みんなの議会

幕別町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月16日

平成18年度使用教科書採択について

2005年6月16日、幕別町議会の一般質問で、永井繁樹議員が「平成18年度使用教科書採択について」質問し、教育長 沢田治夫が答弁しました。

質問者
永井繁樹 議員
答弁者
教育長 沢田治夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 永井繁樹

通告に従いまして、平成18年度使用教科書採択について質問をいたします。グローバル化された21世紀において、日本の子どもたちは、地球上に混在するさまざまな国籍や人種、民族、宗教、文化、そして歴史認識などの多様性を認め合い、世界の国の人々と親しみを持っていくことが必要であり、その基本は、確かな歴史観を身につけ、自国の伝統・文化に誇りを持つことだと私は考えます。子どもたちが将来自分の国を支える社会人になるために必要なのは、子どもたちに社会の基本的な仕組みやルールを教えることです。子どもたちは将来日本を担っていく存在です。子どもたちがこの日本という国を「自分の国」として支えて行く自覚を育むことが、教育の目的ではないでしょうか。今、日本の教育現場は学カ低下や学級崩壊に悩んでいます。アメリカでは、1960年代後半、「教育の自由化」を試み、その結果、学力低下、麻薬の使用、校内暴力の蔓延、十代の妊娠激増などが問題となり、学校の規律は完全に崩壊したが、1980年代初頭から伝統教育の復活による教育改革で学校を立て直しています。また、イギリスでは、第2次世界大戦後「歴史教育」と「子ども中心主義教育」の推進が原因で、学力低下、授業中の立ち歩き、校内暴力などが問題となったが、1988年からは、歴史教育の内容改善や全国共通試験の実施、宗教教育の充実による教育改革で、学力は飛躍的に向上し、少年犯罪が半減する成果を上げています。今、日本の子どもたちが荒れている原因はどこにあるのでしょうか。その解決策として、アメリカやイギリスの教育改革はひとつの道を示しているのではないでしょうか。そこで、平成18年度から使用される中学校の教科書採択についてお伺いをいたします。言うまでもなく教科書は全ての生徒が共通に使用する教材であり、学習指導要領に示された内容を確実に定着させるものとして、学校教育においては大変重要な役割を果たしているものと認識しています。したがって、教科書の採択に当たっては、生徒にとってより良い教科書を提供する観点から、各採択権者の責任のもとで、教科書の内容について十分綿密な調査研究によって、公正かつ適正に行われるべきであると考え、次の点について教育長の所見をお伺いいたします。①採択事務の進捗状況と今後の見通し及び仕組みについて。②教科書の展示場所及び展示時期について。③地域、保護者及び教職員の意見などはどのようにして聞くのか。また、出された意見の反映方法は。④協議会及び選定委員、並びに採択理由など採択に関する文書資料を公表すべきと思うがその考えは。⑤公表するとしたらどのような方法で行うのか。⑥教育長は、どのような視点で教科書採択の協議会に臨む考えなのか。⑦選定委員会は、どのように進められるのか。⑧教科書採択は、「公平に行われるのか」という声も聞こえるが、どうお考えか。⑨「問題がある」と指摘されている歴史教科書に対する教育長の所見は。⑩社会科の教科書採択にあたり、どのような教科書がふさわしいか、教育長のお考えは。⑪選定委員の公募について協議会では検討されたのか。最後に、教科書採択の公正確保についてお伺いしたします。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

永井議員のご質問にお答えをさせていただきます。前段の「日本の子どもたちが荒れている原因はどこにあるのか。諸外国の教育改革は一つの道を示しているのではないか」このことについてでありますけども、ご承知のように、いま日本でも明治、昭和に続く「第3の教育改革」が進められているわけでありますけども、この中でも「学校、家庭、地域の連携」がうたわれ、子どもたちをいかに育むかについてさまざまな施策が行われております。その一方で、犯罪の低年齢化は年々進む今日、これをどうするかについてはさまざまなご意見があることと思いますが、私は、こうした病める子どもを憂う前に、あるいは犯罪を犯す子どもに眉をしかめる前に、さらには学級崩壊に脅える前に、我々大人が自分たちの「幸せな方程式」を見つけ出す必要があると考えております。地域コミュニティの崩壊、閉塞感に覆われたこの世の中で、勉強して良い大学や企業に入っても、会杜が潰れてしまうかもしれない。何よりも就職できるかどうかも分からない。テレビからは、暗いニュースばかり流れるし、もう消費すら快楽ではないといった時代にあって、我々大人が自信を持って生きることこそ「脱力主義の時代」に育った子どもたちの幸せをつくり出すことにつながるものではないかと考えているところであります。そこで、教科書採択にかかわっての質問事項に対しまして、以下順を追ってお答えをしたいと思います。はじめに、採択事務の進捗状況と見通し及び仕組みについて申し上げます。市町村立の小中学校で使用される教科書の採択権限は市町村教育委員会にありますが、無償措置法により、採択にあたっては「市若しくは郡の区域またはこれらの区域を合わせた地域」を採択地区として設定し、地区内の市町村が共同して種目ごとに同一の教科書を採択することになっております。その理由としては、その地域内で同一の教科書を使用することが適当と考えられる地域を都道府県教育委員会が自然的、あるいは経済的、文化的条件を考慮して決定をされているところであります。ちなみに、採択地区は現在全国で561地区あり、十勝は19町村で構成する第12地区共同採択地区と帯広市が単独で、21採択地区に分かれているところであります。また、現状と見通しにつきましては、5月31日に第1回、6月10日に第2回協議会を開催し、6月下旬から選定委員会、7月下旬から8月上旬にかけて協議会を開催し、教科別教科用図書1種を決定し、8月中旬には各町村教育委員会で採択される予定となっております。次に、法定展示場所及び時期につきましては、広報6月号に掲載させていただきましたけども、町民会館、百年記念ホール、糠内コミセンの3カ所で、6月10日から25日までの期間行われます。3点目の、地域、保護者及び教職員等の意見をどのようにして反映させるのかについてでありますけども、開かれた教科書採択の一つとして、多くの意見を聞くため、教科書展示会場に意見箱を設置し、それらの意見は協議会の場で反映されることとなります。4点目の、協議会及び委員、議事録等を公表すべきでは、そして5点目の公表の方法についてでありますが、協議会の委員名、選定委員名及び議事録等採択にかかわる資料につきましては、協議会規約及び公表取扱要項に基づきながら公表をしていく予定となっております。ただし、採択の公正確保の観点から、採択終了後の公表となります。6点目の、教育長はどのような視点で教科書採択協議会に臨むのか。このことについてでありますけども、私は、幕別町教育委員会の代表として、各教育委員の意見、あるいは意見箱に寄せられた多くの意見等を参考にするとともに、次のような視点で教科書見本本を読ませていただき協議会に臨む考えであります。一つには、教育基本法第1条にうたわれている「人格の形成を促す」このことを記載されたもの。二つ目には、学習指導要領に基づき、子どもたちが自ら意欲的に学ぶことができるといった、いわば主体的、探求的な学びができるよう、そんなような教材が配置されているかどうかについて。3点目は、小学校から中学校3年生まで、それぞれの発達段階に応じた中で、共通の用語、共通の内容で貫かれているかどうかも大事な視点だと考えております。また、地域性についての記述量、そして、最も大事なことは、子どもたちにとって「教科書が見やすく、調べやすい作りとなっているかどうか」の点にあると思いますし、併せて、調査選定委員が四つの観点「取扱内容、内容の程度・配列・分量等、使用上の配慮、その他全体的な特長」こういったものに基づきながら調査した報告書も参考にしながら、教科書を選定すべきとの考えのもと協議会に臨む考えであります。7点目の選定委員会はどのように進められるのかについてでありますけども、選定委員会は10の小委員会に分かれ、6月下旬から7月下旬までの間に3~4回程度選定委員会を開催するとともに、それ以外の日は選定委員個々が自主的に研究する期間とし、7月末には各委員長より採択地区協議会に対し審議経過や各教科についての選定理由、少数意見等をまとめたものが報告されます。なお、平成13年度以降は選定委員会における教科書の絞込みは一切行わないようにしているわけであります。また、選定委員は協議会規約により協議会で推薦し、各町村教育委員会が委嘱、協議会が決定することになっていますが、ご承知のように教科書の調査研究には技術的、専門的要素が高いことから、どうしても教育関係者の構成割合が高くなりますけども、選定委員会規則の教科別小員会構成人員を考慮し、次のような選定基準によって推薦、決定されているところであります。一つは、専門教科の挿導内容、方法等の識見の高い者。二つ目には、専門教科に関する研修事業において実績のある者。三つ目には、町村バランスに考慮すること。4点目は、同一学校に偏らないこと。5点目には、各小委員会には最低1名の管理職を委員とするよう配慮すること。6点目には、教員経験年数を考慮すること。7点目には、長期にわたる同一者の選任を避けること。8点目には、採択に直接利害関係のない者。そして、最後にその他、公平・中立の立場から意見を述べられる者を考慮して委員を推薦し、決定しているところであります。ちなみに、選定委員は平成13年度の60名から、本年度は79名に増員するとともに、保護者の参画促進という観点から保護者委員等を増やしたところであります。8点目の教科書採択は公平に行われるのかのご質問でありますけども、確かに学校でどのような教科書が使用されるかにつきましては、教職員のみならず生徒や保護者、地域の方々にとっても関心の高いものだと考えております。そこで教科書採択に当たりましては、文部科学省の検定に合格した教科書の中から、選定委員の調査・研究報告書等を参考にするとともに、教科書展示会場における意見や教育委員など多くの方々の意見をお聞きしながら、幕別町はもとより十勝の生徒にとって最もふさわしい教科書は何かを第一義に考え、採択に向けてはマスコミ等で話題になっている教科書もありますけども、協議会では先入観にとらわれることなく公正・中立の立場で検討・協議してまいりたいと、このように考えているところであります。9点目の、「問題がある」と指摘されている歴史教科書に対する考え方でありますけども、ご指摘の教科書につきましては、その記述に対してさまざまな考え方、ご意見があることは私も承知しておりますけども、これから協議会で選定作業が進められることから、現段階では私から個々の教科書の是非についての論評は差し控えさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても、ご指摘の教科書につきましては、教科用図書検定調査審議会で審議され、一部修正があるものの文部科学省の検定に合格した教科書の一つであるという認識に変わりはありません。次に、10番目の質問、歴史教科書採択に当たり、どのような教科書がふさわしいかについてでありますけども、ご承釦のとおり中学校学習指導要領の社会科(歴史的分野)におきましては、「歴史的事象に対する関心を高め、我が国の歴史の大きな流れと各時代の特色を、世界の歴史を背景に理解させ、それを通して我が国の文化と伝統の特色を深め、国民としての自覚を育てる」このことを目標として、生徒が国際杜会に生きる民主的、かつ平和的な国家・社会の形成者として必要な資質の基礎を養うことを求めていることから、こうした点を十分に踏まえながら幅広い視点のもとに生徒にとって最もふさわしい教科書が選定されるよう努力をしてまいりたいというふうに考えております。11番目の、選定委員の公募制について協議会で検討されたか、についてでありますけども、選定委員の公募につきましては、協議会で検討をしたわけでありますけども、手続き・手順等を考えますと、時問的な暇がないことや、公募の条件等を定める難しさ、あるいは専門性から考えると非常に難しい面があることや仮に公募し応募者がいない場合、あるいはその逆に応募者多数の場合の選考基準をどのように行うか、また、その判定基準をどうやってつくるか、このことが極めて困難ということから、公募については断念した経過があります。したがいまして、選考委員の選定に当たりましては先ほども申し上げました「選考基準」のもと、協議会の構成町村のバランス等を考慮したうえで推薦し、各町村で委嘱し協議会で決定していることをご理解賜りたいと思います。最後になりますけども、教科書採択の公正確保についてでありますけども、採択に当たりましては外部からの働きかけに左右されることなく、採択権者の権限と責任において公正かつ適正に行われるよう、また、静謐な採択環境の確保に向けて、道教委の指導助言を受けながら実施してまいりたいというふうに思います。以上で、永井議員の質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 17番 永井繁樹

教科書採択問題について、こういった議場の場でやりとりする場面というのは、私は記憶では今までなかなかなかったのかなと思います。ただいまの教育長の答弁、教育委員会の代表であるという立場からのお考えです。その点についてはわかりやすいご説明でした。理解できるものであります。現行の採択制度の中で、よりよい教科書を採択するためには、今後いろいろな努力が必要であると私は考えます。今、ご答弁があった中身等にかかわりまして、さらに質問を申し上げます。まず、1点目ですが、教科書見本の展示場所についてご説明がありましたが、今回、町立図書館等の設置がなく、本来であれば設置すべきであったと思いますが、それができなかった理由をお伺いしたいと思います。2点目ですが、できるだけ多くの教職員の目に触れるよう、教科書の見本本は各学校へ配布されるようにとの考えもありますが、見本本の作成の上限数とのかかわりで、これらについて教育長はどうお考えになっているでしょうか。3点目です。すべての学校からの調査委員が出せるように、教科書の調査研究委員を増員してはという考えもあります。これらについて教育長はどう思われておりますか。4点目です。学校や現場教職員の意見が尊重されるように、学校票や教職員票を設けるなどの考えもあると思われますが、これらについてはどうお考えでしょうか。5点目、教育委員会には一人ひとりが実際に教科書に目を通されて、採択権者としての自覚のもと、自ら読んで判断することなどが大切であると思いますが、教育委員のあり方等について、どうお考えでしょうか。以上、お伺いいたします。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

何点かございましたので、ちょっと順番は不動になるかもしれませんけども、はじめに、図書館でも教科書を展示すべきでないか、あるいは学校図書館でも展示をすべきでないかというご質問でありますけども、現在、教科書会社から送られてくるのは、大体町村に4冊程度ということになっております。そういったことで、今回、幕別町も3カ所プラス教育委員会という形の中で展示をし、今、幅広くという形で、6月25日まで展示をしているところであります。今、確かにご質問あったように、保護者だとかあるいは地域住民、さらには生徒、いろんな部分での学習機会というふうに答えるためには、やはり法定外の展示も考えていってもいいのかな、そんなふうに考えておりますので、まだはっきりした日にちは申し上げられませんけども、6月27日以降、学校あるいは幕別・札内の図書館、そういったところで展示できるように、7月いっぱいぐらいは展示できればいいのかなというふうに考えておりますので、この点、また、事務方の方で検討させていただきたい。いずれにしてもそういった方向でいきたいということを、今、申し上げたいというふう思っております。それから、教科書選定員、すべての学校から出してはどうか、あるいは学校票、教職員票、これも学校票、教育員票というのは、これは東京都あたりで平成13年度以前によく行われていた、あるいは他府県でもあった。北海道ではあまりこれはなかったわけでありますけども、いずれにしてもそういったことにつきましては、現在、先ほども言いましたように、絞り込みという形の中での誤解を招くということは、これは一切行われていない。そんなことをまずはご理解をいただきたいと思います。したがいまして、平成13年度以降につきましては、道内の最多基準あるいは十勝地区採択協議会の規約の中でも、選定委員からの報告、これにつきましては優劣の順位をつけないというふうになっているところであります。ですから、選定員、先ほども答弁させていただきましたけども、いろんな報告ある中から、協議会の委員一人ひとりが個々の目で見たもの、あるいはいろんな意見を集約したもの、それを協議していくというふうになっているわけであります。先ほども言いましたように、保護者の参画とかあるいは専門性を有するという部分では、教員の増員もという形の中で、今回、平成13年度の60名から19名増の79名にしたということで、この点についてもご理解をいただきたいと思っています。全学校からということにつきましては、先ほどの選考基準、いわゆる町村バランスの関係もありますし、同一学校に偏らない、こういったことも加味しながら、結果には管内の中学校41校から管理職あるいは教員、大体1名ずつぐらいは出ているのではないかというふうに、私は今、思っているところでありますので、そういった形でおさまっているというふうにご理解をいただければと考えます。それから、教育委員、教科書とのかかわりでありましたが、当然、私が代表で出ていくということは、それぞれの町の中での教育委員会議の中でも議論をしなければならないだろうと。そのためには、教育委員も、それで個々教科書に目を通す、このことはおっしゃるとおりだというふうに考えておりますので、幕別町の教育委員会、弊政13年度もそうでしたし、昨年度もそうでしたけども、教育委員会が展示会場に出向いて、それぞれ目を通したという経過もありますし、本年度につきましては、少し早めにということで、法定展示会が始まる10日以前、ですから先月の5月27日に教育委員会を開いたわけですけども、その場からそれぞれ、興味のあるといったら辺ですけども、関心のあるような教科書も含めて、それぞれに自分で勉強するという形の中で、10日までの間はそういう形をやっております。いずれにしても、この後もさらにまだ教育委員は展示会場に足を運ぶということになろうかというふうに思っております。幕別町の教育委員のあり方といいましょうか、全体的にもそうですけども、今、教科書採択に含めてもそうですけども、最終的な採択権者はそれぞれの町の教育委員会でありますから、やはりそういった意味では十分教科書にも興味を示してもらう、あるいは関心を示してもらいながら、この後、今月の20日に教育委員会が再開されますので、このときに質問だけではなくて、今度は教育委員の意見、これなんかもいただきながら、私がその協議会の場にいくと、こういうような形になろうかと思っております。ですから、それぞれの委員の任務は大変重いものがあると、そんなふうに考えているところであります。

質問 17番 永井繁樹

歴史教科書等に若干答弁がありましたので触れさせていただきますけれども、歴史を学ぶことは過去の出来事を知ることだけではなく、自分たちのおじいちゃんやおばあちゃん、そういった先祖の人たちがどのような考えをしてきて、どのように生きてきたかを知るということだと思います。戦中戦後の大変な混乱の中で日本の復興のため、または家族のために一生懸命働いてくださった先祖に感謝をしながら、子どもたちが将来に希望をいだき、未来を切り開く力をつける、そういったことが歴史教科書の真の目的ではないかと私は思います。また、公民という教科は、社会生活を営んでいく上で、自分の欲望や権利だけを考えるのではなく、国益や社会の秩序を考えながら行動することの大切さを学ぶ科目だと私は思います。ただいま、教育長がいろいろな形で答弁をいただきました。教育長の答弁の中で、十分理解できるものではありますが、教科書採択に当たっては、教育長も申されているように、採択権者の権限と責任において、一番大切なのは公正かつ適正に行われる。そして、静謐な採択環境の確保に向けるとともに、今、メディア等で歴史教科書が話題になっておりますが、教科書採択協議会では決してそれらの先入観にとらわれることなく、公正中立の立場で検討協議することを私は激励するものであります。最後に、教育長の今後に向けた採択にかかわって、総括的な考えをお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

激励を受けましたので、もうこれで終わりかなというふうにちょっと安心感をもったのですけども、総括的なお話をということでありますけども、これは先ほども1回目の答弁でお話をしたとおり、繰り返しという形になりますけども、いずれの教科書、これは文部科学省の検定を受けたものだということがやっぱり基本的なものとして押えていかなければならないだろうと、そんなふうに思っております。今の社会科の部分での歴史学習、このことにつきましてもありましたし、公民の部分でもありましたけども、これはまさにおっしゃるとおりのことでありますから、そのことを十分載った教科書、この採択に向けてこれから臨みたいというふうに考えております。したがいまして、教科書採択に当たっては、何回も同じことを繰り返して申しわけないのですが、先入観にとらわれることなく、また、周辺のいろいろな動き、こういったものにとらわれないで、学習指導に基づいた中で、公正中立、これを目指した、そういった中で、私自身協議会に臨んでいきたい。これが決意だというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月16日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる