釧路町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日
グリーンインフラを取り入れたまちづくり
2021年12月8日、釧路町議会の一般質問で、大谷哲也議員が「グリーンインフラを取り入れたまちづくり」について質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、都市建設課長 中川欣哉、管理課長 佐々木晶利が答弁しました。
- 質問者
- 大谷哲也 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、都市建設課長 中川欣哉、管理課長 佐々木晶利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 大谷哲也
1番、大谷哲也です。一般質問を行います。通告書に従い1件3項目について質問をいたしますので、答弁よろしくお願いいたします。1件、3項目について質問いたします。グリーンインフラを取り入れたまちづくり。1点目、グリーンインフラと他自治体の活用例の認識は。2点目、小中学校における環境教育の現状は。3点目、グリーンインフラ活用型都市構築支援事業の導入の考えは、以上3点について説明をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
1番、大谷議員の一般質問にお答えをさせていただきます。グリーンインフラを取り入れたまちづくりということで、グリーンインフラと他自治体の活用事例の認識についての御質問でございますが、自然が持つ多様な機能を賢く利用し、持続可能な社会と経済の発展に寄与するインフラや、土地利用計画を進める取組として、令和2年度にグリーンインフラ活用型都市構築支援事業が創設されました。この事業は都市型水害対策や都市の生産性、快適性の向上を推進するため、官民連携によるソフト、ハード事業への支援を目的とした防災減災対策、気候変動対応並びに低未利用地活用による自然環境及び景観保全などが事業対象となります。次に、他自治体の活用事例についてですが、令和2年度では北海道内で民間団体による3事業が実施されております。次、グリーンインフラ活用型都市構築支援事業の導入の考えについての御質問ですが、持続可能で魅力あるまちづくりの取組として、本事業の活用も選択肢の一つとして考えられますが、対象事業及び補助基準、関連計画との整合性も含め、現時点での計画は持ち合わせておりませんので御理解頂きたいと思います。私からは、以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
1番、大谷議員のグリーンインフラを取り入れたまちづくりの中の2つ目、小中学校における環境教育の現状はとの御質問でございますが、環境教育につきましては、各教科や総合的な学習の時間において地球温暖化や自然環境問題など幅広い分野で取扱い、その原因や課題への取組について学習しております。グリーンインフラに関連する学校での取組としましては、植樹や清掃活動などを行っているところであります。以上でございます。
質問 1番 大谷哲也
グリーンインフラという言葉は1990年代に欧米で使われて、国内の行政分野においては2015年8月に閣議決定されました。国土形成計画で初めて登場し、自然が持つ多様な機能を活用し社会基盤を整備し、環境と経済の好循環を促す施策です。先ほどの事例の中にもありますけれども、私のほうから事例を紹介したいと思います。グリーンインフラがもたらす多目的な効果として、オープンスペースを活用した健康イベント、これは東京都の立川市で行われております。横浜市では公園と一体となった遊水池が鶴見川の水を貯留し、気候変動に伴う災害の激甚・頻発化に対応し貢献しております。全国で初めてグリーンインフラを導入した茨城県守谷市では、ホップ、ビールの原料を市役所の壁面で30株を育て、環境教育として市立小中学校でも栽培と収穫を行っております。当町でも10月の25日、町立遠矢小学校100周年記念として寄贈された桜の苗木の植樹が行われました。小学生、5、6年の生徒と関係者の皆様と、楽しく記憶に残る植樹会になったと思います。成長する、または育てる気持ちで桜を見守っていきたいと思います。お伺いしますが、今まで寄贈された桜はどこにあるのか教えていただきたいと思います。
質問 1番 大谷哲也
100周年に関係なく、今まで森林公園、別保公園、その寄贈された桜がどこにあるのか、分かっている範囲でいいので教えていただきたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
詳細まではちょっとつかんでおりませんが、一般の方、あと企業からの寄贈という部分は、大体のものについては別保公園のほうに植樹させていただいておりますし、一部、河畔の緑地ですか、そちらのほうにも植樹しているというような現状でございます。
質問 1番 大谷哲也
遠矢小学校にも寄贈された桜があるとお伺いしたこともあるのですが、その辺は確認したいと思いますけれども。
答弁 管理課長 佐々木晶利(管理課長は2022年3月まで)
議員おっしゃるとおり、今年の10月に桜20本を寄贈受けまして、遠矢小学校の道路沿いのほうに植樹しております。それ以外につきましては、ここ数年では寄贈を受けたことは認識しておりません。
質問 1番 大谷哲也
遠矢小学校に寄贈された苗木21本、植樹したのですけれども、維持管理といいますか、その考えをお伺いしたいと思いますが。
答弁 管理課長 佐々木晶利(管理課長は2022年3月まで)
基本的に維持管理のほうは学校のほうにお願いしまして、公務補等で対応していただくような形を取りたいと考えておりまして、学校で対応できない場合ですと、教育委員会と連携しながら対応したいと考えております。
質問 1番 大谷哲也
桜21本、末永く育てていきたいと思いますし、このグリーンインフラというのも地域の住民と関わりながら環境整備をしていくということもありますし、今回、グリーンインフラ推進のため、官民連携プラットフォームが創設されました。官民連携プラットフォームへの登録の考え方を教えていただきたいと思います。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
このグリーンインフラ事業につきましては、議員御存じのように官民連携して協定の中でいろいろ事業推進というものが大きな題材でございます。その準備段階として今お話ありました委員会的な部分は創設されたと。これは行政の職員、それと民間企業、あと様々な環境団体等で構成されていまして、この事業推進するがために様々な計画、あと財源確保等という部分の組織というような認識は持っております。先ほど答弁の中にもありましたように、まず、この事業を実施するという部分、今のところ計画を持ち合わせておりませんので、まだそこのプロジェクトへの参加というものについては、現時点では考えていないところでございます。
質問 1番 大谷哲也
ありがとうございます。国土交通省では、広範な主体の積極的な参画と連携により、グリーンインフラの社会実装を推進することを目的に様々な施策を展開しております。社会資本整備総合交付金のグリーンインフラ活用型都市構築支援事業──グリーンインフラに特化した助成事業なのですけれども──このグリーンインフラ活用型都市構築支援事業の中身について、ちょっと説明させていただきたいと思います。我が町にある森林公園を例に取りながら説明していきたいと思います。釧路町の森林公園は、平成18年3月の23日、釧路町都市公園等に関する条例の一部改正により、都市公園、風致公園、特殊公園のうち、主として風致──自然の風景などの趣を味わうことを目的として都市公園に編入されました。豊かな森づくり事業、これには事業費が7億円余りがかけられ施設が整備されております。当町にある森林公園で小中学生が環境学習で利用したことがあるのかないのか、お伺いいたします。
答弁 管理課長 佐々木晶利(管理課長は2022年3月まで)
議員御質問のありました森林公園を利用しました環境学習であります。まず、直近では別保小学校で、今年度、森林学習を実施しております。それと富原小学校も生活の授業で校外学習を実施しております。それ以外につきましては、ちょっと古いのですけれども、平成30年度に昆布森小学校で同じように体験学習のほうを実施しているところでございます。
質問 1番 大谷哲也
分かりました。私の調べでも、かなり古いのですけれども、平成10年の12月に地元の小中学生による体験植樹が行われております。森林公園なのですけれども、利用率も低く、25年経過して老朽化も著しい、森林公園の適格性について判断が必要であり、維持管理が大事と考えております。活性化と整備の対策についてお伺いいたします。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
申し訳ございませんが、森林公園についての維持管理については、所管が産業経済課になります。ちょっと私どものほうでは、今後の整備、今後の計画も含めて掌握しておりませんので、申し訳ございません。
質問 1番 大谷哲也
それで、一応産業経済課──いいです。釧路町の森林公園の整備をする課といいますと、都市建でよろしいのでしょうか。
答弁 都市建設課長 中川欣哉
お時間を頂きありがとうございます。御質問の森林公園の整備に関係なのですが、答弁の中でもございましたけれども、現在、全ての都市公園の中におきまして、新たな整備という部分については、今お示しできる部分は別保公園の整備ということでありますけれども、それ以外の公園につきましては整備の計画は当面ございませんので御理解頂きたいと思います。
質問 1番 大谷哲也
分かりました。今回、私が一般質問で取り上げさせていただいたのは、林活の研修で現地に行ったときに樹木されている木の名前も分からないし、「この木なんの木、名前も知らない木ですから」と思ったのですけれども、森林公園なのに森林浴も起こらない印象を持ちました。そこで目に留まったのが、自然を生かしたまちづくり、環境と経済の循環を促すグリーンインフラの活用でした。先ほど、森林公園のいろいろな事業を使って造られたたということもありますけれども、例えば守谷市では、先ほど説明もしましたけれどもホップの栽培で、全国で初めてグリーンインフラを導入しました。担当した課長にお話を聞くことができました。ホップの栽培を始め、守谷市の北園森林公園など、守谷版グリーンインフラとして自然と調和した市街地を改め、地域の魅力と捉え直し将来に向けたまちづくりに活用する取組などを聞くことができました。豊かな森づくり事業により、釧路森林公園は平成6年から8年に造られましたが、全国総合開発計画──全総と比較してみると、開発方式は参加と連携でした。高齢化時代、高度情報化時代として、全国総合開発計画の始めは1970年で、基本目標は地域の均衡発展にあるということです。最後になりますけれども、施設や公園の性質や必要性と、どこまで行政が負担すべきかという管理が望ましいという順番で、根本から筋立てて物事を判断していくことが必要と考えます。グリーンインフラを活用するということを考えてはいないという答弁ですけれども、とりあえず釧路森林公園は25年もたっておりまして、かなり老朽化もしておりますので、そこら辺のグリーンインフラを活用して、何とか森林公園を造り変えていただいて、地域の方々が利用していただくような施策をしっかりやっていただきたいと思いますし、例えば森林公園、かなり老朽化もしておりまして、遊び道具なども撤去されておりますけれども、例えば今、このコロナ禍の中で、森林浴で森サウナというか、森林の中にサウナを造る、バイオ発電を利用してサウナに入るというようなそういうこともできるだろうし、たまたま別保公園と森林公園も近いので、それを何とか地域の経済の活性化に循環よく持っていけないかなと思いまして、今回は質問させていただきました。取りも直さず、森林公園の整備のほうを最終的にどのようにされるのか質問して終わりたいと思います。
質問 1番 大谷哲也
訂正します。釧路市を釧路町に改めます。
答弁 町長 小松茂
今、大谷議員のほうから、グリーンインフラの制度を活用して森林公園の整備等の提案というふうに捉えておりますが、先ほども答弁申し上げましたが、いわゆる対象事業、いわゆる補助基準、こういったものを照らし合わせた場合には、今御指摘の部分を整備するとなれば、例えば森林環境譲与税などを活用しながら部分的な整備というのは手がけております。ですから、あえてこの制度を活用していった場合、多岐にわたる事業を組み合わせた中で申請しなければならないとか、かなり制度がハードルが高いというのが正直なところであります。御指摘頂いた件は分かりますけれども、趣旨として森林公園の整備ということであれば、今のような手法で整備ができるということでありますので、御理解頂きたいと思います。
質問 1番 大谷哲也
分かりました。よろしくお願いいたします。質問を終わります。