みんなの議会

釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月3日

健康を守る避難所づくり(スフィア基準を踏まえて)について

2025年12月3日、釧路町議会の一般質問で、大谷哲也議員が「健康を守る避難所づくり(スフィア基準を踏まえて)について」質問し、町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。

質問者
大谷哲也 議員
答弁者
町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 大谷哲也

12番、大谷です。本定例会において、1件3項目10点を通告いたします。1つ目、健康を守る避難所づくり、スフィア基準を踏まえてについて。①防災備蓄品の導入について。イ、本町の防災備蓄品整備に地方創生臨時交付金を活用する考えは。ロ、健康保持に直結する備蓄品、ベッド、パーティション、衛生関連の優先順位をどのように整理しているか。ハ、他自治体で進む平時利用災害時転用の仕組みを本町でも導入し、費用対効果を高める考えはあるか。②段ボールベッド推奨規格の変更理由について。イ、内閣府が推奨規格を変更した根拠、高さ、強度、衛生面を本町としてどのように分析したか。ロ、スフィア基準と照らした際、本町の避難所の現状はどの程度満たしていると評価しているか。ハ、段ボールベッドの導入に当たり、高齢者、要支援者を優先配置する運用が可能か。③T(トイレ)、K(食事)、B(就寝)、W(保温)、P(持病薬)の確保の対応について。イ、町として避難所の5つの基本要件、T・K・B・W・Pを指標化する考えはあるか。ロ、暖房保温、加湿機器の数量と災害時の燃料確保計画はどのようになっているのか。ハ、持病薬を切らさないための薬剤記録カードや薬剤師会との連携体系を構築する考えはあるか。ニ、トイレ、食事、就寝環境の3分野を総合して改善する避難所改善パッケージの導入検討はあるか。以上、答弁をお願いいたします。

答弁 町長 小松茂

12番、大谷議員の一般質問にお答えさせていただきます。健康を守る避難所づくりということで、スフィア基準を踏まえてについてということで、まず①の防災備蓄品の導入についてのお尋ねですが、イの本町の防災備蓄品整備に地方創生臨時交付金を活用する考えはないかとのお尋ねです。地方創生関係の交付金として、国の令和6年度の補正予算で、新しい地方経済・生活環境創生交付金(地域防災緊急整備型)が創設をされ、町ではこの交付金を活用し、簡易ベッド100台、パーティション50、簡易トイレ用テント40張を購入したところであります。ロの健康保持に直結する備蓄品ということで、ベッド、パーティション、衛生関連の優先順位をどのように整理するかとのお尋ねですが、町の備蓄品につきましては、T(トイレ)、K(食事)、B(ベッド)を優先的かつ計画的に購入を進めているところであります。次、ハの他自治体で進む平時利用災害時転用の仕組みを本町でも導入し、費用対効果を高める考えはあるかとのお尋ねですが、防災備蓄品は避難施設において使用することを目的に購入しており、日常的に使用できるものは多くありませんが、例えば公共施設において暖房機器の故障などにより、備蓄品を緊急的に使用するケースなどあります。基本的には平時利用から災害時に転用可能な備蓄品を整備する予定がある場合は、必要に応じ対応してまいりたいと考えております。次、②の段ボールベッド推奨規格の変更理由についてということで、イの内閣府が推奨規格を変更した根拠を本町としてどのように分析をしたかとのお尋ねですが、令和6年1月1日発生した能登半島地震後において、国が開催した能登半島地震を踏まえた災害対応検討ワーキンググループの中で、国から供給されるベッドについては、幅が90センチ、長さが190センチ、高さ35センチの理想の規格である旨の提案がなされたところであります。その提言に至った理由として、当時規格の異なる段ボールベッドが数多く避難所に届けられたことで、避難所の区画設定が困難になった状況が確認されており、町といたしましても、同様の理由により規格の変更であると分析をしております。次、ロのスフィア基準と照らした際、本町の避難所の現状はどの程度満たしていると評価しているかとのお尋ねですが、1997年に策定された人道顕彰と人道対応に関する最低基準、いわゆるスフィア基準においては、1人当たりの居住スペースが最低3.5平米とされておりますが、ベッドの規格については定められておりません。当町において備蓄している段ボールベッドの規格は、幅87センチ、長さ195センチ、高さ40センチとなっており、おおむね推奨規格等を満たしているものと評価しております。次、ハの段ボールベッドの導入に当たり、高齢者、要支援者を優先配備する運用が可能かとのお尋ねですが、段ボールベッドや簡易ベッドは計画的に導入を進めておりますが、その保管先につきましては、収納能力の大きい役場本庁や防災交流センターなど6施設となっております。災害時には開設をした避難所へ輸送することとなりますが、その使用に当たっては、避難所運営の中で高齢者などに配慮した配置などが行われるものと考えております。次、③のT(トイレ)、K(食事)、B(就寝)、W(保温)、P(持病薬)の確保について、イの町として避難所の5つの基本要件、T・K・B・W・Pを指標化する考えはあるかとの御質問ですが、トイレ、キッチン、ベッドを48時間以内に整える。いわゆるT・K・B48については、避難所の二次健康被害ゼロを目指して、一般社団法人避難所・避難生活学会が提唱したものであります。今では冬季の寒さ対策の観点から、暖房を意味するウオームのWが加えられ、避難所の良好な生活環境を確保する上では重要な取組であると考えております。Pの持病薬につきましては、重要であることは認識しておりますが、原則個人が準備するものと考えております。いずれにいたしましても、今後もT・K・B・Wを考慮し備蓄を進めてまいりますが、指標化する考えはございません。それから、ロの暖房、保温、加湿機器の数量と災害時の燃料確保計画はどうなっているかとのお尋ねですが、町ではジェットヒーターが3台、灯油ストーブを63台、カセットガスストーブを8台備蓄しております。災害時の燃料確保につきましては、北海道石油業協同組合連合会と北海道が締結している協定に基づき、町の重要施設へ燃料供給される計画となっております。また、釧根地方石油業協同組合と当町が締結している協定に基づき、避難所や緊急車両などへの優先給油が行われる計画となっております。次、ハの持病薬を切らさないための薬剤記録カードや薬剤師会との連携体制を構築する考えについてのお尋ねですが、大規模災害時に薬剤が不足する場合の対応といたしましては、持病薬に関する体制構築する考えは持ち合わせてございませんが、町としては北海道の災害時における医薬品などの供給・管理などに関する要領に基づき実施することとなっており、道を通じ、必要な薬剤の確保をしてまいりたいと考えております。次、ニのトイレ、食事、就寝環境の3分野を総合して改善する避難所改善パッケージの導入検討はあるかとの御質問ですが、町といたしましては、引き続き避難所におけるT・K・Bの推進に向けた備蓄を計画的に進め、避難所環境の向上に努めてまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。では、再質問に入ります。防災庁設置準備アドバイザー会議の提言を踏まえると、避難タワーと避難所ともに避難所の一形態として再定義する必要性を述べておられます。能登半島地震以降、提言では、避難所行動を時間軸で設計し、即時避難となる津波避難タワーを一次避難所、学校、公民館等を二次避難所と整理する方向が示されています。本町として一次避難所、二次避難所の類型の避難所をどのように捉えているかお伺いいたします。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

町におきましては、現在、指定緊急避難場所として約30か所ほど指定してございます。また、避難所につきましても約50か所ほどということで指定しておりますので、基本的な考えといたしましては、避難場所については一時的な避難場所、それから、今おっしゃられた二次的なといいますか、避難場所からその避難所のほうに、長期の避難生活が見込まれる場合については、そちらの避難所のほうに移っていただくというような考え方でございます。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。災害関連法制が今年5月に改正されました。その3つの柱の一つに、災害時に国が費用負担をしてくれる救助の種類の中に福祉サービスというものを提供を明記しました。2つ目は、避難所に逃げてこられる方の避難を支援するというものも含まれました。3つ目は、ボランティア等の方々と協力をするということです。議長、次の質問で関連がありますので、一括して質問してよろしいでしょうか。

再質問 12番 大谷哲也

災害救助法は、令和の見直しによって、避難所を単に身を寄せる場所ではなく、被災者の健康を守ることを明確な目的とする施設として位置づけています。すなわち従来の量中心の備蓄ではなく、健康保持に直結する機能の優先整備が国の法体系上も求められるようになりました。地方創生交付金は、地域の課題解決に柔軟に使える制度とされています。健康保持に必要な備蓄の整備について、交付金活用の考えをどのように見ておられるかお聞きをいたします。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

交付金の活用ということでございます。先ほど町長が御答弁申し上げたとおり、現在地方創生関係の交付金としましては、お尋ねの地方創生臨時交付金ではなくて、地方創生交付金の中の新しい地方経済・生活環境創生交付金(地域防災緊急整備型)というものが、国の令和6年度補正の中で創設されましたので、そちらのほうの交付金を活用して、当町においては簡易ベッドとパーティションと簡易トイレ用のテントを購入したところでございます。今後の整備ということで申し上げれば、現時点ではそういった防災のほうに活用できる交付金がないということですので、そこについては現在見合わせているといったような状況になってございます。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。防災減災に資する環境整備が交付の対象となり得る点から、本町ではどの部分に活用の可能性が、(聴取不能)の中ですね、あると考えているのか。また、財政負担の軽減にどうつなげるのかをお聞きしたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

繰り返しの答弁になりますけれども、道の補助金ですとかそういったものは、活用できるものは我々も活用して、備蓄を毎年度進めておりますけれども、国の交付金について申し上げれば、今時点ではそういった防災に活用できるような交付金はないということで御理解を願いたいなというふうに思います。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。活用に当たってどの要件が課題となる見込みか。逆に満たされる要件はどのようなのかを具体的にということで今改めて聞きましたので、次に移ります。健康保持に直結する備蓄品についてお伺いいたします。地方創生交付金のうち、防災減災に資する生活環境の整備が対象となる可能性があり、釧路町で想定できる活用領域は、就寝環境、例えば段ボールベッド、パーティション、トイレ環境資材一式、暖房、加湿設備、救急セット、慢性疾患対応物資などが挙げられ、従来予算で不足する部分を交付金で補完することで財政負担を最小化しつつ、質を高める整備が可能となります。本町における避難所環境整備の現状と、健康を保持するための課題認識についてお伺いいたします。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

住民の方の健康保持に関する備蓄品の整備ということにつきましては、先ほど町長も御答弁申し上げましたが、やはりトイレと食事、ベッド、そういったものというのは、これまでの災害の教訓から、やはり災害関連死を防ぐために大変重要なものというような位置づけがなされております。そういった意味では、そういったところを優先的に、今現在備蓄を優先的に進めているということで御理解いただければというふうに思います。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。健康保持に直接影響する主要備蓄品、段ボールベッド、簡易パーティション、衛生関連資材器、消毒だとか、手洗い設備、簡易トイレ等、この3つの優先順位を釧路町としてどのように整理していますか。特に災害救助法の目的が健康保持の確保であることから、また、国がベッドとパーティションの配置率を強く引き上げる方針を取っていることを踏まえ、当町として明確な優先順位と整備水準の基準を持っているのか、その点をお聞かせいただければと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

整備基準ということで申し上げると、ある程度我々のほうでも、令和5年度から5か年計画の中で計画的に整備を進めているということで、ひとつ御理解をいただきたいなというふうに思います。また、優先的な考え方ということでいえば、やはりT・K・Bと言われているトイレ、食事、ベッドの中でも、私どもの実態としては、やはり生死に関わるものということでいえば、やはりトイレが当然一番先であろうということで、携帯トイレにつきましては、既に1人5回分が使用できるほどの備蓄は既に整備をしておりますし、また、令和6年度の繰越しから、先ほど言った交付金を活用して簡易トイレのほうも整備を進めておりますので、優先順位というのは特につけているわけではありませんけれども、生死に関わるものというところで、トイレをまず優先的に備蓄しているということで御理解願えればというふうに思います。

再質問 12番 大谷哲也

災害関連死の多くが、避難所生活での衰弱、持病悪化、環境衛生の悪さによる感染症である事実を踏まえると、本来備蓄の優先順位は、発災直後から命を守るものから並べる必要があります。それで、健康保持を目的に明確化された災難救助法の趣旨に照らして、釧路町の備蓄計画は、健康保持優先型か、あるいは従来の数量確保を継続するのか、どちらの立場なのかお聞きしたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

今おっしゃられた、健康保持に関する備蓄という種類を優先するか、数を優先するかというお尋ねだったのかなというふうに思うのですけれども、当然先ほど申し上げた、避難生活において災害関連死をいかに防ぐかという観点から、やはり優先的な備蓄というものは当然進めていかなければならないという認識の下、それを数値化して整備を進めてまいりたいというふうに考えております。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。災害救助法の改正は既に施行され、避難所運営の目的は明確に健康を保持することです。そのため町としての優先順位は、今も聞いたように健康保持を優先するということで了解いたしました。そこで伺います。災害救助法の費用負担規定を踏まえ、町として健康保持優先型の備蓄方針に再構築する考えも今伺いました。それで、次に移ります。段ボールベッド推奨規格の変更についてお伺いいたします。議長、②についても関連がありますので、一括質問してもよろしいでしょうか。

再質問 12番 大谷哲也

②番だけです。

再質問 12番 大谷哲也

先ほど段ボールベッドの話がありまして、規格が変更されたということなのですけれど、もともとの規格というのは分かりますか。改正、変更されない前の規格。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

段ボールベッドの規格については、これまで国が統一的な標準モデルといいますか、そういった規格というのは定めていませんでしたので、これまでは特にそれぞれの業者がつくるベッドですので、サイズがそれぞれ異なっていたというようなことです。実際、能登半島地震においては、先ほど御答弁申し上げましたけれども、そういったサイズの異なるベッドがいろいろと搬送されるといいますか、避難所のほうに輸送されるものですから、実際の区画設定するときに異なるベッドが並んで、区画割りがすごい大変だったといったような、そんな課題が今回能登半島で浮き彫りになったということから、統一規格といいますか、統一モデルみたいなものを今回示されたということであります。町においては、先ほど町長答弁申し上げたように、この統一規格というふうに示された寸法から見ると、おおむねこの推奨規格というものを町の備蓄では満たしているというふうに評価しておりますので、御理解願いたいというふうに思います。

再質問 12番 大谷哲也

私も調べましたら、内閣府は2021年から2027年にかけて今回の規格を見直しました。その理由はというと、理由は全くシンプルで、健康被害が明確になったからということで変えられました。従来避難所で使われるベッドは、さっき答弁にもありましたように、使いやすい、本当に寝返りができるようなベッドに推奨された規格のベッドを使うということで避難所に配置されております。段ボールベッドの導入に当たり、高齢者、要支援者を優先配置する運用が可能かについてお伺いいたします。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

先ほど町長が御答弁申し上げましたけれども、この優先配置につきましては、災害時に開設した避難所において、やはり共助がしっかり生かされて、その中で高齢者等要配慮者に配慮が行われるものというふうに考えております。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。段ボールベッドの必要性の生産基準だとか、災害救助法の実施要領に従って段ボールベッドの具体的に算出する可能性、先ほど答弁にもありましたけれども、釧路町の避難所にその段ボールベッドが配置されていて、その充足率というのはどのくらいなのでしょうか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

当町においては、段ボールベッドと簡易ベッドと2種類の備蓄をしてございますけれども、段ボールベッドの数量につきましては、現在380ほどという数量になってございます。

再質問 12番 大谷哲也

充足率というとどのくらいなのか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

ベッドの充足率ということでございますが、段ボールベッドと簡易ベッド合わせてでございますけれども、備蓄する目標値が、現在1万1,000という目標を持っているものですから、その数字でいきますと約7%というふうな数字になってございます。

再質問 12番 大谷哲也

今年に入って防災訓練も行われましたので、そのときに体験的に段ボールベッドと簡易ベッドを御使用したのですか、訓練で。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

訓練は様々な訓練において、あるいは研修において、例えば段ボールベッドの展開方法を学びたいとかといったような研修内容であれば、当然そういったところに使いますし、それ以外、簡易ベッドについては、実際訓練というよりも、カムチャツカ半島沖地震の際にもそういったベッドを使用して避難所生活。実際、避難所のほうに宿泊された方もいらっしゃいましたので、そういったときにはベッドを活用したといったような実績がございます。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。先ほど充足率が7%でした。まだまだやはり足りないと思いますし、補充するときに、先ほど私が言いました、内閣府が推奨しているそういうベッドに替えて補充するという考えはありますか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

基本的に、今簡易ベッドを中心に備蓄進めておりますけれども、一方で簡易ベッドだと、実際使ってみて、寝るところが柔らかいものですから、段ボールベッドのほうがいいというような声もお聞きしていますから、当然その両方ですね、段ボールベッドも簡易ベッドも併せて備蓄を進めていかなければならないなという考えは持っています。議員おっしゃるとおり、その際には当然国が示している推奨規格というものを参考にして備蓄を進めてまいりたいというふうに考えています。

再質問 12番 大谷哲也

ありがとうございます。では、最後です。③番目。議長、この③番目についてもそれぞれ関連性があるので、一括質問よろしいでしょうか。

再質問 12番 大谷哲也

近年、災害関連死が増えています。避難そのものは命を救っても、その後の避難生活が健康を奪ってしまうケースです。今年5月の災害関連法改正では、①福祉サービスの救助対象化、②避難所ではなく避難者本人を支援する仕組み、③ボランティアの事前登録制度の3つが整備されました。これは、国際基準であるスフィア基準の健康居住空間保護を日本の制度に取り入れた動きであり、さらに防災庁設置に向けた提言とともに同じことを考えております。日本の防災は、今、災害で生き延びる後の生活と健康を守る段階へシフトをしつつあります。さらに防災庁設置に向けた提言では、災害対応を国家として統合管理し、避難所生活の基準を全国で底上げしようとしております。これらの行き着く先は、災害関連死をゼロに近づけることです。避難所ごとに条件が異なり、指標化が難しい。災害救助法では、避難所運営において健康保持を目的とした環境整備が明確化され、そのための設備、物資配置は自治体の責務として位置づけられております。ということで、災害救助法では、避難所の運営に関して、被害者の生命、体の保護と健康維持が明確に規定されております。何とぞトイレ、食事、就寝環境の3分野はいずれも健康保持に直結する最低基準であります。個人整備ではなく、一体に改善することをもって、我が釧路町もぜひ前向きに検討して進めていっていただきたいと思います。以上です。質問を終わります。

出典:釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月3日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる