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幕別町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月9日

少子化対策について

2003年12月9日、幕別町議会の一般質問で、中野敏勝議員が「少子化対策について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫が答弁しました。

質問者
中野敏勝 議員
答弁者
町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 中野敏勝

通告のとおり質問いたします。1、少子化対策について。少子化社会対策基本法が平成 15 年9月1日に施行され、前文に次のようなことが示されている。我が国における急速な少子化の進展は平均寿命の伸長による高齢化の増加とあいまって、我が国の人口構造に歪を生じ、国民生活に深刻かつ重大な影響をもたらしている。我々はともすれば、高齢化社会に対する対応にのみ目を奪われ、少子化という社会の根幹を揺るがしかねない事態に対する国民の意識や対応は著しく遅れている。少子化は社会における様々なシステムや人々の価値観と深くかかわっており、この事態を克服するために長期的な展望に立った不断の努力の積み重ねが不可欠である。このように示されております。晩婚化、未婚化に加えて、近年子供を生まない夫婦の割合が増加している。さらに核家族が増えたことなどから、子育てに対する負担感や不安感が増し、産みたくても産めないという夫婦が多いのが実情である。一方、不妊症に悩んでいる夫婦も 10 組に1組がいるとのことである。一人の女性が一生涯に産む子供の数は、1.32 人と史上最低の記録となっている。これらは女性にとって、子供を産み、育てることが人生の喜びや価値ではなくなったことの表れと指摘する人もいる。子供が、瞳を輝かせ、伸び伸びと育っていくために、子育ては地域や社会全体が取り組む大きな課題であり、家庭にあっては父親も母親とともに育児をすることが望まれている。女性も男性も共に育児にかかわっていくことのできる社会、地域全体が子供に成長を見守り子育てをしていく社会、さらに子供が楽しいと思える社会の実現のため、親への財政支援、地域の環境整備の子育てに対する支援が必要不可欠と考える。このことについては町長もエンゼルプランで定義付けているところであるが、次の点についてお伺いします。①不妊症への経済的支援の必要性について。不妊症に対しての検査・治療には保険の適用もなく、多額の費用がかかり、簡単に検査・治療を受けられずに悩んでいる夫婦もいるものと思う。このような夫婦に対して国でも取り組みがなされようとしています。町としても現状や実情を把握して、経済的支援をすることこそ少子化対策に対する重要な取組ではないかと思うのですが。②子育て支援の充実について。青葉保育所に子育て支援センターが開設されている。さかえ保育所は建て替えの計画があり、併せて子育て支援センターの開設予定は承知しているが、現在の子育て支援センターは1週間に月曜日から金曜日まで、10 時から 11 時の1時間だけ、しかも年齢別にして地域別に分けての利用となっている。もっと拡大し、自由に利用できないものか。③ファミリーサポートセンターの設置について。一時的な子供のお世話を有料で行うシステムがあってもよいのではないかと思う。援助を受けたい人、援助をしてあげたいと考える人を募集し、センターに登録、窓口となって援助を受けたい人のニーズにあった援助をしてあげたい人を紹介するところがあればいいと思う。④中学校の空き教室を活用した体験学習の導入について。核家族の中で、兄弟や姉妹も少なく小さな子供と触れ合う機会も当然少ない。そんな中で空いた教室を活用して、地域の親子に利用させながら、小さな子供と生徒が自由に触れ合える場を体験学習の一貫として取り入れ、その中で命の大切さ、子供に対する愛情などが身についていくものと思うのですが。⑤わかば幼稚園のスクールバスの運用について。エンゼルプランのアンケートの中にも、数名であるが、わかば幼稚園に送迎バスを希望している実態がある。極端な意見では、札内に町立の幼稚園を作るべきとも言われている。現在も札内から幼稚園に通わせている園児もいる。バスの運行によってわかば幼稚園に入園させたい家庭もさらに増えるものと思うのですが。次に、中学校の校舎周辺の環境整備について。札内東中学校は、遠距離中学のため自転車の通学が許可され、多くの生徒が自転車を利用して通学している。そのために自転車置場が手狭になっているのが現状です。屋根がかかっているところは一棟だけ。その3倍ほどの自転車が置かれている。札内中学校にも自転車通学している生徒がいる。自転車置場としての設備はあるが屋根がかかっていない。さらに、中学校校舎周辺は大きな木も茂り、小動物も出回り、自然環境としてはとても恵まれているが、街灯が少なく暗いところが多い。部活を終わって帰るころは暗くなっている。白人小学校付近では、変質者なども見かけるとの情報もあることから、事故が起きないためにも周辺を調査、点検して、生徒が安心できる校舎環境を整えることが必要と思うのですが、関係者の考えをお伺いします。①として、札内東中学校の自転車置場の整備と、体育館入り口の舗装が必要と思うのですが。自転車置場の足場は、砂利が敷かれざくざくしている状態。足元が悪く、自転車も倒れているのが散見される。敷石か、舗装によって整備をすることが必要と思う。また、部活で暗くなる生徒は、体育館の入り口から帰宅するようになっている。体育館の入り口は、わずかではあるが砂利道になっている。足元の安全確保のために舗装するべきと思うのですが。②札内中学校と札内東中学校の街灯の増設が必要と思うのですが。恵まれた自然環境ではあるが、木々の陰となって、街灯の役割が果たされていない状況になっている。防犯上問題がある。街灯については、札内東中学校ばかりでなく札内中学校も暗いところが多い。せめて幕別中学校並みに、周辺の街灯を増やしてもっと明るい環境にすることによって、生徒の安全が確保されると思うのですが。以上、それぞれのお考えをお伺いします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中野議員のご質問にお答えいたします。少子化対策にかかわって、最初に不妊治療の経済的支援についてでありますが、医学的には、妊娠を望む夫婦であっても、2年以上妊娠に恵まれない場合を「不妊症」と定義をしているとのことであります。町内の不妊症の実態については把握いたしておりませんが、ご質問のとおり約 10%の確率で不妊症になると言われ、その原因は男女のいずれか、あるいは双方にあるとされており、妊娠成立に必要な過程のどこかが障害されることにより発生するものと考えられております。不妊治療のうち、一部については保険適用となるものの、「体外受精」や顕微鏡で確認しながらの「顕微受精」などは該当せず、全額自己負担となっております。このため、これらに要する費用は医療機関によって異なるものの、1回当たり 30 万円以上必要とされており、加えて成功率が2ないし3割と言われている中で、治療が繰り返し必要な場合には、相当な費用負担になるものと思われます。本町においては、現時点では不妊治療の経済的支援については考えてはおりませんが、お話がありましたように、国においては少子化対策の一環として、平成 16 年度から不妊治療費の一部を助成することも検討しているとのことであり、さらに北海道においても同じく支援策を盛り込むとの報道もあり、私どもとしましては、それらの推移を見守りながらこれから対応してまいりたいというふうに考えているところであります。次に、子育て支援の拡充についてでありますが、子育て支援センターにつきましては、平成 13 年10 月に子育て家庭の育児不安等の解消を目的に開設したところでありますが、開設当初は同年齢の親子を対象として、利用していただいておりましたが、多くの親子が利用され、安全運営の面からも地区を2地区に分けまして実施いたしているところであります。また、新たな事業として、大変好評いただいております地区割や年齢制限をしない就学前の親子を対象とした「にこにこ事業」や、第1子と妊婦を対象として午後からも利用できる「ばぶばぶ事業」なども実施しているところであります。子育て支援センターを自由に利用できないかというご質問でありますが、青葉保育所内の一室を利用して事業を実施いたしておりますことから、利用には一定の制約の中で実施しなければならない状況にありますが、これもお話がありましたが、今後、さかえ保育所の改築事業と合わせて併設を予定しております子育て支援センターでは、それら利用が可能になるものと考えておりますので、現施設の利用についてはご理解を賜りたいというふうに思っております。また、これからも、利用されている父母の方々とも十分協議しながら、少しでも多くの方々の利用ができるよう工夫を加え、事業計画を検討してまいりたいというふうに考えております。次に、ファミリーサポートセンターの設置についてでありますが、幕別町エンゼルプラン策定時におけるアンケート調査の結果からも、女性の就労の増加や核家族化により、保育ニーズが多様化し、様々な要望がありますことから、エンゼルプランには一時保育や休日保育等の実施について推進することとしたところであります。これら、一時保育や休日保育の実施に当たっては、保育所内での実施が望ましいというふうに考えておりますが、ここ数年、札内地区での保育所の入所児童数が増加傾向にありますことから、現状では保育室の確保が困難な状況にあります。町といたしましても一時保育等の必要性は十分認識いたしており、前段申し上げましたように、さかえ保育所の改築時期の問題もありますことから、これらを含めた中でこれからも検討してまいりたいというふうに考えております。以上で、中野議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

中野議員のご質問にお答えをいたします。空き教室を活用した体験学習の場を開設する考えはないかというご質問でありますけども、私ども、空き教室といいますか、余裕教室という呼び方をしておりますけども、こうした学校施設の利用につきましては、国においても昭和 50 年代半ばに中教審の答申、あるいは昭和 62 年の臨時教育審議会の答申においても、これらの点に注目し、学校は地域共通の財産であるとの観点から、学校、地域の協力関係を確立し「開かれた学校づくり」へと発展するよう答申がなされたところであります。これを受けまして、幕別町におきましても、学校が持つ教育力をもって地域の交流、文化拠点として地域の文化を支え、また地域の住民からは「おらが学校」として愛され、誇りにされ、支えられてこそ、地域の文化や歴史に根ざした地域とともに生きる学校教育、人間教育が実施されるとの考えから、これまでも体育館の開放やコンピュータ教室におけるパソコン講座、作品展示など様々な地域開放事業を行っているところであります。そして余裕教室利用の考え方の最終的に目指すところもその点にあると思いますので、ご提案の趣旨につきましては理解できますので、今後の参考にしたいと思います。なお、参考までに申し上げますと、幕別町における「余裕教室の定義」、このことについて申し上げたいと思いますけども、平成 14 年度から新しい学習指導要領がスタートしたこともありまして、私どもは「余裕教室イコール不要な教室」とは考えないことを基本としながら、一つには、普通教室として施設台帳に登録されているもので、継続して5年間は普通教室として使用される見込みのない教室。もう1点は、普通教室の保有数から見て次年度以降の推計学級数、あるいは学級数に応じて必要となる特別教室、特別支援教育に係る教室、管理諸室、例えば会議室や児童生徒会室、多目的室、郷土資料室、クラブ活動室などの充足に要する教室数、そして特色ある学校づくりに要する教室数、当該年度の推計誤差等に対応する教室などを差し引いた後の教室を「余裕教室と定義」付けていることもあり、現段階では空き教室いわゆる余裕教室はないものと、私どもは認識をしておりますのでご理解を賜りたいと思います。次に、わかば幼稚園の送迎バス運行についてでありますが、現在、札内地域から幕別町本町のわかば幼稚園に8世帯9名の園児が保護者の送迎により通園をしております。札内地域の多くの保護者や子供たちは、基本的には友達や学校の関係などから近くの幼稚園に通園したいという願いから、平成 12 年度に札内の幕別幼稚園を増築し、受入れ定員数の増を図り、その期待に応えていただいておりますけども、保護者の幼児教育の方針などもあって、わかば幼稚園や、あるいは帯広の私立幼稚園を含めて選択、通園をされております。送迎バスの運行につきましては、帯広や札内の私立幼稚園に通園している園児の保護者はバス代を負担している現状から、仮に通園バスを新規に行った場合には、通園児の関係から相当な利用者負担が伴いますことや、その一方でスクールバス運行の考え方もありますが、学校行事の関係や小・中学校の登下校の時間帯と幼稚園の時間帯との調整がつかないことや、スクールバスの運行は困難な状況にあり、現段階では送迎バスの運行は大変難しいことをご理解賜りたいと思います。次に、自転車置場の整備と体育館入り口の舗装化についてであります。学校施設の修繕や整備等につきましては、各学校からの要望等により、その必要性や緊急度・優先度などを見極めながら計画的にこれまでも行ってきておりますが、今後におきましても、学校からの要望や施設状況等を調査させていただき、対応してまいりたいと考えておりますのでご理解願います。次に、札内東中学校と札内中学校の防犯灯の増設についてでありますが、札内東中学校につきましては、生徒玄関前、体育館入口前及び校門横に水銀灯が設置されており、自転車置場には2灯の街灯が設置されておりますし、札内中学校につきましては、道道及び町道の街路灯や防犯灯により、ある程度の明るさがあるなど、両校ともに生徒が通常の登下校の際の通路につきましては一定の明るさが保たれているものと考えております。しかしながら、学校敷地内には樹木の陰や学校施設の裏側など暗い場所もありますことから、防犯的な観点により学校とも十分に協議させていただき、必要な箇所には防犯灯の設置など今後計画的に整備してまいりたいと考えております。なお、変質者あるいは不審者の出没、不審電話等に対する防犯的な対応につきましては、各学校ともに日頃から児童・生徒に対する安全指導を行っているほか、今年度から取り組んでおります「地域ぐるみの学校安全推進モデル事業」によりまして、危険な箇所を地図に落とした「安全マップ」を作成し、効果的なパトロールなどに活用してもらうほか、「防犯カード」を作成し、子供たちが困ったときや危険なときに役立ててもらいたいと考えております。また、「子供 110 番の家」を引き受けていただいているご家庭や商店・事業所には、子供たちが駆け込んできたときにどう対応したらよいかを簡単に記した「不審者等対応早わかりメモ」を配布させていただくなど、保護者や地域、さらには関係機関等が共通認識のもと一体となった取り組みによって、子供達が安全に登下校でき、安心して学校生活が送れるよう努めていることも一方ではご理解いただければと思います。以上で、中野議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 16番 中野敏勝

今、それぞれご答弁をいただきましたけれども、子育て支援の充実については、青葉保育所のところで行っているわけですけれども、保育のため昼寝の時間は利用できないと。そのために 10 時から 11 時までというような形で開設されていると思います。今年の新年座談会の子育て 21 世紀の中でも、青葉の子育て支援センターは非常に狭いと。新しいものではなくてもいいから、既存のもので何かできないものかというような意見もあったわけです。この点についても検討していただきたいというふうに考えております。あと、ファミリーサポートセンターの設置なのですけれども、一時保育を希望している人もかなり多いと思われます。本町ではわかば幼稚園がその機能の一部を果たされているというようなことも聞いております。札内地域には全くこういうところはないわけです。仕事の都合で保育所や幼稚園に送り迎えができないとき、あるいは美容室とか病院、学校の参観日とか、この多様なニーズに応えられる総合的な援助活動のできるところがあればというふうに思うわけです。さらに、中学校の空き教室ですけども、現在はないということですけれども、先進地においては家庭科の授業に取り入れて大きな成果を上げているところもあるわけです。最初は、小さな赤ちゃんを抱っこできないような生徒でも、かかわっていくことによって赤ちゃんの取り扱いも分かったり、あるいは発達の様子や子供のかわいさ、育児の大変さが体験として理解できていると。また、母親は、今の中学生は非常に怖いというようなことを感じたり、大丈夫かというような不安もあったりしているわけですけれども、辛抱強くあやしたり、優しく接する姿を見て、とても中学校の生徒がかわいくなったというようなこともあるわけです。世代間の交流によって、貴重な体験学習の中で、家庭内における引きこもりとか、それから家族の対話も増えてきているというのが実情であります。現状は空き教室がないためにできないわけですけれども、何らかの方法でできればいいと思うわけです。さらに、わかば幼稚園にスクールバスの運行。今聞きますと、札内方面から8世帯9名の方が通園されていると聞きましたけれども、朝だけでもこの札内中学校から通っているスクールバス、8時 10分に札内中学校に生徒を送ってくるわけですけれども、そのあと、こちらへただ回送されるのではなくて、その部分をぐるっと廻って、そして来ることによって非常に活用ができるのではないかというふうに感じております。この辺も前向きに考えてみてはどうかというふうに思います。それから、札内東中学校の環境整備についてですけれども、聞いてみると関係者が以前から問題視をして町に要望をしているというようなことです。現状を見たときに、事故が起きてからでは取り返しがつきません。事故の未然防止のためにも必要なところに街灯をつけて、早急に環境整備を考えていただきたいというふうに思います。再度お伺いします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

子育て支援にかかわりましての関係でありますけれども、お話がありましたように青葉保育所の一室のみでは大変狭い、そしてまた対象者、利用される方も多いということでご迷惑をかけているのだろうというふうに思っておりますけども、先ほど申し上げましたように、今の時点では、早くても平成 18 年くらいになるのだろうと思いますけれども、さかえ保育所の改築が予定をされております。そうした中では、当然保育所の改築に合わせて子育て支援センターの設置を併設したいというふうに思っておりますことから、何とかこの間、大変厳しい情勢の中で新たにその部分だけを増築してやるというようなこともなかなか難しい面があるものですから、何とかご理解をいただく中で2、3年、4年くらいの間はそういった状況の中で、支援センターの開設はやむを得ない状況にあるのかなというふうに思っております。ただ、できる限りのことを、先ほども申し上げましたように、利用されている方々のご意見等もいただく中で十分これからも活用の方法については検討し、また協議させていただきたいというふうに思っております。当然のことながら一時保育についても、私も今年の1月号にお母さん方との座談会をやらせていただきまして、いろんな要望をお聞かせいただいて、私自身もその必要性については十分認識をしているところでありますが、なかなか札内地区の保育所には空き教室といいますか、保育室がなかなか空かないというような現状もあるものですから、なかなかご期待に沿えない部分もあるわけですけども、引き続き、そういった情勢を見ながらこれからも検討しながら対応に意を用いてまいりたいというふうに思っております。

答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)

1点目の空き教室の利用について、またご提言をいただいたわけですけども、そのことについては前向きに検討することは先ほどもお話ししたとおりであります。実際に中学生と幼児との交流、あるいは小学生との交流、こういったものはそれぞれの学校で、それぞれの幼稚園、あるいは保育所等々に行きまして、それぞれがやっているという実態もあることも一方ではご理解いただければと思いますので、さらに授業の中でどんなふうに取り入れるか、このことについてはそれぞれの学校の中でまた工夫をしてもらうと、そんなふうにしていきたいというふうに考えております。それから幼稚園のバスであります。確かに8時 15 分に札内中学校に来たと、であればこちらの幼稚園が始まるのは8時 45 分ですから 30 分間という時間があります。が、しかし札内の今いる人だけでもそうですけども、これから希望なされる方も札内の市街のどこから乗られるかわからないという、そういったこともありまして、それらを循環したときにはたしてどれだけの時間をとるか、ということもあります。それから一方では、札内だからこそ乗せるのか。そうではなくて、もう一方では、相川とか猿別とか新川、そういったところから通っている子供たちもいらっしゃるわけで、そういった子供たちのバランスはどうするのか。このことは保育所も同じになりますので、そういった意味で、もちろん前向きに検討をということでありますからもう一度検討はいたしますけども、これまでも何回かこういったご質問をいただきながらこれまで実施してきていると、そのことも一方ではご理解をいただければというふうに思っております。それから、東中の環境整備につきまして。これにつきましては先ほども申し上げましたように、現状よく調査をしながら、学校とよく整理をしながら、そして全体的に見てどこがどうすればいいのか、これらについて検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 16番 中野敏勝

多少重複しますけれども、最後に、子育て支援センターの全体的な部分で、先進地の子育て支援の状況を見ると、子育ての中の親の子育てを支援するとともに、親の育児力を高めることを目的として、国の補助を受け独立した施設で職員1名、子育ての指導員1名、そして補助指導員数名を臨時で置いて、祝祭日等、年末年始以外はいつでもこのセンターを開放している。時間についても、午前 10 時から午後4時まで利用できる仕組みとなっているわけです。活動内容も非常に充実していまして、交流とか学習、あるいは相談、情報提供と四つの事業からなっていて、子育てをしながら母親としての大切な社会性を身につけることもできる内容となっているわけです。また、受け身だけでなく、個人が主体性を持って活動に参加して、さらに子供は一人でもうたくさんだといっている母親も、このセンターに通うようになってから考え方が変わって、二人、三人と子育てに意欲がでてきているのです。子供が増えてきているのが現状。子供は未来の宝であります。時代を担う大切な大切な宝です。町においても積極的に子育てに対する専門的な知識や、豊富な体験や経験を持つ人材の育成と準備が求められ、養成講座など人材の育成の場を増やして、少子化対策に対するきめ細かな対応が必要と考えます。このことについてもお伺いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話がありましたようなそういうすばらしいセンター、恐らくどちらかというと都会的なところが多いのだろうというふうに思いますけども、私どもの町の範囲の中では、例えば親の育児力等については、ある意味では保健師の指導の中で行われているような現状でありまして、あるいはせっかく支援センター的なそういうものが、やっぱりより多くの人に利用されなければ意味がないわけでありますから、今お話ありましたような大変すばらしい内容のものだと思いますけども、果たしてそういった施設が私どもの町の中でやることがどの程度の効果が、効果がないことはないのでしょうけれども、どの程度の利用があって、また、財政負担あるいは町全体の中での施策の中で構築していけるかどうか。いろいろ条件としては難しいものもあるのだろうと思いますけれども、私どもは今言いましたように、子供は宝であり、これからも大事な次代を担う子供たちのために、そしてまた、子育てに悩むお母さんたちに支援になるような施策の構築にはこれからも一層意を用いてまいりたいというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月9日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる