栗山町議会 令和6年9月会議 2024年9月3日
紙の健康保険証存続を
2024年9月3日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「紙の健康保険証存続を」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 重山雅世
私は、通告に従い1点伺います。紙の健康保険証存続をです。健康保険証の新規発行を停止する12月2日まで3か月。7月31日時点のマイナンバーカードの保有率は国全体で74.5%、カードにひもづけされている健康保険証の6月分利用率は9.9%にとどまっている。栗山町は72.9%の保有率である。政府は5月から8月をマイナ保険証の利用促進集中取組月間として支援金217億円を計上し、病院へは1か月最大40万円、診療所、薬局へは最大20万円に支援金を倍増させた。既にマイナンバーカードを取得した方々へのポイント付与に約1兆3,800億円もの税金を使っている。現実には窓口のカード読み取り機の対応で暗証番号や顔認証のトラブルも起こり、誤って別人にひもづけられることへの国民の不安も消えていない。本町の老人福祉施設の入所者は、マイナ保険証は保有しておらず、施設では紙の保険証で受診させていると聞く。政府は紙の健康保険証廃止に伴い、当面の間申請しなくても資格確認書の発行を行うことにしたが、現在でもマイナ保険証と紙の保険証では初診料において3割負担の方で6円の差が設けられ、負担する医療費に不平等が生じている。国に対し紙の保険証存続を求めてはと考えるが、見解を伺います。
答弁 町長 佐々木学
紙の健康保険証存続をについてのご質問でありますが、国はマイナンバー法の一部改正等によりマイナンバーカードと健康保険証の一体化の方針に基づき、本年12月2日をもって従来の健康保険証を廃止する決定をしたところであります。これに伴い、この廃止日以降国民健康保険証をはじめ社会保険証や共済組合組合員証などの全ての健康保険証に係る新規発行、または再発行が終了いたします。町が保険者となっております国民健康保険及び後期高齢者医療保険においても従来の健康保険証は廃止となりますが、マイナンバーカードを保有されていない方、またはマイナンバーカードと健康保険証がひもづけされていない方に対しましては、町が交付する資格確認書により、これまで同様に医療機関の受診が可能となるものであります。また、廃止日時点で交付済みの紙の健康保険証につきましても、経過措置により記されている有効期限までの間、引き続き使用が可能となります。一方で、議員のご指摘にありますマイナ保険証をめぐるトラブル発生等に関しましては、やはりこの一体化を進めるに当たっては住民が混乱なく安心して保険医療を受けられることが基本であります。このため、町として紙の健康保険証存続を求めることは考えておりませんが、これまでも町村会などを通じ制度の周知徹底や各種情報の速やかな提供、円滑な制度移行等について要請しているところであり、引き続き国の動向を注視しつつ、町においても制度の変更点について分かりやすい周知を行うなどしっかりと準備を進めてまいりたいと考えております。
質問 3番 重山雅世
町長の答弁見させていただいて想定どおりというか、率直に言って。これからの方向性という形で周知徹底を図るよと。この周知徹底を図るという点では、目的は、町長の考えの中には周知徹底を図れば、利用率を高めるためにするのですか。マイナ保険証の利用率を高めるための周知徹底ですか。逆に言うと、周知徹底すればマイナ保険証の利用率が上がるとお考えなのでしょうか。通告でも言いましたが、この利用率が全国で約1割もいっていないですよね。栗山町の利用率という点では、ちょっと数字的にはつかめないのです。いろんな医療機関ありますから。現実に全国でこういう状況になっているよと。どうして利用率が増えないと、そのようにお考えでしょうか。まず、その点伺います。
答弁 町長 佐々木学
再質問にお答えしたいと思いますが、このマイナンバーカードと健康保険証の一体化、これについては国のマイナンバー法の改正に基づいて国策として進められている事業ということは議員も十分ご承知のことかと思います。私どもがきちっと周知をしていくということは、当然そのマイナンバーカードの利用率を上げていくという側面もあります。その一方で、私といたしましてはやはりマイナ保険証、この有効性であったりメリット、こういったものが町民の皆さんの安全、安心につながる。また、利便性向上につながるという私自身の認識がありますので、そこの部分もしっかりと、変更点というところになろうかと思いますけれども、メリットも含めて町民の皆さんに周知をしていくということであります。やはりそのメリットとして様々な、ご承知かと思いますけれども、過去の診療履歴であったり、投薬の履歴であったり、健康状態の健診結果であったり、そういったものが受診先の医療機関等々でしっかり共有をできるということが最大のメリットでないかなというふうに考えております。これを生かすことで今問題になっている薬の重複投与であったり、そういったような適切な薬の処方もできるでしょうし、過去の医療履歴等々を通じた総合的な診断、そういったものも可能であるのだろうというふうに考えているところであります。そのほかにもいろいろとメリットがあるわけであります。挙げればたくさんあってお話はできないのですけれども、高額療養費の限度額以上の支払いの関係でそういう手続が簡略化になったり、医療控除、税の確定申告のときのそういう簡略化であったり、様々な利便性も図られているということがございます。ですから、冒頭申し上げましたとおり私としてはこのマイナンバーカードと健康保険証の一体化、そこについては非常に町民の皆さんの安心、安全面、あるいは利便性の向上、ここの部分について異論はないといいましょうか、メリットを私自身が感じていると、そんなようなところでありますので、今完全に資格確認書なんかの情報もしっかり伝わらない中で保険証が12月2日をもって廃止されるというところが先行して出ている部分がありますので、これからメリットであったり、そして資格確認書の発行の中で町民の皆さんが混乱なく安心してこれからの医療を受けれるということをお伝えをしていきたいというふうに考えているところであります。ちなみに、栗山町の利用率でありますけれども、今年6月段階で国民健康保険が20%程度です。後期高齢者医療が15%弱ということでありますので、かなり伸びてきている、全国平均よりもかなり上回っている状況でございますし、また6月以降も住民保健課の窓口のほうに一体化の申請に来ていらっしゃる方もかなりいらっしゃるということでありますので、栗山町の利用率については全国平均を大きく上回る形で伸びていくだろうというふうな認識をしているところであります。
質問 3番 重山雅世
利用率という点でいいますと、今初めて栗山町の実態というのは、最初通告の段階ではなかなかつかんでいないということだったのですけれども、今お示しいただきました。いろいろメリットとかお話出ましたけれども、これ私は今の紙の保険証で事足りているから、だから利用率が上がらないのではないかなと。いろんな個人情報を一本化することで、やはり個人情報という点では不安があると。そういうことで、今政府がばらまきと、デジタル推進委員って言って大手チェーン薬局の薬剤師を1万人も認定してマイナ保険証を取得させようと躍起となっています。それで、このマイナ保険証一本化ごり押しに反対して東京のお医者さんの東京保険医協会が中心となってお医者さんと歯医者さんが弁護団を結成して国を相手に今提訴しています。11月には判決が下されるようです。先ほど町長のおっしゃったメリット、有効性とか安心、安全だとか、利便性だとか、その部分そのものも現場の医療機関の中では過去の病歴のことを含めてというのは、それほどメリットではないと。別に使わなくたって分かることだしということでおっしゃっています。それともう一点、町長の答弁の中で大事なことをすごくこれ、住民が混乱なく安心して保険医療を受けられることが基本だと。これがすごく大事なことだと思うのです。ここが今混乱が起きているということもあると思うのです。これは本町のオンラインの資格確認システムの導入率は100%、全部の医療機関でこのシステム導入はされていません。ですから、それぞれの医療機関が資格確認ができるわけではないわけです。マイナ保険証による保険資格の確認というのは、これトラブルの発生が予防できません。より煩雑になる場合もあって、例えばマイナ保険証を使用していて、オンライン資格確認書に対応していない医療機関で診療を受ける場合は、有効期間がある保険証があればそれを示して、マイナポータルにアクセスできるスマホがあればそれを使って資格情報を見せる。それでもできない状況だったら、医療機関に対して申立書を書くという、そういう流れになっています。資格確認がもしできなければ、10割負担の支払いとなってしまいます。それで希望する医療が受けられない可能性も高まってきます。だから、医療関係者からマイナ保険証を持たないと損をすると言われて、まるで脅されているようだと、そう言っている町民の方がおりました。処方箋があれば薬は出せます。マイナ保険証の利用を強要するようなキャンペーン、これは中止して、マイナ保険証でないと薬を出せないという誤った対応というのは直ちに是正させるべきだと私は考えるのです。現在でも先ほどの最初の通告にあったように6円の差が設けられていますね、初診料で。医療を受ける権利にも不平等が生じています。ですから、国がやるべきことというのは国民を分断して差別を広げることではなくて、町長の言うようにいつでも、どこでも、誰でも平等に医療が受けられると、そういうことだと思うのです。安心して医療が受けられる。その点からいっても、やはりこの制度そのものの強要という点では、私はいかがなものかと思うわけですが、今の現状でも差別が設けられている、そういう状況、そして全部導入率100%ではないと。特に歯医者さんなどは、治療そのものに一番時間がかかるのです。そして、予約制ですから受付で時間取っている時間がないのです。それだから、人を配置していません。やっぱり医療現場もこの問題では何とか紙の保険証を残してほしいと、そういう声が圧倒的です。まず、この医療の権利を受ける侵害がある、差別的なもう扱いになっていると、そういう点ではどうお考えでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
重ねてのご質問にお答えをさせていただきたいと思いますが、まず本町の先ほどの高齢者が中心に利用率がなかなか高まっていないというような中で、紙の保険証で十分今後も耐え得る制度になっていくのではないかというようなお話でしたけれども、今の実態少しお話ししますと、栗山町の国民健康保険の加入者数が大体2,400人程度であります。そのうちマイナ保険証にひもづけ、登録している方が64%の1,500人程度おられます。さらに、後期高齢者のほうでいきますと、加入者全体では約2,700人、そのうち6割に当たる1,560人ほどがマイナ保険証への登録がもう既にされているというような状況でありまして、高い率の中でやはりその方々はこのマイナ保険証の先ほど私が申し上げましたメリットだとか効用、こういったものを考慮した中で自らひもづけをされて健康保険証として利用できるような状況にあるのだと思います。そのような中で利用率が、国民健康保険が先ほど申し上げましたとおり20.55%、20%で、後期高齢者が15%弱ということで、その6割のひもづけした方に対しての利用率はまだまだ上がってきていないというような実態であろうかと思います。この要因としては、いろいろ考えられると思います。やはり今議員がおっしゃられるとおり全国的に様々なトラブルが起きていることへの不安であったり、実際に病院を利用されていないという方も当然いらっしゃるわけでありますけれども、それぐらいの中で今利用率はこの程度にとどまっておりますけれども、これから徐々にこれも上がっていくだろうというふうに考えているところであります。さらに、この医療機関、公平で公正な受診ができる状況なのかというような、そんなご質問だったかと思いますけれども、今統計では全国の医療機関のうち9割がこのマイナ保険証に対応している医療機関ということになっております。ですから、ご指摘のとおり1割がこのマイナ保険証に対応できる機器等々がまだ導入されていないというような中で、そういう意味では全ての医療機関、薬局も含めた中で対応ができないという現状ではありますけれども、ここも徐々に100%に近い状況になっていくのではないかなというふうに考えております。ちなみに、本町の場合におきましては、ご承知のとおり日赤病院が1、そして診療所、これが6、そして薬局が9つ、歯科が7つです。合わせて23の医療機関があるわけでありますが、1か所だけはまだその利用ができないというような状況になっているという実態がございます。ここについても町のほうからしっかりといろんな情報提供をさせていただきたいなというふうに思っているところであります。このような状況の中でも、再質問のご回答ということでありますけれども、私も重山議員おっしゃられるとおり町民の皆さんが安心して、やはり医療機関に公平、平等にかかれるという、そういう社会をつくっていくということは非常に大事なことだろうというふうに思っております。そういった意味から、このマイナ保険証のメリット、効用、ここが町民の安心、安全面、利便性向上につながるというふうに考えておりますので、そこは一致する部分かなと思います。ですが、今最初の答弁で申し上げましたとおりいろんなトラブルも起きておりますし、混乱が生じている中できゅうきゅうに制度移行ということは難しいということは国も考えていることでありまして、経過措置として資格確認書等々の交付による公平な医療受診機会を設けていくということでありますので、こういった全国民を対象としたこの事業の制度改正でありますから、やはり一つ一つそういった課題をクリアしながら制度を成熟させていくというのが国の責務でありますし、そこをしっかりとやっていくのが、末端の自治体でやっていくのが我々の役割だというふうに考えているところであります。
質問 3番 重山雅世
最初の通告にありますように本町の老人福祉施設の入所者は、現実的にマイナ保険証というのは持っていないと。実際に施設長さんにお伺いしました。だから、最初の通告に示された、現に入所者こうやっているわけですから、そういう人に対してもマイナ保険証に移行するような、そういう働きかけをやろうとしているのですか、町長は。逆に言うと、これ本当にできない、現実的にはそれ無理だとおっしゃっています、現場では。そして、管理、いろんな情報がひもづけされている内容まで施設長の責任にされたらとってもたまらないよと。今は紙の保険証ですから、ほとんど入所者の方は通院するわけですから。これは、マイナになったらとってもそんな責任持てないと。だから、ああいう団体としても紙の保険証を残してくれというような動きも考えていかないとならないとか、そういうことも現実に起きてくると思うのです。そういう点で、まずどう思われますか。そこまで町長は、いや、メリットがあるのだよ、だからああいう施設入所の方もマイナに移行してくださいという形の働きかけやろうと思っていらっしゃるのですか。
答弁 町長 佐々木学
再度のご質問でありますけれども、私の立場としてこのマイナ保険証への移行については、やはり先ほど来申し上げておりますとおり様々な町民の安心、安全な暮らしにつながるようなメリットがありますので、当然その普及、促進を図っていかなければならないということは重要な役割であるというふうに思っております。その中で100%のそういったものは当然難しいことだろうというふうに思っております。その100%に足りない部分としては、今ご指摘の高齢者施設の入所者であったり、様々なマイナ保険証移行とその後の利用が難しい方も当然いらっしゃるわけでありますので、ただマイナ保険証のメリット的なものはしっかりと周知をさせていただきたいと思っております。ただ、そこに移行するかどうかについては、これから今ほとんど入所されている方も国民健康保険であったり、後期高齢者保険であったり、その有効期限というのは1年間ということでありますから、来年の7月末ぐらいまであることになっておりますので、その有効期間内の中で施設の職員の方としっかりと協議をさせていただいて、その方々、それぞれ個々の方々にとって一番しっかりと病院受診ができやすい、できる方法について協議をさせていただきたいと思っております。うちの調査の中では、入所者の中でもそのマイナ保険証を持っていらっしゃる方もいらっしゃいます。さらに、紙の保険証を持っていらっしゃる方、そのほかにもマイナンバーカードは持っているけれども、ひもづけだけはしていないという方と様々な入所者の方いらっしゃいますので、その施設一律的な対応ということは難しいかなと思いますので、入所者個々の方に応じた対応について、その有効期間の中までに施設のほうとしっかりと協議をさせていただきたいと思っております。
質問 3番 重山雅世
法的な部分で伺います。今の現行の保険証を廃止することは、マイナンバー法の法律の面から問題があるのではないかと。マイナンバー法第17条では申請主義設けています。当然任意取得の原則があります。ですから、マイナンバーカードを取得するかどうかは本人の自由で義務ではありません。それを今のやり方というのは、マイナンバーカード取得を強要するものであって看過できません。カードの取得が任意である以上、所持しない国民に不利益となることはやめるべきだと思います。今現在現行の紙の保険証とマイナ保険証が両立している状況で問題は起きていないと思うのです。むしろ現行の紙の保険証を廃止したほうが医療を受ける権利だとか、個人情報の管理にいろいろやっぱり課題は生じると思うのです。その法律的な部分で任意取得の原則、この部分ではどのように町長は捉えておられますか。
答弁 町長 佐々木学
法的な部分は今おっしゃられましたマイナンバーカードの任意取得の原則、ここについては私も十分承知をしているところであります。そのような中で今回の法改正があって、この中で健康保険証の廃止と資格確認書の提供という2つが打ち出されているわけであります。改正の中で健康保険証の廃止のみを改正の項目としているのであれば、マイナンバー法で言う任意取得の原則に違反というか、なのかなというふうには思いますけれども、そこでこの期限を切らずにどうしてもそのマイナンバーカード、そしてマイナ保険証をつくれない。そういう方に対して資格確認書の発行でこれまでどおり医療機関を受診できるという、そういう方策を打ち出したわけでありますので、そういった中ではこの法律改正に違反をするものでもありませんし、任意取得の原則に違反するものでもないと、このように考えております。
質問 3番 重山雅世
今資格確認書とか、そういうのがあくまでも当面の間ということで出ています。これまでの国の動きというのは、どちらかというとマイナ保険証の利用を増やそうとして躍起となっていて、今政府は各健康保険組合に圧力をかけているのです。圧力という言い方だとちょっとふさわしくないかもしれないですけれども、11月時点で利用率50%を目安にして目標設定を求めています。そして、高齢者医療費での組合側の負担を減額するよと。俗に言うあめという部分です。それまで用意して広げようとしています。だから、やっぱりごり押しそのものなのです。健保組合の担当者は、50%の目標は無理だよと、マイナ保険証が便利であれば勝手に広がっていくのではないかと、国が組合に言ったところでしようがないと、そんなような新聞報道もされていました。それと、つい最近、8月30日、ご存じかと思いますけれども、厚労省は健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一本化する省令改正案のパブコメをやって結果を公表しました。合計5万3,028件の意見の提出がありました。そのほとんどが紙の保険証の廃止に反対しています。具体的には、その反対の理由はカードリーダーでの医療機関の受付に不慣れな人が多く、窓口で説明するスタッフが必要になるなど医療機関窓口の時間が増えているとか、他人の情報が誤ってひもづけられているなど、電子資格確認のシステムにはトラブルが多いと、個人情報が漏えいするのではないかとか、資格確認書の発行のたびに今ある被保険者証を残せば何も生じないコストがかかる、そういうことで保険証の廃止やマイナンバーカードに対する不安の声が寄せられています。町長、町長自身は紙の保険証そのものはもうなくすべきだと、基本的にそういう考え方になっておられるのですか。その点改めて伺いたいと思います。
質問 3番 重山雅世
いいです。
質問 3番 重山雅世
いや、個人って。
質問 3番 重山雅世
個人ではない。町長は公人ですから、やっぱり町長としての考え方を求めたいと思います。これまでずっと質疑やってきて、紙の保険証存続は、紙の保険証は廃止したほうがいいですよと、その大前提に立っておられるのかどうか。いろいろ私もこの間紙の保険証の利用率高めることの意義、そういう点は率直に言って感じません。マイナ保険証にしたほうがいいという、紙の保険証を残したほうがいいと、両方あっていいと思うのです。その辺でやはりマイナ保険証の有効性、メリット、安心、安全、利便性、だからもう紙の保険証を廃止してしまってマイナ保険証にするべきだと、基本的にそういうお考えに立っておられるのか。そうであれば、最初の質問に対する答弁分かります。そうでないとすれば紙の保険証も残したほうがいいと、そういう考えがあれば、ただ町民に新しい情報とか、そういう情報を周知するだけ、それを全国の町村会で言っていくというだけで終わるのですか。紙の保険証も残すことも含めて町村会に訴えていくと、そういう立場なのかどうか。その点で答弁求めたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
再度のご質問にお答えしたいと思いますが、まず前段国のほうでこのマイナ保険証の利用率を高めるために、私はちょっと承知をしておりませんけれども、各健康保険組合のほうに国のほうから50%を目指すというような、そんなお話が出ていて、そこへの支援なんかもあるというようなご質問でしたけれども、その詳しい内容は承知をしておりませんけれども、それとは別にやはりこういった制度の大きな改正をしていく上では、一定の期間内である程度支援を出しながら、この充足率一定期間の中でまず高めていくということが私も重要なやり方ではないかなというふうには考えております。ただ、その後はやはり先ほど来申し上げておりますとおりトラブルであったり、いろんな問題点があるわけでありますから、一定の充足率を確保した上で、残りの部分というのは多分言われるとおりトラブルだとか、いろんなものがあって利用しないとか、そういったような方なのかなというふうに思いますので、そこは先ほど申し上げましたとおり一つ一つその課題、そういうものをクリアしながら成熟した制度としていくことでそこの利用率も当然高まっていくでしょうし、残りの部分についても一定の効果が出ていくだろうというふうに考えているところであります。それと、今私町長としての考え方のご質問があったわけでありますが、先ほど来お答えしておりますけれども、マイナ保険証のこの目的が先ほど来申し上げておりますとおり、町民の皆さんがこれまでどおり混乱なく公平、公正に医療を受けられるということがまず基本となるというか、一番大事なところであります。それで、先ほど来申し上げておりますとおり、このマイナ保険証のメリットというのは私も十分承知をしているところでありますし、その制度化について異論はありません。ただ、先ほど申し上げましたとおり、やはりいろんな不安を抱えている方だとかいらっしゃるわけでありますし、さらにはどうしてもそのマイナ保険証を取得できない方もいらっしゃるわけでありますので、その方々に強制的にマイナ保険証に移行したほうがいいとかという、そういうことではありません。しっかりとマイナ保険証を取得できる環境にある方については、その取得をしていただきたいということが私の考え方でありますし、どうしても取得できない方については資格確認書という方法が国から示されましたけれども、いろんな方法があろうかと思いますので、それを組み合わせながら、先ほど申し上げた安心、安全で、そして公平な医療を受けられる環境を整えていければ、私はそこでこの目的は達成できているのではないかなというふうに考えております。
質問 3番 重山雅世
国民皆保険制度の中で現行の紙の保険証で何も不自由していないと、事足りているから浸透していないと、私はそう思うのです、はっきり言えば。ですから、メリットいろいろ言われましたけれども、医療機関の中ではそれは大したメリットにはなっていないということをはっきりお医者さん言っています。町長の言われた。ですから、そういうメリットの考え方では、私と町長とは考え方違うと思います。マイナ保険証で全てメリットがあるというような形では、お医者さん自身もそのような形でおっしゃっておられるし、ですから裁判も起こしているわけです。やっぱりそういう流れもあるわけです。ですから、本当に町民の方が公平に安心して医療を受けられるという点では、やはり強要することのないように。それから、所持したくないという人に対して不利益を与えないようにすると。その部分は、ぜひ基本に立ち返って安心、安全な医療を受けられるという点で責任を果たしていただきたいと最後に述べて質問を終わりたいと思います。