みんなの議会

釧路町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日

在宅酸素濃縮器電気料助成制度について

2021年3月11日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「在宅酸素濃縮器電気料助成制度について」質問し、町長 小松茂、福祉課長 関向範生、健康福祉部長 宍戸牧子が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 小松茂、福祉課長 関向範生、健康福祉部長 宍戸牧子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤昭平

3件目でありますが、在宅酸素濃縮器電気料助成制度ということで質問いたします。まず1点目、在宅酸素濃縮器電気料助成制度の利用状況についてお尋ねします。2点目は、災害時等の災害等緊急時の対応をどうされているかお尋ねをいたします。3点目は、身障手帳取得をこの制度上必要だというふうになっていますが、その根拠について答弁を求めます。以上、3点です。

答弁 町長 小松茂

在宅酸素濃縮器電気料助成制度ということで、在宅酸素濃縮器電気料助成制度の利用状況についてですが、令和元年度における在宅酸素濃縮器利用者助成制度の利用状況につきましては、酸素濃縮器を利用されている6名の方へ電気料の一部助成を行ったところであります。次に、災害等緊急時の対応ですが、北海道及び酸素ボンベ供給事業者と連携を図り、在宅酸素濃縮器等利用者の把握に努め、災害等の救急時には電話連絡や自宅訪問等により、速やかに安否確認できるよう対応しております。3番目の身障手帳取得を必要とする根拠でありますが、在宅酸素濃縮器電気料助成の対象者は釧路町在宅酸素濃縮器利用者電気料助成規則において、呼吸器機能障がいの身体障がい者手帳を所持することとなっております。以上であります。

質問 5番 佐藤昭平

これ利用されている状況については、濃縮器を利用されている6名という方が一部助成を行っているということなのですが、これ濃縮器全体も全部で6名で、そのうち6名の方、つまり全員がこの電気料の助成制度の対象、行われているということで理解していいのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

元年度の実績といたしまして、この機械を使っている身体障がい者手帳を所有してこの機械を使っている、いわゆる助成制度の対象となって申請があった方につきまして6名は申請があったというところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

それは分かっています。そういうような制度だというのは理解しています。在宅酸素濃縮器を設置している方の総数というのは、いろいろな連携を図っているということもありますから、町のほうでは把握されているんだろうなというふうに思うのですが、それは何名ですか。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

在宅酸素濃縮器の機器を利用されている方、町内で25名と把握しています。

質問 5番 佐藤昭平

ちょっとまず確認したいのですが、いわゆるそういう在宅でそういう酸素療法ということでいうと、人工呼吸器などについてもその北海道のほうなどは人工呼吸器利用されている方についても電気料の助成って対象になっているのですけれども、当町の場合はそちらの人工呼吸器のところでの酸素療法やられている方はどういうような、この対象になるのかどうなのか確認したいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

人工呼吸器の機器を利用されている方はこの助成制度の対象とはなっていないところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

確か停電、ブラックアウトのときの見守りというか安否確認というか、そのときに、いわゆる生命維持装置ということで人工呼吸器が含まれるというふうに思うのですけれども、その方についても点検をしたと、安否確認をしたということなのですけれども。人工呼吸器を設置されている方というのは、町のほうでは把握されているのですか。人数とかそういうことはちょっと分かりましたら答弁を求めます。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

町内で人工呼吸器を使用されている方は2件というふうに把握してございます。

質問 5番 佐藤昭平

ちょっと町のほうの助成の規則などの中にも人工呼吸器の設置されている方ということではないのですけれども、これ何でなのでしょうかね。酸素療法ということでは、よりいろいろ命に関わる部分、切迫している部分はまさに強いと思うのですけれども。これは何かこの規則を決めた時点ではそういう対象でなかったのか。何か検討されてきている経過等。そういうとこら辺が経過等を含めてあれば答弁をお願いいたします。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

この在宅酸素の電気料助成の部分でございますが、ちょっと詳細は分かりませんけれども、当時人工呼吸器を使っている方がいらっしゃらなかったというような状況があったようでございます。そのため、その制度の変更の部分についての見直しの検討というものも若干遅れてきていたのかなというようなところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

それで原則、原則というのは現在の規則にそういうふうには対象としてはなっていないのですけれども、当然そういう酸素がきちんと濃縮されたものがなければ命に関わるという点では電気料の助成もあってしかるべきかなというふうにして思います。現実に対象者、人工呼吸器使っている方もあるのであれば、そこら辺を含めて、規則の見直しや検証を含めて見直し、これは検討して然るべきかなというふうに思うのですけれども。そういう点では、今の時点で考え方、答弁を求めたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

この制度の目的としまして、呼吸機能障がい者、この方々の健康の維持、そして福祉の向上というところを目的として定めているところでございます。議員言われるように、この規則を作った当時、確かにいなかったのかもしれませんけれども、現状、人工呼吸器を使っている方がいらっしゃるということであれば、この目的に沿った形での研究検証を始めていきたいというふうに考えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

ぜひそれがなければ生きていけないという、まさにそういうような状態でありますので、助成のほうもぜひ検討していただければというふうに思います。それで、議長。今の1問目の答弁で、6名助成対象になっていると。実際に設置している方は25名ということで、19名の差があるのですけれども、そういう関係で2問目の災害時の緊急対応というところにも関わってくるものですから、そこを含めてちょっと。1問にいったりきたりはないと思いますけれども。そこの部分含めて1問。

質問 5番 佐藤昭平

それで、今説明したように25名の方が実際には設置していると。在宅酸素療法をやっていると。しかし、町のほうの制度で言うと、現に設置しているのは6名の方だと。つまり障がい者の呼吸機能障がいのことで身障手帳を持っている方だという。この差し引き19名の方というのは、この災害等の緊急時の対応、ここに答弁にあった中身なのですけれども、こういう形での対応というのはされるのかどうなのか。どういうふうになっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

当然この差、機器を自宅に設置している方とそれと利用されている申請のあった方の差という部分につきましては、私どものほうで住所、名前等押さえておりますので、災害時のほうの対応になるものというふうに認識してございます。

質問 5番 佐藤昭平

現に例えばそのさっきの地震のときのブラックアウト時の対応というのは、現に安否確認をしたという経過があるわけなのですけれども、そのときに19名だったかどうか分かりませんけれども、そのときには現実にそういうこの電気料助成になっていないけれども、在宅酸素をやっている方については、対応したというふうにして認識していいのですか。お尋ねします。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

大規模停電時、ブラックアウト時のときにつきまして、私たちのほうで当時把握していた方々に対しまして電話連絡、そして訪問確認、また関係機関との連携によりまして全ての方々の安否の確認をしてございます。当然今回把握できております25名の方々につきましても、前回と同様同じように安否確認をさせていただきたいと考えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

これは25名の方が現に設置をされていて、電気料助成では6名だというところなのですけれども。これは後で最後のところで質問立てていますけれども、これは町のほうとしては現行の制度の中で、ぜひ障がい者のほうを申請してください等、そういうようなことを含めて、どういうような周知といいますか、お知らせといいますか、そういうようなことはどんなことをやられているのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

この在宅酸素料の電気料の一部助成の制度につきましては、その機械を使っている方々のところに酸素ボンベ等を持ち込んでいく酸素ボンベの供給事業者が市内にございます。そこの市内の業者の協力を得まして、釧路町の利用者の方々に釧路町の助成制度、これを記載しましたチラシをお配りいたしまして釧路町のほうに連絡をくださいというところで皆様のほうに周知を図っているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

これそういうような業者ルートでもって、何か手続きを進めるというか、制度利用の形を進めていくという結果、そういうようなルートでもって、新たに申請されて、この電気料助成に結び付いたとそういうような事例というのはどのくらいあるのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

このチラシの配布の協力要請、事業者のほうからの協力の部分をいただいているのが、去年から始めてございます。今年に入りまして、2件の方々から私どものほうにお問い合わせがあったというところでございます。ただ、申請にはまた結び付いていなく、その制度概要の内容の確認、そしてどのようにしたらよろしいのかというような確認の連絡をいただいているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

これはそういう事業者の前からきっと医療機関の関係でもあるのかなと思うのですが、実際に治療されているそういう医療機関のところで釧路町のところでのこの制度の中身をお知らせをして、そして申請に結び付いてきた。これは結構この制度が助成制度を当町のものができてからずっと医療機関の関係はあるのかなというふうには思うのですけれども、そこら辺はもう割合申請してくるというようなケースが多いのか、どんな状況になっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

年に一度、医療機関、そして関係機関等が集まりまして、こういうような管内における諸問題を協議する会議がございます。ブラックアウトが発生した次の年でございますが、その年でボンベ事業者のほうからの報告、それと当町のほうから医師会のほうに対しましてこういう事業の周知要請というところを行っているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

それで、最後の3点目にいきたいのですけれども、ここに答弁にある通りのことは理解は当然の前提として理解をしているところなのですけれども、ちょっと聞きたいのですけれども、当町の場合にはそういう障がいのところで認定されなければ実態として在宅酸素療法でやって、濃縮装置も家に置いていても、障がい時のところでの認定がなければ、この電気料助成は行われないんだという制度になっているのですよね。これ実態としていろいろ出されているのは、この在宅酸素の濃縮療法、在宅酸素療法、濃縮器を使っていても必ずしも障がい者の認定にはならないというようなケースがあるというのは、それは原課のところでは承知していますか。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

この在宅酸素療法の機器、酸素濃縮器を使っていても、身体障がい者手帳の交付対象にはならないという方がいらっしゃったというのは私どものほうも確認してございます。

質問 5番 佐藤昭平

共産党のかどうかはちょっと記憶あれですけれども、今回の予算の代表質問のところにも、障がいを持っている方々への支援ということで、そのうちの1つで、この在宅酸素の電気料の助成のことも答弁に書かれているのですけれども、これ障がい者の支援という形でやっていくということでは、少し不十分でないかなというふうに思うのですよ。やっぱりこれはどうしてもその在宅でそういう濃縮器を使わなければ生命を維持できないというような方々ではもう障がいうんぬんではなくて、実態としてそうですから。ですから、当町の場合にも医者の診断、何時間ぐらい必要かということも含めて、そういうような所定のものも添えて申請をするような形になっていますよね。実態としてそれだけ電気料がかかるということに対する助成、ある意味でいうと、広い意味でいうと医療支援だけれども、障がい者支援にとどまらない生活支援というそういうような形で捉えるべき制度であって、そのほうが実際に治療されている立場の方々から言えば、命を守れるということになるのではないかなと。なぜあえて障がい認定が必要なんだというようなことが不思議なのですよ。これ在宅酸素に関わっている医療機関の人に話を聞いても、道のほうはいいのだよねと。医者の診断もらえれば電気料助成になるんだと。だけれどもお宅の町ではマルショウの申請も何か必要なので、何かなかなかいかないんだよねみたいな話も聞くのです。だから、制度設計というのは、在宅酸素の適用になる場合、つまり医者の診断する客観的なそういう知見、検査のデータ、値等、障がい者のところで呼吸器障がいのところでの認定の基準というのはさっき言ったようにいろいろありますよ。ただ、基本的にはほとんど変わらないのですよ。実態として必要なのですよ。ですから、さっき言ったように、マルショウの申請をその上にまた乗っけてやるというのが、何の必要があるのかなと。その方が結構普段ほかの病気の方に比べれば、電気料やっぱり相当かかるわけですよ。だからそういう点でいえば、今の現行でもいただけているものがあるんだけれども、この19名の方にもきちんと対象になるようなこういう制度のそういう恩恵がくるように制度を見直して、考えていくべきではないかと。当然、なかなか程度はいろいろあるかもしれないけれども、もっと申請しやすく、もっと利用しやすく、そういう方向に制度のあり方として考えていくべきそういう制度でないかなというふうにして思うのですけれども、これぜひさっきの人工呼吸器のところは検討するという話でしたけれども、制度の全体のところもマルショウのところは取っ払って、北海道と同じように北海道で適用になったら釧路町でも適用になるというような感じで。むしろすっきりと分かりやすくしていただきたいなというのが、今回の質問の趣旨でもあるのですけれども、その点で答弁を求めたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

議員おっしゃること、重々分かります。北海道で助成している部分でございますが、確かにこの機械を使っている方々、全ての方々に電気料の助成をしているところというところも私どものほうでも把握してございます。目的は同じ事業でございまして、私たちのほうも電気料の助成をしているのですが、現在釧路町のほうで行っているこの事業については、障がい者福祉施策というところで、障がい者の方の部分についてこの助成を行っているというところでございます。今後の部分につきましても、この制度を維持し、継続して事業を続けてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いいたします。

質問 5番 佐藤昭平

ぜひその何で障がい者の制度にするのかな。いや、必要なのですよ、障がい者の方ね。そこがいまひとつ分からないので、もっと議論も必要なのかなと思います。この私いろいろ一昨年からいろいろこういう関係で質問させていただいたりしているのは、ブラックアウトのときに、初めて北海道の制度が適用になっていて、それでその方のところに町から安否確認には来ていなかったと、来なかったというような話を聞いて、そのときに初めて分かったのですよ。北海道の制度イコール釧路町のほうでも対象になるというふうにして私理解していたものですから。そのように災害時の安否確認とかにしても、やっぱり町の制度の対象、今回でいうと25名の方がみんな漏れなく対象になるんだということで、やっぱり安心できるのではないかなというふうにして思うのですよ。ぜひそういう点も含めて、しっかり行っていただきたいなというふうに思いますけれども。最後に、部長ぜひ、この間この問題ではいろいろ質疑や議論もしてきましたけれども、ぜひこれ検討、検証するちょっと修正も含めて考えてほしいなと思うのですけれども、ぜひ部長最後に答弁を求めたいというふうに思います。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

ブラックアウトのときからの御提言をいただいております。古い事業として在宅で酸素を使って生活をするという方たちに御希望の中で助成をしてきたという経過がございますので、その時代と在宅医療の考え方がだいぶ大きく変わってきている、そういう状況になっております。やはり生活を維持していくということについては、生命を行政は守るという観点がございますので、これについては全体の業務、事業もございます。その中でどういう位置づけで考えていくべきかということについては、現在課長も答弁いたしましたが、障がい福祉という位置づけになっておりますので、ここも含めて1から考えていかなければならないかなというふうに思っているところでございます。

出典:釧路町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる