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釧路町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日

保育所や幼稚園のICT化について

2023年6月6日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「保育所や幼稚園のICT化について」質問し、町長 小松茂、こども応援課長 栁沢忍、総務課長 中野勝広が答弁しました。

質問者
川村真一 議員
答弁者
町長 小松茂、こども応援課長 栁沢忍、総務課長 中野勝広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 川村真一

2件目、保育所や幼稚園のICT化についてでございます。1、当町内保育所・幼稚園におけるICTの利活用状況は。2つ目、ICT利活用による事業者や利用者、子供に与えるメリット・デメリットをどう捉えているか。3つ目、子ども・子育て支援制度の利用状況は。こちら御答弁をお願いいたします。

答弁 町長 小松茂

保育所や幼稚園のICT化についてということで、当町内保育所・幼稚園におけるICTの利活用状況についての御質問でございますが、現在、町立保育所2園において、国が推奨する基本的なICT化項目の実施を行うべく、準備を進めているところであります。なお、一部の園においては、既に保護者への連絡ツールなどを導入し、活用していることを確認しております。次に、ICT利活用による事業者や利用者に与えるメリット・デメリットをどう捉えているかとの御質問ですが、ICT利活用による保育所等運営のメリットとしては、登園・降園管理や、保護者への迅速かつ確実な情報伝達により、安全、安心な保育環境のさらなる推進に貢献するものと捉えているほか、保育士が行う事務作業に費やす時間の短縮や効率化が図られることにより、よりきめ細やかな保育体制が確保できるものと考えております。なお、ICT環境の活用に当たっては、プライバシーの保護を含め、情報の取扱いには十分留意する必要があると考えております。次に、子ども・子育て支援制度、施設事業者向けの利用状況についての御質問ですが、事業者による各施設のICT化整備に伴う補助金の利用状況につきましては、現状においてはございませんが、国による補助事業に関する情報提供を今後も継続をし、具体的な整備の相談を受けた場合には、内容など助言及び精査を行い、適切に対応してまいります。以上であります。

質問 8番 川村真一

御答弁ありがとうございました。まず、現在、町立保育所2園において基本的なICT化が図られるということですけれども、基本的なICT化という、この内容をちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)

ただいま御質問ありました基本的なICT化ということで、国のほうで推奨されている内容をお伝えいたします。1つ目は、園児の登園・降園の管理です。2つ目としては、保育に関する計画、記録などの書類的なものでございます。3つ目としては、保護者との連絡と。これらのツールを整えて、園のICT化を図ってくださいというような指針でございます。

質問 8番 川村真一

では、今、その2園においては、今、答弁されたその3つの内容を網羅するようなソフトなり、システムを導入する予定ということでよろしいでしょうか。

答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)

そのとおりでございます。

質問 8番 川村真一

今回、保育所・幼稚園といったところに限って質問させていただいております。なぜここに絞ったかというと、これまた本当は小学校・中学校とかもすごいDX化、保護者との連絡ツールとか、いわゆる先生の管理の業務といったツールというもの、物すごい進んでいるのですけれども、恐らくこれを質問させていただいても、北海道教育委員会からの指示待ちみたいな答弁しかいただけないと思いましたので、今回、保育所と幼稚園という形で絞らさせていただきました。ここに関しては、やはり自治体のトップの思い次第でどんどんICT化というのは進めていけるというふうに思っております。ICT化と、いわゆるDX化という言葉もそうなのですけれども、ただのデジタル化ではなくて、いいものだけを取り入れていこうという意味もございます。幼稚園の中でも、例えば、今まで紙芝居、紙の紙芝居を使っていたものを、これをタブレットで読み聞かせをするものとかと、そういった教育的なソフトもたくさん出ております。今、答弁いただいたのは、保護者との連絡ツールだったり、いわゆる園の先生たちの管理業務のソフトといった部分で、大きく先ほど答弁されたとおり3つに分かれるのですけれども、私、この質問を、今、答弁もいただきましたけれども、もう導入に向かっているというのは、正直びっくりしているところでございます。なかなかほかの自治体に比べては早いのではないかなというふうに思いますけれども、この情報を、実は、これ私ちょっと調べたのですけれども、いわゆるコミュニケーションに関するツール、約30種類出ています、ソフトツール。この業務管理に関しては、80種類ぐらいもう出ているのですよ、ソフト。さっき言ったいわゆる絵本だったり、そういった教育に関わるものは、もう280種類ぐらい出ています。この中であらゆるソフト、システムがある中で、この2園において導入するものを選定されて、もう導入に向かっているということですけれども、それのまず情報をどのように得たのかということと、その選定をどのようにしたのかというのを、そこをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)

選定条件はどのようになっていたのかということでの御質問でございます。今回の整備につきましては、釧路町の自治体DX推進方針、こちらに基づいて、子育て環境の充実という項目の中で、保育所のICT化を計画していただいており、所管の総務課のほうからも十分御助言をいただきました。その上で選定条件といたしましては、このシステムといいますか、サービスツールが「CoDMON」という名前になります。コドモン社という会社から出ているCoDMONです。こちら保育施設向けのシステムの専門性ですとか、道内の大きな主要都市をはじめ、21の自治体でも導入していると、こういったような実績がございまして、民間も含めてこういったような3つのICTの整備については、全国1位のシェアがあるというような形になっております。また、これのサービスパッケージの代理が、代理店といいますか、取扱い、こちらが北海道電子自治体共同運営協議会、通称HARP、こちらになります。十分な御助言をいただいた上で、どれがいいのか、それを選択したときに、このサービスパッケージを選定することにいたしました。

質問 8番 川村真一

今、答弁聞いた中では、その選定、情報の多さも、それは多くあったと思います。そしてまた、選定の方法というのも的確だなというふうに、今、感じました。このDXに関してですけれども、お聞かせ願いたいと思います。DX推進係ではどのように情報を……。今、こども健康課のほうではDX推進係からの情報だということなので、DX推進係ではどのような情報を集めて、どのように選定しているかというのをちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

日々情報、様々なシステム会社からのメールだとか情報提供来ますけれども、やはり自治体……。先進地視察、私も昨年度行かせていただきまして、そこでいろいろな先端システムだとか開発している企業との名刺交換などもさせていただきまして、日々大量の情報提供参りますので、そういったところも参考にさせていただきながら、情報の精査しているところでございます。

質問 8番 川村真一

今、中野課長は一応そういったものも体験されているということですけれども、今後、担当する係の方がそういったものを先進視察として、いわゆる自治体・公共Weekみたいなものも見に行ったりする可能性があるかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

そのとおりで、実は、今年度そういったものに既に職員が研修で行かせていただいておりますので、新たなネットワークが組まれて、釧路町にとってよい情報を提供させていただいていると思います。

質問 8番 川村真一

本当、今、情報が散乱しているというか、非常に多すぎて、当然ダイレクトメールでもいろいろな営業も来ると思いますし、ただ、自分からやっぱり探しに行って、自分で目で見たものではないと、確かなものかどうかというのは判断できないというふうに思います。今こういったものに、DX化に絡んでいる企業というのが、全国に1,500社ぐらいあるらしいです。その中で、やっぱりどのように選定していくかというのが非常に大事になってくるかと思います。あとは、やはり現場の声を聞くのも一つかなと思います。例えば、今回、釧路町での2園が導入された場合は、導入した後のやはり情報というのを、ほかのこども園なり、幼稚園といったところに情報をやっぱり提供するというのも、自治体の一つの役目になるかというふうに思います。2つ目のメリット・デメリットというところで考えますと、先ほど町長からお答えいただいたとおりだというふうに思います。このソフトとかシステム導入によってのメリットは幾らでもありますけれども、導入によってのデメリットはないというふうに考えております。デメリットとして言うものがあるとすれば、入れたソフト、システムの不要な機能を利用して業務が増えてしまったり、逆に現場の業務が増えてしまったり、あと、利用ルールが厳し過ぎて実態に合わなかったり、あと保護者の理解を得られないがままに、一部のすばらしい機能を使えずに終わってしまうと。これが恐らくデメリットになります。これは導入してのデメリットですから、導入しないで当然デメリットは発生しないですけれども、ソフトを入れることに関してのデメリットは発生しないというふうに思っております。園にとってのメリットとしては、先ほどもありましたけれども、保育の質の向上、そして、残業が減ってコスト削減につながると。これが園にとってのメリット。先生にとってのメリットは、圧倒的な業務の効率化と負担軽減、これにつながるというふうに思います。保護者に対してのメリットに関しては、スマホアプリとかで連絡を取れる、お知らせを確実にリアルタイムで聴取できるというのが大きなメリットになるかというふうに思います。お便りも、今、恐らく手書きのものを園児に渡して、かばんに入れて、それを家に帰って保護者の方が見るという形だと思います。幼稚園とかのうちは保護者がきちんと見るからいいですけれども、小学校とか中学校になると、私もよくやりました。先生からもらったお便りをかばんの中に入れっぱなしで、二日、三日後ぐらいに出てきて、もう親に渡せない状態になっていると。そのまま親は知らないまま参観日当日を迎えるみたいなのもありましたから、ぜひ小・中学校も当然そういった連絡に関しては、そういったアプリを使うべき状況になっていると思いますし、これが今のデジタル化の起こしてくれたすばらしいところだというふうに思います。ぜひ連絡といった部分では、すぐに使っていただきたいなと。あと、報告書の作成とか、請求の整理とかといった部分も、簡略化されるというふうに思います。あとは、この導入に関して、今、聞いた中では、釧路町ではないと思うのですけれども、アナログ神話というのがありまして、結構昔からやられている幼稚園の先生でよくあるらしいのです。これは、私、日本保育協会の講演を受けて聞いたのですけれども、古くからやっている、よく言うおじいちゃん、おばあちゃん園長先生が、やっぱり手書きの、自分でイラストの入った手書きのお便りでないと意味がないのだという人がいるのです。それでないと保護者が見てくれない。そういった自分がよかれと思ってやっていること、ただ、それが今の時代に合っているかというと、合っていないこともたくさんありますけれども、これがいわゆるアナログ神話といわれるところでありまして、それによってデジタル化がなかなか進まない幼稚園・保育所というのもあるようです。ただ、今の釧路町に関してはそういったものもないかというふうに思いますので、ぜひここはもうどんどん加速していただいて導入して、さらにほかの、もう釧路町全体がそういったものを使用しているような状態にしていただきたいというふうに思います。ここに関して、予算とかも等々あるかと思いますけれども、最後にちょっと町長の考えもお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 小松茂

今、保育所・幼稚園におけるICT化の取組をどう進めるか、また取り入れていく、いわゆる園や携わる方々の取組の中にどう活用していくかという部分だと思います。それから、どんどんソフトやツールが進化しておりますから、そういったものの情報をいかに取りながら、それを導入していく方向性をやっぱり組織全体の中で考えていく必要があると思います。中にはやっぱり今言うアナログ化といいますか、どうしてもそこに一歩踏み込めなくて、従来のやり方での保護者との連絡体制というのが重視している方もおられますから、そういった考え方もまた一つ尊重しながらも、このICT化やっぱり進めていくべきだと私も思っておりますので、そういう意味では、様々な情報を我々もしっかり取っていくと。そして、そういったものの情報提供していきながら、どういう導入の仕方がいいのか、こういったことをしっかり見極めていきたいというふうに思っております。

質問 8番 川村真一

ありがとうございました。これは保育所・幼稚園のみならず、小学校・中学校もそういった業務効率化によって、先生の業務負担が減るといったような形に町全体で向いていってほしいなというふうに思います。では、2件目も終わります。

出典:釧路町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる