栗山町議会 令和5年12月会議 2023年12月13日
(1)男女賃金格差是正、非正規公務員処遇改善を/(2)小中学校に生理用品設置を
2023年12月13日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「男女賃金格差是正、非正規公務員処遇改善を」「小中学校に生理用品設置を」について質問し、町長 佐々木学、教育長 吉田政和が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学、教育長 吉田政和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 重山雅世
私は、通告に従い大綱2点質問いたします。まず、1点目です。男女賃金格差是正、非正規公務員処遇改善をです。令和2年4月の地方公務員法改定により、それまでの臨時、嘱託職員などとされていた非正規公務員を会計年度任用職員とし、任用期間の契約更新は2回とした。行政改革で正規職員が減少し、自治体の非正規職員が増え、非正規職員が業務を支える存在となっている。本町の令和5年度当初予算では、職員135人、前年度は129人でした。会計年度任用職員99人、前年度は80人である。正規と同じフルタイム、週38時間45分以上で働く職員は6人のみで、パートタイムが圧倒的に多い。総務省労働力調査によると、日本の令和4年の非正規雇用者数は2,101万人で雇用者全体の36.9%を占め、この20年間で約1.5倍に増加。非正規雇用労働者の賃金は正社員の67%で、平均年収は198万円。賃金の官製ワーキングプアを生んでいる。また、非正規雇用の7割が女性で、男女賃金格差の要因にもなっている。公務非正規女性全国ネットワーク、はむねっとの渡辺百合子代表は、非正規職員は単なる補助業務ではなく自治体の基幹業務にも関わっており欠かせない、不安定な雇用を見直す必要があると述べています。福祉や教育などに関わる非正規労働者が専門性を生かし、雇い止めの心配なく安心して働き続けられるよう、望む人は正規化する仕組みをつくるなど、非正規ワーカー待遇改善を図るべきと思うが、見解を伺う。2点目は、小中学校に生理用品設置をです。今年度から全ての道立高校でトイレに生理用品を置くことがスタートした。道教委は454人の生徒からアンケートの回答があり、学校で生理用品が手元になくて困った経験があるが351人、77.3%、友達に借りた、譲ってもらったが80.3%、トイレットペーパーなどで代用が48.7%、交換せず我慢したが27.9%と答え、急に生理が来て困ることが多くあり、設置されたらうれしい、生理用品が置いてあると安心して学校に行けるという声のほか、利用した生徒は172人で37.7%、その全ての生徒がまた利用したいと回答していた。道内では、帯広市、旭川市、苫小牧市、芽室町などが設置を開始している。女性にとっては生理用品もトイレットペーパーと同じように日常的に使うもので、子供たちが心身ともに安心して学校生活を送るために本町でも設置してはどうか。また、生理と月経前症候群、PMSの理解を深めることにつながると思うが、見解を伺う。
答弁 町長 佐々木学
1点目の男女賃金格差是正、非正規公務員処遇改善をについてのご質問でありますが、会計年度任用職員制度は、各地方自治体において待遇や採用の取扱いに差異があった臨時職員や特別職非常勤職員などの非正規職員の任用、処遇上の課題に対応することを目的に令和2年4月より施行されたものであります。本町におきましても法の施行と合わせて本制度に移行し、議員のご質問にありますとおり、令和5年度一般会計予算において延べ93名の職員を雇用することとして予算計上したところであります。また、職員の採用に当たっては、町広報やホームページで公募を行い、選考の上採用しているところであります。ご質問の会計年度任用職員を正規化する仕組みづくりなど、待遇改善についてでありますが、正規職員は地方公務員法及び条例において競争試験による採用としております。このため、正規職員として任用する場合は、競争試験により能力実証を改めて行うことが必要となるものであります。また、待遇におきましては給与では令和2年度より期末手当の支給をはじめ、令和6年度からの勤勉手当の支給開始、福利厚生では特別休暇の導入など働きやすい環境づくりに向けて改善を進めているところであります。今後も国の制度改正の動向なども踏まえ、引き続き処遇の改善を図ってまいりたいと考えております。2点目の小中学校に生理用品設置をのご質問につきましては、教育委員会より答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 吉田政和
ご質問2点目の小中学校に生理用品をについてでありますが、今年3月に道教委において道立高校における生理用品の先行配置モデル事業を実施した際のアンケート調査結果によると、学校のトイレに生理用品があったら利用すると答えた生徒が98%、生理用品が手元になくて困った経験がある生徒が77%など、その必要性については十分に理解するところであります。また、生理用品は心身ともに健康で安心、安全な教育環境づくりには必要なものと認識しているところであります。現在町内小中学校においては、養護教諭が保健室で配布しており、これに併せて児童生徒の健康状態や心理的ケアにも配慮しつつ、人間関係をつくりながら対応しているところであります。トイレへの生理用品の配置についてでありますが、現在のところは考えておりません。なお、児童生徒から直接相談や要望等は今のところありませんが、困り事や悩み事を自ら伝えることができずにいる児童生徒が存在する可能性がありますので、引き続き困っている児童生徒に対し十分な手を差し伸べられるよう相談体制の充実を図ってまいります。児童生徒への生理や月経前症候群、PMSへの理解につきましては、高学年における保健授業や性教育、また修学旅行等宿泊を伴う行事の前に養護教諭や女性教諭によって指導しているところであります。栗山町教育ビジョンにも掲げております主体的、対話的で深い学びを推進するため、児童生徒1人ずつ丁寧な対応を心がけてまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
質問 3番 重山雅世
まず、1点目です。本町の働く人の割合的に正職員135人ですね、当初予算。それから、先ほど質問しましたけれども、今現状は非正規100人になりましたよね。こういう状況、135人が正職員だよ、あとは100人も非正規がいるよと、こういう現状を、まず町長、正常な状況だと思いますか。当初の質問の中で非正規割合、非正規の方の業務内容というのは決して補助的だけではないと思うのです。まず、この現状をどうつかまえるか、こういう状況のままでいいですかということをまずお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
重山議員ご指摘のとおり今の行政体制につきましては、正職員が135名、そしてこの会計年度任用職員、フルタイムが6名でパートタイムが93名ということで99名。合計いたしますと、一般会計のベースでありますが、約230名ほどの職員というか、それで行政体制を構築しております。この会計年度任用職員の割合は40%を今占めるということでございますが、他の自治体の状況を見ても私どもと同じような傾向が見られているということでございますし、また正職員の数よりもこの会計年度任用職員のほうが多い自治体、類似団体もございます。そのような中で、今の厳しい財政状況、そして社会情勢の中でいかに行政を維持していくか、行政体制を構築していくかということになりますと、やはり正職員と会計年度任用職員の皆さんの力を合わせてこの行政を推進していくと、町行政を推進していくということが今求められている姿というふうに感じております。その割合的なものについては、それぞれの町の形態だとか事情もございますので分かりませんが、私どもの町としてはこの正職員135名が職責をしっかりと持って政策に集中する人数で働いておりますし、その我々正職員を補助していただいているのが会計年度任用職員の100名というような整理をしているところでございますので、このような状態の中で何とかこれからも行政を進めていきたいと考えております。
質問 3番 重山雅世
今現状ではそのまま、もう非正規の割合が四十何%になるよと。それほかの自治体は、もっと非正規の割合のほうが高いところももちろんあると思います。その割合を高めるとか、そういうことをということも、そういう観点もあれなのですけれども、今失われた30年という言葉あると思うのです。やはり国の政策でもって、この間正規を非正規にした、労働者派遣法から始まって。ですから、その状況が、今の経済がどうなっているかという視点もとても大事ではないかなと思うのです。それで、結婚したくても非正規のままでは結婚できないよと。少子高齢化ってどこの自治体も抱えている、人口減少も抱えていると思います。その要因の一つにもなっていると思うのです。賃金が上がらない国、成長の止まった国と言われております。そして、首相自らコストカット経済をやってきたと、そういうことも言い出してきているわけです。ですから、この非正規にするということは、人をコストとみなすのか、そこの視点。やはり首長として働く人を大事にするというのは、当然のことだと思うのです。身分が不安定なまんまでいいのか。私最初の通告に出しました。前も私何回も言ったことあります。働く貧困層、年収200万円とよく言われますけれども、今、年収300万円ぐらいの人も加えるともっと割合高くなると思います。そして、先ほど最初の答弁の中では、もし正規にする場合は試験があるよと。ですから、町長の考え方一つで、私は少なくともフルタイムで働いていらっしゃる方をはじめとして、最初に望む人があればぜひ町の試験受けて、そして町職員としての道を歩んでくださいと、そういうような方向というのは行政自らが率先してやるべきでないかなと思うのです。そして、本町の場合はこの会計年度任用職員の中には地域おこし協力隊の12人入っています。でも、地域おこし協力隊の場合は月額の報酬が23万3,000円ですか、決められていて、財源内訳は何か特別交付税だということを聞いていました。そして、その中には支度金だとか、住宅手当、寒冷手当とか含んでいます、あの地域おこし協力隊の場合。でも、大方の本町に勤めていらっしゃるパートの方は本当に最低賃金が保障されているかどうか、時給で見たら、そういう状況ではないかなと、そう思うわけです。ですから、これが正常な状況かなというのをまず私はすごく考えるわけです。望む人については、そういうぜひ、人が足りないのは非正規の力も借りながらやっているわけですから、今の業務量から見て仕事はあるわけですから。そして、常時フルタイムで働く人や何かを含めて、まず正規の道も選んでくださいというような働きかけとか、そういう考えがあるのかどうか。非正規のまんまでいてくださいと、そういう気持ちでずっとこのまま臨もうとしているのかどうか、その点でも、まずお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
この会計年度任用職員制度の導入背景というか、ここに対する私の考え方について、まず冒頭述べたいと思いますが、今重山議員がおっしゃられたとおりワーキングプアですか、この解消ということは国家的なその課題でもあったわけであります。そこを何とか改善していこうということで国が大きな制度改革を行いまして、会計年度任用職員制度が構築されたというふうに私は認識をしておりますが、私自身としてはこの導入については非常に同意をするというか、よかったなというふうに感じております。今まで臨時職員だった方々の処遇、また給与面も大きく改善をされるわけでありますから、その点については非常によかったと評価をしているところであります。そのような中で、この会計年度任用職員に対する私の考えというか、思いでありますけれども、冒頭申し上げましたとおり私ども正規職員と会計年度任用職員の方、これが協力して町行政を推進しているという、そういう認識はまず持っております。その中で、やはりこの職責だとか業務内容は別といたしましても、私どもの町政に欠かすことのできない存在であるというふうに思っておりますし、また業務の内容もほとんどが補助的な業務でありますけれども、そこには正確性であったり、一定の事務能力というのは求められるわけでありますから、それでやっていただいているということは、やはり事務能力含めて十分評価をしているところでございます。そのような中で、今町長の裁量の中でこの正規職員への採用というようなお話もありましたが、そこについては冒頭ご答弁申し上げましたとおり、地方公務員法並びに条例の中で基本的には採用に当たっては競争試験というところでやっているところでございます。ただ、選考採用という道も特例的にあるわけでありますけれども、この関係につきましてはやはり特定の、そこも条件がありますけれども、国家公務員等の資格を持つような方であったり、特にこの専門性だとか、そういった公務員と同等のそういう技術、能力ある方を採用する場合だとか限られているわけであります。ですから、今会計年度任用職員の方も含めて一般の方を採用する場合の平等性だとか、そういった能力の実証方法としては一定のやり方、これは競争試験というふうに私は考えておりますが、そこを通ってきた方の中から、そこから先が町長の裁量の部分かなというふうに思っておりますけれども、そのような方法で職員の採用は行っていきたいということであります。しかしながら、最近、まず基本は新卒者の採用ということで町のほうも進めております。空知管内の共通の試験を受けておられる方等々が中心でありますが、それでも近年この人材不足といいましょうか。なかなか募集人数があったとしても、そこに満たない部分もございます。さらに、本町、以前行革の推進をしてきた中で、やはり一定の年齢層のところで職員数が少ない、バランスが悪いところがありますので、そういったところを今社会人採用という形で試験を別にやりまして採用していることがございます。ですから、そういう社会人採用の試験をやるときには、今も広く門戸は開いておりますが、会計年度任用職員の方にも当然周知はされているというふうに考えておりますし、そういった正職員になる試験を受ける門戸は開いていきたいというふうに考えております。
質問 3番 重山雅世
人材不足というのは、どこも今企業でも言われています。そして、役場の職員のみならず。この間、社会人枠でこれまで本当に人件費、辞めた人の分だけ採用しないできたそのツケがずっとピラミッド型のというか、そういう職員の年齢構成の部分でもすごくひずみがあって、社会人枠をしたよということも十分知っています。それで、私は、先ほど専門職などを含めて選考採用の仕組みもあるのだよと、そういうことなんかがこの会計年度任用職員の方に周知、行き渡っているのでしょうか。会計年度任用職員の場合は、あくまでも公募でやっていますよね。パート的な方が第1号会計年度任用職員、それからフルタイムの方が第2号、1号さん、2号さんという言い方するのかどうかちょっと分からないですけれども、そういうような区分けしているかと思いますけれども、今回の補正なんかにも出てきますけれども、勤勉手当が出るようになったとか、そういうことも改善はされていますけれども、でも期間は最初もう1年ということでしたから、雇い止めになる、そういう不安は常に抱えているわけです。だから、そういう点でやはりしっかりと周知、私はされているとお聞きしたのですけれども、現実にどうなのかなと。私は、実際に働いた方にそういうお話聞いたことないです。こういう道があるのですよ、もしあれでしたらと。エッセンシャルワーカーとか、ソーシャルワーカーとか、ケアワークだとか、そういう専門的な方、福祉の専門職の方などを含めて、今現にいるフルタイムの方以外の大部分の方がやっぱりこの期限で終わりみたいな、そういう不安も抱えているわけです。それから、条件的にもあの金額だと思います。ですから、私令和2年4月から始まったときの臨時職員説明会資料というのたまたま見つかって見てみたのです。会計年度任用職員とはと、こういうあれで臨時職員の方に対する説明会、令和2年の1月にされているのです。その中でこういう制度がありますよという形の紹介含めて、そしてこのときの公募、職種一覧という形で任用職員募集職種一覧、令和2年度でざっと、この当時56名でしたね、何かたしか。そういうような形で、金額的な部分も全部書いています。ですから、今もこういう形でやっているのかどうか、公募の状況、応募、申込用紙や何かどうなっているかちょっとあれですけれども、今回産業のほうで、森林のほうの会計年度任用職員募集の案内も出ていましたけれども、地域おこし協力隊を募集するような形で出ていましたけれども、やはりこれ正職員化していくということをしっかりと打ち出して、その道があるのだよということもお伝えするという点では、私はちょっと不十分ではないかなと率直に思います。それと、11月の28日の道新の報道の中で、札幌で地方公務員の長時間労働を取り上げて過労死防止のシンポジウム開かれているのです。その中では、自治労本部の意識調査、労働者に対する。仕事のどこにストレスを感じるかだとか、そういう質問に対して仕事の内容にストレスを感じるよだとか、栗山の職員組合もストレスチェックとか、そういうアンケートなんかも取っているやに聞いていましたけれども、退職を考えることがあるのかというのに対して考えたことあると。その理由は、職場の雰囲気だよとか、人間関係で、特に若い人の場合は年配者との世代間ギャップを感じて仕事への責任感に負担も感じていると。やっぱりそういうようなアンケートも出されて、その中には弁護士だとか、それから実際に役場の職員だった方で自殺してしまった遺族の方だとか、そういう方も参加してシンポジウム開かれているのです。その中で北海学園大学かな、のコーディネーターの川村教授の発言を私すごく注目して見ていたのですけれども、やはりこの間過重労働の背景というか、そういう背景には公務員の定数削減、公務の非正規化と民間委託、それを指摘しているのです。そういう中で若手職員の離職率も高いよと。本町の場合も、あらっというように若い方が離職されるケースもあります。ですから、そういう点でもやはり定数がこの間国の政策の中で人件費削減、給料も下げればいいというような、そういう流れにずっと沿ってきた状況の中で今の人材不足している。それから、少子高齢化の要因もあるのでないかなと、私はそうも感じているわけですが、町長の認識の中ではちょっとあれですけれども、少子高齢化の要因という点では、若い人が非正規で結婚もできないような状況になっているのだよとか、そういうような一因というのはどう捉えていらっしゃいますか。私はそういう一因があるのではないかなと思うわけですが、その点でどうですか。
答弁 町長 佐々木学
何点かご質問があったかなというふうに思うのですが、まず会計年度任用職員の皆さんに対する正職員への道といいましょうか、その周知の関係でまず1つご質問あったかなというふうに思います。私ども説明会だとか、そういったことで今会計年度任用職員の方に周知をしている内容としては、やはりその処遇面だとか、会計年度任用職員に関する事項について周知をしているというのが中心でございます。私が先ほど選考と言ったのは、そういうものを周知をするということではなくて、採用試験、これは選考であっても採用試験というところは実証の中でやっていくべきだというふうに先ほど申し上げましたので、その社会人採用試験があるよということは、この会計年度任用職員を含めて広く周知をするわけでありますので、そこの周知はしっかりこれからも行っていきたいということで最初にお答えさせていただいたということでありますので、よろしくお願いしたいと思います。それと、2点目のいろいろと過労死だとか、そういったようなものの中で働きやすい環境づくり、若者の離職等も含めた中でご質問が1つあったかなと思いますが、昨日の同僚議員さんとのやり取りもありましたが、今栗山町職員の人材育成確保の基本方針という新しい方針の策定始めているところでありますが、そこの目指す方向性の一つの大きな重点項目として職場環境の整備、改善というところも出てくるわけでございます。ですから、この会計年度任用職員の方も含めて、やはり働きやすい環境をいかにつくっていくか、その方々がご自身のライフワークを大切にしながら生き生きと働き続けられる環境、力を発揮できる環境というのはこの新しい方針の目指すところでもありますので、そういったものもしっかりと検討しながら、正職員だけいいというわけではありませんので、正職員も同じこの職場で働く会計年度任用職員の方も含めて働きやすい環境づくりというのをこれからも進めていきたいと考えております。それと、3点目、最後の関係でありますが、少子高齢化に起因をして、今若い方がなかなか結婚できないとかというような、その要因としてご質問にありましたこの官製ワーキングプアというか、低賃金のところもあるのではないかと、要因として。そんなようなご質問だったかと思いますが、結婚と賃金の部分については結びつくところもありますが、影響というのは少なからずあるのでしょうけれども、そこが直接的な要因ではないかなというふうには思っております。その中でやはり今の日本全体として低賃金というところの大きな課題解決に向けて、今国挙げて、そして企業を挙げて取り組んでいるところでありますので、そこも一気に改善されるということはないかもしれませんが、少しずつ賃金水準も上がっていくでしょうし、またそれに伴って様々な処遇、待遇、こういったものも改善されていくのではないかなというふうに考えておりますので、その選考的なものがこの会計年度任用職員制度であったというふうに思っておりますけれども、これから日本が少子高齢化、大きな課題に向き合っていく中でこの賃金のさらなる改善というのは重要な項目であると思っておりますので、そのような私は認識でおります。
質問 3番 重山雅世
決算審査特別委員会の資料の中で、課所別の会計年度任用職員の雇用状況というのを頂いております。そのときは72人のあれですけれども、現にフルタイムは6人ですけれども、パートタイムが72人で、総務課2人、経営企画課2人、それから若者定住とか、全部の課に何人かずついて、一番多いのが福祉課20人、住民保健課10人とか、それから教育委員会が20人という形で出されています。私は、こういうパートタイムで働いている方々、特に女性も多いかと思います。特に福祉課関係などでは。だから、女性の賃金の格差という点でも、もう既にこの時点で出てきているわけです。それで、私、以前臨床心理士の方を嘱託で採用していた経緯があって、そういう大事な職業は本採用にするべきでないかというようなことを何かの委員会か何かで話して、そして実現した経緯があるのです、実は。ですから、こういうパートで働いている方を含めて正職員化という点では、先ほど周知もそうですけれども、少しでも非正規をなくしていくというのは、やっぱり町長自らがその音頭を取るというか、そこの視点に立たなかったら決して解決していかないのではないかなと思うのです。望んで臨時というか、時間的にちょっと無理だからというような方も中にはいらっしゃると思いますけれども、やはり本来的には正社員が当たり前の、特に今、日本の場合は最低賃金も諸外国、ヨーロッパなどと比べて低いです。今回10月から上がりましたけれども、まだ依然として1,000円ちょっとですから、ヨーロッパ並みに時給1,500円にする、それから地域間格差をなくすとか、国の政治の役割というのがすごく問われているわけですけれども、そういう点も含めてやはり処遇改善というのはしっかりと取り組んでいくというか、人を大事にする。まず、コストカットの中にその人をコストと見るのかどうか。私そこをあえて言いたいと思います。町長自身の中では、私そんな気持ちはないと思います。人そのものをコストと見ますか。何よりも働く人を大事にする、そういう視点で物を考えていく必要あるのではないかなと、そう思うのです。なおのこと、そういう視点に立てばやはり待遇をいかにしてよくしていくか、雇い止めの心配なく安心して働けるか、働くようにする。そうすることで若い人なんかも育っていくとも思いますし、やっぱり人間関係すごくとても大事なことだと思うのです。この前の一般質問の中でもコミュニケーションよくしていくというような話もちょっと出ていましたけれども、やはりぎすぎすするような状況では駄目だと思うのです。だから、やはり人を大事にするような、そういう職場というか、そのためにも処遇改善というのは絶対自らがその先頭に立ってやりに行くぐらいの決意でもって臨まないと、この問題というのは絶対解決していかないと思っていますが、どうでしょうか。再度答弁求めます。
答弁 町長 佐々木学
まず、私の会計年度任用職員の皆さんに対する考えというところは、先ほど来申し上げておりますとおり、今の町行政を推進していく上で我々正職員と会計年度任用職員、この方々が力を合わせて今の町行政を進めていると、担っていただいているということでありますので、非常に欠かすことのできない方々でありますし、その能力、力も十分認めているところであります。そのような中で、これは私ども一自治体の中で議論すべきことか分かりませんけれども、非正規職員をなくしていく、この流れは私個人としては流れ的にはよろしいのではないかなというふうに思っております。ただ、一気にそこに行くということはなかなか難しいというところがありますので、先ほどのその会計年度任用職員の処遇、待遇改善、制度の導入から処遇改善、こういった地道な改善への努力を積み重ねながら、その先には今のこの、先ほど私どもの町でも40%の割合で会計年度任用職員いると言いましたけれども、それが限りなく正職員に近づいていくのかなというふうに思っておりますけれども、今は私どもとしてはなかなか、決して、ですからコストとして見ているわけではありません。一人の戦力として、貴重な存在として見ているということは述べておきたいと思います。そんな中で、これからも国のいろんな制度改正あります。これまでもやってきました。重山議員も御存じのとおり、まずこの会計年度任用職員制度を導入したこと、そしてそれと同時に期末手当の支給を開始したこと、そして特別休暇制度を適用させたことだとか、その後もいろいろと保険の関係でも共済保険等々に加入することになったとか、また特別休暇制度の中に不妊治療に関する休暇なども加えて改善してきているとか、そしてさらに来年からは勤勉手当も支給されるということで、少しずつこの処遇、待遇の改善の改正が行われてきております。私どもとしては、その国の改正をしっかりと早期に適用させていくということが我々にできることかなというふうに考えておりますので、今のような形で今後も進めていきたいと考えております。
質問 3番 重山雅世
方向性として一遍にできなくても、やはり非正規化を増やしていくという、徐々にであっても、そういう展望を持ちながら取り組んでいただきたいという点では確認できたのではないかなと思いますので、まずこの問題は終えて次へ行きます。小中学校に生理用品をということです。それで、言うまでもなく、これはコロナの影響でこの生理の貧困というのは一層深刻になったと。生理用品を買えない、そういう俗に言う生理の貧困が社会問題化してきました。これ生理の貧困は生理の尊厳とも言われております。これはコロナで可視化されただけで、以前から存在していた問題でもあります。私はすごく、今答弁見まして、アンケートの結果も紹介しながら、その必要性は十分理解しているよと、そういう形ですよね。それで、これ言うまでもなく生理は12歳前後から50歳前後まで、平均35年から40年ぐらいの間、女性だけにやってくるものです。毎月5日間ぐらいが生理期間だとすると、女性は一生で約2,400日以上生理と付き合っております。その間の経済的負担だとか、身体的負担、精神的負担は計り知れないと思います。人によっては生理痛とか、通告しましたようにPMSの症状が重くて仕事だとか通学がままならない人もおります。何かしらの影響を受けている女性も少なくありません。これを女性の問題だけと捉えるのではなくて、男性には理解し難いかもしれないけれども、しかし男性も理解すべき問題だと、社会全体で捉える必要があるのではないかなと思うわけです。そういう点で、教育長自身は生理の貧困、生理の尊厳という捉え方、これをまずどのように認識されておりますでしょうか。
答弁 教育長 吉田政和
まさしく今重山議員がおっしゃったとおり、男性の理解ではなく男性も共有するという気持ちでいなければならない問題で、人間としてということで押さえているところです。
質問 3番 重山雅世
これ、この必要性は十分理解しているよ、だけれども生理用品を置くのは保健室に置くのだよと。それなぜ保健室だけに置くのですかと。それを保健室にも置いて、トイレにも置いてと、そういう選択肢がなかったのかどうか。何か逆に言うと不思議なのです。ここに言われているように、それを機会に養護教諭の先生とお話しする機会にもなるよと、それも大事なことです。それと併せて、そういうところに行けない子供たちも実際には、どちらかというと私これ上から目線ではないかなと思うのです、はっきり言えば。何かもうここに置いてあるからいいでしょうみたいな。一緒にこの機会にその養護の先生と話をする機会にも持っていくと。それと併せて、やっぱり何でトイレに置かないのだろうかと。何かトイレに置く不具合があるのですか、いたずらされるだとか。現実的にはほかでやっているところありますから、もう既に全国で。3分の1ぐらいはやっているかな。それで、北海道でも若干広がってきていますけれども、夕張もこの前実現したとはちょっと聞きましたけれども、そういう点でいうとどうしてトイレそのものに置くことにあれしないで、まず保健室ということにこだわるのかなと。私は両方置いて差し支えないのではないかなと、そう思ったわけですが、どうでしょうか。
答弁 教育長 吉田政和
先ほど答弁の中でも申しましたが、義務教育においては自己表現ができる子供というのがなかなか、育てていかなければならないという観点があります。私も町の教育行政方針でも述べさせていただいていますが、まずは一番最初に人権からの話題に着目させていただいているところです。これは私が校長時代も経験してきたことから、そういう位置づけをさせていただいています。私も栗山小学校時代、廊下でうじうじしていて、歩けなくなってしゃがんでいる子供の手を支えて一緒に保健室に行った記憶もあります。そういった女子生徒を見ました。この子供たちをそうしたらどうやって日常生活、これ生理の貧困だけではなくて例えばヤングケアラーも絡むかもしれない。それから、家庭的な事情も絡むかもしれない。様々な要因がそこにはあるわけです。そういった子供たちが自分の意思でちゃんと訴えることができる子供たちをつくりたいということがまず根幹にあるということです。空知の中でも義務教育においてトイレ、保健室以外という表現をさせていただきますが、設置している市町があります。しかしながら、大半はまだ設置に至っていない。そこでは、やはり僕らもこっちがよくてこっちが駄目だとかではなくて、今重山議員がおっしゃっているトイレに設置を否定するものではないのです、これは。しかしながら、どちらを重点に置きながら教育をつかさどっていくかという、そこの視点なのです。ですから、何回も言いますけれども、トイレに置くことは一切否定しません。ですから、そんな状況を今これからも想定しなければならない場面もあるというふうには認識しています。しかしながら、今栗山の現状でいけば、様々な先生方や指導者の方々とのコミュニケーションだとか、人と人のふれあいの中でその一人一人の児童生徒の内面にある心のケアも含めて、そういったところに重きを置きながら中学校を卒業させていきたいと。高校の部分でいきますと大きく違うのが1点あります。高校は、いろんな地域から集まってきます。しかしながら、小中学校について同じ同一の地域の中から中学校に集約されていくというのが大きな点の違いです。ですから、思春期を迎える、様々精神面で難しい時期でもあります。ですから、高校でトイレ等々において設置しているというのはもう十二分に理解するというのはそういう意味でございます。いずれにしましても、高校3年生までということになりますと、二十歳を迎えるわけですから、その後については自分の力で生きていかなければならない。ですから、義務教育は15歳までで、その間に何とかその自立に向けて一人一人の子供たちを育てていき、そして高校3年間で自分で生きていく実践の場を通して社会人になっていく、それが義務教育、それから高校教育、社会人という流れなのではないかなというふうにして押さえているところです。以上です。
質問 3番 重山雅世
トイレに置くことは否定しないと。いずれそういう方向に流れも変わっていくのではないかなと、私は重要度という点のお話というのはすごく分かりました。それで、初めて生理になるのが今割と早いとも聞いています。だから、なおのこと、やはり今学校の中でもこの経済的な貧困、だから買えないという、そういう問題もありますけれども、知識の貧困という点では生理についての教育を親がする、学校がするという点では理解度も当然学年によって違いますし、でもやはり現にトイレへ行ったときに、一番最初トイレで分かるわけですから、トイレでというか、そういうこともありますから、結構。ですから、そういう点では、いや、困ったなと思ったときにすぐ身近にあるという点が安心につながるのではないかなと思う点では、やはりすごく子供のそういう知識を高める、先生とお話できる、そういう相談体制ができる、それと同時にさっき言ったように一緒に置くぐらいなことというのは、私は決して、今取り組んでもいいのではないかなと。何度も言いますけれども、同時でいいと思います。何か重要度とおっしゃいましたけれども、でもやはり人権の問題なんかもすごく意欲的に子供たちに向き合うという、その姿勢はすごく感じますよ、教育長の。でも、すごく大事なことなのです。それ人権の知識を持ってもらう、それから男女共同参画、ジェンダー平等という点でもその実現、これすごくそういう点では、日本はどちらかというと性教育が遅れているとも言われています。それで、やっぱり学校教育だけではなくて社会教育の中でも必要でしょうし、小学校、中学校の学校だけではなくて、いずれは公共施設にもということ、そういう流れにもつながっていくとは思いますけれども、ナプキンというのはトイレットペーパーと同じく衛生消耗品ですから、身近にこういうのがトイレにあればやっぱり子供の安心につながるのではないかなと。初潮を迎えた子供が保健室に駆け込むと、それもありですけれども、でもやはりトイレでなったときにそのほうが安心につながって、そしてまた先生のお話も聞けると、両方あったほうがいいと思うのです、私は。優先順位というか、そういう形の考え方でなくて。私あえて、先ほど言われてそういうようなことも感じます。それと、PMSのことは高学年や何かのことでこういう形で出されていますけれども、現にこういうような性教育の中でこういう話なんかもされているのでしょうか、現状。その辺もちょっと併せて答弁求めます。
答弁 教育長 吉田政和
重山議員おっしゃっているとおりで、子供自体、生理早い子供がたくさんいらっしゃいます。もう3年生で生理迎えている子供もいますし、私も現状そういう場面たくさん見てきています。そのときには、個別で家庭との連携も今先生方本当にきめ細かにやっています。連絡の取り合いです。ですから、今、先ほども何回も言いますけれども、規定するものではありません。そして、そういう状況になると予想されるときって必ず来る場合も出てくるのも認識しています。トイレットペーパーと同じもの、消耗品というのも、それも理解しています。今空知管内で様々、トイレットペーパー一つ取ってもなかなか私たちの教育が行き届かない場面があります。例えば便座の中に突っ込んでしまっているとか、生徒指導上の問題です。生理用品も置いた瞬間に全部なくなったとか、そういう話も聞いています。ですから、そういった一つ一つの生徒指導上に結びつく前の段階の、そしてましてや今栗山町は保健の養護教諭を中心とはしていますけれども、担任学年団、そこの部分については先ほども言いましたように3年生、中学年においても家庭との連絡は密にやってすごくきめ細かにやっています。状況、状況を把握しながら、今後も進めていこうかなというふうに思いますけれども、まずはその表現ができない子供たちに手を差し伸べて、今先生方が必死に日夜業務に携わっていただいていますし、実際に例えば福祉課の方々、専門家の方々とチームを組んで家庭の対応をしている家庭もございます。そういったところで横の連携、それから縦の連携をしっかり今、栗山町は私校長時代からもやっていただいていて、非常に学校現場としては助かっている部分もあります。民生児童委員の方との連携、それから福祉課、例えばキッズ、そういう連携です。家庭訪問するときに、我々家庭訪問で入りますよということができないのが先生の立場です。民生児童委員の方々は、お邪魔しますねということができる。スクールソーシャルワーカーもそういう権限を持っています。ですから、様々なそういう形でその家庭理解、それから児童生徒理解という観点をまずは重きを置いて現状、負の財産が多くなっているなら別なのですけれども、それで今栗山町は成果を上げていますので、その中で進めていくというのが先ほどのコミュニケーションの多さ。例えば今学校現場、いろんな議会でも言われましたけれども、これだけAIが進化に伴って学校現場に下りてきています。そうすると、一つの例えばタブレットというものがあったときに、そのタブレット自身に委ねるのではなくて、基本は学校は共生の社会なのだというところが一番の大前提になるというふうに考えているわけです。ですから、一つの手段として否定するものでは全くないというのは、何度も言うのはそこにあります。ただ、そこが機能的であり、一人一人の児童生徒にとって大切な場であるのであれば、それはそれとしてきちっと対応策の一つとして今後進める場面も出てくるかなというふうに考えているという答弁になります。以上です。
質問 3番 重山雅世
今先生方も頑張っていらっしゃる状況というのはお聞きしましたけれども、職員の先生方の働き方改革の問題も出てありますし、やっぱり先生方に負担かかるというか、すごくこれは、こういう問題、特に今家族の中でもネグレクトだとか、父子家庭なんかもありますよね。ですから、そういう男性も生理の知識があれば父子家庭なんかでも対応できますけれども、そういうことなんかも併せて日頃から子供たちと家庭だけではなくて先生方とのコミュニケーションというか、図っていくという点ではとてもこれからも続けていかないとならない問題だと思いますから、やはり何よりも相談、そして相談しやすい、子供たちが、先生、こうなってしまったと言えるような関係づくりという点では、あまりにも先生が忙し過ぎては駄目なわけです、はっきり言って。そこが本当に理想はそうなのだけれども、そこまで現実にはなっているのかなと。いろいろいい部分は話されましたけれども、現実的に先生方そこまで心配りできるような余裕があるのかなというのもちょっと頭の底にはあるわけです、率直に言って。任せてくださいというような感じでおっしゃられるかもしれないけれども、でもやっぱり現状がどうなのかなというようなこともちょっと、はてなと思うのも率直にあります、現実に。でも、一日も早く両方で設置するような仕組みづくりに向けて取り組んでいただきたいということも最後に述べて終わりたいと思います。