幕別町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月4日
今後の町村合併問題への対応について
2004年3月4日、幕別町議会の一般質問で、伊東昭雄議員が「今後の町村合併問題への対応について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。
- 質問者
- 伊東昭雄 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 18番 伊東昭雄
通告に従いまして質問いたします。今後の町村合併問題への対応について。平成16年も既に3月となりました。町長におかれましては、交付税の圧縮などによる財政不足で、政策推進のための予算編成に大変苦慮されたことと存じます。心より敬意を表します。さて、町村合併問題は、我が町の将来にかかわる重要懸案であります。町長は日ごろから、この問題は町長一人、あるいは議会のみで決めるものではなく、全町民の声を聞いて決断すると申しておりますが、その点、私も同感であります。特に、本町の将来を担う若い世代の町づくりへの参画は、住民と行政の共同体性を築く上で重要であり、活力と信頼ある町行政を進める上での基本であると考えます。しかし、任意協議会設立の前後、二十数回の住民説明会では、出席参加率は2,274名にとどまっていると聞きます。現在、本町の20歳以上の町民は2万232人でありますから、参加率は1割強に過ぎません。これでは町民の声を聞きましたということになはならないのではないかと考えます。町民の声を聞くということは、住民の自治意識に根ざした町づくりとする上で、しかも十勝をリードする中核農村都市本町を発展させる上で不可欠と考えます。今こそ、全町民の声を聞くということは、少なくとも町民の半数以上の意見を集約してこそ言えるものと思います。その集約の上にこそ合併問題は解決、進展することになるのではありませんか。特に合併問題は、本町開基以来の最大懸案であり、そのスムーズな解決には、町民の危機意識を高め、併せて夢と希望のある町の発展のための真摯な自立精神を求めていく必要があると考えます。本町を含む合併についての法定協議が昨年の12月25日に設立しましたことは、評価されることと思いますが、平成17年3月31日に向けて意志の決定をしなければなりません。このことは現在、20歳以上の町民のみでなく、本町の将来、十勝の将来を担う子供たちにとって、より大きな重要な課題であります。そのことを考えるならば、この町村合併問題についての町民の意見集約は、5割以上の参加を実現し、将来像を樹立することが必要と考えるのでありますが、町としてはどのような方策をもっておられるのか、具体的にお示しいただきたいと思います。以上。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
伊東議員のご質問にお答えいたします。今後の市町村合併問題への対応についてでありますが、合併協議につきましては、先の行政執行方針の中でも申し上げましたように、昨年 12 月に3町村議会の議決をいただきまして、十勝中央合併協議会が設置され、今年 12 月末をめどに、45 項目にわたる協定項目に係ります協議がスタートしたところであります。伊東議員が言われますように、市町村合併につきましては、自治体の存続そのものにかかわる大きな問題であり、将来に禍根を残さぬよう、より多くの町民の皆さんの声をお聞きしながら、合併の是非を判断することが大切であろうと認識いたしているところであります。しかしながら、説明会の出席率を先進地の事例に見ますと、必ずしも多くの住民の方が説明会に出席されているという実態にはありません。平成 13 年1月から平成 15 年 12 月までに、新設合併により合併した 19 の全国の協議会のうち、住民説明会を開催した 13 の協議会におけます住民の参加率は、1.76%にとどまっております。一番参加率の高いところでも、16.82%でありました。また、協議会によっては、一度も住民説明会が開かれていないといったところもあるということであります。平成 16 年度におけます十勝中央合併協議会の事業計画につきましては、次回の協議会に提案され決定される予定となっておりますことから、住民説明会の実施時期、あるいは内容等につきましては、今の段階では明確にお答えすることはできませんが、私としましては、日ごろから、あらゆる機会、あらゆる媒体を使って、可能な限り情報提供に努めるとともに、きめ細かな説明会を開催することにより、将来を担う若い人たちをはじめ、できる限り多くの住民の皆さんの意見を伺ってまいりたいというふうに思っているところであります。また、こうした問題、議員の皆さんにおかれましても、住民説明会参加や出前講座の招聘など、住民の皆さんへの働きかけにご理解、ご協力を賜りまして、できれば町全体として、いわば町ぐるみで合併協議が進められていければというふうに考えているところであります。以上で、伊東議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 18番 伊東昭雄
今、町長の説明で、他の先進地の模様を聞いて、その点についてはよくわかりますけれども、今後の取り組みについて、私は、この問題はそれぞれの公区を通じて参加への気運を高めることが大事だと思います。そこで、私は町長より各公区長へお願いをして、町民の多くの参画を実現すべきと考えますが、どうでしょうか。私は、公区主催の町民の自主的な活動が促進する方法を、町長としてどう捉えておられるのか、重ねてお伺いいたします。その際に、必要資料などは前もって公区の住民全員に配布しておくことも必要と思いますが、その点についてお伺いをいたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話しがありましたように、これから行う住民説明会については、公区を通じて参画を要請する、あるいは公区が自主的にやっていただく。当然、そういったこともこれから考えていかなければならない問題だろうというふうに思っております。これは公区が自主的にやっていただくということは、これは今までも、私どもは出前講座という中で、公区をはじめ、いろんな団体等からの要請がありましたら、その都度出向いていって説明会、あるいは説明をさせていただいておりますので、それらを含めて、これからも継続してまいりたいというふうに思っております。ただ、もう一つ、今まで説明会がなんとなく札内・幕別・糠内3カ所で説明会が終わっていたというような経緯があるのですけども、これらをもう一歩進めて、いよいよ最終段階になってまいりますので、やはり少なくともコミセン単位ですとか、あるいは開催時間についてもいろいろ検討をしながら、いわゆるより多くの住民の皆さんが参画できるような手法といったことも考えていかなければならないのだろうというふうに思っておりますので、もちろん今までもそうでありますけれども、公区長会議の席上なんかでもいろいろお話しをさせていただきながら、協力をいただいている経緯もありますので、今後とも十分相談をさせていただきながら、お願いをしていきながら、それらの対応にあたっていきたいというふうに思っております。
質問 18番 伊東昭雄
今、町長は、これから改めて公区長にもお話しをしながら、多くの人を寄せるという答弁がありますので、理解をいたします。町長は、町民に対しても、関係町村に対しても、自信を持って胸を張って進められる合併推進のための町行政に切に願いをいたしまして、私の質問を終わります。