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釧路町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月3日

成人用肺炎球菌ワクチン接種費助成を

2013年12月3日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「成人用肺炎球菌ワクチン接種費助成を」について質問し、町長 佐藤広高、こども健康課長 石川牧子が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 佐藤広高、こども健康課長 石川牧子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 佐藤昭平

それで、3件目に行きたいというふうに思います。成人用肺炎球菌ワクチン接種費へ助成をという件であります。1点目、肺炎の罹患及び死亡状況について、当町の状況をお聞きいたします。2点目は、肺炎予防の取り組みはどのようなことをされているのか、お聞きいたします。3点目は、肺炎ワクチン接種が広がっておりますけれども、当町としてどのように評価をされているのか、お聞きしたいというふうに思います。4点目は、肺炎ワクチンの接種状況及び町民が接種されているところの料金などについてお聞きをしたいというふうに思います。以上4点、お願いいたします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

3問目の御質問で、成人用肺炎球菌ワクチン接種費の助成についてのまずお尋ねの中で、肺炎の罹患及び死亡状況についてのお尋ねでございます。当町の平成24年度国民健康保険及び後期高齢者医療の被保険者資料に限られますが、65歳以上の肺炎に罹患した受診者は58名となっております。平成24年の釧路・根室地域保健所年報によりますと、年齢区分の資料はございませんが、全年齢における主要死因が肺炎であったものは12名と、このようになってございます。次に、肺炎予防の取り組みについてのお尋ねであります。肺炎予防を目的とした取り組みはしてございませんが、平成25年1月の町報に、インフルエンザ予防に関する手洗いやうがい、マスク着用等の感染予防に共通の記事を記載しておりますので、昨年同様、こうした周知文を掲載したいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、肺炎ワクチンの評価についてのお尋ねであります。肺炎球菌の約80%に対して、成人に広く用いられている23価肺炎球菌ワクチンが対応できると、このように評価されております。次に、肺炎ワクチンの接種状況及び料金についてのお尋ねであります。当町の近隣を含めた医療機関の接種1回当たりの単価は、6,000円から8,400円となってございます。ワクチン接種は任意接種でございますことから、当町の接種者を把握するということは困難な状況であります。平成24年度の全国の推定接種率は20%となってございますことから、当町の65歳以上接種者は、これをもとにいたしますと、約870名程度と、こう推計をいたしているところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。

質問 7番 佐藤昭平

肺炎は、全国的には死亡率が、死因別の統計では、一昨年でしょうか、脳血管疾患を抜いて3位になっているというようなことなのですが、これ、当町のところでは、順番で言うと、直近の資料で言うと、死因別だと肺炎は何番目になりますか。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

死亡の順位につきましては、平成24年度、直近の数を国のデータから拾ったということになりますので、平成23年度の順位しかお答えできませんが、第3位となっております。

質問 7番 佐藤昭平

それで、平成22年度の資料が健康プランの総括の中で出ておりますが、脳血管疾患と同数でもって並んでいるということだったのですが、平成23年度のところでは、単独3位と言ったらあれですけれども、そういう形になってきているというようなことであります。これ、肺炎というのは、いろいろありますけれども、これはどういうような病気なのかというか、いわゆる合併症を引き起こしやすいとか、どういうようなことで発症するものなのか等、一般的なことでいいのですが、ちょっとお聞きしたいのですけれども。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

通常、風邪が悪化することによって肺の中に炎症を起こし、呼吸器としては肺炎を起こしていくという状況もございます。それから、高齢者について多いのは、誤嚥性肺炎といいまして、食べ物が肺の中に入ってしまい、それが詰まってしまうというか中で炎症を起こしてしまって肺炎を起こすというふうにも言われております。それから、もう1点、今言われている肺炎球菌の原因によって肺炎を起こしているというものが、肺炎を起こした方からの検査の結果、3分の1から4分の1程度いるというふうに言われているという状況になっております。

質問 7番 佐藤昭平

これ、当町の特徴というのも、なかなか出づらいというふうには思うのですけれども、母数が少ないですから。これ、全国的に言えばこういうふうにして、罹患もふえているのかどうか、死亡率のところはぐっと上がってきているということなのですけれども、これはなぜふえてきているのか、そういうようなことについては、課長は専門職ですので、どういうふうにして資料などで考えられているのか、お聞きしたいと思います。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

大変申しわけございません。私感も入るかもしれませんけれども、やはり高齢化の問題があって、先ほど言いました誤嚥性肺炎、食べ物が喉に詰まって、それが炎症を起こしてしまう、あるいは寝たきりによって肺の活動が低下する沈下性肺炎等、そういうものの原因が非常に影響しているのではないかというふうにも思われます。

質問 7番 佐藤昭平

いずれにしましても、背景には高齢化があって、直接の原因では、嚥下がうまくいかないといいますか、そういうふうな状況が実態であると。それで釧路町においても死亡率のところでは上昇してきて3番目になってきていると、対策が求められている疾患なのかなというふうに思います。それで、2点目の予防が大事だということであります。感染症ですから、予防が可能なわけであります。そういう点で言うと、先ほど具体的な予防の取り組みというのは、肺炎についてはないのだというようなお話、インフルエンザのお話をされましたけれども、誤嚥性のものが多いというようなことで言えば、インフルエンザとは違った予防の働きかけというのが大事なのかなというふうに思うのですけれども、そういう点では、今後の取り組み等も含めて考えていることがありましたらお聞きしたいと思います。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

高齢者の対策につきましては、介護予防事業の中に口腔ケアと嚥下の関係につきましての事業を実施しているということで、予防的なところの対策といたしまして、そのような事業にも取り組んでいるという状況にございます。

質問 7番 佐藤昭平

ワクチンの関係に行く前に、一般的なといいますか、広く広がっている予防の関係ですけれども、今、口腔ケアの話が出ましたけれども、もっと広く、介護予防関係にとどまらず、広く町民の皆さんにそういうところをお知らせしていく必要があるのかなというふうに思います。うがいや手洗いや、当然、インフルエンザであればワクチンの接種というのは有効なわけなのですけれども、肺炎の場合は、誤嚥性肺炎の予防ということで言えば、歯磨きですとか歯茎を磨くことですとか、そういうようなことが非常に有効なものとして一般的に考えられております。ぜひ、医療機関等にも、肺炎予防のポスターなども広く張っているような状況にありますので、町立病院等はありませんけれども、町の関係のところに、出ている既成のポスター等もあるやに聞いていますので、そういうことでのまず広く町民に予防を呼びかける、そのような取り組みができるところからぜひ始めていただきたいというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

町内の公共施設及び御協力をいただける関係の施設がございましたら、ぜひとも御協力をいただきながら周知をしてまいりたいと考えております。

質問 7番 佐藤昭平

ぜひよろしくお願いしたいと思います。それで、3点目なのですけれども、23価の肺炎球菌ワクチン、いろいろ原因菌はありますが、球菌が一番多いというふうな、町長の答弁にもありました。それで、この効果というのは、接種した場合に、その接種者に対してどのぐらいの割合で効くかというデータ等も出ているというふうに思うのですけれども、どういうような状況なのでしょうか。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

私の持っている資料からですが、肺炎の接種者の85%以上がワクチンの効果があると言われているというデータを持っております。

質問 7番 佐藤昭平

全面的に、100%予防はできないけれども、肺炎の原因菌はほとんどがと言っていいぐらい球菌なので、それの有効性が、85%というと、ほとんど効くというような状況かなというふうに思います。それで、これは、やっぱり、一般的に広くうがいとかそういうものも大事なのですけれども、予防のある意味決め手ではないかなというふうに思います。今、85%ぐらい効くということだったのですけれども、インフルエンザワクチンも、今は大分、高齢者のところでも普及をしてきておりますけれども、インフルエンザワクチンの接種率というのは、これ、町で把握しているものがあればお聞きしたいと思うのですけれども。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

大変申しわけございません。お時間をいただきました。平成24年度の実績で46.6%になっております。

質問 7番 佐藤昭平

それで、このインフルエンザワクチン、46.8%ということでしたけれども、肺炎ワクチンとの併用での効果、併用することによって、一層肺炎の予防効果があるというようなふうにも聞いているのですけれども、保健予防効果が非常に高いということですけれども、そういう点ではどのように、検証といいますか評価されている部分がありましたらお聞きしたいと思います。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

インフルエンザによって合併する肺炎球菌の感染症における肺炎の重症化を予防するということで、医療機関ではインフルエンザと肺炎球菌のワクチンを勧めているという状況を把握しております。

