みんなの議会

釧路町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月7日

軽度生活支援事業の強化について

2017年6月7日、釧路町議会の一般質問で、茂呂田太一議員が「軽度生活支援事業の強化について」質問し、町長 佐藤広高、健康福祉部長 宍戸牧子が答弁しました。

質問者
茂呂田太一 議員
答弁者
町長 佐藤広高、健康福祉部長 宍戸牧子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 茂呂田太一

それでは2件目、軽度生活支援事業の強化についてということで、伺ってまいります。1点目が、参加事業所・団体にとって、この事業が参入、継続しやすい制度となっているか。2点目としまして、利用者の利便性は保たれているかを含めて、作業内容や料金体系、これの考え方について伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

2問目の御質問でございますが、まず、軽度生活支援事業の強化についての中で、参加事業所団体にとって、参入、継続しやすい現在制度となっているのかというお尋ねでございます。軽度生活支援事業には、家事支援、軽度支援、除雪支援の3区分がございまして、それぞれの支援に応じた事業所などに委託をいたしているところであります。なお、事業継続をしていただく場合は、改めて手続を求めるということはしておらず、この制度自体にこういった面からいうと継続しやすいという制度であるというふうに考えてございます。次に、利用者の利便性は保たれているかを含め、作業内容やその料金体系などについての考え方についてのお尋ねでありますが、軽度生活支援事業は在宅において、日常生活を営むことに支障のあるおおむね65歳以上のひとり暮らし、または高齢夫婦世帯などの方が対象でございます。主な支援内容といたしましては、住居の清掃、洗濯などの支援、それから窓拭きなどの軽易な日常生活上の援助を、1回1時間以内で終了できる範囲で家事または軽度生活支援を実施してございます。その他、除雪の労力を確保することが困難な方に対しましては、玄関から公道まで歩行可能な範囲における除雪支援を実施する事業でありまして、利用者にとって利便性は保たれている事業であると、このように判断をいたしているところであります。また、利用者負担につきましては、釧路町高齢者等生活支援事業条例に基づき、1回につき家事支援は220円、軽度支援は200円、そして除雪支援は300円の利用者負担と、このようになってございまして、この考え方を今後も現時点では続けてまいりたいと、このように考えてございます。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

ごめんなさい、ちょっと見えなかった。除雪支援300円と申しましたが、100円の間違いでございます。訂正させていただきます。

質問 2番 茂呂田太一

ありがとうございます。今回、この問題について質問させていただくということなのですけれども、やはり、この町長のほうから答弁で制度の内容も含めて話をいただきましたが、利用者負担があり、そして作業をする事業所に対しても町のほうで一定の金額を負担してお支払いをしているという制度でありますけれども、金額からして事業所のほうに入るお金というのは2,000円とか、ちょっと支援の内容によって違いますけれども、違う部分もありますが、除雪は1,000円とか、利用者負担も入れて2,000円とか1,000円とかということで、事業者のほうに入るわけですけれども。ただ、やっている内容からしても、この制度の本来の趣旨なのですけれども、ボランティアという、そういう性格もあるのかなと思います。ただ、やはり作業する側の事業者の皆様は、ちょっとこれから伺いたいと思うのですけれども、企業とか、そういった方も含まれていると思いますので、なかなか料金のバランスの考え方、これは2点目でお話をしたいと思いますけれども、そういうのでちょっと疑問を持ったものですから取り上げさせていただきました。それで、最初のちょっと質問なのですが、この家事、軽度、除雪、この3つの支援の中で、事業者数、これ内訳を教えていただければと思います。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

家事支援につきましては、事業者数が1件です。それから、軽度生活支援事業、除雪支援事業ございますが、軽度支援事業につきましては3事業所、それから除雪支援につきましては、こちらにつきましては基本はボランティアをということで実施しておりますが、賄いきれないということもありまして事業所、それから、職員が出向いてサービスを提供しているという状況になっております。

質問 2番 茂呂田太一

それでは、近年の、わかる範囲で結構なのですけれども、この事業者数の推移、もしわかれば教えていただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

家事支援につきましては、介護保険の訪問介護事業所が実施でき、地域への福祉の推進ということを趣旨にしている団体ということで、これは1カ所その契約をしております。それから、軽度生活支援事業ですが、こちらにつきましては先ほど福祉課のほうから説明をいたしました、障害者優先調達法、これに基づく事業者ということで契約しておりますので、こちらにつきましては町内に設置をしている事業者、3事業者ということで、近年3事業者に固定しております。それから、除雪サービスですが、こちらにつきましては、なかなか除雪のボランティアを募るということが非常に厳しくなっておりますので、障がい団体を初め、企業の中でこの金額でやってくださるところということで、広く周知をしながら募ってきているという状況になっておりますので、事業者数は、除雪については拡大をしていかなければならないという状況になっております。

質問 2番 茂呂田太一

なかなか、ふえてることはないのかなというふうな認識を受けました。と申しますのは、やはり増減についてお聞きをしようと思ったのですけれども、なかなか、ふやさなければいけないと、こういった決意みたいなものをちょっと感じとりましたけれども、なかなかやっぱり、ボランティア、特に除雪はボランティアという性格が大変強いので、本当に企業であれば財務体質に余裕のある、人的にも余裕のあるところではないと、ちょっとハードルは高いのかなというふうに、個人的には思っています。そこで、こういった集まらないということもあるかとは思いますが、今現在、やっていただいている事業者、その就労支援事業所も含めて、こういった方とのコミュニケーションについて伺いたいと思うのですけれども、その事業、作業する中でいろいろな課題というものが見えてくると思うのですが、こういったまず課題として要望が上がっているのでしょうか。定期的な協議とかしていますでしょうか。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

利用の申し込みがあった場合に、事業者のほうに行っていただく方の調整を必ずしている状況ですが、その中でサービスメニューの中で、非常に提供については厳しくなってきているというサービスメニューが1件あると。それは、事業所のほうで機械、それから燃料費等も全て持ち込みをしながら作業をしなければならないということで、これの提供がふえると合わない。結局支出とそれから収入が合わないというような話があり、距離のところで遠方は行けないですとか、そういうような話が出てきているというのは事実でございます。

質問 2番 茂呂田太一

今、伺った内容でいいますと、ちょっと2番のほうに行くのかなというふうに思いますので、ちょっとこの1件目は終わりたいと思います。次に2点目なのですが、利用者の利便性が保たれているか、こういったことも含めて、含まれているということは事業所のほうになるわけですけれども、作業内容についてちょっと伺いたいと思うのですけれども、支援別、この家事、軽度、除雪、これの最新の利用実績、わかれば教えていただきたいと思います、件数です。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

平成28年度の利用実績ですが、軽度支援事業につきましては草刈りが80件、窓拭きが29件、それから換気扇等、水回りが5件、そのほかに物を移したですとか、そういうような部分で6件というふうになっております。家事支援につきましては、サービスの提供はないという実績になっております。(「除雪」と言う声あり)

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

28年度3回出動いたしまして、延べ218世帯実施をしております。

質問 2番 茂呂田太一

今、数字のほう教えていただきましたが、これ年々需要というのはどうでしょうか。減っているのでしょうか、ふえているのでしょうか。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

年度の推移で、平成24年度からの推移を見ていきますと、需要のほうは増加をしているという状況です。

質問 2番 茂呂田太一

やはり、少子高齢化ということもあって、ふえているのかなというふうに思いました。そこで、家事支援がゼロ件というのはちょっと驚いたのですけれども、その軽度の中で80件が草刈り、29件が窓、あとは5件とか6件とかということでしたので、やはり圧倒的に草刈りが多いのかなというふうに思いました。除雪も大変多いのかなというふうに思います。それで、草刈りとか窓拭きというのは、やはり重労働だと思います。その割には、ちょっとゼロ件なのですけれども、家事支援とほとんど料金は変わらないということで、先ほど要望のほうでありました機械の持ち込みとか燃料とか、交通費とかこういった部分でも、要は赤字になっている場合も結構あるというふうに、私聞いているのです。やはり事業を営んでいる方々で、この事業をやることによって赤字になるということは、これは本末転倒だと思っています。そこで、やればやるほど赤字ということですから、機械を持ち込んだら。自分でお金を払ってやっているようなものになってしまいますから、これはこれで問題だと思っています。そこで、1件目のほうで聞きました、事業所がふえない、ふやさなくてはいけないという部分もありますけれども、こういったことで料金の改定というのは必要なのではないかなというふうに思います。ただ、お話を伺ったら、条例の改正とか超えるべきハードルが高いですし、何よりも利用者の負担をふやさなくてはいけないのかという話にもなります。かといって町の負担もふやすのもどうかなという、私も思っています。そこで、例えば作業別で料金をちょっと変えてみるとか、本当に重労働ではない、軽作業は本当にちょっと安めにして、件数も少ないですから安くして結構だと思うのですけれども、そのかわり、草刈りとか重労働はもうちょっと金額をふやしていただくとか。さらに申しますと、ほかの自治体を見ますと、作業別に料金を分けているところもたくさんあります。なおかつ、その燃料代とか機械は別途加算ですというふうに、利用者負担となってますけれども、こういった自治体もたくさんあります。当町の場合は、ほぼ一律で金額が決まってますので、しっかりやろうと機械を持っていけば効率よくできますけれども、しっかりやろうとすると赤字になるという、こういうジレンマに陥っているのかなというふうに思っています。こういったことで、条例の改定、改正なども必要だとは思うのですけれども、ぜひ、前向きに料金の改定について考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

釧路町の軽度生活支援につきましては、この単価、委託の単価の算定というのが、釧路町の臨時職員等の就労の基準に基づいて算定をして、一律で委託料を算定をしながら1時間当たりの部分を規定しておりますが、一番管内の中で御高齢者の軽度支援事業を厚くしているのは当町だということで、非常に厚い高齢者福祉をしているというふうには自負しておりますが、最も大きく違うのが、この草刈りの作業、この事業につきましては、やはり管内を調べてみたところ、かなり厳しい事業をしているなと、ほかはしていないという状況の中で、釧路町は取り入れておりますので、やはり、ここのところにつきましては、他の企業の方たちへの草刈り作業を委託したときに果たして幾らになるのかということも含めながら、一度、再度見直しをしなければならない事業だというふうには考えております。

質問 2番 茂呂田太一

見直しの必要性を感じているということですので、安心をいたしました。ぜひ、前向きに、これは利用者はもちろんですけれども、事業者のほうからもいろいろお話を聞いていただいて、先ほどコミュニケーションのお話をしましたけれども、しっかり協議をしていただいて、本当に利用者はもちろんですけれども事業者にとっても継続しやすい、こういった事業に、ぜひしていただきたいと思います。ちょっと最後になります。時間も来ましたので。この場ではちょっと詳しく言いませんが、利用者の間と訪問して作業する側との間で意思の疎通がなされていないということも聞いています。つまり、作業内容についてルールが徹底されていないということで聞いています。例えば、草刈りに行っても、これしかやってくれないのかとか。ただ町の決まりはこれですからと。行ったら、やっぱりやりとりがあって、なかなか問題が発生してる場合があるというふうに聞いていますので。例えば、ここは事業者側にももちろんなのですけれども、利用者にとっても、対してもペーパーとかでしっかり、細かくルールを定めたものを郵送、配布をするということが必要だと思うのですけれども、簡単なリーフレットなどでも結構なのですけれども、こういったことはできないかなと思っております。どうでしょうか。

答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)

その部分につきましては、利用の決定の中に1時間当たりの作業内容と金額は書いておりますが、具体的にこの制限までということのお示しはありませんので、今、トラブルになっているという事例がきっと発生しているのだろうというふうに考えておりますので、ここのところにつきましては、少し高齢者の方がわかるような具体的な表示をしながら、提示をしていきたいというふうに考えております。

質問 2番 茂呂田太一

ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。以上で、質問を終わります。

出典:釧路町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月7日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる