幕別町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月4日
イラク派兵の中止について
2004年3月4日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「イラク派兵の中止について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫が答弁しました。
- 質問者
- 中橋友子 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 中橋友子
通告に従いまして、4点の質問を行わせていただきます。1点目は、イラク派兵の中止についてであります。この問題につきましては、基本的には国がイラク特措法を制定し、実施に移したものでありますが、地域住民の命と平和にかかわる重大な問題であることから、町長の所見を伺うものであります。政府はこの1月、戦後初めて、いまなお戦闘状態が続くイラクに、重武装した自衛隊の派兵を、結果的にはアメリカ・イギリス占領軍の支援のために派兵を行いました。この派兵は日本の平和憲法第9条武力による威嚇、または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄するとした条文に明らかに反するとともに、21世紀に日本の進路と国民の将来と命に重大な影響をもたらすものとなりました。送られた自衛隊員は、陸上自衛隊員の140人のうち、ほとんどは北海道からの隊員であり、帯広第5師団からも38名が送られました。小旗を振り出かけていく派兵の光景は、まるで戦時中そのものを思わせるものと、戦争体験者はもちろん戦後生まれの人々からも、歴史の逆行に対する怒りと不安がマスコミを通じてもたくさん報道されました。2月に行われましたマスコミの世論調査では、派遣に対する北海道道民の答えは、反対が59%、約6割にのぼっています。このイラクへの派兵はそもそも昨年の3月20日、アメリカの武力攻撃から始まりました。そのときの大義とされていました大量破壊兵器の存在が、今になって、当事国の捜査チームの責任者からないという報告が出され、歴史的な捏造の疑惑が広がっています。また、テロの撲滅のためという理由も挙げられておりましたが、占領軍の長引く不法占領支配のもとで、新たな住民の抵抗や暴力が広がり、逆にそのテロの土壌を拡大させている結果も招いています。また、イラク特措法に照らしてみても、役割は人道支援としておりますが、現実は占領軍への参加であり、安全地帯であるとする根拠も、机上でつくられた報告書に基づいたものなど、国会で次々に明らかにされました。戦争はいつの時代も事実を捻じ曲げることから始まると言われてきましたが、まさに今回も同様と考えます。裏返せば、現在派遣されている自衛隊員は、全く大義のない、そして危険なところに、北海道の方たちが送られているわけです。隊員はもとより、家族の不安は計り知れません。壮行会のとき、固い表情で送り出していた家族の心中を思うと、1日も早い撤退と、今後の派兵の中止の実現を図ることが大事だと思います。そのためには、世論を広げ、国に対する働きかけが必要と考えます。町としても、復興支援はイラク自身が望む国連を通して、平和的手段に切り換え、1日も早い隊員のイラクからの撤退と、今後、3月までに予定されています第3次、第4次の派兵を中止するよう国に求める必要があると考え、所見を伺います。続きまして、合併協議会が実施していますアンケートについて伺います。合併か、自立かをめぐる各自治体の枠組みについて、十勝管内の任意協議会の離脱や解散が相次いでいます。北海道全体でも自立の見通しを持つ自治体が、2月末で41市町村にのぼりました。ここには総務庁が進める自治体合併が特に広大な面積を持ち、行政の効率化がなかなか期待できない北海道において、いかに困難な課題であるか。また、財政力の弱い自治体同士が多く、合併しても財政力の強化が見込めない現実が日々明らかになる中で、立ち止まざるをえない現実も生まれています。結論を見出したところは、協議会での合意が図られなかった場合と、また、住民投票など、住民の意思でその結論を出したものとに分かれています。いずれにしても、今後、本町においては、住民の意思を十分に尊重し、情報を伝え、議論を重ね、方向付けることが大切だと考えています。その点で、今回、協議会ではアンケートの実施を行いました。対象は、更別村が581世帯、忠類村が363世帯の全世帯にあたりましたが、幕別町は2,056世帯の4.5件に1世帯の割合となっています。この内容は現状における施設のサービスや環境を評価するものが主で、合併に関することでは、将来のイメージを求めるものが中心となっています。しかし、現実はイメージを町民がどう描いても、財政の問題や職員の定数の問題があり、厳しいものがあります。大切なことは、合併のイメージというよりは、合併することによって町民にかかわる施策がどのように変わっていくか、それらの方向をしっかりと示し、その上で町民が判断する材料を持った上で、全町民の意志を問う。そういう方向が大切ではないでしょうか。今後の考え方について伺います。3点目は、地域経済の振興と雇用対策についてでありますが、先ほど永井議員の質問とほとんど重複しておりますので、その中で、現状の押さえのところと、質問項目2点に絞ってだけ伺います。経済振興と雇用対策についてでありますが、先ほどもありましたように、地域経済の冷え込みと雇用情勢は大変厳しくなっております。十勝管内でも企業の倒産が相次いでおりまして、倒産件数1,000万円を超える負債額によるものは、1昨年が39件、昨年は43件となっています。しかし、負債額では、一昨年が100億円台であったものが、昨年は170億円と、約倍化となっています。また、今年に入って既に大型の倒産があり、負債総額だけでも1社で50億円を超えています。これらが合わせて雇用状況の厳しさをさらに生み出しています。北海道の失業率は6.7%と、前年対比0.7%増えています。逆に有効求人倍率は、頼みのパートタイマーも減りだして0.54倍と、10年前1994年のときが0.73倍であったのをピークに下降の一途をたどっています。その中でも指摘されておりましたように、高卒者、高齢者、障害者、季節労働者などの現実は厳しいものがあります。先ほど町長は、これらの施策について、国や道の補助の施策も加えて、さまざまな手立てをとっていられる答弁がありました。私はそれに加えて、今までの町の施策のもとでも、さらに雇用が厳しい状況にあることから、それを土台に、今後さらにどれだけメニューを、あるいはその内容の充実を図る可能性があるのか、その点について伺いたいと思います。さらに、これらの雇用対策の町民に対する周知の徹底であります。町の雇用対策がなかなか見えないという町民の不満もあります。広報活動を通してのお知らせとなると思いますが、それらの強化対策についても伺うものです。最後ですが、学校給食に地場産品の小麦の使用を求めてお尋ねいたします。食料の自給率が国内で40%と、先進国ではもっとも低い数字となり、日本人の7,000万人が外国の食糧に依存している現状となっています。それだけに食の安全に対する不安は大変大きく広がっており、昨今の牛肉や鶏肉の問題なども、日本の安全管理とあまりにもかけ離れた管理の諸外国とのあり方の違いが、事件を大きく広げている面もあります。もとより、こういう問題の生まれる前にも、輸入食品については、特に農畜産物においては残留農薬の危険性が早くから指摘されてきました。それぞれの国が日本国内の基準と違った数値を設け、その基準を超えた農畜産物が時々国内で発見され問題となってきました。安全で安心な食べ物が常に供給されるよう求められるところでありますが、特に成長期にあたる子供たちにとっては大切です。中でも、毎日食する学校での給食の安全性は気を使っていく必要があると考えます。現在、幕別町ではパン給食も行われておりますが、このパンの原料となる小麦は、自給率そのものは90%以上が輸入に頼っている現状があるわけで、国内の自給率は10%足らずです。学校給食のパンの原料としている小麦は、これまでの報告では、国内産と輸入ものが5対5で作られていると聞いています。外国産小麦の残留農薬については、食品分析センターの結果が時折発表されておりますが、外国産からは必ず、基準内ではありますが残留農薬が発見されています。いずれも、今、問題になっていますアトピー性皮膚炎、あるいは花粉症、さらに視力低下など、アレルゲンのもととなっており、これも改善する必要があります。今、幕別の5対5の小麦の使用割合を100%にし、これを地場産品、特に幕別町は小麦の生産を誇る町でもありますので、これらの地産地消の運動の推進にも位置付けて、国内産での小麦に切り換えるときがきていると考えます。考え方について伺うものです。以上です。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
中橋議員のご質問にお答えいたします。はじめに、イラク派兵の中止をとのご質問でありますけれども、お話しありましたように、政府はイラク復興支援特別措置法に基づき、昨年 12 月 19 日に派遣命令を下し、多くの自衛隊員が、今、イラクにおいて人道復興支援に取り組んでおり、今後の派遣も予定されているとのことでありますが、このことは、わが国の防衛、外交といった、まさに国の責務においてどう考えるかというべき問題であろうというふうに思っております。国に対して、一日も早い撤退と計画の中止を求めるべきとのご質問でありますが、私としては、いろいろな意見を踏まえ、国政の場において十分に議論され決められるべきものであろうというふうに思っております。一首長として意見を申し述べることについては、差し控えるべきであろうというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。次に、合併協議会のアンケートに関するご質問でありますが、十勝中央合併協議会におきましては、先月上旬に「幕別町・更別村・忠類村の将来のまちづくりと合併についての住民アンケート調査」と題しまして、アンケートを実施いたしたところであります。アンケートの内容につきましては、回答者の属性に関する項目のほか、3町村の現状、それから合併により期待される事項及び懸念される事項、さらには、3町村が合併した場合の望ましい将来像など、今後、協議会において策定いたします新町将来構想や建設計画に、住民の声を反映すべく実施したものでありまして、決して合併の是非を判断するために実施したものではありません。行政方針、あるいは先ほどの伊東議員のご質問にもお答えさせていただきましたけれども、市町村合併につきましては、自治体の存続そのものにかかわる大きな問題であります。将来に禍根を残さぬよう、より多くの住民の皆さんの声を聞きながら、合併の是非を判断することが大切であろうと認識いたしております。今後の協議次第では、今、法定協議会といえども、関係町村の主張が折り合わず、協議会の解散というケースもないとはいえないわけであります。私といたしましては、日頃から、あらゆる機会、媒体を活用して、可能な限り協議状況に関する情報提供に努めるとともに、協議会としても、将来構想策定時など、節目の時期に住民説明会を開催し、住民の意向把握をすべく、来年度の事業計画に盛り込まなければならないものと考えているところであります。次に、経済振興と雇用対策についてであります。先ほどの答弁と重複するかもしれませんが、お許しをいただきたいというふうに思います。世界経済の一体化が進み、経済・社会構造が大きく変わり行く中で、金融改革、不良債権処理に伴う企業間の合併・縮小など、社会・経済上の変化は経済活動に関するすべての人々に影響を及ぼしております。また、景気に明るい兆しがあるとはいえ、地方経済の低迷や産業構造転換の影響で、管内の高卒者の就職内定率は2月末現在で 61.1%、非常に低く、障害者・高齢者の就職についても、これも前段申し上げましたように、誠に厳しい状況にあるものと、大変深刻に受け止めているところであります。このような状況のもとで、経済・雇用拡大に結びつく公共事業や企業誘致は、地方にとりましても大きなウエイトを占めておりますことから、本町ではこれらの取り組みと同時に、融資制度の充実、商店街の再生、団体への支援等、さまざまな施策を講じ、経済の活性化に努めているところであります。また、先ほど申し上げましたように、雇用面におきましても緊急地域雇用創出特別交付金事業など、国・道の事業や町単独の事業を実施し、少しでも雇用状況が改善されるよう努力いたしているところであります。お話しがありましたメニュー、あるいは施策の充実、さらには住民周知に関してでありますけども、町道の支障木の整理、これは実は先ほどの永井議員のときにまだはっきりしていなかったから申し上げなかったのですけども、中橋議員のために残しておいたわけではないのですけれども、そういった事業も実はあるのですけども、先ほど言いましたように、まだ補助事業ではっきりしたものではないのですけども、少しでもそうした事業に取り組みながら、額にすると 1,200 万円ほどというふうに伺っていますけれども、そうした新たな事業の取り組みを含め、これから少しでも雇用に向けて役立つように、町の立場からも頑張らせていただきたいというふうに思っております。以上で、私からの中橋議員に対する答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)
中橋議員のご質問にお答えをさせていただきます。学校給食に地場産小麦を使用すべきということでありますけども、近年、食に対する「安全・安心」の関心が高まる中、特に学校給食については、その安全性を充分に確認し、子供達の健康面はもちろん、保護者に対しての不安等を払拭するする必要があると考えております。現在、給食用パンの原料小麦につきましては、北海道学校給食会から一括購入し、帯広市内の委託業者が焼いたパンを使用しておりますけども、内容的には、今、お話しがあったように、十勝管内産小麦・ホクシン 50%、外国産小麦 50%のブレンドであります。また、外国産小麦に対する残留農薬については、数年前から殺虫剤などの農薬が使われていることもあって、健康への影響を不安視する声が全国的に高まっていることも確かであります。昨年の第2回定例会でも同様の質問が出されまして、その時もいろいろ課題はありますけども、安全性の確保については、積極的に取り組みたい旨のお答えをさせていただきました。その後、給食会並びに給食会を通して製粉工場、製パン企業に対しても、その安全性の確保についての要望をしてきたところ、他の自治体からも同様の要望が出されていたと、こういったこともあって、学校給食会では、国が実施する食品衛生法の基準に基づく残留農薬検査とは別に、小麦粉、パン製品の自主検査を独自に実施することを決め、今年2月3日に帯広市で開催されたパン品質審査会でその検査が行われたというふうに聞いております。現在、検査機関で分析しておりますので、その結果については近々公表されるのではないかというふうに思っております。一方、地産地消の観点から、昨年7月に十勝管内の生産者、製パン業者、消費者協会などによって十勝産小麦・地産地消推進協議会が設立されまして、地場産小麦の消費拡大並びに学校給食に安全なパンの提供という両面からの取り組みを始められております。取り組みの中では、十勝管内産小麦ホクシン 50%に、パン向きといわれている新品種、これ幕別産でありますけども「キタノカオリ」、これを 50%ブレンドした地場産給食パンを、今、試作中であります。本町においても早い時期に全中学校に提供し、地産地消の理解や、味、食感についてのアンケート調査なども行う予定であります。なお、この取り組みにつきましては、現在、製パン業者や製粉業者と交渉中ですが、量の確保、これが一番問題でありますので、これらの条件が整えば、今後も継続して実施できるのではないかと、私どもは、今、期待をしているところであります。いずれにいたしましても、我が国の小麦自給率が9%と言われている中、新品種キタノカオリの作付けも緒についたばかりで、作付面積も少なく、安定した量の確保や製パン性、流通面などでの課題も多くありますけども、私どもは地産地消と安全・安心を両立させ、さらには、食育という大きな観点からも引き続き関係機関、企業にも働きを進め、ぜひとも実現に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えております。以上で、中橋議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 2番 中橋友子
再質問をさせていただきます。まず、1番目のイラク派兵の中止を求めることに対しての町長の考えを伺ったわけですが、地方の自治体、あるいは都道府県、それと国、それぞれが役割をもって、それぞれの仕事を果たしていくという点については、私も町長と同じ考えでおります。ただ、もう一つ政治を動かすといいますか、歴史が進んでいく中では、世論というのも非常に大事なものであり、その世論に対しても、どこの国であれ、道であれ、町であれ、やはり責任を持って、それを受け止めて、その声をまた可能な限り、可能な手法で、それを実現に向けていくといいますか、それが正しい方向に向かっていくように働きかけていくというのも、これもまた一つ責任のあることだというふうに思います。とかく、このことをあえて取り上げたのは、今のイラク派兵の状況が、私たちが子供のころの、ずっと他国では戦争があったわけですけれども、そういった時代の世界の情勢がどんどん変わってきているというのが伝わってきまして、その背景にはやはり大きな世論、国際的な運動があったというふうに押さえています。一例を言えば、ちょうど今から30年ほど前、1970年代にベトナム戦争がありまして、そのころも同じようなことがあったのですけれども、当時はまだまだ国連という機関が無力だったと聞きます。国連は第一次世界大戦で多くの犠牲を出した後に、第二次世界対戦があり、二度とこういうことは世界は行ってはならないというふうに生まれたそうですが、なかなか力が発揮されないで来たというふうに聞いています。それがベトナム戦争時代もそうであったのだけれども、今回のイラクの派遣の中では、ここが大きな力を発揮して、そして世界が動くというふうになってきたというふうな流れであると受け止めています。そういう流れをつくる背景には、一国一国の動きはもちろんでしたけれども、今回もそうですが、世界で数十カ国が1,000万人を超える運動に参加していった。個人であれ、団体であれ、自治体の首長であれ、いろいろな方たちが参加してきてそういうふうにつくりあげてきたというふうに聞いています。そういうふうに考えるならば、やはりきちっと平和と命を守るという点では、これは世界共通の思いだというふうに思いますので、その点で、勇気ある行動を、勇気あるといいますか、実際にきちっと考えを表明されて、行動に立ち上がっている地方の首長さんもいらっしゃるということも、北海道の中でもいらっしゃることも押さえています。そういう立場に、ぜひ立っていただきたいという希望をもって質問をしたところです。お答え、もしあればいただきたいと思います。それから、2点目ですが、合併協議会のアンケートについてでありますが、この中身を見まして、これからたくさんの項目を調整されていくときに生かしていくものだというふうには押さえました。というのは、一つ一つの項目が、当然といえば当然という中身といったら、ちょっと申し訳ないのですけれども、合併にどんなことを期待するかという、将来の町づくりなどでは、事故や災害のない町ですとか、農漁業の調和のとれた町ですとか、ずっと、例えば基本計画にしても、町がきちっと計画をするときに、表題になる、柱にするものが必ずありますね。そういうものが具体的に並べられてつくられたというふうに思うのです。私は、町民の方からも、三つなら三つと決められているので、できれば全部つけたいけれども、そうはならないというようなこともあったり、あるいはこういうことはみんなが思っていることだと。本当に町民の意志というふうになると、実はいろんな合併の姿が見えないと、なかなかそこの思いを伝えることはできないのだというようなことがありまして、これはこれとして生かされながらも、次の道にはどこかでやっぱり、私はきちっと丁寧に取り組んだ町の事例を参考にして、4.5世帯に1件ということではなくて、全住民にかかわる、これは前から求めていることですが、アンケート、あるいは最終的には住民投票と思っていますけれども、そういうことをプロセスの中に入れて、やっぱり取り組んでいただきたい、こう思ってアンケートにかかわってお尋ねをしたわけです。それと、雇用のことは本当に深刻で、一つでも1,000万円でも1,200万円でも、それが住民の方たちに還元されていく、雇用につながるということは大変うれしいことで、努力をしていただきたい、期待をしたいというふうに思います。町が打たれる施策、これが、世は経済というか、お金ですから、ずっと町の中で施策として動くものが、住民の家庭に還元されていく。雇用につながっていくというのが本当は一番望まれることなのですよね。町長が、先ほど来、永井議員にもおっしゃっておられましたけれども、町としての限界というのは、これは必ずあるというふうに思っています。町はあくまでも施策を打つというところで、直接雇用は企業ほどできませんからね。そういう点では限界があるというふうに思っていますけれども、そういう施策を打っていくときに、本当に広がる位置付けを、今、特別、雇用にかかわっては困難な時期だということを押さえていただいて、特別に力を入れていただきたいと思うのですね。新しいメニューの拡大と加えて、先ほど住民に対する周知徹底の問題もお尋ねしたのですけれども、なかなか、例えば、就労センターの問題一つにとっても、あれは登録制で、1年に1度、2月末あたりですか、期限にして募集されて、あとは翌年というような形で、いわばそこの雇用の機会といいますか、それに限定してみれば1回なのですよね。こんなことを見ると、もっともっと周知や改善の手法があるのではないかというふうに思うのです。そういう点で、ここに示しました、特に弱者の方たちに対する手立てについて再度伺います。学校給食につきましては、随分昨年来から研究が進められたようで、期待をしたいと思います。実は、幕別町が現在作っていただいているパン屋さんと同じところを使っている帯広市が、今年から実施する方向を打ち出したことは新聞報道で知りました。それで、帯広のあれだけの給食数が可能だったら、幕別はもっと人数が少ないわけですから、これは、道は近いかなというふうに勝手に思っていたところなのですけれども、技術的には随分改善されて、新しい酵母の発見だとか、そういうこともありまして、どんどん内容も良くなっているというふうに聞くのですが、今、ネックになるとしたら量の問題なのでしょうか、先ほどちょっと、小麦そのものですか、そのことを教育長がおっしゃってられたように思うのですが、今、小学校、中学校全部の子供たちに供給するだけの量を、今の時点で、試験ではありますが、作るということがまず不可能なのかどうか。量的に確保でいないのかどうか。その辺のそのネックになるものは何なのか、もう一度伺いたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
再質問の1点目、イラク派兵の問題でありますけれども、世論が大事であると、そのことは私も先ほど申し上げましたとおり、当然のことながら世論の動きを見た中で、国政の場で十分検討していただく、協議していただくことが大事であろうというふうに思っております。もちろん町村長が、それぞれの立場で意見を申すことについて、私はそれを反対するものでもありませんし、否定するものでもありませんけども、私自身としては、首長の立場では言うべき問題ではないのかなというふうに判断をしているということでありますし、もちろん、もう一つお話しありましたように、世界平和については、私ももちろん、ぜひ世界平和が1日も早く実現されるように、地域紛争、あるいは民族紛争といった戦争行為がないように、当然そうしたものがなければ自衛隊の派遣もないわけでありましょうし、中橋議員からたびたびこういう質問も受けなくても良くなるのだろうというふうに思っていますので、ぜひ世界平和の実現に向けて、努力していただければというふうには思っております。それから、アンケートの問題でありますけども、これは先ほど来申し上げておりますように、新しい新町の建設計画をつくために、今、現在で住民の皆さんにアンケート調査をお願いしたということでありまして、総数が3,000人を抽出してアンケートをやるという人数を決めておりますので、たまたまその3,000人を世帯規模で分けますと、小さな村がちょっと少なくなるものですから、そちら忠類・更別を世帯の約半分、そうすると幕別が約9,000世帯で残り2,000通というふうになると、だいたい4.5世帯に一つというようなことになってくるわけです。そしてもちろん、今やったこの建設計画のアンケートが、これから委員会の中で十分煮詰められて、いつの時点になるのでしょうか、8月か、9月か、早い時期にそうした新町の建設計画ができて、それをまた住民の皆さんに周知をさせていただく、説明をさせていただきながら、それについてのまたご意見を伺っていくということになるわけでありますし、それをもって、都道府県知事への合併の申請の一つのもとになる新町計画ということになるわけであります。そうした意味では、今のアンケートの集計と新町建設計画を早期に完成して、住民の皆さんに周知していくことが必要であろうというふうに思っております。それから雇用の問題につきましては、先ほど来、永井議員にもお話しを申しましたけども、補助事業があるうちは補助をもらっていろんな事業ができますけれども、これがなくなった後に、本当に町単独でそのままの事業が継続できるかどうかというところが、私どもにとっても大変難しいところでありますけども、できる限り、その必要性に応じて、町としてもそうした事業の継続に、これからも意を用いてまいらなければならないのだろうというふうに思っております。それから周知の問題、就労センターのお話しもありましたけども、就労センター、確かに今、登録を行っておりまして、今月の末に説明会といいますか、事業の話し合いといいますか、懇談の場がもたれるのですけども、そのほかにも、年間通じて随時登録ということはやっているように伺っております。そういったことも含めて、これから機会があれば、そういう雇用に関する住民周知についても努力をしていきたいというふうに思っております。以上です。
答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)
地場産小麦100%のパンを使用できるかという問題で、何がネックかということなのですけど、実は先ほど、早い時期に全中学校言ったのですけども、今、入った情報によりますと、小中学校全校でやるということであります。やる時期は4月9日という形で、今、決まっているようでありますけども、いずれにしても先ほども言いましたキタノカオリという作付け、まだまだ少ないという形になっていますから、これらがきちっと安定した量が確保できれば、私どもと契約している業者、ここは一つの市と六つの町でこのパンを使っているものですから、これが確保できればできるということであります。したがいまして、昨年の7月にできた地産地消推進協議会、この中に生産者も入っておりますので、きっと契約栽培なんかの手法もとりながら、こういったものができるのではないかということで、私どもも大きく期待をしていきたいというふうに思っております。
再質問 2番 中橋友子
1点目の町長の考え方はわかりました。私、初めて伺います。たびたびは聞いておりません、町長たびたびと言いましたけれど、この問題は町長に伺うのは初めてでございます。ご認識を。それと、合併協議会のことなのですけれども、日程表を見ましたら、今も町長説明してくださいましたが、北海道と最終的には正式協議をするのが11月、これはまだ定かではないと思うのですけど、予定を立ててやっていらっしゃいますよね。それで、町長は今回のアンケートを受けて、そして将来構想というのを練り上げられるのですね。今、小委員会ですか、検討委員会ですか、それぞれが各分野で練り上げも行って、そういうのを集計されながら、一つのものをつくっていかれるのだと思うのですけれども、一応、住民の皆さんにきちっと施策として、例えば、町はどこにあってどういう名称で、そして民さんの負担はどう変わってというような、いわば町民の知りたいというようなことを、いつごろまで出される予定でいらっしゃるのか。私は、そういうものが出された段階で、きちっと住民の意志を、「そういうことなのですよ、皆さんどうですか。」っていうところが大事だと思いまして、そのプロセスといいますか、計画についてお答えをいただきたいと思います。あとは、雇用対策についても、随時登録を受け付けられているということでありますので、その点は受け止めます。学校給食につきましても、4月9日といいますと新年度ですね。大いに期待をしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
合併協の問題でありますけども、先ほど言いましたように、今、アンケートをとっているのは、新しい町を新設計画、新しい合併してできる新町の建設計画をつくるための資料として、アンケートを実施していると。できれば、これらについては、恐らくはちょっと遅くなるのだろうと思っています。これが8月ぐらいにこれができると。そしてこの時点で一度、説明会がどうかということは、今、考えております。それともう一方では、先ほどお話しありましたように、住民負担、住民サービスの問題があります。これらを含めたものを合わせて、新町建設計画、さらに住民負担の問題、これらを含めて12月ぐらいをめどに決めたいということですから、この時点で再度説明会の必要性があるのかどうなのか。そうしたものを、もちろんほかには新町の役場の位置ですとか、新町の名称ですとか、いろんな問題がありますけども、そういったものを含めてできれば、12月ぐらいにまとめたいと。そして議会に付議をさせていただき、議決がいただければ、3月までには都道府県に申請をしなければならない。もちろん、新町の建設計画の中には、北海道との事業で絡む部分も出てまいりますから、その都度、随時協議ということは、北海道の場合は道との協議は進めていく、そして新町の建設計画を立てていく。そしてそれを住民の皆さんに説明をさせていただきご意見をいただく。そういう手法をこれからとっていって、一つのめどが12月ということで進めさせていただきたいというふうに思っております。