みんなの議会

幕別町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月7日

難病医療費助成制度について

2004年9月7日、幕別町議会の一般質問で、野原惠子議員が「難病医療費助成制度について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫が答弁しました。

質問者
野原惠子 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 野原恵子

通告に従いまして、次の質問をいたします。難病医療費助成制度についての質問です。原因・治療費が不明で経済的にも負担の大きい、いわゆる難病については、国が1972年以来、特定疾患として調査研究や治療研究を進めてきました。道も、国の事業に上乗せする形で、全国初の難病集団無料検診、難病センターの建設のほか、道独自の医療費無料化を行いました。この結果、道は東京都と並んで難病対策では全国最高水準の内容となりました。道は、財政立て直しプランの中で、障害者などへの医療費助成削減に続きまして、難治性肝炎、橋本病、下垂体機能障害、ステロイドホルモン産生異常症の四つの難病への助成を打ち切ろうとしています。難治性肝炎については、別制度への移行という方向が出されていますが、具体的内容が示されていないため、肝炎の患者・家族は不安の中に置かれたままです。橋本病はその患者の多くが主婦層であることから、病気による心身の負担は予想を超えるものとなっており、経済的側面とともに、十分に配慮しなければならないと考えます。難病は継続的な医療・検査が必要であり、医療費の負担額が増えると支払いが困難になり、必要な医療が受けられなくなる不安があります。また、仕事も収入も不安定な患者も多く、生活が大変困難になります。したがいまして、次の質問をいたします。1、町として難病患者に対する支援策を講じること。1、道に対して、4疾患の医療費助成を続けていくように求めていくこと。次に、学校給食の改善についてです。食文化は、人間の命や生き方、生きる力を生み出すものであり、人と人のつながりをつくり、集団の文化や共同体を維持、発展させる力を持った生活様式です。今の食生活は、一見豊かそうに見えながら、内容は食品添加物や加工食品、輸入食品等の利用で、食材を活用し調理する食文化がなおざりにされていると指摘されています。食生活の内容の変化とともに、子供たちの間に生活習慣の乱れや、精神的な不安定、また、脂肪や塩分の取り過ぎによる生活習慣病が目立ってきていることも指摘されています。学校給食は人と人との結びつきや協力し合う体験を培う場であり、栄養摂取や食文化を伝えていく上でも重要な役割を果たしていかなければなりません。食材については、産地が遠くなればなるほど、流通過程で食品を保存するための農薬などを多く使わなくてはなりません。地元の食材を給食に使用することにより、育っていく家庭や苦労を知ることができ、生産者との交流を深めることもできます。幕別の農産物の活用方法をさまざまな角度から研究することが必要です。また、学校には給食調理室が併設されていると調理過程が身近になり、食に関する興味が大きくなり、食育から見ても大切な役割を果たしていきます。学校教育には、知育・徳育・体育までは言われておりますけれども、給食と教育を結びつけていく食育にも重点を置くことが必要と考えます。子供の心と体の健やかな発達を保障するため、おいしくて豊かで安全な学校給食の改善のため、次の質問をいたします。1、給食と教育を結びつける食育を大切にすること。1、地場産品の活用の研究をすすめていくこと。1、自校式の将来の見通しについて。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

野原議員のご質問にお答えいたします。1点目の難病医療費助成制度についてであります。お話しがありましたように、北海道は国が定めるベーチェット病や多発性硬化症などの 45 疾患のほか、難治性肝炎、橋本病などの7疾患を上乗せした 52 疾患を特定疾患治療研究事業、いわゆる難病の対象疾患として、治療費の助成を行っているところであります。北海道単独の特定疾患医療費につきましては、本年6月に開催されました第2回北海道議会定例会において、本制度のあり方を専門的な立場の方々で検討した結果、制度発足から 30 年が経過し、この間の医療技術の進歩に伴い、難治性肝炎、橋本病、下垂体機能障害及びステロイドホルモン産生異常症の四つの疾患については、原因の解明が進んだり、治療方法がある程度確立したものであるとの報告を受けて、見直しの検討を行うこととなったものと伺っております。こうしたことから、北海道の特定疾患医療費の見直しにつきましては、今後、関係団体等から十分な意見聴取などを行いながら検討が進められていくものと思っておりますが、いずれにいたしましても、本町においては、すでに特定疾患患者の方々に対して通院費の助成を実施しているところでもあり、これ以上の支援につきましては、町としては難しい状況にあるものと考えております。また、北海道に対して医療費助成を続けていくように求めることについてでありますが、このたびの北海道の見直しについては、先ほども述べさせていただいたとおり、専門的見地から十分に議論し判断されたものと考えております。そうした状況を考え合わせますと、難病患者の方々には大変なこととは思いますけれども、北海道の財政事情等の状況を考えるときに、ある意味では、撤回・見直しは難しいものかなというふうに思っております。今、私の立場で医療費助成の継続を求めることについては考えておりませんので、ご理解いただきたいと思います。以上で、野原議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。はじめに、給食と教育を結びつけた「食育」を大切にということであります。ご質問にもありますように、近年、食生活を取り巻く社会環境が大きく変化、食行動の多様化が進む中で、食に関するさまざまな健康問題が引き起こされています。なかでも健康3原則といわれる、調和のとれた食事、適切な運動、十分な休養と睡眠の徹底、これらが必要でありなして、特に児童生徒に対する食に関する指導は、児童生徒期が発育発達の著しい時期であることから重要な意義と役割を有していると言われております。また、食に関する指導は、単に健康教育の枠にとどまるものではなく、環境問題、国際理解、日本の伝統的な食文化を理解し継承するなど、豊かな人間性や社会性を涵養するものであると理解をしているところであります。このため、本年度の教育行政執行方針の中で、これまでの知育・徳育・体育に加えて、食育を生涯学習の一環として位置づけ、現在、関係機関、団体との連携のもと実現できるところから取り組んでいるところです。学校における食に関する指導につきましては、学級担任や学校栄養職員等が、給食時間や家庭科、保健体育科の中で行っておりますし、総合的な学習の時間の中では農業体験など、食農教育に取り組んでいる学校もあります。特に、学校給食の時間には、給食を「生きた教材」として用いた指導は、学校給食が多様な食品を活用した栄養バランスのとれた食事であり、児童生徒の栄養改善や体位、体力の向上につながるというだけでなく、児童が実際にそれを食べることを通じて、食について体験しつつ学びとることができる、さらには子供たちを通じて保護者を啓発し、家庭の教育力の活性化にもつながるなど多くの教育的効果を発揮しているものと考えております。また、体験学習や米飯給食の実施により、日本の伝統的な食生活に対する理解と関心を高めるとともに、地場産物を活用した伝統食や郷土色豊かな献立により、地域の伝統や文化に対する理解と関心を高めるなど、さまざまな活用が図られているものと思います。次に、地場産品の活用についてでありますが、今も一部申し上げましたけども、学校給食を通じての食育、あるいは食農というのは大変重要なことだと認識しておりますので、引き続き、ふるさと給食の充実と、現在、「地産・地加・地消」いわゆる地元でとれたものを地元で加工し、地元で消費をしよう。これを目指して地元加工業者と給食センターとが連携・協力しながら、パンやグラタン、コロッケ、その他の揚げ物などの開発・提供を心がけていますが、さらに、多くの方々の意見を取り入れながら、安全、安心、安価を理念としながら研究開発に取り組んでまいります。次に、自校式の将来像と見通しについてでありますが、この問題につきましては、現在の給食センターを建設する際、自校式か、あるいはセンター方式かが検討され、その結果、施設整備費や維持管理費などの観点からセンター方式に決定したものと理解をしております。したがいまして、平成 10 年4月に稼動してから、今年数えて6年を迎えた今日、ご質問の将来像を述べるに至らないことをご理解いただきたいと思います。引き続き、現給食センターを効率的に運営し、質の向上をめざしてより一層の努力をしてまいりたいというふうに思っております。以上で、野原議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 3番 野原恵子

まず、特定疾患の件なのですが、町長の答弁では、専門家の話を聞きまして、治療法や何かが確立されていく中での廃止の方向でというお答えでした。道議会の質問なんかを聞きますと、この中でどういう中で決められていったかといいますと、確かにそういう専門医の方から検討をいただいて、検討してきたということも聞いておりますけれども、その中での委員会の中では、半数に満たない方々の出席状況の中でそういうことを決められているということでは、まだまだ現状をしっかりと討議した中で進めてこられたのではないということを私は認識しております。それで、幕別町のこの難治性肝炎、現在、16年3月現在では92名いますし、橋本病が65人ですね。下垂体機能障害が5人と、ステロイドホルモン産生異常症1人です。合計163人の町民が、この医療費の助成が受けられなくなるということになります。これが決まりますとね。実際に地域に出ていましても、年金生活者ですとか、主婦の方々から本当にこれが打ち切られてしまうと、医療が受けられない。そういう不安がすでに地域から声が挙がっています。そういう中では、この難病医療費の助成、道のこの四つの医療費、これは町の負担ではないのですよね。医療費は道の負担ですから、ぜひ、町民の命、健康を守るために、この制度を維持していってほしいということを、意見を挙げていくことは財政的には負担は町にはないと思うのです。ですから、町民の命を守る、生活を不安に陥れないということから考えますと、道の施策として実施していってほしいという声を挙げていくというのは、やはり町長の役割ではないかと私は考えております。その点、お聞きしたいということと、それから、もしその声を挙げていく気持ちはないとお答えになったのですが、そうしますと、今、町で交通費の助成をしていますけれども、この四つの難病の方々が外れますと、交通費の助成も受けられないということになりますよね。ですから、そういう点でもやはり存続していってほしいという声を幕別町の責任者として挙げていくことが必要ではないかと思います。それから学校給食の件なのですが、確かに教育長の食育に関するお答え、その通りだと思います。それで、実際に子供たちがその給食を食べて、本当にそういうものをおいしい、季節感あふれた給食、そして楽しんで食べているか、そういうところがちょっと聞こえてこなかったものですから、子供たちがどういうふうに幕別町の給食を食べて感じているのか、その点を具体的にお聞きしたいなと思います。それと、地場産品の活用なのですが、これはいろんなところでお聞きもしているのですけれども、直接農家と契約して地場産品を活用する、そういう方法を幕別町でとっているのかどうか。また、野菜やなにかも旬のものを子供たちに食べさせたいということで、農家の方々が苦労して旬のものをお届けしても、それがなかなか子供たちに直接喜ばれる方法で給食に出されていないという声も聞こえてきておりますので、その点をどのように工夫されているのかをお聞きしたいと思います。それから、自校式の将来の見通しなのですが、確かに、センター方式になって6年ということなのですけれども、これは将来の見通しを据えてということなのですけれども、長期的、総合的に考えまして、学校が新しく建て直しされるとか、そういうことも見通しを立てる中で、そういうところに給食室、調理室を併設して、計画を立てていくということも考えの中に入れておくことが必要ではないかと考えます。また、小規模校でもし空き教室とかそういうところがあるのであれば、そこで小さいところから自校式の給食を進めていくことができないのか。その点についてお聞きいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

難病の専門委員会の中での検討結果、これは、私は中身は詳しくはもちろんわかりませんし、道議会の中でどのような審議がされているのかまで詳しいことはわかりませんが、先ほど申し上げましたように、6月の道議会の定例会の中でそういう結果が報告をされ、今、検討に入っているというのが現実でありますから、それらが今後どのような方向で進んでいくのか、その推移を私どもとしては、今、見守っていきたいというふうに思っております。ただ、先ほども申し上げましたように、今まで無料のものが有料化されるということは、大変、患者の方にとっての負担になることだけは、これは間違いないのだろうというふうに思っております。たまたま私どもも先般、全道の町村会の席上で高橋知事からこの経過をお聞きしました。知事も自らこの患者の会の皆さんとお会いして、道の実情をお話させていただき、何とか理解を求めたいというようなことで、その経過もお話をされました。そうした中で、町村会も道の財政事情、あるいは道のこれから将来的な今、財政再建云々というようなことで頑張っている中での一つの判断なのだろうというようなことで、私どもは押さえたわけでありますけども、そうした中で、私どもとしては一首長がそのことについて、道にもう1回見直してやりなさいというようなことを申し述べる立場ではないのではないかなということを申し上げたわけでありまして、決して町民が困っているのをなげるとか見捨てるとかそういうつもりではないことを、ひとつご理解をいただきたいと思いますし、また、町が交通費の助成をしてまいりましたけれども、これも当然のことながら、道の指定のある難病がこれの対象でありますから、道の、先ほど来申し上げましたように、今後の動きを見守る中で、私どもも新年度、あるいはいつになるか、新年度を過ぎるかもしれませんけれども、その方向性を見守る中で対応してまいりたいというふうに思っております。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

1点目に、給食の改善についてでありますけども、このことにつきましては、いつもこういったものについてはどうなのというお話をいっぱい聞いております。そこで、私も給食センターの方としては、もちろん栄養士を学校に派遣して、そこでいろんな子供たちと話をしながら改善策、それからアンケートも取ったりなんかしての改善、そういったこともやってきておりますし、運営委員会というのがありますので、ここでもまたいろいろな意見を聞かせていただきながら、改善できるものから、あるいは工夫できるものからやっていると。昨年度、初めてジュニア教育委員会という中学生を公募して、いろいろな意見、その中に給食センターについてどうですかという意見を聞かせていただきました。いろんな意見もありましたけども、総体的には満足していただけるというような形のお答えもいただいておりますけども、でも、これがすべてだというふうには思っておりませんので、常に給食センターは毎日毎日どんなふうにやろうかということで、今、改善に努めているところでありますし、先ほども言いましたように、もっともっと多くの人たちに意見を聞く場面、こういったものをもっとつくらなければだめかなと、こんなことも、今、考えているところでありますし、それは地場産品の給食への工夫改善とも関連しておりますので、そういった意味でやっぱり主婦層、あるいはいろいろな料理をつくる人たちが、こんな郷土食がありますよということのヒントを与えていただきながら、決まった予算の中できるような給食改善を、まずは地場産品を十分に使いながらやっていきたいというふうに考えております。それから、地場産物の直接取引しているのがどうなのということがありますけども、これは一部そういったものを取り引しているものもあります。イチゴだとかアスパラとかそういったものは直接朝採ったものをいただいているということでありますけども、全体的にはこれは商業との関係もありますので、そういった商店街との関係もあって、やはり今のようにやっぱり市場からという形の中で。でも、幕別産をあるいは十勝産をという指定をしながらいろんな食料品を入れているというような実態にあります。それから、自校式でありますけども、学校改善、学校を改築するときにどうだ。これは、学校改築いつになるかもちょっとわかりませんけども、逆に、これから学校再編がどうなるかといういろいろな問題も出てまいりますので、そういった意味で、今、改築の際に云々ということも言えませんし、もう一つ、小規模校でどうですか。これは確かに空き教室といいましょうか、そういう調理室もありますけども、これは前段申し上げましたように、自校方式かセンター方式か、この中で十分論議をされた。その中でやっぱり人件費がどうなのか、それから施設整備費はどうなのか、それからランニングコスト。こういったことで、今のセンター方式になったのだろうというふうに考えていますので、野原議員は今からそういったことを考えてはということでありますけども、あのセンター35年持つそうでありますから、今、私が30年先のことまで一緒になってお話するということは、ちょっとやぶさかかなということで考えておりますので、そういった時点がきたときに、いろいろな角度から論議されてもいいのかな。今、非常にまわり、我々取り巻く環境、非常に早い形で走っておりますので、どんなふうになるかということは、今、ここで申し上げられないということをご理解いただきたいと思います。

質問 3番 野原恵子

難病の件なのですが、今、高橋知事との話の中でということをお聞きしたのですが、財政上のことが一番の大きなネックということも、私はそういうふうに受け止めたのですが、財政上の問題といいますと、もっともっと大きなところで財政の見直しを考えていくということの方が先ではないかなというふうに思うのです。確かに、こういう幕別町では160云々という方々の医療費なのですが、そういうことを考えますと、医療費はもちろんそうなのですが、福祉の立場から考えましても、今、どんどん福祉が後退しているわけですから、そういう点から見ても、やはりこういう施策というのは残していく必要があるのではないかと私は思うのですよね。ですから、地方の首長が意見をいう立場ではないと町長はいつもおっしゃるのですが、そういう点、ぜひ突破して地方の町から住民の暮らしを守るために、意見をぜひ挙げていっていただきたいなというふうに思います。また、学校給食の件なのですが、もっともっと多くの声を聞いていくと、そこのところ声を大にして望みます。確かに、子供たちから声を聞くのが本当に大事なのですけれども、いろんなところから意見をたくさん聞いて、それでこの方法がいい、こういう給食がいい、そういうところをもっともっと広く進めていっていただきたいなと思います。また、地産地消の件なのですけど、いつも商店との関係がネックということもおっしゃられるのですが、何とかそこを突破いたしまして、農家の方々と直接契約ということで農産物を給食に使っていくということを、解決、研究できないかなと思うのですよね。といいまのは、私は農家の主婦の方々とお話する機会があるのですが、学校給食にやっぱり私たちのつくった農産物を多く利用してもらいたいと。そのため、町から要望があればそういう努力もしていくことはできるのだという声も聞いているのですよね。ですから、確かに商店を通して幕別の農産物を学校給食に使っているというのは前から聞いているのですけれども、農家と直接契約することによって、最低の農薬の使用ですとか、そういうことも考えていけるのではないかと思うのです。そして、生産者との声を直接子供たちに届けることもできまして、あそこのおじさん、おばさんがつくった野菜を私たちが食べているのだというふうになれば、食材に対する関心ももっと深まるのではないかと思いまして、そこのところの研究もしていただければと思います。また、自校式ですが、確かに教育長が言いますように、30年先ということをおっしゃったのですが、その前にもし具体的に学校の建て替えですとか、そういうことがでてきましたら、その青写真の中にそういうことも入れていくということもお考えの中に入れておいていただければと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

財政問題が根っこにあるのではないか。確かにそれがあるのだろうというふうに思います。ただ、もう一つ、先ほどちょっと専門的分野からの報告があったということを申し上げましたけども、野原議員さんは幕別町160何人といいましたけども、私の手元には207人ほどがいると。全道では5万400人ほどの対象者がいるということであります。そして、特定疾患を認定するにあたっての要件というものがあるのですけども、この中に希少なこと、あるいは原因が不明であるといったこと、あるいは効果的な治療方法がまだ未確立であるということ、あるいは生活面での長期にわたる支援が必要である。こういったことの中から、先ほど言ったようにある程度の原因が解明されてきた、ある程度の治療方法が出てきたからそろそろ見直してはどうかというようなことが、今回、道議会に出されたというふうに私どもはお聞きしているわけでありまして、加えて、今の道の財政状況の中ではなかなか厳しいので、今回、見直しをしたいということで、今、道議会で論議がされているわけでありますから、私どもとしては先ほど来申し上げているように、それらを見守っていくということでなければ、私どもが、一首長がそこで声を挙げてやめなさいということにはならないのだろうというふうに思いますし、私どもとしては、国や道がやってきたことが、ある日だめになったからそれを町に下ろしてきて町がやれということにもなかなかならない部分はあるのだろうというふうに思っております。もちろん財政状況はどこの自治体も悪いわけですから、行政改革の見地、健全財政の見地と、いろんな立場から財政運営を考えていかなければならない。その中で一つの施策の見直しとうようなこともあるのだろうと思います。そうした中で、道の判断としては、この四つの難病にかかわっての見直しに向かって、今、検討が進められている状況だというふうに思っておりますので、私どももそうした状況の中で、これからも町として対応を進めてまいりたいというふうに思っております。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

1点目の多くの人の声を聞く。これはまさにその通りでありますので、これからもいろいろな方たちのご意見をいただきながら、改善・工夫をしてまいりたいと、そんなふうに考えております。それから、直接契約の可能性なのですけども、前回も議員からの質問でお話しておりますけども、今、十勝産だとか町内産、72%ぐらいは使っているわけでありますけども、使用するときの第一条件、これはやっぱり何よりも端境期も含めて、価格面はもちろんのこと、安定的、継続的に食材が確保できるか。この問題が先にくるのと、それからどこの農家と直接契約したらいいのかな。たくさんの農家があるのにあの方だけとどうやって契約するかなとか、指名業者ではありませんので、どんな形でやったらいいのかな。こんなことだとかいろんな課題を給食センターではこれまでも考えながらやってきているということでありますので、この辺、また、いろいろな形、意見を聞きながら、全くやらないとか何とかではなくて、今も部分的にはやれるものはやっておりますけども、いろんな多くの声を聞きながら、また、やっていきたいな、そんなふうに思っております。それから、自校式でありますけども、確かに改築、いろいろなことあるでしょうけども、まずは、さっきもお話いたしましたように、まだ30年ぐらいはもつだろうというこのセンター、ここをやっぱり有効的に活用していかなかったら、あれを建てたのは何なのだという形で、一部にはもう民間もいいのではないのという声もあるわけでありますから、全体的にどうしたらいいか。これは、今、私がお答えするのはやっぱり30年先ですから、90歳になってしまいますので、ちょっとその辺はひかえさせていただきながら、私の年齢からいくと90歳になってしまうので、あまり先のこと読めないということもありますので、その辺、またこれからいろんな角度で検討していく必要があるのだろう、この程度に止めたいと思います。

出典:幕別町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月7日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる