釧路町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日
成人年齢引き下げによる釧路町の対応について
2022年6月8日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「成人年齢引き下げによる釧路町の対応について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、社会教育課長 宮越一宝が答弁しました。
- 質問者
- 川村真一 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、社会教育課長 宮越一宝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 川村真一
8番、川村でございます。通告書どおり2件、7項目の質問をさせていただきます。まず1件目、成人年齢引下げによる釧路町の対応について。1項目、成人年齢引下げによる予測される課題や懸念事項とその対応策は。2項目、成人式の在り方の考えは。こちら質問させていただきます。
答弁 町長 小松茂
8番、川村議員の一般質問にお答えさせていただきます。成人年齢引下げによる釧路町の対応についてということで、成人年齢引下げによる予測される課題や懸念事項とその対応策についての御質問ですが、民法の一部を改正する法律の成立により、成年年齢が引下げられたことで、女性の婚姻開始年齢は逆に18歳に引上げられるなど、戸籍での取扱も大きな変更がありました。また、この引下げにより、18歳、19歳の方が親の同意がなくても様々な契約が可能となり、消費生活において契約トラブルの拡大が懸念されることから、国や北海道と足並みをそろえ、若者への消費生活における啓発を実施しているところであります。私から、以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
8番、川村議員の成人年齢引下げによる釧路町の対応についての御質問の中の1つ目、成人年齢引下げによる予測される課題や懸念事項とその対応策はについてでございますが、成人年齢引下げによる予測される課題や懸念事項につきましては、教育委員会において、特に支障となる事務、事業はございませんが、制度や法改正の転換期には、周知が行き届かないこともあると思います。必要に応じて、町内の現役高校生などを対象とした勉強会の提供は考えられます。次に、2つ目の成人式の在り方の考えはについてでございますが、成人年齢引下げによる今後の成人式の在り方につきましては、対象者の多くは高校在学中であり、進路決定の重要な時期と重なることから、これまでどおりの二十歳で実施することといたしました。なお、成人から2か年が経過していることから、はたちのつどいとして開催することとしております。以上でございます。
質問 8番 川村真一
まず、町側の答えで、国や北海道と足並みをそろえて、若者への注意喚起が必要だということ。これは、もう当然だと思います。ただ、やっぱり国や北海道の動きが遅い場合には、町独自でもある程度情報を得た中で、特に高校生が対象になってきますので、その高校生たちにそういった情報を与える、勉強会を開くというのが大事だと思います。教育委員会から答弁頂きました、やはり現役の高校生を対象とした勉強会の提供は考えられますというのは、これ、ほんと必要だと思います。高校生は道立になるので、町単独では動きづらいかもしれないですけれども、道教委ともしっかりと、この辺についてはタッグを組んでいただいて、より早く──何せ情報弱者の一人なのですよ、18歳、19歳というのは。今まで、いわゆるクレジットを使えるとかローンを組めるとか、一人で部屋の契約をできるとかといったそういった権限が自分で持てるようになってくる中で、今までそれをやったことない人が、親の了承もなくできるようになってくるわけです。そういった部分って、やはり知識を与えるというのは私達大人の役目と思いますので、これは早急に取り組んでいっていただきたいと思いますけれども、そのように答弁もされているので、いいですね、はい。より早く、そういった情報は与えてほしいなというふうに思います。2件目の、はたちのつどいの件です。成人式の在り方の考えはということで、答弁頂きました。もともとの成人式の意義をいま一度、ちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。
答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)
成人式の意義ということでございます。成人式につきましては、大人としての自覚を持ち、自ら生き抜こうとする新成人を祝福し激励するというような趣旨でございます。
質問 8番 川村真一
これ、はたちのつどいとなると、新成人を対象ではなくなるわけなのですけれども、新成人、今後いけば18歳が新成人になってきて、二十歳は、成人になってから2年たった立場の人になるわけです。その人たちに対しての、今までの成人式と、これから釧路町が行おうとしているはたちのつどいでは意義が変わってくると思うのですけれども、そのはたちのつどいにどれだけの意義を持たせるかが大事になってくると思うのですけれども、はたちのつどいに対しての新たな意義、位置づけというのが大切になってくると思います。その辺はどのように考えているかお聞かせ願います。
答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)
式典の意義につきましては、先ほど御答弁申し上げた通りでございますが、一方で、その式典の後、毎年引き続き催しておりましたのがはたちのつどいでございます。はたちのつどいにつきましては、進学や就職でふるさとを離れる若者も多く、友人と再会し、近況を報告し合う機会、あるいはふるさとを思う機会として、こちらについても私どもにとっては大切な趣旨であるというふうに考えて、式典とはたちのつどいと並行して開催をしておりました。今後につきましても、この2つの趣旨を継承しながらの企画としていきたいというふうに考えてございます。以上です。
質問 8番 川村真一
今まで行われた成人式の中身でですね、成人の誓いというのがあったと思うのですけれども、これは、中身的には二十歳の誓いみたいに変わるのかどうかということを御答弁願いたいと思います。
答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)
はたちのつどいという事業名として開催をするというふうに考えてございますけれども、この中で式典的なことも実施していきたいというふうに考えてはございます。ただ、細かいところまでまだ調整できてございませんので、今回のところは、これ、今後の検討ということで御了承いただきたいと思います。
質問 8番 川村真一
例えば、そこに祝辞を寄せる、議員からも一言ずつというのありましたけれども、今までは、新成人に対しての言葉だったのですけれども、これが二十歳に対しての言葉となると、やはりちょっと意味合いも変わってくると思いますので、その意義の定義づけというのをしっかりしてほしいなというふうに思います。それで、この変更になったことに関して、町報、ホームページにも出ているのですけれども、ホームページの中で、成人年齢が18歳に引下げられるものの、改正少年法に基づき18歳、19歳も特定少年として引き続き少年法が適用されること、また飲酒や喫煙などの法律上の制限がなくなるのは20歳であり、このはたちのつどいを大人としての自覚を改めて促す機会とするためとあるのですけれど、この文脈からいくと、特定少年という言葉は、今までの少年法と何ら変わりありませんよというふうに読み取れるのですけれど、これ、特定少年というもの自体、釧路町としてどのように捉えているかというのをお聞かせ願います。
答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)
特定少年についてでございますけれども、少年法の中に規定されてございまして、新たに成人となった18歳、19歳を特定少年というというふうに記載されてございます。
質問 8番 川村真一
特定少年自体をどのように捉えているかという質問だったのですけれども、この、ホームページに出ている文章からいくと、今までの少年法が適用されるので、今までの少年の扱いと何ら変わらないと思うので、そのままはたちのつどいでいきますよというように文脈が取られるのですけれども、これは、特定少年は、今までの少年法と変わるのは理解されていますでしょうか。
答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)
大変申し訳ございません。深く、私自身承知してはございませんけれども、このホームページの書き方を若干ひもとかせていただきますけれども、釧路町で行っている成人式の場で、飲酒ですとかを行っていたという事実はありませんので、これまで同様、会で飲酒するなりとか、成年年齢が引下げられたからといっていわゆるはたちのつどいが二十歳のときに開催されるわけですけれども、この流れは変わりませんよというようなことをお伝えしたかったというところで御理解頂きたいと思います。
質問 8番 川村真一
その会で飲酒とかそういうのではなくて、今までと二十歳の子の扱い方がそんなに変わらないための理由づけとして、特定少年という言葉を使うのはどうかなということなのです。特定少年というのは、18歳、19歳を対象に、起訴につながる対象事件を拡大したり、起訴された後実名報道をされることを可能にするための特定少年という立ち位置なので、検察官送致された場合は、これ、当然成人と同じように公開の刑事裁判とか行われますから、今までの少年法とは全く違ってくるわけです。この18歳、19歳の立場は。よって、この文脈の使い方だと誤解されかねないので、これはやっぱり文章は一度考えて、ホームページなので変えられると思いますので、そこはちょっと考えていただきたいと思うのですけれど、いかがでしょうか。
答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)
この文面が適切でないという御指摘頂きましたので、検討しまして、ホームページのほうは訂正するものは訂正するという形を取らせていただきたいと思います。
質問 8番 川村真一
私も、実はこのはたちのつどいというのはすごい賛成で、やはり、卒業して2年後にそこで会えるのと、今までの成人、二十歳という意味も残しつつ、そこに集まる人も別に自分が成人になったからではないと思うのですよ、多くは。やはり、卒業した後に、2年後に友達に会えるとかそういった、あと、またふるさとに1回帰ってきて、釧路町の立場としても、いま一度あなたたちが育った釧路町を振り返ってみて、いかがだったでしょうかという意味合いのほうも大きいと思いますので、ぜひ、はたちのつどいでいくと決めたのであれば、そこに大義名分しっかりとつけていただいて、しっかりとした迎え入れをしていただきたいというふうに思いますけれども、ここ、最後教育長から一言頂きたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
この、成人年齢引下げにつきまして、先ほども議員も触れておりましたが、現役高校生が多いということで、高校生の段階でも消費者教育等、高校でのカリキュラムも今後内容をどうしていくかということで、教育現場の中でも課題として捉えられている状況でございます。釧路町としましては、この成人式の開催、はたちのつどいということの位置づけにつきましては、やはり高校を卒業して、一度釧路町を離れた二十歳の方々が、この機会があることで釧路町に戻ってきて旧交を温める、あるいは成人として旅立った2年間の自分を振り返るというような貴重な場面でもあるかというふうに捉えておりますので、そういうことを趣旨として、そこを大事にしながら、このはたちのつどい、運営してまいりたいと考えておりますので御理解頂きたいと思います。