幕別町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月20日
学童保育について
2006年6月20日、幕別町議会の一般質問で、中野敏勝議員が「学童保育について」質問し、教育長 高橋平明が答弁しました。
- 質問者
- 中野敏勝 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋平明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 中野敏勝
通告に基づきまして、2点についてお伺いいたします。まず、最初に学童保育について。子供の犠牲が、後を絶たない社会、学童保育の役割は、最も重要なものとなっています。各小学校亓校に設けられていますが、特に札内地域にある三つの施設、どの施設も大勢の学童で賑わっています。共働き家庭が増えていることから、利用者が増加しています。中でも、札内单小学校のつくし学童保育所は、札内单コミセンの中にあって、利用児童が特に多い。外で遊んでいる子、室内で遊ぶ子、夏場に向かってプールに行く子供たち、担当の指導員「保育士」も目が届かない状態の時もあると思う。対応が必要と考え、次のことをお伺いします。1、札内3施設の定員数、受入れ児童数は何名いるのか。2、指導員「保育士」の増員の考えはないのか。3、時間延長と学年延長のお考えは。次に、国旗、国歌について。地域の小学校、中学校に、3月の卒業式、4月の入学式に参加する機会を得て、参加をさせていただいています。中学校では国旗が中央に掲揚され、国歌は生徒全員と父兄の方もほとんど全員で斉唱をされていますが、小学校卒業式、入学式いずれも国旗が見当たらず、国歌は歌入りテープで来賓と教職員の一部で斉唱されています。以前このことを同僚議員が質問したときに、前教育長は義務教育の中で、国旗掲揚、国歌斉唱ともに 100%実施されている。さらに、小中学校においては、国旗・国歌の意義を理解させる、尊敬する態度を育てるために、社会科の中で教育指導を行っているとのこと。また、小学校では音楽の時間に国歌「君が代」をいずれの学年にも指導することとされ、適切に指導されていると答弁されています。適切に指導されていても式の場で活用されていないのはなぜか、子供の人権を尊重することは大切であるが、小学校の時にこそ実践させるのが当然と思う。国でも教育基本法の改正の論議がなされているとき、教育長はどのように認識をされ、今後どのように進めようと考えているのかを伺います。
答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)
中野議員のご質問にお答えいたします。初めに、札内の3カ所の学童保育所の定員と在籍児童数をお答えいたします。定員は3施設ともそれぞれ 40 人であります。6月1日現在の在籍児童数は、あすなろ学童(白人小)55 名、つくし学童(单小)66 名、やまびこ学童(北小)45 名となっております。2点目の指導員の増員についてであります。通常は指導員が1名、補助指導員が2名の体制をとっており、在籍児童数が 50 名以上となった場合に補助指導員を1名増員。また、障害を持った児童の入所に際しては、その人数や障害の度合いを勘案し、増員を行っております。現在、つくし学童が在籍児童数 50 名以上ですので1名増員、あすなろ学童では障害児対応として1名、それぞれ増員配置しております。今後も在籍児童数、障害児受入れの状況に応じ、現在と同様の考え方で補助指導員を配置して対応してまいります。3点目の保育時間の延長、学年の枠を広げることについてでありますが、延長保育は、平成 15 年8月から実施しております。通常は「下校時から午後5時までとし、学校が休みの場合は、午前8時 30分から午後5時まで」でありますが、「保護者の勤務時間が午後5時を過ぎる日で、(児童の安全確保上から)保護者の迎えが可能である場合」に、午後6時まで時間を延長しております。社会が 24 時間 365 日働き続け、保護者不在の時間帯が広がっていることは認識しておりますが、学童保育は「放課後対策の一環」として実施しており、保護者それぞれの事情にすべてお応えするには限界があります。現在のところ、保育時間をさらに延長する考えは持っておりません。次に、学年の枠を広げることについてでありますが、先ほど申し上げましたように、学童保育所は家庭で保護者の保護が受けられない小学校3学年以下のお子さんを、放課後、帰宅可能な時間までの間、お預かりする目的で開設しております。言い換えますと、「何年生からなら(一人で、あるいは兄弟で)保護者が帰宅するまで、お留守番ができるか」という見方もできると思います。現状どおり「3年生まで」の児童をお預かりすることで今後も進めたいと考えております。次に、国旗・国歌についてでありますが、将来、児童生徒が国際社会において尊敬され、信頼される日本人として成長するためには、自国の国旗・国歌を大切にする態度を身に付けることが必要であり、そのため学習指導要領に基づき、各学校において指導を行っているところであります。国旗の掲揚につきましては各学校ともステージの下などに三脚により掲揚しておりますし、国歌の斉唱も式典の位置付けとして実施されていると理解しております。ただ、式に参加している保護者や来賓を含めた全ての方が国歌を斉唱しているとは思っておりません。また、一部の学校において児童生徒が斉唱していなかった事実も承知しております。国旗・国歌につきましてはいろいろな考え方があることは承知していますが、教育委員会として、学習指導要領に基づく指導を進めることに変わりありません。今後においても卒業式、入学式にふさわしい内容の充実を図っていくことが重要であると認識していますので、これまで同様、校長会等を通して指導・助言してまいりたいと考えております。以上で、中野議員の質問に対する答弁といたします。
質問 11番 中野敏勝
昨日も永五議員が1点目の部分で質問しておりましたけれども、昨日、教育長が答弁されていたのは、受入れは非常に多いのだけれども、実際に来ている学童が尐ないというような話をされておりましたけれども、実際に現場というか、学童保育所に行ってみると非常に多いわけですね。特に单保育所、つくし学童ですけれども。かなり窮屈になっているのが感じられます。スクールバス等が来るのを待っている児童もいて、靴箱の数さえも足りないというような状況にあります。これからもまだ増える可能性はあるわけです。文京町にできているこの住宅に来られている児童、こういうところも増えてくるのでないかというふうに思うわけです。現場を見て、もう尐し丁寧に対応する必要があるのではないかというような気がいたします。この点についてもお伺いいたします。また、補助指導員、こういうのが 40 名で合計3名というような形になっておりますけれども、人数が多くても、現実現場に行ってみるとこの数しかいないわけです。これから夏に向かってプール等に行く。それからプールに行けない子もいる。あるいは外で遊ぶ子もいる。外で遊べない子もいるというようなことになれば、4人や5人で目が届かない部分というのはかなり出てくると思うのです。特に单コミセンの場合は、室内から外で遊んでいる子供たちの様子を見られないような状態になっているのですね。ですから、両方見るというのもなかなか難しいと思うのです。そういうところにもっと気配りをしてやっていかなければならないのでないかと。プールに行っても自分で着替えができないというような子もいるそうなのです。そういう子を、男の子も女の子も同じく一人で面倒を見るというようなことは難しいと思います。さらに、ほかの生徒もどんどんプールに入ってきている関係で、印をつけて、そしてプールに入れるのですけれども、時間を決めてプールからあげて、人数を数えてまたプールで遊ばすというようなことを一人の人がやっているというようなことも伺っております。こういうようなことでは、何か事故のあったときには大変なことになると思います。こういうことも考えて、もう尐し丁寧に対処する必要があるのではないかというふうに思います。さらに時間の延長ですけれども、ほとんどの迎えに来る方というか、早い時間に来る方もおりますけれども、仕事が6時に終わって、6時に迎えに来るというのは非常に難しいわけです。ですから、実際に残って、10 分なり 15 分なり残って、そして帰るのを待っているという状態にあります。そのために、多尐なりとも時間の延長、こういうものも必要でないかというふうに考えます。また、今、3年生までという限度で行っているところですけれども、学年を延ばせばきりがないというようなこともあるかもしれませんけれども、この学年を延ばす部分についても、今、家庭において兄弟とかが非常に尐ないわけです。一人でいるというそういう子供たちも結構いるわけです。そういう中にあって、この4年生でもスポーツ尐年団や、それから塾に通えない子、その子供たちがやむなく一人で家に帰るわけです。子供も不安であろうし、また、親御さんについても非常に仕事をしながら、心配をしながら育てていると思います。この辺のフォローも何らかの形でできればというふうに思うのです。地域からの要望もこういうのがあるわけですから、この辺も考えていただきたいというふうに思います。さらに、国旗・国歌についてですけれども、中学校はそれなりに行われておりますけれども、小学校の場合、我々地域といっても1校しか行くことができないのですけど、その1校の部分ですけれども、国歌を歌うときに全員着席させるのですね。そうした場合、歌おうと思っても歌えないというか、そういうのがあるわけです。国旗についてもどこに掲揚されているのか、目立たないというか、目につかないわけなのです。そういうようなことのないように、しっかり中央に位置した部分に掲揚する。あるいは、国歌は全員でできるような形にもっていくことが自然ではないかというふうに思います。様々な考え方や意見がありますけれども、よく言われる三つ子の魂百までもというこの言い伝えがあるわけですけれども、家庭教育、しつけ等は当然この家庭の中で親がしっかり教えるべきだと思いますけれども、この教えられない部分が増えているのではないかというふうに思います。その中において、一番やっぱり大切なのは、小学校の時期に教えるべきをしっかり教えていかないとおかしなことになると。叱ること、褒めること、励ますことのけじめをしっかりしていないから、そういう子供たちが大人になって、自己中心的な考えをもっている人が多い社会となっているというふうに指摘している人もいるわけです。国歌斉唱にしても歌わない生徒がいれば、繰り返し教えると、指導する。立たない生徒がいれば立たせて歌わせるのが教育上やらなければならないものだと思います。基本的人権の侵害にもそういう部分では当たらないと。許される範囲の強制というふうにも言われております。しかし、余り強制することなく、穏やかに自然の形で進められるのが必要だと思います。この点も再度お伺いいたします。
答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)
まず1点目のつくし学童に関してでありますけれども、まずつくし学童、先ほど、在籍が 66 名と申し上げましたけども、実質通っている平均を現在までで平均いたしますと約 50名が1日平均の人数となります。先ほども申し上げましたとおり、定員が 40 名のところ、では何人まで入れるのだという、こういう具体的な基準というのはございません。昨日の永五議員も畳1畳分は最低必要だということがありましたけれども、ちなみに、このつくし学童は、現在の 66 名の在籍で大体 1.8 畳分という計算上は成り立ちます。ただ、その実際に施設としては確かに 66 名全員がいたら狭いというような感じもしないことはないと思っています。ただ、施設の構造上、これが例えば 70 人、80 人になったら収容しきれるかという問題も出てくるかなとは実際思っております。それから、プールに通うのに指導員が一人付いて行っているのでは足りないということでございますけれども、現状といたしましては毎日プールに行くわけでもないという事情もございます。それから、場合によっては代替の補助指導員というのも用意してございまして、それぞれの行事、事業予定に合わせて時間卖位でその代替の指導員を派遣することも可能だというふうに考えておりますので、その辺はその学童保育所とご相談をさせていただきたいというふうに思っております。時間延長につきましては、先ほども申しましたとおり、では何時まで引き受ければいいのだと。これは学童保育所の性格上、放課後の一般的な帰宅時間、最大限6時というのが、これは子供が家に帰る時間というのをまず基準としております。ですから、夕方にはお子さんは家に帰したい。ただ、保護者の方が実際に家におられないという状態もありますでしょうけれども、預かっているのがもう既に小学校に入学しているお子さんたちであります。なるべくならお留守番もできるような、そんなような指導もしていきたいというふうにも一緒に思っているところもあります。なお、この学年延長と時間延長については、学年延長というのは先ほど申しましたとおり、施設の狭あいの関係ですとか、それから尐年団の活動いろんな場面で、4年生以下はだんだん参加が尐なくなってくるのは実態としてありますし、それほど希望が多いとは思っておりません。ただ、次世代のアンケートの中では、約半数の方が学年延長も希望しているというのは承知しておりますので。これらのことについても、学童保育所の形態のままではちょっと無理があるのではないかなというふうに考えております。現在、国では放課後の児童対策として地域で守っていこうという考え方で今年度から生活塾という形で、これはファミリーサポートセンターですとか、シルバー人材センター、あるいは子育てが終わったベテランの主婦、あるいは退職者、そういった方々が子供たちを見守っていくための組織づくりができないかということで試験的に始めたというふうに聞いております。こういったものを、生活塾みたいなものが私どもの町の中でも何とか活用できないものか研究をしていきたいというふうに、今、思っているところでもあります。それから、国旗・国歌につきましては、確かに一部の学校で子供たちが着席したままという実態も承知しております。議員のおっしゃるとおり、国歌斉唱の際には立って斉唱するというのが望ましい形であるというふうに私も認識をしております。卒業式、入学式という式典の流れの中で、やはりその式典にふさわしい態度、これを学校教育として教えていく必要があろうかというふうに思っております。国旗につきましては、各学校、式典の中でステージを使ったり、あるいは演壇形式にしたりそれぞれの形で式典として進めております。ですから、国旗については恐らく演壇上の近くに三脚で掲揚することが多い学校があります。ステージ上に国旗を掲揚するところもありますけれども、それぞれ学校によって違いますが、なるべく演壇上ですから目につきやすいところにはあるというふうに私は理解しております。
質問 11番 中野敏勝
最後の一つだけ。それぞれ学童保育というのはコミセンに設置してあるのですけども、コミセンの体育施設があるわけですけれども、利用が非常に多いために、学童では全く使っていないというような状況なのですけれども、指導員さんらの話を聞きますと、1週間に一度でもいいから空けていただきたいのだというような要望があるのです。何に使われているかというと、毎日ダンスをされているとか、ミニバレーをされているとか、あるいは、卓球をされているとか、使われているのですけども、ダンスにしても2人か3人で自由に使っていると、これが毎日使われていると。それから今後、ミニバレーにしても卓球にしても、1コートというか、一つしか使われていないので好けども、片一方は使えるのですけども、そこの中で遊ばすこともちょっとできない。ですから、大人の利用を週に1回でも控えて、そして子供たちに今日は広い体育館で遊べるというようなことで使わすことができないものかということなのです。この点、1点だけお伺いして終わりたいと思います。
答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)
確かに学童保育所はコミュニティセンターと併設をされております。位置づけ的にはコミセンの利用はコミセンの使用目的の場合で位置づけされておりまして、その地域の方がそのコミュニティ活動のためにコミセンを利用されるのは、これは大いに結構なことであります。その中で、学童保育所がというのはなかなか難しいのかなというふうには思っています。ただ、実態として地域の方のご理解を得て、地域の子供たちですから、ご理解があればそういう議員が御指摘のような1日空けていただくというのも可能ではないかなと考えますけれども、私どもの方から積極的に学童保育所のために空けてくれとはなかなか申し上げにくいという実態にはあるというふうに思っております。