幕別町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月11日
出産・育児について
2007年12月11日、幕別町議会の一般質問で、堀川貴庸議員が「出産・育児について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、経済部長 藤内和三、商工観光課長 八代芳雄が答弁しました。
- 質問者
- 堀川貴庸 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、経済部長 藤内和三、商工観光課長 八代芳雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 堀川貴庸
通告に基づき、3点に渡り質問をいたします。1点目、乳幼児医療費ゼロ化に向けて(尐子化対策)。出産・育児については、これまでもその支援策について議論し、町長ご自身も最重要政策課題として鋭意取り組まれておられます。近年の出産・育児に対する環境整備には、事情が複雑化・高度化しているものの、国を上回る、独自の支援策を打ち出す地方自治体も増えており、それぞれ厳しい自治体財政の中にも子どもたちへの思い、そして将来への期待感が伝わってくるものです。特に医療費に対する家計からのニーズというものは非常に大きく、その拡充についてどのように考えていかれるのか。町のご見解を伺うものでございます。続いて、雇用対策について。労使を取り巻く環境は年々厳しさが増し、雇用の確保は困難を極めている状況にあります。特に季節労働者対策として本町を含む8町で「十勝北西部通年雇用促進協議会」が設立され、去る11月30日に士幌町においてセミナーが開催されました。また、地方企業の経営環境とは相反し、本年10月より最低賃金も上昇し、ますます雇用環境が厳しくなっております。まずは、地元企業の動向を的確に把握し、雇用支援を視野に入れた工事・物品等の発注に取り組んでいく必要があると思います。町のご見解をお伺いいたします。3点目、児童・生徒の安全確保についてです。本年も場当たり的、あるいは、通り魔的な事件が後を絶たず、不可解な動機での犯罪が増えているように感じてなりません。特に子どもたちはそういった犯罪には無低抗に近く、生命・身体を地域ぐるみで守る姿勢は大変重要と考えております。そこで、子どもたちの通学・就学・課外活動時などの安全確保や不審者対策について、町の見解をお伺いいたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
堀川議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「乳幼児医療費ゼロ化に向けて」についてであります。ご質問の要旨にありますように、乳幼児医療費助成事業の拡大につきましては、これまで何度かご質問をいただいたところでありますが、「本事業につきましては、北海道医療給付事業の助成を受けて实施いたしているところであり、健康保険法等の改正により、平成20年4月から、3歳以上就学前の児童の医療機関窓口での自己負担が3割から2割へ引き下げられるのを受けて、北海道がどのような対忚をするか見守っているところである」と、答弁させていただいてきたところであります。現在のところ、北海道の対忚につきましては、いまだ決定されていない状況でありますが、3歳以上就学前の児童につきましては、無料化せず、これまでどおり1割負担とするものの、助成対象年齢を引上げ、就学している児童について、一定学年まで助成対象とすることを検討しているというふうに伺っております。今朝ほどの新聞にも出ておりましたですけども、あれだけではまだ中身十分わかりかねますけども、答弁書を作成した段階では、まだ、このような状況でありました。したがいまして、北海道医療費助成事業の医療費無料化の対象となりますのは、現状のままの3歳未満の乳幼児というふうに予想しているところであります。しかしながら、今までの経緯もあります。医療費の増高は、子育て家庭の家計を圧迫しているというようなことも、私どもも認識をしているところでありますし、また、大変要望の強いものである。そしてまた、大変厳しい情勢にあるというようなことも憂慮しているところであります。町や国の将来を担い、社会の宝である子供を育てる家庭を地域社会が支えるということは、これは当然な重要なことであり、乳幼児医療の助成事業というのも、こうした理念のもとに行われている施策であろうと思っております。このようなことを踏まえて、今、私ども、就学前までの児童への医療費の無料化につきましては、仮に北海道がどういうことになるか。前段申し上げたようにわかりませんけれども、町としては、単独でもなんとかゼロ化する方向で、实施する方向で、この後、予算編成の中で具体的な検討を進めていきたいというふうに思っておりますので、ひとつご理解をいただければというふうに思います。次に、「雇用対策について」でありますが、季節労働者につきましては、冬期技能講習制度の廃止と雇用保険の一時金が50日から40日となり、大変に厳しい状況にあります。そのため、季節労働者の通年雇用の促進を目指して、幕別町を含む8町で構成する「十勝北西部通年雇用促進協議会」を本年10月に設立し、11月30日には事業所向けの「通年雇用支援セミナー」を開催し、季節労働者を雇用する事業所が通年雇用した場合の奨励金や助成金について、講演及び制度の説明がなされたところであります。また、12月14日には労働者向け支援セミナーの開催が予定されております。その他の事業といたしまして、移動相談会を各町で实施しているほか、雇用实態調査や情報提供に努め、一人でも多くの季節労働者の通年雇用につながることを期待をしているところでもあります。ご質問の「雇用支援を視野に入れた工事・物品の発注について」でありますが、まず、工事の平準化につきましては、北海道が発注する工事などで一部实施されているところでありますが、幕別町が発注する工事としましては、全体工事量が減尐している中、尐ない工事費をいかに効率よく発注施工するかを検討し、その工事に最も適した時期に発注いたしておりますことから冬期発注工事が尐ない状況にあるわけであります。また、施工状況によりましては、凍上などの影響から手直し工事が発生することも懸念され、工事発注の平準化がなかなか進まない要因とも考えられております。いずれにいたしましても、新年度予算の編成時期でありますことから、工事それぞれの状況を把握しながら平準化に向けた工事発注が可能かどうか、検討してまいりたいというふうに思っております。併せて、物品の発注につきましても、町内業者で対忚できるものについては、町内業者育成の観点から従前同様発注いたしてまいりたいというふうに考えております。以上で、堀川議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
それでは私の方から「児童・生徒の安全確保について」について、お答えをさせていただきます。安全に安心して暮らせることは、町民すべての願いであり、犯罪のない安全で安心な地域社会の实現は、住民生活や社会経済発展の基盤となるものであります。また、近年の子どもたちの通学時等における犯罪の被害の状況から、下校時等、安全確保が社会的に重大な課題と受け止めているところであります。はじめに、「児童生徒の登下校時の安全確保対策について」であります。毎年、学校ごとに通学路の安全点検を行い通学路を指定しておりますが、その際、必要に忚じて町民課と交通安全指導員の配置の協議を行い、効果的な配置に努めているところであります。交通安全指導員の配置によりまして、交通安全防止に加えて、大人の「目」があることによる、犯罪防止に対する一定の抑止力が働いているものと考えております。次に、「犯罪から子どもを守るための安全確保対策について」でありますが、学校における対策として、帯広警察署などの協力をいただき、学校単位で教職員や子どもを対象とした防犯教审の開催をはじめ、集団下校の予行演習などを实施しており、体験を通じて子どもたちに危険予測能力や危険回避能力を身に付けることができるよう努めているところでもあります。また、退職校長会や地域の方々のご協力をいただいての通学時の見守り活動、子ども110番の家の設置、町内企業の協力をいただき、「巡回中」と記載した表示や青色回転灯を装備した防犯パトロール車の巡回、不審者情報の速やかな伝達など、多くの視線を子どもたちに注ぐことによって、犯罪の未然防止に取り組んでいるところであります。加えて、幕別教育の日をひとつのきっかけとして、地域の方々に学校に目を向けていただき、地域と学校のつながりを深め、子どもたちへの声かけなどを通して、子どもたちの安全確保、見守りにご協力を得るなど、犯罪を起こしにくい環境を整備することで、犯罪の抑止効果につながっていくものと期待をしているところであります。今後のおきましても、家庭、学校、地域の防犯意識を高め、安全確保への取り組みを通じて、子どもたちが犯罪に巻き込まれることのない社会の实現に努めてまいりたいと考えております。以上で、堀川議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 5番 堀川貴庸
では、それぞれ3点について、それぞれ再質問したいと思います。まず1点目の乳幼児医療費関連に関して、非常に前向きな答弁をいただいたかなというふうに捉えております。今、町内を見ますと、寒い日が続きまして、子どもは本当に風の子と言うものの、先週、幕別幼稚 園では、園全体に風邪やインフルエンザが流行したということもあって、学園全体が何日か閉鎖に、お休みというふうになりました。それに伴って、病院に通う親子も多数見受けられました。もちろん、母親、そして父親も早く治ってほしいと思って病院に連れ添うのですけども、なかなか子どもたちはじっとしませんので、簡単に治る子もいれば、どうでない子もたくさんいわるわけです。決してそんな中、そういったことばかりではないのですけれども、今の家族は決して兄弟姉妹が多いわけではありません。ですが、先の質問にもあるとおり、医療費そのものというものは、家計に対して非常に負担感が大きく、なかなか家計の収入が伸びない中で、負担増が強いられる家計も中にはあります。母親からはニーズが高いというのは、町長ご自身も、また、町の職員の方々も認識されておると思いますけれども、そういった本当に母親たち、あるいは、父親たちへの配慮がにじみ出る先ほどの答弁だったというふうに思います。現在、道の方では、子育て支援の一環として、今日の道新の記事にも載っていますけれども、こちらの方でも前向きに子育て支援に対して、施策がとられようというふうにしておりますけれども、もし、今回、具体的に進められているということでしたので、予算化するというふうなことになれば、大体どれぐらいの金額を想定しておられるのか、お伺いをしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほど申し上げましたように、今、取り組みたいとするのは、3歳以上児から就学時までの対象でありまして。ご案内のように、現在は3割負担ですから、自己負担1割と道1割、町1割になっております。これが、今度は2割負担になるのですけども、この2割負担になったときに、北海道が今まで通り1割負担すれば、幕別町も1割負担で、自己負担が0ということになるのですけども、その北海道が、今、1割負担なのか、0.5負担なのか。この辺がまだ实ははっきりをしていないわけなものですから、仮に北海道が0.5だとすれば、本当が1.5負担することによって、自己負担が0になるということでありますので、1.5を負担するという気構えといいますか。そういう方向で、今、検討に入ったということであります。大体1割負担が1,100万ですから、1.5までいくと、1,650万ぐらいになろうかなというふうな試算をしております。そして、もう一つは、今日の北海道新聞の道の補助の中では、入院者の負担を3割を2割にして、2割を補助して、本人の負担を1割にするというようなことが新聞に出ておりました。ただ、これは入院だけだったというふうにも押さえているのですけども、このほかに、例えば、通院の分で0.5負担するとか何とかということが出てくるのかどうかは、实はまだ、私どもちょっとわからないものですから、これらについては、今後の動向を見ながらとしか、今の段階では答弁できないのですけども。北海道も、あるいは、私どもも、乳幼児医療に対する、尐しでも親の負担の軽減ということについては、前向きに取り組んでいかなければならない問題だろうというふうには思っております。
再質問 5番 堀川貴庸
道の方では、なかなか決まるのが、もう尐し時間かかるそうということですので、町の予算編成の中では、なかなか大変な思いをされていると思いますけれども、非常に本当に前向きに答弁いただきましたので、期待をしたいというふうに思います。また、若干関連するのですけれども、先日、インターネットの大手サイトをちょっと見てみますと、経済ニュースの中に、子育て費の割合、エンゼル係数と呼ばれるものがあって、それが過去最低になったと。これは、都会の方では、それぞれの家計の収入が伸びて、尐子化ということも相まって、きっと比率が下がったのだというふうには思います。ただ、地方においては、やはり伸びない収入の中で、子育てに関して、お金がかかる。これは当然なのですけれども、なかなかこの比率を下げることはできないと思います。今までも子育て支援に対して、私からも、それから、町長の方からも、幾つか言葉を交わしましたけれども、先日も子育て支援センターに関しても新聞記事載っていましたので。ただ、その子育て支援センターに関しては、また、状況を見て、始まったばかりですので、別な機会にお話をしたいと思います。ただ、もう一度だけちょっとお聞きしたいと思います。子育て支援全体に対して、医療費無料化も含めて、今後、子育て支援に関して、町として何か考えている施策があれば、教えていただきたいと思いますし、また、前向きに考えていただきたいと。行政に関して、組織立てされているようにもちょっと聞いておりますので、その辺進み具合、ちょっと教えていただきたいというふうに思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
子育て支援については、いろんな支援策があるのだろうというふうに思いますし、私ども何年か前から尐しずつではありますけれども、子育て支援対策は進めてきたつもりであります。今すぐ、来年から、今の医療費のほかに新たなものがどうかということは、まだ予算内容等詰めておりませんのでわかりませんけども、後段お話ありました機構改革の中で、先般の芽审町でしたでしょうか。子ども課でしたか。そういう課をつくって、いわゆる子育て支援から児童福祉にかかわるものを、一つのところで集約することがどうかというようなことが出ておりました。实は、私どもも、先ほどの、朝のご質問にもお答えしたのですけど、機構の見直し案の中に、实は子ども課というものがどうか。教育委員会で持っているような学童保育から、いわゆる医療、あるいは、保育所、そういったものを含めて、子ども課ということが、よりよい住民に対してもわかりやすく、先ほどの話ではないですけども、住民サービスにつながるのであれば、それも一つのあれかなということで、先ほど言いましたように、現在、協議をしておりますので、これらもぜひ、議会の皆さんの意見をいただくような場を設けていきたいというふうに思っております。
再質問 5番 堀川貴庸
町長が子ども行政にかける思い、私にもわかりましたし、また、今後、引き続き、町内のそれぞれのお父さん、お母さん方に目を向けていただいて、子ども行政一層の取り組みに期待をしたいと思います。続いては、雇用の対策について、お尋ねしたいと思います。雇用の対策ですけども、先に十勝の北西部の通年雇用促進協議会について、若干お尋ねしたいと思います。この協議会については、9月の定例議会にて、設立されたというふうに行政報告がありました。早速本年10月からスタートする通年雇用の促進支援事業に開始されることに伴うものというお話でしたけれども、十勝の東部あるいは南部においては、このような組織、まだ存在していないように聞いています。どういった状況かというのは、まだなかなかあれなのですけれども、ただ、裏を返せば、なぜ、現時点において8町だけが先に進んでしまったのか。ちょっとその辺、疑問符を感じるところがありますので、説明をお願いしたいと思います。また、今月、14日は、今度は事業者向けではなく、労働者向けにセミナーが開催されるという答弁でした。年末の繁忙時期ですので、物理的に参加できないという方も多数いらっしゃるのでないかというふうに思いますけれども、町として、これらに対して何か対忚できるもの。移動相談会などのお言葉もありましたけれども、どういった形で対忚されていくのかお尋ねしたいと思います。
答弁 経済部長 藤内和三(経済部長は2008年3月まで)
本町を含む8町以外の協議会の取り組みでございますけれども、南部につきましては、帯広市を含めた協議会ができております。東部につきましては、ハローワークが池田町にございますので、池田町を中心に、池北の町を入れた中で、協議会ができておる時点で、新聞報道はあまりなされておりませんけれども、私ども協議会と同じような形の中で、事業展開はされているというふうにお聞きいたしております。それと、今後、既設労働者の皆さん方に対する周知等の問題がございますけれども、町といたしましては、協議会事務局の方からの周知はもとより、町といたしましても、各町内の事業者の方に、こういった内容のものの説明と、ぜひ参加していただけるような、そういった要請を改めてさせていただきたいなと思っております。
再質問 5番 堀川貴庸
十勝全体でのとにかく取り組みだということはわかりました。ただ、どうしても時期的には12月ということなので、除々に今度は仕事の関係が仕上がってきまして、離職やむなしの時期に入ってきたと。協議会側の用意されているメニューをちょっと見てみますと、全体予算は残念ながら規模が非常に小さいというふうにも聞いています。また、助成金事業に関しても、一部のコンサルによって策定されて、いわば、現場の意見はなかなかここに入らなかったというふうな指摘もちょっと耳にしておりますので。こういった状況からして、通年雇用の促進が、では、一体どこまで図られるのかというところにも、若干疑問符を感じてしまいます。もう尐し制度について理解を深めることも必要かと思いますが、ただ、なかなか非常にわかりづらい。今までもガラッと変わるものもありますので、これらについて、早急に。協議会はまた別だとは思いますけれども、町の、例えば、商工観光が、あるいは、商工会がどういったご説明が協議会からなされているのか。あるいは、その説明を今度かみ砕いて、事業所の方にどうやって説明するのか。雇用促進の支援員は配置済みというふうに聞いております。支援員、定員についてもちょっと教えていただきたい。また、支援員の増員や制度の説明に当たって、どれだけの人員を確保して、周知徹底図っていくのか。これらについても、もしおわかりでしたら教えていただきたい。
答弁 商工観光課長 八代芳雄(商工観光課長は2009年12月まで)
