釧路町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日
インフラ基盤整備の長寿命化計画について
2013年3月11日、釧路町議会の一般質問で、佐々木昭広議員が「インフラ基盤整備の長寿命化計画について」質問し、町長 佐藤広高、都市建設課長 南孝司、水道課長 井田庄治が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木昭広 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、都市建設課長 南孝司、水道課長 井田庄治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 佐々木昭広
1番佐々木です。初めに、東日本大震災から2年となり、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。それでは、質問に入らせていただきます。3件の質問をいたします。まず、1番目のインフラ基盤整備の長寿命化計画についてということで、昨年の6月定例会でインフラの老朽化に対する維持管理について質問をいたしました。防災、減災のための社会インフラの整備、なかんずく町民の命と財産を守るための社会基盤が大事であると。その質問に対して、町長の力強い答弁は、今でも脳裏から離れません。2月26日に国の補正予算が通りました。その中の防災安全交付金は、地方自治体が活用するために、社会インフラの将来を予測して、計画的に整備・管理する予防・保全の考えです。以下、2項目を質問いたします。一つ目として、橋梁について。橋梁長寿命化計画に基づいて、橋梁の適切な補修を実施しますとありますが、計画の取り組みについて伺います。2点目の下水道計画でございます。既設の管渠の老朽化に伴う維持管理の改築、更新を効果的に実施するために、下水道施設長寿命化計画を策定する取り組みについて伺います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
佐々木議員の質問で、インフラ基盤整備の長寿命化についてのお尋ねの中で、まず、橋梁についてのお尋ねがございます。平成23年度より取り組んでおります橋梁長寿命化計画につきましては、調査をいたしました結果から、喫緊に架替必要な橋梁というものはございませんでしたが、橋面舗装、橋の上の面舗装です、これのひび割れや各種部位のひび割れ及び腐食が見受けられたところであります。平成25年度から、橋梁の状況、路線の重要性、地域の条件などを考慮いたし、得に主構造の腐食が著しい五月橋、栄橋の実施設計及び一部五月橋の橋面防水、橋面舗装等の修繕工事を施工してまいりたいと考えてございます。また、平成26年度以降につきましても、橋梁の状況等を勘案いたし、事業継続に努めてまいりたいと考えております。次に、下水道計画についてのお尋ねでございます。当町の下水道管渠は、昭和50年度より幹線管渠の整備を行い、平成23年度末で管路延長約175キロメートル、中継ポンプ場4カ所、マンホールポンプ場10カ所の施設を有してございます。この間、大規模地震等の災害により、施設に被害が発生いたしましたが、住民生活に大きな影響もなく対応をしてまいりました。しかし、管路施設の老朽化等に伴う流下能力の低下、道路陥没等により、日常生活に重大な影響が考えられますことから、維持管理及び改築・更新事業の効率的で効果的な実施のため、平成24年度からの3カ年で、管路及び中継ポンプ場などの調査、診断を行い、その調査結果をもとにして、施設の改築、更新の方針とする釧路町下水道施設長寿命化計画を平成26年度内に策定をいたし、安全で快適な生活環境の確保を図るものでございまして、改築・更新事業の実施につきましては、長寿命化計画策定後の平成27年度から本格的に進めてまいりたいと、このように考えております。
質問 1番 佐々木昭広
ただいま、町長から答弁がございまして、昨年も、私も五月橋と栄橋についての下からの調査というか、そういう部分で確認をいたしました。やはり、築が昭和47年ということで、実質41年目になっているということで、五月橋については、ただいま町長の話の中の修繕ということでありますけれども、あそこは一度、拡幅したとか、拡張した経緯の中で歩道をつけたと思うのですけれども、そういう施行の跡があったということなのですけれども、ただいま舗装の部分、あと、上部の部分については、縁石が非常に損傷しているということでありますので、再度、この五月橋について、課のほうで具体的にどう進めていきたいということがありましたら答弁願いたいと、こう思います。
答弁 都市建設課長 南孝司(都市建設課長は2016年9月まで)
五月橋については、これから実施設計を実施します。それで、その中で、目視調査の中でわかったこととしましては、横げたの腐食が若干進んでいると。それについてのさびの対策はしなければいけないと。それと、舗装の部分と、床版の部分が、その辺の防水もしなければいけないというふうに考えています。そのほかに、橋のつなぎ目の処理、伸縮装置のつなぎ目があるのですけれども、その処理を考えております。
質問 1番 佐々木昭広
今、答弁がございました。まさしく落橋ということの考え方なのですけれども、私も実質従事した経験上なのですけれども、橋脚とか橋台の部分については、コンクリそのものの破壊ということはないのですけれども、今言われましたとおり、橋の下部、それと上部との固定金具の損傷と、これは鉄でできていますので、非常にさびていくということなのです。それと、上部のげたの伸縮部分の継ぎ手の部分の損傷ということです。これが非常に落下の原因になるということであります。それと、今、床版ということで、コンクリの部分で話が出ました。これは、コンクリートが剥離されるということなのですけれども、過去には材料の浸出という形の中で、その中に塩分が含まれて、その塩分で中の鉄筋がさびるということで、一時問題になった部分はあるのですけれども、剥離されると、上部の強度がどんどん落ちていくということになりますので、その辺のところが非常に重要な点検のところかなと、こう思っているのですけれども、その辺について、再度答弁願いたいなと、こう思います。
答弁 都市建設課長 南孝司(都市建設課長は2016年9月まで)
床版の部分の舗装の強度といいますか、その劣化については、実施設計に当たって、細部調査しなければちょっとわからない問題が出てきます。ただ、目視の中では、そこまでいっていないだろうというふうな見解が出ています。
質問 1番 佐々木昭広
今、目視的な調査という部分で話が出ました。それで、前回も町全体に何十橋あるかということで、その辺の調査依頼ということもお願いしていたのですけれども、1,030橋ということでありますので、その30橋についての点検状況の結果と、また、それに基づいて、どのような形で進められていくか、その順位について答弁願います。
答弁 都市建設課長 南孝司(都市建設課長は2016年9月まで)
修繕の計画なのですが、主に主要構造物であります重要部分、主げただとか、それとか床版、そういうところを優先的に、傷んでいるところを直すと。それに沿って、今度、終わった後に、また、だんだん、それよりも軽度なものを直していくというような考えをしておりまして、当面は、この計画は10年間で考えるのですけれども、その後、5年に一度の点検を経ながら、常時計画を見直していくというふうになっております。
質問 1番 佐々木昭広
橋というのは、交通機関の部分、生活の部分で非常に大事なルートでありますので、しっかり調査いたしまして、落橋のないようにお願いしたいと思います。次に、下水道についてお伺いいたします。いろいろ、計画の策定ということで町長の答弁がございました。長期的な部分の計画性が立案されているということで伺いました。それで、ちょっと気になったのは、老朽管の点検の方法というのですか、そういう部分について、どういう形でやられているのかということを、ちょっと確認をお願いしたいのです。
答弁 水道課長 井田庄治(水道課長は2013年3月まで)
管路についての、いわゆる点検の方法ということですけれども、これは、1年に一遍ですけれども、目視による検査をしております。
質問 1番 佐々木昭広
目視ということで、管の大きさもあると思いますけれども、過去に、沈降に入って、酸欠して亡くなったという経緯があるのですけれども、最近、違う形の中で調査されているという部分があったので、それはどういう方法でやっているかということで、ちょっと確認を伺います。
答弁 水道課長 井田庄治(水道課長は2013年3月まで)
今、議員お話しのとおり、確かに、汚水管でいきますと、いわゆる硫化水素が管内に発生するということがあります。それで、これは一般的なやり方だと思いますけれども、地上から、管の流れといいますか、そういったものを見て、いわゆる既定の流速があるかどうかということで、目視点検という方法でやっております。なお、その中にもさまざまな管路がございます。現実に、地震の被害、これまで3回ほど受けております。緊急清掃といいながら定期的な清掃ということをやっているところもありますけれども、そういったところについてはカメラを入れて調査をしたりということでやっております。
質問 1番 佐々木昭広
わかりました。次に、これから、上水道の部分については釧路市のほうでということで、老朽管の布設がえがされるというふうに聞いております。下水道は町のほうで老朽管の布設がえということで、これは、現状的に、道路の中に入っている下水管は下の部分に入って、浄水の水道は上のほうに入っていると。その中にまた、民間のガス管も入っているということでありますので、この辺のところで、市と町の、これから施工する経緯の中での協議というか、そういう部分についての進め方はどういうふうにやられていくのか伺いたいと思います。
答弁 水道課長 井田庄治(水道課長は2013年3月まで)
今、議員お話の、いわゆる水道の老朽管更新というのが平成25年度から、いわゆる旧セチリ太地区の新開、光和地区のほうでやられていきます。今、うちのほうの長寿命化計画を平成26年度までの3年間でつくり上げたいというふうに考えております。実際に、平成27年度をめどに、改築・更新事業をスタートしていきたいなというふうに思っていますけれども、当面は、別保中継ポンプ場と東陽中継ポンプ場のほうの、これは耐震補強になるのか、耐震改修という形になるのか、これは、これからの調査によりますけれども、まずそちらのほうを優先して進めていきたいと。当然、管路につきましても、まだ耐用年数的には、一応50年という耐用年数がありますけれども、先ほど言いましたけれども、これまで三度の大きな地震被害を受けているということで、相当管路自体にも、いわゆるたるみですとかによって、滞留を起こしている管路もあります。そういったものについては、どういう方針になるかわかりませんけれども、その中で進めていくと。それを実際に進めていく段階で、先ほどの水道管の更新というものと路線的なものが一致するのであれば、例えば、これが可能かどうかはわかりませんけれども、一度に水道と下水が並行に入っているようなルートであれば、同時にというのが、発注者が別々になりますので、そういったものもありますけれども、できるだけ効率のいい方法でやっていくということで、今後になりますけれども、釧路市のほうと、もしそういうようなケースがあればやっていきたいなというふうに思っております。
質問 1番 佐々木昭広
わかりました。次に移ります。維持管理の部分なのですけれども、車道部と歩道部のマンホールの突出部の管理基準というのですか、要するに、道路にはそういうことで、マンホールが飛び出ていると。そういう形の中で、高齢者が歩いてつまづいて、転んでけがをするというようなことがあって、それを住民から直接聞いて、役場のほうに話して、実際に下げてもらっているという経緯があるのですけれども、その辺で、何か、管理基準的な、何センチ地表から出たらカットしますよとか、オーバーレイをやったら相当金がかかるのですけれども、その辺の考え方を持っているか、ちょっと伺います。
答弁 水道課長 井田庄治(水道課長は2013年3月まで)
マンホール、あるいは公共ます等の突出というものは、現在もそういった箇所は、毎年ですけれども町のほうで補修対応をしております。そこで言う管理基準ですけれども、まず、5センチ以上というのが一つの目安として捉えております。確かに、5センチ以上突出した場合には、やはり、車の走行等、あるいは、冬期間でいきますと、除雪等によってマンホールがひっかけられるといいますか、損傷を与えるというようなことはありますので、まず一つには、そういったものを基準にして、あと、緊急性というものを見た中で補修対応をしているというのが実態でございます。
質問 1番 佐々木昭広
わかりました。道路、橋梁について、行政等についても、これは非常に、生活の部分で大事なことだと思いますので、町民が安心・安全で生活できるように、今後とも、しっかり維持管理のほうもよろしくお願いしたいと思います。