栗山町議会 令和5年12月会議 2023年12月12日
(1)住民の自殺防止に関わる対策について/(2)時代背景の変化に対応した町条例の改正について/(3)予防接種の無償化及び町外接種での手続簡略化について
2023年12月12日、栗山町議会の一般質問で、堀文彦議員が「住民の自殺防止に関わる対策について」「時代背景の変化に対応した町条例の改正について」「予防接種の無償化及び町外接種での手続簡略化について」について質問し、町長 佐々木学、住民保健課長 笹木真由美、福祉課長 高田宏明が答弁しました。
- 質問者
- 堀文彦 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学、住民保健課長 笹木真由美、福祉課長 高田宏明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 5番 堀文彦
通告に従いまして、大綱3点について質問をさせていただきます。大綱1、住民の自殺防止に関わる対策について。町政執行方針の5つの基本目標2点目、安らぎ満ちたまち及び今年度の第7次総合計画に沿った主要施策概要の3番目、健幸で生きがいを感じるふるさとづくりの項目で、すべての町民が心身ともに健やかに、生きがいを持って暮らすことができるよう、医療・保健・福祉・介護サービスの一層の充実を図るとあります。今般新型コロナウイルス感染症による経済停滞、ウクライナ紛争を起因とするエネルギー価格及び物価上昇をはじめ、出口の見えない賃金の停滞化がさらに続くことを要因として令和2年度から国全体での自殺者の増加傾向が見られます。別添資料を御覧ください。これらの状況を鑑みますと、今以上に5年後、10年後の自殺者を増やさないために本町においても追い詰められた住民を出さぬよう次の2点について町長の考えを伺います。①、自殺予防策として現段階で町の取組として行っていることは何か。②、本年策定中の第2期栗山町健康増進計画等において、自殺予防策強化の今後の取組展開としてどのような対策を考えているか。大綱2、時代背景の変化に対応した町条例の改正について。国の法案、町の条例について、時代背景の変化とともに条例自体を適宜見直す必要があると考えております。本町の条例についても同様に時代の変化に追いついていない条例について改正を求めたいと考えます。次に挙げる点の条例案について改正が必要と考えるが、町としての考えを伺います。①、平成26年、大分前です。4月1日施行、栗山町高齢者地域支え合い活動推進条例の趣旨については十分賛同できます。ですが、第7条3項中、当該者から同意を得ることなくこれを行うことができる。ただし、規則で定めるところにより、当該者からの不同意の申出があった場合は、当該者に関わる情報の提供は行わない。この部分だけ言うと何を言っているか分からないと思うのですが、個人情報です。氏名、住所、年齢、これを本人の承諾なしに公開できるというものです。この部分を個人情報保護の観点及び時代背景の変化等から、当該者から承諾を得た場合について情報の提供を行うと変更してはどうかと考えております。②、町職員の宿泊を伴う出張について、現在職員等の旅費規程に関する条例では宿泊費の上限が季節によって道内が1万円程度、道外が1万3,000円程度となっております。コロナ明けのインバウンドの復活などから、1泊の最低宿泊金額が2万5,000円となる時期もあります。この場合、宿泊費の半分以上が職員の自費負担となってしまいます。これらの状況を鑑みますと、時代の流れに合わせて宿泊費の上限を1万8,000円から2万円に引き上げることが必要であると考えますが、町としての見解を伺います。大綱3、予防接種の無償化及び町外接種での手続簡略化について。町政執行方針の2点目、安らぎ満ちたまち及び今年度の第7次総合計画に沿った主要施策概要の第3番目、健幸で生きがいを感じるふるさとづくりの項目で、すべての町民が心身ともに健やかに、生きがいを持って暮らすことが出来るよう、医療・保健・福祉・介護サービスの一層の充実を図るとあります。今後町民の健康維持推進のためには、様々な予防接種に対する行政の支援が必要と考えます。これらの予防接種について、次の2点伺います。①、発病の防止、病状の軽減、蔓延を防止し、町民の健康維持推進のため全ての予防接種を原則無償にできないか。②、これらの予防接種について、町外で接種を受ける際の補助について、町民の手続が現在とても煩雑であります。町外で接種を受けた場合の補助申請は、領収書の提出をもって受け付けることで簡略化されると考えております。これは、町職員の働き方改革にもつながると思っております。この点いかがでしょうか。以上の3点、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐々木学
1点目の住民の自殺防止に関わる対策についてのご質問で、①の自殺予防対策として現段階で町の取組として行っていることはについてでありますが、国の自殺総合対策大綱によると、自殺の背景には単に精神保健上の問題だけではなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因があるとされています。本町ではこの大綱を踏まえ、平成30年3月に自殺対策計画を含めた第1期栗山町健康増進計画を策定し、自殺対策における基本理念、誰も自殺に追い込まれることのないまちの実現を目指してまいりました。具体的には、自殺予防の正しい知識の普及、啓発や健康教育、健康相談をはじめ、スマートフォンなどで心の健康状態を確認できるメンタルヘルスチェックシステム、こころの体温計の導入、出産後間もない産婦を対象とした産後鬱予防への支援など、幅広い年代のニーズに対応してまいりました。このほかにも地域全体で悩みを抱える人を支えるためのゲートキーパーの養成や、岩見沢保健所、医療機関等との連携による自殺未遂者、自死遺族に対する相談支援など、様々な自殺予防策を進めているところであります。ご質問②の本年度策定中の第2期栗山町健康増進計画等において、自殺予防策強化の今後の取組展開としてどのような対策を考えているかについてでありますが、議員ご指摘のとおり現在第2期栗山町健康増進計画の策定作業を進めております。令和4年10月に国が新たな指針として示した自殺総合対策大綱を踏まえつつ、子ども・若者対策、女性の対策、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた対策の3つを重点に様々な角度から自殺予防策及び心の健康の支援体制強化に努めてまいります。インターネットやSNSを活用した命の大切さの普及啓発、子育て世代包括支援センターを活用した産婦に対する心のケア、社会情勢の変更による心の不調への相談、支援対応など、悩みを抱える人を町全体で見守り、支え合う地域づくりを進めてまいりたいと考えております。2点目の時代背景の変化に対応した町条例の改正についてのご質問でありますが、本町におきましてはこれまでも上位の法令改正等への対応はもちろん、公正な行政運営の確保のため、また時代のニーズや社会環境の変化などに対応した施策推進等を図るため、適宜適切な例規の整備に努めてきたところであります。ご質問①の栗山町高齢者地域支え合い活動推進条例についてでありますが、本条例は高齢者が住み慣れた地域において自立して生活していくことができるよう、支援を必要とする方の早期発見や、地域における支え合い活動の推進を図ることで要支援者が安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目的に制定したものであります。ご質問の個人情報の提供につきましては、災害対策基本法第49条の11第2項において積極的な避難支援等を実効性のあるものとするなどの観点から、条例で定める場合は本人の同意がなくとも情報提供ができることとされており、本条例第7条第3項でその旨を規定しております。ただし、個人情報の提供を望まない方の申出等につきましては、町広報により周知を行って対応しているところであります。また、本条例第13条では守秘義務について規定しており、地域支え合い活動により知り得た個人の秘密を漏らしてはならないと定めており、具体的には提供先の団体と個人情報の取扱いに関する協定書を締結し、名簿の適正な管理及び目的外使用、複写の禁止など個人情報の安全管理について厳重な取決めを行っております。名簿への登載に際しましては、本来同意を得て行うことが望ましいと考えておりますが、支援を必要とする方の多くが名簿から漏れてしまっては実効性ある地域支え合い活動が困難となることから、現在のところ条例改正は考えておりません。なお、不同意の申出等につきましては、今後より丁寧に町民の皆様へ周知を図ってまいりたいと考えております。ご質問②の職員等の旅費支給に関する条例についてでありますが、ご質問にありますとおり本年度に入り昨年度来の物価高騰の影響や、インバウンド旅行者の需要急増などの影響から、東京都内をはじめ全国各地で宿泊料金の上昇が見られる状況であります。各職員においては、出張行程の早期決定や安価なパック利用などの対応を講じながら現行規定内での対応に留意しておりますが、今年度に入り出張時期や宿泊先によっては一部宿泊料金が規定額を超えるケースも生じているところであります。これまで本町の旅費規定につきましては、国家公務員及び道職員の旅費に準ずることを基本に近隣町の実態も踏まえ、都度改正を行ってきたところでありますが、ご指摘の宿泊料につきましては国家公務員に係る法改正を受け、平成4年に改定した額が現在に至っているものであります。現状を踏まえた今後の宿泊料改定の考えについてでありますが、国におきましても国内に限らず世界的に宿泊料が上昇している状況を踏まえ、現在現行の定額制から上限つきの実費支給の方式へと見直すなどの法改正が検討されており、令和6年に法案提出が予定されているところであります。本町におきましても改めて近隣町等の状況を調査しつつ、国及び北海道の動向を踏まえた規定の改正について検討を進めてまいります。3点目の予防接種の無償化及び町外接種での手続簡略化についてのご質問でありますが、予防接種法では主に集団予防に重点を置いたA類疾病と個人の予防に重点を置いたB類疾病に分類されております。ご質問①の町民の健康維持増進のため、全ての予防接種を原則無償化にできないかについてでありますが、現在はしかや風疹など主に小児期に対するA類疾病の予防接種は全て無償にしております。一方、インフルエンザや肺炎球菌感染症の高齢期に接種を行うB類疾病の予防接種は、接種費用の半額をめどに助成しているところであります。また、予防接種法には規定されていない任意接種につきましては、町では国が定期接種化に向けて検討しているおたふく風邪のみを無償としており、そのほか65歳未満のインフルエンザ予防接種などは助成の対象としておりません。予防接種は、町民の健康を守るための重要な対策ではありますが、今後におきましてもこれまでと同様の内容で助成してまいりたいと考えております。ご質問②の町外で接種を受けた場合の補助申請の簡略化についてでありますが、予防接種につきましては全国共通の予防接種ガイドラインに基づき実施しております。町内の定期接種につきましては、医療機関との委託契約を通じて費用の助成を行っておりますが、町外で長期入院されているなど町内での接種が困難な場合には、接種を希望される本人や家族からの事前申請により償還払いを行うなど、対応しているところであります。定期接種は原則市町村長の要請に応じた医療機関が行うこととされており、予防接種実施依頼書交付申請と接種費用助成申請の2つの手続が必要となることをご理解いただきたいと思います。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございます。まず、大綱の1番目につきまして資料を出させていただきましたので、そちらから質問をさせていただきます。パネルも用意させていただきました。この資料1の表紙ですが、自殺の動向についてということで、本年3月30日に厚生労働省の社会・援護局総務課自殺対策推進室が出されたものになっております。今回添付資料として配付をさせていただきましたが、これ以前にこの通知の内容を御覧になったことは、町長、ありますでしょうか。お答えください。
答弁 町長 佐々木学
今回ご提示いただいた資料につきましては、この資料を頂いたときに確認をしておりますが、それ以前については見てはおりませんでしたが、本町の状況についてはこれと対するような形で確認をしているところであります。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございます。本町の状況について確認しているということで今お答えいただきました。令和元年から令和4年の町内の自殺者数について、把握というのはされておりますでしょうか。お答えをお願いいたします。
答弁 町長 佐々木学
令和に入りましての人数でありますが、令和元年が5名、男性2名、女性3名。令和2年が男性1名、女性2名の合計3名。令和3年が男性1名、女性2名の3名。昨年、令和4年が男性2名、女性はなしの合計2名ということで、3名から5名程度の自殺者が毎年本町にもいるということであります。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございます。すごく聞くに堪えない数字でございます。これを増やさないために情報共有をこの場にいる方全員でしていただいて、対策をぜひ考えていただきたいと思うのですが、次資料1―②です。自殺者の年次推移についてです。ある年、突然増えているのがあります。まず、一番気になるのが平成10年です。平成10年、なぜこんなに数字が増えたのか。1998年、日本国内がこれは完全失業率過去最悪になった年でございます。それから、気になる点が前年度より当然ぱんと増えた年が平成15年、2003年、株価がバブル後最安値、4月の28日現在で7,607円88銭まで株価が下がった年であります。つまり自殺者と経済の状況というのはリンクするのです。では、今の状況を考えたときに30年間賃金が上がっていない、その上に物価が上昇している。これピンチです。令和の2年から少しずつ増えている。想定としては、皆さんコロナのときに増えるのではないかと思ったと思われるのです。確かに失業者がたくさん出て、コロナでのっぴきならない状況になって中小企業の皆さんがかなり亡くなられ、私の友人も自ら命を絶ちました。残念な状況がありました。上が男性、下が女性です。先ほど女性の対策ということでお答えの中にありましたが、実情を見ると男性のほうが自殺者多いのです。なので、これ男性の対策も必要となることが分かります。続いて、資料1―③です。死因の動機です。一番多い動機が、成人においては50歳から59歳、その次40から49歳は、人口ピラミッド的に一番数も絶対数も多いので、必然的に多くなるという可能性はあるかもしれません。ところが、一番働き盛りなこの年齢で自殺者が増えている。それから、この状況を見て子供たちの死因原因というのが次です。資料1―④です。赤が小学生、緑が中学生、それから紫です。高校生なのです。つまり高校生の自殺者が抜群に圧倒的に多くなっております。先ほど答弁の中で岩見沢保健所、医療機関との連携による相談支援というふうにありました。具体的にどのようなことが行われ、令和4年度の稼働実績教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 住民保健課長 笹木真由美
堀議員ご質問の保健所との連携の関係でございますけれども、今お話しいただきました子供の関係の部分については、あまり実績はない状態でございます。実績数の数字的なものは今押さえておりませんけれども、保健所との連携はどちらかといいますと、家族の中に精神的に体調がよろしくない方がいたりとか、そういうような場合にもともと町の保健師が関わる以外に保健所の保健師が関わるケースというのもまた別にありまして、そのような流れの中で保健所の保健師と町の保健師と連携を取って、場合によっては医療機関の受診に同行するですとか、そういうようなことはあるのですけれども、子供さんについての関わりというのはそれほど多くなくて、一部若い年代の方、比較的若者の年代の方について関わってきた実績はございますけれども、今きちっとした数字は手元には用意していないところでございます。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございます。積極的に外部の施設、機関を使うというのは非常に大切なことだと思います。資料1―⑤、男女別です。小中高生の自殺者の男女別なのですが、これもやはり男子が多いのです。どちらかというと女の子のほうが苦しんでいるイメージ、イメージだけで言ってはいけないのですけれども、リストカットとか、体に自傷行為を行うのは女子生徒のほうが多いです。でも、男子生徒は一気に自殺まで行ってしまうのです。資料1―⑥、1年間で自殺をする月別推移ということなのですが、これ教員であれば誰でも知っているXデーというのがあるのです。一番自殺が多い日というのがあるのです。教育長は元教員なので御存じかと思いますが、9月の1日です。なぜ9月の1日に自殺者が一番多いかというと、本州8月30日まで夏休みです。2学期が今始まろうとする瞬間に命を絶ってしまう子が多いという、こういう資料でございます。9月の夏休み明けに非常に先生方はぴりぴりとした緊張感が走ります。ですから、夏休み中に連絡を取り合うということも今実はどこの学校の先生もやっておることなのです。続いて、資料1―⑦、小中高生の自殺の原因、動機。皆さんいじめが最大の理由ではないかと考えていると思うのですが、最多の理由は健康の問題なのです。ここまでの資料を見た上で、私高校生の不登校について6月の議会で救ってくれと、救いの手を差し伸べてくれという話をいたしました。私全家庭の調査をお願いいたしましたが、そのときの答弁で調査を望んでいない家庭もいるとお答えになったことを、町長、覚えていらっしゃいますでしょうか。答弁をお願いいたします。
答弁 町長 佐々木学
ちょっと今その記憶ございませんので、後で確認したいと思います。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございます。議事録確認していただければきっと載っていると思うのですが、それが理由で今回の調査は行わないということで答弁いただいて、それもう判断ですので、致し方ないと思うのですが、調査は行わないが、相談窓口の周知拡大については検討するとの答えをいただきました。あれから半年経過いたしましたが、この検討に向けてどのように作業スケジュールが進んだかを教えていただきたいと思っています。何月に何を行ったという形で回答をいただければと思います。
答弁 町長 佐々木学
すみません、今のも含めて調査させていただきたいと思います。私から答弁したのか、教育長から答弁したのかも併せて確認したいと思います。
質問 5番 堀文彦
あのときの答弁は、保健福祉課だったと記憶しております。検討ということですので、動いていただきたかったのですけれども、検討しますと言って進展がないというのが一番町民困るのかなと思うのです。この行政体制というのを、スタンスをやっぱり変えていってほしいと私は思っております、この町に。次行きます。ここの部分は、いろいろな問題あると思います。町職員の働き方改革の問題にも関わってくる部分なので、今日はこの部分については掘り下げません。資料1―⑧、自殺対策強化月間(3月)の取組ということで、このような形で分かりやすく国のほうは進めているので、ぜひこれまねてというわけではないのですけれども、このような形で町もホームページに分かりやすい形で、全面に出る形で取り組んでいただければと思う参考資料でございます。これをぜひ、これ早急にできると思うのです。非常に町のホームページ私もチェックしますけれども、字が多くて目に入ってこないのです。これ色ついているし、重要なところ赤で書いていますし、それから大事なのは外部の人間とつなぐことも大事なのですけれども、町内の人間でお互いにケアできる機関が必要なのかなと。フェース・ツー・フェースの状態で悩みを聞いてあげるという状況が必要だと思っております。それから、資料1―⑨になります。自殺対策強化月間に学校に配られた資料と自治体首長への取組推進の呼びかけについてです。この通知について、町長、記憶にございますでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
はい。私のところに届いておりますので、確認をしております。
質問 5番 堀文彦
この通知を受けて、具体的に町として取り組んでくれということで呼びかけあったのですが、どのような施策を新たに取り組んだのかお答えをしていただきたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
この自殺対策については、これが来たからやるとか、やらないとかというものではありません。私どもとしても、この自殺対策のことについては大変重要な政策であるというような位置づけをしておりまして、これまでも取り組んできているところでございます。少しこれまでの取組についてお話をさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。まず、基本的にあるのは、やはり我々の一番の使命というのは、町民の皆様の安心、安全な生活、また暮らしを守っていくということでございます。その根っこにあるのは、やはり大切な命を守るということが一番の重要な使命であるというふうに考えているところでございます。先ほど来この資料でいろんなご説明をされておりますけれども、その自殺の要因としては様々なものがありますし、またそれぞれの年代で、栗山町についてもいろんな年代での自殺者が出ているということでございますので、やはり先ほど申し上げましたとおり子供、さらに若者、女性、そして今回は新たに新型コロナウイルスの感染症の対策というようなところも入っておりますが、それぞれのステージ、年代に対してこれまでも取り組んできていることがございます。まず、学校の関係につきまして私から申し上げるのもどうかなと思いますけれども、小中学校で今取り組んでいることとしては、これは子供対策ということになりますが、お悩み相談室というようなところでございまして、今1人1台端末のタブレットが配付をされているわけでありますが、それを活用して24時間児童生徒と先生がやり取りをできるような、そんなような相談室を設けているところもございますし、またこれは当然のことかと思いますが、学級担任の方が養護教諭、またスクールカウンセラーと連携をしながら相談対応、子供たちが相談しやすいような、そういう環境づくりもしているというようなところでもございます。そのようなところで小中学生の対策というようなところを取っておりまして、栗山町としては近年小中高生の自殺者が出ていないというような状況になってございます。ここについては、今後につきましてもしっかりと対策をしていきたいと考えております。それと、若者向けの対策ということで取り組んでいるのが先ほども申し上げましたとおりメンタルチェックシステムというか、SNSを活用したものでありますが、こころの体温計というものがありまして、ストレス度だとかを測っていくということでございまして、そのチェックをしながら最終的には主な相談窓口、チェックの状態によって鬱傾向であったり、もっと状態の悪いような診断も出ますので、それは自己診断ということになりますが、そこから次につながるような、そういったような取組も行っているところでございます。これは全道でも百七十数市町村ありますが、本町を含めて20弱の自治体しか取り組んでおりませんので、こういう先進的なところも取り組んでいるところでございます。そのほか今度は女性の対策ということでありますけれども、これまでも産後鬱の予防ということでやっておりまして、質問票を効果的に活用しながら産婦健康診査、こういったものを実施して不安を感じるような方であれば保健師が早期に家庭訪問を行っていると、そんな事業も行っておりますし、また昨年から助産師による産後ケア事業というものも行っているところでございます。これは産婦に対して通所型、訪問型ということで実施をしてございます。そのほか子育て包括支援センターのほうでの子育て相談講座、こういったものも女性の対策として行っているところでございます。さらに、冒頭申し上げましたゲートキーパー、この方々の役割が非常に大きくなります。やはり人の変化に気づいてあげられる、また気づいたら声をかけ、話を聞き、必要に応じて次につなげていくような役割を担う方をゲートキーパーと呼んでおりますが、これは民生委員児童委員の方に毎年1回講座を開催するなど、こういった方々を増やしていくような取組も進めているところでございます。それと、先ほど資料1―⑧にありましたけれども、3月の自殺対策強化月間、そして9月の自殺予防週間というのがありますけれども、この2つの期間の中では特にこのような形で国から来られるポスターだとか、リーフレット、こういうものを活用した啓発、講演会、講座の開催など、様々な取組をしているところでございまして、やはり一部だけやってもこの自殺対策というのはなかなか効果が上がらないというようなことがございますので、先ほど申し上げましたとおりあらゆるステージで、そしていろんな角度から支援をしていくと、その仕組みを継続してやっていくことが自殺者の軽減につながっていくのではないかと思っておりますので、今後もしっかりとここは対応していきたいと考えております。
質問 5番 堀文彦
一番最初のお言葉、大変勇気づけられるお言葉でした。この通知が来たからといって、とりわけ取組を進めるわけではない。まさにそのとおりだと思います。通知が来たからやるでは遅いのです。通知が来なくても恒常的に我が町はこういう取組を行われているという言葉は、ものすごく町民を安心させるお言葉です。ありがとうございます。それから、学校のほうも全員印刷をして配付をしているところであります。私のときは文部科学大臣だけでしたけれども、今厚生労働大臣も入っているということですごく安心できるのと、ぜひフェース・ツー・フェースで悩みを解決できる、そして置き去りにされた高校生を救う手だてを町として準備をしていただければと思います。これについて1番、質問を終わらせていただきます。2番目、時代背景の変化に対応した町条例の改正について、参ります。これについては特に資料等用意しておりませんが、高齢者の状況について改正してほしいというのが、先ほど時代背景の変化ということなのですが、答弁の中で同意を得て行うことが望ましいと考えているというお答えがありました。ぜひ望ましいと考えておられるのであれば、やっていただきたい。時代背景が変わったというところが大きな問題です、この10年で。高齢者のみの住居に、電話ではないです。押し込み強盗が入る時代なのです。確かに守秘義務を持っているということなのですが、果たしてこの守秘義務が適正に守られているかどうかというところも不安に思っている住民の方がいらっしゃいます。先ほど1番のところで、望んでいない方がいないのであれば実施をしないという施策を6月に回答いただいていて、同様の望んでいない町民がいらっしゃるわけですから、ぜひ同意をなくして登録ではなく、同意を得て登録という形に変えていただけないか、ご答弁をお願いいたします。
答弁 町長 佐々木学
この地域支え合いの関係に関して、名簿提供することに対するその今の情勢に合った内容での条例改正にというようなお話かと思いますけれども、冒頭答弁いたしましたとおり、この支え合い活動、また災害時の避難等に関しましては災害対策基本法の中で定められているものを町が実践をしていることであります。その災害対策法の中では、原則としては同意を得た情報を平時から提供できるというようなことになっておりますけれども、ただし書で町の条例で特別な定めがある場合については、その本人の同意がなくても名簿提供できるような、そんなような法律の立てつけになっております。そこで、本町で取り扱っている名簿について、まずご説明をしたいと思いますが、1つが栗山町地域支え合い活動推進対象者名簿ということで、これは70歳以上の単身世帯の方、あるいは70歳以上のみの世帯の方、こういった方が2,800人ほどいらっしゃいます。この方については、本人より同意がなくても名簿を作成して条例で定めた法律に基づいているその事業所なり、自治会等々の団体に事前配付をしているということでございます。なお、本人より不同意の申出があった場合については、その名簿から除外をしているというところでございます。情報の提供先としては、これは災害対策基本法にありますが、民生委員児童委員、それと南空知消防組合、栗山警察署、栗山町社会福祉協議会、この4団体のみであります。それともう一つが、避難行動要支援者名簿というのがありますが、これも災害対策基本法に基づいて作成している名簿でございまして、これは要支援者というか、その援護者のうち要介護認定者、そして身体障害者、また療育手帳の交付を受けている方、特定の方をそのうち絞り込んで、この方々については本人の同意があった場合のみ名簿を作成しているということでありまして、この対象者が全体で1,800人ほど、1,770人いらっしゃいますが、このうち同意を受けた約1,000人、56.5%の方の名簿を作ってそれぞれの団体に提供しているというようなことでございます。ですから、この障害の関係については、やはり個人情報保護の関係もありますし、ですから本人の同意というようなところで対応しているところでございまして、ここについては先ほど申し上げた70歳以上の方の名簿提供先に1つ町内会、自治会が加わるということで条例の整理をしているところでございます。そのような中で、この地域支え合い活動のほうのことをご質問されているのかなというふうに思いますけれども、70歳以上の方のこと、このことについては基本的には冒頭申し上げましたとおり、本人の同意に基づいて名簿を作成して提供するというのが原則的なところかもしれませんが、それではやはり対象がかなり絞られてきてしまうということで、実効ある積極的な避難支援、これができないというようなこともございますので、現在この今の条例の立てつけのような形で本人の同意がなくても出せると。これは災害基本法でもただし書でうたわれている部分でありますので、そのような対応を取らせていただいています。ただ、これは我々行政のほうから積極的にそれを出しているわけではなくて、やはり実際に支援をしていただく民生委員児童委員の皆さん、また社会福祉協議会の皆さん、この地域の皆さんからの要請、要望があってこのような立てつけにしているということを理解いただきたいと思います。ですから、決してその時代の要請というか、時代にマッチしていないとか、そういうことではありません。時代の町民の要請に応えるような形の条例の内容になっておりますので、そこをご理解いただければと思います。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございます。同意を得ない方は、毎年不同意の確認書を役場に提出しなければいけないという状況に今なっていると思うのですが、そこの部分の簡略化というのはできないものでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
不同意の方の申出の確認については、現在毎年やらせていただいております。やはりその気持ちの変化だとか、そういったものも当然あるでしょうし、体調の変化もあるのではないかなというふうに思っておりますので、ここは簡略化というよりは、やはり私どもの実際の役割というか、その中で本人の状態を毎年確認させていただく必要があるだろうということで、今そのような措置を取っているところであります。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございました。今の状況で、椿原町長の時代につくられたものであるのですけれども、時代の背景については関係なくこれを取り進めていきたいというお答えでしたので、そのように受け止めました。次、②に移ります。職員の旅費規定についてなのですが、国の提出が令和6年ということで、今、国会の審議の状態が通常どおりに進んでいるとは決して思えないのです。これ国に先んじて決めることというのは不可能なものでしょうか。職員の負担が増えた状況がしばらく続いていくと思うのですけれども、ご回答をお願いいたします。
答弁 町長 佐々木学
この旅費の関係については、給与とは異なって実際のその公務の遂行に要する費用ということでありますので、直接的に国と均衡の原則にあるようなものではありません。ですから、それぞれの自治体の考え方でこれは改正をできるというようなことでございます。そのような中で、先ほど一部一般職員の中でも規定を少し超えてしまっているという方がいらっしゃるということでありますが、令和5年度で5人ほどいらっしゃいました。金額はそんなに、工夫をしながら組んでいただいているので、数百円単位のオーバーというところなのですけれども、そのような実態がありましたので、やはりここはしっかりと、その時期はあれしますけれども、改正をしなければならないという考え方では私もおります。ですから、ただ国のほうも今こういう情勢でありますから、かなりスピードアップをしながら改正の検討を進めているということでありまして、6年の通常国会に出されるというようなことがありますので、近隣町にも確認しましたが、やはりそのところを踏まえて速やかな改正を自治体でもやっていきたいというふうに考えているところであります。先ほど申し上げましたとおり、国と合わせるような項目ではありませんけれども、やはり定めるその基準というのは参酌する必要があるというふうに考えておりまして、あまりにもかけ離れたものにならないようにやっていくということが基本かと思いますので、もうなるべく早期に方針が出た段階で進めたいと思っております。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございます。5名ほど上限をはみ出てしまった方がいらっしゃるという事実がありますので、これはみ出た場合の何か補償してあげる暫定措置、新しい法案が通るまでの期間限定の暫定措置みたいなのはできるものでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
現在その旅費の条例の中ではそういう暫定措置はなくて、あくまでも本町はほかの自治体と同じように定額制を引いておりますので、暫定的にその不足分を出すということはできないということになっております。なるべく先ほど申し上げましたとおり、早期にこのような実態が起きないように改正について取り組んでいきたいと思っております。
質問 5番 堀文彦
出張される町職員の皆様に本当に頭が下がる思いです。自費を投じてまで出張している現状があるということを今痛切に感じました。平成4年ですか、決められたの。私51歳になりますけれども、平成4年大学1年生でした。そのときから旅費規定変わっていないというのもどうしたものかなと思っています。次、大綱の3番に移ります。資料戻ります。資料2―①、こちら茨城県の土浦市のホームページになります。公的助成の年齢について予診票を受け付けるホームページになっているのですけれども、重要なことは大きい字で書いてある。それから、飛ぶページ青で書いてある。非常に見やすいですよね、色分けされて。これに対して私町のホームページもチェックいたしましたが、字小さくて大中小と押しボタンはついているのですけれども、多分高齢者の方インターネットでというのなかなか厳しい状況もあり見づらいので、ここのページ参考にしてアップデートしていただけたらなと思っております。続いて、資料2―②、こちらの町では何が行われているかというと、子供の予診票のダウンロードも全てページからできるようになっております。栗山町も同じようにできるようになっていると思うのですが、ダウンロードポイントまでのアクセスの優しさがすごく分かりやすいので、参考にしていただきたいのと、償還払いについてです。資料2―③、償還払いを、必要な書類をインターネットで請求できるようになりましたということで、ここお急ぎの方は即日医療機関の依頼書を発行してくださると。私領収書1枚あればできるのかなというふうに考えるのですが、今先ほどの話では領収書で償還払いを全て行うということがこれ法的に認められないという押さえでよろしいでしょうか。答えを求めます。
答弁 町長 佐々木学
法的に認められていないという、この事務処理的なところは法律には書かれておりません。ただし、この流れについては全国共通の予防接種ガイドラインに基づいて各自治体が行っているということであります。ですから、堀議員のやはり町民負担を少しでも減らそうという、そのお考えには私も賛同いたしますけれども、この予防接種の関係についてはやはり今2つの手続が、依頼書と領収書をつけて出す助成申請書と2つ手続をしなければならないのです。それの簡略化ができないかということで、最初のその依頼書を省略できないかというようなことだと思うのですけれども、やはりこの全国共通のガイドラインの中で基本的にはその町内の医療機関と町は委託契約を結んでおりますから、そこの医療機関で予防定期接種をするというのが基本であります。ただ、一部町外の医療機関と結んでいるところもありますけれども、その場合は今言われた簡略化もできるのですけれども、例えば町外の施設に入っている方だとか、遠くの病院に入っていらっしゃる方については、そういう病院とは町は委託契約、いろんなほうで結べておりませんので、そういった方に対してはやはり依頼書というのが町からきちっとその医療機関に出していただくような、そんな流れになっているのです。ですから、その依頼書を作成するためには本人からの申請に基づいて聞き取りをしながら理由だとか書いて本人に渡して、本人が医療機関に持っていっていただくわけでありますけれども、やはりその依頼書の作成のときにこの注意事項だとか、今予防接種での死亡事故も後を絶たないわけでありまして、そういったような注意事項だとか、いろんなことをただ書類を作成するだけではなくて、我々のほうからお話をした上で、了解をいただいた上で委託契約をしていない町外の医療機関で接種をしていただくというような流れになっているのです。ですから、我々もそこの医療機関にご迷惑をかけるということもできませんし、もしその医療事故等々が健康被害が起きた場合は、町としてそこにきちっと対応していくという責任が生まれるのです。それは予防接種法できちっと書かれていることであります。ですから、我々としてはその手続を省略して、ここで打ってきたから補助申請するという、その行為で責任を果たせるというふうには思っておりません。ですから、しっかりやる前からこういう伝えなければならないことがありますから、そこをしっかりお伝えした上で手続に入っていただくということでありますので、ここの依頼書についてはそういうようなこともございまして、省略するということは今のところ考えていないということであります。
質問 5番 堀文彦
ありがとうございました。簡略化するとそれに伴うリスクマネジメントが高まるということで、予防接種の事故というのはやっぱり起こしてはならないことだと思います。打ち間違え等あるということで、そういった観点から実は簡略化したいのはやまやまだけれども、できない事情があるのだということがすごくよく分かりました。伝わりました。ありがとうございます。今後も町民のためにいろいろと施策をバージョンアップしていくことをお願いして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
答弁 福祉課長 高田宏明
先ほど堀議員のご質問、不登校に関わるその後の取組という内容でございますが、教育委員会との連携はもちろんのことではありますが、先般12月11日、町のPRラジオ、「ひるくり!よるくり!」の中で当子育て支援包括支援センターの取組内容についてPR放送をさせていただいたところでございます。また、年を越えまして2月に次年度計画策定を予定しております子ども・子育て計画に関わるアンケート調査、これを2月に予定しているところでございます。約600世帯に対してアンケート調査を配付する予定で、そこの調査表の中に子育て支援包括支援センターのチラシ、ご相談内容、ご相談を受け入れられるようなチラシ等を同封して、そういう取組を行っているということを周知をしていきたいなというふうに今年度については予定をしております。また、今後についてもいろいろな機会を通じた中で町民の皆さんに周知徹底を図ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。