幕別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日
コスト削減対策について
2006年12月12日、幕別町議会の一般質問で、永井繁樹議員が「コスト削減対策について」質問し、町長 岡田和夫、経済課長 飯田晴義が答弁しました。
- 質問者
- 永井繁樹 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、経済課長 飯田晴義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 21番 永井繁樹
それでは、通告に従いまして、コスト削減対策について、大きく2点にかかわりまして、質問をさせていただきます。厳しい財政運営を迫られている自治体では、行財政改革の一環として、指定管理者をはじめとする民間委託やアウトソーシングが導入されています。また、自治体の市場化テストへの試みも始まってきています。事務事業提案制度は、自治体の全事務事業を対象に、民間から民間委託・民営化の提案を募集し、自治体が行うより効果的・効率的な提案の場合には、可能なものから委託化・民営化するという、いわゆる「市場化テスト」的な手法といえるものであります。この提案募集は、民間開放、アウトソーシングの促進を図ることだけが目的ではなく、「公共」における官民の役割を見直し、「協働のまちづくり」をしていくための制度と位置付けられます。自治体は今までずっと、これは委託できるとか、民間に任せていいとか、行政内部だけで検討し、判断してきたように思います。むしろこれからは、民の側からもどんどん提案してもらって、官民の両側から考えていかなければ根本的な見直しには結び付いていかないのではないでしょうか。幕別町の全事務事業を対象に民間委託や民営化の提案募集を行うことで、「住民自治」という視点からの新しい公共サービスの在り方をもう一度検討することが必要ではないでしょうか。町長の考え方を伺います。次に、指定管理者制度の活用について、お伺いをいたします。指定管理者制度は、公の施設を民間開放することによって、サービスの向上とコスト削減を図ることが狙いであります。この制度は、3年の移行期間を終え、本年9月から完全実施に入りました。全国的に見ると、制度導入に至る経過については、必ずしも上手くいっているとは言えません。民間の参入が約1割にとどまり、公募率も低いなど課題も浮き彫りになっています。今回は制度移行期間が3年間という短期間だったことに加え、自治体財政のひっ迫を反映して、自治体側がこれまでの施設の役割や運営効率をきちんと評価する以前に、コスト削減優先でこの制度を性急に導入する傾向が強かったのではないかと分析されています。今後においては、制度を導入した施設の事業評価や指定管理者の更新をどうするかなどが焦点になります。公募の流れは拡大すると見られますが、管理者選定については従来の指定管理者が再延長されるか、それとも新たな公募になるのかは施設運営の事業評価が決め手となっていくと言われています。こうした全国の動向の中で、幕別町の「公の施設」に対する今後の指定管理者制度の活用について、お伺いをいたします。はじめに、公の施設である小中学校、幼稚園、保育所、コミュニティセンター、図書館、ふるさと館、公民館、老人福祉センター、百年記念ホール、あるいは体育館、野球場、陸上競技場といった各種の運動施設、公園などが指定管理者制度の対象となりますが、これらについて現在までどのような調査・研究・検討をしてきたのかを伺うものであります。次に、忠類地区にあるアルコ236と忠類物産センターに指定管理者制度を導入し、その期間を平成18年4月1日から翌年平成19年3月31日までとしました。制度を導入して今後どれだけのコスト削減を図ることができるのか、管理者選定も含めてその計画を伺います。また、現在移転建設中の道の駅の施設内にアイスクリーム製造室やミニベーカリー厨房が予定されていますが、これらの設備の規模や運営は、今度どのように考えておられるのかも併せてお伺いをいたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
永井議員のご質問にお答えいたします。はじめに、事務事業提案の募集についてであります。現在、戦後最長の景気回復が続いていると言われておりますが、それらにもかかわらず、地方への波及効果が見られないため、本町においても町税が伸び悩み、地方交付税制度の改革も先行き不透明で予断を許さないことなどから、町の財政運営は今後とも厳しい状況が続くものと予測されているところであります。厳しい財政状況のもと、町民のニーズは年々増大するとともに、多種多様化、そして高度化しており、住民サービスの質及び量を低下させないようにするには、歳入面における自主財源の確保、そして歳出面における行政経費の縮減化に努めていかなければならないものと考えているところであります。そこで、本町におきましては、より一層の効率的な行財政運営を行い、住民サービスの向上に努めることを趣旨として、先般、第3次の行政改革大綱及び推進計画を策定し、引き続き行政改革に取り組んでいるところであります。特に、行政改革大綱の4本柱の一つであります「効率的な行政運営システムの確立」に向けて、民間活力の導入を一つの方策として位置付けており、さらに具体的な推進項目といたしましては、各種業務の民間委託や指定管理者制度の導入を掲げ、「民」でやれることは「民」の力に委ねて官民の役割分担を明確にしていく考えであります。永井議員のご提案であります町の全事務事業を対象に提案募集することにつきましては、平成18年7月に施行されました「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」に基づく官民競争入札制度、いわゆる市場化テストの応用版というふうに考えられます。これは、民間活力の導入に係る一つの方策であり、民間から工夫を凝らした提案を受けることにより、行政サービスの改善、そして「官」と「民」の役割分担が進むことによります官民協働の促進、さらに事務の民間開放によります規制緩和の促進などの効果が期待できるものと理解し、協働のまちづくりにもつながるものと考えているところであります。したがいまして、民間からの提案募集につきましては、その手法等も含め、今後、検討をさせていただきたいというふうに考えているところであります。次に、指定管理者制度の活用についてであります。公の施設における指定管理者制度は、平成15年9月施行の改正地方自治法により創設されたものであり、これにより株式会社など民間事業者に公の施設の管理を行わせることが可能になりました。この制度を導入するメリットは、民間の活力や知識・技能を公の施設の管理運営に活用することにより、住民サービスの向上や行政経費の節減を図ることが期待できることにあります。このことから、本町では第3次の行政改革におきまして、大綱及び推進計画の中でも指定管理者制度の導入を掲げているところであります。一方、この制度の導入に当たりましては、条例等の整備をはじめとして、対象施設ごとに指定管理者の公募・選定・指定の議決などの手続事務に一定の時間を要することや町職員の人事管理も考慮しなければならないという課題もあります。また、この制度が導入されましてから、まだ3年の経過ということで、先進事例の事業効果を検証するに至っていないということもありまして、本町におきましては、指定管理者制度の導入につきまして、慎重かつ計画的に調査・検討を進めている段階であります。ただし、今お話がありましたように、幕別町アルコ236及び幕別町忠類物産センターの2施設につきましては、改正前の地方自治法に基づく管理委託制度を導入していた施設でありましたため、経過措置期間である法施行後3年以内ということで、本年4月1日から指定管理者制度に移行をいたしております。ご質問の1点目の指定管理者制度の対象施設に係る現在までの調査・研究・検討の状況についてでありますが、第1段階といたしましては、これまで公の施設すべてを対象にして、この制度の導入の適否を判断するための資料作成と先進事例の情報収集・分析等を行ったところであります。次に、第2段階といたしまして、現在、庁舎内に部長職を中心に指定管理者制度導入検討委員会を設置し、公の施設すべてを対象にして、この制度の適否等につきまして、鋭意検討をしているところであります。なお、適否の判断に当たりましては、利用者サービスの向上が期待できるかどうか、管理運営コストの削減が可能かどうか、そして、施設の利用促進が期待できるかどうかなどの点を分析しつつ、前段で述べましたように、諸課題なども考慮しながら検討委員会の中で十分協議を重ねていくことといたしております。この検討委員会の結論を基にいたしまして、指定管理者制度の導入に関する基本的な方針を、本年度末までに決定していきたいというふうに考えているところであります。次に、アルコ236と忠類物産センターにかかわる指定管理者制度に関するご質問でありますが、これらの施設につきましては、先に申し上げましたように、本年3月の第1回町議会定例会におきまして、株式会社忠類振興公社を指定の相手方とする議決を頂きまして、本年4月1日から1年間の指定期間をもって、従来の公の施設の管理委託制度から指定管理者制度に移行したところであります。ご質問のコスト削減についてでありますが、アルコ236については平成6年度から、物産センターについては平成7年度から、それぞれ旧法に基づく公の施設の管理委託を行ってまいりましたことから、今回の指定管理者制度の移行に伴う大幅な経費の削減は生じておりません。具体的には、指定管理者と町との経費負担において、1件30万円以下の修繕料、年間総額150万円を超えるまでは指定管理者の負担としていることにより、最大で150万円の削減が見込まれるということは言えるかと思いますが、今後におきましては、独自のノウハウを生かすとともに、利用者ニーズに応じた事業展開により、収益の向上、指定管理料の低減を期待いたすところであります。なお、制度移行に伴う削減効果とは言えませんが、公募によるとした場合に町が調達することになる備品類につきましては、地域振興公社所有のものを従来どおり使用することによりまして、取得価格にして約4,600万円の経費を掛けなくて済んだということが言えるかと思っております。次に、候補者の選定につきましては、コストの削減もさることながら、指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条に規定されております「地域等の活力を積極的に活用した管理を行うことにより事業効果が相当程度期待できると思慮するとき」に該当するものと考えられますことから、公募によらず、地域振興公社を候補者として選定したところであります。今後におきましても、引き続き、仕入れ等の地元調達、社員の地元雇用・地元居住など地域に及ぼす経済効果を重視いたしまして、選定に当たってまいりたいと考えているところであります。次に、アイスクリーム製造室、ミニベーカリー厨房内の設備の規模及びその運営についてでありますが、設備の規模というのは、機械器具、あるいは備品の製造能力を指して言っておられるものと思われますので、そういった観点からお答えをさせていただきたいと思います。アイスクリーム製造室につきましては、アイスクリーム製造機、冷凍ストッカー(貯蔵庫)など、すべて地域振興公社所有の備品を移設して使用することとしておりますことから、新たに購入するものはありませんが、製造能力といたしましては、24時間稼動で最大60リットル、アイスクリームにして600個分の製造を可能とするものであります。また、ミニベーカリー厨房につきましては、初めての取り組みでありますので、すべての備品を取り揃えることとなります。主なものといたしましては、作業順に、ミキサー、分割まるめ機、ドゥコンデショナー、日本語に訳しますと、解凍発酵機ということになりますけども、これらのほか、オーブンなどを購入することとなりますが、オーブンの能力といたしましては、1度に、菓子パンであれば60個、1斤の食パンであれば32個を焼き上げることができる能力を有するものであります。最後に、これらの製造・販売及び機器の管理等運営についてでありますが、テイクアウトコーナーや地場産品コーナーなども含めた施設全体の管理運営につきまして、本年度同様、指定管理者が行うものとして考えているところであります。以上で、永井議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 21番 永井繁樹
今回の二つの質問については、新町誕生後、大きな柱の一つとなっております協働のまちづくりの推進、これに大きくかかわるということで、私は今回質問をしております。ですから、今後、これに取り組むか取り組まないかによっては、住民総参加のまちづくりができるかできないかという大きな要因にもなってくると私は考えます。その点では、ただいま、町長がご答弁された考え方に、大きな私はずれは持っておりません。ただ、今までこういった内容の質問は、議会で幾度となく出ておりますが、具体化してきていないということで、今回、あえてこの時期に質問させていただきました。それで、事務事業提案の募集についてでございますが、方針としては、私の提案につきましては、手法も含めて検討をしていただけるというお答えですので、強く期待をするところでございますが、今までこういった形で行政は内部的には職員同士の中で、それぞれの課の中で考えられてきてはいるのだろうと思います。しかし、その域を出なければ、協働のまちづくりの状態にはなかなか近づいていかないだろうというところで、私は強くここで提案を申し上げているわけでございます。町がこういった連携をしてくれれば、完全な民間事業として、町よりもずっとこういういいサービスが提供できるかもしれないという、こういったことを募集する、私の提案制度ですから、これについては早急な形の中で、徹底した形で実現にいっていただきたいと、そう思います。これらについては、特にこれ以上は申し上げませんけれども、とにかく町自体の地元の活性化につながっていくような事務事業に提案に結びついてくれれば一番いいわけですから、それぞれいろんな法律の問題もあって、難しいことを処理していかなければいけないと思いますが、特区制度もございますので、これらについては、さらに研究を深めた中で、次年度でも早急に取り組んでいただければいいのかなと思います。この問題についてはこの程度にさせていただきますが、次の指定管理者制度について移らせていただきます。指定管理者制度につきましては、この議会でも2、3年前から取り上げられているところでございます。私の今回の質問の中にあります、幕別町の抱えている公の施設である、これは小中学校から、今、公園まで、多々申し上げておりますが、答弁の中では、委員会の中で、研究・検討、いろいろな分析をされていることはわかりましたが、それでは、その中で、どういう方向性になっていっているのかが、ちょっとお答えがないのですね。それで、できましたら、現状の中で結構ですから、幕別町の公の施設で、指定管理者制度を活用でき得る可能性があると、現在まず判断しているものがあればお答えいただきたい。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
1点目については、ご提案を頂きましたこれらの制度について、さらに検討をさせていただきたいというふうに思っております。指定管理者制度にかかわって、今、先ほど申し上げましたように、内部で検討委員会を立ち上げて、すべての施設について、その是非、適否を検討しております。対象としては、約300施設、298施設を対象に、これらのうちどれが指定管理者制度として一番適当であるかというようなことで進めておりますけれども、ご案内のように、今、委託制度でかなりの施設、あるいは事務の委託を進めております。これらの契約が19年度をもって終了する予定でおりますので、私どもも指定管理者制度の導入につきましては、これらの委託業務の契約が切れる20年度をめどに進めていければというふうに思っております。学校ですとか、道路だとかというものを除けば、ほとんどが対象になるわけでありまして、その中でもやはり大きなものは、保育所ですとか、百年記念ホールですとか、あるいは給食センターですとか、いろんなことが検討の対象になっておりますけども、今の段階で、具体的にこれとこれとこの部分だけを来年度から、再来年度からやるというところまで入っておりませんけれども、すべてのものを対象にしながら、どこまでやれるかということを、現在、検討させていただいているところであります。
質問 21番 永井繁樹
町長もご存じかと思いますが、全国的に今回行われた指定管理者制度の中身を見てみますと、公募率が非常に低いという現状がまずございます。これは各自治体それぞれ抱えている事情から、指定管理者の制度を導入するときのいろんな検討の結果、こういう形になったのだろうということもあります。また、一方では、力のある民間企業がありますから、当然幕別町辺りを想定しますと、指定管理者制度を用いるときに、民間ベースだけで考えたときには、力のあるところは当然入ってきます。しかし、これでは地元における協働のまちづくりというのは遠くなっていくというところで、いろんな結論に至っていない現況が幕別町にもあるのだと思うのですね。それで、端的にお聞きします。指定管理者制度の中で、民間企業については今回はやめておきますが、NPOの活用について、特にご質問をさせていただきます。NPOを活用している自治体というのは、やはりそのまちづくりにとって地元から発生しているNPOを使う方が、管理者に選定する方が、非常にまちづくりの活性化になるということで、これはどこの自治体の首長もかなり意識をしているところであります。それで、幕別町にあって、このNPOの活用について、現況、数はそんなにたくさんはないですが、NPOというのは育ててつくっていくことも大事ですから、その辺も踏まえた中で、町長のそのNPOの活用についてはどう考えになっておられますか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
NPO、この間もちょっと内部で話しましたけども、今は町内にどのぐらいNPOがあるのかというようなことが話題になったわけでありますけども、今一番NPOでお願いしているのが、ひまわりの家の運営にかかわって、これは委託という形で今お願いをしております。さらに、今年の8月でしたでしょうか。幕別の町民芸術劇場がNPOの資格をとりまして、これらが今後、例えば、百年記念ホールの管理運営等に参加できるのかどうか。これらも含めて、検討をさせていただきたいというふうに思っております。さらに、我々の立場からすると、NPOの資格をとって、どんどん協働のまちづくり、あるいは幕別のいろんな面での活動に、あるいは行政に参加していただくことは望むところでもありますし、あるいは育成という意味の我々の役割もあるのかなというふうに思っておりますので、積極的な活用も含めて、これからも十分協議をさせていただきながら、取り進めていきたいというふうに思っております。
質問 21番 永井繁樹
町長のご答弁にもあったように、体力のある民間企業が公の施設の管理者委託を幅広く勝ち取るということになると、やはりNPOというのは経営的に脆弱なところがございます。それが結局はNPOの指定管理者としてのチャンスを失っていく結果になって、かつ、それが住民不在の地域経営が、悪く言えば悪化していくような形につながっていくという可能性があると思いますので、この辺は十分注意をされていると思いますので、引き続きそのことを十分踏まえた上で検討していただきたいと。それと、NPOにかかわっても、民間にかかわっても言えることですが、業者選定にかかわったときに、その施設ごとの課題ですとか、もちろん実情、それぞれいろいろありまして、評価基準を定めること。また、その選定後の管理運営についても、経営状況はどうだとかということがあります。そうすると、かなりNPOの実態、民間の実態を調査研究しなければいけないところになっていくと思うのですが、かつ顧客の満足度なども測定しなければいけないという、そういった形で目標数値をきちっと設定している自治体もございます。今後の導入を検討していくときに、こういった目標設定をきちっとすることが私は大事だと思うのですが、現況ではこれらについてどのような考えをお持ちですか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
NPOにしても民間にしても、いわゆる指定管理者制度を導入して契約を結ぶと。今までもそうですけれども、まずはこういう施設、こういう物件について、町の考え方を十分説明させていただく。そして、その中から、今までの形式では、やはりプロポーザル方式。いわゆる提案をしていただいた中で、それと町が考えるもの。いわゆる目標の数値も上げられるものは上げていかなければならないのでしょうけれども、それらとプロポーザルされた提案とが、一番合う、マッチするところが業者として選定されていくということが、これからもいくのだろうというふうに思いますから、当然、町の方も直営でやった場合はこういう目標があって、これに近いところ、そして、先ほどの答弁書でも申し上げましたように、何といっても最大は住民の皆さんの利用促進につながるものでなければならない。そういった観念を大事にしながら、これからも指定管理者制度を採用していかなければならないのだろうというふうに思っております。
質問 21番 永井繁樹
指定管理者制度については、今期中に方向が出るということですので、その場でまた改めて、私の方が、チャンスがあれば質問したいと思います。最後に、アルコ236と忠類物産センターのことについてお伺いをいたしますが、過日の議会の中で、資料が出ました。これは株式会社忠類振興公社の概要ということで、63年6月に設置されて、資本金3,950万、売上げ1億7,382万と。役員8名、社員21名、こうなっております。それで、今後のことにつきましてですが、指定管理としての選定を、多分私は受けていくのだろうと思いますが、これらを含めた中で、コスト削減という観点から、今のお答えの中では、方向性が少し示されていないのかなと。ということはどういうふうに考えておられるのかと。まずそれからお聞きします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
ご質問のアルコ236、そして物産センターの指定管理につきましては、今の段階では、私どもも引き続き忠類の振興公社にお願いしていきたいというふうに思っておりますけれども、ご案内のとおり、物産センターも新しくなりました。さらにまた、アルコ236をはじめ、物産センターについても私どもの町にとっては大変貴重な観光資源でもあり、大事な施設でもあろうというふうに思います。引き続き、振興公社の企業努力も頂きながら、我々としては意向も十分受け止めていただく中で協議を進め、あるいは来年で期間が切れるわけでありますので、議決等の所定の事務手続をこれから進めてまいりたいというふうに思っております。
質問 21番 永井繁樹
今のお答えの中で、一つ安心したのは、引き続きということで、今の状況を継続できる旨のお話です。私も、合併をしてから制度が導入されております。今までの在り方については、多々問題点もあるでしょうし改良点もあると思います。しかし、制度導入ということになれば、当然最低でも1年程度、どのような形で運営されるのかを見ながら、その施設の事業評価をきちっとしていくということでなければ、合併をした後の新しい町における新しい制度導入の新しい施設ということの観点からすれば、今町長言われるように、そういう形に、公募という形にはせず、引き続き継続できるような方法をとっていただくことが、私は一番いいと思います。ただ、これは当然それを受ける側の企業努力というものがなければならないと思いますので、今までの在り方がどうであったかは、ここでは詳しく私も話す状況にはございませんけれども、かなりのコスト削減をした中での利益を出す施設ということになりますから、ある意味では。当然、今後に向けて、行政側のやはりある程度の指導といいますか、協力といいますか、そういう中で育てた過程の後に、評価をきちっとして、それが公募に移っていくのであれば、私はいいのかなと思います。是非、その辺は、今後、選定を受けるときの提出書類の問題もいろいろありますから、会社側としてはそれ相応の中身をきちっと精査して出していかなければいけない。それが幕別町の側にきちっと理解をされて納得される方向でなければ、私は業者の評価というのは上がっていかないと思いますので、これから新年度に向かって、そういう指定管理という本格的な道を歩む会社に対して、強くここで要望しておきたいと思います。それと、最後の道の駅にかかわっての厨房設備の規模、運営についてですが、これは今申し上げたアルコ、物産センターと当然兼ね合いがございますが、これは議会、3月、それから、工事では6月に議会では認められておりますので、私はもちろん賛成をする立場からお聞きするのですけれども、このアイスクリーム製造室、それからミニベーカリーとかという施設を当然つくるわけですけれども、この答弁の中では、生産能力はもちろんわかるのですね。問題は、生産したものをどうやって運営につなげていくかということですから、当然、商行為も出てくるでしょうし、経費的なものもかなり重要な状態になっていくと思うのですけれども、これらについて、現況の中で、当然これはやる側が考えるのですけれども、受ける側は考えますよね。管理者として指定される方がもちろん考えるのですけれども、現在までのやり方があったと思いますが、それがあって、かつそこにミニベーカリーという厨房が足ささるわけですけれども、これはもちろん資本が伴うものですが、これらについて、アイスクリームの方は継続の意向ですからいいですが、ミニベーカリーについては、どれぐらいの資本投資がここでされるのか。そこをまずお聞きをしたいと。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
アイスクリーム、あるいは初めて実施するミニベーカリーについてであります。今、お話がありましたとおり、アイスクリームの販売については、今までの実績もありますからある程度の予測というものは当然たつのだろうと思いますけども、恐らくパンの方は実際どのぐらいが出るのかということは、なかなか今の段階では難しい面もあるのだろうというふうに思いますけれども、しかし、そうかといって全く試算しないで示すということにはなりませんので、町の試算もこれからやって、恐らく受ける方との協議もしながら、今の予定ではきっと1月の中過ぎぐらいに、いわゆる町が示したものを公社の方がどのような売り方をするか。そこで、いわゆる指定管理者に向けての協議が進められていくのだろうと思いますけども、ここで大変厳しい見方、あるいは期待を込めて、これでどうでするのでないか。いろいろな考え方はあるのだろうと思いますけども、これからこれらについては、十分地域の意向や担当の方で、内部の意見を集約した中で、公社との方との協議を進めていきたいというふうに思っております。
質問 21番 永井繁樹
併せまして、このミニベーカリーの厨房につきましては、受ける側の考え方もあるでしょうけど、現況としては、受ける側で直接携われるのか。それとも、どこかの業者に委託するのかという問題も当然発生してくるのですが、現況ではどういう状況にあるのでしょうか。
答弁 経済課長 飯田晴義
ミニベーカリーの運営ということになりますけれども、そこで、他の道の駅においても、2、3、道の駅を受けた指定管理者が運営をしているという実態がございます。私ども、今のところは、地域振興公社がその運営をしていただくというようなことを前提に協議を進めているところでございます。
質問 21番 永井繁樹
それでは、先ほどの質問と今の質問と抱き合わせになりますが、アルコ236、そして忠類物産センター、それが道の駅とダブるところがございますが、基本的にこのおおまかに言えば二つから三つの施設機能があって、それが、指定管理が1社ということで、スタッフが同一ということになりますね。そうした方法をとる場合、そこに専門的な能力がどこまで培っていけるのかというところは私ちょっと心配をしているのです。本来であれば、これを別々にきちっとやる方が効率もいいですし、専門的に営利を追求するものはしていけるだろうと。採算ベースも合っていくのだろうとは思うのですが、行政側として、これもスタートしている制度ですから、この中でそういった一つにまとめて運営することのメリット、デメリットもございます。だから、それをどういうふうに今後考えられておられるのか、現状の中でお答えられる範囲でお願いをしたい。
答弁 経済課長 飯田晴義
アルコ236と物産センターにつきましては、それぞれ地域振興公社の中で担当というものを設けております。これは、フロントでありますとか、レストラン部門、あるいは物産センター部門、あるいは厨房部門といった担当職員が、専任の職員がおります。これらの職員、専門でありますけれども、お互いの部門をカバーし合うというような形も現実にとられております。物産センターにつきましては、今までは170メートルほど離れておりましたけども、今度は50~60メートルというようなこともありますので、その辺、人の使いまわしといいますか、カバーの仕方がよりスムーズになっていくだろうというふうに思っておりますので、そういう点ではより経費の削減といいますか、人件費の効率的な使用と、支出というようなことについてもつながっていくのかなというふうに思っております。
質問 21番 永井繁樹
是非、これらについてはどのやり方が一番いいのかは、十分今後検討していただきたいと思います。最後になりますが、先ほど、町長も述べられました。この施設については、「地域等の活力を積極的に活用した管理を行うことにより、事務効果が相当期待できると思慮するときに」という形で延べられております。公募をしないということは、決して甘えではなくて、やはりかなり厳しい状況の中で、これを新たな1年として、次年度きちっとやっていただくということを強くここに期待を申し上げて、質問を終わります。