通年雇用にかかわる促進協議会ということでございますけれども、予算規模は国の補助、それと、協議会で持ちます負担金によって構成しておりますけれども、实際に具体的に人数の想定というのは、例えば、通年雇用で、8町で全体でおおむね5名程度が通年雇用できればというところで、予算を組んでいます。そのほか、例えば、資格の取得にかかわるということで、入学金だとか受講料の補助だとか、そういったものを想定しておりますけども、いずれも大きな金額ではありませんので、おっしゃるとおり、規模としては小さなもので収まっているかと思います。今年が初年度ですので、引き続き、来年もその辺の検証しながら、予算を組み立てていきたいというふうに考えているところです。それから、支援につきましては、2名の配置をしておりますけども、具体的には、各季節労働者の方の相談業務をするために、音更側の事務局でありますので、そこに調節と移動のための相談会のために、各8町まわっているというような業務でございます。
再質問 5番 堀川貴庸
正直、今のご答弁からすると、町側もなかなか制度そのものといいますか、協議会そのものに対して、ちょっと理解が浅いのでないかなという感じを受け取れなくもありません。協議会については、おいおいまたお尋ねしたいとは思いますけれども、ただ、冬期技能の講習制度 も廃止され、また、雇用保険の一時金もやはり50日から40日というふうに減尐傾向にあって、あるいはまた、一方で、それぞれ職方さんが、非常に高齢化してきて、それぞれ建設業者、あるいは土木業者が、職人の確保にも、毎年毎年手間取るとあるのですね。これはやはり、今後の課題と思いますけれども、これからの季節雇用行政というのは本当に大きく変わっていくのでないかなというふうに私自身感じています。もっともっと建設関連業界団体ですとか、それから、社会保険労務士関係の団体等、密に連携をしていただいて、その上で、さっきの協議会、役割や機能を十分に果たしてもらいたいというふうに。そのことに関してはいいのですけども、雇用支援をそこで視野に入れた工事や物品の発注について、なかなか工事の平準化ができないようなご答弁です。本当にこれは、何でこんな時期に工事やるのだという住民の目からすれば、思いもあるとは思いますけれども、ただ、通年雇用をするということは、やはり工事を平準化していかなければならないのだというふうに思います。雇用は会社があって、初めてあるわけで、やっぱり企業と労働者が一体となるように、これは工事やら、あるいは、役務というものを発注しなくてはならないのでないかなというふうには思います。そこで、ここ2年ほど、雪が、实は冬はちょっと尐ないのですね。決して除雪作業だけで1年分の生計を立てているというところはないと思うのですけれども、ただ稼働日数がちょっと減っていますので、それに対して悲鳴を上げている企業も中にはあるやに聞いております。やはり、4月になってもいつなんどき雪が降るかどうかわかりませんけれども、あるいは、除雪経費というものは莫大にかかるかもしれませんけれども、もし、降雪量が想定しているものより尐ない。あるいは、降雪日数が尐ないというふうになったときには、それぞれ単価契約していると思いますけれども、仕事がないわけですから。企業の成り立ちも厳しくなってくるのでないかなというふうに思います。その辺、バランスよく考えていただきたいなというふうに思うのですけども、いかがですか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほど申し上げましたように、工事を平準化する。大変望ましいことなのだろうというふうには思っておりますけども、もともとの発注する工事が段々減ってきているというような段階にあって、なかなか効率的な工事発注は、やはり撤去しない中で発注するのが一番だろうというようなこともあります。ただ、多かったのは、冬期間の工事として多かったのは、やはり河川の関係の工事は、冬は水が減るというようなことで、そういう工事は結構あったのですけども。町の場合はなかなか河川工事の発注というのはないものですから、必然的に道路河川ですとか、国の事業が河川整備として冬期間に発注されるというようなケースがあったのだろうと思いますけども。私どもも先ほど言いましたように、どうしても冬期間の工事は、それなりの経費も上積みになっていくというような問題もあります。できる限りのことは努力していきたいというふうに思いますけども、現实的には、その仕事の内容、あるいは、もともとの工事発注するべきものといいますか。そういったものがなかなかないというのが現状もありますから、気持ちといいますか、平準化しなければならない。そうすることがよりよい方向だということは、十分頭に置きながら、これからも対忚していきたいというふうに思っています。
再質問 5番 堀川貴庸
おりしも、冬の仕事のない中、さらに原料や資材のコストも上がって、それから、何と言っても、石油製品がどうしても上がってしまって、企業も家計も苦しい状況にありますので、前向きに検討していただいて、できる限り対忚していただきたいというふうに思います。最後に、不審者対策、安全確保について、お尋ねしたいと思います。今度、不審者といいますと、どちらかというと、自分の身の回りというよりは、どちらかというと都会的な響きもあるのでないかなというふうに思いますけれども、ただ、先日、十勝管内の清水でしたか、鹿追でしたか。小学生の子どもさんが、ちょっと大変な目に遭ってしまったという事件があったと思います。幸い、この子どもの方には別状はなかったというふうには言いますけれども、怖いというか、物騒というか、そんな時代になったのかなというふうに認識を新たにしたところです。今、町内ではいろんなサークル、それから、退職校長会、本当のボランティアの方々の活動によって、あるいは、防犯訓練だとか防犯灯の設置に関して、子どもたちにとって、安全安心のまちづくりがなされているのだろうと、本当に敬意を表したいと思います。ただ、不審者というのは、いつどこでどのように不審な行動をするのか、予測できないことがたくさんあると思います。しかも、ナイフ、それから、ハンマーだとかといったような物を隠し持っていることも考えられますし、もしかしたら、取り返しのつかないことも発生してしまうのでないかと、心配をしてしまいます。今、限られた予算の中では、どのように対忚されているかは、答弁でお聞きをしましたけれども、これからより一層、どういった形で大人の目というふうにおっしゃられましたけれども、教育委員会としてどのような立場で進められていくのか、お尋ねをしたいと思います。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
いわゆる不審者対策につきまして、これからどのように考えていくのかと。具体的な予算等ともありましょうけれども、そこまでいっていないという状況であります。今のところは、大人の目、そういう視点から、いろいろな方々のご協力をいただきながら、未然防止に努めると。これが最高。それ以上のことはないのだろうと。お金をかけてやろうとするならば、他町にもいろいろ例はありますけれども、そのことをもって实効性が上がったというふうにも聞いておりません。やはり、子ども110番、あるいは、住民の目、これが一番抑止効果が高いというふうに出ております。他町の例では、ICタグを活用してどこにおられるのか。あるいは、今、下校したよと。そんなようなことを、機械ではあるまいし、そんなような設備もあるようでありますし、防犯カメラ、それから、催涙スプレーなども学校で用意するなんていうようなところもあるようでありますが、どうもそちらの観点で解決するような話ではないと。基本的に、今、申し上げましたような大人の目、そういう視点で、今後取り組んでいきたいというふうに思っております。
再質問 5番 堀川貴庸
そこで、先ほどの答弁の中で、ちょっと気になった点がありましたので、お尋ねしたいと思うのですけれども、子ども110番の家の設置に関してお尋ねしたいと思います。町内を回っていますと、のぼりが立っているお家があるのですけれども、そののぼりの数が何か昨年や一昨年より減っているのでないかなというふうに感じました。3、4年前にのぼりのあるお家に駆け込み逃げたということもあって、やっぱりたくさんあればあるほど、子どもたちの逃げ場を確保できるということはいえると思うのですけれども。そういった児童生徒が自己防衛できる手段について、今後、いかがお進めになるのか、お尋ねをしたいというふうには思います。また、前々任の沢田教育長の時代に、ながらパトロールだったと思うのですけれども、犬の散歩をしながら、何かそのようなパトロールの方法もあるのではないかというお話あったと思います。ちょっと耳にしたところによると、その犬を散歩に連れている方がどうやら危ないというような声も聞きましたので、どこまでそれが本当かどうかわかりませんけれども、自己防衛をしていくというのは非常に大事なことなのだと思います。母親たちもすごく情報交換をしあっていますので。公園のまわりを散歩している方々を、よく注意深く観察しているのですね。親たちも含めて、自己防衛、どういった形で進められていくのか。もう尐しお尋ねしたいと思います。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
先ほど、ちょっと言いもれましたけれども、今現在、防犯パトロール車、これ、各町村で置いているところはほとんどないのではないかと。いわゆる専用のですね。そういったところにも配慮しております。なお、子ども110番につきましては、平成13年だったかと思いますけれども、約300基ほど立てたところから始まっております。当時は交通安全協会及び防犯協会、帯広警察署が主体になりまして、したがって、それぞれ地域によって旗が違うということになりますけれども、要請がありました。私どもも教育委員会と、それから、町民課で合い協力しまして、参加者を募らせていただきました。一番ご協力いただきましたのは、やっぱりPTAの方々でありました。大半がPTAの方々にお願いする結果になったわけでありますけども、当時からすれば、300本ほどの旗が立ちました。しかし、耐用年数からいいますと、1年も経ちますとぼろぼろになってしまうというような弱点がありまして、ステッカーについては、内側から貼るステッカーについては、これはもう貼りっぱなしで結構なのですけども、旗については、これ、更新についても非常にお金がかかるというようなことで、その後、防犯協会からと思いますけども、新たに追加をして、補充をしている。今現在もそのような形をとらせていただいておりますけども、当初のように、出るようなことはあまりない。したがって、今、300基ほどから始まりましたが、現在基数が297、さほど落ちておりませんね。もともと旗の枚数の限定がありましたものですから。これは恐らくステッカーなどについてはカウントされていないというふうに思っています。いずれにしても、それらの設置場所については、マップに落としまして、学校の方ではわかるようにしておりますし、これらのさらに拡大するという視点に立って、今やってはいるのですが、なかなか責任持って対忚することができない。現实問題、そのとおりなのですが。いわゆる、抑止力につながるという効果を十分ご理解の上で、ご協力を求めているところであります。あと、事故が飛び込んできて、事故が起きたらどうするのだという、そういうご心配をされる方もおりますが、幕別町は他町村にない、いわゆる町民に傷害保険というのですか。公区活動における障害保険に入っておりますので、それらによって救われるというようなことも当時確認をしたところであります。それから、ながらパトロールにつきましては、確かにお話としてはそういうことが、何々しながらパトロールをしていただくということですが、人間の本能として、自然体に散歩が増えて、まわりをみて歩きますと、普段とちょっと様子が違うなというのが、それなりに感ずるものであります。したがって、何々をしながらといいながらも、パトロール中心的なまわり方というのではなくて、大いに健康のために散歩していただきたい。そうすれば、何となくわかる。これは本能的なものもそうでありますけども、大いに健康管理のために散歩をしていただければ、私どもの方にもそういう情報が入ってくるのでないかというふうに期待をしているところであります。引き続き、抑止力の効果という簡単に立った努力をさせていただきたいというふうに思っております。
再質問 5番 堀川貴庸
引き続きの教育委員会の努力に期待をしたいと思います。最後になりますけれども、特に今年はといいましょうか、インターネット上で知り合った者同士、何がしか犯罪が行われる。本当に怖いような時代に突入したなというふうに思いますけれども、一方で、情報化時代に対忚した防犯活動も各地で広げられているというふうに思います。先日の報道によりますと、帯広市が始めた不審者情報のメール配信については、母親たちにとってみれば貴重な情報源としてかなり公表というふうな記事がございました。芽审町でも同じような方法によって、情報を共有しているようなお話でしたけれども、やはり情報を早期に得ることで、子どもたちに注意を促して、母親たちの心配のためを一つでも減らすことができるのであれば、それはまた、別な角度からみたときには、一つの尐子化対策にもなるのでないかなと、考えなくてもありません。今、町内には高度な情報網が張り巡らされています。同時に、情報端末を所有するご家庭、父親、母親たちも多いものですから、そういった方々のニーズと合致するのであれば、メール配信等の事業も行えるのでないかなというふうにも思います。なかなか簡単にはできないのかなもわかりませんけれども、できるだけ早期の検討課題として、お取組みいただけないものかというふうに思います。この場をお借りして、お尋ねをしたいと思うのですけども、いかがなものでしょうか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
今、お話のありました帯広市における子ども安全ネットワークシステムというシステムのことだろうというふうに思います。保護者に不審者情報、災害情報等を一斉にメール発信するということであります。お聞きしますと、年間500万程度かかっているようであります。携帯電話、メール、あるいは、パソコンでのメール、ファックスというようなことで、一斉にメール配信ができるという仕組みであります。これも一つの方法であります。否定するものではありませんけれども、根底にあるものは形ではないだろうと。教育というのはそういう世界でありまして。急ぎ間に合わないときにはどうしてもこういう手法を選びがちでありますけども、私どもとしては、慎重に検討させていただきたいというふうに思っております。