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釧路町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日

独居世帯等の人権擁護について

2021年3月11日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「独居世帯等の人権擁護について」質問し、町長 小松茂、福祉課長 関向範生、介護高齢課長 会沢義裕が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 小松茂、福祉課長 関向範生、介護高齢課長 会沢義裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤昭平

2件目については、独居世帯等の人権擁護についてということで質問いたします。まず1点目、独居者高齢世帯、障がい者世帯の世帯数及び人数の3か年の推移についてお尋ねいたします。2点目、孤独死等の現状についてお尋ねいたします。3点目、人権擁護等孤独死等の対策についてお尋ねをいたします。答弁を求めます。

答弁 町長 小松茂

独居世帯等の人権擁護についてということで、独居者、高齢者世帯、障がい者世帯の世帯数及び人数の3か年の推移ということでのお尋ねでございますが、独居高齢者、高齢者のみの世帯、障がい者の世帯数及び人数の推移につきましては、別紙資料のとおりでございます。なお、高齢者世帯の状況につきましては、住民基本台帳における65歳以上の方を障がい者世帯の状況につきましては、各種障がい者手帳の交付者数、これを対象としております。次に、孤独死等の現状ですが、町で把握している孤独死につきましては、平成29年度で1名、平成30年度及び令和元年度につきましてはゼロ、令和2年度につきましては、令和2年度から現在までですが2名となっております。次に、人権擁護と孤独死等の対策についてですが、高齢者の尊厳を傷つける悲惨な孤独死を防止するために安否確認や見守りにつきましては、行政はもとより、関係機関、団体に加え民権事業者などが連携し、社会全体で支援を必要とする方々を見守る体制づくりが重要と考えており、37事業所と孤立死亡協定を締結をし、町民宅を訪問する機会のある企業との連携体制を強化しております。また、認知症などにより判断能力が不十分で、日常生活営むのにも支障がある方につきましては、成年後見人制度の利用をお勧めしているところでございます。以上であります。

質問 5番 佐藤昭平

資料も出していただきました。ありがとうございます。それで、これそれぞれ3つの階層といいますか、そういうところで、平成29年度からの3年間の資料であります。障がい者の世帯のところを除けば、高齢者世帯のところはそれぞれ大きな比率でこう伸びて、増えてきているのかなというふうに見ております。それで、これちょっと聞きたいのですが、それぞれ障がい独居の世帯とそれから高齢者夫婦というか、高齢者世帯のところと障がい者世帯、独居で障がい者でもあると。高齢者夫婦で、夫婦世帯でいずれかかお2人が障がい者の方だというようなクロスした部分で2つの要素を持っているような世帯ってあるのでしょうか。このいただいた資料にそういうことは反映されているのでしょうか。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

私お示しいたしましたこの資料を障がい者の部分でございますが、この部分につきましては障がい者が含まれる世帯というところでございますので、独居というふうには限ってはいないところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

これ高齢者のところでということですから、それぞれでは独居高齢者世帯のところで、障がいを持っている方、それから高齢者のみの世帯のところで障がい者でもあるというようなことがそれぞれこの障がい者世帯のところで直近でいうと、1,070世帯、1,130人がそれぞれのところに上の表のところに人数的に配分されていくというか、そんなふうにして捉えていいのでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

障がい者世帯の部分につきましては、あくまでも障がい者がいる世帯という形で押さえていますので、この上段の表の中、独居世帯、高齢者世帯の中に該当する障がい者がいればその中に含まれるというふうに判断してございます。

質問 5番 佐藤昭平

その点、障がい者がいる世帯ということでは分かりました。では、独居の方、高齢者のみの世帯の方、それぞれやっぱりリスクがあるのかなというふうに思うのですね、答弁の中にも触れているように。これそれぞれ障がいをお持ちの方で独居の方等、高齢者の世帯の方というのは、やはり通常の、通常というか、障がいを持っていない方よりはリスクが高いのかなというふうにも思うのですけれども、そこら辺町としてはどのように考えているのか。いろいろな対応にしても、寄り添った対応が必要ではないかなというふうに思うのですけれども、その点ではどういうふうに考えているのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

障がいをお持ちの方でやはり独居の方となりますと、やはり議員言われるとおりリスクは大きくなるかとは考えてございます。当然御家族の方々と御一緒に同居されている方々と比較いたしましても、何かあったときの連絡体制、そして対応体制という部分につきましては、やはり独居の方のほうがリスクは高いだろうというふうに考えているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

それは1人ではないけれども、高齢者の方だけでいろいろなその子供が近くにいるというようなことはあるかもしれないけれども、基本的に考えれば、高齢者のみで暮らしている方のところについてもやはり障がいをお持ちの方のところというのはいろいろな意味でリスクが高いというふうに基本的に捉えて考えているのかどうかをお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

障がい者につきましても同じように考えているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

それでぜひそういう点ではきちんと対応をそれぞれの方の条件を把握した上でこういう支援が必要だという町としては決められているものをしっかり支援をしていくということに結びつけていくことが大事かなと思うのですけれども。そういうリスクの高い方についての捉え方、そして支援策などに結び付けていく、そういうようなことというのは現状どういうふうにやられているのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

先ほども御答弁申し上げましたとおり、高齢、または独居の部分につきましては、非常にリスクが高いというふうには考えてございます。このリスクを避けるためにやはり必要なのは、御家族の支援、そして地域の支援、これは必要だというふうに考えてございます。当然行政のほうも支援はしてはいるのですけれども、それ以外に本当に周りの方々の見守り等という部分、それが非常に重要な部分を占めるのかなというふうに考えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

自助共助公助とかというふうにして言われる一国責任者もいるのですけれども、行政の側にいる人が、例えば今行政も必要だというふうにしていったので、100%、なにか1番後に公助があればいいんだという考えではないのかなとは思うのですけれども、しっかりそういう自助共助を作っていく上でもそういうことを含めて、行政の責任はやっぱり大きいんだということをしっかり自覚していただかないとまずいなと思うのです。その上でいろいろな形で地域の方の協力もいただけるような形にしていくということでないと、何かまず自分たちでやってくださいみたいな、政治の責任をほったらかすようなそういうような考え方でいくとまずいのではないのかなと思うのですけれども、そこら辺は原課のところで、実際にどういう対応をしているのかなというところも含めて、基本的な部分だと思うので考え方を述べていただきたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

当然行政がする支援というのはこれは第一として必要な部分でだと思います。先ほど申しましたのは、それに付け加えて地域の方々の支援は見守りのお手伝いと御協力が必要であるというところでございますので、御理解をお願いいたします。また、実際の部分もございますけれども、私たち町といたしましては、町民の命が1番重要でございます。それらにつきまして、それらの安全安心の確保のために今後とも努力してまいりたいというふうに考えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

ぜひ基本的にそういう立場がないと、なかなか地域の協力をいただくというふうにしても弱いと思います。ぜひそういう点ではしっかり基本認識を持っていただいて、努めていただきたいなというふうに思います。2点目のところの現状については、答弁されましたが、これ3点目のこのいろいろなネットワークを構築して、対応しているというような答弁もありました。これこの間のこのまさに答弁書にあるように孤独死というよりも孤立死関係になるのかなというふうには思うのですけれども。これもう少しさかのぼって数字というか人数って出てくるのでしょうか。もし可能でしたらお聞きしたいなと思います。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

大変申し訳ございません。私今手元に持っている資料で言いますと、28年までの状況しか押さえておりません。28年度につきましては、1件という状況となっております。

質問 5番 佐藤昭平

孤立死の実際に残念ながら発見された方について、質問にも挙げていますので、それ以上さかのぼってもいらっしゃらなかったらそれでいいのですけれども、聞くことははっきりしていますからそういう点ではぜひ答弁の準備もよろしくお願いしたいと思います。3点目にいきたいと思います。3点目のところなのですが、これ私も何回か孤立死亡者の関係では質問させていただいております。答弁にあるような、この関係機関団体等々の連携というようなことなのですが、今こちらのネットワークのほうはどういう形で進まれているのか。もう少し具体的に答弁できるのでしたら、業者や、こういう社会的意義のあるところに参加している方という位置づけもありますので、もう少し詳しく答弁ができるのであればよろしくお願いいたします。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

先ほど町長が御答弁申し上げたとおり、事業所といたしましては37の事業所です。この事業所の中には郵政、郵便局等も入っております。の窓口等も入っておりますので、支店等も含めると48の事業所が今回今の段階で言うと、協定締結しているというような状況となっております。

質問 5番 佐藤昭平

これも個人情報との関係ですかね。それぞれの生活にどういうふうに立ち入るのかみたいなことも表面的にはあるのですけれども。これやっぱり状況によってはいろいろ深刻度が違うというふうに思うのですよね。いろいろプライバシーがあるといっても、やっぱり取得をしなくてはならない場合というのがあるのですけれども。要するに行政に連絡したり。この協定をしている中身というのは、そういういわゆるプライバシーを優先する不測の事態が考えられるときに、きちんとその行政とかに連絡をするとか、そういうようなことも含めて、協定の中身になっているのかどうなのか。その辺確認したいと思います。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

この協定している事業所との間の内容といたしましては、例えば新聞の販売店もそうなのですけれども、郵便局もそうです。各課御家庭に行ったときに、例えば新聞が何日も溜まっている等、郵便物がささったままだった。そのような状況等を確認したときに行政側のほうに連絡をいただくという流れになっております。そういう形で協定を結んでおりますので、行政のほうには必ず連絡が入るという形になっております。

質問 5番 佐藤昭平

これ、実際に協定結んで何年にいつ結んだのかあれですけれども、そのことも含めて、何年に結んでそれ以降このネットワークが功を奏したと。尊厳を保つという意味でも、または命を救う点でも、功を奏した事例とかというのはあるのでしょうか。答弁を求めます。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

実際に何日間が新聞が溜まって、郵便物が溜まってという形で通報があった案件もございます。実際にはその方が例えば旅行に行っていたり娘のところに行っていたりとかということがございまして、周りの方にちょっと連絡がなかったとかという状況で大事には至らなかったというケースが多々あります。そのような形で通報等は何件かきているというような状況でございます。

質問 5番 佐藤昭平

こういうような仕組みがないと、そういうような形のことというのもなかなかできないと、つながらないということなので、いろいろな便利な道具とか今いろいろありますけれども、それはそれで有効な面あると思いますけれども、やっぱり人と人とのつながりの中で人は守られていくのだなというふうにして感じました。これ確認1つだけしたいのですけれども、これ今通報の話ありましたけれども、この何でもかんでも玄関、インターフォン開けてやるということではないですから。しかし、やっぱり心配なときには個人情報というのは解除されるのだというようなことだというのはそれぞれのところで認識されている。誰でもかれでも業者できるというわけではないと思うのですけれども。そういう法的な部分になるのですけれども。そういう部分も含めて解除される部分も、場合もあるのだよというようなことはきちんと認識されて、取り組まれているということでいいのか、どうなのか。ここだけ確認したいと思います。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

通報いただく方々は異変があった場合に行政側のほうに通報いただくという形になっています。例えば何かを配達に行ったのだけれども、何日もそのまま置いたままになっている等。そういう異変があったときに私たちのところに通報があると。そして、行政側のほうでその対応は以降行う。調査をしたり、警察のほうに通報したりとか地域の方々に情報を確認したりということを私たちのほうでやるという形になっておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。ぜひそのネットワークのところでの対応もしていただきたいと思います。それで、それは地域の方々はそれこそいろいろ事業者含めて対応していただく仕組みづくりを、仕組みを作っているということで有効な面があるというふうに大きいなというふうに思うのですが。同時に、地域のところで、先ほど行政の責任言われたので、実際に地域のところでの取組という点ではいろいろありますけれども、民生委員とか、民生委員はその活動の柱の1つとして高齢者のところの訪問等、そういうことも大事な役割になっているというふうに思うのですけれども、ここら辺は何かあの人心配だねということになれば、民生委員が来ましたみたいな話も聞くのですけれども、そこら辺は実態としていろいろありますが、まず民生委員のことについてお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 関向範生(福祉課長は2021年3月まで)

民生委員の活動の内容でございますが、議員御指摘のとおり高齢者の見守り活動というものも当然これは入ってございます。現状、地域を回りまして、自分で気になる恒例の方々、または地域のほうからの情報によって気になる方々、この方々につきましては、積極的に民生委員のほうからお声掛けをいたしまして、確認を取っているというような状況になっております。

質問 5番 佐藤昭平

もうそろそろこの分最後にしたいのですけれども、要するにネットワークシステムって立派なそういうものがあって、効果も挙げているということなのですが、やはりもう一回り広げて、地域の方やそういう民生委員も含めて、例えば介護のところの事業所なども含めて、もう少し広いネットワークを作っていくというか、そういうイメージを持つのですけれども、町のところでは総合的に見て、こういうような1番最悪の事態ですよね、孤立死とかということになると。尊厳の問題から言っても。そういう点ではもっと大きな形で地域全体でもって、そういう事態にならないようにもう少し大きな制度的な構築とかを含めて考えていく必要があるのかなと思うのですけれども。現状を含めて、この点最後に答弁を求めます。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

ネットワークを組んでいる、協定を組んでいる事業所が37、それから支店等を含めて48の今事業所と連携を取っております。この辺の状況も含めて整理はさせていただいているのですが、地域の民生委員、そういう方たちともうまく連携を取りながら地域の見守りを進めていきたいと、そのように考えております。

質問 5番 佐藤昭平

ぜひ今回はこの高齢者のところですけれども、今孤立死、孤独死の関係では、年代問わず自殺者の問題も含めて、いろいろな対策を国のほうでも考えてきているようであります。ぜひ地方自治体の強味を発揮して、すばらしいそういう事業所の方にも協力していただいているそういうような進んだシステムを、ネットワークも作っているわけですから、もう少し全体的に町民参加のそういうような町を行政としてリードして作っていくように最後に求めて次の質問にいきたいというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる