幕別町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月20日
道道幕別帯広芽室線沿線(清柳大橋から依田地区)の開発について
2006年6月20日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「道道幕別帯広芽室線沿線(清柳大橋から依田地区)の開発について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。
- 質問者
- 芳滝仁 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 芳滝仁
通告に従いまして、道道幕別帯広芽室線沿線(清柳大橋から依田地区)の開発について質問をさせていただきます。清柳大橋建設計画時からの懸案の課題でありました道道幕別帯広芽室線沿線の開発につきまして、町はその土地利用について検討を重ね、平成 15 年の幕別町都市計画マスタープランの中に流通業務地とし、交通利便性向上等によって土地利用の需要増加が予想されるため、社会経済情勢等を勘案しながら、市街化区域への編入も視野に入れ、適切な土地利用を誘導する必要があると明記しました。昨年 12 月の議会定例会中の議員協議会において、大型店舗等を含めた開発計画が提出されれば議会に相談するとの説明が理事者よりあり、いよいよこの地域の開発が具体化するのかと期待をしていましたし、町民からも賛否の声が寄せられています。国や道の情勢を考えるとき、町は関係機関や商工会、町民との話合いを急ぐ必要があります。依田地区住民による開発期成会が要望している宅地開発計画を含め、この地域の多角的な開発は今後の幕別町の発展のために必要不可欠であります。町はこの地域の開発について、緊急課題として取り組む必要があると思いますが、お伺いいたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
芳滝議員のご質問にお答えいたします。道道幕別帯広芽室線、いわゆる札内新道沿いの依田地区の開発についてであります。お話がありましたように、「幕別町都市計画マスタープラン」におきましては沿道商業系、又は流通業務系としての土地利用を図るべく位置付けをいたしているところであります。このようなことから、このたびの開発計画につきましては、基本的にはマスタープランとの整合性が図られているものというふうに考えております。昨日の中橋議員のご質問のときにもお話しいたしましたように、現在、事業者においては大規模開発行為による手法のほか、市街化区域編入による手法も含め、現在検討がされている状況であります。したがいまして、今後、事業計画書が示され、関係機関との協議が進み、計画が具体化された時点で関係の方々にもご説明をし、また、ご意見を伺う機会を得たいというふうに思っているところであります。なお、依田地区総合開発促進期成会から要望もあります、リバーサイド幕別に隣接する西側の開発につきましても、「都市計画マスタープラン」では、一連の区域として位置付けをいたしておりますことから、先ほど申し上げたように、これに沿った開発計画であれば、地形等も勘案しながらその用途について、今後検討しなければならないものというふうに考えているところであります。開発に向けましては、この区域一体が市街化調整区域で各農業振興地域でもありますことから、法に基づく手続や手項が必要になるため、今後関係する地権者の方々とも協議させていただき、具体的な開発計画が示される段階において、開発に向けての十分な検討をしてまいりたいというふうに考えているところであります。以上で、芳滝議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 2番 芳滝仁
いわゆる清柳大橋からの開発と依田地区、いわゆるリバーサイドの方からの開発で、今、具体的な二つの話が地権者の方から挙がっておるように確認をしております。大変具体的な話があるときに、この沿線の開発を進めるべきだというふうな思いであります。このことにつきましては、もう先ほど述べましたように、清柳大橋が建設、その計画時からの懸案事頄でありまして、この議会におきましても平成 11 年に千葉議員がその開発について質問をされていらっしゃいます。また、平成 13 年3月、まさに清柳大橋が開通しようとするときに、前の浦田議員が同じ趣旨の質問をされていらっしゃいます。そして、総合計画、都市計画マスタープランというふうな形で、一貫してその開発の必要性が明記されているところであります。その総合的にまとめてみますと、その中にありますのは、一つは雇用の拡大であります。もう一つは町の活性化、これは税の増収であったり、人口の増加であったり、そういうことを目指していこうということであります。また、町内への購買力の流出を止める。帯広に向かっての通勤、買物の道ではなくて、幕別町が開発をし、そのところで購買力を高めていくために開発をしていくのだというふうな形で示されているところであります。今、民間の方で自分たちがその開発をするのだと。町と協力をし合ってというふうな形で声が挙がっております。町長がよくおっしゃっていらっしゃいます。民間の活力を利用して、やはりパートナーシップだと。まさに今、そういう最大のチャンスが到来をしているというふうに私は認識するところでありますが、そういう認識はおありなのかどうか、ひとつご質問をしたいと思います。次に、地権者等のリサーチを行いましたときに、昨日、具体的に大規模店舗の名前が出ましたので申し上げますが、イオンとその地権者に、いわゆるリサーチがあったのが平成 14 年だったそうであります。そして 15 年に地権者による開発委員会が設立され、そして3年間にわたって協議を進められてきた。この3年間あきらめずに努力をしてこられた町の職員やそして地権者等に私は敬意を表するわけでありますけれども、再三にその計画変更があって、なかなか具体的に計画書が挙がらないというふうなことが今の現状であろうかと、先ほどの御答弁で推測をするところであります。今、この、昨日も町長のお話がありましたが、当初は 27 ヘクタールなのが 50 ヘクタールになったと。非常にこのことについては、ここの協議をしておるというふうなことだそうでありますが、いわゆる国でまちづくり三法の見直しがなされ、そして道では今、コンパクトなまちづくりを目指しているということで、大規模集客施設の立地の関するガイドラインというのが出されようとしているわけであります。これにつきましても、昨日、中橋議員の議論がありましたけれども、その中に、中心地市街は買物などの日常生活の場であると同時に、地域の歴史や伝統、コミュニティなどの中心的役割を担うなど、住民生活に重要な役割を果たしてきており、また、本確定な人口減尐や尐子高齢化時代に対応したまちづくりを進めるためには、中心市街地の果たす役割はさらに重要になると考えられますというふうな理由がつけられているわけでありますが。十勝のことを考えますときに、中心市街もそれも必要でありますけれども、郊外型、そしてそのところでだんだんと町が広がって住宅が張り付いていったというふうな形もあるわけでありまして、一概にその方向性がこの地区に合うのかどうか。私は疑問を持っているところであります。今、世情を見ますときに、地方の市町村はそれこそ過疎化、高齢化、そして財政難にあえいでおります。ほうっておいてもコンパクトになっていくわけであります。それに輪をかけてコンパクトにしていこうという形は、これは私にとっては理解ができない形であります。しかし、このままでありますと非常にこの事業を推進していくそのことについて大きなハードルがかかるわけであります。このままでありますと、出店協力したい企業や関係の方々が意欲をなくすでありましょうし、町や関係者のこれまでの努力が水の泡としていくでありましょうし、また、将来の幕別町に向かっての大きな損失になるのではないかと、こう考えるところであります。私は、町も本腰を入れ、この開発計画について急ぐ必要があるのだと思うのでありますが、そういう認識がおありなのか、お伺いをしたいと思います。もう1点、依田地区の期成会から出されておりますところの開発計画でありますが、答弁書には地形等を勘案しながらその用途について、今後、検討しなければならないと考えているところでありますと、こう御答弁いただきました。工業団地を挟んで市街化は無理だろうと、こう言われておりました。なかなかしかし、工業団地のその拡大というのは難しいというふうな現状の中で、非常にこの地域の方々が苦慮していらっしゃったところであります。期成会ができましたのは昭和 63 年でありまして、平成2年に約半分弱、110 町歩の約半分弱が買上げになって、あとは開発予定地ということで残っておるわけであります。文京町の新しい団地ができまして、そのところからいわゆる宅地としてつなぐことができないのかというふうなことが、この地形等を勘案しながらというふうなところに、実は含まさっておるのかどうか。その辺のところをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
長い質問だったので最初の方ちょっと忘れてしまいましたけど。お話がありましたように、開発に当たっては、民間活力を導入しながら計画を進めていく。このことは変わることではありませんし、先ほど、御答弁申し上げましたように、あの札内新道沿いは商業系と流通系の開発計画をもった、土地利用をもった地であることだけは、これは先ほども言いましたように、間違いないわけであります。ただ、昨日のご質問にもお答えしましたように、大変社会経済情勢、時代が大きく変化していく中で、なかなか開発が難しいのも現実だということを私は申し上げたことでありまして、そのパートナー的な開発手法を講じていくことを否とするものではもちろんありませんけれども、ただ、50 ヘクタールあるから 25 ヘクタールは自分たちがやるから残りは町が開発してくれというような、そういうようなことには現実にはならないわけでありますから、あくまでも私どもは先ほど来申しておりますように、民間の方々が、期成会がどういうような開発計画をもって、この地を開発しようと、あるいは、市街化区域編入に向けての計画書を出されたときに協議をさせていただくというのが、私どもの今のスタンスであることは間違いない、変わるものではないわけであります。さらに、イオンにかかわって地権者の方が一生懸命期成会をつくり、そして計画書をつくりながら御苦労をされている。そのことも現実で私どもも大変御苦労かけているなというふうには思っております。それも、これからの問題ではありましょうけども、どういう計画が出てくるか。それによって町としての対応を決めていきたいというふうに思っております。それから、依田地区の期成会、お話にありましたようにリバーサイドから西側、そして、今お話がありました文京町の農協ですか、開発されましたあれからの続き、ご存じのように地形的な問題もあります。入れるとすれば、これらも含めて市街化区域編入を含めながら、あるいは、利用計画を含めながら、これから検討をさせていただきたいということであります。
質問 2番 芳滝仁
同じ御答弁なのでありますが、私はそのいわゆる熱意と申しますか、そういうことをお尋ね申し上げているわけでありますが、事業計画が挙がってくる。それから検討するとおっしゃるわけでありますが、優秀なスタッフが町にはいらっしゃって、その開発についていろいろ御指導していけるのではないかと。例えば、昨日お話もありましたが、ガイドラインの中で、すぐ撤退したらどうなるのか。そういうことも恐らくガイドラインの中にはそういう網がかけられてありますでしょうし、また、そのいわゆる町に対する貢献であるだとか、その地区の経済状況に関する考え方だとかということも恐らく入っているのでありますでしょう。私は、この町長のいわゆるリーダーシップ、合併をされまして素晴らしいリーダーシップを発揮された。この2期8年の締めくくりとしまして、ひとつリーダーシップを発揮して、明日の幕別町を考える会というふうなところから、2,500 を超える賛同署名が集められて、未だそれが増え続けておるという話を聞かせていただいております。町外を含め、今月中には 5,000 の賛同署名が集まるだろうというふうに伺っております。どうぞひとつ、事業者を適切に指導して、熱意をもってこの開発について取り組むべきだと、こう申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。