質問 7番 佐藤昭平

肺炎については、今、るるお聞きしてきたのですけれども、死亡率がふえてきている病気だと。それから、インフルエンザワクチンとの併用で重症化を防ぐことができる病気なのだというようなことで答弁をいただきました。それで、聞きたいのですけれども、国保からの統計になるかなと思うのですけれども、入院されている方もいらっしゃると思うのですけれども、肺炎治療で入院された方の1カ月当たりの入院費といいますか、国保財政から出ている分というふうになると思うのですが、全体で医療費、1カ月当たりどのぐらいになるのか、データはありますか。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

大変申しわけございません。入院、それから外来に分けてございませんが、65歳以上後期高齢につきましては、肺炎における1人当たりの医療費が51万8,307円となっております。65歳から75歳未満の国民健康保険の1人当たりの医療費につきましては、17万6,402円となっております。

質問 7番 佐藤昭平

それで、肺炎でもって治療すると、当然、検査も、特殊な感受性検査なども行いますし、抗生物質等、比較的高価な治療薬を使いますので、そしてまた一定期間長くなると、高齢者の場合は。そういうようなことですので、医療費のところも、今、データは示せませんけれども、一般の医療費の平均から言うと高目に水位をしているということが、これがデータでも出ております。そういう点で言うと、予防が85%、球菌ワクチンでもって、肺炎の原因菌がはっきりしているから予防できるというような答弁でありますから、そういう点で言うと、接種に対しての助成を広げることで、6,000円から8,400円、そういうような額のところに、それなりの助成をすることによって、ワクチン接種を広く、インフルエンザ接種と一緒に受けるとか、そういうようなことを含めて広げることで、ただ助成だけではなくて、医療費の関係についても軽減できる、そういうような効果があるのではないかと。実際にいろいろ実施しているところについては、老人医療費の軽減化につながっているという自治体も、御存じかと思いますけれどもあります。そういう点では、ぜひ保健予防を重視する当町の取り組みとして検討していくに値するのではないかというふうに思うのですけれども、見解を求めます。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

肺炎球菌につきましては、予防接種の取り組みとしまして、平成22年、国のほうにおきましても、効果のある予防接種の一つだということで、7種類についての法定化の検討をしてきております。先駆けて実施したのが小児肺炎球菌と子宮頸がんが定期接種化をされたということで、現在、国のほうにおきまして、政省令も整備をするということで作業が進んでいるということと、それから、もう一つ、これは再接種の考え方なのですが、ワクチンの効果が5年をピークに下がってくるといったときの再接種に対しての局所反応が強いということで、この辺につきましては、まだ検討課題となっていることと、それから、接種対象年齢というものがまだ定かになっていないというところでは、国の方針を待ちたいというふうには考えております。

質問 7番 佐藤昭平

これ、一応、1回打つと、5年ですか、肺炎球菌ワクチンが効いているというふうに言われております。国のところでの、いわゆる定期接種にするという、そういうような見通しというのは何がしかあるような答弁をされたのですけれども、そういうところは何か、あれですか、何年のところまでに、定期接種も含めた、一定のそういう何がしか、要望の部会ですとか、そういうものが厚労省の中にもありますけれども、そのような検討に入っているというような情報などがあるのですか。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

厚生労働省の予防接種部会におきましては、今年度中に一定の方向性を見出したいということでの動きがあるということを把握しております。また、分科会におきましては、パブリックコメント等をもとに、改正省令等の公布、施行の作業に取りかかるという予定になっているという情報は入手しております。

質問 7番 佐藤昭平

医療費の軽減効果ですとか、そういうものは、ある意味、一石二鳥の二鳥のほうの部分かなというふうに、二つ目の効果かなというふうに思うのですけれども、肺炎は、いろいろな形で、ある意味、死亡率の状況を見ても、現状としては死に至る病になっていますから、そういう点で、その疾患に対する疾病の予防、保健予防というのは、極めて重要な病気に対する取り組みなのかなというふうに思います。保健予防を重視するというようなことでのまちづくりの方向もありますので、ぜひ今後とも、今回は総論ということで質問させていただきましたけれども、ぜひ担当課のほうでも検討を、他の自治体等の情報の集約等も含めて検討を続けていくというようなことでお願いをしたいと思います。最後に答弁を求めたいと思います。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

今後、国の動きもあわせて見ながら、町の保健予防対策については検討してまいりたいと考えております。

出典:釧路町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月3日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる