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真狩村議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日

村と施設としての羊蹄園、また法人としての福心会との向き合い方について

2025年3月11日、真狩村議会の一般質問で、陰能裕一議員が「村と施設としての羊蹄園、また法人としての福心会との向き合い方について」質問し、村長 岩原清一が答弁しました。

質問者
陰能裕一 議員
答弁者
村長 岩原清一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 陰能裕一

通告に従い、一般質問を行いたいと思います。真狩羊蹄園については、開設以来相当な時間が経過しているところでありますが、この間、介護保険制度など時代の変化により求められる役割等も変遷しており、北海道福心会にあってはその都度行政の支援もありつつ運営をしてきたものと理解をしております。おそらくは40年は経過している建物につきましては、エアコンを含めた大規模な改修が求められていることは勿論ですが、運営に関しても何かと制約が多い中での運営を余儀なくされていると、私は経営者の立場から推察しているところでございます。この場で質問をするのは「何を今さら」という感もございますが、今回は改めて、村と施設としての羊蹄園、また法人としての福心会との向き合い方について、村長の考え方をお伺いいたします。

答弁 村長 岩原清一

それでは、ただいまの陰能議員の御質問にお答えしたいと思います。特別養護老人ホーム真狩羊蹄園は、昭和62年に設立され、社会福祉法人北海道福心会の運営により、入所者が住み慣れた地域で安心して生活を営むことことができるよう、各種事業を行っていただいているところでございます。施設については、建設から38年が経過して、老朽化も大変進んでいる、そういうような御質問、心配だと思いますが、これまで必要な施設修繕に対しましても、村としましても、できる限りの支援をしてきたところでございます。ボイラー設備につきましては、4千万円近かったのですが、これにも支援をしてきたところでございますし、近年、介護保険報酬の改定や物価上昇に加えて、介護人材不足などの影響も加わり、施設の経営状況が悪化し、全国的に見ても従来型特別養護老人ホームの半数近くが赤字という状況という報告もされており、真狩羊蹄園につきましても同様の課題に直面していると認識しているところでございます。これまでの村による支援は、修繕費等についての部分についてが主なものでしたが、今後は運営に対する支援についても検討していかなければならない状況にあるのではないかというふうにも考えております。施設介護サービスは、住民が最後まで地域で暮らすために必要な施設であります。地域の高齢者福祉の拠点として、また地域福祉サービスの低下とならないためにも、北海道福心会と協議しながら、地域の介護サービスの提供体制の維持に努め、できる限り支援をさせていただきたいというふうに思っております。

議員の質問 7番 陰能裕一

ただいま村長からいろいろと答弁をいただきました。40年は経過しているということだったのですが、実際は38年だったということで、大変申し訳ございません。私、この頃まだ学生でございまして、だいたいそのぐらいだったかなと。あと、私ごとですが、自分は両親の介護というのは行っておりません。不勉強な上で総論的な話に終始することをお許しいただきたいというふうに思ってございます。ボイラーの話は、私議員在職中にも話がありまして、やはり大きな設備投資の時には村も財政支援をしていると、その都度やっているという形も承知しているところでございます。ただ、やはり経営者の視点で見た場合、やはり利用者の方から頂戴する料金も、それからスタッフに対する報酬だとか、あるいはその規模に対するスタッフの規模だとか、いろんなところで決めがいろいろあるようだと推察します。そういうことでやはり、私のような一般の会社と比べまして、制約といいますか、制約という言葉が適切かどうか分かりませんが、やはり自由度が少し制限されているのかなというふうに考えた上での質問の趣旨でございます。また、これだけの期間が経過する中で、いろいろな変遷もございます。介護保険制度ができてみたりとか、あるいは昨日の指定管理者のことでもございますが、支援ハウスですか、こういうものの指定管理者になったりだとか、当初の目的からいろいろ増えてくるだとか、あるいは後志の中でのとか、そういう大きな広域のくくりの中での一つのピースというか、役割が求められているということでもございます。あるいは、当初入れた入所する方々の介護のレベルといいますか、そういうものも細かくなってきたりとか、それが引き上げられたりだとか、従前入れた人がもっと程度の重い方でないと無理だよいったようなこともあったように聞いてございます。ということは、やはり実務上はスタッフが必要になってくるのかなというようなことでございます。答弁の中では、今後は運営に関しても手助けをしていくべきかなという基本的な考えを頂戴しました。なかなか総論的な話で申し訳ないのですが、施設としてもこれからもなくてはならない施設だと思いますし、また運営する法人としてもやはり継続して事業をしていくために、何らか継続的な支援が必要だと。全国を見ると、やはりそうやって廃業していく方もいらっしゃるように聞いてございます。そうならないように、あるいは他にも業者がいるのだという考えもあるかと思います。村と社会福祉法人は一体ではないと、別法人だという考えもございますが、そこはやはり、これから長い先やっていくとするのであれば、一層の支援が必要でないかというふうに考えますが、再度村長の答弁を頂戴したいと思います。

答弁 村長 岩原清一

それでは、ただいまの御質問にお答えしたいと思います。北海道福心会につきましては、一応福祉法人ということで、企業努力というものは必ずついて回るものだというふうに思っております。しかしながら、介護保険が始まって以来、在宅サービス、それから入所サービス、それを一体として行っていただいている。人間は残念なことに加齢によりまして段階的に身体能力が落ちてくる。それにつきまして在宅、それでなくてはショートステイ、そして特養に入所というような段階を踏んで、地域の中でそれでも住んでいる、真狩村に長くいてくれる、そういうようなことにもなっているところがあるのかなというふうにも思っております。そういった中で、今50床という人数は、非常に特養の経営としては厳しい人数だとも言われているところでございます。また、介護保険が入りまして、要介護度がたしか3だと思いますが、3以下の人につきましては非常に料金が安くなっておりまして、5とか介護度が高い方というのは、なかなかいるようで、なかなかいないようなところでございまして、そういった意味で安い方も入れながらやるのですが、またそして今回コロナ、それからいろいろなインフルエンザも含めまして、入所している方がたくさん入院されるということがございました。一応3か月だと思いましたけれども、3か月以内は埋めることができないので、空きにしておかないといけないということでもございますし、いろいろな意味でこのコロナ禍の中でも苦しい思いをして経営をしてきたのかなというふうに、そういうふうに察しているところでございます。しかしながら、真狩村にとって、先ほど他の議員からもございまして答えましたが、地域ケアシステムを構築する中で、福心会の役割というのは非常に要でございます。そういった中で、福心会とはこの真狩村の高齢者の福祉サービス、それから生活支援も含めた中で、専門家を抱えている法人と協力し合うことは、村にとって包括ケアシステムの構築に一番つながるのかなというふうにも思っているところでございます。そしてまた私の感覚でございますが、あれだけの施設でございますし、真狩村の産業の一つだというような認識も持っております。雇用の場としてですね。そういう意味で福心会の方とはこれからも真狩村の福祉のために力を合わせていきたいなという思いがございます。先ほど冒頭で言いましたけれども、お金のことにつきましては企業努力というものがくるということを1点加えまして、その上でいろいろな意味で協力をさせていただけることはさせていただきたいというふうに思っております。陰能裕一君

議員の質問 7番 陰能裕一

ども、企業である以上、企業努力も必要だというふうな答弁だったというふうに理解いたします。確かに企業努力というのは大変重要でございます。営業の主体となる以上、例えば金融機関から融資を受けるにしても、与信というものが大事でございます。与信というのか何か。例えば建物を抵当に入れるですとか、あるいは保証人、村が保証するのかもしれませんが、あるいは福心会そのものが貯金をしているだとか、いろいろな部分がございます。その中で、どのところで村が関与できるのか、支援できるのかちょっと分かりませんが、今後ともこの一連のサービス、例えて言うならばゴルフクラブの番手のような、いろいろな支援の必要なその程度だとか方法だとか、それに合わせた、この真狩村に合わせた事業を一緒になって展開していただければなというふうに思ってございます。あらかたの答弁はいただいたようなのですが、再度もう一言だけお願いできればと思います。

答弁 村長 岩原清一

ただいま陰能議員からもお言葉をいただきましたが、誰もが暮らしやすい村を作るというのが私の信念でございますので、高齢者になっても末永くここの真狩村に住んでいただける、そういうような体制づくりを考える中で、福心会との協力は村としても決して離れることができないものだというふうに思っておりますので、お互い福心会にしても村にしても同じ志でございますので、できるだけ協力体制を取っていきたいというふうに思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。(「陰能議員「終わります。」)

出典:真狩村議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる