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釧路町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日

そこら辺について

2024年3月6日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「そこら辺について」質問し、教育支援課長 貴志淳一、教育長 辻川尚志が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
教育支援課長 貴志淳一、教育長 辻川尚志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤昭平

議長、1点目の1か月45時間以上というので取っている統計の答弁があったのですけれども、2件目の、給特法との関係がありますので、併せて質問させていただきたいなというふうにして思いますのでよろしくお願いします。それで、45時間以上という形で、1つの基準としてこれ、答弁にあるのは、2点目にある、いわゆる給特法の改正の関係での1か月当たりの時間外の制限がかかったという中身も含まれているというふうにして認識しているのですけれども、そこら辺について、ちょっと統計との関係で確認したいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

給特法の改正に基づきまして、国のほうから指針が発出されております。それに基づきまして、釧路町の学校管理規則を改正して、この上限の規定をしているものでございます。

質問 5番 佐藤昭平

そういうことで、ある意味、国の基準がそういう点で示されて、それ以上やってはいけないというか、そういう1つの基準が示されたというのは一歩前に進んだかなという感じも受けるのですけれども、これは、1年間、1か月45時間以上というのは、ある意味状況を把握していく上で一つの目安にはなるのですけれども、1年間360時間以上となると、その時間外労働のところの部分があまりイメージができないなというふうにして思うのですけれども、これ、いわゆる過労死の危険があるというようなことで言われている基準というのはどういう中身でしたでしょうか。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

月80時間以上というふうに捉えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

45時間以上のところで1つ数字を取っていますからお聞きするのですけれども、45時間未満であれば、ある意味時間外労働というのは基本はよくないことですからどうかとは思いますけれども、80時間以上、いわゆる1つの危険水域というか、そういうようなことを超えて働かれている実態というのは押さえられているのかどうなのか。また、押さえているとすれば、どういうような人数や時間になっているのか、お聞きしたいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

手元に令和4年度の数字だけで申し上げますと、月80時間以上100時間以下の教職員につきまして、どうしてもこの4月から6月のあたりで、1名ないし2名ということで、町内全体9校の中で2名、1名といった形でいるような現状でございます。

質問 5番 佐藤昭平

これ、学校現場の場合には、それこそみなしの残業ということで給与の4%を加算という形でなっていますから、これ時間外で残る場合の業務命令だとか、普通民間であればそういう形での労務管理などをするわけですけれども、そういう点では、学校の現場というのは手続上、どんな形での時間外をするという形になっているのか、ちょっと確認したいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

教員の時間外につきましては超勤4項目というふうなものがございまして、時間外命令を命じられるものとしましては、修学旅行の引率、それから校外学習での引率、それから職員会議、その他、災害ですとかそういった非常時のみ命令できるということになってございます。

質問 5番 佐藤昭平

それでは、一般的には4%の上乗せのみなしの部分でやるけれども、今、挙げたところについては、これは業務命令ですから、そういう点については4%のみなしプラス時間外労働としてのものというのは、これは、支払われる形になっているのかどうなのかを確認したいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

教職員の時間外労働の手当の部分ですけれども、例えば修学旅行等で引率する場合の引率等の手当等についてはあるのですけれども、時間外勤務に対する時間外の給料といいますか、そういうものはないということでございます。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。修学旅行などであれば、ある意味24時間、生徒を見なければならないというような状況がありますから、そういう点では、割増賃金での対応というよりも、今言った定額の手当とか、そういうような形での対応がある意味適切なのかと、やむを得ないのかというような面もあるかというふうにして思います。それで、この80時間から100時間というようなことの方が、年度初めの3か月ぐらいのところで1名から2名という、これは教頭のところでというような形、先ほどありましたけれども、そういうようなことなのでしょうか。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

教頭先生の部分が多いかなというふうにして思ってございます。

質問 5番 佐藤昭平

一定の経験を持って年齢にも達していて、いろいろな身体的な問題もいろいろな形で出てくる年代層かなと思いますし、ある意味、非常に学校運営上もなくてはならないといいますか、そういうような立場の先生方だと思いますので大変心配であります。それで、過労死ラインを超えているということになれば、これはやはり状態的に少なくても80時間に達しないと、超えないというような形での取組というのは、20時間、30時間減らしてというのは理想ですけれども、そういうふうにならないとしても、現実の問題のところでそこを超えないように、超過しないようにということではどんな形での努力をされているのか。どんな形での工夫がこれからされようとしているのか。そこらについてお聞きしたいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

働き方改革アクションプランに基づいて、今、環境の改善に努めております。具体的には専門的スタッフ、スクールソーシャルワーカーですとかスクールカウンセラーの配置の拡充といったところですとか、今年度、導入を進めております校務支援システムによって、校務の効率化というところに努めているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

それで、ぜひそういう点では、78時間ぐらいで収まっていけばいいという、そういうことではないのですけれども、やはり働き方改革というのは、ある意味どこでも言われていますけれども、一定、その人の1日なりを考えれば、七、八時間ぐらいの仕事をやっていくということであれば、これは働き方といっても、まさにその人の生き方をどうするかという、左右するようなものが仕事、労働の現場だというふうにして思います。ですから、人間らしい働き方ということで、SDGsなどにも言われていますけれども、世界的にもディーセントワーク、人間的な働き方をしようというようなことを言われていますので、そこら辺をしっかり押さえて過労死ラインを超えない、そういう労働現場を目指して、ぜひ改善していただきたいと思います。教頭先生、直接御本人のことも心配なのですけれども、民間も含めて、上司が残っていると、なかなか帰りづらいというのが労働者の現場でありまして、そういう点では、結局そういうような方の影響力というのはいろいろな意味で非常に大きいわけです。そういう点で考えると、どんな工夫がされて、残る人はやむを得ないけれども、ある意味みんな帰ろうねとか、ノー残業デーだとか、世間ではいろいろなことがやられていますけれども。そこら辺はどんなふうになっているのか、お聞きしたいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

各学校の働き方改革を進める上では、学校管理職の学校長、教頭にリーダーシップを取っていただいて、働き方改革を進めていただいているというふうにして考えておりまして、教頭先生が、ぜひ早く帰るようにというか、業務が終わりましたら帰ってくださいということで声かけをしているというふうにしては聞いております。

質問 5番 佐藤昭平

ぜひ、そこら辺は考えていただきたいと思いますが、関連することで、後で聞きます。1点目、2点目も併せて聞きましたので、3点目の健康診断のところなのですけれども、これは異常ありという部分が相当の比率ということなのですけれども、この状況というのは、全体的に見てどういうふうに考えられているのか。どんなふうに捉えられているのか。ちょっと、異常ありの部分が相当多くを占めている状況にありますので、どんな評価なのかをお聞きしたいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

この健康診断の異常ありといったところにつきましては、いわゆる尿検査ですとか血液検査で脂質異常ですとか肝機能の障害といった、いわゆる生活習慣から診断されたものがほとんどというふうに考えております。

質問 5番 佐藤昭平

尿検査ですとかそういうのは、単純に生活習慣だけではなくて、やはりそういうようなところから重要な疾患が見つかったりする場合というのは、腎疾患をはじめとしていろいろあるのです。ですから、欠かさずやる基礎的な検査としての意味がそういう尿検査などにはあるというふうにして言われているのですけれども、それで、これ受診者に対しての割合で行くと、こういうような形ではあるのですけれども、異常あり、令和元年度で114人、令和5年度で108人ということなのですけれども、治療継続や精密検査等々については、これはその後の二次健診の部分になりますけれども、これは受診されているかどうか、そこら辺まではチェックされているのかどうか。御本人任せなのか、そこら辺はどういうふうになっているのでしょうか。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

結果につきましては、御本人及び学校長に通知をしてございます。その中で、学校長のほうから受診勧奨をして、学校によっては行ったかどうかの確認もしている学校もあるというふうにして捉えております。

質問 5番 佐藤昭平

いろいろ健診をどういうふうに生かしていくかという、本人の健康づくりというか、生かしていくかという手法はいろいろたくさんあるのですけれども、これ、学校の現場のところでは、いわゆる民間のところでいうと、一定規模になると労働安全衛生法に基づいた衛生委員会ですとかそういうのがつくられて、そちらのほうからいろいろ勧奨をするというようなこともあるのですけれども、今、学校長からという話がありましたけれども、そういう衛生委員会的な、養護の先生もいらっしゃいますし、そういうようなことでは何かシステム的に行われるということはあるのでしょうか。

答弁 教育長 辻川尚志

教職員の健康の部分でございますけれども、名称については学校ごとに違う部分もあると思いますけれども、校内に教職員の健康に関わっての、そういう衛生関係の会議を持つことにもなっております。これには、校長それから養護教諭等も含めて、どういうふうに声かけをするかということをやったりするところもあります。ただ、微妙なところがありまして、個人情報の関係もありますのであまり詳しくできないということで、校長がそれを取り仕切って、対象となる教職員に指導をするというようなことになってございます。

質問 5番 佐藤昭平

ほとんどの小中学校でと言っても半分ぐらいですか、衛生委員会の関係が設置されていないというような調査もあります。いろいろとやることが増えて、かえって違うことが増えるという、隘路に陥るみたいな部分もないわけではないのですけれども、しっかり職場の安全衛生というか、そういう点で取り組んでいく必要があるのかなというふうにして思うのです。この健康診断の関係に反映されているかどうかなのですけれども、いわゆるメンタルの部分でのことを含めて、メンタルというのは長期休暇になるのですけれども、そういうような部分というのは、何か実態としてはいろいろな部分で影響を受けている、稼働率と言ったらちょっと嫌な言い方ですけれども、そういうところが下がって、いろいろと仕事上、運営上、支障を来しているだとか、そういうことも非常に心配なものですから、そういう点ではどんな状況になっているのか。メンタル疾患のところでの状況を含めてお聞きしたいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

教育委員会では、ストレスチェックの実施をしておりまして、教職員の今のストレスの状況、自らの気づきという機会として行っておりまして、これについて結果を本人にお返しして、必要に応じて心の相談みたいなところの窓口を案内しているところでございます。令和5年度につきましては、いわゆるメンタルの病気により休職されている方が1名ございます。

質問 5番 佐藤昭平

そういうことでは長期に休まれているというような形になっている方が、ゼロではないけれども、相対のそういう人数から言えば少なく抑えられているというか、実態としてはそうなのかなというふうにして思いました。それで、今後の取組のところでは、80時間以上の方が少ないとはいえ、あるという実態でありますから、なかなか厳しい状況になっているというふうにして思うのです。私は、学校教育の現場というのは、やはり文字どおり教育的でならなきゃならないというふうにして思っているのです。そういう点では、いろいろ働き方と言っても、国の予算案とかを見ると実態として増えているのは、教職員の配置というのは65人ぐらいだということなのです。新たに入る人、辞める方、定年の方を含めてプラスマイナスで行くと、65人しか実態としては増えていないという状況なのです。先生方のところの定数で決まりますから、そういう点で言うと、働き方の改革もいいのですけれども、それをきちんと保障する人的な体制というのが専門職でありますし、教育というのはどうしても必要ですから、そういう点では定数に対する状況ですとか改善方向ですとか、そういうのを最後にまとめて、答弁をしていただければというふうにして思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

現在、小学校の教科担任制につきまして、今、1校の学校で理科専科について配置がされておりますけれども、こういった教科担任制ですとか、順次進められております35人学級への移行ですとか、こういったところにつきまして、今後、働きかけていきたいというふうにして思ってございます。

質問 5番 佐藤昭平

時間外で働いても賃金が支払われないということが基本だということになれば、これ、社会的に言えば、民間のところなどではブラック企業なのです。そういうことははっきりしているのですけれども、しかし、今のいろいろな国の行政とかを見ますと、学校現場のところというのはブラックにされているのかなというような意識も、私は受け止めとしては持っています。ぜひ今後、先生方が生き生きと働くということで子供たちも安心できるわけですから、そういう点で、今後一層努力もしてほしいなというふうにして思うのですが、最後に教育長のほうから、先生方の働き方の問題で答弁をいただければというふうにして思います。

答弁 教育長 辻川尚志

議員がおっしゃるように、先生というのは子供たちにとって、やはり元気で明るく、はつらつとした先生というのが、子供の学習に大きな影響を与えるというふうに私も捉えております。働き方改革をいろいろ推進している中で、勤務時間だとか業務量も課題となっておりますけれども、ここ数年の中途退職者の状況を見ますと、やはりメンタル的な部分で退職するというような傾向が多いかなというふうに捉えております。要するに、業務が詰まってきたときに、例えば指導困難な児童生徒への対応だとか、保護者対応ということで時間が取られ、さらに業務の中身が重なって多くなっていって身動きが取れなくなるというような状況になるのかというふうに分析はしているところなのですけれども、物理的な教育の本質に関わる支援はなかなか難しいですけれども、保護者対応とかそういう部分については、教育委員会としても組織的連携を持ちながら、何とか学校の先生方を支援してまいりたいなというふうに考えているところでございますので御理解いただきたいと思います。

質問 5番 佐藤昭平

教育長のほうから答弁いただいたので、もうこれ以上はないのですけれども、学校リスク研究所などのところでは、2年ほどの間に教師を辞めたいと思ったことがあるという、そういうような調査結果も、小学校の先生だと68%、中学校で63%とかという、全国調査でありますけれどもこういうような数字も出ているのです。これが、僕は結果としては非常に心配なところで、教師からモチベーションがなくなってしまうと、これ本当に、もろに子供たちに影響を及ぼすということになりますので、ぜひしっかり取り組んでいただきたいなということを、これは意見であります。2件目は終わりたいと思います。

出典:釧路町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる