みんなの議会

釧路町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日

害獣等対策について

2020年3月9日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「害獣等対策について」質問し、町長 小松茂、産業経済課長 大河原教行、副町長 佐々木喜代孝、住民課長 須藤一紀が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
町長 小松茂、産業経済課長 大河原教行、副町長 佐々木喜代孝、住民課長 須藤一紀

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 中田磨

次、3件目に移ります。3件目は、害獣等対策について伺います。1点目としては、エゾシカの被害について伺います。2点目は、熊の発見、これは何年か出るかわからないですが、最低でも去年の分は、1年分は出してほしいと思いますけれども、熊の発見状況と対策について伺います。3点目は、動物への餌やり課題ということで伺います。4点目として、今後の対策、それぞれ答弁を求めます。

答弁 町長 小松茂

害獣等対策についてということで、エゾシカの被害についてでありますが、町における農林業被害については、平成30年度では面積約96ヘクタールで被害額につきましては約1億200万円であります。次に、熊の発見状況と対策についてですが、昨年6月に東陽団地の住宅街でヒグマの目撃情報があったことは記憶に新しいところであります。その後、6月下旬から1月にかけて、熊のようなものを見たなどの連絡が4件あります。パトロールや注意喚起等の対応をしております。対策としては、広報8月号に特集でヒグマの生態や対応等をお知らせするとともに、警察、猟友会と協議を重ね、目撃情報が入った場合は連絡体制や実際に捕獲が必要な際の対応を確認しております。次に、動物への餌やり課題についてでありますが、町では農林業被害をもたらす有害鳥獣として、ヒグマ、エゾシカのほか、カラス等を駆除対象として規定しております。また、猫などが住宅地でふんをすることや庭が荒らされるといった住環境への被害が寄せられております。これらの動物は、残飯や生ごみ、ペットの餌の放置により、住宅外に寄りつく可能性があることから、適正なごみ処理と餌やりをしないことを周知し御理解をいただくことが課題となっているところであります。次に、今後の対策についてでありますが、エゾシカにつきましては、以前として農林被害が報告されていることから、令和2年度までは駆除頭数の目標を年間1,200頭とし、猟友会と連携しながら猟銃での捕獲を継続してまいります。また、ヒグマによる人身被害防止対策として、箱わなや定点カメラの設置、具体的な対策を進めてまいりたいと考えております。さらに、有害鳥獣等が住宅街に寄りつかないような、広報紙やホームページ等を活用し、適正なごみ処理と餌やりをしないことについて周知を進めてまいります。以上であります。

質問 7番 中田磨

それでまず1点目ですけれども、平成30年度ということですが、昨年度ですが、1億200万の被害というのは、経年的に見れば減ってきているのか、増加傾向にあるのか、その点についてはどのように捉えているのか伺います。

答弁 産業経済課長 大河原教行

農林業被害の状況でございます。3年間の推移でいきますと、28年度の実績と比べますと30年度被害額は下がっておりますが、対前年比でいきますと上がっているような、被害額は上がっているような状況でございます。

質問 7番 中田磨

それから、ちょっと最後のほうで答弁あったかなというふうに思うのですけれども、エゾシカ関係なので伺ってしまいたいのですけれども、1,200頭の駆除については、満度の捕獲というのは続けられているのでしょうか。年によってはこう行かなかったという年もあったようですけれども、その辺についてはどのように捉えているのですか。

答弁 産業経済課長 大河原教行

エゾシカの町内での捕獲状況でございます。過去3年間でいきますと、目標の1,200頭を超えて捕獲しているような状況でございます。

質問 7番 中田磨

あと1,200頭の基準なのですけれども、猟友会含めた狩猟するキャパの問題なのか、やっぱりその1,200頭最低限捕獲する、駆除することによって被害、エゾシカの頭数管理ができているという数字になっている設定なのか、その点についての基本的な考えをちょっと再度伺いたいと思います。

答弁 産業経済課長 大河原教行

エゾシカの捕獲計画につきましては、釧路町鳥獣被害防止計画に基づきまして1,200頭というところを定めてございます。30年度から3年間の計画ということで、この1,200頭を定める段階におきましては、猟友会とも協議した上で、実績ベースも踏まえまして1,200頭というところを3年間定めているものでございます。

質問 7番 中田磨

そうであれば、30、1、2ですから、来年もう1年、1,200頭でやった上でさらにその後の計画頭数等ということは改めて計画を組み直すというか、考えていく、設定していくということになるのでしょうか。

答弁 産業経済課長 大河原教行

そのとおりでございます。

質問 7番 中田磨

そうであれば、まずそこで被害減少させる、余りやたらめったら撃てという意味ではないのですけれども、やっぱり被害との関係で必要な手だてがどうなのかということはしっかりと検証してもらいたいなと思います。あと道の補助もしっかりつくような形が必要かなと思いますので、それをあわせて要望も予算化求めてもらいたいなと考えるところです。次、2点目の熊の発見状況と対策ということで、去年はテレビ報道にもあって、熊の対策、熊がいるという前提で釧路町が運営されていくということが大事ですし、一方で標茶ではかなりの被害が出たということで、隣の町で山もほとんど一緒というところでいえば心配なところも多いのですけれども、対策についてはやっぱり住民への周知のところ、撃ってもらう等そういうのはちょっと置いておいても、やっぱりどう安全に生活してもらうかということが大事だと思うのです。一つ、ちょっと課題だなと思っているので、その点だけを質疑したいのですが、情報が出ましたということで発信した後に、終息の課題があるのですよ。いつまで心配しなくてはいけないのだという連絡がなかなかない。もっと言うと行政としてはもう大丈夫ですよと言った後に出ると、それはそれで困るというか、対策が不十分ではないかと言われるのですけれども、ここで書いてあるように、熊のようなものを見たという、みんな心配で気になって何か熊に見えたのかということもありますから、そういう意味ではせめて熊でなかった場合にしっかりと発信したと同様の発信をする等、さらにきめ細かな対応をしなければいけないと思うのです。以前、昔ですけれども、セチリ太で包丁を持った人が歩いていると防災無線で流れて、その後捕まったとも、捕まらないともということがあって、そのときにもそういった指摘できちんと終息してくださいということは言ったことがあるのですけれども、ぜひこの点についてはしっかり対応してもらいたいなというふうに思うのですけれども、今回の場合の対応と基本的な考えを伺いたいと思います。

答弁 産業経済課長 大河原教行

令和元年度、東陽の目撃情報を一番最初に、その後、何件か熊のようなものを見たという情報が入り、私どもと警察、猟友会でパトロールを行ったところでございます。議員御指摘のその終息した場合の情報共有というところは、実際、ちょっと地域の方等、鳥獣被害対策協議会の中でもそこがきちんとされていないというふうに御指摘もいただいております。終息の部分については、ちょっと広報は不十分であったかというふうに捉えております。

質問 7番 中田磨

わかりました。そういった課題しっかり持っているということで、どういうふうな対応できるか、住民がどう受けとめるかということをしっかり考えて発信、終息までやっていただきたいと思います。最後に課題として、ちょっと餌やりの関係をしたいと思うのですけれども、一番、今課題だなと思うのは、人為的な被害なのですよね。例えばかわいいからといって、本人はですよ、猫だけではなくてキツネやカラスにまで餌をやるということが起こっていて、答弁でもその点についてはしっかりと理解してもらって周知して改善するように対策をするということで答弁はあるのですけれども、多くの住民の方はまずだめな根拠がなかなか伝わっていないのですよ。例えば環境衛生上の問題なのか、法的にそういった野生動物に餌をやることが規制されてだめなのか。もっと言ったら行政に言ってもそういった個人の問題が取り扱ってくれるのかというところまでの理解がなかなか広がっていないというか、だからやっている人を見て嫌だなと思っても、注意してけんかになってもその後の裁定方法がわからないということが課題なのですよね。そういった中で行政としてどういう対応、どういう基準で考えて発信するのかというところをしっかりと答弁をもらいたいなと思います。

答弁 副町長 佐々木喜代孝

やはり餌やりでそのことで苦情等も寄せられたということもございますし、私もカラスに餌をやっている方を目撃したこともございますし、本当に注意してもやめない方もいますし、今中田議員言われたことは本当にきっちり、口頭にしてもやはりどういうふうな形で進めていくかといっても、注意だけの喚起だけでは本当に、ではなくせるかという一つの問題ありますけれども、これはやはり一つの今御提言と受けて、考えさせていただきたいなと思いますので、御理解願いたいと思います。

質問 7番 中田磨

ちょっとやめようと思ったのですけれども、考えるということではないのですよ、求めているのが。やっぱり行政がやる以上は一定のルールが、規則であったり、法律があって、それに基づいてそのことがやってはいけないのですよということを、例えば行政指導であったり周知であったりという形で具体化していかないと、地域の人がその人とやりとりしてしまうと、ただただけんかになってしまって収集がつかなくなる、だから例えばこういう考え方を町で持っているので、もし何かあったら町に相談していただければ一定の対応ができます等、こういう対応を基本的に考えていますということが出されないと、この質問のしている意味がちょっとないものですから、そういう意味での答弁を求めたいなというふうに思うのですけれども。

答弁 住民課長 須藤一紀(住民課長は2020年3月まで)

まず、例えば猫等の関係で町民の方から苦情があった場合につきましては、原則としまして、その都度職員が現地へ出向いて実態を確認し、該当者が判明した場合については口頭により、また書面により注意指導を行うというのが原則してやっているところでございます。ただ、町への通報者の方が当事者に特定されてしまう場合がございます。こういった場合につきましては、町内会さんともその対応について相談をさせていただきながら、直接当事者に注意指導をするのではなく、その地域全体といいますか、周辺にチラシを配付し注意喚起を行うなど、ケースに応じて対応をしているというような状況にございます。先ほど議員もおっしゃいましたけれども、みだりに無責任に餌やりをするというのは、公衆衛生上の問題もございますことから、引き続き広報紙あるいは町のホームページを活用しながら、その辺は注意喚起に努めていきたいというふうに考えてございます。

質問 7番 中田磨

終わります。

出典:釧路町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる