釧路町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日
中高年(歳以上)の健康予防について
2023年12月6日、釧路町議会の一般質問で、山内弘秋議員が「中高年(歳以上)の健康予防について」質問し、町長 小松茂、住民課長 松野修治が答弁しました。
- 質問者
- 山内弘秋 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、住民課長 松野修治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 山内弘秋
11番、山内弘秋です。本定例会には、1件、3項目の質問通告をしております。中高年、いわゆる50歳以上の健康予防についてであります。50歳を過ぎると免疫低下が始まると言われております。その関係で、特に帯状疱疹のワクチンの助成を期待しながら、3項目について質問をいたします。1点目が、当町における予防接種の実施状況は。2点目が、帯状疱疹ワクチン接種の必要性と助成の考えは。3つ目が、今後、町が予定する予防接種の考えは。以上、3点、答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
11番、山内議員の一般質問にお答えをさせていただきます。中高年、50歳以上の健康予防についてということで、まず当町における予防接種の実施状況についての御質問でございますが、町では、予防接種法において、市町村長が実施する義務がある定期及び臨時の予防接種を実施しております。そのうち、50歳以上の方が対象となる予防接種は、新型コロナウイルス感染症、風疹、インフルエンザ及び高齢者の肺炎球菌感染症の4つがあります。ただし、風疹につきましては、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性が対象となっております。インフルエンザは、65歳以上の方及び60歳以上から65歳未満で心臓、肝臓もしくは呼吸器の機能の障がい、またヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障がいを有している者として、厚生労働省令で定める方を対象として実施をしております。高齢者が、肺炎球菌感染症は65歳の方及び60歳以上65歳未満の方については、インフルエンザと同様の基準に該当する方を対象として実施しております。さらに、高齢者の肺炎球菌感染症については、令和6年3月31日までの特例として、65歳から100歳までの5歳ごとの年齢の方も対象となっております。次に、帯状疱疹ワクチン接種の必要性と助成の考えについての御質問ですが、平成26年、小児の水痘ワクチンが定期接種となり、水痘の流行が激減し、高齢者が再感染により免疫を得る機会も減少しております。また、高齢化により帯状疱疹のさらなる増加が予想をされております。帯状疱疹の合併症で最も多い帯状疱疹後神経痛の中には、疼痛が数か月から数年にわたり続くものがあります。帯状疱疹ワクチン接種は、帯状疱疹後神経痛の発症予防も期待されており、罹患後の早期受診及びワクチンの普及を促すことが必要であると考えられております。現在、国では、帯状疱疹ワクチンを予防接種法に位置づけるために必要な治験を集めております。町としましては、国の動向を注視しつつ、帯状疱疹ワクチンの任意接種への費用助成につきましては、調査研究をしてまいりたいと考えております。最後に、今後、町が予定をする予防接種の考えについての御質問ですが、町では、中高年の予防接種につきましては、予防接種法に基づき実施をしており、今後も同様の考えの下に実施をしてまいりたいと考えております。以上であります。
質問 11番 山内弘秋
50歳以上が当町における人口の割合を、私の知り得たところでは、約半数の方が中高年に該当すると思われますけれども、これは私の調べに間違いないかどうか、教えていただきたいと思います。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
11月30日現在で申し上げますと、今、議員がおっしゃいましたとおり、約半数で53.14%となってございます。
質問 11番 山内弘秋
つまり、釧路町の人口が約2万人、その半分である1万人が中高年ということになるわけですけれども、私の調べたところによると、日本の成人の90%以上が帯状疱疹を発症する可能性があると言われています。また、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。そして、この予防には、先ほどの答弁にもありましたけれども、ワクチン接種が効果的であると言われています。医療機関によっては、接種費用に若干の差があると思いますけれども、生ワクチンで約1回で9,000円程度。それから、これは、発症予防効果は50から60%と言われています。不活化ワクチンについては、2回接種が望まれているところですけれども、1回目の接種だけで2万円、2回目でまたさらに2万円ということで、任意接種となると高額なわけですけれども、ここを助成をすることによって未然に防げるのではないかと思いますけれども、もう一度、改めてこの取組について、もう一歩進めたお考えをお持ちかどうか、お聞かせください。
答弁 町長 小松茂
今の山内議員のほうから、再度、帯状疱疹ワクチンについての今の接種の費用とか、そういった現状を踏まえながら考えはないかという再質問でございますけれども。今、先ほども御答弁申し上げましたとおり、今現在、国では帯状疱疹ワクチンの予防接種法に位置づけるために、そのために必要な治験を集めている作業している最中ということでありまして、当町としても、この予防接種法に位置づけられることを今期待をしているところであります。そういう意味では、今すぐ議員おっしゃられるように、この費用に町が何かしらの支援をしていくという考えは、今現在は持ち合わせていないということで、国の今動向を注視しているところということでありますので、御理解いただきたいというふうに思います。
質問 11番 山内弘秋
実際に、帯状疱疹を発症した場合、健康保険で3割負担になるわけですけれども、診察料それから薬の処方料、これで約2,000円近く行くかなと思うのですけれども、さらに帯状疱疹の内服の薬というのは高額で、つまり1回の診察に行くと約9,000円ぐらい、3割負担でかかるわけですけれども。運よくこの1回で終わり、後遺症もなくて9,000円ということで。先ほどの答弁もあったように、帯状疱疹後の神経痛ということで、かなり長期間治療を余儀なくするとなる、さらには、場合によっては発症する箇所が、例えば目の近くとなると手術を要する場合もあると聞いております。そうすると、いかに3割負担としても、健康保険の財政にもかなり影響を及ぼすというふうに思われるわけですけれども。こうした中で、先ほど町長も答弁がありましたけれども、国の今待っているという中でありますけれども、近いところでは、白糠町は既にこの助成をしていると。ちょっと離れていますけれども、標津町もこれは助成をしているということでありまして、待っていくのもいいかと思いますけれども、人口の半分が免疫低下が始まる年齢になっているということを考えれば、できるだけ早くこれに取り組むべきではないかなと思います。もう一度、町長に答弁をお願いしたいと思いますけれども、そういった意味でワクチン接種の助成をし、町民に安心していただけるという考えがあるわけですけれども、町長のお考えはどうでしょうか。もう一点、55歳以上の中高年に限っていますけれども、助成については50歳以上も一番望ましいかと思いますけれども、一般的には65歳以上、全額のところもありますけれども半額というところもあります。これも含めて、町民の安心を与えるような状況に持っていきたいと思いますけれども、答弁よろしくお願いします。
質問 11番 山内弘秋
流れ的にそうなります。よろしいですか。
答弁 町長 小松茂
今は町民の約半分がそういう免疫低下を見られる、そういう状況にあるのではないかという御指摘も頂きました。そういう意味では、大変こういった予防接種、こういったものをやっていくというのは大事なことではあるというふうに我々も考えております。ですので、そういう予防接種法にいわゆる該当するものについては、我々もしっかり積極的に今やっている状況にあります。ただ、御指摘のように、帯状疱疹ワクチンにつきましては、かなり高額な接種費用でありまして、仮に、今、半数以上の方々に予防接種をさせるとすれば、相当な財源が必要になってくるということであります。そういう意味においては、やっぱり、今状況も鑑みながら、まずは国の予防接種法に位置づけるために今の治験をやっているということでありますから、早くそういった作業をしていただいて、そしてこの予防接種法に位置づけられるようにすることをまず我々望んでいるところでありまして、御理解を頂きたいというふうに思います。