釧路町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日
町の専門職員について
2023年9月6日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「町の専門職員について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総務課長 中野勝広、管理課長 清水彰、社会教育課長 山内博志が答弁しました。
- 質問者
- 中田磨 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総務課長 中野勝広、管理課長 清水彰、社会教育課長 山内博志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 中田磨
次に、3点目ですけれども、町の専門職員についてということで、1点目として町の専門職や技術職の雇用状況、2点目として業務内容と業務従事の実態について、3点目として将来に向けた職員の育成や雇用の状況について、4点目として今後の課題について、それぞれ答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
町の専門職員についてということで、町の専門職員や技術職の雇用状況についての御質問ですが、令和5年4月1日現在、常勤職員総数は206名、このうち専門職・技術職の内訳は保健師が9名、保育士17名、スクールソーシャルワーカーを含む社会福祉士が4名、管理栄養士1名、主任介護支援専門員が1名、建築士4名、土木技師が11名、社会主事4名、指導主事1名となっており、全職員の約25%となっております。業務内容と業務従事の実態ですが、その資格に応じた業務を中心に担うことになりますが、それだけに専念するのではなくて、一般事務も含めて担任しているというのが実態であります。将来に向けた職員の育成や雇用の状況についての御質問ですが、最も身近な行政機関である市町村の行政サービスは、今後ますます専門性が求められるものと予測されます。そうしたニーズに対応していくには、単純に有資格者を採用すればよいというわけではなく、着実に実務経験を積む必要があり、その実務経験についても先輩職員から丁寧に指導を受けていく必要があると考えております。全ての職員が各分野の専門家として独り立ちできるまでには時間が必要であり、その時間を大切にできる組織づくりに取り組むとともに専門技術を持つ人材の採用と、資格取得の支援策についても研究しているところであります。最後に、今後の課題ですが、今後あらゆる分野で人手が不足をすることが見込まれ、地方行政職場も例外ではありません。特に資格が必要な職種においては、既に官民ともに人材が不足しているのが実態であり、町においても計画どおり人材を確保することが困難となっております。有資格者が働きたいと思えるような職場として、また、職業として魅力を向上させること、さらには採用後に資格取得を後押しできるような仕組みづくりが課題であると捉えているところであります。私からは、以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
7番、中田議員の町の専門職員についての御質問の中の1つ目、町の専門職や技術職の雇用状況についてでございますが、教育委員会の専門職として、指導主事1名、社会教育主事2名、スクールソーシャルワーカー1名、技術職として建築士1名を採用しております。次に、2つ目の業務内容と業務従事の実態はについてですが、主な業務内容については、指導主事は教育課程、学習指導、その他学校教育に関する専門的事項の指導など、社会教育主事は社会教育を行うものに専門的な技術的な助言と指導や地域学校協働活動への助言など、スクールソーシャルワーカーは学校における児童生徒の福祉に関する支援など、建築士は学校施設等の工事に係る調査、設計などとなっております。業務従事の実態については、主な業務である専門性の高い事務を中心にその他の事務にも従事しております。次に、3つ目の将来に向けた職員の育成や雇用の状況についてでございますが、教育委員会事務局には指導主事及び社会教育主事を置くこととされていること、また、スクールソーシャルワーカーや建築士など専門性を必要とする業務もあることから配置を継続してまいりたいと考えております。最後に、今後の課題についてでございますが、今後の課題といたしましては、専門職や技術職について専門性を確保するため能力向上のための研修機会等の拡充を図るとともに、計画的な採用が必要であると考えております。以上でございます。
質問 7番 中田磨
まず1つ目として、1と2に関わる問題なのですけれども、問題というか質問なのですけれども、技術職の、それぞれ保健師から答弁いただいたのですけれども、必要な専門職の人数が確保されているのかどうか。例えば、先ほど保健師9名という答弁がありましたけれども、町が今業務として必要な保健者が9名で9人の採用をして業務として従事しているのかという、そういう相貫線というのですか、本当は10名必要なのに9名しかいないのだとかいうようなことになると、では採用はどうなっているのですかとかという話にちょっとなるものですから、そういった観点で従事状況ということで答弁を求めたいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
現状では、例えば保健師であれば9名となっておりますけれども、実務的に保健師されている職員というのが8名です。9名の中に管理職が1人含まれているということで御理解いただければと思います。そういった意味で実務的に言うと、もう一人必要だという状況になっております。それから、保育士、スクールソーシャルワーカー、社会福祉士については今現状の人数、それから管理栄養士についても現状の人数、主任介護支援専門員についても現状1名の人数で足りております。建築士4名についても現状で人数としては足りているという認識、土木技術士につきましては今後の育成のために必要だということで、今現在募集をかけているという状況でございます。社会教育主事につきましては、現在の4名で足りている。それから、指導主事につきまして1名で足りているという状況だと認識しております。
答弁 管理課長 清水彰
ただいま総務課長のほうからも答弁ございましたが、教育委員会において採用しております指導主事1名、社会教育主事2名、スクールソーシャルワーカー1名ということで、その人数で充足している状況となっております。
質問 7番 中田磨
保健師のところちょっと不足と、土木技士のところももうちょっと養成が必要ということなのですけれども、1つは有資格者を取るというのは新規採用とか中途採用、中途というのか社会人枠という言い方かもしれませんけれども、ということで取っていくということは募集はかけていくということは基本的にはやっているということでよろしいのですよね。
答弁 総務課長 中野勝広
今年度、来年度採用に向けて保健師と土木の技師の募集を行っていると、もう一つ、保育士についても募集を今年度行っております。
質問 7番 中田磨
大事なのはやはり退職する方ももちろん定年も含めていらっしゃいますから、そこも見据えた確保を今言う新年度採用に向けて不足分または不足見込みの部分についてはしっかりと確保していくということが必要だと思うのですけれども、先ほど後半の答弁にもあったように、なかなか採用に募集が技術職としての来ない場面であったり、公務員より民間のほうが給料がいいから、ちょっと都会ならいいけれども釧路町ならというようなことも含めて、いろいろ採用の条件も含めていろいろな課題がある。一方で、職員が改めて資格を取りに行くようなことができる、例えば専門業務に従事していて、例えば経験年数で資格が有資格を取れる条件を整うような資格ならいいのですけれども、例えば保健師などのように職員の人に取ってきてというような話とかちょっと試験受けてという話にならないものもたくさんありますから、そういったところを含めて上級職または新規採用だけではないことも含めてですけれども、やっぱり難しいところはあると思いますけれども、ぜひしっかり確保できるようやっていただきたいと思います。こればっかりは何とも言えないのですけれども、やっぱり必要な人材を集めるということも大事なことですので、魅力あるまちづくりはやはりしっかりやっていただきたいなと思います。あと業務内容、業務従事の関係でちょっと確認なのですけれども、教育委員会のほうなのですが、公民館のほうの社会教育主事というのは今どういう配置になっていますか。
答弁 管理課長 清水彰
教育委員会のほうで採用している社会教育主事なのですが、教育支援課に1名と社会教育課に1名というような形になっております。
質問 7番 中田磨
公民館自体は単独の課ではないですよね、今。館長が補佐職で、社会教育課の中にあるということではあるのですけれども、私は個人的なことでいくと見解が正しいかどうか分からないですけれども、やっぱり公民館業務を日常するところに社会教育主事というのがしっかりと配置されているべき業務内容をしているのではないかなというふうに思っているのです。場合によっては、社会教育士の資格もしっかり取ってもらう方を教育委員会の中でしっかり役割を果たす場所に配置していくということもしっかり見据えていくことが大事かなというふうに思うのですけれども、そんな簡単に取れるような資格だとも思っていませんし、今の人数で足りていますということや答弁ありましたけれども、教育支援、メモし切れていないのですけれども、ちょっと今のところで、それこそ2人で逆に言うと2人で十分かという議論も私あっていいと思うのです。例えば、公民館も含めて3名体制があって、少なくとも公民館にも1名配置できる人数を確保し配置をしていく、ほかのところが要らないという意味で言っているわけではないのですけれども、やはりそこまで手が回らないのであれば、やっぱりそこのパイを増やす、資格者を増やす、採用するということも含めてしっかり位置づける必要があるのではないかなというふうに感じるのですけれども、公民館の中での社会教育主事の配置というものへの考え方というのはどうなっていますか。
答弁 社会教育課長 山内博志(社会教育課長は2025年3月まで)
社会教育係の1名が社会教育主事を持っておりますが、公民館主事も兼ねて今業務を行っております。
質問 7番 中田磨
そういうことなのだろうなと思うからそこに配置されているのだろうなとは思うのですけれども、やはり公民館の仕事は公民館で一応完結していると思うのです。業務上、いつもその人が公民館に行って一緒に仕事をしているということではなくて、一応担任していますということ、併任されていますよということなのかなと思うのですけれども、私自身は先ほど言ったように、そこにもきちんと専門職員として配置しておくべき役職というか資格というか、そういう意味での部分ではないかなというふうに思うのです。だから、そこから剥いでつけてくださいという意味ではなくて、今は不足しているけれども、将来的にはしっかりそこにも専門に配置できるような人材確保が必要だという見解が教育委員会であるのかどうかというところにかかっていると思うのです、現状こうですではなくて。私は公民館に必要だというある意味そういうふうに思ってしゃべっていますから、教育委員会はそう思っていませんという回答があるのか、そうだけれども、今足りないのですという回答なのか。そこはやはりきちっと議論の中で大事にすべきだと思いますので答弁をいただきたいなと思うのですけれども。
答弁 教育長 辻川尚志
公民館の職員の関係でございますが、議員御指摘のように専門職として社会教育主事が1人いると、より充実した公民館の事業はできるかというふうに思っております。教育委員会としても今の数が十分だというふうには捉えていなくて、できれば社会教育主事の資格を持つ職員を増やしていきたいなというふうには考えておりますが、なかなか働きながらの取得というのは非常に厳しい状況がありまして、もし社会教育主事を取りたいという願いを持っている職員がいれば、バックアップしながらその辺のところについても資格をぜひ取ってもらうように働きかけもしていきたいなというふうに思っています。十分足りているという見解ではないということだけ御理解いただければと思います。
質問 7番 中田磨
今回といいますか、昨年の行革、組織改変の中で、公民館が課ではなくなったということは私の中でも1つショックと言う、それまでは課長がいましたものね、館長は課長でしたよね、ということでいえば、今、補佐で管理職というのをきちんと担任してやってもらっているというふうに認識していますけれども、いや、課ではなくなったから社会指導主事がいなくなったのだみたいに見えても嫌なのです。そうではないのですと、公民館というのは課であろうと補佐職が管理するそういった部分だと、公民館という名前というのが業務だったとしても、やっぱり機能としては課ではないからというようなことでは、そうではないと思っているかもしれませんけれども、やっぱりそうではないのだと、3人体制でずっとやってきて、課長ではなくなったけれども、それでも公民館としてしっかりと一本立ちしてやらなくてはならないのだという一つの公民館というものというのは住民の声を聞き、勉強をして、社会にどう生かしていくかという仕事をする本当に重要な公民館活動なのです。行政の仕事にはなっていますけれども、行政の仕事ではないのです。地域と一体となって社会教育をし、一緒に実践し、提案し、物事を考えていくという学習の場なのです。それを保障するためのものですから、課長だろうと、補佐だろうと、公民館の機能はやっぱり大事にしてほしいし、そのためにその仕事をするためには社会教育主事という資格というのは重要な課題を解決するためには大事な仕事だということを、ぜひ、私が言わなくても理解しているのだとは思うのですけれども、ぜひ、そういった人材確保、また、配置というのはやっていただきたいというふうに考えています。また、そういった点でいえば、職員のそういった公民館業務や事務局事務の中での経験によって、資格挑戦の権利が生まれるのであれば、やはりそういった複数年、長い期間のスパンでその仕事に従事をする職員をつくっていく、そういうふうな思いがある人をしっかり探して職員を配置していくということも人事の中で、人事と言うとこっちになるのかな、配置も含めてしっかりと職員のやる気、または将来に向けた役割を持ってもらえるような適正配置、若い人の育成というのを今の部分だけでも大事ですから、検討しながら具体化していただきたいというふうに思います。あともう一つ、ちょっと大きな課題かなというふうに思っているのは、一級建築士の問題なのです。以前、今回もありましたけれども、一級建築士の方が退職をするということに伴って、町の業務の範囲が変わってしまったということになったわけですけれども、やはりここの分野においても、やはり一級建築士の確保で、場合によっては二級建築士で働いている方もいますから、そういった方が一級建築士に挑戦できるような環境を保障してあげることでの配置というのも、これまで職員の中でも働きながら一級建築士に挑戦して取ったという事例ありますよね。そういったことも、ぜひ取り組めないのかどうか。実例があるかどうかも含めて、ちょっと答弁いただきたいなと思うのですけれども。
答弁 総務課長 中野勝広
働きながら資格を取得したという職員は過去にいらっしゃるということでお聞きしております。まさに、ほかの資格も含めてなのですけれども、やはりこれから人材確保するに当たりましては、有資格を採用できるのが一番最短なのですけれども、そればかりには頼っていられない状況もございますので、それに建築士に限ったところではないですけれども、資格取得の支援策についても今研究しているところでございます。
質問 7番 中田磨
そういったことが総合的に職員のモチベーションを上げて、町民の期待に応える行政サービスの提供をどうつくっていくか。もちろん、これは専門職だけではないです。一般事務の人たちだって一つ一つの仕事を丁寧に大切に扱って、住民としっかり関係を築いていくということが大事ですから、そこら辺をやはりしっかりしていただきたいなというふうに思います。今回、私でこの任期中、最後の一般質問になりますから、これからちょっと決算もありますけれども、やはり私たち議員が住民代表として求めるのは、町が、職員が町民のために頑張っているのだと、そのことに声が届いたものがしっかり回答があって、それが具体化されるかどうかは別にしても、しっかり町が取り組んでくれているのだ、考えてくれているのだということが一番大事なファクターになりますので、ぜひ戻って来たいとは思ってはいるのですけれども、職員の皆さん、頑張って住民の声に応える仕事をしていただきたいということを申し添えまして、一般質問を終わりたいと思います。