真狩村議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日
議事録に件名の記載なし
2024年3月11日、真狩村議会の一般質問で、陰能裕一議員が質問し、村長 岩原清一が答弁しました。
- 質問者
- 陰能裕一 議員
- 答弁者
- 村長 岩原清一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 陰能裕一
通告に従い、一般質問を行わせていただきます。冒頭、令和6年能登半島地震の被災者の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く日常生活に戻れるよう祈念申し上げます。今回は、このような災害を教訓として本村の災害時に役立てようとの立場から、考えを伺うものであります。事業活動を伴わない廃棄物は、全て一般廃棄物に分類され市町村に適正処理の義務がございます。地震のほか、水害など想定される災害によって発生する廃棄物の種類も量も違いまして、いろいろな種類の廃棄物が、それこそ何年分も大量に発生することが予想されます。国の災害廃棄物対策指針では、都道府県や市町村に「災害廃棄物処理計画」を作成し、実際に災害が起きたときに、どのように災害廃棄物に対処するかを事前に定めておき、次の災害に備えることを求めています。本村においては、現在まで豪雨や地震があっても幸いに甚大な被害がなかったことから、「災害に強いマチ」と自負することもあろうかと思いますが、これを契機として「災害廃棄物処理計画」の策定を推進すべきと考えますが、村長の考えを伺います。
答弁 村長 岩原清一
ただいまの陰能議員の御質問にお答えしたいと思います。議員御指摘のとおり、災害廃棄物は一般廃棄物として処理をされます。廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定により、真狩村が第一義的な処理の責任を負うことになります。災害廃棄物の特徴は、様々な種類を含む廃棄物が一度に、大量に発生することにあります。場合によっては、生活ゴミや避難所ゴミなどと並行して処理する必要があり、生活環境の保全・公衆衛生の確保のためには、適正かつ円滑な処理が求められるものでございます。さて、議員御指摘のとおり、災害廃棄物処理計画は、自ら被災することを想定し、発生した災害廃棄物を適正かつ円滑・迅速に処理するために必要な事項を、環境省の定める災害廃棄物対策指針のもとに、真狩村地域防災計画など既存計画と整合性を図りながら策定することになります。村といたしましては、災害廃棄物処理計画の令和6年度策定に向け、仮置場の選定や広域連携の調整、関係事業者との協議など、策定準備を進めたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
議員の質問 7番 陰能裕一
ただいまの答弁におきましては、令和6年度においては策定に向けて努力していきたいという答弁を早速頂戴いたしました。今回の質問に当たりまして、少し勉強させていただいたのでありますが、やはり、いざ大きな災害が来た場合、相当の補助金や起債が適用となり、激甚災害に指定されれば、その割合はまだ増えるというものでして、そこの点については安心したというところでございますが、ですが、その公費を投入するわけですから、非常時だから仕方がないということでは済まなくて、後の関係省庁の監査によっては、その補助金が減額されるということもあるようでございます。そんな中で、この計画を作りなさいということの基になっているのかなというふうに思います。それで大きく言いますと、整備が求められるのは2点ございまして、1点目は、先ほどおっしゃったとおり、仮置場の指定でございます。これは災害発生時には、廃棄物を被災場所から撤去して仮置場に集積し、その空いた場所の復興の一助としながら、また、仮置きした廃棄物は時間をかけて法にのっとり適正な処理をしていくという中で、仮置場の重要性というのがございます。やはり、私ども村民も日々のゴミの仕分けをしているとおり、混ざるといろいろお金がかかるとか、後の手間ひまがかかるというのと全く同じ議論でございます。また、先ほども答弁の中にありましたが、対応の手順といいますか、体制の整備のことでございます。これは書面の整備が多いのですけれども、災害の種類、規模による廃棄物の想定、分類、一説には10種類以上と環境省では定めているようでございます。そしてこれには、やはりがれき類ばかりではなく、先ほど出てきました避難所から発生するし尿ですとか、段ボールですとか、そういう避難所由来の廃棄物も含まれるものであります。ちょっと繰り返しになるかもしれません。処理計画の重要性ということで若干触れさせていただきましたが、何せ少ない人員の中で、これからあるかも分からないといいますか、そういったものについて手を掛けるというのは、やはりその事務仕事の優先順位とか、やはり不要不急というか、他にも手を掛けるものがいっぱいあるのではないかというような考えもあるかと思いますが、この処理計画の重要性ということについて、改めて村長の見解を伺いたいと思います。
答弁 村長 岩原清一
それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。陰能議員がおっしゃるとおり、この補助金のやり方、それから仮設置場の対応、ただ場所を用意すればいいというものだけではなくて、うちの場合は広域でニセコ環境の方に処理していただくということがございまして、相手側の処理する方法に合わせないといけないというのもございます。そしてまた一斉に山麓7か町村が被災した場合、その7か町村のゴミが全てニセコ環境で処理できるのかというようなこともございます。そういった意味でこの災害計画を作ることによりまして、具体的に廃棄物の仮設場所の設置、それから運営方法、それに関して生活ゴミや避難ゴミ、仮設トイレなどがある場合には、し尿も含めた処理体制について、この計画の中で記載をしていくというようになります。仮設置場というふうになりますと、うちのほうでドンと置いて、その分別するだけの土地を用意しないといけない。運搬するにも、ちゃんと分類されて運搬するようにできる、そういった土地を用意するのが一番だと思うのですが、今のところ具体的な土地の場所と災害のゴミの量もちょっとまだ想定していませんけれども、今考えているとこではちょっと村の中にはないかなと。できれば、民地から遠いところがいいなというふうには思っておりますが、そういった意味で、今後民有地を借るということも手だと思いますし、そういうのも含めて広い意味でこの計画の中で盛り込んでいければというふうに思っているところでございます。それから、この手順ですが、この災害の計画につきましては、先ほど議員の御指摘のとおり、補助金が入りますが、その手順を間違えると補助金が出なくなるといいますか、減額されるというようなことでございます。そういった意味も避けるためにも、とっさの場合に慌てることがないように、災害廃棄物処理計画というのをしっかり作って、スムーズに災害時の初動体制の構築ができるようなものの計画を作っていきたいというふうに思っております。それにつきましては、関係7か町村の協議も必要ですし、相手方の環境処理業者のお話も必要になってきますが、これにつきましては早急に策定を進めて、6年度には皆さんに公表できるようなものにしていきたいというふうに思っているところでございますので、御理解のほどよろしくお願いします。
議員の質問 7番 陰能裕一
ただいまの答弁では、仮置場の選定につきましては、なかなか難しいと、民有地を含めて検討しなければいけない。あるいは、手順の作成については、やはり初動の体制をしっかりとやるために整備していかなければならないと。6年度中に作成して公表できるようにしたいという答弁を頂戴しました。また、今の廃棄物処理の実情、広域でやっているという実情の中で、また検討していく必要があるのでないかという話もありました。そこで、その中で各町村におきまして、こういった計画を作るのに、廃棄物行政に精通した方が、なかなか少ないと。真狩においては、管理型の最終処分場を持っている関係から、今現在も庁舎の中には何名かそれに必要な資格を持っている方も何人かいらっしゃるようですが、やはり精通者が少ないということがひとつ問題になってくるのかなというふうにも思います。それこそ現実、広域で今ゴミの処理を運用しているということもありますので、場合によっては仮に7か町村で1人ずつやるのも、それが一番理想なんですけれども、こういった策定のことも広域の中で計画をしていくということも一案でないのかなというふうに考えます。広域で考えるとなると、場合によっては人事交流とかそういうことも含めた中で、大胆な迅速なことができるのでないかなというふうにも考えます。最後、この点をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 村長 岩原清一
ただいまの御質問にお答えしたいと思います。議員御指摘のとおり、今真狩村には廃棄物処理施設技術管理者資格を持った方が2名いらっしゃいます。この管理者の資格を、なかなか人事異動等ございまして、やはり人が替わるということで、実質の担当者が今持っていない方になっております。そういった不備がないように、すぐにまた取りに行くように、研修等を受けたいというふうに思います。また、その他に災害のゴミの取扱いだとかいろいろなゴミの取扱いが、今ゴミの関係につきましては、ゴミ処理というだけではなくて、地球環境というのですか、そういうような部分もございますし、適正に処理をするというのがルールでございますので、そういった意味で、そういうような職員を増やす。それから環境省の方でもいろいろなゴミに対する研修会、講習会をインターネット上でもやっているというようなことで聞いております。そういった意味で、そういうようなものを職員、できるだけ多く受けて、災害ゴミになりますと、多くの方が同じ知識量を持っていた方がスムーズにいくというようなこともございますので、できるだけそういうような機会がありましたら、職員を出したい、勉強する機会を増やしたいというふうに思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。(陰能議員「終わります。」)