みんなの議会

幕別町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日

地元住民との協働によるまちづくりについて

2003年6月18日、幕別町議会の一般質問で、永井繁樹議員が「地元住民との協働によるまちづくりについて」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
永井繁樹 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 永井繁樹

通告のとおり、地元住民との協働によるまちづくりについて質問をいたします。幕別町では、今まで様々な公益的法人や公区などの地縁による団体と綿密な連携をとりながら町政を進めてきました。しかし、近年、社会情勢の変化やライフスタイルの変化により、価値観が多様化していく中で、それぞれ地域での課題や住民ニーズも多様化しています。これら、多様化する地域の課題や住民ニーズに対して、これまでの制度や仕組みでは対応できない状況になってくると考えられ、制度や仕組みの見直しが必要になってきます。このような社会情勢により、既に協働関係にある団体に加え、さらにNPOとの協働が新しいまちづくりを行っていく上で重要な課題になってきます。また、市町村の財政危機に伴い、経費削減の一環として、行政のあらゆる分野で地域住民との協働が大きなテーマとなってきており、住民自治の在り方、公共サービスの質の見直し等、抜本的な行政改革や、町の将来ビジョンの枠組みの中でこそ、協働の在り方が議論されるべきであります。6月の広報まくべつの中でも町長は2期目のテーマは協働のまちづくりと答えております。私自身もこの考え方には積極的に賛同できるものであります。そこで、大きく分けて2点について伺います。その前に質問の中にあります公区という表現につきまして、住民組織としての町内会の意味を併せ持っていることを付け加えさせていただきます。最初に、公区と行政との協働についてお伺いをいたします。公区は地域の協働性をもとに組織され、地域自治機能を持ち、公益性の大きい活動を行っています。この意味では極めて公共性の強い存在であります。行政はこのことを認識し、公区と正面から協働の関係を結ぶことがこれからの地域自治にとって必要だと考えます。一般的には公区は町の下請ではないか。運営が一部の人に偏り、非民主的ではないか。その結果として加入率は年々低下しているではないかと言われる中、幕別町においても例外ではありません。都市化の進む中で、コミュニティ活動における自治意識、町民意識の希薄化による公区加入の減少傾向が見られ、大変憂慮される事態であります。以下3項目につきましてお伺いをいたします。まず、現在の公区加入状況。本町地区、札内地区とこれまでの推移。平成11年から14年までについてお伺いをいたします。次に、従来の下請と何が違うのか。公区に不信を持つ人や意識の希薄な人をどのように今後巻き込んでいくのか。さらに、公区をより民主的な運営に変革できるなどの根本的な検討についてお伺いをいたします。次に、NPOと行政の協働の必要性と重要性について伺います。国や地方公共団体の財政難が現実のものとなりつつある今こそ、住民一人一人が地域を支える、いわゆる参加型社会の形成が緊急の課題であり、NPOの育成と地域住民のNPOへの結集が自治体に強く要請されているのです。NPO法が施行されて4年が経過し、多種多様な価値観が国民の間に押し広がる中、NPO活動はいよいよ注目され、地域社会を支える力としてその重要性が改めて認識されています。以下4項目についてお伺いをいたします。まず、市町村と組めるNPO法人はまだ圧倒的に少ない。新しい公共を作り出すNPO法人を期待するのであれば、長期的な視野に立って、もっと多くの住民活動やNPO法人が生まれるような社会的環境の整備が必要と思うが、町長の考えをお伺いいたします。次に、NPO基本講座の開催について。さらには住民活動グループ団体等の活動状況と協働によるまちづくりに関するアンケート調査の実施についてお伺いをいたします。最後に、仮称幕別町NPO協働まちづくり推進委員会の設置及び仮称幕別町NPO協働まちづくり推進の策定について伺います。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

永井議員のご質問にお答えいたします。住民とのまちづくりにかかわるご質問であります。1点目の「現在の公区加入状況とこれまでの推移について」でありますが、本町におきましては、ご案内のように、行政区設置条例に基づく行政区、いわゆる公区が設置されておりますが、この公区は行政区であるとともに、住民活動組織である町内会の側面を持った組織であるともいえるわけであります。公区内の世帯数につきましては、例年、公区運営費等の積算上、公区長から報告をいただいておりますけれども、公区、いわゆる町内会に加入していない世帯が何世帯あるかについては承知していないのが実態であります。このため、規模の大きな公区等にちょっとお聞きしましたのですけれども、現在の加入状況、本町市街地でほぼ100%、札内市街地では90%程度であろうというようなことでありました。これを5年前と比べますと、本町地区ではそう大きな変わりはありませんけれども、札内地区におきましては、新築マンションの増加等に伴い、未加入世帯は増えている傾向にあるということでありました。2点目の従来の下請と何が違うのか、公区に不信を持つ人や意識の希薄な人をどのように巻き込むのかという質問でありますが、下請と何が違うのかということでありますが、どうもこの下請という言葉は、私は表現としては適切でないのだろうと思いますし、私自身も決して公区が下請だというふうには思ってはおりません。町といたしましては、行政区設置条例にもありますように、町政の執行にかかわって、日ごろから町政全般にわたり建議を頂く。あるいは個別の施策や事業を実施するに当たって、一緒に検討いただいたり、あるいは相談、協議、協力をいただく。あるいは町からの各種行政情報の提供、伝達等にご協力をいただくなど、一定程度、協働関係が構築されているものだというふうに認識はいたしております。また、公区に不信を持つ人や意識の希薄な人をどのよう巻き込むか。このことに関しましては、特に、新築マンションの多い札内北地区の公区に顕著に現れているものというふうに思っておりますけれども、そのような公区におきましては、従来から、公区長さんが大変ご苦労なさっているわけでありまして、公区長さんをはじめ公区役員の方々が中心となって、様々な機会を通じて、公区加入の呼び掛けをいただいているところでありますが、未加入者のほとんどが、マンションに住む単身の若年層でありまして、しかも、出入りが激しいために、説得しているうちに転居してしまっていなくなると。こんなような状態であるとお聞きをしているところであります。このようなことから、町といたしましてもなかなか特効薬というのはないのでしょうけれども、ひとつは大都市で行われているような、マンションに入居する時に自動的に町内会に加入をするといったシステム。こういったことも有効な方法でなかろうかというふうに思っております。ただ、それにはマンション所有者、大家さんといいますか、こういった方々の理解を得られることが前提にもなるのだろうというふうに思いますけれども、機会がありましたら公区長等さん方との話合いについて、また進めていきたいというように思っております。それから公区を民主的に運営に変革できるなどの検討ということでありますけれども、一部の人に片寄り非民主的ではないかという言葉がありましたけれども、これは一つには、先ほど申し上げましたように必ずしも公区の加入率が100%になってないといったこと。あるいは、公区活動に参加する住民の数が少ないといったこと。あるいは、なかなか近ごろ役員の受け手がいないといったことなどの実態から、そのようなことが感じられるのではなかろうかというふうにも思っております。そうしたことから、まずは、公区への加入率を向上させること。そうした中でできる限り多くの方々に公区活動に参加していただくことが大切であろうというふうに思っております。先ほど申し上げました、マンション等を多く抱える公区における自動加入のシステムづくりを呼び掛けることや、そういった中で入居者の意識の高揚を図っていくことが大事であろうというふうに思っております。また、私がいつも職員に言うのですけれども、職員も公区の一員でありますから、できる限り公区の中に入って、あるいは役員を受けるなり、公区の活動に積極的に参加していくことも大事であろうというふうなことは私も思っておりますし、いつも職員には投げかけているところでもあります。次に、NPOと行政の協働の必要性と重要性にかかわるご質問でありますが、まず、1点目のNPO法人が生まれるような社会的環境の整備についてでありますが、ご承知のように、平成10年に特定非営利活動促進法が制定されました。ボランティア活動をはじめとする市民の自由な社会貢献活動を促進する環境が整備され、現在では、全国で約11,400法人、北海道内でも430法人が認証を受け、福祉、文化、環境、国際協力など17の分野で公益的な活動が行われているところであります。本町におきましては、平成12年にパークゴルフの普及振興を目的とした国際パークゴルフ協会、平成13年には社会福祉サービスの提供を目的とした幕別ケアサポート、それぞれがNPO法人の認証を受けておりますが、このほか、NPOの活動といたしましては、ボランティア団体、あるいは町内会、PTAに至るまで、様々な分野で多数の自発的な公益的活動が展開されておりまして、町といたしましても、必要に応じ、これら人的あるいは財政的な支援をさせていただいているところであります。これらの活動を行う方々や団体が、より一層組織的、継続的な活動を行おうとしたとき、財産の取得ですとか、銀行口座を開設するといった場合に、組織が契約行為の主体となるような場合につきましては、自発的に法人格を取得しなければならないようなケースが出てまいりますけれども、現在はほとんどの団体においては、収益事業を持たず、会費ですとか、寄附ですとか、補助金といった中でそれらの会が運営をされているのが実態であろうかというふうに思っております。今後これらの団体が法人格を取得するためには、会費、寄附だけに頼らず、継続的な収益事業による活動財源の確保がポイントになってくるのだろうというふうに思います。したがいまして、町の事務事業のうち、NPO法人を契約の相手方とすることができるものがあるのかどうかといった町内の全般的な洗い出しをする必要があるものというふうに思っておりますが、何分にも、町内、管内をみましても、収益事業の需要の絶対量というものが少ないわけでありまして、収益事業の範囲が保健、あるいは医療・福祉の分野に偏っているといったことなども、法人化を阻害する要因であろうというふうに思っております。2点目のNPO基本講座の開催についてでありますが、現在、北海道におきまして、本庁と各支庁にNPO活動を担当する窓口を設けられております。北海道立市民活動促進センターにおいては、市民活動団体を対象に市民活動基礎講座開催経費の補助や、市民活動全般に関する情報提供や相談業務等を行っております。さらに、民間の組織として、北海道NPOサポートセンターにおきましても、NPOの運営に関する個別的なアドバイスを行っているところであります。NPOにかかわる人材育成、情報提供、相談等の支援につきましては、これら広域的な対応の推移を見定めて、これから対応してまいりたいというふうに思っております。次に、3点目の住民活動グループ団体等の活動状況と協働によるまちづくりに関するアンケート調査の実施についてでありますけれども、先ほど申し上げましたように、住民活動グループ・団体等につきましては、様々な分野において相当の数があるものというふうに思っておりますことから、まずは、これらグループ・団体等の活動の実態を把握した上で、その必要性等について検討いたしてまいりたいと考えております。次に、4点目のNPO協働まちづくり推進委員会、あるいはNPO協働まちづくり推進の策定についてでありますが、行政とNPOとの協働につきましては、両者がパートナーとして対等の立場に立つことが始まりであります。1点目のご質問に対してお答えしましたように、町の事務事業のうち、NPOに協力いただけるものがあるのかどうかといった検討をした中で、これらについての設置、策定についての判断をいたしてまいりたいというふうに思っております。以上で、永井議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 17番 永井繁樹

最初の公区と行政の協働についてでありますが、現状やはり町長が申されますように、新興住宅街を含めた中の町内会という意味合いの中の加入率というのは、やはり今後低下していくだろうと。私もあるマンション、アパート経営者の人方とお話しをした経緯がございます。既に町内でもそういったことを取り入れて、やられている業者もおります。しかし、その絶対数は私の予測するところでは1割満たないのではないかと。ほとんどの方がやっておられないという中で、町長も幕別の広報の中に、やはり行政のかかわりを決して否定しておりませんので、私はそこまで町長が考えられているのであれば、何とか行政側として指導できる範囲というのがあると思いますが、改めて町内加入に関する、オーナーに対するいろいろな理解を求める行動というのを、やはり今年から起こしていただきたいと。そうしていかなければ、2番目に質問をしたような協働のまちづくりという方向には、私はやはりいかないだろうという考え方を持っています。ですから、これについては今年から早々にそういった協力をお願いできるようなセクションと計画を立てていただきたいと、そう強く思います。3点目の公区をより民主的な運営に変革できるなどの根本的な検討についてという中で、私が下請という言葉を使っているのは、別に特別な意味はございません。業務の在り方が下請と補完ということが主な実態ですから、そのように申し上げているだけで、公区の中身という、その町内会との関係ですね、公区と行政との。これについては今申し上げましたように下請、補完の仕事ですとか、もう一つ、住民自治の本質を求める、例えば行政に対して様々な要望を提出していく。それで住民の要求の達成を図っていく関係ですね。それと三つ目については、私は対等で協力し合える、今問題になっている協働の関係。やはり公区の関係というのはこの3つが大事であろうと。この3つのバランスがとれていなければ、私がここで言うより民主的な運営になっていかないと思います。ですから、うちの幕別町行政区設置条例というのが当然あります。この条例の中でうちの公区というのは活動をしているわけですけれども、私はこの条例を、今いい機会ですから見直されて、この条例の中に行政が公区を自治組織として、きちんと認識できる内容を含めていくべきだと。その検討を私はしていくべきじゃないだろうかと。ということは、今までの公区の在り方というものが、各自治体の条例によって独自の自治組織としての意味合いを持たせていくということの検討が必要であろうと。私が述べているのはすべて長期的な展望にたっての話ですので、その辺の考え方を町長にお伺いするものです。また、2点目のNPOと行政の協働と必要性と重要性。これにつきましては、今町長の考え方がこのまま向かっていけば、それ相応のNPOに対する取り組みが、私はやっていただけるなという正直な感想は持ちました。ただ、NPOの法の改正がございました。今年度5月1日から5項目ですね、種類の追加が行われまして、非常にNPO自体が参加をしやすく、NPOの取得がしやすくなっているわけです。ですから、現況その対象者が今後行われるであろうアンケート調査とか、実態調査によって把握された段階で、やはり申し上げますと、情報化社会の発展を図る活動、科学技術の振興を図る活動、経済活動の活性化を図る活動、職業能力の開発又は雇用機関への拡充を支援する活動、消費者の保護を図る活動と、非常に我々にとっては身近な活動内容が追加されているわけです。ですから、こういったものを踏まえて今後の我が町におけるNPO構想というものを、私はきちっと今から立ち上げるべきだろうと。そういていかなければ、町長が目的とされている協働のまちづくりの本来の意味には近づいていかないと、私は考えます。なぜかというと、経済基盤の今いろんな問題、非常に経済基盤が厳しいという中で、今までやってきた行政の住民サービスというのは、私は非常に丁寧な部類に入るだろうと。本来やはり、住民自治を求めるのであれば、断ち切っていく部分とそうでない部分ときちっとこれから分けていかなければならない。要するに、住民には住民のきちっとした認識を持ってもらって、今まで行き過ぎたサービスもあるわけですよね。本来、住民自治でやらなければいけないサービスってある。そうした場合に、私はこれからNPOという存在は必ず必要になってくる。この地域性で今そういう状況が活発に行われていないからというレベルでは、このNPOを考えるべきではないと私は考えます。そんなことで町長の今考えの中で、そういったNPOの支援をしやすい状況が法律的にも緩和されておりますから、その点にかかわって、2点、私の方からご提案申し上げますが、まず、いろんな団体等を考えると非常に規模の小さい団体等もありますので、非常に問題なのは資金的に安定がしないというところが、これからの大きなテーマになってくると思いますが、その資金面のある程度、取り組みについて、全国調べてみますとやっているところあるのですが、私は、仮称NPO支援幕別ファンドというものを提案したいのです。これは基金運用型ではなくて、資金の仲買型。要するにいろんな企業ですとか、いろんな個人の方からの寄附行為ですね、そういったものによって分配をしていくと。ただ分配については公平さを掲げなくてはいけませんので、やっているところでは公開審査で行っておるところもございますから、そういう方法を取り入れていくことは、今後可能ではないかと思いますので、それについてのお伺いをします。それとNPOの人材教育について、今町長も若干述べられておりますが、現況なかなかNPOはアメリカの現状からみると立ち遅れておりますので、アメリカのそういった教育カリキュラムを今利用しながら日本が一生懸命追いつこうとして教育をしていっているという状況かと思います。現実、職員に、ではこのNPOの教育をどういう形で行ったらいいかという問題を考えたときに、もうこれははっきりいってケーススタディという現場での学習しか今ないでしょう。そう考えますと、今の職員の状況の中で先進的な現場視察を取り入れて、今組まれております職員の研修項目の中にきちっとした形で反映をされてはどうか、私はそう思います。しいてはNPOの人材教育というのは、今社会教育のテーマになりつつなっておりませんけど、私は将来的には、このNPO教育というのは社会教育の大きなテーマになっていくだろうと、そう考えますので町長の見解を伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

1点目の公区加入率が低下する中で、行政としての指導を進めよということでありますが、これらにつきましては、いろんな角度から、先ほど一つの事例も申し上げましたけども、いろんな角度から行政としても進めていかなくてはならない問題だろうというふうに思っております。たまたま、昨年秋でしたでしょうか、公区長会議がありまして、その後、公区長さんたちが公区長さんたち同士でこの問題を取り上げていただいて、熱心にご協議をいただいたというような経緯もあります。それぞれの公区長さんが大変苦労しながら、今、それを何とかこう、誰もが公区に参加し、誰でも町内会に参加して活動ができるような、そういうような公区づくり、町内会づくりに頑張っていらっしゃるわけでありまして、私どもそういった公区長さん方のご意見等もいただきながら、行政の成しえるもの、そしてまた行政としてやらなければならない担う役割についてこれからも進めてまいりたいというふうに思っております。それから条例の見直しのこともありました。行政区条例がすべての町村にあるかどうかというと、そうでないところも実はあるようでありますし、私も前から条例の中には公区長は町が委嘱するというような条文が実は載っているのですけれども、これもそのままになってきているような状況もありますから、今おっしゃられたように実態に即した中、あるいは社会の変化に対応できるような条例の見直しについては、内部でも検討はさせていただきたいというふうに思います。それから、NPOの関係でありますけれども、先ほども言いましたように、はっきり言って町内にどの程度のいわゆるNPOに向かっての活動をしている、あるいはNPOを目指しているような団体があるのかといったこと自体の把握から進めていかなければならないのだろうというふうに実は思っております。どちらかというと、今までは道の方へNPOの関係の相談事項というのは、みんなそちらの方へいっていたものですから、なかなか町村のそういった実態のわからない面もあったわけでありますけれども、これらについては今後の課題として検討させていただきたいというふうに思いますけれども、ただ、根本にあるのはやはり、それぞれの団体がNPOの資格を必要とするのかどうか。まずここが根底にあるのだろうと思いますし、そしてまたそのNPOが町とどのような協働の関係でこれからのまちづくりに進んでいけるのか。その辺が大きな問題であろうというふうに思いますし、NPOをつくるための資金の問題、あるいは人材教育の問題もありましたけれども、十分そういったことを踏まえながら、NPOがこれから果たす役割、そしてまずは町内の現状。これらも踏まえた中で対応してまいりたいというふうに思っております。

質問 17番 永井繁樹

町長の2期目のテーマである協働のまちづくりにかかわっての答弁ですから、私は当然賛同することが多いですけれども、やはり今後、合併問題との兼ね合いもございますし、幕別町がどの程度の行政レベルで、リーダーシップをとっていかなければいけないかという問題もございますでしょう。ましてやNPOについては、まだ北海道そのものはやはり少し低迷状態というか、まだなかなか充実感をもっていけない状態でございますけれども、私は将来的に、町長も同じご理解かと思いますが、NPOをなくしては自治体の在り方が考えられない時代が来るだろうと思います。それで、最後にお聞きしますが、今私のご質問と町長の答弁の中で理解するところは多いですが、仮称ですね、幕別町NPO協働まちづくり推進委員会、これとNPO協働まちづくり推進、この策定については現況の町内の状況を把握した上で、できるだけ早い時期に立ち上げられ、研究する期間を長くもっていかなければ一つの成果が出ないと思いますが、その辺の積極的なお考えを最後にお伺いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほどもお話しさせていただきましたけれども、協働のまちづくり推進委員会、あるいはNPO協働まちづくり推進の策定につきましては、十分現況を調査させていただき、現状を把握した中で、また関係機関、あるいはいろいろな関係団体、さらには庁舎の内部でも十分検討を加えながら対応してまいりたいというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる