釧路町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月3日
地域防犯について
2019年9月3日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「地域防犯について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁、総務部長 南孝司、総務課長 中野勝広が答弁しました。
- 質問者
- 川村真一 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁、総務部長 南孝司、総務課長 中野勝広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 川村真一
それでは、2件目に移ります。地域防災について質問させていただきます。1項目め、防犯に関する地域住民及び学校への注意喚起や指導をどのように行っているか、2項目め、警察署と連携した防犯訓練の実績は、3項目め、今後の防犯に関する釧路町の考えは、こちらをお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 小松茂
地域防犯について、1点目は防犯に関する地域住民及び学校への注意喚起や指導をどのように行っているかという質問でございますが、防犯に関する地域住民への注意喚起につきましては、釧路町連合町内会事務局として、毎月地域安全ニュースを各町内会へ配布をし、防犯情報の提供をしているほか、釧路町消費者協会による年金支給日における詐欺被害防止の啓発活動に参加するなど、注意喚起に努めているところであります。また、関係機関で構成する釧路町消費者被害防止ネットワーク情報交換会に参画し、被害の状況や防止の取り組みについて情報の共有を図っているところであります。次に、警察署と連携した防犯訓練の実績についての御質問でございますが、警察署と連携した防犯訓練につきましては、これまで実績はございませんが、毎月各地区の交番及び駐在所が発行している警察広報誌を各町内会へ配布し、あらゆる犯罪などについての情報提供をしております。また、平成30年度の釧路管内町内会連絡協議会研修会におきまして、釧路方面釧路警察署から講師を招き、特殊詐欺と交通安全についての講話をいただいているほか、令和元年度では、町内会独自で警察署から講師を招いて、特殊詐欺についての講話をいただき、防犯意識の高揚に努めている事例もございます。次に、今後の防犯に関する町の考え方についてでありますが、防犯とは、一般的に空き巣や暴漢など、予測し得る犯罪に対して、あらかじめ防護策を講じる受動的防犯と、犯罪の起きやすそうな場所をなくしたり、町内で見回りをするなど犯罪の起きやすい環境を改善し、犯罪の防止策を講じる能動的防犯とに分けられております。当町におきましては、能動的防犯の一つとして、町内会と協力しながら防犯灯の設置、夜間における歩行者の安全確保や犯罪発生の未然防止を図っているところであります。また、夜間の見回りや声かけなどを自主的に行っている町内会もありますことから、引き続き地域への協力をお願いするとともに、警察署とも連携をしながら犯罪のない、安全で安心な明るいまちづくりに努めてまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
9番、川村議員の地域防犯についての御質問の中の1問目、防犯に関する地域住民及び学校への注意喚起や指導をどのように行っているかとの御質問でございますが、教育委員会といたしましては、警察等の関係機関や各学校から不審者等の情報が入り次第、町内全学校にファクス等により注意喚起の文書を発送し、各学校においては、危機管理マニュアルに沿って、直ちに保護者への情報提供や職員による巡回等の対応を実施しております。また、その後の対応につきましては、情報収集しながら各学校、関係機関と連携し、安全確保に努めております。次に、2問目の警察署と連携した防犯訓練の実績はとの御質問でございますが、町内全小中学校において、警察署と連携し不審者対応やネット犯罪、ネットトラブルの防止にかかわる防犯教室を実施しております。また、一部の学校においては、警察署と連携し不法侵入者を想定した職員の防犯訓練を実施しております。私のほうからは以上でございます。
質問 9番 川村真一
今、答弁いただいた中で、各防犯に関する注意喚起というのは警察からの情報と警察からの指導もあった上で、町としても行っているというふうに捉えさせていただいております。一つ気になったのが、防犯注意喚起や指導といった部分で、防犯灯の設置とか夜間の見回り、そして声かけ等を自主的にというのが町からの答弁であった中で、これちょっと教育委員会のほうに聞きたいのですけれども、児童や生徒に対して、地域の大人と判断できるかどうか子供は難しいと思うのです。そういう人から声をかけられたときに、どのように対応しなさいというふうに指導されているかというところを教えていただきたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
基本的には声かけ事案の対応になろうかと思います。まず、声かけ事案でその内容によっては、やはり対応していくということで、緊急時の対応として連絡をしていくという体制をとらせていただいておりますが、基本的にはその地域によって地域の大人から、顔見知りであれば挨拶を励行している地域もございますし、そうでない地域もあるということで、一様に同じ対応は行われていないという状況でございます。
質問 9番 川村真一
私も当然歩いたりしていて、子供を見かけたら声はかけるのです。こんにちは、こんばんはというふうに。ただ、やっぱり不思議がる子もいるし、元気に挨拶を返してくれる人もいます。それはその子が恐らく住んでいる場所の環境とか、そういったものが関係してくるのかなというふうに思います。ただ、今、町としての考えと、やっぱり教育委員会としての考えも一致していないと、挨拶に対しての対応といった部分でも、やはりちょっと乖離が出てくるとこれは同じ町内の中でも起きることですから、これは問題になってくるかと思います。これは本当、都会のほうに行くと、もう声をかけられても無視しなさいというような防犯の体制の教育を受けているところがございます。その中で、その地域住民はどんどん子供に声をかけましょうというのも、またこれはおかしな話だと思うのです。そういった部分で、声かけに対してのお互いの共通認識というものですか、その辺は教育委員会と町として、しっかりと常にとれているかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総務部長 南孝司(総務部長は2020年3月まで)
今言われた声かけについて、住民課のほうと委員会のほうと連携がとれているかといいますと、その辺の協議というのはしていないというところです。
質問 9番 川村真一
現在そういった共通認識を持つような場所を設けられていないという御答弁だと思いますけれども、今後やはりそういった部分が必要かと思いますけれども、どうでしょう、お互いそれは必要だと思っているかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 小松茂
今、私が先ほどの答弁では、町内会が自主的に声かけをしているという事例の一端を御答弁させていただきましたけれども、いわゆる防犯に対する子供の声かけの働きかけといいますか、そういったことを自主的に取り組んでいるかと、それから、地域が共通認識を持ってやっているかというようなことの問いだと思いますけれども、そこら辺はこれからしっかりみんなで協議しながら、やっぱりやっていく必要があるのだろうと、場合によっては、声をかけても子供に無視しなさいと言っている親御さんもいるという事実は把握しているわけでありますけれども、この辺がどういう形で統一がとれるのかが、問題はやっぱり子供たちのそういった危機意識を持たせることだというふうにも思いますので、その辺、教育委員会としっかり連携しながら取り組んでまいりたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
学校も地域によって指導の中身に多少違いはあるのですけれども、子供たちに声かけ事案の対応について指導の多くは、枕詞に知らない人からの声かけということが、指導の中には言葉が含まれいてる場合が多いです。これも学年によって、1年生にはそれも難しいので、知らない人から声をかけられるというよりは、知らない人から声をかけられたということで、その声をかけられた人から遠くに逃げるようにというようなことで指導していることがありますけれども、これも学年によってちょっとニュアンスが違ったりするところがありますので、この辺につきましては、共通する部分については、各学校とも協議しながら、また町のそういう町内会のそういう取り組み等もあると思いますので、地域ごとにその辺の対応について協議していきながら、基本は元気に挨拶しましょうというのが学校では基本となっていますので、その辺も含めて共通認識に立てるようにしていきたいというふうに考えております。
質問 9番 川村真一
時代によってどんどん変わってくるのだなと思っております。私も知らない子にも声をかけるのです。私も小さいころ、知らない大人の人に声をかけられました。それによって、自分は地域の住民から見られているのだなと、地域の大人に守られているのだなと子供の意識の中にもあるように思っていました。今、やはり防犯といった部分で、やっぱり知らない人からの声かけに対しての本当に微妙なニュアンスもありますし、その家庭での指導とかもあると思いますので、そこは急にこれに統一しましょうとはならないとは思うのですけれども、ぜひもし学校も地域によってこんな傾向がありますよというのがあれば、ぜひ町側にもそれを伝えていただいて、それが例えば町内会とかにおりてくるような、ここの町内会の学校の区域の生徒さんはなかなか挨拶しても返してくれないことが多いかもしれないですけれども、めげずに挨拶してくださいとか、地域によって変わってくると思うので、そういった情報の共有というのは今後も続けていただきたいというふうに思います。2項目めになります。警察署と連携した防犯訓練の実施はというところでございますけれども、両方ともないといったような内容だったのですけれども、学校にもし不審者が入ってきたときを想定して、各学校にさすまたのようなもので、そういった人を取り押さえるようなもの、まずそういったものが置いてあるかどうかと、そういう不審者を取り押さえるような訓練も今までなかったのかどうかというのを教えていただきたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず1点目のさすまたが各学校に置いてあるかということですけれども、確認できている置いてある学校もございます。ただ、申しわけございませんが、全ての学校で今確認できている状況ではありませんので、すぐに確認していきたいと思います。あともう1点、不審者がもし不法に学校に入ってきた場合ということでございますけれども、その場合につきましては、まず釧路町の基準がございまして、その基準の中に不審者情報ということで、児童生徒に危害を及ぶことが想定される情報であった場合ということで、すぐに緊急態勢をとらせていただきます。実際には、学校の中では、現在、玄関のオートロック化も非常に進んでおりまして、学校敷地内でのそういった対策、訓練を実施している学校が少なくなっているという現状はございます。
質問 9番 川村真一
今答弁いただいた中で、今は入ってこないのが前提です、オートロック化とかで。入ってきた場合のそういった訓練とか、マニュアルは今あるとなっていましたけれども、実際、さすまたがあってもそれの使い方がわからなかったらもう意味がないですし、やはりその訓練の実績というのが大事だと思うのですけれども、今まで過去にそれが一度もないかどうかというのをもう一度確かめさせていただきたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
侵入に対する訓練については過去に実施している状況でございます。
質問 9番 川村真一
ぜひ、若い先生とかもいると思いますし、全員がやっぱり一応さすまたを持って取り押さえた経験があるというような訓練を、やはり毎年続けていかないと、いざとなったときにそれができないと思いますので、今後、そういった取り押さえるものの道具の設置と、その訓練に対して行っていってほしいと思いますけれども、今、教育委員会としてそういった案を持ち合わせているかどうかというのを聞かせていただきたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
今の侵入者に対する訓練ということで、今後、学校と校長会を通じて協議して、実施が可能なのかどうか協議を進めてまいりたいと考えております。
質問 9番 川村真一
またこれちょっと役場のほうにも聞かせてもらいたいのですけれども、当然、役場でお金も取り扱っていますし、銀行のATMとかもある状態で、今、教育委員会に質問したような、例えば、人を押さえるような道具とそれに関する訓練というのを、今まで行ったことがあるかどうかというのをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
役場におきましては、そういった道具も装備しておりませんし、訓練も実施していないところでございます。
質問 9番 川村真一
今までしていなかった理由というのは何かございますか。今まで訓練も道具もそろえていない、訓練もしなかった理由というのを、ちょっとあるかどうか。
答弁 総務課長 中野勝広
残念ながらそういったことに関しましての危機意識が希薄といいますか、想定していなかったというのが実態でございます。
質問 9番 川村真一
大きな、例えばイオン釧路店とか、あと銀行とか信組とか信金といった部分では、毎年のようにやっぱり訓練を行うのです。取り押さえる道具も用意していますし、みんながその道具を使えるようではないと、防犯としての意味がないということでやっているのですけれども、釧路町は今までそういう不審者が入ってきたとか、強盗が入ってきたとかいう経験がないから、今も訓練をする必要がないと思っているのであれば、ちょっと大きな間違いだと思います。やっぱり防犯というのは、未然に防がないと意味がありませんので、ましてやお金を取り扱っていて、ATMがあるという中で、ましてオートロックでもないですか。どんな人でも入ってこられる状態の中で、その防犯状態、防犯の意識づけがちょっと薄いのではないのかなというふうに思いますけれども、その点についてどのようにお考えでしょうか。
答弁 総務部長 南孝司(総務部長は2020年3月まで)
今、川村議員のことについて、十分これからは考えていかないといけないことかなというふうに思っております。今後、庁内の防犯等についてもどういうような仕様でやっていくかということについてちょっと研究させていただきたいと思います。
質問 9番 川村真一
これはちょっと答えられなかったらいいのですけれども、今、防犯といった部分でいくと、相手は人になるのですけれども、今、例えば、熊が校庭内に入ってきたとか、鹿が入ってきたとなったときに、そこに対するマニュアルとかは、学校では押さえているのか。もし、教育委員会としてわからないのであれば、どこか特別な課があると思うのですけれども、その辺、もし教育委員会として答えられるのであれば、お答え願いたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
熊の出没に対応する対策については、マニュアルを持ち合わせている学校が町内にございます。ただ、そのマニュアルの内容につきましては、出没の情報が入ってからの児童生徒の登下校の対策等注意喚起、そういったものでございまして、実際に校内敷地内に侵入したという想定のマニュアルにはなってございません。恐らく、敷地内に熊が入ってきたということになれば、不審者の不法侵入と同じ取り扱いになるのかなあと、その場合につきましては、まず子供の安全が第一ということになりますので、避難をして関係機関への通報というような対応がとられるものと考えております。
質問 9番 川村真一
少し安心しました。そういうものが入ってきたときに、そういう対応も、何とか今あるマニュアルの中で対応できるというふうに捉えさせていただきました。ただ、これまた防犯ではないと思うのですけれども、熊が入ってこないような仕組みづくりというか学校づくりというのも大事かと思います。今、学校でやっぱり菜園がありますよね。学校で植物を育てたりとかというのがあると思います。これがやはり食べ物であると、熊が侵入してくる可能性とかもあると思いますので、これは防犯でよろしいのでしょうか、その辺の対応に関しましては。そこの捉え方も曖昧な、害獣としての処理なのか、防犯としての処理なのかというところも、今、曖昧な状態にあると思います。熊がこれだけ人の近いところに出てくるというのは、今までなかった例だと思いますので、その辺もちょっと教育委員会のほうで、町も含め。
質問 9番 川村真一
別ですか。
質問 9番 川村真一
その辺の防害獣というのですか、害獣が来ないように学校もやっぱりしていかないとならないと思いますので、そういった部分でも、今後考えていってほしいなというふうに思います。今後の防犯に関する釧路町の考えというのは、先ほど部長からもいただきましたけれども、最後にあらためて町長からも今後の考えに関して答弁をいただきたいというふうに思います。
答弁 町長 小松茂
さまざまな防犯案のパターンというのが想定されるわけでありますけれども、当町において、これまでいろいろなパターンの想定をしていない、対処をしていないと、そういったことも全く用意もしていない、そういったことも今回の質問で御指摘をいただいた点でありますので、そういった面では、鳥獣も含めさまざまな防犯体制というものをしっかり取り組むために、町内の体制づくりをしていかなければならないなとこんな思いでありますので、また御理解をいただきたいと思います。