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栗山町議会 令和6年6月会議 2024年6月19日

栗山町職員倫理条例の運用について

2024年6月19日、栗山町議会の一般質問で、鈴木千逸議員が「栗山町職員倫理条例の運用について」質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
鈴木千逸 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 鈴木千逸

通告に従いまして1点ご質問を申し上げます。栗山町職員倫理条例の運用について。栗山町では、令和4年4月1日に栗山町職員倫理条例が施行されました。また、条例の第7条で栗山町内部統制等推進委員会も設置され、この条例の規定を遵守するために必要な体制整備に関すること、職員の倫理の保持を図るための必要な措置に関することなど町長の諮問する内容について審議する仕組みを備えています。条例の制定から2年が経過いたしましたが、運用状況などについて次の点についてお伺いいたします。1、本条例を職員に浸透させる仕組みについてどのような対策を講じているか。2、条例施行後、栗山町内部統制等推進委員会への諮問した内容について。3、職員のコンプライアンス研修の内容及び対象者について。4、栗山町職員コンプライアンスブックが令和6年4月1日に改定されましたが、今回重視した点。5、SNSについてのガイドラインが先進事例に比して不十分ではないかとお見受けするが、今後策定する計画の有無について。以上でございます。

答弁 町長 佐々木学

栗山町職員倫理条例の運用についてでありますが、ご質問にもありますとおり本町では令和4年4月に本条例を施行いたしましたが、その制定の趣旨は職員による公正な職務の執行及び町民の疑惑や不信を招く行為の防止を図ることで、将来にわたり町行政に対する町民の皆さんの信頼確保を目指すことにあります。また、全体の奉仕者としての職員の責務や利害関係者との間における禁止行為等の行動規範を定めることで職員自らが自身の行動を律し、職務遂行のため持てる能力を十分に発揮するための手段ともなるものと考えております。ご質問①の本条例を職員に浸透させる仕組みについてでありますが、制定以後解説資料を作成し、庁内グループウェアにおいて常時閲覧を可能としており、またご質問にもあります職員コンプライアンスブックの適宜改定、周知を通じて本条例を含む公務員倫理の保持、その他の行動規範の周知に努めているところであります。さらに、毎年度のコンプライアンス研修の機会においても本条例に関わる内容を含めるなどの工夫を講じているところでありますが、今後におきましても職員全体の共通認識として一層浸透するよう各職場における活用の機会を含め引き続き周知啓発に努めてまいります。ご質問②の内部統制等推進委員会への諮問内容についてでありますが、本委員会は倫理条例の定めにより町外の専門家を含む有識者3名の構成により令和4年7月に設置したもので、条例の運用を含む内部統制全般に関する評価、検証とともに、有事の際には第三者機関としての役割も担う諮問機関と位置づけております。この間の諮問内容につきましては、今ほどの職員周知に係る取組やコンプライアンス研修の実施、その他条例の運用に関すること、また懲戒処分基準や内部通報制度等の関連制度の制定、その他の体制、環境整備に関することなど取組全般についての評価、検証をいただいているところであり、その結果と意見要旨につきましては過去2か年度の9月議会定例会議において内部統制評価報告としてご説明させていただいているところであります。ご質問③のコンプライアンス研修の内容及び対象者についてでありますが、本条例の制定に先駆けた令和3年度以降、全職員を対象とした公務員倫理、危機管理に関する基本的な研修を行ったほか、まずは管理職を対象にリスクマネジメント、ハラスメント予防、事案発生時における初動対応等に着眼した研修を行ってまいりました。また、オンライン教材なども活用した新採用職員向けの服務、倫理研修も行うなど職階に応じた研修の実施に努力しているところであります。今年度におきましても主査職以下の職員を対象とした接遇、窓口対応に関わる研修や管理職による組織マネジメント研修の継続を予定しているところであり、今後も引き続き職責等に応じたよりよい研修の充実に努めてまいります。ご質問④の今般の職員コンプライアンスブック改定に当たり重視した点についてでありますが、本年4月の改定におきましては内部通報制度に係る外部通報窓口の設置及び懲戒処分の公表基準に係る情報を追加したほか、昨年実施の研修内容を踏まえたハラスメントの理解に係る内容を一部充実し、また議員のご質問にもあります今日的なソーシャルメディアの私的利用に関しトラブル発生時の留意点について追記したところであります。さらに、今年度接遇研修を実施することも踏まえ、電話、窓口等での町民対応に係る基本的な留意点も加えるなど全編的にわたる点検、充実を図ったものであります。内部統制等推進委員会におきましても継続的な改定と周知の取組を通じ、繰り返し職員に浸透させていくことが重要とのご指摘をいただいており、有事の際を含めた基本的な情報として活用されるよう引き続きその内容の充実を図ってまいります。ご質問⑤のSNS利用についてのガイドラインの策定についてでありますが、近年国政レベルを含めSNS上の発言、その他使用上の問題に係る報道が散見されますが、その一方でソーシャルメディアの有効活用は情報の即時性や相互性などから本町のPR、関係人口の創出などにもつながる重要な手段と認識しております。先ほど申し上げましたとおり、この間その私的利用に関する基本的な留意点等について周知してまいりましたが、今後さらに公務での利用を含めた有効活用が求められていることも踏まえ、その運用ガイドラインの充実が必要であると考えております。今後におきましては、他自治体における事例等も調査研究の上、私的、公的双方の適正かつ効果的利用に向けた基準の整備を進めてまいります。

質問 6番 鈴木千逸

ほぼほぼ前向きなご答弁いただきまして安心しておりますというか、こちらの倫理関係の方面につきましては町長もいろいろ心を砕いて改善、改良ということは常々取り組んでいらっしゃるのだというふうにこちらも承知しておりますので、そういう意味では今後もまたますますブラッシュアップといいますか、よりよい体制を整えていただければというふうに思いますが、1点ずつちょっとお伺いしていきますけれども、今回1番目、本条例を職員に浸透させる仕組みについてどのような対策を講じているかという点についてですけれども、いろいろと研修会等でやっていらっしゃるというところではありますけれども、これにつきましてその頻度といいますか、年に1度なのか、それともどの程度のレベル、回数でやっていらっしゃるのか、周知を図るということ、それから浸透するということってやっぱり随分違うと思いますので、回数といいますか、その頻度、年に1遍やっているよとか、あるいは全体は年1だけれども、課所によってはこのぐらいの頻度でやっていらっしゃるとかというようなこともし承知していらっしゃるのであれば、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

職員研修の頻度の関係で再質問いただいたところでありますけれども、やはりこれまで私どもが業務の不手際といいましょうか、事務上のミスが散見をしているということで、非常にそこについては私も条例の第6条に任命権者としての責務がありますけれども、そこはしっかり反省を踏まえてここの研修を中心とした職員への制度の浸透、周知、ここが一番重要であるというふうに考えているところでございます。それで、この条例制定以降様々な研修を実施してきたわけでありますけれども、昨年度につきましては管理職の研修、また新採用職員の研修、一般職全員の研修には至りませんでしたけれども、今年度以降各職階に応じたそれぞれの研修を、集合研修になりますけれども、それをしっかり行っていきたいと考えているところでございます。なお、推進委員会のほうからご指摘をいただいておりますとおり集合研修のみならずやはり日頃からの各職場における、各部署におけるそういった管理職を中心とした日常研修についても重要であるということがありますので、これからはその集合研修と各部署のそれぞれの研修を組み合わせながら全職員が必ず年1回は集合研修なり、それに参画するようなことでこの事業というか、研修事業を進めていきたいと考えております。

質問 6番 鈴木千逸

内部統制等推進委員会のほうからのご指摘のとおりだというふうに私も思います。町長のお考えの中にそれに取り組む用意があるというふうなご発言、ご答弁でしたので、その辺につきましては今後準備が整い次第ということで進めていただければというふうに思います。栗山町職員コンプライアンスブックの例えば一等最初のところに私たち町職員は全体の奉仕者として町民の信頼と期待に応えるため全力で職務を遂行しなければなりませんという、この1文があるのですけれども、これ1文を取っても町長の認識するこの1文と管理職の方、果ては新規で採用された方のこの1文の捉え方ってやっぱり随分違うと思うのです。このコンプライアンスブック一つ取っても見ておきなさいよ、見ておいてねということでは頭では理解するかもしれないし、条例についても同じことなのですが、頭で理解するということと肌身にしみて実感するということって随分違うと思います。頭では分かっているのだけれども、体が反応しないということはありましょうし、肌身で実感していれば反射的に何かあったときには反応できるというふうな。本来コンプライアンスですから、体が反応すると、受け付けないと、これやっては駄目ということについてはもう反射的にそこ駄目でしょうとか、あるいはこれについては2人でチェックすることになっていますよねとかというふうな会話が日常的になされるような組織でないとうまくないのではないのかなというふうに思ってはおりますので、例えば朝礼の時間に5分で結構ですし、全体で誰かがリーダー役、管理職と限らずともいいと思うのです。新卒の方をリーダーにして、あるいは日替わりで順番に朝礼のときに、いろいろコンプライアンスについての教則本みたいなものも出ているではないですか。ぎょうせいなんかを見ますと、これ面白いなと思って見ていたのがぎょうせいという出版社ですけれども、ぎょうせいから出ていたのが「こんなときどうする?地方公務員のコンプライアンス」という図書が2,310円で出ています。Q&A形式で100のQ&Aでいろんなパターンが。これ編集されたのが鵜養幸雄さんという行政学者の方だそうです。私は詳しくは存じ上げませんけれども、いろんな不祥事にやっぱり通じていらっしゃる方で、これは100問あるわけですから、朝礼のときに1問ずつ、時間にしてせいぜい5分か10分だと思いますが、こういうことがあるよ、こういうことはこう駄目だよとかというのを現場のグループごとに朝礼のときにでもなさって、それを毎日やれば4か月で100問は一巡するわけですから、そうすると年3回同じ1冊の本でもやっていくと思います。特に中堅とかベテランの方については当たり前のことに聞こえるし、見えるでしょうけれども、新採用の方ですとか、キャリアが浅い方にしたらやっぱりこれが非常に役には立つというふうに思いますし、そういった方々が今内部通報制度も充実してきたようですし、内輪の総務課長にということだけでなく、外部の顧問弁護士さんに通じて匿名で通報できるというふうな仕組みにもなっていると思いますので、そうするとちょっと正面切って強くは言えないけれども、これってどうなのでしょうというふうな、そういった形での活性化といいますか、コンプライアンスに対するその認識の習熟度が増すのではないのかなというふうにも思いますので、いろいろプランは練っていらっしゃるのだと思いますけれども、いろんな策があるとは思うのですけれども、こちらとしてはやはり実感していただけるような、頭で理解するというのはもう皆さん優秀なエリート集団でいらっしゃるから、頭では分かっていると思うのです。頭で分かっていてもやっぱりちょっとしたうっかりで過失が起こるとか、ミスが起こるとか、ヒューマンエラーはこれは避けられないですから。ヒューマンエラーというのは避けられないので、だったらそうなったときにどう対処するかというふうな手段、あるいはそうならないために、そうさせないために日々どのようにというのはなされたほうがいいのかなと。毎日やるのが一番身につくと思いますので、毎日たくさんの時間は要らないですし、集合研修も折に触れては大事かもしれませんけれども、毎日朝礼のときに1つずつ繰り返し繰り返し毎日必ずやっていくというのがいいことかなというふうに思います。コンプライアンスっていいますか、倫理条例もこんなものなくたってよかったのですけれども、つくらざるを得ないような状況があってつくったわけですから、倫理条例なんてなくてもちゃんとできているよということであれば倫理条例なんて要らなかったはずなのですが、それをつくらざるを得ないような事案があって、やむにやまれず条例を施行したということになると思いますので、条例の目的は結局は町民の福祉増進、役場が関わる町民の皆さんの福祉増進にあるというふうに思います。それが何のためにというと、そのためにこれをつくったわけですから、そういった意味では管理職、町長はもちろんですけれども、中間管理職の方、それから今年新採用になった職員の方に至るまで同じ問いかけをしたら同じ答えが返ってきて、同じ動作をしているというふうなのが望ましいとは思いますが、そうあるためにご努力をお願いしたいなというふうに思います。2番目、条例施行後、栗山町内部統制等推進委員会への諮問した内容についてということにつきましては、おっしゃるとおり毎年、昨年も一昨年も9月の定例会の中で報告という形でご報告いただいておりますので、これにつきましては今後も報告の内容をこちらとしても見守ってまいりたいなというふうに思ってございます。3番目、職員のコンプライアンス研修の内容及び対象者についてということで、ごめんなさい、何かその①と重複したようなあれになってしまっていますけれども、これコンプライアンス研修の内容及び対象者については全体のというのはなかったけれども、管理職、それから新採用の職員についてはあったよということで伺いました。これも1つ質問というか、周知して例えば条例が見れるような環境をつくりました。あるいは、コンプライアンスの研修を対象者はこうだけれども、やりましたということですけれども、習熟度といいますか、その研修を行った対象者がどこまでそれを理解したか、実践できているかということの確認というのは何かできる手段ってございますか。

答弁 町長 佐々木学

今再度のご質問のこれまで実施をしてまいりましたコンプライアンス研修の関係でございまして、先ほど申し上げましたとおり各職階に応じたこの研修をこれまで進めてきたところでありますけれども、対象者につきましてもその職階全員が対象というようなことでございます。そんな中でやはり業務の執行上その研修会に出席できない職員もおりますので、後にいろんな方法を通じてその方が見れるような形で受けていただいていると、そのような状況でございます。そのような中で研修を受けてそれをどう生かすかだとか、その実施にどう結びつけていくかというようなところもあるわけでありますけれども、それについては確認をするということはなかなか目に見えてできることではありませんけれども、冒頭申し上げましたとおりやはりこのコンプライアンス、法令遵守、これが我々公務員が、役場職員が町民の皆さんに信頼をされる役場づくり、役場となるための最低限守らなければならないということでございますので、先ほどご提言をいただきました朝礼時のいろいろコンプライアンスに関わるいろんな挨拶というか、それを兼ねて行うことだとか、また私どもとしてもこの条例、逐条解説も公開をしておりますし、そこをしっかりとコンプライアンスブックも含めて読み込んでいただく、そういった働きかけ、周知、それはしっかりこれからも職員に対して行っていきたいと思います。ただ、この条文、そして逐条解説、そこの上っ面というか、文章の部分だけを読み込んでもなかなかそれを実践に結びつけていくということは難しさもありますので、そこからが個々の職員が行動を律する目的でありますので、どう読み込みを実践に向けて広げていくか、そこが一番重要かなというふうに私も思っておりますので、やはりそれぞれが自分の実践、そして職場での経験、そういったものを踏まえながら、日常的にいろんなことを頭に思い浮かべながらこの法令遵守、コンプライアンスの部分についてはしっかりと行っていきたいと考えております。

質問 6番 鈴木千逸

要は習熟度を図る一つの方法としてテスト、試験、考査があるというふうに思います。そんな難しいことではなくてもいいとは思うのです。それで、同時に一回にいっぱいやりましょうということでなくてもいいと思うのです。大事なのはやっぱり長い時間、短くてもいいから継続してやり続ける、もう日々認識しておく。コンプライアンスって毎日言われるけれども、そうだよね、大事だよねというふうな認識を職員の皆さんに持っていただく。何のためにコンプライアンスの勉強するの、それは町民の福祉増進ですよと。誰に聞いてもそういう答えが返ってくるというところが望ましいというふうに思います。テスト取り入れたらいいのでないのかなというふうに思います。結局条例もコンプライアンスのガイドブックもそうですけれども、要は大事なのはその条例の精神っていいますか、一言一言の文言よりも何でこの条例ができるに至ったのだという条例の精神みたいなもの。以前もフィロソフィーという言葉で都城フィロソフィーの事例をもって、そういった職業に取り組む哲学的なものが必要ではないですかというふうなことを申し上げておりますけれども、条例が成立するまでのその精神っていいますか、何のためにこの条例ができたのだと。では、この条例ができてコンプライアンスブックって何のためにあるのだと、そういったところの根本的なところをしみ込ませていく、職員の皆さん方に浸透してもらうためには、やっぱりその考査も必要でないのかなと。そんな面倒くさいことは要らないと思うのです。本格的にコンサルティングを頼んでそういった考査のというと数十万円とかという形で今インターネットを見ても公務員のコンプライアンスの試験とか考査とかというと結構な金額で、お金かけたからどうということではないと思うのです。先ほどの2,000円の本を持ってきて、これについてどう思うというふうな程度のものでいいのだと思います。そういった形でテストが非常に有効ではないのかなというふうに思います。頭では多分理解できているけれども、体でといいますか、要は実感として身にしみていただくのにはいろいろこれまで発生した事例だとかも、その解説も必要だと思います。例えばこういった事例があって、ちょっと町民に迷惑をかけることがあったけれども、これは町民にどのような迷惑がかかったと思いますかって想像してもらう、イマジネーションしてもらうだけでも随分違うのだと思います。そこに思いが至らないから繰り返すというふうなことも考えられると思いますので、そういった形でのテストですとか、事例に踏み込んだ形での内容の考査といいますか、確認といいますか、そういったことが必要ではないかなと思いますけれども、その点につきましては町長いかがお考えでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

今ご指摘のありましたこの習熟度、そこの確認をしていくということは、私も重要なことではないかなというふうに考えております。そこで、ご提言のあったテストというようなところでありますけれども、どのような形がよろしいのかちょっと今ここではっきりとお答えすることはできませんけれども、例えばいろんな研修会を実施いたしますが、前段でやはり習熟度を時点時点で確認をしていく方法を取るだとか、あと先ほど申し上げました各職場単位、部署単位での管理職を中心とした研修の中で事例を挙げての様々なその考察する、そういう研修、そういったものを取り入れていくなど様々な方法で我々が信頼回復に向けて進めている到達点というのが今どの辺に位置しているのか、それが習熟度を図るということになろうかと思いますので、いろんな方法をこれから総務課中心に検討いたしまして、何らかの方法でそこは確認をしていきたいと考えております。

質問 6番 鈴木千逸

ぜひお願いしたいなというふうに思います。もし本町での事例があんまり生々しくて芳しくないということであれば、他の市町村の事例で構わないのです。こういう事例がよその町であったけれども、これで町民の方どんな迷惑被ったと思うかということを想像してもらうだけでもそれは役に立つと私は思います。普通の神経があって、まして役場に奉職していらっしゃるエリート集団の皆さんですから、ちょっと踏み込んで考えていただければ理解できるし、すぐ身にしみて効果は現れてくるのではないのかなというふうに思いますので、町長ぜひそれにつきましては実践を目指していただければなというふうに考えます。次、4番目の町職員コンプライアンスブックが令和6年の4月1日に改定されましたが、今回重視した点ということでいろいろと先ほどご答弁の中にございましたが、切り口を変えて別な角度でちょっとお尋ねしますけれども、これ情報として総務課から正式に資料要求ということで私は頂いたので、私のパソコンには今入っているのですけれども、役場のホームページ探してもやっぱりこれ出てこなかったと記憶しているのです。今は分からない、今出してくれているのか分かりませんけれども、これぜひ公開して町民のどなたも役場はこういうコンプライアンス基準を持って、こういうことでやっているのだなというのが見えるようにしておいたほうが私はいいと思うのです。町民の皆さんも役場の職員の皆さんってこういうふうなことで自分たちを律していらっしゃるのだなということが分かれば、言葉は適切でないかもしれませんけれども、やっぱり町民全体がもう見ていると。衆人環視といいますか、要はそういうガラス張りの状態で役場の職員の皆さん方頑張っていただいているというふうな環境がつくられるというふうに思います。そうあるべきだというふうに思いますし、それが望ましいと考えております。もう一点、ちょうどこのガイドブックの35ページは、これ不祥事が発生したときに対応の基本フローというのが実は載っているのです。35ページを見ますと、事案が発生したら、それぞれ不祥事を発見したら通報、相談必ずして、もうその所属課の上司、内部通報の窓口、あるいは他の課所の上司でもいいから必ず通報しなさいよということで、そうすると次の矢印がその担当、相談を受けた側が事実確認という流れになっていて、詳細の把握、情報の整理して報告書の取りまとめをして町長、副町長。ここ町長、副町長、教育長への報告というのは、通報を受けたところから点、点、点という形で何か点、点、点な感じで町長、副町長に報告するようにというのはなっているのですけれども、これについては何があってもその日のうちには町長のお耳に入るような仕組みをもっと明確にしたほうがいいのでないかなというふうに思います。最終的にジャッジするのも、いろいろ責任を負うのも町長ですし、やっぱり何かがあったと、まずいことあったよっていったときには報告を受けたところから真っ先に町長、副町長に、あるいは教育長に報告がなされるというふうな体制にしたほうが望ましいと私は考えるのです。今申し上げました2点、コンプライアンスブックの公開の点と、それから対応の基本フローの流れについて、ガイドブックそのものは非常によくできているし、これを読み込んで身につけていただいたら大変いいことだというふうには思うのですけれども、不祥事があったときって時間勝負という側面も必ずあります。クレーム処理の大原則は時間ですよね。時間だと思います。時間がかかればかかるほどやっぱり相手を怒らせてしまうしということがあり得ます。不祥事も同じで、不祥事も発生したらやっぱりすぐ対応するというのが望ましい。そのためには一番最初の時点でもうトップにまずは報告があって対策を仰ぐという、そういうスタイルというか、そういうフローが望ましいと思いますので、この点につきまして町長どうお考えかご答弁お願いします。

答弁 町長 佐々木学

再度のご質問にお答えしたいと思いますが、コンプライアンスブックの改定につきまして毎年度改定をしていくという、見直しをしていくということで今進めているところでありますけれども、この関係についてはやはり条例を含めてコンプライアンスブックを形骸化させないということが一番大事なことでありまして、私どもとしてはその時世だとか、いろんな事案に応じてこの内容については毎年度やはり見直して、改定するべきものは改定していくことが私も大変重要であるというふうに考えているところでございます。その中で、やはり我々職員だけではなくて町民の皆さんに監視の部分も含めて取組の内容について周知をして知っていただくということも大事なことであるというふうに思いますので、単に変わった後のコンプライアンスブックを更新していくだけではなくて、今議員ご指摘のとおりこのような事案があり、またご時世の中でこのように変えたということは、やはりしっかりと周知をしていく必要があると思っておりますので、ここについては、6年度の改定分については早急にホームページ等で周知をしていきたいと考えております。それと、不祥事発生時の事実確認の部分でいろいろとフローの整理をしながら、それに基づいて当事者となる職員、またその上司である課長等々の今やるべきことと流れを整理をしているというのがこのフローであります。これは一つの形としてつくっているということでございまして、このとおりにやっているとやはり今ご指摘あったとおり副町長なり私への第一報がかなり時間のロスといいましょうか、ずれが出てくる可能性もあります。その中でやはり第一報を聞いて私自身の立場として指示をすることも当然あるでしょうし、このような基本的な流れの中で進めてはいきますけれども、今回のいろんな事務のミスもございました。そのような中でしっかりと今後についてはまず一報、これが私のほうまで来るようなこのフローの流れに変えていきたいと。その中でしっかりやるべきことについては従来どおりそれぞれの対応方針、やるべきこと、そこを明記しながら職員のほうにも周知してまいりたいと考えております。

質問 6番 鈴木千逸

ぜひともコンプライアンスブックについては公開いただけるということですので、早めの対応をご期待しておりますし、フローにつきましても非常に酷な言い方に聞こえるかもしれませんけれども、町長、副町長、申し訳ありません、そして教育長の三役の皆さん方は365日24時間やっぱりその責務の中にあるわけなのです。我々だって、議会も今BCPを策定して災害があったときにはどうするのだというふうなことを決めてやっております。議会の場合は災害のということにはなるわけなのですけれども、町の場合にはそれだけでなく、その災害はもう当然のことながら、こういった不祥事があったときにはやっぱり三役の皆さん方というのはいつ、いかなるときでも一報を受けて適切に指示する、あるいは現場に任すとかというふうな判断をするべき立場におられると思いますので、大変ご苦労は伴うとは思うのですけれども、ぜひそのような形でお願いをしたいと思います。次に参ります。SNSについてのガイドラインが先進事例に比して不十分ではないかとお見受けするが、今後策定する計画の有無についてということにつきましてはこれから検討するというふうな、これにつきましても前向きなご答弁いただきましたので、期待するところでございますが、一つ空知管内でいろいろ探したのです。もしかしたら、ほかの市町でつくっているけれども、ホームページにアップしていないとか、そういったところもあるのかもしれませんが、ホームページ上で確認できた内容で美唄市がソーシャルメディアの利用のガイドライン、17のQ&Aの形式で作成されておりました。結局その新採用の職員の方、逆に言うと今の若い人たちのほうが使い方よく分かっていらっしゃるのかもしれませんけれども、でもいろいろやっぱりトラブルがあったり、今朝も北海道新聞でSNSが原因でというふうなニュースが社会面に2つぐらい載っていたかなと思います。毎日のように、この間旭川で何か本当に痛ましい事件といいますか、あって今毎日のように新聞に出ていますけれども、あれも事の発端はSNSだったというふうな形で、SNS使い方が正しければ役に立つし有益なツールではあるのですけれども、使い方を間違うと事故、事件に巻き込まれたり、あるいは非常にそこまで言わなくても誰かの、人の気持ちを傷つけたりとか、残念な結果を招くことになりかねないという、そういうツールでもあります。やっぱりこのガイドラインにつきましては、今の新しいガイドブックのほうでは1ページ半ほどページを割いて事は書かれてございます。頭のいい職員の皆さんであればこれだけで十分なのだというふうに思いますけれども、やっぱりより具体的な形で策定をお願いしたいなと思いまして、町長もそのようにするというふうなご答弁をいただいたので、これにつきましては期待しておるところですけれども、言ってしまえば地方公務員法の33条に全部包含される事柄なので、その地方公務員法の33条があればそれで済む話なのだけれども、かみ砕いて分かりやすく事例ごとに提示してあげたほうがより親切だと思いますし、思いもかけないところで過失と言ってはあれですけれども、そんなつもりではなかったのだけれども、こう書いたことがちょっと裏目に取られてしまうとかということはよくある話でございます。なので、そのガイドライン、もう一つ先進事例でこれもホームページですぐ見つけられると思いますけれども、千葉市の職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドラインということで、こちらも22のQ&A形式でやっぱり内容が載っています。こういうときはどうなの、こうしたときはどうするのとかっていったことが載ってございました。探せばもっともっといっぱいあったのかもしれませんけれども、ざざっと見ただけでもそういう形で、要は職員歴の浅い方、中堅の方、ベテランの方問わず、今SNSを使うときにうっかりとか、ちょっとしたところでえらいことになるということもなりかねませんので、その辺のガイドラインの策定につきましてはぜひ町長、いろんなところの事例を参考にしていただいて、栗山町にふさわしい、栗山町も今いろんな課所でホームページなり、SNSなり、エックスなりを利用して役場からの情報を発信するということをやっていらっしゃいますので、そういったところでそういった事例を参考にしていただければというふうに思いますが、具体的な事例というところではいつ頃めどでどのような内容を、今の段階で答えれる範囲で結構ですけれども、このような感じで考えているということがもしおありでしたら、ご答弁いただければありがたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

SNS、ソーシャルメディアの関係で、この関係については冒頭申し上げましたとおり今全国的にもこの部分での事件、事故、こういったものが散見されているというような実態もあるわけであります。そのような中で、一方でこのSNSを活用した町の情報発信であったり、関係人口の創出に向けたいろんな取組、こういったものを上手に発信をしていくことでその有効利用、これはこの今の時代の中で即効性だとか、迅速性を踏まえますと有効な手段であるというふうに私も考えているところでございます。そのような中で、ただ先ほど申し上げましたとおりいろんな事件、事故もございますし、職員の中にも効用性だとか、有効性だとか、そういったものをしっかりこちらのほうから提示することによってさらにその有効性も増していくというようなこともあるかなというふうに思いますので、今は先んじて公的な部分、これは例えば栗山の公式のエックス、旧ツイッターですけれども、そういったものですとか、くりやまほっとらいふ、くりやまのおと、こういった部分については先んじて運用ルールづくりを今進めているところでございます。そして、冒頭答弁で申し上げましたガイドラインの基準の整備に向けてこれから進めていくという部分については、やはりその公的な部分だけではなくて私的な部分も当然整理をした上でこの整備を進めていかなければならないというふうに考えているところでございます。そのような中で個人、また公的、そういった部分の基本ルールだとか、禁止事項の設定、こういったところはやはり基本になる部分でありますので、しっかりと周知したい、ガイドラインに載せていきたいと思っております。そのほか議員のほうからご指摘ありました他の先進地でもありますように、この運用に当たっての留意点だとかQ&A、こういったものも盛り込んでいくということでございます。それと、先ほど申し上げましたSNSの有効性、こういったものを高めていくために町としてこういうものを発信すべきだとか、制限をかけるわけではありませんけれども、効果的な運用に対する情報の提供というか、そういったものをしっかりと周知していくことによってよりよいものになっていくのかなというふうに思っております。まだ時期は定めておりませんけれども、なるべく早い段階でこのガイドラインの策定に向けて取り組んでいきたいと考えております。

質問 6番 鈴木千逸

賢明な町長のことでございますので、早いタイミングで一定程度の効果があるような形で示されるのだろうなというふうに期待しております。全般倫理条例に関して質問をさせていただきましたけれども、本来倫理条例、こんなものなくても済んでいれば済んだはずなのですけれども、そうもいかない事情があって今倫理条例を施行したわけであります。これの実効性を担保するためには、今ほど質問の中でもいろいろ周知ももちろん大事だし、やっぱり考査みたいな流れも大事だと思います。それから、何か事があったときには報告の流れも、こうあるべきというふうにも思います。本町の役場のつくりを考えますと、役場本体は町長がいる、副町長がいる、総務課があるという中で非常に組織としてはそれであるべき形だというふうに思いますので、非常にいいと思うのです。離れがありますね。離れという言い方していいのか分かりませんけれども、教育委員会だけちょっと離れています。教育委員会は教育長がいらっしゃって、そして社会教育課、学校教育課という2人の課長がおられて、いろいろその他の役員の方、職員の方いらっしゃるという中で組織というか、建物が離れているところも、こういうところは重点的に引締めが必要でないかなというふうに思いますので、そういったところにつきましては十分承知もしていらっしゃると思いますので、いろいろは申し上げませんけれども、今町長とやり取りさせていただいた部分につきましてご承知いただいて、ご認識をいただいて役場職員でよりよい役場、栗山の役場はいいね、役に立つねと、やっぱり最高だねと言っていただけるような役場を目指していただきたいなというふうに思います。町民の福祉増進が目的の倫理条例でございます。そういったところを理解していただいて、何のために我々この仕事をするのだ、何のためにこの条例はあるのだということ、そういった精神をよく理解していただいて取り組んでいただければなというふうに思います。そういったことを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。

出典:栗山町議会 令和6年6月会議 2024年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる