みんなの議会

幕別町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月12日

地域における町道の整備と認定について

2007年12月12日、幕別町議会の一般質問で、前川敏春議員が「地域における町道の整備と認定について」質問し、町長 岡田和夫、土木課長 佐藤和良、建設部長 高橋政雄が答弁しました。

質問者
前川敏春 議員
答弁者
町長 岡田和夫、土木課長 佐藤和良、建設部長 高橋政雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 前川敏春

それでは、通告に基づきまして、質問をいたします。地域における町道の整備と認定についてであります。町は毎年計画的に町道の舗装及び改良を実施しており、平成18年4月1日現在、実延長879.9キロメートル、改良率67.7%、舗装率56.7%と着実に町道の環境基盤の整備が進められていることは大変喜ばしいことであります。地域の中でも幹線はそれぞれ改良舗装されて、生活道路としての役割・農畜産物の効率的な輸送など大きな役割を担っておりますが、しかしながら、幹線につながる町道及び私道についてでありますが、地域によっては、未改良の部分も相当残っております。また、地形によっては私道を利用しなければ、農産物の搬送に大きな支障をきたすとういうことから、地域から何とか、町道に認定していただきたいという要望をお聞きしております。以上のようなことから、3点についてお尋ねをいたします。一つ目ですが、地域における町道認定についての町の考えは。二つ目ですが、道路改良等、整備要望に対する町の取組みと対応について。三つ目ですが、現在実施中の地籍調査の状況についてであります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

前川敏春議員のご質問にお答えいたします。「地域における町道の整備と認定について」であります。ご質問の1点目、「地域における町道認定について」でありますが、お話ありましたように、平成19年度12月現在、幕別町における町道の認定路線数は1,001路線、延長が883.7キロメートルとなっております。町道の認定につきましては、区画整理事業や街路事業あるいは各種補助事業などによる新規路線整備にともなう認定、さらには、認定基準に合致した道路用地の寄付採納に伴う認定などがありますが、何れも系統的な路線であり、幅員・構造などの基準を満たしていることとしております。なお、寄付採納などに関しましては、地権者の方の理解が得られていること、さらには地域の合意が整っていることも認定に際し大きな要件と考えているところであります。現在、町道認定がなされていない箇所にあっても、公益上必要と思われる箇所については、除雪や砂利敷きなど生活道路としての維持管理をして対応しているところであり、町内にはこうした路線がいくつかありますが、これらについてはただ今申し上げました基準または要件を満たさないことから町道に認定されていないものと理解しているところであります。2点目の「道路改良等の整備要望への取り組みと対応について」であります。道路整備につきましては、快適な日常生活、経済活動に不可欠な施設として、その機能を保持できるよう整備・維持に努めているところであります。先に述べました町道延長883.7キロメートルのうち、現在の改良率は68.2%、舗装率も57.4%と、まだ低い状況にあり、また昭和40年代から50年代に整備されました改良路盤と舗装厚の足りない路線についても、二次改築や維持補修を必要とする箇所も多く残っている状況にあります。町道に対する整備要望は、近年住民の方々あるいは公区長さんからも大変多く寄せられておりますが、道路改良・舗装整備などの場合、相当の事業費を要しますことから、3カ年実施計画などにより緊急度、投資効果、地域バランスなどを考慮して計画的な整備を心がけているところであります。また、一方で道路事業に対する補助採択も厳しく、財源の確保に苦慮している状況にありますことから、今後も地域の声に耳を傾け事業の優先度などを考慮しつつ、生活環境の向上に意を用いてまいりたいと考えております。次に、3点目の「現在実施中の地籍調査の状況について」であります。本町における地籍調査につきましては、平成14年度から専任の職員を配置し、事前の準備や調査研究に取り組み始め、幕別町全体の地籍調査事業基本計画を策定して、平成16年度から本格的に事業着手したところであります。調査事業の概要につきましては、幕別町全域を59のブロックに分割して、途別方面から調査を開始し、順次、西幕別方面、南幕別方面、中央幕別方面、市街地へと進んでいく計画であります。1ブロックの調査に4年間かかりますことから、幕別町全域の調査が完了するには62年間を要する予定であります。ただし、調査が終了したブロックごとに、その成果を活用することができるということになっております。次に、4年間の調査における各年度ごとの調査内容についてでありますが、1年目は測量に必要な基準点等の設置を行い、2年目は土地の現況調査等を行い、土地の境界を確認するための資料を作成します。3年目は土地所有者による現地立会のもと境界の確認と境界杭の設置を行い、最終年である4年目は前年度の調査結果に基づき作成した地籍簿案と地籍図原図について、土地所有者に本閲覧により内容を確認していただき、地籍調査の成果を確定することになります。その後、地籍調査の成果が北海道の認証と国の承認を受けてから、法務局の公図や登記簿に反映されることになります。地籍調査を実施することによる効果につきましては、土地一筆ごとの地番、地目、面積、所有者及び図面が確定し、土地の状況が明確になること、また、調査事業の中で設置した基準点等が将来的にも活用できること、さらに土地利用計画の立案や土地取引の円滑化に寄与することなどであります。ご質問の本町における現時点での進捗状況についてでありますが、平成16年度に事業着手しました途別地区につきましては、今年度が4年目となるものであり、現地調査等はすでに終了し、現在、本閲覧を行っているところであります。今後につきましては、本閲覧の後、北海道の認証と国の承認を受けてから、法務局の公図や登記簿に地籍調査の成果が反映されることになり、土地の境界等が明確になるものであります。平成17年度に事業着手しました途別・古舞地区につきましては、今年度が3年目となるもので、すでに現地立会等の調査は終了しており、現在、事務作業を行っているところであります。また、平成19年度に事業着手いたしました古舞地区につきましては、すでに基準点等の設置を終了しており、同じく現在、事務作業を行っているところであります。以上、現時点における進捗状況につきましては、おおむね計画どおりに進行しているというふうに認識いたしておりますが、平成18年度につきましては、北海道の予算枠等の関係から、新規の事業着手ができなかった部分もありますが、今後とも本町の地籍調査事業基本計画に沿って、北海道とも綿密な協議を行いながら、事業を進めてまいりたいと考えているところであります。以上で、前川敏春議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 10番 前川敏春

それでは、地域における町道認定についての再質問をさせていただきたいと思います。この町としては、いろいろ認定については、要件、条件があるのだろうと思います。そこで、私も一つそういう要望しているところの例題を挙げてお話をさせていただきたいというふうに思います。実は、その地域は、幹線道路も入っています。地形的に非常に起伏のあるところでありまして、民家はありませんけれども、農地、それぞれの地域の半数ぐらいの方が、その農地を利用しているところでもございます。そういう中におきまして、たいへん地域の中で、やっぱり農地をそれぞれ自分の用地を提供しながら、その道路を活用している。私道であるわけでありますけれども。そういう中におきまして、大変町の方に、何とか町道としての認定をしていただきたいという要請があったのだろうというふうに思います。これも何年か続けて要請しているのでないかなというふうに思っておりますけれども、そのような中で、実は大変町道に認定していただきたいということを、将来的にやはりいろんな不安が、今、利用しているそれぞれの当事者が不安を抱えているのだろうというふうに思います。それといいますのも、例えば、それぞれ耕作、今、現実にしている方々、離農されます。地権者が変わります。変わったときに、大変今度は、その私道としての役割はスムーズにいっていたものが、そこでストップされる。そういう恐れもあるわけであります。そういう中で、大変地域としては、やはり、今現実にそういう要請があった時点では、町の方に大変お世話になりながら、道路として活用していただけるように、資材提供、それから、砂利敷きなどを行っていただいたという経過もあります。ただ、そんな中で、やはりこのなかなかこれからそういう農業者、そういう農道というのは、やはり本当に輸送がスムーズに、また、幹線につなげるために、大変重要な道路でもあるわけでありますから、やっぱりそういう中で、地籍調査に対しての今の状況も聞いたわけでありますけれども、なにかしら、これを利用すれば、管理費とか、町でも大変メリットがある測量、あと、冬期間明けでもそんなに経費かからないでいくのでないかなと思っていたわけですけれども、何かしら、60年もかかるということになりますと、一応、私たちも将来展望として、10年先ぐらいは何とか展望するわけですが、60年もかかるということになりますと、展望もあったものでないわけでありまして。そういう中で、なかなかこういう認定については、いろいろ町等の中でも、大変条件、要件、それが必ずしもきちっとしたものが通ればいいのですけれども、そういう中で、いろいろそういう条件が尐しそぐわない面もあるかもしれませんけれど、やはり、将来的にわって、やっぱり認定をしてあげるというのがやっぱり町として大事な、町としてまたそれを認定してあげることによって、公の道路になるわけですから。これはもう自由に誰が通ってもいても、そこはだめだと言われることはないと思うのですよね。そういう中で、ぜひ、これについても、十分検討していただきたいなというふうに、今、思っているところでもあります。これについて、町長のお考えを、ちょっと一言お聞かせいただきたい。それから、あと、次に、道路改良等の整備要望に対する町の取り組みと対応になのですけれども、これについては、確かにそういうそれぞれの地域からの要望に対しても、非常に今厳しい財政状況の中では、そう簡単にスムーズに改良整備等はなかなか難しいだろうというふうに思います。また、そういう中におきまして、できれば、今現状の町道、地域、それぞれそういう町道を持っているわけですから、改良工事なかなか難しい。そういう中の現状に対して、その道路をやはり尐し町としても積極的に手当てといいますか、砂利ですか。そういうものを入れて、満足な普通の並の道路にしていただければいいのでないかなというふうに思うわけであります。私も実は、4月に地域を、それなりにばらして、いろいろなところを通らせていただきました。大変そういう期間道路であってでも、かなりでこぼこして穴が開いたりして、本当にひどいところがたくさん地域によってあるわけですよね。なかなかそういう地域地域の要望が、全部代表者を通って挙がってきているのかどうかも私もわかりませんけれども、その辺のところをやっぱりきちっと掌握をしていただきたいというふうに、今思っているところでもあります。それと、今、町は年に1回、それで地域の町道に対しまして、道路整備という形の中で、砂利敷きを行っておりますよね。それで、砂利の総体の期間と、その延長距離とを、その砂利の立米数わかればお答えをいただきたいと思いますが。その辺のところも答弁いただければと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

町道の認定についてであります。今、お話聞きますと、いろいろ町道の認定にかかわる要件、あるいは、寄付に当たっての内規なんかはご承知のことなのだろうというふうに思いますけれども、何か今お話を聞きますと、私道ですから、地権者がその道路上にたくさんもいらっしゃるのだろうと思います。我々の路線の幅員ですとか、その道路がどこへ、幹線につながっているかどうかとか、いろんな問題があります。そして、それを地域が町に寄付するので、それを町道に認定をし。ただ、このときに、今言う地域の合意、地権者の合意、それともう一つ、今、問題になっているのは、確か、測量の部分でないかというのは、当然、その町道を寄付するということになれば、その幅員が幾らあって、いわゆる、すぐ登記に可能なような、そういう状態になって、町道にしていただきたい。寄付させていただきたいというのが、今までの経緯なものですから。何かその辺がちょっと引っ掛かりがまだあるのかなということも、ちらっとお聞きをしました。いずれにしましても、そういう未整備、あるいは、我々も町道にしたいのですけども、まだ条件が揃わないというようなところもあるのだろうというふうに思いますので、引き続き、その個別に協議をさせていただきながら、何とかそれらが解決できるような方向を、お互いが協議しながら見出していければというふうに思っております。それから、町道の改良、まだでこぼこがあったり、砂利敷きが十分でないというようなことが言われました。これもよく公区長さんの会議なんかでも要望が出てきますけども、私ども道路パトロールもあるのですけども、なかなかその町道になっていない部分、あるいは、町道になっていても、なかなか全部が全部まわりきれない部分も、ひょっとしたらあるのかもしれません。ぜひ、それらについては、現状を担当の方へ申し出ていただいて、担当の方もすぐに現地を見させていただきながら対応させていただきたいというふうに思っております。3番目については、土木課長の方から。

答弁 土木課長 佐藤和良(土木課長は2007年12月まで)

前川議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。砂利敷きでございますけども、まずは緊急性のあるものについては、その都度、車両センターの方から砂利を敷くなどして対応しておりますが、年間を通しまして、5月6月ぐらいの時期に、公区の方の要望を伺いまして、公区の方から、この路線、この場所ということで要望を受けております。それで、18年度の実績でございますけども、立米数で315立米、トラックにして約50台の砂利を入れております。それから、路線数でいいますと、20路線、延長で約3.5キロということで、18年度につきましてはそういった実績で砂利敷きをして整備をしているところであります。これについては、認定外部分ということですね。町道にはなっていないのですけども。一般町道につきましては、道路として管理をしているのですけども、町道に認定はされていませんが、道路としての形態を保つために、こういった形で整備をしているという状況にございます。

再質問 10番 前川敏春

今、町長から答弁いただいたのですけれども、こっちでちょっとお話がしていない部分がありました。先ほど、要するに、地域の町道にしていただきたいという要請の中には、もちろん、その寄付採納も入っております。その要請に対してはですね。そういう中で、要するに、町としての考え方の一つには、やはりそこに民家があれば、優先的な道路といいますか、私道であっても町道という役割を担うような形の道路は、当然とりつけられるのと、その幹線から距離数があまりにも長くてという状況もあるのだろうというふうに、当時、認定をしていただけなかった理由としては、それがあるのでないかなということも思っておるわけなのでありますけれども。ただ、やはり地域の要望に対しては、できるだけ町としてやっぱり応えていただきたいという私もそういう思いの一人でありますので、これからどうかそういう、できればそういう要望要請に対しては、できるだけ対応をお願いしたいなと思います。それから、今、砂利敷きなのですけれども、平成18年で50台の3.5キロぐらい。この程度の、毎年この程度の砂利敷きで終わっているのですか。町道外で。町道外といったら、地域によって地域の中の、要するに大事な町道でなくても、道路は必要道路として幹線につなげる道路はたくさんあるのだというふうに思いますが。町道を含めるとどのぐらいある。それはわかりますか。

答弁 土木課長 佐藤和良(土木課長は2007年12月まで)

ちょっと説明が不足しておりました。大変申しわけありませんが、認定されている道路につきましては、逐次整備をしているということで対応しているということで、これについてはちょっと現在、手元に資料持ってございません。質問の中身が、町道認定されていない部分のということで、ちょっと私調べておりましたので、今現在、ちょっと全体の砂利の提供等については、ちょっとお答えできない状況であります。

答弁 建設部長 高橋政雄(建設部長は2012年3月まで)

1点目の認定の関係でございますけども、先ほど、町長の答弁にもありましたように、一応、認定するにあたっては、用地の確保というのが当然必要になってきますから、その段階での測量は寄付する側で整備をしていただくというのが基本でございますけども、前川議員言われるとおり、民家があったりというところについては、今現在のところは、当然町道にはなっております。なっていないところというのは、どうしても耕作道だとか、そういう部分かなと思いますけども、先ほど言いましたように、地籍を待っていると60年もかかるということでございますので、何とか測量、今現在畑総等でやっている測量等から、安い費用でその辺が引っ張ってきて、用地確定ができて、それが最後につながるようなということもちょっと研究してまいりたいと思いますので。それと、地域によって、先ほど来、認定外の道路についてとうことでございますけども、ご質問のところにつきましても、地域の要望があって、砂利敷き、グレーダー等の整備は順次行って、一昨年等も行った場所だなというふうには感じてはいるのですけども、ただ、心配されるとおり、将来的に他人に渡るということもございますので、そのときに不安だということでございますので。なるべく早い用地処理をして、今後、対応して認定に向けてということに努めてまいりたいと思います。

再質問 10番 前川敏春

どうかその辺の認定につきましても、きちっとやっぱり地域のそういう行政を、やはり聞いていただきながら、町としてやっぱりできるだけの対応はしていただきたいということでお願いしたいというふうに思います。それと同時に、幹線道路につきましても、ぜひ、極力、しっかりした道路が1年でも早く改良工事ができるような形で、どうかご尽力いただきたいと思います。

出典:幕別町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月12日 議事録 PDF(97ページ) 間違いを知らせる