらに町内産の使用を増やすよう努めていきたいと考えております。次にご質問の4点目、「中国産品の今後の使用方針について」であります。調味料をはじめとして、何らかの形で多くの製品に中国産のものが含まれているという現状がありますが、給食センターでは、これらの製品を含め、新たな商品を使用する場合は、必ず食品メーカーの品質検査証により安全を確認したうえで購入することにしております。もとより、これらの製品につきましては、これまで以上の安全確認は、一給食センターとして大変困難なものがあります。政府では、今回の問題を受けて「消費者庁」の創設の検討、検疫所の食品衛生監視員の増員、残留農薬の検査対象拡大などの対策を打ち出しており、これらに大きな効果を期待しているところであります。日本国内に広がっている中国産の製品すべてを使用しないことは、大変困難なことでありますが、今後は、少しでも国産品の使用割合を高めるよう努力していきたいと考えております。また、給食センターには、冷凍加工食品の安全が確認されるまでの当分の間、中国産の素材で、中国の会社によって製造された製品については使用しないよう、私から指示をし、各学校にもその旨をお伝えているところであります。ご質問の5点目、「給食費の納入率、徴収方法について」でありますが、平成18年度の現年度分の徴収率は98.58%でした。ここ数年98%台を維持しており、本年度につきましても、18年度と同じぐらいの数字に落ち着くものと思っております。徴収方法につきましては、各納期終了後、督促状の発布、電話督促、臨戸徴収を行っており、特に18年度の臨戸徴収につきましては、少ない月で5件、多い月で63件と、ばらつきはありますが、効果をあげているものと思っております。また、報道によりますと、義務教育は無料という考えのもと、支払い能力があるにもかかわらず支払わない保護者がいるということがありましたが、幕別町におきましては、このような理由からではないと判断しておりますので、今後も粘り強い徴収活動に努めてまいりたいと考えております。ご質問の6点目、「給食費の改定について」であります。外国での大規模な干ばつ、バイオエタノールへの穀物の流入、原油の高騰等を要因として、さまざまな給食資材が大きく値上りすることが予想されております。また、給食資材の高騰に加え、先ほど外国産の食材をできるだけ使用しないということになりますと、さらに厳しい状況になってまいります。ちなみに、主食類が平均して1食あたり5円程度の値上げ、副食につきましては平均して5%程度の値上を見込んでおりましたが、最近の事前見積もりでは10%、20%と値上がりするものも多く、大変苦慮しているところであります。平成20年度に関しましては、児童・生徒の食べるカロリーを落とさないようにしながら、食材を変える、デザートの回数や量を減らす、パン食の回数を減らす、ふるさと給食の回数を減らすなど、さまざまな内部努力をしながら乗り切ることとし、20年度中には、給食運営委員会の方々と給食費の改定について協議し、値上げが決定した場合には、早い時期に保護者に周知していかなければならないと考えております。ご質問の7点目、「栄養教諭の配置について」であります。栄養教諭制度は、「食育」の重要性が増大する中、学校教育法の一部改正により平成17年度より施行された制度で、現在の給食センターに配置されています栄養士を学校に配置した上で「食育」の強化を目指すものであります。現在は、幕別給食センターに2名、忠類給食センターが1名、合わせて3名の栄養士がおりますが、3名ともすでに研修を受け、栄養教諭の資格を取得しております。しかしながら、幕別町のように小学校10校、中学校5校の共同調理場での学校籍の栄養教諭を配置することは、栄養士としての負担が大変重くなるものと考えておりますことから、道に対して栄養士の定数増を求めておりますが、定数増は大変困難な状況であることを踏まえ、栄養士の学校訪問、栄養士と教職員の連携などの強化を図り、食育の充実を目指していきたいと考えております。以上で、牧野議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 9番 牧野茂敏

答弁が大変丁寧に詳しくて、私の再質問もちょっと的外れになるかもしれませんが、お許しをいただいて、質問をしたいと思います。まず最初に、ごみの減量化なのですけども、最初に数字だけちょっとお知らせいただきたいのですが、町民の負担額というのは、今現在幾らぐらい。結局はごみの袋代なのですけども、一人当たり一月幾らぐらいかおわかりになりますか。

答弁 町民課長 田村修一(町民課長は2008年12月まで)

町民の負担額という、一人当たりということでございますが、平成19年度の決算見込みで申し上げますと、月およそ163円ということになっております。なる見込みでございます。

再質問 9番 牧野茂敏

今、なぜこういう話をお聞きしたかといいますと、有料化前に、平成16年に有料化導入説明資料というのが平成16年に出されて、たまたま私も当時民生常任委員会にいました。その資料をもとにして、有料化されるとこういうようになりますよというのを、計画がなされておりました。それによりますと、有料化導入後には、家庭系のごみの総排出量は、20%減というような予定になっております。すなわち、年間6,574トンがごみの量、さらに、一人当たりの1日当たりの量が708グラムと想定されております。先ほど、町長からの答弁ありましたように、先ほど、上半期でだけ出ていますけども、調べたところ、現在では年間5,200トンぐらいのごみの量、家庭系のごみの量になっていると思います。先ほどお話のように、1日一人当たりの量は581グラム、計画からみると相当な減になっていると思います。これは有料化による大変な効果であったかと思います。当初の町民の負担額、これは先ほど一人163円でしたけども、1世帯当たりの平均負担額で出されております。このときは、2名以上の世帯で580円、単身世帯で月290円と、こういう数字なのですけども、この163円多分掛けますと、450円ぐらいになるのかな。これも計画よりは相当効果が出ているような気がいたします。総じてごみ有料化によって減量化されたというのは、私もそのとおりだと思います。さらに、財政効果については、当初からあまり財政効果は見込まれないだろうというお話もあったわけですけども、今回も燃料費の高騰だとか、環境事務組合の処理費の負担象などで、めまぐるしく効果が上がっていないという現状ではあると思います。しかしながら、ごみを減らしていけば自ずとごみ処理費も減るというような観点から、今後も減量化は進めていかなければならないと思います。これから減量化に関して、町民への啓蒙活動、あるいは、減量化に向けたいろいろな考え方を町民に周知していかなければならないと思いますけども、この3年間のごみ有料化の検証を含めて、ぜひ、町長に今後の方針も含めて、検証をしていただいて、感想をいただきたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほども申し上げましたように、ごみ有料化にして減量化が進む。これは本当に町民の皆さん方のご理解、ご協力があってのことだろうというふうに思っております。特に不燃ごみが資源化で段々減っていくと。これはもうまさに意識が高揚されていく中で、こういった傾向になっていくのだろうというふうに思っております。今回、忠類地区も、今、そういったことでこれからいろんな面で進めていくわけでありますし、ただ、私ども、今つらいのは、ご存知のように、音更の鎮練がいっぱいなので、池田に新たな最終処分場を設ける。あるいは、ごみ焼却施設もある程度の年数くると、また、更新というようなことが出てくる。少なくとも、今、忠類地区は南部のごみ処理場を利用しているわけですけれども、これは平成28年度は十勝全部一本化して、くりりんセンター、十勝環境複合事務組合に入る。こういったときに、なかなか、せっかく皆さんに協力していただいて、減量化が進んでいくわけですけれども、負担の部分でいくと、なかなか減らない部分が出てくるのかなというふうには思っております。ごみが減量化するから、収集委託料だとか負担金が減ればいいのですけども、そうはやっぱりいかない。逆に札内地区のように、収集する地区が増えていけば、ごみが減量化しても逆に委託料が増えていく。あるいは、人件費ですとか光熱水費が上がると、複合組合の負担金も増えていくというようなことで、こういった面が若干、せっかく町民の皆さんにご協力いただく中で、そういった面での財政効果がちょっと寂しいのかなというふうに思っております。ただ、私どもは、引き続き、皆さんの協力をお願いする中で、町としても減量化に向けての取組みは進めていかなければならない大事な課題であろうというふうには思っております。

再質問 9番 牧野茂敏

それでは、当時、家庭系のごみの有料化というようなことで、有料化をすると、ポイ捨てや不法投棄が非常に増えるのでないかというような議論が行われたなのですけども、この点についても、有料化前、有料化後でどのような推移になっているか、おわかりでしたらお願いをいたします。

答弁 町民課長 田村修一(町民課長は2008年12月まで)

有料化前と有料化後の不法投棄の状況ということでございますが、平成15年と17年度を比べてみますと、不法投棄の状況については、さほど変わっていないという状況でございます。ただ、平成17年度以降、町で職員が総出で不法投棄の回収を始めたということと、もう1点は、平成18年度から町民の皆さんに参加していただいて、全町クリーン作成というのを行っております。そういう結果、ごみが道路脇ですとか谷ですとかに、非常に少なくなってきたということの影響もありまして、平成18年度、平成19年度は、以前に比べまして、半分ぐらいの回収する不法投棄のごみの量は半分ぐらいに減っていると。およそ、両方合わせまして、20トンぐらいの量になっているという状況でございます。

再質問 9番 牧野茂敏

子ども議会なんかでは、よく、大人はごみをよく投げるとかそういったことが話題になるのですけども、私も幕別本町に来るときには、広域農道をずっと走ってくるわけなのですけども、スピードの出せるところにはあまりないわけでありまして、ちょっと、例えば、70キロで走っていて、40キロぐらいになるとごみが増える。スピードを落とすところになると、缶が増えているとか。あと、広域農道ずっと来ますと、山があるのですが、あそこに相当なものがかなりあるというようなことで、これ、監視体制の問題なのですが、これについてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 町民課長 田村修一(町民課長は2008年12月まで)

監視体制でございますが、職員が不定期にパトロールに歩いているということ。もう一つは、帯広警察署の協力を得まして、警察署の刑事さんと職員が一緒に、これもまた、不定期にパトロールさせていただいております。

再質問 9番 牧野茂敏

もう一つ、そういった監視の面もよろしくお願いをしたいと思います。次に、マイバッグの推進であります。最近、地球温暖化防止、あるいは、環境を配慮しているレジ袋の削減が十勝管内でも相当行われております。よく買い物を最近しますと、袋いりますかとか、あるいは、マイバッグ持っていますかとかよく聞かれることがあるわけなのですけども、レジ袋については、やはり先ほどもお話のように、最後はごみになるものであります。昨年、私ども、民生常任委員会では、三重県の伊勢市で現状を見てまいりました。伊勢市の場合は、スーパー全店がレジ袋を有料化にしておりましたし、マイバッグも自治体が無償で配っていたような、そんな気もいたします。始まったばかりですから、マイバッグの持参率を50%ぐらいまで上げようというような運動をされておりました。ほとんどの方がマイバッグを持って、市内で買い物をしている。そんな状態も見てまいりました。その伊勢市でも、やはり先ほどお話のように、市民や事業者や行政が検討委員会を立ち上げ、それから始まったように聞いております。本町の場合も、やはり本町が先ほど消費者協会も一生懸命やられているというようなこともありますので、行政も含めて、検討委員会や何かをつくりながら進めていったらいかがかなと思うのが1点と、あとは、幕別の場合、単独でやるというのはかなり厳しいかなと。そういうのは、帯広に本店があったり、そういったことあるものですから、やはり少なくとも1市3町ぐらいでそういう運動に向けて検討していただければいいのかなと思います。一番有効なのは、やはりポイントをつけたりするだけでなく、やはりレジ袋を有料化にするのが一番てっとり早い。そういうお話もございました。その点について、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話ありましたレジバッグを推進していく。大変これからの環境問題の中では、我々にとっても大きな課題になってくるのだろうというふうに思っております。お話ありました検討委員会、あるいは、1市3町にいって、歩調を合わせた中でこうした運動に取組むと。大切なことだろうというふうに思っております。今までも、先ほど言いましたように、消費者協会の皆さんにも大変お世話になってまいりました。そして、スーパーなんかも独自ではありますけれども、マイバッグの方には何かポイントを与えて、それをティッシュに交換するというようなやり方もやっているようでありますけども、何かマイバッグの持ってくる率が1割から5割まで上がらなければなかなかそれ以上が進まないというような、そういうところがちょっと我々からすると残念な気もする。先日も新聞に出ていました浜中町ですか。あそこが小売店43店舗に有料化をするようにというようなことで要請をしたというようなことであります。ただ、本町の場合は、小売店舗もさることながら、スーパーが結構入っていますので、今、おっしゃられたように、なかなか幕別だけということでは進まない部分もあるのかと思いますけども、いずれにしても、先ほども申し上げましたように、十分この検討委員会を含めながら、消費者協会や商工会なんかとも協議をさせていただいて、取組みを進めてまいりたいというふうに思っております。

再質問 9番 牧野茂敏

ちょっと飛ばしてしまいまして、2点目の資源の回収地区交付金について、ちょっとお伺いをしたいと思います。先ほど、財政効果では1,440万円というお話でありましたけども、これはごみ収集するよりはかなり財政効果としては大変大きいと思います。この制度は財政のため、あるいは、公区とか団体の活動のために非常に有効であると考えられております。しかし、団体が65団体ということで、まだまだ取組んでいただける団体が増えるのではないかと思います。こういった制度も町民の全てが知っているわけでなくて、やはり知らない方もまだまだいると思いますので、この辺はぜひとも周知徹底していただいて、皆さんにお知らせをすべきではないかと思います。単価につきましては、音更町と幕別町が一番高い5円ということでございますので、この辺ついては、致し方ないのかなと思いますけども、町民に周知していただけると、なおありがたいと思います。なお、帯広市では、主体が老人クラブの方が多いように聞いております。老人の方がやる方がやはり資源ごみなど多く集めれるというようなお話もございますので、この辺についてもお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 民生部長 新屋敷清志(民生部長は2009年9月まで)

ただいまの資源改修実践地区でございますが、平成18年度は先ほど申し上げましたように65団体となりまして、さらに19年度につきましては、今、見込みで出しておりますところ、72団体ということで、さらに7団体ぐらい増えているところであります。これにつきましては、今後も周知徹底図りたいと思いますけれども、毎年、公区長会議の際にも、この分につきましては説明をさせていただいているところでありまして、本年度も5月か6月の公区長会議の際には、また、さらにやっていただきたい旨を徹底していきたいと思いますし、また、そんな中で、老人クラブの方の活動もしていただいている方の活動もしていただいている公区もありますので、合わせてその際に、そういう活動もしていただきたいということで、周知をしていきたいと思っています。

再質問 9番 牧野茂敏

そういう周知徹底をしていただいて、特に町の財政に寄与できる内容でございますので、よろしくお願いをしたいと思います。以上、ごみの減量化について質問いたしましたけども、有料化にするときは、町民の理解を得るために、いろんな資料を用いながら、有料化に踏み切ったわけでありますけども、3年経った今、議論しているような、ごみ処理の有料化によって、こういう効果があったとか、あるいは、ごみはこれだけ減ったとか、そういったことは町民に知らせる必要が私はあると思います。それがごみを少しでも減らしていただける協働のまちづくりの推進にもなると考えるわけですけども、この辺のことについては、広報誌などを通して、周知できないものでしょうか。

答弁 民生部長 新屋敷清志(民生部長は2009年9月まで)

有料化になりましてから、3年数箇月経っておりますので、有料化前の状況と有料化後の状況なども含めて、どのような推移になっているかにつきまして、広報等を通じて進めて周知させていただきたいと思います。

再質問 9番 牧野茂敏

そういったことでよろしくお願いをしたいと思います。次に、安全な学校給食の提供について、時間があまりありませんので、質問させていただきたいと思います。1番目の自主回収の件でありますけども、これは正直言って使われていなかったということで、私もほっとしております。2番目の中国産、外国産の使用については、国産は米、牛乳、パンでありますけども、冷凍加工食品については、1月仕入れでは中国、あるいは外国産が入っている報告がされておりますけども、これは2月以降、2月はまだちょっとわからないかと思いますけども、2月以降もこのような傾向で進んでいるのでしょうか。また、惣菜に占める冷凍食品の割合というのはどれぐらい、何パーセントぐらいになるのでしょうか。

答弁 給食センター所長 仲上雄治

1月と2月以降の関係ということでございます。2月以降につきましては、中国でつくった中国産の冷凍食品については使用しないということにしておりますので、そういう意味では、若干率は下がっていると思います。中国産を使ったという意味で。ただ、それが今何パーセントになっているかという数字は、ちょっと今ここでは持っておりません。あと、副食に占める冷凍加工食品の割合ということです。これは1月の数字で、月によって大分違うかと思うのですが、50%から60%ぐらいが副食に占める割合になっております。

再質問 9番 牧野茂敏

この冷凍食品というのは、やはり瞬時に数多くつくるものですから、これを減らすというようなことにはならないのでしょうか。

答弁 給食センター所長 仲上雄治

幕別の給食センターの場合、ご存知のように、約2,700食つくっております。4月からは、さらに、約2,800食になるというふうに考えております。それで、給食センターで一番遅い車で、学校に配送される時間が大体11時ぐらいにスタート。早い車で10時半ぐらいにスタートというような中で、その限られた時間の中で食数をつくるということですので、冷凍加工食品等につきましても、ある程度使用していかなければ、実際の業務に支障をきたす。そういう現状になっております。

再質問 9番 牧野茂敏

よくわかりました。物理的にはかなり不可能だというような話でございます。それから、3番目の野菜の町内産、道内産の使用割合なのですが、先ほど、幕別町は、15%というお話なのですが、幕別町は大野菜地帯であるというのも皆さんご存知のとおりであります。これが15%と、幕別産が15%ということは、いかにも少ないような気がするのですが、これは納入業者が買ってくる関係上、こうなっているわけですか。

答弁 給食センター所長 仲上雄治

納入業者の見積もり合わせの打ち合わせの中では、できる限り幕別産の食品を使っていただきたいというお願いをしているところでございます。ただし、帯広の市場でほとんど仕入れてくるわけなのですけれども、例えば、幕別産、芽室産とか、芽室でなくても結構なのですが、道内産等があった場合に、例えば、値段の開きがあったときに、同じ道内産のものであれば、多少、仮に幕別産の方が高いというようなときには、多少ほかの町内産が入ってくるというようなこともありまして、町内産、道内産と合わせていくとかなり入っているのですけども、幕別産がちょっと低いということは確かにあると思います。

再質問 9番 牧野茂敏

これ、帯広の市場で仕入れるということになっているわけなのですけども、これが例えば、農協であるとか、あと、個人の生産者であるとか、そういった方法をとればかなり幕別町からも入ると思うのですが、この辺に関しては、どうですか。それが地産池消になるわけなのですが、その辺についてはどうお考えですか。

答弁 給食センター所長 仲上雄治

個人からの納入ということになりますと、例えば、じゃがいもなんかに関して言いますと、町内には何百件もじゃがいもつくっている農家がございます。そのどの農家から購入したらよいかとか、あるいは、特定の時期に、例えば、幕別町の場合、給食センターでいくと、朝の7時から7時15分の間に何キロ届けてくださいというようなことがありまして、それが仮に、たまたまその日、遅くなったりすると、その日の給食をつくるのに大きな問題があるとかいうことがございます。あと、新鮮な野菜が入るときというのは、農家の方からですね。そのころというのは、割と市場にも多くのものがあるのでないかというようなことで、個人の農家の方からの納入はなかなか難しいというふうに考えております。農協さんからの購入ということにつきましては、以前にもちょっと打ち合わせしたことがあるのですが、農協さんの規模と給食センターの規模の違いとか、小回りのきくきかないとかいうような問題があるのですけれども、今後も引き続き、協議等を通じて、納入に向けての検討は続けていきたいというふうに考えております。

再質問 9番 牧野茂敏

個人の農家だと大変らしいですが、例えば、法人なんかでやっている農家だと、結構そういう面は対応が、それはもうすでに帯広市もやっていますし、そういったことが可能だと思いますので、ひとついろんな面から考えてほしいと思います。もう時間がなくなってまいりましたので、最後に、学校給食センターと学校の連携を密にするようなことで、今回の教育方針の中で、学校給食と食育の両一ということで、食の安全や栄養について理解を深めるための給食指導、栄養指導など、学校給食センターと学校の連携を密にして、食育をさらに充実させてまいりますというような、こういったことが言われていますけども、食育と給食、学校、これはどのようにリンクして食育って進められるのでしょうか。口で言うのは、食育というのは簡単なのですが、具体的にはどのような事例や、あるいは、具体的な施策があるのでしょうか。それと併せて、食育の中で、私ども団塊の世代では、いつも言われていた小さいころから、もったいないというような言葉がございます。これは食べ物をうんと粗末にするなというような小さいときからの教えがそういう言葉になっていて、日本語の中でも大変すばらしい言葉だと言われています。教育長も同じ団塊の世代で苦労して、物を食べてきた間でございますので、こういうことについて、一つ食育と併せて、食物を大切にするというようなことのお答えをいただいて、終りたいと思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

時間があまりありませんので、食育にかかわって、こういうものだと、具体的な例をあげながら、ご説明をしたかったのですが、そうもなりません。用は、食生活の乱れ、これが心や体に及ぼす影響が大変騒がれました。平成17年ごろ。そこで食育というような概念が出てきたわけであります。そのころから、栄養士ですね。学校に年に何回もまわれないのですが、いわゆる食べることについてのいろいろな教育にかかわるような部分、実は、これは北海道の農政部会でもって出しているパンフがあります。これを後で見ていただければわかるかというふうに思います。時間がございません。お渡しいたしますので、これをお読みになっていただきたい。本当にもったいないと、そういうことがベースにあるのだろうと。大事にしていきたいなというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月12日 議事録 PDF(82ページ) 間違いを知らせる